平成29年度全国簿記電卓競技大会兼国際電卓競技会要項 1.開催趣旨 本協会は簿記、電卓の普及向上と職業教育の振興発展を図るため「全 国簿記電卓競技大会」を開催しております。 「全国簿記競技大会」は、本協会の創立30周年を記念して昭和61 年度から開催し、電卓の普及に伴い、平成6年度からは「全国電卓競技 大会」も同時に開催しています。また、平成15年度からは高等学校の 部を加え、平成28年度からは日本と海外の高校生同士で競う国際電卓 競技会という部門を設けて開催しています。 参加者は本協会会員校及び高等学校の学生・生徒で、北海道、東北、 関東、中部、近畿、中国、四国、九州の8地方会及び海外からの選抜者 です。 今年は、全国電卓競技大会の中で国際電卓競技会を兼ねて行うため名 称を「全国簿記電卓競技大会兼国際電卓競技会」に変更いたします。 2.主 催 公益社団法人 全国経理教育協会 3.後 援 文部科学省 ※申請中 全国専修学校各種学校総連合会 一般社団法人全私学新聞 株式会社専門学校新聞社 4.協 賛 実教出版株式会社 株式会社清文社 5.開催日時 (1)全国大会 平成29年9月3日(日) 午前9時30分開会・午後2時30分頃閉会 開場~8時30分より (2)予選大会 平成29年7月17日(月)※海の日 簿記、電卓各競技とも原則として午前10時に 一斉に競技を開始する。 6.開 催 地 (1)全国大会 東京ガーデンパレス 〒113-0034 東京都文京区湯島1-7-5 電話番号 03(3813)6211 (2)予選大会 各地方会が協議して決める。 この決定を速やかに協会事務局へ報告する。 7.参 加 費 不 要 8.参加資格 ① 参加資格は、原則として各地方会及び海外で実施する予選大会優 勝チームの構成員であり、会員校在学者及び高等学校在学者で大 会実施年度4月1日現在、次の年齢条件を満たす者。 ※ ② ③ ④ 9.競技内容 10.表 彰 11.参加申込 専門課程の部(一般課程を含む) 18歳以上の者 高等課程の部 高等学校の部 15歳以上の者 国際電卓競技会 ※ 国際電卓競技会に関しては「高等学校の部」の全参加チームが、 自動的にエントリーすることとする。 同じ学校単位での参加とし、チーム構成は1チーム3人以上5人 以内であること。同じ学校の選手全員でチームを構成する。 予選大会において同一学校から2チーム以上の参加があった場合、 全国大会への参加に際し、選手の入れ替えは認めないこととする。 例)同一学校でAチーム5人、Bチーム5人で予選大会に参加し、 Aチームが優勝した。全国大会にはA・Bチームの高得点者 5人を集めてチーム構成して参加しようとした場合など。 地方会が推薦するチームの出場は、優勝チームを含め最大2チー ムとする。 優勝チームが辞退した場合、次点のチームが参加資格を得る。 同一学校による同じ部門からの2校参加は認めないこととする。 簿記、電卓各競技とも原則として各地方会及び海外で実施する予選大 会優勝チームによる団体競技とする。(個人総合競技も兼ねる) 参加選手の上位3人の合計点で順位を決定する。 同じ学校の選手全員が対象となる。 優勝、準優勝、第3位まで表彰する。 優勝チームには優勝旗を授与する。 (持ち回り) なお国際電卓競技会の優勝チームには優勝旗は授与しない。 団体競技の参加者全員の個人成績上位者に対し表彰する。 平成29年7月24日(月)までに所定の参加申込書に記入のうえ、 本協会事務局あてに提出する。 参加申込後、病気その他やむを得ない事由により選手を変更するとき は、速やかに大会事務局に申し出ること。直前の申し出の場合、大会 当日配布するパンフレットに氏名が掲載できない場合がある。 記入いただいた情報は、大会運営のために使用するほか、報道機関に 提供する場合がある。入賞者は、協会の機関紙、ホームページに掲載 する。大会に参加する選手はこれに同意する。 12.大会役員・委員 協会役員が大会役員となり大会の運営に当たる。 競技監督や答案の採点審査、集計、成績表の作成などに当たる運営委 員は、本協会会員、本協会作問委員、会員校教職員及び高等学校引率教 師に依頼する。運営委員には謝礼として7,000円を支払う。 13.宿泊場所 各地方会または各学校で対応する。 14.交通費、宿泊費(食費含む)について ① 参加者のうち以下の人数までは、交通費は本協会旅費規程に準じ て全額支給、また開催日前日の宿泊費は、一人7,000円を本協 会より支給する。交通費、宿泊費は地方会長へ支給する。 以下の人数以外の参加費用は、各地方会又は学校が負担する。 競技 簿記競技大会 電卓競技大会 部門 選手 引率教師 選手 引率教師 専門課程の部 3人 1人 3人 1人 高等課程の部 3人 1人 3人 1人 高等学校の部 3人 1人 3人 1人 国際電卓競技会 3人 1人 ② 各部門参加者がない場合であっても、他部門への振替は認められ ない。 ③ 宿泊予約は、各地方会又は学校が対応する。 ④ 大会当日の昼食は、参加申込書等に記載された選手や引率教師に ついては本協会が用意する。 15.選手の個人情報取り扱い(利用目的) 各地方会から提出された書類に記載された氏名等の個人データは、大 会運営のために使用するほか、新聞、テレビ等の報道機関に提供する ことがある。また大会実施の模様を広く知っていただくため、会場で の写真、ビデオの撮影を行い利用するので、大会に参加する選手はこ れに同意してもらう。具体的には、大会当日配布するパンフレット、 資料・記録集の作成及びホームページ・機関紙・新聞への掲載のほか、 協会制作のプロモーションビデオ、テレビ等(音声を含む)で利用す る。いずれも毎年実施している内容である。 16.そ の 他 ① 前年度優勝校が全国大会に参加しなかった場合、当該校は優勝旗 を全国大会会場へ届ける。この発送費用は学校が負担する。大会 当日は当該部門の参加校の選手が優勝旗を返還する。 ② 参加選手の服装は、制服もしくはそれに準ずる服装とすること。 (Tシャツ、Gパン、半ズボン、サンダルは不可) ※ポロシャツは可。 ③ 練習会場の使用は、大会当日の8時30分からとする。 17.お問い合わせ 公益社団法人 全国経理教育協会 競技大会事務局 〒170-0004 東京都豊島区北大塚1丁目13番12号 電話番号 03(3918)6133 簿記競技大会実施要項 1.参加資格 ① 参加資格は、原則として各地方会が実施する予選大会優勝チームの構成員であり、 会員校在学者及び高等学校在学者で大会実施年度4月1日現在、次の年齢条件を満た す者。 専門課程の部(一般課程を含む) 18歳以上の者 高等課程の部 15歳以上の者 高等学校の部 ② 同じ学校単位での参加とし、チーム構成は1チーム3人以上5人以内であること。 同じ学校の選手全員でチームを構成する。 予選大会において同一学校から2チーム以上の参加があった場合、全国大会への参 加に際し、選手の入れ替えは認めないこととする。 例)同一学校でAチーム5人、Bチーム5人で予選大会に参加し、Aチームが優勝 した。全国大会にはA・Bチームの高得点者5人を集めてチーム構成して参加 しようとした場合など。 ③ 地方会が推薦するチームの出場は、優勝チームを含め最大2チームとする。 優勝チームが辞退した場合、次点のチームが参加資格を得る。 ④ 同一学校による同じ部門からの2校参加は認めないこととする。 2.競技の種類と内容 原則として各地方会が実施する予選大会優勝チームによる団体競技とする。 全経簿記能力検定試験2級商業簿記を中心とした問題とする。仕訳問題25題10分、 計算問題7題10分、帳票問題4題10分、決算問題3題10分の順で4種目を行い、各 種目とも100点満点とする。 なお本年度、検定試験では新出題範囲への移行期にあたることから、学習する生徒・学 生に配慮するため出題が複雑にならないよう、昨年度(別紙の問題出題範囲(平成25年 4月改正)を参照)と同じ出題範囲から出題する。 出題問題の程度は以下のとおりとする。 ① 仕 訳(25題)※出題順は各級ランダムに出題します。 14題・・・・・・2級商業簿記 4題・・・・・・1級原価計算・工業簿記 7題・・・・・・1級商業簿記・会計学 ② 計 算(7題)※出題順は各級ランダムに出題します。 1題・・・・・・3級商業簿記 4題・・・・・・2級商業簿記 2題・・・・・・1級(経営分析)貸借対照表ブランクでの出題 ③ 帳 票(4題) 1問・・・・・・・3級商業簿記 2~4問・・・・・2級商業簿記 ④ 決 算〔精算表〕 (3題) 1問・・・・・・・2級商業簿記 2問・・・・・・・2級商業簿記に1級の範囲を一部加えたもの(1級の部分を 多く出題する) 3問・・・・・・・1級の範囲で逆進問題 3.競技方法 同一チーム内の高得点者3人を選抜し、その総得点により専門課程の部、高等課程の部、 高等学校の部の順位を決める。ただし、総得点において同点の場合は低点法(個人得点) をもって決定する。 なお点数によって順位が決定しない場合には、答案の巧拙、美醜を考慮し審査委員長が 決める。 (注)低点法は、上位3位の個人総得点を比較する。なお、点数が同点の場合は、上位2 位の個人総得点を比較する。更に同点の場合は、上位3人の競技種目の低い点数を 比較する。 4.競技上の注意 (1)競技中は競技委員の指示に従うこと。 (2)不正行為、迷惑行為は一切認めない。 (3)競技は、簿記能力検定試験の審査(採点)基準、施行手順に準じて実施する。 審査(採点)基準、施行手順は、学校配布用の当該年度検定試験の手引冊子を参照。 (4)筆記用具は、黒鉛筆または黒シャープペンシル、消しゴム、定規のみとし、ボール ペンは不可とする。計算用具は、計算機能のみの電卓またはそろばんを使用する。 ※赤鉛筆、赤ボールペンの使用不可。 (5)筆記用具、電卓またはそろばんの貸借は認めない。競技時間中の電卓またはそろば んの故障については便宜を図らない。競技時間中、机の上における計算用具は電卓ま たはそろばんのどちらかとする。 (6)採点にあたって,次の各項に該当するものは不正解とする。 ① 黒鉛筆または黒シャープペンシル以外で書いてあるもの。 赤を用いる字句・金額については、検定試験の筆記用具は黒鉛筆または黒シャ ープペンシルと指示しているため、赤で書いてあるものは不正解とする。 ※以下の字句・金額を赤で書いてあるものや、金額に△またはマイナス符号が ついているものは不正解とする。 ・現金出納帳の本日残高(次月繰越) ・当座預金出納帳の本日残高(次月繰越) ・仕入帳の値引・戻し高 ・売上帳の値引・戻り高 ・仕入伝票の値引・戻し高 ・売上伝票の値引・戻り高 ・精算表の損益計算書の当期純利益または当期純損失 ② 1つの数字が他の数字に読めたり、数字が判読できないもの。 ③ 誤字,脱字,略字(預→予)は、不正解とする。 ④ 数字に3位ごとのカンマ「, 」がないもの。 金額欄に位取りのけい線のある解答用紙にカンマ「, 」がついているもの。 ⑤ 手形記入帳・売上帳・仕入帳・売上伝票・仕入伝票に商店名が正しく「○○店」 と記入されていないもの。 ⑥ 仕訳の問題で、文中に勘定科目の指示があれば、その勘定科目名を記入しなけ れば不正解とする。 〔例〕 ①買掛金\1,000,000 を小切手を振り出して支払った。ただし、当座預金勘定の残高が \600,000 であった。なお、取引銀行との間に\800,000 を限度額とする借越契約が 結んである。 買掛金 1,000,000 当座預金 600,000 当座借越 400,000 買掛金 1,000,000 当 座 ②上記の場合,当座勘定の残高が\600,000 とある場合 買掛金 1,000,000 当 座 買掛金 1,000,000 当座預金 当座借越 1,000,000 …不正解 1,000,000 600,000 400,000 …不正解 (7)採点にあたって、次の各項に該当するものは正解とする。 勘定科目の許容範囲は,全経簿記能力検定試験「標準勘定科目表」を基準とするが、 以下のA欄(右列)に示した勘定科目も正解とする。 標準勘定科目表 A欄 標準勘定科目表 A欄 当座預金 当座 従業員預り金 預り金 当座借越 ※当預は不正解 所得税預り金 手形貸付金 貸付金 手形借入金 借入金 ○○未決算 未決算 未払法人税等 未払法人税 従業員立替金 立替金 株式払込剰余金 資本準備金 合併差益 車両運搬具 車両 割賦売上 売上 未着品売上 試用品売上 積送品売上 建設仮勘定 建設仮 有価証券利息 受取利息 仮払法人税等 仮払法人税 手形売却損 支払割引料 仮払金 引出金 資本金 貸倒引当金繰入 貸倒引当損 貸倒償却 製造(仕掛品) 仕掛品 広告費 広告料 広告宣伝費 製造間接費配賦差異 原価差異 修繕費 修繕料 材料消費価格差異 賃率差異 製造部門費配賦差異 ○○減価償却累計額 部門費差異 減価償却累計額 ※減価累計額は不正解 (未払)配当金 (株主)配当金 (8)解答欄の記入を間違えた場合、次のような事例については、いずれも正解とする。 (例) (6)の仕訳を(5)の解答欄に記入した場合の訂正について 〈ケース1〉 〈ケース2〉 (5) 現金 100 売掛金 100 (5) (6) 現金 100 売掛金 100 (6) 〈ケース3〉 (6) 現金 100 売掛金 100 (5) (5) (6) 現金 100 売掛金 100 (9)使用する勘定科目は、本協会主催「簿記能力検定試験標準勘定科目表」に示されて いるものを使用することを原則とし、解答に他の勘定科目が用いられている場合には 簿記審査主任が適否を決定する。その他については、簿記能力検定試験問題出題範囲 に準ずる。 (10)会場内では、携帯電話や音の出る機器の電源を切り、携帯電話の着信音が鳴らない ようにする。競技中に着信音やタイマーの音を出した場合、失格とする。 5.表 彰 入賞の範囲は次のとおりとし、専門課程の部、高等課程の部、高等学校の部に分けて入 賞を決定する。 入賞については表彰を行う。表彰、入賞者は氏名を呼ばれたら「ハイ」と大きな声で返 事をしてその場で一度起立をしてから表彰にのぞむこと。 表彰\順位 優勝 準優勝 第3位 団 体 1団体 1団体 1団体 個 人 1 1 1 人 人 人 団体表彰 (1)団体の優勝チームには優勝旗(持ち回り) 、賞状、盾、メダルを授与する。 (2)団体の準優勝チームと第3位チームには賞状、盾、メダルを授与する。 個人表彰 団体競技の参加者全員の個人成績の総得点をもって、専門課程の部、高等課程の部、高 等学校の部の順位を決めて個人表彰する。総得点が同点の場合には、低点法により順位を 決める。なお点数によって順位が決定しない場合には、団体競技に準じて決定する。 (注)低点法は、競技種目の低い点数を比較する。なお、得点が同点の場合は、次に低い 点数を比較する。 (1)個人の優勝には、賞状、カップ、メダルを授与する。 (2)個人の準優勝と第3位には、賞状、メダルを授与する。 参加選手の服装は、制服もしくはそれに準ずる服装とすること。 (Tシャツ、Gパン、 半ズボン、サンダルは不可)※ポロシャツは可。 電卓競技大会兼国際電卓競技会実施要項 1.参加資格 ① 参加資格は、原則として各地方会及び海外で実施する予選大会優勝チームの構成員 であり、会員校在学者及び高等学校在学者で大会実施年度4月1日現在、次の年齢条 件を満たす者。 専門課程の部(一般課程を含む) 18歳以上の者 高等課程の部 高等学校の部 15歳以上の者 国際電卓競技会 ※ ※ 国際電卓競技会に関しては「高等学校の部」の全参加チームが、自動的にエントリ ーすることとする。 ② 同じ学校単位での参加とし、チーム構成は1チーム3人以上5人以内であること。 同じ学校の選手全員でチームを構成する。 予選大会において同一学校から2チーム以上の参加があった場合、全国大会への参 加に際し、選手の入れ替えは認めないこととする。 例)同一学校でAチーム5人、Bチーム5人で予選大会に参加し、Aチームが優勝 した。全国大会にはA・Bチームの高得点者5人を集めてチーム構成して参加 しようとした場合など。 ③ 地方会が推薦するチームの出場は、優勝チームを含め最大2チームとする。 優勝チームが辞退した場合、次点のチームが参加資格を得る。 ④ 同一学校による同じ部門からの2校参加は認めないこととする。 2.競技の種類と内容 原則として各地方会及び海外で実施する予選大会優勝チームによる団体競技とする。 全経電卓計算能力検定試験段位程度の問題とする。乗算問題40題8分、除算問題40 題8分、見取算問題20題8分、複合算問題40題8分、伝票算問題20題8分の順で5 種目を行い、各種目とも200点満点とする。 3.競技方法 同一チーム内の高得点者3人を選抜し、その総得点により専門課程の部、高等課程の部、 高等学校の部、国際電卓競技会(高等学校の部の全参加チームと海外チーム同士の得点の 優劣で競う)の順位を決める。ただし、総得点において同点の場合は低点法(個人得点) をもって決定する。 なお、決定しない場合には決勝を行う。決勝は、乗算5題、除算5題、見取算2題、複 合算5題、伝票算2題の計19問とし、最初の選手が終了した時点で順位を決する。なお 同点の場合は、最も早く終了した者を勝者とする。 (注)低点法は、上位3位の個人総得点を比較する。なお、点数が同点の場合は、上位2 位の個人総得点を比較する。更に同点の場合は、上位3人の競技種目の低い点数を 比較する。 4.競技上の注意 (1)競技中は競技委員の指示に従うこと。 (2)不正行為、迷惑行為は一切認めない。 (3)競技は、電卓計算能力検定試験の審査(採点)基準、施行手順に準じて実施する。 審査(採点)基準、施行手順は、学校配布用の当該年度検定試験の手引冊子を参照。 (4)筆記用具は、黒鉛筆または黒シャープペンシル、消しゴム、定規のみとし、ボール ペンは不可とする。文鎮、クリップ、伝票ホルダーの持ち込みは可。 指サック、メクール等は使用不可とする。 使用する電卓は、12桁で競技会場に電源を求めないもの、グランドトータルキー のついているもの、メモリーキーやパーセントキーのついているものとする。 (5)筆記用具、電卓等の貸借は認めない。競技時間中の電卓の故障については便宜を図 らない。競技時間中、机の上における電卓は1つとする。 (6)競技中の計算は、必ず電卓を使用し「暗算」で計算または解答することを禁止する。 電卓で計算した答えを必ず記入すること。これに違反した場合は直ちに失格とする。 (7)答案審査(採点)にあたって、次の各項に該当するものは無効とする。 ① 1つの数字が他の数字に読めたり、数字が判読できないもの。 ② 整数部分の4桁以上に3位ごとのカンマ「, 」のないもの。 ③ 整数未満に小数点「. 」のないもの。 ④ カンマ「, 」や小数点「. 」を上の方につけたり、区別がつかないもの。 ⑤ カンマ「, 」や小数点「. 」と数字が重なっていたり、数字と数字の間にないもの。 ⑥ 小数点「. 」をマル「。」と書いたもの。 ⑦ 無名数の解答に円の記号(¥)等を書いてあるもの。ただし、名数のときは円の記 号(¥)を書いても、書かなくても正解とする。 ⑧ 所定の欄に解答を書いてないもの。 見取算、伝票算は枠で囲まれた部分、乗算・除算・複合算は等号(=)より右側枠 をその問題の答の所定の欄とする。答が所定の欄からはみ出したときは、その解答の 半分以内であれば有効とする。また、欄外に訂正し、番号または矢印を添えてあるも のは有効とする。 ⑨ 解答の一部を訂正したもの。 ≪例≫【電卓表示窓】 1,234.567 1,234.567 1,234.567 1,233.567 (正) 1,233.567 (正) 4 1,233.567 (誤) 1,234, .567 (誤) 1,234 1,234 1,233.567 (誤) 1,233.567 (誤) ただし、消しゴムでもとの数字を完全に消して、書き改めたものは有効とする。 ⑩ 所定の欄にあらかじめ印刷してある番号を訂正したり、入れ替えたりしたもの。 ⑪ 解答を縦に書いてあったり、小数部分を小さく書いたり、2行以上に書いてあるもの。 ⑫ 所定の欄に2つ以上の解答が書いてあるもの。 この場合同一数値であっても無効とする。 (8)答案記入上の例示 端数処理した答は次のように扱う。 (小数第3位未満の端数を四捨五入) 【電卓表示窓】 0.3695 →0.370 0.37 .370 .37(正) 2.3001 →2.300 2.3(正) 2.30(誤) ○ 乗算及び除算について ① 端数処理 a 無名数は小数第5位未満を四捨五入。 「無名数」とは単位記号名のない数、 「名数」とは単位記号名のある数のこと。円の 記号「¥」がついているのが名数。 b 名数は、すべて円位未満四捨五入。 c パーセントは小計及び合計に対する比率をパーセントの小数第2位未満四捨五入。 ② 小計・合計 a グランドトータルキー、メモリーキーを用いること。 b 乗算及び除算についての端数処理に12桁を超える電卓を使用した場合でも解答 は12桁以内とする。 ○ 複合算について 端数処理は1題の解答について行うのでなく、1計算ごとに行う。 小数第3位未満切り捨てとする。 (9)会場内では、携帯電話や音の出る機器の電源を切り、携帯電話の着信音が鳴らな いようにする。競技中に着信音やタイマーの音を出した場合、失格とする。 5.表 彰 入賞の範囲は次のとおりとし、専門課程の部、高等課程の部、高等学校の部、国際電卓 競技会(高等学校の部の全参加チームと海外チーム同士の得点の優劣で競う)に分けて入 賞を決定する。 入賞については表彰を行う。表彰、入賞者は氏名を呼ばれたら「ハイ」と大きな声で返 事をしてその場で一度起立をしてから表彰にのぞむこと。 表彰\順位 優勝 準優勝 第3位 団 体 1団体 1団体 1団体 個 人 1 1 1 人 人 人 団体表彰 (1)団体の優勝チームには優勝旗(持ち回り) 、賞状、盾、メダルを授与する。 優勝旗と文部科学大臣賞は、専門課程の部、高等課程の部、高等学校の部が対象。 (2)団体の準優勝チームと第3位チームには賞状、盾、メダルを授与する。 個人表彰 団体競技の参加者全員の個人成績の総得点をもって、専門課程の部、高等課程の部、高 等学校の部、国際電卓競技会の順位を決めて個人表彰する。総得点が同点の場合には、低 点法により順位を決する。なお、決定しない場合には決勝を行う。決勝は団体競技に準じ て実施する。 (注)低点法は、競技種目の低い点数を比較する。なお、得点が同点の場合は、次に低い 点数を比較する。 (1)個人の優勝には、賞状、カップ、メダルを授与する。 (2)個人の準優勝と第3位には、賞状、メダルを授与する。 参加選手の服装は、制服もしくはそれに準ずる服装とすること。 (Tシャツ、Gパン、 半ズボン、サンダルは不可)※ポロシャツは可。 (別紙)平成29年度 簿記競技大会実施要項 2.競技の種類と内容 簿記能力検定試験問題出題範 囲 (平成25年4月改正) 簿記能力検定試験問題は,この基準により作成する。 4 級 簿記の基礎的な知識を有し,特にサービス等における基本的な記帳処理ができる。 3 級 小規模企業における経営者又は経理担当者として,最低限必要な簿記に関する知識を有し,かつ 簡易な実務処理ができる。 2 級 個人企業及び法人企業の経理担当者又は経理事務員として必要な商業簿記に関する知識を有し, かつ処理ができる。 1 級 商企業及び工企業における経理責任者として必要な商業簿記及び工業簿記に関する知識を有し, かつ高度な実務処理ができる。 上 級 商業簿記,会計学,工業簿記及び原価計算について高度な知識を有し,併せて複雑な実務処理能 力を有する。 - 1 - 商業簿記・会計・会計学 1.上級は高度な知識と複雑な実務処理が求められる。 2.会計基準及び法令は毎年4月1日現在施行されているものに準拠する。 4級 商業簿記 1 簿記の基本原理 1.基礎概念 a.資産,負債, 資本(純資産) 3級 商業簿記 2級 商業簿記 1級 会 計 b.収益,費用 c.損益計算書と 貸借対照表との 関係 2.取引 a.取引の意義 b.取引の種類 c.取引の構成要 素(8要素) 3.勘定 a.勘定の分類 b.勘定記入の原 則 c.仕訳と転記 d.貸借平均の原 理 4.帳簿 a.主要簿 仕訳帳 元帳 標準式元帳 b.補助簿 評価勘定 対照勘定 残高式元帳 5.証ひょうと伝票 a.証ひょう b.三伝票制 入金,出金, 振替の各伝票の 起票と転記 c.五伝票制 売上,仕入の 各伝票の起票 d.伝票の集計 e.集計表から元 帳への合計転記 f.各伝票から補 助簿への個別転 記 6.帳簿組織 a.帳簿組織の形 態 b.特殊仕訳帳制 現金出納帳 現金収納帳 ・現金支払 帳 当座預金出 納帳 仕入帳 売上帳 受取手形記入帳 支払手形記入帳 - 2 - 上級 商業簿記・会計学 4級 商業簿記 2 諸取引の処理 1.現金預金 a.通貨及び小切 手 3級 商業簿記 2級 商業簿記 1級 計 会 通貨代用証券 現金過不足 小口現金 現金出納帳 b.当座預金 当座預金出納 帳 小口現金出納帳 当座勘定 当座勘定出納帳 当座借越 各種預金 2.手形 a.約束手形,為 替手形の振出, 受入,引受,取 立,支払 銀行勘定調整表 自己宛為替手形 自己受為替手形 b.裏書及び割引 保証債務 偶発債務 c.手形の更改 d.手形の不渡り e.荷為替手形 f.受取手形記入 帳と支払手形記 入帳 g.金融手形 借入,貸付にお ける証書代用の 手形 3.売掛金と買掛金 a.売掛金勘定と 買掛金勘定 b.人名勘定 (人名勘定を用い るのは指示のあ るときのみ使用 する) c.売掛金(得意 先)元帳,買掛 金(仕入先)元 帳 d.売上割引 仕入割引 4.その他の債権, 債務等 a.貸付金,借入 金 債務保証 b.未収金,未払 金 c.前払金,前受 金 d.立替金,預り 金 e.仮払金,仮受 金 f.商品券 g.他店商品券 5.有価証券 a.売買目的有価 証券の売買 b.売買目的有価 証券の評価 c.端数利息 - 3 - 上級 商業簿記・会計学 4級 商業簿記 3級 商業簿記 6.貸倒と貸倒引当 金 a.貸倒の処理 b.差額補充法 2級 商業簿記 1級 会 計 d.有価証券の貸 付・借入・差入 ・預り・保管 上級 商業簿記・会計学 戻入 c.洗替法 7.商品 a.商品勘定 分記法 総記法(混合勘 定) b.三分法 返品・値引 c.五分法その他 の分割法 d.売上原価対立 法 e.売上帳と仕入 帳 f.商品有高帳 先入先出法 移動平均法 総平均法 後入先出法(当 面,削除しない) g.棚卸減耗 h.商品評価 売価還元法 i.未着品売買 j.委託販売 k.受託販売 l.委託買付 m.受託買付 n.割賦販売 販売基準 割賦基準 利息別記法 取戻品の処理 o.試用販売 p.予約販売 q.工事契約 工事完成基準 工事進行基準 (基本的なもの-営業第1期) 8.固定資産 a.有形固定資産 の取得 圧縮記帳 (複雑なもの) リース取引 資産除去債務 b.建設仮勘定 c.減価償却 定額法 記帳法・直 接法 定率法 生産高比例法 間接法 d.有形固定資産 の売却 有形固定資産の 除却 e.無形固定資産 その他の償却法 ソフトウェア f.固定資産の 減損 g.投資その他の 資産 満期保有目的 の債券 (償却原価法-定額法) h.長期前払費用 - 4 - (利息法) 子会社株式 関連会社株式 その他有価証券 投資不動産 4級 商業簿記 3級 商業簿記 2級 商業簿記 9.繰延資産 創立費 開業費 社債発行費等 株式交付費 10.引当金 商品(製品) 保証引当金, 修繕引当金等 1級 計 会 上級 商業簿記・会計学 開発費 退職給付引当金 (連結貸借対照 表では退職給付 に係る負債) 11.資本(純資産) a.資本金 b.引出金 12.収益と費用 商品販売益, 受取手数料, 受取利息, 受取家賃, 給料,広告費, 発送費,通信 費,消耗品費, 支払家賃, 支払利息等 研究開発費 13.税金 a.所得税 b.固定資産税 c.法人税・住民 税・事業税 税効果会計 d.消費税 3 本支店会計 1.支店会計の独立 2.本支店間の取引 3.支店相互間の取 引 本店集中計算制 度 4.本支店合併財務 諸表 a.未達事項の整 理 b.本支店損益計 算書の合併及び 本支店貸借対照 表の合併 内部利益なし 支店分散計算制 度 内部利益の控除 4 外貨建取引等の換 算 1.外貨建取引の換 算 2.外貨表示財務諸 表項目の換算 5 決算 1.試算表 2.決算整理 商品棚卸,減 価償却,貸倒 見積,現金過 不足,引出金 の整理 消耗品棚卸,売 買目的有価証券 の評価,繰延資 産の償却,収益 と費用の繰延と 見越 - 5 - 4級 商業簿記 3.精算表 決算整理事項の ない6欄(桁) 精算表 4.収益と費用の損 益 勘定への振替 5.純損益の資本金 勘定への振替 3級 商業簿記 2級 商業簿記 1級 計 会 上級 商業簿記・会計学 8欄(桁)精算表 繰越利益剰余金 勘定への振替 6.帳簿の締切り 英米式 7.繰越試算表 8.財務諸表 a.損益計算書と 貸借対照表 勘定式・無区 分 大陸式 勘定式・2区分 損益計算書 報告式 b.キャッシュ・ フロー計算書 (基本的なもの) c.株主資本等変 動計算書 (基本的なもの) 9.連結財務諸表 a.連結貸借対照 表(基本的なもの) b.連結損益計算 書(基本的なもの) c.連結損益・包 括利益計算書 d.連結株主資本 等変動計算書 e.連結キャッシ ュ・フロー計 算書 10.四半期個別財務 諸表 11.四半期連結財務 諸表 6 株式会社 1.資本金 a.設立 b.増資 通常の新株 発行 資本準備金・利益 準備金の資本金組 入 c.減資 その他資本剰余金 ・その他利益剰余 金の資本金組入 d.現物出資 e.株式の転換 f.株式の償還 g.株式の消却 h.株式の分割 2.資本剰余金 a.資本準備金 株式払込剰 余金 - 6 - 減少 合併差益 株式交換剰余金 株式移転剰余金 4級 商業簿記 3級 商業簿記 2級 商業簿記 1級 計 上級 商業簿記・会計学 新設分割剰余金 吸収分割剰余金 など 減少 自己株式処分差益 自己株式処分差損 会 b.その他資本剰 余金 資本金減少差益 資本準備金減少 差益 3.利益剰余金 a.利益準備金 b.その他利益剰 余金 任意積立金 繰越利益剰 余金 減少 減少 5.剰余金の配当等 a.剰余金の配当 b.剰余金の処分 4.会計上の変更と 誤謬の訂正 分配可能額の計 算 中間配当 (基本的なもの) (損失の処理等) 6.自己株式 7.評価・換算差 額等 8.会社の合併 9.株式交換 10.株式移転 11.会社の分割 12.新株予約権 新株予約権付 社債 13.社債 a.発行及び利払 b.償還 満期償還 買入償還 分割償還 繰上償還,社債 の借換 14.会社の清算 (基本的なもの) 7 8 その他の企業形態 の会計 合名会社 合資会社 合同会社 組合 会計に関する法令 等 1.企業会計原則 (注解を含む) 2.会社法 会社法施行規則 会社計算規則 3.財務諸表等規則 (ガイドラインを含む) 4.公表された各種 の基準,意見書, 適用指針,実務対 応報告等 - 7 - 工業簿記・原価計算 (注)上級は高度な知識と複雑な実務処理が求められる。 1級 工業簿記 1 工業簿記の本質 1.工業簿記の特色 2.工業経営における分課制度 2 工業簿記の構造 1.商的工業簿記 2.完全工業簿記 3.工業簿記の勘定体系 4.工業簿記の帳簿組織 5.製造原価報告書を含む財務諸表 3 原価 1.原価の意義 2.原価の要素,種類,態様 a.材料費,労務費,経費 b.直接費と間接費 c.製造原価と総原価 d.実際原価 e.変動費と固定費 f.製品原価と期間原価 上級 工業簿記・原価計算 g.正常原価 h.予定原価 i.標準原価 j.特殊原価 3.非原価項目 4 原価計算 1.原価計算の意義と目的 2.原価計算の種類 a.個別原価計算と総合原価計算 b.実際原価計算 c.正常原価計算 d.予定原価計算 e.標準原価計算 f.直接原価計算 3.計算期間 5 材料費の計算と記帳 1.分類 2.帳簿と証ひょう 3.購入 4.消費 5.期末棚卸,棚卸減耗 6 労務費の計算と記帳 1.分類 2.帳簿と証ひょう 3.支払 4.消費 5.賃金以外の労務費 7 経費の計算と記帳 1.分類 2.帳簿と証ひょう 3.支払 4.消費 5.複合費の計算 8 製造間接費の計算と記帳 1.分類 2.帳簿と証ひょう 3.正常配賦 - 8 - 1級 工業簿記 9 上級 工業簿記・原価計算 部門費の計算と記帳 1.意義と種類 2.部門個別費と部門共通費 3.補助部門費と配賦 4.直接配賦法と相互配賦法 5.実際配賦と予定配賦 階梯式配賦法 10 個別原価計算と記帳 1.意義 2.特定製造指示書 3.製造元帳,原価計算の原価計算表 4.作業くず,仕損の処理 補修・代品製作・評価 11 総合原価計算と記帳 1.意義と種類 2.単純総合原価計算 a.直接材料費と加工費 b.基本的な仕掛品の評価について平均法,先入先出法 3.組別総合原価計算 4.等級別総合原価計算(等価係数の決定を含む) 5.連産品原価計算 6.工程別総合原価計算・累加法 後入先出法(当面,削除しない) 非累加法 7.加工費工程別総合原価計算 評価 評価 減損の処理 8.副産物,作業くずの処理 9.仕損の処理 12 標準原価計算と記帳 1.意義 2.記帳 a.パーシャル・プラン b.シングル・プラン c.修正パーシャル・プラン 3.原価差異の計算と分析 配合差異と歩留差異 13 直接原価計算と記帳 1.意義 2.損益分岐点と C.V.P 分析 3.直接原価計算方式による損益計算書(基本的なもの) 固定費調整 4.事業部損益計算書 14 意思決定のための計算 1.差額原価収益分析 2.設備投資の経済計算 15 戦略的原価計算 1.活動基準原価計算 2.品質原価計算 16 製品の受払と販売費及び一般管理費の記帳 1.製品の完成,受入 2.製品の販売,払出 3.販売費及び一般管理費 17 工場会計の独立 本社,工場間の取引に内部利益を含めない 含める 18 原価差異の会計処理 1.売上原価加減法 2.営業外損益法 3.特別損益法 19 原価計算基準 - 9 - 簿 記 能 力 検 定 試 験 標 準 勘 定 科 目 表 4級商業簿記 標準的な勘定科目の例示は,次のとおりである。 資 産 勘 収 益 勘 定 商 品 販 売 益 受 取 手 数 料 受 費 用 勘 定 給 消 耗 品 費 修 支 払 利 息 その他の勘定 損 備 定 現 金 当 座 預 金 売 品 土 地 負 債 勘 定 買 料 広 繕 費 支 告 払 掛 掛 取 費 発 家 賃 支 金 商 金 借 利 息 受 地 代 保 送 払 品 貸 入 取 家 費 旅 付 物 金 資本(純資産)勘定 資 本 金 賃 受 代 雑 収 入 費 通 信 費 取 費 交 険 金 建 地 通 料 支 払 手 数 料 雑 費 益 3級商業簿記 標準的な勘定科目の例示は,次のとおりである。なお,4級に示したもの以外を例示する。 資 産 繰 越 勘 定 小 商 品 前 口 現 払 金 普 預 金 通 知 預 金 定 期 金 支 払 手 付 金 手 形 貸 付 金 未 仮 払 金 車 両 運 搬 具 負 前 受 金 受 取 手 付 金 預 収 益 勘 定 売 貸 倒 損 失 減 価 償 却 費 交 雑 通 債 勘 り 定 支 払 手 預 収 金 受 取 金 立 形 手 形 借 入 金 当 際 費 租 益 費 税 公 損 その他の勘定 現 金 過 不 足 当 用 勘 形 有 借 越 未 払 金 金 商 品 券 替 座 金 従業員預り金 所得税預り金 仮 上 有 価 証 券 売 却益 雑 手 価 証 券 金 従業員立替金 受 定 仕 入 貸 倒 引 当 金 繰入 課 水 道 光 熱 費 手 形 売 却 損 有 価 証 券 売 却損 座 貸 倒 引 当 金 引 出 金 送 品 未 2級商業簿記 標準的な勘定科目の例示は,次のとおりである。なお,3級以下に示したもの以外を例示する。 資 産 消 未 勘 耗 収 利 定 未 金 不 渡 手 形 割 賦 売 掛 金 未 品 仮払法人税等 前 払 家 賃 前 払 地 代 前 払 保 険 料 前 賃 他 店 商 品 券 未 収 地 代 建 設 仮 勘 定 創 払 税 金 未払法人税等 (未払)配当金 賞 与 引 当 金 息 未 達 現 収 家 株 式 交 付 費 社債発行費(等) 負 債 勘 定 未 修 繕 引 当 金 特 別 修 繕引 当 金 未 払 給 料 未 払 広 告 費 未 前 受 地 代 社 受 利 息 前 受 家 賃 前 達 商 払 家 品 積 賃 未 益 勘 料 社 債 利 人 税 等 委 託 販 費 開 地 代 未 業 払 費 利 息 用 勘 賦 売 上 定 福 利 厚 生 費 息 創 立 費 償 却 開 業 費 償 却 株 式 交 付 費 償却 社債発行費(等)償却 有 価 証 券 評 価損 〇 〇 引 当金 繰 入 そ の 他 の 勘 定 株 式 払 込 剰 余 金 ○○減価償却累計額 支 法 払 息 未 収 手 数 料 定 未 着 品 売 上 割 積 送 品 売 上 固 定 資 産売 却 益 貸 倒 引 当金 戻 入 償 却 債 権 取 立益 有 価 証 券 評 価益 費 管 利 立 品 債 資本(純資産)勘定 資 本 準 備 金 利 益 準 備 金 新 築 積 立 金 配 当 平 均積 立 金 別 途 積 立 金 繰 越 利 益 剰 余金 収 保 払 着 売 委 託 買 店 ○ ○ 支 店 本 店 付 社債発行差金 1 級 会 計 標準的な勘定科目の例示は,次のとおりである。なお,2級以下に示したもの以外を例示する。 資 産 貯 勘 段 預 金 納税準備預金 貸付有価証券 差入有価証券 保管有価証券 仮 払 消 費 税 品 構 築 物 機 実 用 新 案 権 意 匠 権 鉱 負 蔵 定 別 債 勘 械 装 業 権 借 地 権 商 標 権 権 投資有価証券 子 会 社 株 式 出 置 の れ ん 特 許 資 金 開 発 費 定 未 払 中 間配 当 金 借 入 有 価 証 券 預 り 有 価 証 券 社 債 申 込 証 拠金 保 証 債 務 仮 受 消 費 税 未 払 消 費 税 債務保証損失引当金 資本(純資産)勘定 その他資本剰余金 事 業 拡 張 積 立金 減 債 積 立 金 新株式申込証拠金 収 益 勘 定 試 用 品 売 上 有価証券利息 受 取 配 当 金 仕 費 用 勘 定 棚 卸 減 耗 費 商 品 評 価 損 保 証 費 災 損 割 引 為 替 差 益 社 債 償 還 益 用 の れ ん 償 却 特 許 権 償 却 商 標 権 償 却 実 用 新 案権 償 却 意 匠 権 償 却 鉱 業 権 償 却 開 発 費 償 却 売 火 入 上 割 引 為 替 差 損 社 債 償 還 損 失 子会社株式評価損 固 定 資 産除 却 損 ○ ○ 圧 縮 損 そ の 他 の 勘 定 合 併 差 益 ○ ○ 未 決 算 ○○圧縮調整勘定 手形割引義務見返 手 形 割 引 義 務 手形裏書義務見返 手 形 裏 書 義 務 先物売渡契約未収金 先 物 売 渡 契 約 先 物 買 受 契 約 先物買受契約未払金 受 託 販 売 受 託 買 付 割賦販売契約 割 賦 仮 売 上 試用販売契約 試 用 仮 売 上 割賦売上利益控除 繰延割賦売上利益戻入 繰延割賦売上利益 本 店 か ら 仕 入 支 店 へ 売 上 内 部 利 益 控 除 繰 延 内 部 利 益 繰延内部利益戻入 追 徴 法 人 税 等 開 裏 書 手 形 割 引 手 始 残 高 閉 鎖 残 高 非 支 配 株 主 持分 非 支 配 株 主 損益 形 国 庫 補 助 金 建 設 助 成 金 工 事 負 担 金 保 - 10 - 険 差 益 債 務 免 除 益 1級工業簿記 標準的な勘定科目の例示は,次のとおりである。なお,製造過程外で使用される2級以下の商業簿記の勘定科目を除く。 製造原価に関する勘定 材 料 素 賃 費 外 注 加 工 賃 特許権使用料 設 金 経 ガ ス 材 原 代 水 道 料 減 価 償 却 費 修 棚 卸 減 耗 費 仕 損 費 雑 料 買 繕 費 租 入 部 計 税 品 工 場 消 耗 品 給 費 厚 公 生 力 料 課 不動産賃借料 保 険 料 費 製 造 ( 仕 掛 品 ) ○組製造(○組仕掛品) 第 ○ 工 程 製 造 ( 第○ 工 程 仕 掛品 ) 仕 掛 直 接 材 料費 仕 掛 直 接労 務 費 仕 掛 製 造間 接 費 製 造 間 接 費 第 ○ 製 造 部 門費 ○ 補 助 部 門 費 組 間 接 費 製 ○ 組 製 品 ○ 業 く ず 仕 原 価 差 異 材料消費価格差異 数 予 算 差 異 能 率 差 金 前 払 ○ 売 掛 備 級 製 品 土 未 払 賃 金 未 収 益 勘 定 売 固 定 資 産売 却 益 費 品 半 ○ 製 量 品 第 ○ 工 程 半 製品 副 物 作 勘 差 異 作 業 時 間 差 異 製造間接費配賦差異 製造部門費配賦差異 産 勘 定 現 物 構 払 手 形 買 収 債 金 建 勘 定 支 ○ 未払法人税等 預 り 金 当 座 築 物 機 械 掛 金 未 上 預 金 受 装 置 車 両 運 搬 具 払 金 未 定 売 上 原 社 工 価 半 製 品 売 上 原価 給 場 法 人 取 手 払 給 形 料 金 賞 与 引 当 金 修 繕 引 当 金 退 職 給 与 引 当金 税 等 月 益 雑 料 発 退 職 給 付 費 用 修 繕 引 当金 繰 入 研 究 開 発 費 製 品 評 価 損 雑 ○○減価償却累計額 本 品 率 上 半 製 品 売 上 副 産 物 売 上 作業くず売上 雑 用 品 損 異 賃 ○ 未 差 産 異 操 業 度 差 異 資 地 負 払 料 費 電 送 収 入 費 賞 与 引 当 金 繰入 損 固 定 資 産 売 却損 そ の 他 の 勘 定 次 損 益 年 次 損 益 級 上級(商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算)で使用する勘定科目は,問題文に指示がある場合を除き, 関係する法令及び公表されている基準,意見書,適用指針,実務対応報告等にもとづき一般に妥当と認めら れているものとする。 1級会計・上級(工業簿記・原価計算)の「後入先出法」の出題について 「棚卸資産の評価に関する会計基準」では削除されたが,長らく使われてきた方法であるため,学習上必要 であると判断し,当面削除しないこととした。ただし,出題は見合わせることとする。 - 11 -
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