再生中古マシンでジムをつくる!! ~マシン・リサイクルビジネス~ ボディビル

再生中古マシンでジムをつくる!!
~マシン・リサイクルビジネス~
ボディビルジム、学校、リハビリ施設・・・といったところで、ウェイトトレーニングマシンを導入しようとする場合、
理想的なのは、新しいマシンでフルラインをズラッと揃えることであるが、現実的には予算等の都合で難し
く、トレーニングマシンの導入をあきらめてしまっているケースも多いのではないだろうか。トレーニングの重要性
は分かっていても、現実問題難しい・・・・そんなジレンマを感じている指導者の方も多いのではないだろ
う。
しかし、そのような場合でも“中古マシン”を活用すれば、低価格だが十分使えるマシンを導入すること
も可能なのである。一口に中古マシンといっても、程度はまちまちであり、中には大手スポーツクラブにお
いてまだ十分に使えるものであるのに、リニューアルによって中古マシン市場に流通してくるものもある。
このような中古マシンは、業者によってはしっかり修理、部品交換も行い、場合によってはフレームの塗
装も行い、一見したところまるで新品のような状態までの作業を行うところもある。
実際、中古マシンを中心にジムを作った事例は多くあるようだ。
今回は、そのような中古マシンの利点と、購入の際の注意点を紹介していこう。
利点① 価格が安い
中古であるから当然といえば当然であるが、マシンによっては新品とあまり変わらないコンディションのも
のもあるので、これはかなりのお得感があるだろう。また、販売前に業者でしっかりとリペアされていれば、
決して“安かろう悪かろう”とは言えない。
価格的には新品の 1/3~1/5 ぐらいのものが多く、その価格的メリットは大きい。しっかりとマシンの選
定を行うことができれば、低予算でありながら充実した施設を造ることも十分可能である。
利点② 実際に試して購入できる
新品のマシンの場合、多くは海外からの輸入品のため、購入前に実機を試すことができないことも多
い。しかし、中古マシンは、“在庫品”であるので、実際に試して、使用感・コンディション等をしっかり確認
して、納得した上で購入できるのである。施設において、指導者がそのマシンに自信を持っていることは
重要ではないだろうか。
また、古いタイプのマシンでも、意外に優れた使用感のマシンも多い。往年の名機とも言える逸品が出
回ることも珍しくないのである。
利点③ 拡張性が高い
中古マシンの場合は、“とりあえず”必要なもの、在庫のあるものを購入しておき、その後、必要に応じ
て買い足していくことも行いやすい。例えば、一気に施設を造ることが予算的に難しくても、まずは必
要性の高いものから揃えていき、年度ごとに、または予算が準備でき次第、マシンを購入していくのも
一つの方法である。
次に、中古マシンを購入する上での注意点を挙げてみよう。
注意点① マシンのコンディションをしっかり確認する
あくまで中古マシンであるので、消耗している部分もあるのが実情である。できれば、実際に実機を見
に足を運び、自分の目でコンディションを確認することをお勧めする。その上で、どの程度まで修復する
のか、そしてその場合に費用はどれぐらいかかるのかを業者に相談するとよい。
ただ価格が安いのが中古マシンの大きな魅力であるので、最低限、そのマシン本来の機能を満たして
いれば、それ以上の費用をかける必要はないことが基本である。
また、修理の場合だけには限らないが、シートを希望の色に張り替えることも出来るので、ジムの雰囲
気にあった、もしくは統一感を出して雰囲気造りを行うのもよいだろう。
注意点② マシンの在庫状況
価格的には魅力のある中古マシンであるが、市場に出てくるのはあくまで下取り等が主な経路である
ので、人気のある機種だとなかなか出回らない場合もあるのが実情。したがって、原則的には、在庫
品からの販売になるので、導入希望マシンが多い場合、一度に揃えることは難しい場合もある。ただ、
そのような場合でも、予約を入れておけば優先的に情報を流してくれたり、場合によっては海外まで
探してくれる場合もあるようだ。ぜひ、業者へ相談してみるとよいだろう。
注意点③ メンテナンス体制
販売前にリペア、整備されて販売されるわけであるが、ハードな使用も想定されるトレーニング器具である
ので、購入後のメンテナンス体制がしっかりしているかを確認しておこう。また、メンテナンス体制がしっかり
しているということは、中古マシンのリペアのレベルも高いということでもある。
以上、今回は中古マシンでのジム造りについての利点、注意点を挙げてみたが、次回は、実際の中
古マシン再生の現場の様子を紹介していく予定である。