住友林業ホームサービス株式会社 行動計画 1.計画期間: 平成28年4月1日∼ 平成32年3月31日 2.当社の課題 ・平成16年度、17年度、18年度(9,10,11期前に)に採用された営業職の男女別継続雇用割 合は男性営業職平均30%に対し女性営業職は16%で倍の差がある。→定着率が低い。 ・男性営業職(9.8年)と女性営業職(3.7年)の平均勤続年数の差が5年以上。 【原因】 ・所定外労働が常態化しており、女性社員の就業継続が困難な状況になっている。 ・結婚・出産を機に退職する女性社員が多い。 3.目標 女性の活躍に必要なワーク・ライフ・バランス、職場環境整備を目的とした行動計画を策 定する。 ① 所定外労働を削減する。 全従業員の所定外労働時間月平均44時間を35時間以内とする。 ≪取組内容≫ ●平成28年4月∼ 役員からの所定外労働是正に関する強いメッセージの発信 所定外労働削減のため組織全体で業務の見直し削減の実施 本社サイドで組織全体・各店舗の1ヵ月単位の所定外労働時間の数値 把握と徹底的な管理 ●平成29年4月∼ 平成28年4月より取り組んでいる1ヵ月単位の所定外労働時間の数値 をもとに、店舗ごとの所定外労働時間数の公開・評価の実施 主管者会議で店舗ごとの所定外労働時間数等の公開・評価の実施 ●平成30年4月∼ 組織全体・各店舗の1ヵ月単位の所定外労働時間の見直しと新たな数 値目標の設定 ●平成32年3月期まで 上記の取り組みを通し所定外労働時間を35時間まで削減。 ② 現在25歳以下の女性営業職の割合は、全女性営業職の35%。この世代が今後10年で育 児・出産世代に入るまでに結婚・出産を経ても職場復帰のできる環境づくり・育児期間 中の職場環境の整備を目指す。 ≪取組内容≫ ●平成28年4月∼ 定期的な意識調査の実施と改善策の実行 仕事と家庭の両立やキャリア形成に関する不安の解消に向けた出産前後 の個別相談窓口の設置 ●平成28年4月∼ 職階等に応じた女性社員同士の交流機会の設定等によるネットワーク形 成支援。女性営業研修を毎年1回以上行う。 ●平成29年4月∼ 全主管者向けに育児休業からの復職者に対する適切なマネジメント・育 成等に関する研修等の実施。 ●平成29年4月∼ 全店向けに育休復帰者で時短勤務者を受け入れる現場の意識調査・改善 策の実行 ●平成32年3月期 平成28年4月時点で25歳以下だった女性営業職がどれくらい残っている か調査。調査結果を踏まえて再度『結婚・出産を経ても職場復帰のでき る環境づくり・育児期間中の職場環境の整備』の見直し
© Copyright 2024 Paperzz