「Symantec Endpoint Protection Version 11.0」 セットアップガイド 本書について------------------------------------------------------ Ⅴ １. 更新情報----------------------------------------------------------------- 1 ２. 新規インストール手順---------------------------------------------------- ２ ３. Auto-Protect 設定について---------------------------------------------------- ６ ４. アプリケーションパッチインストール時の設定---------------------------------７ i ■操作する前に必ずお読みください ■警告 ・ グラフィックディスプレイを長時間見続けないでください。 ・ グラフィックディスプレイを長時間見続けて、眼や肩、首、腕、他の体の一部に不快感 を感じたときには、すぐにコンピューターの使用をやめ、不快感がなくなるまで休息し てください。また、不快感が継続するようなら、すぐに医師に相談してください。 ■ご注意 1. このソフトウエアをご使用の前に、必ずリファレンスマニュアルをよく読み、内 容を理解して、マニュアルに従ってご使用ください。 2. 大日本スクリーン製造株式会社の許可なく複製、改変などを行うことはできませ ん。 3. 製品の改良により、本書の内容と製品に合致しないところがあったり、また本書 の内容の一部を将来予告なしに変更することがあります。 4. 本書の内容については万全を期して作成しておりますが、万一ご不明な点や誤り、 記載漏れなどお気づきの点がございましたら、弊社までご連絡ください。 5. 弊社では、本プログラムおよびソフトウエアの運用を理由とする損失逸失利益な どの請求につきましては、本操作説明書の誤記、記載漏れなどに関わらずいかな る責任も負いかねますので、あらかじめご了承ください。 6. 弊社の製品、プログラムおよびソフトウエアにおいて、お客様側での改造または 分解、誤用、設置環境の不備等、当社の支配できない状況によって生じる損害に ついての責任は当社では負いません。 7. その他本ソフトウエアの使用条件につきましては、エンドユーザー・ソフトウエ ア・ライセンス契約書に定められておりますので、ご使用前によくお読みくださ い。 ii 各社の商標 ■ Copyright © 2000-2008 DAINIPPON SCREEN MFG. co., ltd. All rights reserved. ■ Copyright © 2008 Symantec Corporation.All rights reserved.Symantec、Symantec のロゴ、LiveUpdate、 Sygate、Symantec AntiVirus、Bloodhound、Confidence Online、Digital Immune System、Norton、および TruScan は、Symantec Corporation およびその関連会社の米国および各国における商標または登録商標です。その他 の会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。 ライセンス対象ソフトウェアおよび資料は、FAR 12.212 の規定によって商業用コンピュータソフトウェアと 見なされ、FAR 52.227-19「Commercial Computer Software - Restricted Rights」 、DFARS 227.7202「Rights in Commercial Computer Software or Commercial Computer Software Documentation」、その他の後継規則 の規定により制限権利の対象となります。米国政府によるライセンス対象ソフトウェアおよび資料の使用、 修正、複製のリリース、実演、表示、開示は、本使用許諾契約の条項に従ってのみ行われるものとします。 ■ 弊社製品の商品名は弊社の登録商標または商標です。その他の商品および会社名は各社の商業、登録商品ま たは商標です。 iii ■本書の構成 本書の構成 本書は、次のように構成されています。 1 章 更新情報 Symantec Endpoint Protection の各製品バージョンにおける更新情報ならびに留意点 について説明しています。 ２ 章 新規インストール手順 Symantec Endpoint Protection をシステムに新規インストールする手順について説明 しています。 ４ 章 Auto-Protect 設定について ワームからの攻撃に対してリアルタイムで保護する「Auto-Protect 機能」の 設定について説明しています。 ５ 章 アプリケーションパッチインストール時の設定 弊社製品のアプリケーションパッチをインストールする時の設定手順について 説明しています。 本書の表記 本書では説明に、以下のアイコンを使用しています。 注意 メモ 操作 １１．０ 操作方法を誤ると、装置にダメージを与えたり、時間のロスにつながったりする 注意事項を記載しています。 本文中で説明できなかった補足説明や、知っておくと便利な情報を記載していま す。 操作の手順を説明しています。 Symantec Endpoint Protection Ver11.0で追加または更新された項目 iv ■ 本書について 本書は、Symantec 社の Symantec Endpoint Protection（以下 Symantec Endpoint Protection と呼ぶ）を弊社製品上にてご使用頂くための弊社推奨設定について記述し ています。 Symantec Endpoint Protection に関する詳細情報は、同製品マニュアルをお読みくだ さい。 注意 本書での推奨設定は、全てのワーム（コンピュータウィルス）に対する保護を保証す るものではありません。 Symantec Endpoint Protection のインストール時は必ずシステム管理者とご相談くだ さい。 本書の手順に従って、弊社製品の動作検証を行っておりますが弊社製品の全ての動作 を保証するものではありません。万一動作不良が発生した場合は、推奨設定の変更、 製品バージョンの変更、Symantec Endpoint Protection の削除等を行う必要がありま す事を予めご了承ください。 v Symantec Endpoint Protection Ver11.0 セットアップガイド １更新情報 この章では、Symantec Endpoint Protection の各製品バージョンにおける留意事項 について説明しています。 １１．０ Symantec Endpoint Protection Ver11.0 MR2 での更新情報ならびに留意事項 １．Symantec Endpoint Protection 製品バージョン 以下の製品バージョンにて動作検証を行いました。 Symantec Endpoint Protection Ver11.0 MR2 (V11.0.2010.25) ２．改変対策 スパイウェア対策として｢改変対策｣の機能があります。 （デフォルトは ON）この機能 を有効にした場合、弊社製品において下記不具合が発生する事を確認しております。 従って、下記製品においてはこの機能は使用しない（OFF）でください。 [Trueflow 、Trueflow 3、Trueflow SE シリーズ] Trueflow サーバー起動時に下記警告が発生します。 （ウィンドクローズボタン[X]をクリックしても、繰り返し通知ウィンドが表示され ます。） 1 Symantec Endpoint Protection Ver11.0 セットアップガイド ２ 新規インストール手順 ここでは、「Symantec Endpoint Protection」を新規インストールする手順について 説明します。 注意 「Symantec Endpoint Protection」に関する詳細情報は製品マニュアルをお読みくだ さい。 システム管理者から別途指示がある場合は、システム管理者と事前に相談し てください。 操作 １．「Symantec Endpoint Protection」のインストール準備をおこないます。 ・新規インストール以外の手順については、「Symantec Endpoint Protection」のイ ンストールガイドをお読みください。 ・同製品の古いバージョンなどがインストールされている場合は、予めアンインス トールしておきます。 ・使用中のアプリケーションを全て終了します。 ・C ドライブのディスク空き容量を事前に十分確保してください。 その他の注意点については、「Symantec Endpoint Protection」の 各種マニュアルをお読みください。 ・インストールでは、必ず「Symantec Endpoint Protection Ver11.0 MR2」以降の バージョンをお使いください。 ２． 「Symantec Endpoint Protection」の CD-ROM を挿入すると、 自動的に下記画面が起動します。 「Symantec Endpoint Protection のインストール」をクリックします。 メモ ＜CD-ROM を挿入しても、メニュー画面が表示されない場合＞ エスクプローラで CD-ROM を開き、直下にある「setup.exe」を W クリッ クしてメニュー画面を起動してください。 2 Symantec Endpoint Protection Ver11.0 セットアップガイド ３．「管理外クライアント」を選択します。 ４． 表示されるウィザードに従い、インストールを行います。 詳細手順は「Symantec Endpoint Protection」の各種マニュアルをお読みください。 ５．インストールが終了しましたら、OS の再起動を行います。 ６．「Symantec Endpoint Protection」を起動します。 「スタート」メニューから《すべてのプログラム》 《Symantec Endpoint Protection》 《Symantec Endpoint Protection》を起動します。 3 Symantec Endpoint Protection Ver11.0 セットアップガイド ７．「Microsoft Windows ネットワーク」の設定を確認します。 「設定の変更」 「ネットワーク脅威防止」の「オプションの設定」をクリック 「Microsoft Windows ネットワーク」のタブをクリック ・「ネットワーク上のファイルとプリンタを参照する」を チェックします。（デフォルトは ON） ・ 「ネットワーク上の他のユーザーとファイルとプリンタを共有する」を チェックします。（デフォルトは ON） 設定が完了したら、 「OK」をクリックします。 4 Symantec Endpoint Protection Ver11.0 セットアップガイド ６．[Trueflow 、Trueflow 3、Trueflow SE シリーズ]にインストールする場合は 「改変対策」機能を OFF にします。 「設定の変更」 「クライアント管理」の「オプションの設定」をクリック 「改変対策」のタブをクリック 「シマンテック製セキュリティソフトウェアを改変または終了から保護する」の チェックを外します。（デフォルトは ON） 設定が完了したら、 「OK」をクリックします。 以上で新規インストールは完了です。 5 Symantec Endpoint Protection Ver11.0 セットアップガイド ３ Auto-Protect 設定について 注意 ファイルシステム Auto-Protect 機能を有効にした場合、常時ファイルへのアクセス を監視することになるため弊社製品における生産性が劣化する場合があります。 また、この機能は弊社製品の動作へ影響する場合もあります。 この様な場合はこの機能を OFF にしてお使いください。 この機能を OFF にしてお使いの場合は、「脅威のスキャン」機能の併用を推奨いたし ます。 「脅威のスキャン」機能では、実行する際に空き時間帯を有効に利用できる「指 定時」、システム起動時に利用できる「起動時」、指示を行ったときにのみ実行する「オ ンデマンド」などの指定が可能です。詳細手順は「Symantec Endpoint Protection」 の各種マニュアルをお読みください。 6 Symantec Endpoint Protection Ver11.0 セットアップガイド ４ アプリケーションパッチインストール時の設定 この章では、弊社製品のアプリケーションパッチをインストールする時の設定につい て説明しています。 ここでは、Symantec Endpoint Protection の Auto-Protect 機能を一時的に停止する 方法について説明しています。 注意 ＜アプリケーションパッチインストール時の注意点＞ アプリケーションパッチインストール時は、以下の点にご注意下さい。 ・ アプリケーションパッチインストール時は、Symantec Endpoint Protection の 起動時スキャンや定時スキャンを行わないようにしてください。 ・ アプリケーションパッチインストール時は、以下の手順に従い、 Symantec Endpoint Protection の Auto-Protect 機能を一時的に 停止してください。 操作 １．「Symantec Endpoint Protection」を起動します。 「スタート」メニューから《すべてのプログラム》 《Symantec Endpoint Protection》 《Symantec Endpoint Protection》を起動します。 7 Symantec Endpoint Protection Ver11.0 セットアップガイド ２．「ファイルシステム Auto-Protect」機能を一時停止します。 「設定の変更」 「ウイルス対策とスパイウェア対策」の「オプションの設定」 をクリック 「ファイルシステム Auto-Protect」タブをクリック 「ファイルシステム Auto-Protect を有効にする」のチェックを OFF します。 設定が完了したら、「OK」をクリックします。 ３．この状態で、アプリケーションパッチのインストールを おこなってください。 ４．アプリケーションパッチのインストールが完了したら、上記の逆の手順で 設定を元に戻してください。 8 Symantec Endpoint Protection Ver11.0 セットアップガイド メモ デフォルトの設定では、一定時間が経過すると Auto-Protect 機能が自動的 に有効になります。 （デフォルトは 30 分） アプリケーションパッチのインストール時間がこの時間を越える事が予想さ れる場合は、 「拡張」メニュー内の「自動有効化」の設定時間を延長してお いてください。 9 Symantec Endpoint Protection Ver11.0 セットアップガイド 以下の方法でも Auto-Protect 機能を一時停止できます。 １．画面下のタスクバーにある「Symantec Endpoint Protection Edition」 のアイコン上で右クリックします。 ２．「Symantec Endpoint Protection を無効にする」を選択します。 上記の逆手順にて元の設定に戻ります。 10 更新履歴： 初版 Symantec Endpoint Protection Ver11.0 MR2 対応 Symantec Endpoint Protection Ver11.0 セットアップガイド 管理 No.: 100077748V00-021 2008 年 10 月 発 行 : 大日本スクリーン製造株式会社 メディアアンドプレシジョン テクノロジーカンパニー
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