ストレッチングが筋の局所循環導体および局所酸素動態に

ストレッチング時の筋内循環動態および酸素動態の解明を目的とした研究のお知らせ
福井大学医学部附属病院リハビリテーション部では、倫理審査委員会の承認を得て、下記の臨床研究
を実施します。関係各位のご理解とご協力をお願い申し上げます。なお、対象に該当すると思われる方
で、情報の使用を拒否される場合は下記の問い合わせ先にご連絡ください。
平成 27 年 12 月 福井大学医学部附属病院リハビリテーション部
【研究課題名】ストレッチングが筋の局所循環動態および局所酸素動態に及ぼす影響
【研究期間】承認日から 2016 年 3 月 31 日まで
【研究の意義・目的】
ストレッチングは、リハビリテーション領域やスポーツ医学領域で広く用いられている治療法です。
ストレッチングにより筋肉内の血液量や酸素動態にも変化を及ぼすことが明らかになってきています。
ストレッチング中は、筋肉内の血液量が伸張の強度に依存して一定量に減少することにより、酸素の供
給と需要のバランスが崩れ、低酸素状態になります。しかしながら、ストレッチング時間の違いが、筋
肉内の血液量や酸素動態にどのような影響を及ぼすかは明らかにされていません。そこで本研究では、
ストレッチング時間の違いが、筋肉内の血液量や酸素動態にどのような影響を及ぼすか、を検討します。
本研究の研究成果により、リハビリテーション領域およびスポーツ医学領域におけるストレッチングの
適応と禁忌の見直しの一助になります。
【研究方法】
本研究では、これまでにご協力頂いた健常成人男性 10 名を対象に、測定したストレッチング中および
その後の筋肉内の血液動態および酸素動態のデータを使用して行います。
【研究組織】
実施責任者:福井大学医学部附属病院リハビリテーション部
理学療法士
松尾 英明
研究分担者:福井大学医学部附属病院リハビリテーション部
理学療法士
久保田 雅史
福井大学医学部附属病院リハビリテーション部
理学療法士
嶋田 誠一郎
福井大学医学部整形外科学
講師
小久保 安朗
【研究期間終了後の試料などの取扱いについて】
研究に関するデータ等は、研究期間終了後に完全に廃棄させて頂きます。
【本研究に関する問い合わせ】
本研究は情報を匿名化して取り扱い個人情報へは厳重に管理して行っていきます。なお、本研究の内
容や本研究に関する個人情報に関してお問い合わせがございましたら下記にご連絡ください。
○問い合わせ窓口
〒910-1193 福井県吉田郡永平寺町松岡下合月 23-3
福井大学医学部附属病院リハビリテーション部 松尾英明
電話番号:0776-61-3111(内線 3506) E-mail:[email protected]
○この研究に関する苦情等の窓口
福井大学総務部松岡キャンパス総務室 学術支援係
電話:0776-61-8614
FAX:0776-61-8153