別紙3 「類似商品・役務審査基準」に対する意見 意見提出用の様式 意見提出者(氏名・名称): 日本知的財産協会商標委員会 (連絡先): 03-5205-3435 項番 商品・役務品 区 現行類似 分 群コード 御意見の概要(※必須) 理由(※必須) 1 電子応用機械器具 9 及びその部品 11C01 「電子応用機械器具」の表示が改訂後も許 第9類の類似群コード(11C01)の見出しの改訂に伴って「電子応用機械器具」の表示 容されるのか否かを明示願います。 が認められなくなるのか、それとも認められるのかどうか、明確にして頂きたい。 2 コンピュータマウス 9 11C01 左記表示は「電子計算機用マウス」といった 本類似群コード内の例示商品「電子計算機」、「電子計算機用プログラム」、「電子計算 他の表示に変更するのが適切です。 機用ディスプレイ」等において、共通して「電子計算機(用)」の語が用いられており、 「電子計算機用マウス」とすることで、これらと用語の統一化が図れると考えます。 また、マウスと同種同機能の装置がトラックボール、トラックパッド、ペンタブレットなど 多種存在することからすれば、「電子計算機用ポインティング装置(ポインティングデバ イス)」といったような総称を用いる方が適切であるとも考えます。 3 ガイガー計数器 高 周波ミシン サイク ロトロン 産業用X線 機械器具 産業用 ベータートロン 磁 気探鉱機 磁気探 知機 地震探鉱機 械器具 水中聴音 機械器具 超音波 応用測深器 超音 波応用探傷器 超 音波応用探知機 電子応用扉自動開 閉装置 電子顕微 鏡 「インターネットを利 用して受信し、及び 保存することができ る画像ファイル 録 画済みビデオディス ク及びビデオテー プ」と「写真立て」 太陽電池 太陽電池モジュー ル 9 11C01 左記商品を総括する上位概念表示を設ける 左記商品に(11C02)を付すことには異存ございません。 必要があると考えます。 しかしながら、指定商品・役務は公報類において公示される事項ですので、その公示 機能に照らせば易読性は維持されねばならず、従い権利範囲に不明や誤解を生じな い限りにおいて簡明な表示であらねばならないと考えます。 しかるに、今般の改訂の結果、左記商品を指定するに際して個別に羅列するほかな いとなれば、易読性において現状より後退することとなり、上記公示機能が損なわれ ることとなります。 従って、単に「電子応用機械器具」の括りを解くだけで済ませるのではなく、総括的な 上位概念表示を設ける必要があると考えます。 (例えば、所管や分類趣旨は異なるものの国定の「日本標準産業分類」を見ますと、左 記の商品は「電気機械器具製造業」の下位概念「電子応用装置製造業」に分類されて います。これに徴して『電子応用電気機械器具』や『電子応用装置』といった表示が考 えられます。) 4 5 9及 26D01 び 16 「インターネットを利用して受信し、及び保存 することができる画像ファイル 録画済みビ デオディスク及びビデオテープ」と「写真立 て」は類似しないようにして頂きたい。 「インターネットを利用して受信し、及び保存することができる画像ファイル 録画済み ビデオディスク及びビデオテープ」は、記録済の音楽等に関する商品として新設された 類似群コード(24E02)以外に従来から(26D01)が付与されているが、同じ(26D01)が付 与されている第16類の「写真立て」とは、商品の目的や販売・取引形態が異なること から、これらの商品間においては互いに類似しないものとするのが妥当と考えます。 9 例示商品として追加して頂きたいと考えま す。 地球温暖化への関心の高まりもあって当該商品の近年の取引量が増えつつあり、当 該商品がいずれの類似群コードが付与されるのかを明確にすることが、審査の安定 性や予見可能性等の観点から必要であると考えるため。 11A01 11A03 1 / 2 ページ 資料 番号 別紙3 「類似商品・役務審査基準」に対する意見 項番 商品・役務品 区 現行類似 分 群コード 6 電気式歯ブラシ 7 電子応用機械器具 37 37D06 の修理又は保守 2 「改正後の類似基準 の導入方法」につい て 21 11A06 御意見の概要(※必須) 理由(※必須) 意見提出用の様式 資料 番号 「電気式歯ブラシ」と「歯ブラシ」は備考類似 「電気式歯ブラシ」は、今回の改正案で新規に創設される11A07のグループに分類さ とすべきと考えます。 れることについては賛成いたします。しかし「電気式歯ブラシ」は、昨今では1,000円程 度の安価な値段で購入できるタイプの商品もあり、店頭では、オーラルケア製品や美 容理容健康器具として販売されているのが実情であります(ドラッグストアでも普通に 販売されております)。 よって商品の出所混同の防止という点では「電気式歯ブラシ」は用途が同じ「歯ブラ シ」と備考類似とすべきでものであると考えます。 「電子応用機械器具(の修理又は保守)」の 第9類の類似群コード「11C01」の見出しの改訂に伴って「電子応用機械器具」の表示 表示は第9類の類似群コード「11C01」の見 が認められなくなるとすれば、第37類の類似群コード「37D06」の見出しである「電子 応用機械器具の修理又は保守」の表示も変更する必要が生じると考えます。 出しに合わせて改訂が必要です。 改正後の類似基準の適用タイミングについ ては、広く一般にメリット・デメリットを開示 し、なお一層の慎重なご検討いただきました 上で決定願います。 「改正後の類似基準は当該施行日以降の出願について適用する」という取扱いは、自 己の出願の類否判断についての予見可能性確保等のために配慮いただいた措置と 思いますが、商標法4条1項11号の類否判断は通常、査定時・審決時であることか ら、ダブルスタンダードになる危険性から不安を覚えるという意見も無い訳ではありま せん。従って、メリット・デメリットを開示した上で広く意見を聴取し、なお一層の慎重な ご検討いただきました後に決定願います。 2 / 2 ページ
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