オブジェクト指向プログラミング 第 1 回(担当:鈴木伸夫) 重要:本講義を

オブジェクト指向プログラミング
第 1 回(担当:鈴木伸夫)
重要:本講義を履修する学生は必ず確認すること
1. 評価は期末試験(持ち込みは不可)、または毎回の授業中に行なう総合課題(75 点=レポ
ート点)のうち点数の高い方で評価する。
2. 期末試験を受験しない場合は評価を F とする。遅刻は欠席と同等に扱う(病気、交通機
関の遅れなど特段の理由がある場合を除く)
3. 評価終了後の救済処置(再試、追加レポート課題など)は一切行なわない。
4. 授業中に私語など授業の妨害をする学生は総合課題の点数を 0 点とする。
5. 授業のプリントは下記のサイトにすべてアップロードしている。
http://www.tbgu.ac.jp/ait/nobu/jugyo/oo/index.html
6. 「オブジェクト指向開発(3 年前期)」
、
「オブジェクト指向開発演習(3 年前期)」を履修
予定の学生は必ず受講すること。「オブジェクト指向開発」は本講義で A 評価(80 点)
以上の中級者以上向の講義となる。
「オブジェクト指向開発演習」は本講義で C 評価(60
点)以上の基礎的知識を得ている学生向の演習となる。
・Java のコンパイルと実行:
1. クラス名とファイル名は一致させること。
(例) class Hoge{ ………} というプログラムは Hoge.java というファイル名で保存
すること。クラス名は必ず先頭文字を大文字にすること。また、「-」は使えない。「_」
は使用できる。
2. コンパイルは「javac ファイル名」である。
(例) javac Hoge.java 成功すれば Hoge.class というファイルが作成される。
3. 実行は「java クラス名」である。
(例)Hoge.class を実行するには java Hoge と入力する。
・画面への表示:
System.out.println(“表示したい内容”)である。改行は自動でするので¥n は不要。シ
ステムの出力(out)の一行表示(print Line)の意味。
改行したくないときは System.out.print(“表示したい内容”)である。
・基本データ型と文字列クラス(P.40,46-47):
整数型は int を使う。(他に short, long, byte がある。)
小数型は double を使う。(他に float がある。)
文字列は String (S は大文字)を使用する。
さらに詳しくは教科書第 5 章。
・キーボードからの入力:ちょっとメンドウ。
まずキーボードからの入力を受けつけるクラスを作る。
Scanner stdIn = new Scanner(System.in);
整数を変数 i に入力するには、
i = stdIn.nextInt();
小数を変数 d に入力するには、
d = stdIn.nextDouble();
文字列を変数 s に入力するには、
s = stdIn.next();
演習課題:
課題 1:教科書 p.6-15 をよく読んで p.6 の List1-1 のプログラムを実行しなさい。
課題 2:教科書 p.16-20 をよく読んで p.20 の演習 1-2、演習 1-3 を作成しなさい。
課題 3:教科書 p.26-35 をよく読んで p.33 の演習 2-2 を作成しなさい。
課題 4:教科書 p.36-41 をよく読んで p.40-41 の演習 2-3、演習 2-4、演習 2-5、演習
2-6 を作成しなさい。
課題 5:教科書 p.46-47 をよく読んで p.47 の演習 2-10 を作成しなさい。
今日のチェック問題(オブジェクト指向プログラミング第 1 回)
学籍番号
名前
1.今日の課題はどこまで終了しましたか?
2. Java で画面に「1+2 は 3 です」と表示するには、System.out.println()を用いて
どう記述しますか。
3. Java でキーボードから変数 a に整数値を入力するには Scanner クラスを用いてどう
記述しますか?
4. Student クラスを作成したとき、そのコードを保存するファイル名はどうすべきか?
5. この講義に期待すること、本日の感想などを自由に述べてください。