ART PHOTO TOKYO -edition zero

 ©Naruki Oshima, Courtesy of Yumiko Chiba Associates
YUMIKO CHIBA ASSOCIATES (3F-A)
出 展作 家 :大 島成 己 ,鷹 野隆 大 ,山 城知 佳 子 ViP Room(2nd Floor):ベアト・ス トロイリ、東恩納裕一 、渡辺えつ子
ART PHOTO TOKYO -edition zero-
会期:20 1 6 年 11 月 18 日(金)- 11 月 20 日(日) 12 :0 0 - 20 :0 0 (但し最終日 は 17 :0 0 まで) 会場:茅場町共同 ビルディング ※ 中央 区日 本 橋茅 場町 1-6-12 | 東 京メ トロ 茅 場町 駅( 日比 谷 線・ 東西 線 )9 番 出口 直結
入場料:一般 1,50 0 円 / 学生 50 0 円
主催:株式 会社 AFT
WEB:http://ar tpho totok yo.c om/
“Body as a landscape”
写真が誕生した当初は、風景画の様式を追従した絵画的写真が多く撮られていましたが、20 世紀に入り急激に発展する
都市に視線が向けられるようになり、やがて都市における社会の在り方に対する興味へと移行していきます。 一方、身体はいまだに審美的・造形的な視点から表現されることが多く、そうでなければジェンダー的な解釈によるもの
が大半です。しかしここでは、身体を複雑な社会的現象を反映したより広い「風景」と考え、その背後に潜む人々の意識
や思考を視覚的に捉えた作品を展示します。 今回、身体というテーマを元にそれぞれ異なったアプローチをしている 3 名の作家を紹介します。 大島成己は、焦点距離を変化させて撮影した数百枚のカットを格子状に繋ぎ合わせ、一枚の「人体」写真を構築します。
その奇妙な視覚体験により全体と部分の関係は揺らぎ、言葉では表現しがたい身体の触覚性が立ち現れます。記号的な理
解・解釈では得ることのできない新しい人物像が形成されるのです。 鷹野隆大は、従来の審美性や既存の制度への懐疑を軸に、男女の在り方、撮影者と被写体の距離感、実在と不在など、そ
れらの境界の際で様々なポートレイトを撮影してきました。そのいずれにおいても、自己と他者の関係を分離し、出来る
限り主観を入れず目の前の対象を掬いあげようとする一貫した姿勢が感じられます。 山城知佳子は、自身の出身地である沖縄の抱える複雑な状況と向き合い、現実とフィクションの狭間で高度な比喩を用い
た映像作品を発表しています。本展では、自身の一貫したテーマの一つでもある「身体の継承」に注目しました。他者を
自らに取り込むことで身体は非個体化され、そこから生まれる未知なる状況を鑑賞者は体験することとなります。 この機会に是非ともご高覧ください。 ■作家プロフィール 大島 成己 (Naruki Oshima)
1963
大阪府生まれ
Selected Recent Solo Exhibitions
2015
2014
2014
2013
2013
2011
2009
2008
2006
2006
2004
2004
2004
2002
2002
2001
2000
2000
Figures, Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku, 東京
大島成己出版記念展, Sunda, 東京
大島成己個展, 新苑画廊, 台北・台湾
haptic green, NextLevel gallerie, パリ,フランス
haptic green/緑の触覚, Gallery Nomart, 大阪
haptic green/緑の触覚, Gallery Nomart, 大阪
Reflections, Gallery Nomart, 大阪
Reflections, Gallery White Room Tokyo, 東京
Reflections, Galerie Heinz Martin Weigand, カールスルーエ,ドイツ
Reflections―像としての色彩, Nomart Editions Project space, 大阪
Reflections, Nomart Editions Project space, 大阪
Reflections, ギャラリーTEZZ, 東京
夜の色(ビデオ・インスタレーション), 信濃橋画廊, 大阪
Reflections, Nomart Editions Project space, 大阪
Contemporary Art From Japan to Finland 2002, フィンランド美術家協会, Gallery G, ヘルシンキ
大島成己個展,信濃橋画廊,大阪
大島成己個展,関西ドイツ文化センター,大阪
ドイツにおける日本年「Naruki Oshima,Fotograph」, クンストラウム・デュッセルドルフ, ドイツ
©Naruki Oshima, Courtesy of Yumiko Chiba Associates
Selected Recent Group Exhibitions
2015
2013
2013
2012
2012
2012
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2010
2010
2008
2007
2006
2005
2004
2004
2003
2003
2003
2002
2000
2000
Festival Phot’Aix 2015, Aix en Provence, プロヴァンス,フランス
新収蔵展:信濃橋画廊コレクション, 兵庫県美術館, 神戸
Print Art Triennale in Kyoto, 京都市美術館, 京都
PEKE 展:大島成己×梅原悟, Gallery Nomart, 大阪
写真分離派『写真+』, 中京大学 C スクエア, 愛知
Refining The Multiple Japanese Printmaking, テネシー大学他, アメリカ合衆国
上海国際版画展―viewing city, 上海虹代現代美術館, 上海,中華人民共和国
台湾国際版画展, 国立台湾師範大学, 台北,台湾
あいちアートの森:堀川プロジェクト, 東陽倉庫テナントビル, 愛知(文化庁)
パリフォト 2008・ジャパン・ステートメント部門, カルーセル・デュ・ルーヴル, パリ,フランス
Appearance: 写真表現と現代空間の深層, ヒルサイドテラス&フォーラム, 東京(大林組 TNprobe 企画)
現代日本の写真, 風景の記憶/記憶の風景, 国立国際美術館, 大阪
文化庁「DOMANI 明日 2005」, 損保ジャパン東郷青児美術館, 東京
版の記憶/現在/未来, 東京芸術大学美術館陳列館, 東京
第 9 回ヴェネチアビエンナーレ国際建築展-写真部門, イタリア館及びアルセナール, ヴェネチア,イタリア
TAMA VIVANT 2003─とらえられたかたち, 多摩美術大学, 東京/ 弥右衛門画廊, 京都
City Scape, ギャラリーハインツ・マーティン・ヴァイガンド, カールスルーエ,ドイツ
第一回ロッテルダム国際建築ビエンナーレ, ロッテルダム,オランダ
トーマス・ルフ教室から…., ギャラリー・ハウス・シュナイダー, カールスルーエ,ドイツ
今村源-三脇康生-大島成己, Nomart Editions Project space, 大阪
大島成己,田中栄子, 名古屋芸術大学アートデザインセンター, 愛知
鷹野 隆大(Ryudai Takano)
1963
福井県生まれ
2006
第 31 回木村伊兵衛写真賞受賞
Selected Solo Exhibitions
2015
2014
2013
2012
2012
2012
2009
2009
2006
2006
1999
1996
残影, 森岡書店, 東京
2014 年 1 月から比較的最近まで,撮影順に,Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku, 東京
香港、新圳 1988, ツァイト・フォト・サロン, 東京
モノクロ写真, Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku, 東京
立ち上がれキクオ, ツァイト・フォト・サロン, 東京
モノクロ写真, Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku, 東京
公開製作 46, 記録と記憶とあと何か 府中市美術館, 東京
おれと, ナディッフ, 東京
第 31 回木村伊兵衛写真賞受賞作品展 In My Room, コニカミノルタプラザ ギャラリーC, 東京
イン・マイ・ルーム, ナディッフ, 東京
人体-その等倍という幻想, ツァイト・フォト・サロン, 東京
集合する肉体, イル・テンポ, 東京
Selected Group Exhibitions
2016
2016
2015 2015
2014
2014
2013
2013
Internationale Photoszene Köln, Cologne, Germany
夏・終わりとはじまり, 東京日本橋高島屋6階美術画廊 X, 東京
WATCHQUEEN 展, スパイラルホール, 東京
愛すべき世界, 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館, 香川
これからの写真、光源はいくつもある, 愛知県美術館, 愛知
写真分離派展 「日本」, 京都造形芸術大学ギャルリ・オーブ, 京都
引込線 2013, 旧所沢市立第2学校給食センター, 埼玉
Face Value: Portraits from The Kinsey Institute, The Kinsey Institute Gallery, インディアナ州,アメリカ
©Ryudai Takano, Courtesy of Yumiko Chiba Assoc iates, Zeit-Foto Salon
2011
2011
2011
2010
2010
2010
2010
2010
2009-2010
2009
2008
2008
2008
2005
2004-2010
ANTIFOTO 2011, Kunstraum, デュッセルドルフ, ドイツ
印刷-日本現代写真集展, パリ, フランス
MODERNITY STRIPPED BARE University of Maryland, Washington D.C., USA, USA
写真分離派宣言, ナディッフ, 東京
スナップショットの魅力-かがやきの瞬間-, 東京都写真美術館, 東京
Beyond The Border, Tangram Art Center, 上海, 中国
木村伊兵衛写真賞 35 年周年記念展, 川崎市民ミュージアム, 神奈川
私を見て!ヌードのポートレイト, 東京都写真美術館, 東京
貴方を愛するときと憎むとき, 沖縄県立博物館・美術館, 沖縄
第 5 回 太宰府天満宮アートプログラム 高松次郎|鷹野隆大 “写真の写真”と写真, 福岡
Daegu Photo Biennale 2008, EXCO テグエキシビジョンアンドコンベンションセンター,テグ, 韓国
Backlight 2008 Tickle Attack 8th International Photography Triennial, エキシビジョンセンター TR1 Tampere, Finland,他
液晶絵画展 スティル|モーション, 三重県立美術館/国立国際美術館, 大阪/東京都写真美術館
ポスト・ジェンダー,ティコティン美術館 Haifa, Israel
out of the ordinary / extraordinary, 国際交流基金ケルン日本文化会館,ケルン,ドイツ,以降,スペイン,ベルギー,ドイツ(ベルリン)イタリア,
イギリス,メキシコ,アメリカ,日本,フィリピンを巡回
2001-2002 手探りのキッス 日本の現代写真, 東京都写真美術館, 東京 / 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館,香川
※2016 年 11 月 26 日(土)より,Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku,NADiff Gallery の二箇所で個展を同時開催致します。
「光の欠落が地面に届くとき 距離が奪われ距離が生まれる」@Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku
http://www.ycassociates.co.jp/jp/information/ryudai-takano_yca2016-11/
「距離と時間」@NADiff Gallery
http://www.nadiff.com/?p=3958
また,展覧会に合わせて鷹野の最新作を収録した写真集を刊行致します。※テキスト執筆:野田吉郎(表象文化論,美術批評)
山城 知佳子 (Chikako Yamashiro)
1976
沖縄生まれ
2005
第 1 回倉敷現代アートビエンナーレ・西日本 優秀賞受賞
Selected Solo Exhibitions
2016
2012-2013
2012
2010-2011
2008
2007
2005
2004
2002
創造の発端 ―アブダクション/子供―, Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku , 東京
MAM プロジェクト 018:山城知佳子, 森美術館ギャラリー1, 東京
黙認のからだ, Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku, 東京
コロスの唄, Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku , 東京
バーチャル継承, ギャラリーラファイエット, 沖縄
Garden Talk, KANDADA, 東京
Anyway…, ギャラリーラファイエット, 沖縄
オキナワ TOURIST, 前島アートセンター, 沖縄
墓庭の女, 前島アートセンター, 沖縄
©Chikako Yamashiro, Courtesy of Yumiko Chiba Associates
Selected Group Exhibitions
2016
2015-2016
2015-2016
2015
2015
2015
2015
2014
2012-2013
2012
2011
2011
2010-2011
2010
2010
2009
2008
2008
2008
2007
2007
2005
2005
あいちトリエンナーレ 2016, 旧明治屋栄ビル, 愛知
The 1st Asia Biennial/The 5th Guangzhou Triennial, Guangdong Museum of Art, 広州/中国
第 8 回アジアパシフィックトリエンナーレ, クイーンズランド・アート・ギャラリー /ギャラリー・オブ・モダン・アート, オーストラリア
Local Prospects―海をめぐるあいだ, 三菱地所アルティアム, 福岡
East Asia Feminism: FANTasia,ソウル市立美術館, 韓国
MOMAT コレクション, 東京国立近代美術館, 東京
ヒロシマを越えて:抑圧されたものの回帰 日本の現代写真とビデオ・アートにおける戦時の記憶, the Genia Schreiber University Gallery, Tel Aviv University, イスラエル
スピリチュアル・ワールド 平成 26 年度東京都写真美術館コレクション展, 東京都写真美術館, 東京
アジアをつなぐ-境界を生きる女たち 1984-2012, 福岡アジア美術館, 福岡)/ 沖縄県立博物館・美術館, 沖縄/ 栃木県立美術館, 栃木 / 三重県立美術館, 三重
Art, Performance and Activism in Contemporary Japan, PUMPHOUSE GALLERY, ロンドン ,イギリス
Invisibleness is Visibleness, 台北當代藝術館/MOCA TAIPEI, 台北
サイト・シーイング沖縄美術をめぐる旅~島嶼性と異化, 沖縄県立博物館・美術館コレクションギャラリー, 沖縄
ニュースナップショット 日本の新進作家展 Vol.9〔かがやきの瞬間〕, 東京都写真美術館, 東京
恵比寿映像祭「~歌をさがして~」, 東京都写真美術館, 東京
貴方を愛するときと憎むとき,沖縄県立博物館・美術館, 沖縄
アトミック・サンシャイン, 沖縄県立博物館・美術館 / 佐喜眞美術館, 沖縄
沖縄・プリズム 1872-2008, 東京国立近代美術館, 東京
ヒロシマアートドキュメント 2008, 旧日本銀行広島支店, 広島
To-Lo 東京-ロンドン アート エクスチェンジ, The Stephen Lawrence Gallery, ロンドン・イギリス
沖縄県立美術館開館記念展『沖縄文化の軌跡 1872-2007』, 沖縄県立博物館・美術館, 沖縄
VOCA 展 2007, 上野の森美術館, 東京
ブラジル国際フォーラム BORDER,ポーテ・アレグロ現代美術館, ブラジル
第 1 回倉敷現代アートビエンナーレ・西日本,加計美術館, 岡山
■Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku では 11 月 19 日(土)まで,植松琢麿展を開催しております。 植松 琢麿「nowhere – どこでもないところからの眺め」 会期:2016 年 10 月 21 日(金)- 11 月 19 日(土) 会場:Yumiko Chiba Associates viewing room Shinjuku 詳細:http://www.ycassociates.co.jp/jp/information/takuma-uema_2016yca_solo-exhibition/ --------------------------------------------------------------------------------------------------------- 【展示に関するお問合せ】ぜひ貴社にて御紹介くださいますようお願い申し上げます。画像データの御依頼等は下記
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