オイデ! と呼んだら、足もとに走り寄り飼い主を見つめる犬に育てましょう

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アイコンタクト
オイデ! と呼んだら、足もとに走り寄り飼い主を見つめる犬に育てましょう。愛犬の瞳に
あなたが映っているのを確かめられますか? 犬と視線を結ぶことをアイコンタクトといいま
す。犬にものを教えるときは、犬をその気にさせなくてはトレーニングが始まりません。まずは犬
の集中力を飼い主に向けさせる練習をしましょう。
プレゼントの準備
犬をほめるチャンスを逃さな
いように、ごほうびに使うおやつ
をポケットに入れておきます。
プレゼントの契約
犬 が良 い行 動 をしているときに近 寄 り、「い
いこ!」と言 いながら素 早 くおやつを口 に放 り
込 みます。練 習 は1回 1秒 で終 わり簡 単 です。
「悪 さばかりして、うちの犬 はいいこじゃない」と
おっしゃる飼 い主 さんが多 いのですが、犬 の良
い行 動 とは、吠 えていないとき、緊 張 していな
いとき、警 戒 していないときなどのことです。
みな さんの犬 は たくさんよいこ とをしています。
《良 い行 動 はほめるし、たまにプレゼントも出 す》
契 約 を一 日 かけて犬 と結 んでおきましょう。
名前にプレゼント
2日目からは犬の名前を付け加えます。「モモ、
いいこだね∼」とほめて口 におやつを放 り込 みま
す。犬 は自 分 の名 前 を 得 なものと記 憶 しま
す。今 後 は犬 の名 前 を呼 んで叱 らな いようにし
ましょう。
誘導するアイコンタクト
近 寄 っ て名 前 を 呼 ぶこ と に犬 が 反 応 す るよ う にな
ったら、おやつを犬 の鼻 先 から、自 分 の鼻 先 へと引
き寄 せます。そして、犬 と目 が合 った瞬 間 (飛 びつく
前 )に、 ほめておやつを与 えます。初 めはおやつを見
ているだけですが、そのうち飼 い主 と目 を合 わせれば
プレゼントが出 ることに犬 は気 づきます。
犬 を飽 きさせることのないよう、1回 に3度 も練 習 す
ればおしまいにしましょう。短 く切 り上 げ、1日 に練 習 す
る回 数 を増 やすほうが成 果 的 です。
手の合図でアイコンタクト
おやつで誘 導 してのアイコンタクトがスムーズにでき
るようになったら、次 は何 も持 たないでやってみましょ
う。名 前 を呼 んでから、軽 く握 った手 を自 分 のあごの
下 あたりに保 ちます。犬 がアイコンタクトをとったらほめ
てポケットからおやつを与 えます。
上 達 したら、ほめ言 葉 だけにしていきますが、おや
つを完 全 になくすのではなく、ときどきは与 え犬 に期
待 感 を持 たせましょう。アイコンタクトの時 間 を1秒 、3
秒 と、失 敗 しないようにほんの少 しずつ延 ばしていく
と、これがマテのトレーニングへとつながっていきます。