平 成 2 5 年 度 事 業 報 告 書 1 事業推進の基本方針 ○ 暴力団排除思想の高揚を図るための活動の強化 ○ 事業に対する理解と協力の確保 2 事業内容 事 1 業 名 広報啓発活動 事 業 内 容 ⑴ 暴力団壊滅秋田県民大会の開催 ア 第23回暴力団壊滅秋田県民大会 7月3日秋田市文化会館において開催、県民約1,000名参加 イ 暴排活動功労者表彰実施 感謝状1名、東北表彰2名、県表彰 1団体、個人15名 ウ 特別講演 ・講師 日弁連民事介入暴力対策委員会委員長 成川 毅氏 ・演題 「これからの反社会的勢力対策」について ⑵ 暴力団排除思想の高揚 ア 暴排資料等の作成・配布 (ア)民暴相談のしおり (5月、1.700部) (イ)企業対象暴力の現状と対策 (5月、 200部) (ウ)暴力団情勢と対策2013年版 (5月、1.500部) (エ)「県民会議の活動」のリーフレット (5月、2.500部) (オ)「県民会議の事業概要」のチラシ (7月、1.000部) (カ)行政対象暴力の現状と対策 (4月~5月、500部) (キ)「暴力団追放」ポスター (5月、1.200部) (ク)暴力団追放「三ない運動+1」の実践のファイル (5月、2.000枚) (ケ)団扇 (暴力団追放、賛助会員募集、6月、1.200部) (コ)暴力団の介入を防止するために (暴排条項の解説) (サ)不当要求防止責任者教本 (8月、400部) (シ)ゴルフ場暴力団排除同盟ポスター及びプレート (8月、ポスター50枚、プレート15枚) (ス)ポケットティシュ (暴力団追放・賛助会員募集、7月、2月 2.000個) (セ)暴力団の介入を防止するために (9月、100部) (ソ)県内主要駅の携帯用JR時刻表 (9月と3月、 2万枚) (タ)新聞折り込み用JR時刻表 (9月と3月、20万枚) (チ)暴排ステッカーの作成と貼付しての広報 (秋田市内のタクシー2社、50台 10月~1月まで) (ツ)平成26年版暴力団追放カレーダー発行 (12月、1,000部) (第1号事業) - 1 - 事 業 名 事 業 イ 内 容 機関誌(紙)の作成及び配布 (ア)県民会議機関紙Joho発行 (123号~134号 9,131部) (イ)機関誌AOC発行 (10月、1,500部) 賛助会員、関係機関団体等に配布 ウ キャンペ-ン等への貸出用の幟等の制作 (2月) (ア)幟旗3種類、各10枚の30枚 、旗用竿10本、アンカー5個 (イ)ミニ幟旗セット3種類、各10枚の30セット エ 暴力団追放賛助会員証配布 新規会員の5事業所に配布 オ キャンペーンの実施 (ア)秋田県社会福祉会館PRまつりに併せて、市民に広く暴力 追放意識の高揚を図るため、「暴力団追放キャンペーン」 を実施、暴力追放のポスター、桃太郎旗、団扇、提灯、賛 助会会員証等、いわゆる暴排グッズを展示したほか、「県 民会議の活動」リーフレット、暴排チラシ等を配布した。 (竿灯祭り期間中の8/3~8/6) (イ)日本相撲協会の協力を得て、大相撲男鹿場所会場において て力士、県警察、県民会議が合同で暴力団排除キャンペー ンを実施し、団扇、暴排チラシ、ポケットティシュを配布 (8/2) (ウ)警察安全の日における暴排資料、ポケットティシュの配布 (9/8) (エ)秋田県社会福祉会館の協力を得て正面の掲示板に暴排ポス ターの掲示 (オ)第136回秋田県種苗交換会において暴力団排除キャンペー ンを実施し、チラシ、三ない運動プラス1のメモ帳等の配 布 (10/31~) (カ)年末特別警戒出動式に参加し、秋田駅前で暴排キャンペー ン実施し、チラシ、ポケットティシュ等を配布 (12/10) カ 民間の自主的組織活動の支援 (ア)秋田県ゴルフ連盟に対して「秋田県ゴルフ場暴力団排除同 盟」発足に伴う、ポスター及び宣言プレート制作費の一部 として支援金を交付 (8月、ポスター50枚、プレート15枚) (イ)民間企業に暴力団情勢の資料提供 (10/10) (ウ)第136回秋田県種苗交換会において暴力団排除キャンペ ーンを実施し、チラシ、三ない運動プラス1のメモ帳、暴 排活動用ベスト制作等の一部として仙北地区暴力追放推進 委員会に支援金を交付 (11月) ⑶ 「政府指針」の普及 ア 責任者講習時に「企業が暴力団等反社会的勢力による被害 を防止するための指針」(政府指針)について、解説を実施 (28回、726名) - 2 - 事 業 名 事 イ 2 業 内 容 関係機関・団体との連絡協議会等を活用し、各種契約書等 に暴排条項導入を指導 (21回、670名) ⑷ ホームページの有効活用 ア ホームページの内容を随時更新し、充実した広報啓発を 推進 イ 事業内容、財務概要、賛助会員の募集 ウ DVDの無料貸出し一覧表 エ 不当要求防止責任者講習日程 オ 責任者講習当日における巡回暴力相談所の開設 カ 平成25年度暴力追放功労栄誉章受賞者の紹介 (全国暴力追放運動中央大会、11/26) 等を追加掲載して、県民会議主催の行事や暴排活動等を紹介す るなど内容の充実を図って情報提供した。 ⑸ 賛助会員の拡大 ア 責任者講習や各種会合等で「県民会議の活動」リ-フレッ ト等の配布による募集広報 (51回、1.458名) イ ホ-ムペ-ジ及びパンフレット等を活用した募集広報 ウ 機関誌「AOC」に賛助会員募集を搭載しての広報実施 エ 平成26年3月末の会員数 賛助会員数 718企業、9個人 (869.5口) 賛助金納入状況 711企業、9個人 (861.5口) 「新規加入16、退会6、減額4」 暴力団員等によ ⑴ 不当な行為の予防に関する活動の支援 る不当な行為の予 ア 予防活動等に関する暴排資料の提供 防に関する活動 県民会議Joho(12回、8,663部)、暴排チラシ、パンフ レット等を提供 (第2号事業) イ 暴排DVD無料貸し出し (2企業、1公所) 「黒い契約者、社会VS暴力団、負けへんで、それでええん か」及び「シャットアウト(行政対象暴力)鉄の扉」を貸出 ウ 不当要求責任者講習時において暴排DVD「あなたならど うする」を視聴させた。 ⑵ 暴力追放推進委員の活動の活性化 活動費支援及び暴排情報・資料の提供 (ア)県内15地区(委員280名)の推進委員会に活動費を支援 (イ)県民会議機関紙Joho毎月1回発行及びチラシ、パンフ レット等を提供 イ 研修会の開催 全県の暴力追放推進委員、少年指導員を対象にブロック別 合同研修会開催 ア - 3 - 事 業 名 事 業 内 容 (中央地区9/17、県北9/20、県南9/27 計76名参加) 警察本部組織犯罪対策課及び少年課担当者による講話及び情 報交換 ⑶関係機関・団体との連携の強化 ア 秋田県街商協会定例総会 (4/1) イ 秋田県弁護士会民事介入暴力対策研究会 (5/21) ウ 秋田県遊技業協同組合総会 (5/22) エ 秋田県銀行警察連絡協議会総会 (5/23) オ 秋田県経営者協会定時総会 (講話、6/5) カ 秋田市内の企業を対象とした暴力団情勢等の講話(6/21) キ 県民相談に係る関係機関等連絡協議会相談ネットワーク 委員会 (8/2) ク 秋田県ゴルフ場暴力団排除同盟発足式 (8/9) ケ 第66期司法修習生選択型実務修習 (講話、8/20) コ 秋田県民事介入暴力対策研究会 (9/3) サ 秋田県街商協会定例役員会 (10/9) シ 秋田県被害者支援連絡協議会少年問題研究部会 (10/16) ス 生活安全任用科における講話 (10/22) セ 秋田県銀行警察連絡協議会運営委員会 (10/23) ソ 秋田県被害者支援連絡協議会総会 (11/22) タ 秋田県証券警察連絡協議会総会 (11/14) チ 秋田県厚生農業協同組合連合会コンプライアンス研修会 (講話、11/15) ツ 秋田県警備業協会研修会 (講話、12/11) テ 秋田県来日外国人犯罪対策連絡協議会実務担当者会議 (12/13) ト 秋田県事業主交通安全推進協会通常総会 (講話、2/6) ナ 秋田県街商協会定例役員会 (3/25) (計 21回、670名) 3 暴力相談活動 ⑴ 暴力相談に対する専門性の発揮 ア 暴力追放相談委員に、弁護士6名、保護司5名、少年指導 員5名を理事長名で委嘱 ( 4/1付) イ 常勤相談員 (警察OB) 全国暴力相談委員及び講習担当者研修会に参加しての研鑽 (7/17、2名出席) ウ 暴力追放相談員(弁護士相談) (3月、1件、1名) ⑵ 暴力相談への迅速な対応 ア 毎月、担当弁護士(秋田弁護士会で指定)による、随時無料 相談所を継続開設 イ 相談活動実施状況 (第3号事業) - 4 - 事 業 名 事 業 内 容 (ア)相談受理件数 204件 (巡回相談6件含む、前年比+40件) (イ)相談対象 a 企業 157件 b 行政 39件 c その他 8件 (ウ)相談種別 a 暴力的不当行為 1件 b 刑罰法令以外の行為 0件 c 暴対法に関する相談 86件 (センター事業 85件) d その他の暴力関係 117件 (反社勢力に関する照会増加傾向) (エ)相談内容の対象暴力団等 a 指定暴力団 15件 (山口組 11件 その他 4件) b 準構成員 10件 c 不明 179件 (オ)処理状況 a 解決 202件(全て警察OBが対応) b 引継ぎ 2件(警察へ 1件、弁護士へ1件) (カ)相談者の職業 行政 39 その他 64 金融・保険業 89 公益事業 12 ⑶ 4 「暴力相談」利用の促進 ア ホームページの掲載による広報 イ 各種会合等で、チラシ、パンフレット等を配布するととも に説明による広報 ウ 責任者講習における広報 (ア)相談窓口の電話番号(警察・秋田弁護士会等)を掲載し たチラシの配布と説明 (イ)「県民会議の活動」リ-フレットの配布と説明による 広報 (ウ)責任者講習の会場で「巡回暴力相談所」を開設 (15回) 少年に対する暴 ○ 関係機関・団体との連携の強化 力団の影響を排除 ア 少年指導員5名、保護司5名を暴力相談委員に委嘱し、少年 する活動 相談への対応体制を構築 (4/1) (第4号事業) イ 県民会議主催の暴力追放推進委員及び少年指導員ブロック 別合同研修会の開催 警察本部組織犯罪対策課及び少年課担当者による講話及び 情報交換実施 (中央地区9/17、県北9/20、県南9/27 計76名参加) ウ 秋田県被害者支援連絡協議会少年問題研究会で情報交換 - 5 - 事 業 名 事 エ 業 内 容 秋田県被害者支援連絡協議総会での情報交換 (10/16) (11/12) 5 暴力団離脱者に ⑴ 関係機関・団体との連携による離脱者支援活動 対する支援活動 ア 秋田県街商協会定例総会において情報交換及び協力要請 (第5号事業) (4/1) イ 秋田県街商協会定例役員会において情報交換及び協力要請 (10/9) ⑵ 平成25年度暴力団離脱者社会復帰支援対策連絡会開催(2/5) 警察本部、行政及び関係機関・団体、保護司等23名参加し、 情報交換を実施した。 6 不当要求防止責 ⑴ 「責任者講習」受講の促進 任者講習の実施 ア ホームページを活用した講習開催日程表等を掲載 イ 県民会議の活動リーフレット、パンフレット等の配布 (第6号事業) ウ 機関誌AOCに登載しての広報 ⑵ 不当要求による被害防止体制の確立 講習資料として、「不当要求防止責任者教本」を受講者全員 に配布し、責任者の役割、対応の基本的心構え、具体的対応要 領、事業所内における対応マニュアルの作成等について教示 (28回、726名) ⑶ 講習内容の充実 ア アンケート調査結果を踏まえた講習内容 (ア)講習実施の都度アンケート調査を実施し、その結果を講習 に反映させ充実を図っている。 (イ)警察本部組織犯罪対策課員による最近の暴力団情勢講話 (ウ)弁護士による反社勢力への対応要領の講話 (エ)視聴覚機材活用による研修 DVD活用(あなたならどうするを上映による研修) (オ)最近の反社勢力関係の相談事例紹介 イ 講習の実施状況 (ア)県内11会場において開催 (イ)実施回数 28回 (ウ)選任時講習 484人 (エ)定時講習 242人 (オ)講習対象 金融・保険業 215人 公務所 146人 サービス業 102人 建設・不動産 81人 卸・小売業 78人 - 6 - 娯楽業 鉱業・製造業 電気・運輸 旅館・ホテル その他 67人 26人 6人 3人 2人 事 業 名 事 合 ⑷ 業 内 容 計 726人 その他不当要求防止研修会 公務所 22名(3/6) サービス業 金融業 10人(3/25) 18人(3/18) 合計50名 7 不当要求情報管 ⑴ 暴力団の活動状況等の教示 理機関に対する援 ア 秋田県銀行警察連絡協議会で、暴力団情勢及び暴力団の活 助 動状況等について情報提供 ( 5/23) (第7号事業) イ 秋田県証券警察連絡協議会総会で、暴力団情勢及び暴力団 の活動状況等について情報提供 (11/14) 8 被害者の救済・ ⑴ 訴訟費用等の貸付及び被害者見舞金支給制度に関する広報 支援活動 ア ホームページへの掲載 イ 「県民会議の活動」リ-フレッ配布による広報 (第8号事業) ウ チラシ等の暴排資料による広報 ⑵ ⑶ 9 10 会議、講習会を活用した広報 前記リーフレット、チラシ等に基づき、関係機関との会議、 不当要求防止責任者講習の際に広報 被害者見舞金の支給 (11月、1件、3万円支給) 少年指導委員の ⑴ 少年指導員研修等の実施 活動に必要な研修 少年に対する暴力団の影響を排除するための活動に必要な知 等の実施 識技能を習得させるため県民会議主催で警察本部組織犯罪対策 (第9号事業) 課暴力担当者及び少年課少年指導担当者を特別講師に迎え、少 年指導員・暴力追放推進委員のブロック別合同研修会を開催 (中央地区9/17、県北9/20、県南9/27 計76名参加) 調査研究活動 ⑴ 秋田弁護士会と民事介入暴力対策研修会開催 県民会議と秋田弁護士会で、民事介入暴力事案に関する情報 交換・研究を行った。 (5/21) ⑵ 秋田県民事介入暴力対策研究会に出席 警察本部、秋田弁護士会、県民会議の三者による、民事介入 暴力事案に関する情報交換・研究を実施 ( 9/3) ⑶ 調査・資料収集活動 ア 平成25年東北ブロック暴力追放運動推進センター連絡協議 会総会 ( 6/12) イ 第22回暴力追放岐阜県民大会 ( 7/12) ウ 第77回民事介入暴力対策岐阜大会 ( 7/12) (第10号事業) - 7 - 事 業 名 事 業 内 容 エ オ カ 全国暴力相談員及び講習担当者研修会 ( 7/17) 平成25年全国暴力追放運動中央大会 (11/26) 適格都道府県センター制度推進状況視察及び打ち合わせの ため山形県暴追センターに出向 ( 12/4) キ 暴力追放運動推進センター専務理事・事務局長研修会 ( 2/18) 等において、県内外の情報を調査・収集し、県民会議発行の広 報資料、講習等の資料として活用 11 その他 ⑷ アンケート調査の実施 責任者講習時に、県民会議の認知度、事業に対する理解度、 講習に対する希望・意見等を把握するためのアンケート調査を 実施し、その結果を事業活動等に反映 (実施回数 25回、実施対象 726人、回答者 627人) ⑴ 平成25年度理事会の開催 ア 第1回通常理事会 5月15日 イ 第1回臨時理事会 6月 4日 ウ 第2回臨時理事会 10月29日 エ 第2回通常理事会 3月17日 ⑵ 理事 理事 理事 理事 8名、監事 5名、監事 9名、監事 8名、監事 2名出席 2名出席 1名出席 1名出席 平成25年度評議員会の開催 定時評議員会 6月 4日 評議員 5名出席及び理事2名出席 - 8 - 事 業 名 事 業 - 9 - 内 容
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