写真A 写真B

-DAREカーボン①- MS-HMC
‐
Multiply Synthetic Hot-melted Carbon Fiber
杉本
DAREは日本のTORAYと共にMultiply Synthetic HotMelted Carbon Fiber-Resin(HS-HMC)とFAW-Fiber
Areal Weight (g/m2)が低いホットメルトプリプレグを開発しま
した。
簡単に説明すると、DAREのHS-HMCホットメルトプリプレグ
の厚さと重量は従来の素材の半分なので、同じ厚さでDARE
のカーボン繊維は二倍ぐらいに重ねることができます。それに
従って、レイアップデザインはもっといろいろな方向と角度へ変
更できます。結果重量が軽減した上、車体全体の歪み抑制能
力が向上し、ベストな剛性を得ることができます。
多くの自転車ブランドがまだ高強度・高弾性率カーボン繊維T
シリーズの開発をしているとき、DAREはすでに超高弾性率
カーボン繊維Mシリーズを自転車のレイアップデザインに使用
しました。
高強度と曲がりに対する強さを両立させた車体にするため、
DAREは高価なT1000とM40、M46を使用し、軽量化と高強度
も持ち、高剛性で曲がりに対する強さも持たせたカーボン素材
に仕上げています。DAREの車体はこの技術であなたに安全
と高いフレーム性能を提供します。(MR1、VSR、TSR全車両
に採用しています。)
写真A
写真B
-DAREカーボン②-
(写真A)DAREのHS-HMCホットメルトプリプレグの厚さと重量は従来の素材の半分なので、同じ厚さで
DAREのカーボン繊維は二倍ぐらいに重ねることができます。それに従って、レイアップデザインはもっと
いろいろな方向と角度へ変更できます。結果重量が軽減した上、車体全体の歪み抑制能力が向上し、
ベストな剛性を得ることができます。
(写真B)カーボン繊維の選択について、上の図表で示したようにカーボン繊維は弾性率と強度によって、
いろいろな使い方があります。多くの自転車ブランドがまだ高強度・高弾性率カーボン繊維(High
Strength Intermediate Modulus Carbon Fiber)Tシリーズ(図表の青と緑部分)の開発をしていると
き、DAREはすでに超高弾性率カーボン繊維(ULTRA High Modulus Carbon Fiber)Mシリーズ(図
表の赤部分)を自転車のレイアップデザインに使用しました。
-DAREカーボン③-
(写真C)TENSILE MODULUSは引張弾性率の意味
→測定方法:カーボン繊維が静止状態での最大の曲げ強さ(試
験片が破壊に至るまでの最大荷重を基に算出した曲げ応力の
値)。
→結果:M値が高ければ高いほど曲げにくい、すなわち剛性は曲
がりに対する強さを示しています。もちろん、価額もM値の高さに
よって高くなります。
写真C
写真D
(写真D)TENSILE STRENGTHは引張強度の意味
→測定方法:カーボン繊維が静止状態での引張力(物体のちぎら
れる寸前の値)。カーボンフレームに使用されることの多いT700
は5000MPaしか耐えられないのに対して、T1000は6500Mpaま
で耐えることができます。すなわち、T値が高ければ炭素繊維が
耐えられる単方向の引張力が高くなります。
超高弾性率カーボン繊維(ULTRA High Strength Modulus
Carbon Fiber)は高強度・高弾性率カーボン繊維(High
Strength Intermediate Modulus Carbon Fiber)より価額が
高いですが、曲がりに対する強さは抜群です。車体が変形しにく
い高剛性と高靱性を持ち合わせた結果、ロケットのような強靭さ
が生まれます。これは高強度カーボン繊維(Tシリーズ)では実現
できません。
-DAREカーボン④-
剛性と強度の違い
→剛性は外力を受けるときに車体が変形する程度、強度は外力を受けるときにどこまでの力で車体を破
壊されるかの程度を示します。一般的に安全のため、乗車中にフレームが破損することの無いように素
材強度が高いものを使用します。しかし強度優れていても、剛性が優れているわけではありません。剛
性の良し悪しは乗ってからわかるものであり、車体の強度とは結びつきません。もっとも強度が不足して
いる場合は、車体はすぐ壊れます。剛性は乗車した時に、初めて実感できるものなのです。
高強度と曲がりに対する強さを両立させた車体にするため、DAREは高価なT1000とM40、M46を使用
し、軽量化と高強度も持ち、高剛性で曲がりに対する強さも持たせたカーボン素材に仕上げています。
DAREの車体はこの技術であなたに安全と高いフレーム性能を提供します。
DAREの塗装、高強度テスト ハンドメイドによるクオリティの高い塗装
→機械での塗装はフレームの死角に対して一度で塗ることができないため、何回も
塗ってしまう場合があります。DAREは軽量化のため、塗装の重量も考慮しています。
フレームの塗装においては全て熟練の職人が作業を行い、塗り増しによる重量増加
が発生しないように塗料の使用量を抑え、綺麗な外装にしあげています。
またDAREは常にユーザーの安全を第一に考えています。DAREの製品は生産する
前に厳しい破壊試験を行います。フレームは疲労試験、圧縮試験、衝撃試験を受け
EFBEの条件を満たした上で完全に無傷の状態でなければなりません。ユーザーの
安全のため、DAERは全ての試験において20%増強した条件で試験を行います。