膀胱がんに対する ロボット支援腹腔鏡下膀胱全摘術

膀胱がんに対する
ロボット支援腹腔鏡下膀胱全摘術
当院では手術用ロボット(da Vinci si)の導入により 3D の拡大視野で繊細な手術手技を
施行することが可能となりました。
残念ながら 2014 年 12 月現在では膀胱がんに対するロボット支援腹腔鏡下膀胱全摘術は
保険適応となっておりません。当院ではロボット支援手術の利点を膀胱全摘術にも応用す
べきであると考え全額自己負担(自費)となりますがロボット支援腹腔鏡下膀胱全摘術を
開始いたしました。
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当院にてロボット支援腹腔鏡下膀胱全摘術を行う最初の5例は同意を文書にて確認したの
ち入院中の医療費の半額を病院が負担します。よって約100万円のご負担となります(全
額自費の場合は約200万円)。
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治療経過によってさらに自費負担が増えることがあります。
※
詳しくは担当医にご相談ください。
手術の実際
①
腹部に約 10mmの切開を5箇所起き、腹腔内を二酸化炭素で膨らませ、腹腔内で手術を行
います。
②
腹腔鏡下で膀胱を摘出した後、下腹部を切開して尿路変更術を施行します。
(写真は回腸導
管ですが尿路変更術には回腸導管以外にも尿管皮膚瘻、新膀胱造設などがあり、それぞれ
で手術創は異なります。)
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①
②
※ 術後 3〜5 日より食事・歩行開始、術後約10日で尿路の造影検査を施行し、吻合部を確認
します。順調であれば術後 3 週間以降で退院可能です。
※手術の詳細、費用については直接担当医師にご相談ください。
診察を御希望の方は泌尿器科の外来予約をおとりください
電話予約センター
042-778-8855(直通)
受付時間:平日
午前8時30分〜午後6時
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