スタビリティトレーニング 姿勢のお話③ 以前のコラムで、あなたの姿勢はどのタイプに当てはまったでしょうか? 正しい姿勢をとっても、その姿勢が維持できなければ意味がありません。 姿勢を維持する筋肉を鍛え、筋力を強化していきましょう。 その為に行うエクササイズが「スタビリティトレーニング」です。 動作中の頭や体幹、四肢の位置を素早く把握して、神経・筋の協調性機能である姿勢や動作を調節し、バランス をうまく維持・回復する能力を養う事ができます。 <効果> ■支える力(関節支持力)の向上 あらゆる箇所の主動筋・拮抗筋のバランスを向上させ、関節支持力を高める効果があります。 ■柔軟性(関節可動性)の向上 一定の姿勢だけでなく、あらゆる姿勢でエクササイズを行う事により、使いすぎていた筋肉や関節はほぐれ、 使っていなかった筋肉や関節が萎縮してしまうのを改善するので、柔軟性(関節可動性)が向上します。 あまり ■重心や軸の把握と安定性の向上 スタビリティトレーニングは、様々な姿勢や動作でそれぞれの重心や軸の位置関係を知る事から始まりますので、 動のコントロールに不可欠な重心や軸の獲得ができます。 運 ■バランス能力の向上 前後左右の様々な姿勢でエクササイズを行い、対角螺旋の動きも考えた動きですので、バランス能力が向上し ます。 ■正しい姿勢(姿勢反射)の獲得 スタビリティトレーニングでは、重力に抵抗した様々なエクササイズを実施するので、反射を誘発し姿勢の改善に 果があります。 1セット30~60秒を2~3セット行うと効果的です。 フロントポジション <注意点> ・お尻を上げ過ぎない。 ・肩甲骨が飛び出さないように腕で床を押さえつける。 ・頭を下げないでカラダと一直線にする。 サイドポジション <注意点> ・カラダが前後に曲がらないようにする。 ・床につく腕を開き過ぎない。 ・頭を下げないでカラダと一直線にする。 バックポジション <注意点> ・カラダを反り過ぎない。 ・膝は90°くらいに曲げお尻を持ち上げる。 ・腕の力を使わずにカラダを支持する。 息を止めずにゆっくり呼吸をしながら行いましょう! 効
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