第 5号 - 宮城県女川高等学校

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電 話 0225-54-2249
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発行者:宮城県女川高等学校PTA事務局
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白亜三心「友愛」「協学」
「修己」
平成18年11月17日発行 第5号
地域の支援を受けながら地域に貢献できる学校に
校内短歌コンクール
3学年
これでもう
校長賞
最後なんだと 一人ごと
日々面接で すぎていく夏
(矢本第二中)
小松永治
(女川第一中)
(万石浦中)
渡部 優
懐かしき
バ イ ト の 夜 初めて感じた あ り が た み
いつもたべてる おいしいごはん
教頭賞
木村辰成
モントリオールオリンピックの日本代表選手で,世
界記録保持者でもありました。石巻高校と柴田高校
も参加し,夢のような出来事が実現し,2日間の指
導でどの選手も大きく自己ベストを向上させ,その
様子がNHKで放映されました。
② 旬のサンマを食材として,2年生による調理実習
が3日間にわたって行われました。新鮮なサンマの
提供と講師は,ワイケイ水産の木村喜一会長と町内
の婦人会である安住妙子さん・木村和子さん・阿部
昭子さんの協力で,刺身とハンバーグが作られまし
た。サンマの刺身を初めて食べて,その美味しさに
驚く生徒に,外部講師の皆さんも喜んでおられまし
た。
その調理実習の様子が,その日の東北放送TV
ニュースで報じられております。
③ 文化祭「白亜祭」には,PTAの支援をいただい
てホタテ・サンマ・うどんに加えて,提供していた
だいた商品によるバザーが行われました。売上金
は,生徒会の募金と合わせて,女川町の社会福祉協
議会と特別養護老人ホームおながわ(加湿器)に寄
付をして,有効に活用していただく事になりまし
た。
最後に,昨年からの「女川高校を考える会」の活動
や,本校存続に向けての取り組み状況が,県教育庁高
校教育課のご配慮により,文部科学省教育課程課編集
の「中等教育資料」№845 10月号に掲載されました。
特集,我が校のビジョンのところに「学校存続は地域
とともに」というテーマで,全国に紹介されておりま
す。
本年度も校長が,本校の存続と教育活動の紹介をし
ながら,36中学校を訪問しております。基礎学力を定
着させるために,数学は小学校の高学年から,英語も
中学時代まで振り返っての「学び直し」の授業に,2
~3人の教師が同時授業に入って個別指導に近い状態
で行っています。きめの細かい指導が本校の特徴です
から,中学時代に「不登校傾向」があっても,
「学習
の伸び悩み」があっても,
「身体的な悩み」があって
も心配はありません。中学校の先生方や,保護者のご
意見を参考としながらも,最終的には中学生である皆
さんの判断で本校を受検し,入学される事を期待して
おります。
本校は,地域と連携し地域に支えられながら,少し
でも地域に貢献できる学校として,存続し続けたいと
願っております。皆様のご協力とご理解をお願い申し
上げます。
主催
友と再会 うれしくて
変わった姿 変わらぬ気持ち
事務室長賞
今年も,残すところ僅かな日数
となりました。中学3年生の皆さん
は,来春の高校入学学力検査の準備
も後半に入り,志望校も固まりつつ
あろうと思います。保護者の皆様に
とりましても,志望校選択の相談を
受けておられる時期と思います。
さて,本年度の本校は,約十年
宮城県女川高等学校
校長 佐々木慶一郎 振りに募集定員を確保できたこと
もあり,1年生が2~3年生より
も在籍数が多く,体育祭や文化祭でも上級生を揺さぶ
る程の元気があります。来春の入学生もぜひ,募集定
員を確保してさらに活気のある学校にしたいと思って
います。本校は,昭和47年度に,女川町が町費1億7
千万円を投じて校舎を建築し,独立開校させて頂いた
経緯があります。それに少しでも報いるために,目標
の一つに,「地域に貢献できる学校づくり」を挙げて
あります。具体的には,図書委員会が5年程前より,
放課後に保育所を訪問し園児に絵本の読み聞かせをし
たり,うみねこ園を訪問したりという活動を行って,
周囲より評価を受けてきました。本年度は更に,本校
生の通学路の途中に「特別養護老人ホームおながわ」
が開所しました。そこで,本校からボランティアの定
期訪問と,近い将来発生が予想される宮城県沖地震発
生時の救助補助活動を申し出ました。その代わりとし
て,特色ある学校づくりの目玉である「スポーツ・福
祉類型」の運営にあたって,福祉の授業を行う場合の
施設実習をお願いすることになり,7月に協定書を交
換しました。本県でも例の無いことであり,新聞等で
取り上げられましたので,ご承知のことと思います。
その後は,夏休みを含め図書委員会による「紙芝居」
や「お話し相手」,音楽部による演奏とボランティア
訪問が継続しています。孫のような年齢の本校生に,
一生懸命に話しかける姿が見られました。災害発生時
には,ボランティア活動を通して心が繋がった老人が
安心して本校生に救助を求められる条件が整備されつ
つあります。
次に,最近本校が地域の皆様からご支援をいただき
ました主な内容についてご紹介いたします。
① 7月21日と22日に,ウエイトリフティング部員5
人のために,女川町出身でオウム裁判を担当した元
日本弁護士連合会長・中央大学理事長をなされた阿
部三郎氏が,中央大学と日本体育大学の両校監督2
名と,現役の大学選手3名を伴われて本校生徒の指
導に来校されました。両監督はかってミュンヘン・
国語科
トピックス
進 路 別 研 修
□本校第2学年の進路別研修
が,7月25~27日に行われま
した。研修には32名の生徒が参
加し,企業・施設体験を行いま
した。
体験した生徒はそれぞれに,
学校では味わえない貴重な体験
を経験しました。この研修が,
将来の進路設計の一助になる研
修であってほしいと考えるイン
ターンシップ研修です。
□進学希望者の12名は,それぞ
れの進学先で行われている体験
学習に参加し,研修を行いまし
た。
ワイケイ水産会長木村喜一氏によるサンマ実習
平成19年度
高校入試
普通科・男女共学
女川高校を考える会
募集定員
□おもな企業体験先
石巻リバーサイドホテル・U
マート石巻・ワイケイ水産等
80名(2学級)
(推薦入試・一般入試)
快走うみねこマラソン
速報進路決定
第22回女川うみねこマラソン大会が,
11月12日(日)に女川町で行われまし
た。
この大会は,本校の校内マラソン大会
も兼ねており,男子は高校・一般5キ
ロ,女子は高校・一般3キロを,晩秋の
女川路を駆け抜けました。
〔女子〕高校・一般3㎞
3年佐々木理沙(蛇田中)
6位入賞に輝きました。
女川町民弁論大会
10月下旬,3年生対象に普通救命
講習が行われました。今年もAED
の講習が加わり,将来家族や職場の
同僚が万が一のとき,心肺蘇生法や
止血法の技術技能を修得する講習で
あります。
『元五輪選手ら指導
高校重量挙げ強化合宿
女川出身弁護士
阿部三郎さん仲立ち』
平成18年7月21日(土)~22日(日)に
本校ウエイトリフティング場におい
て,県内3つの高校の合同強化練習会
が元オリンピック日本代表選手の方々
をコーチに招いて行われました。大変
貴重な経験となりました。
参加した選手諸君も日頃の練習以上
の成果をあげることができ,自己ベス
トを更新するたびに,喝采の拍手が湧
きあがりました。
平成18年度国民体育大会
東北ブロック大会
兼第33回東北総合体育大会
ウエイトリフティング競技
8月26日(土)・27日(日)
+105kg級(第3位)
2年 鈴木翔太〔大原中〕
+105kg優勝
1年 立野恭啓〔門脇中〕
平成18年度第37回宮城県高等学校ウエイトリフティング競技新人大会
平成18年10月21日(土) 会場:柴田農林高等学校ウエイト場
※ 女川高校だよりは学校・生徒・家庭・地域がお互いに情報を交換する場として
考えております。ご意見・ご感想がありましたら,お寄せいただきたいと思い
ます。
連絡先:教頭 三国清美まで
平成19年度
高校入試
在
目
籍
人数
数
60
進 学 希 望 者
6
就 職 希 望 者
39
そ
15
の
普通科・男女共学
進路希望者
他
平成18年10月30日現在
㈱ヤマサコウショウ ワイケイ水産
㈱タカジョー 丹野工業㈱ ㈲イッセイ
湊商事㈱ 黄金山神社 ㈱女川魚市場
㈱伊藤製鉄所 東武ステーションサービス㈱
㈱トスネット ㈱カルラ アネックスなど
*進学先決定
平成18年10月30日現在
東北電子専門学校
ヒコ・みづのジュエリーカレッジなど
同窓会総会報告
講師
平成18年9月2日(土)
ホテル華夕美で午後6時30
分より同窓会総会が行われ
ました。同窓生が恩師を囲
んでの和気藹々とした会合
でした。
女
川
消
防
署
職
員
白
ウエイトに力水
祝
項
第3学年
*内定企業
普通救命講習
11月3日(金)
『第41回女川町民
弁論大会』が女川
町生涯教育セン
ターで行われまし
た。
一般の部で,本校1年荒川由貴(女川
一中)が「高校生としての私」という題
で,「女川高校に入学してからの抱負や期
待について」熱弁を振るい,第1回から
第37回まで審査員長を努めた故鈴木寿男
さんを記念した寿男賞に輝きました。
平成18年度
亜 祭
平成18年9月30日(土)
テーマ:和気藹藹(わきあいあい)
【有志団体】2年生クラス参加の
宝探し・プラネタリウム,国語科
の短歌・漢字・修学旅行に向けて
の調べ学習など,全学年の模擬
店,吹奏楽部演奏。さらにPTA
のバザーも加わり19団体が文化祭
を盛り上げました。来校者も多数
参加していただきました。
※ PTA・生徒会の売り上げの一部の53,203円を社会福祉法人女川町福
祉協議会・社会福祉法人永楽会へ寄付いたしました。
女川高校一日体験教室
日時 平成18年7月31日(月)
9時40分より開会行事を行い,校長
先生から挨拶・10時20分より体験授業
Ⅰ「情報ーパソコンにふれよう」11時
より体験授業Ⅱ「数学ー高校入試第1
問を突破しよう!」の2つの講座を中
学生が体験しました。受講した中学生から「ちょっと難しかったけど
わかりやすく教えてもらった。
」(女子)
「正負の数や基礎的なものを
しっかり学べた。
」(女子)
「インターネットやローマ字な
ど中学でやったことを活かして出来たし,先生方も親切に
教えてくれた。」
(女子)などの感想を述べて行きました。
募集定員
80名(2学級)
(推薦入試・一般入試)