9 12 月開催市内観光ミニツアー ミニミニ報告 東村山観光ボランティアガイドの会 12 月 3 日(土)開催の市内観光ミニツアーは、当日、風もなく暖かな日和となり ました。20 名の方にご参加いただきました。 ☆コース 東村山駅東口(階段下)集合~鎌倉古街道~白山神社~熊野神社~ 久米川の富士塚~梅岩寺~江戸道~久米川辻~府中街道(地蔵尊・ 石灯籠)~東村山駅解散 「白山神社」 ご祭神 伊弉諾尊 創建年代は不詳。 往時、神社の参道には大きなイチョウの木が 並んでいたという。境内の祠には明治の初め 頃井戸の中から発見された牛頭天王の石造 丸彫坐像が祀られています。文政 2 年に造立 されたことが刻まれている。牛頭天王の石造 り丸彫り坐像が完全な形で残されているの は多摩地域でも珍しいとされている。 「熊野神社」 「久米川の富士塚」 ご祭神 伊邪那岐神 伊邪那美神 天照大神 熊野信仰が広まり東村山でもお祀りされるようになり、明治 4 年久米川村の鎮守様 となった。元弘年間久米川の合戦では当地に新田義貞が後詰めを置いたと伝えられ ている。境内には久米川の富士塚があり江戸期の富士信仰による富士塚で近在では 富士講が盛んであつた名残りをとどめている。 笹本だんご屋さんの前を通る、焼団子の匂いに誘われて立ち寄り休憩。近くの玉弘 さんでは厚焼き玉子焼きの試食をさせていただきました。お土産にお買い物。 「曹洞宗 芳林山 梅岩寺」 真言宗寺院から江戸初期に東久留米の曹洞宗寺院淨牧院の手により再興され 「芳林山梅岩寺」と改名曹洞宗に転じたもの。境内には市内で現存最古の庚申塔 (延宝 5 年 1677)、新・四国霊場の石仏、山門の左右には 700 年のケヤキ、600 年の カヤの巨樹がある。 「豊島屋酒造」 約 400 年前江戸は鎌倉河岸で創業、その後昭和 11 年から東村山の地で深さ 150 メートルの井戸か ら富士山の伏流水を汲み上げ仕込み水として 使用し豊かな香りと深い味わいのある江戸・東 京のお酒を醸造している東京都内ある数少な い蔵元の一つ、酒蔵をご案内していただく。 新酒特有の香り豊かな酒粕をお土産に購入。 「久米川辻」 市内には九道の辻、恩多辻と三つある辻の一つ。 九道の辻は 9 本の道、恩多辻は 5 本の道、久米 川辻は 6 本の道が交差(分岐)してる。南北に 府中街道、西は諏訪町、北は志木 所沢、東は 江戸道からだるま坂橋に、また野際道から恩多 辻・柳窪方面に、南は府中へと複雑に道が交差 している。 「府中街道 地蔵尊・石燈籠」 久米川 府中街道沿いにあるこの二基は、当時の 主要な道の三叉の路角地にあり、燈籠の竿部四 面には熊野神社・榛名神社・秋葉神社・阿夫利 神社と刻まれている。講中が神社へ代参したお 札が覆屋に貼ってあった。宝暦 11 年(1761)造立 の地蔵尊は道標にもなっている「右ふちゆう道 左のみち」とある。 ☆次回の市内観光ミニツアーは、1 月 15 日(日)八坂神社初詣~九道の辻~ 野火止用水ほかをご案内いたします。 12 月 15 日の市報に開催案内を掲載し ます。皆様のご参加をお待ちしております。☆
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