所属 ロシア学科 職名 准教授 氏名 北見 諭 大学院における研究指導担当資格の有無 (有) Ⅰ 教育活動 教育実践上の主な業績 1 年月日 概 要 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む) 専攻ロシア語Ⅲ講読② 2005-2011 ロシア語講読の授業において、テキストをウェブ上で公開されている新聞記事にし、学生 自身にテキストを選定させるようにした。自分たちで選んだテキストであるため、学習意 欲が向上することとともに、 ロシア語新聞のホームページから適切な記事を見つけること もそれなりに労力を必要とし、そのこと自体がロシア語を実践的に使う練習になる。 専攻ロシア語Ⅱ講読① 2007-2010 講読したテキストに出てきた文法、語彙などを使って独自に露作文の問題を作成し、それ を授業中に学生に解答させている。 読むほうからと書くほうからの二面からロシア語特有 の表現に触れることで、それらを自然に覚えることができるように工夫している。 兼修ロシア語Ⅱ 2005-2011 ロシア語能力がそれほど高くない兼修ロシア語の授業において、 初級者向けに作られたモ スクワを紹介するビデオを使用した。そのスクリプトを作成し、まずはそれを講読形式に 読み、そのあとビデオを見て聞き取りの練習を行った。映像があることで学習意欲を高め ることができ、また限られた時間の中で講読と聞き取りを並行的に行うことができた。 兼修ロシア語Ⅰ 2005-2011 週に二度しかロシア語に接しない学生たちであるため、毎回小テストを行い、また授業中 にも反復して復習を行うことによって、既習の文法事項を忘れないように工夫している。 2 作成した教科書、教材、参考書 3 教育方法・教育実践に関する発表、講演等 4 その他教育活動上特記すべき事項 Ⅱ 研究活動 著書・論文等の 名 称 単著・共 発行または発表の年月 著の別 (西暦でも可) 発行所、発表雑誌(及び巻・号数)等の名称 編者・著者名 (共著の場合のみ記入) 該当頁数 論文 「物とイデア――ヴャチェスラフ・イワーノフの美 学とプラトン主義」 単著 2006 年 3 月 『プラトンとロシア』 (21 世紀 COE プログラ ム「スラブ・ユーラシア学の構築」研究報告 53-74 集 No.12) 「物・無意識・性:ヴャチェスラフ・イワノフの性愛の 概念をめぐって」 「持続とイデア:ロースキーの形而上学におけるベ ルクソンとプラトン」 単著 2006 年 3 月 単著 2007 年 3 月 『ロシア思想史研究』3 号 247-268 『プラトンとロシアⅡ』 (21 世紀 COE プログ ラム「スラブ・ユーラシア学の構築」研究報 66-84 告集 No.20) 「ロースキーの直観主義とベルクソン哲学」 「ブルガーコフの言語哲学におけるカント批判のモ チーフについて」 単著 2009 年 6 月 10 日 『スラヴ研究』56 号 単著 2011 年 11 月 『神戸外大論叢』第 62 巻 Ⅲ 学会等および社会における主な活動 2005-2009 日本ロシア文学会関西支部運営委員 2009 日本ロシア文学会関西支部会計監査 2009-2011 ロシア思想史学会幹事 37-62 第3号 49-73
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