page.1 社会学概論レジュメ 2008.6.9.Mon. 文責:薄葉(http://ha2.seikyou.ne.jp/home/Takeshi.Usuba/) 映画鑑賞 『マイ・ガール』(監督ハワード・ジーフ、1991年、102分) a. 主な登場人物 1) ベーダ(アンナ・クラムスキー) ヒロイン。11歳。葬儀屋を営む父と、老人性痴呆症の祖母との三人暮らし。実母はベーダの出産時に死亡。 2) ハリー(ダン・エクロイド) ベーダの父。愛妻を喪って以来、葬儀店という仕事に閉じこもっている。 3) トーマス(マコーレー・カルキン) ベーダの幼馴染みの男の子。両親に愛されて育っている純朴な少年。ベーダに引っ張り回されている。 4) シェリー(ジェイミー・リー・カーティス) 元・美容師。前夫とは離婚。トレーラーハウスを運転してこの町に通りかかり、死体のメークアップ係として雇われる ことになる。 5) ビクスラー(グリフィン・ダン) 詩の先生。ベーダの憧れの人。婚約者がいる。 b. ストーリー 時は1972年の夏休み。11歳の多感な少女ベーダ(アンナ・クラムスキー)は、葬儀屋を営む男やもめの父親ハリー(ダ ン・エイクロイド)と祖母の3人で暮らしている。ある日家に若い女性シェリー(ジェイミー・リー・カーティス)が やってきて、死体のメークアップ係として雇われることになる。次第にハリーと親しさを増していくシェリーにヴェーダ は不安を感じるようになるが、そんな時彼女の心の支えになってくれたのが幼なじみの少年トーマス(マコーレー・カル キン)だった。 彼は、秘かに恋心を抱く詩の先生ビクスラー(グリフィン・ダン)に会いに行くのにも付き合ってくれる。ハリーと シェリーの初めてのデートを邪魔して逃げ帰った時も、トーマスが一緒だった。2人は森で釣りをしたり、大きな蜂の巣 を木から落としたりして遊んだ。ハリーはベーダに、さらに衝撃的な告白をする。「パパはシェリーと結婚するよ」。愛 し合う2人にますます嫌悪を感じるヴェーダは、ことごとく2人の邪魔をする。「どうして大人は結婚なんかするんだろ う?」と疑問をぶつけるベーダを、トーマスはやさしく見つめるようになった…。 c. キャストについて トーマス役のマコーレー・カルキン(1980-)は、『ホームアローン』で一世を風靡した天才子役。その後の彼の人生 (両親の離婚問題や金銭トラブル、麻薬所持で逮捕、etc.)を鑑みると、本作での彼の名演は涙なしでは見られない? 父ハリー役のダン・エクロイドは、カナダ出身のコメディアン、俳優、脚本家、ミュージシャン。アカデミー賞候補に もなったことがある。「ブルース・ブラザーズ」のジョン・ベルーシの相棒として有名。アクの強い人とコンビを組むこ とが多く存在が地味だが、『コーンヘッズ』などの名キャラや『ゴースト・バスターズ』、『スパイライクアス』などの 名作の脚本を手懸けた才人としても知られる。 シェリー役のジェイミー・リー・カーティス(1958-)は、両親とも俳優のサラブレッド。デビュー当時はホラー映画に よく出演し、「悲鳴の女王」と呼ばれたが、1983年、ダン・エイクロイドとエディ・マーフィーのコメディ映画「大逆 転」に出演して以来、コミカルな演技も得意とする。1994年「トゥルーライズ」でゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)を受賞。 d. その他 TSUTAYAの洋画コーナーにDVD/ビデオあり。また、続編(『マイ・ガール2』)もあり。興味がある人はどうぞ。
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