サバニ帆漕レース 2014 年版 ルールブック改定条項 一覧 第1章 基本

サバニ帆漕レース
2014 年版
ルールブック改定条項
一覧
第1章 基本原則
4.参加資格(2)乗組員の確保
交代要員を含めて 1 チームにつき、最低 2 名~最大6名の乗組員を確保してい
るチームであること。
第2章 艇体・偽装及び装備
5.艇体
(2)規模
艇の大きさは、全長 4,5~9m以内、全幅1,5m以内であることとする。
(3)構造
2 カーラの装置について
○
カーラは舳先の先端からハイウシミーの後ろ 20 センチまで。深さは 20 センチ
以内。
6.艤装
(1)帆柱(マスト)
1 材質は木または竹の無垢であること。(単体であること)
○
2 帆柱(マスト)は 2 本まで可能。ただし、2本目の弥帆(ヤホ)は主帆の前
○
に取り付けること。
1本の帆柱(マスト)に対して帆は1枚でなければならない。
弥帆(ヤホ)の帆柱(マスト)の長さは主帆の7割以下であること。
主帆
弥帆(ヤホ)
3 帆柱(マスト)の補助、補強の禁止
○
船体と帆柱(マスト)のトップや途中から繋ぐなど、マストの補助あるいは補
強の目的で、ロープ等を使用してはならない。
(サイドステイやバックステイの
役目の禁止)
4 帆柱(マスト)の形状
○
強化のためにグラスファイバーやそれに準ずるものを使用してはならない。
(エポキシ樹脂の使用は禁止だが、ニスの使用は許容範囲とする)
(2)帆
①材質は木綿またはダクロンでなければならない。(繊維であること)
3 サイズについて。最大のサイズの設定は2枚の合計サイズが縦5m以内、横
○
3,5m以内とする。
(最大の面積の50%を超えないこと。)
(3)帆桟(フーザン)
②1枚の帆に対して帆桟の数は、主帆は5本以上、弥帆は4本以上装置されて
いること。
状況によって縮帆することはかまわない。又、予備の帆を持つことも自由であ
る。
7.装備
(1)エーク
T 型グリップはいずれのクラスにも使用は認められない。
(2)安全備品
『救命胴衣』は第4章で着用を義務付けられているので削除。
『雑索などで固縛』の文言も削除。
第5章 レース終了後の規定
(3)艇種別クラス分けと順位
本レースでは「第2章 艇体・艤装及び装備」に規定された範囲内において、
艇の種類別に以下のクラス分けをし、それぞれの順位をとる。
クラス名の変更、
古式サバニ→サバニクラス
艇体は木造、帆柱は無垢の木または竹、帆は規定の範囲内の材質で、かつアウ
トリガー、舵を装備していない伝統的なサバニ。
アウトリガー付きサバニ(伝統サバニ)→ニーサギクラス
艤装及び、装備がすべて第2章の規定範囲であるが、アウトリガーを付けてい
るサバニ。かつ上記に該当しないクラス。
(ニーサギとはウチナー口で、古来より使われれていた言葉、船体の傾きのバ
ランスをとるための重しなどを付ける(荷を下げる)の意味があります。)
23.表彰
本レースの表彰は、クラス別にそれぞれ上位3着までとする。サバニクラス1
着のチームに沖縄県知事賞が授与され、ニーサギクラスにはピーターブレイク
賞等が授与される。
その他、特別賞が設けられている。
例:宮崎県日南市長杯(飫肥杉カップ)、スポンサー賞など。