印税計算をしてみよう 印税計算をしてみよう

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課題
課題 5 での学習ポイント
印税計算をしてみよう
●著作権や商標権の身近な例に
ついて考えてみよう
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印税計算をしてみよう
課題
みなさんの中にも音楽が大好きで,CD をたくさん持っている人も多いと思います。もうお分かり
だと思いますが,CD は著作物で著作権法によって保護されています。ちなみに,この法律ではレコー
ドと呼び,磁気テープ・フロッピーディスク・CD-ROM なども音が録音されていれば著作権法上「レ
◆さあ,計算してみましょう
(税抜き価格)×0.06÷(収録曲数)×1/4×(出荷枚数の 80%)×0.93×(提供曲数)×1/2×0.9=
コード」です。
みなさんが CD を購入すると,その代金の一部が「著作権使用料(印税)」として著作権者に支払わ
れます。今回はインターネットを使いみなさんの好きなアーティストの印税を計算してみましょう。
◆印税の計算
1. タイトル
2. 作詞者
3. 作曲者
4. 曲数 5. 5分以上の曲数
曲 曲
6. 売上枚数(出荷枚数) 7. 税抜き価格
枚 円
◆処理条件
1.税抜き価格の 6%が印税
2.印税分を収録曲数で等分する。ただし,5 分を超える楽曲 は 5 分ごとに 1 曲としてカウント
3.等分した金額を 3 等分または 4 等分する
● 3 等分の場合 音楽出版社:33%、作詞家:33%、作曲家:33%
● 4 等分の場合 音楽出版社:50%、作詞家:25%、作曲家:25%
4.出荷枚数の 80%が印税支払額の対象
5.
「日本音楽著作者協会(JASRAC)の手数料 7%
6.所属事務所と折半
7.源泉徴収 10%
今計算したものは,あくまでも著作権印税の概算です。それ以外にも二次使用料として,日本音楽著作権協
会(JASRAC)から,カラオケ・有線放送・レンタル・着メロなどの使用料の一部が分配されます。また,ア
ーティストには「歌唱印税」として,CDの売上の一定率(0.5%∼3%)が支払われます。
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