産業財産権取得の流れ【PDF】

知的財産は、企業経営の心強い味方です!
!
中小企業の
知財活動
知財意識
アイデア
●類似品の参入抑制など自社に有利な事業展開!
●自社ブランドの構築による信用力の向上やPR!
●更に発展した技術開発など自社技術力の向上!
●成果の客観的評価による社員のやる気向上!
製品化
事業化
知財での
保護・権利化
研究開発
知的財産活動のメリットの例
先行技術調査
(特許情報プラットフォーム)
育成者権(植物の新品種を保護)
登録によって発生する権利
産 業 財 産 権
特許権
特許出願
不備があれば
却下処分
(補正可)
著作権(精神的作品を保護)
物品の構造、形状に係る考案を保護
出願料
14,000円
実用新案登録出願
出願料
14,000円と
3年分の登録料を
一括納付
方式審査
1年以内に検討
公開特許公報発行
(1年6月経過後)
補償金請求権の発生
(早期公開制度もあり)
優先権主張を伴う出願
出願審査
請求
拒絶理由
あり
拒絶理由
なし
拒絶理由通知
特許権の発生
●4年目以降の特許料納付により出願から
特許料
解消
せず
特許公報の発行
特許公報発行の日
維持決定
から6月以内
特許異義
申立書
無効審判
特許審決
特許判決
取消決定
拒絶査定
不服審判
拒絶審決
知財高裁へ提訴
取消維持判決 拒絶
無効判決
判決
維持判決
無効審決
維持審決
最高裁に上告
商品やサービスに使用するマークを保護
商標登録出願
意匠登録出願
方式審査
出願料
3,400円+
8,600円×区分数
拒絶理由通知
登録料
42,000円+1請求項につき1,000円
意見書
補正書
登録料
1∼ 3年:毎年 8,500円
4∼20年:毎年16,900円
登録料納付
無効審判
知財高裁へ提訴
登録査定
出願日から3年以内であれば可。
ただし、
出願人が評価請求をした場合、
他人から評価請求があった旨の
最初の通知から30日経過した場合、
無効審判における最初の答弁書提出
期間を経過した場合のいずれかに該当
した時はできない。
(実用新案権は放棄)
請求の範囲の減縮等を目的とする訂正
が可能(1回限り)
最初の評価書の謄本送達から2月、
無効審判における最初の答弁書
提出期間内のうちいずれか早い方を経過
するまで
登録料納付
拒絶査定
拒絶査定不服審判
意匠公報の発行
意匠権の発生
★登録料の支払いがなければ出願却下
●権利期間は登録から最長20年
(平成19年3月31日以前の出願は最長15年)
●年金の支払いがなければ権利は消滅
登録査定
商標公報
の発行
★登録料の支払いが
なければ出願却下
10年
無効審判
解消
せず
拒絶査定
設定登録
商標権の発生
応答
なし
意見書
補正書
28,200円×区分数…10年分
(分納16,400円×区分数)
解消
設定登録
最高裁に上告
※2 実用新案登録の訂正
応答
なし
解消
せず
解消
実用新案権の行使は、
「実用新案技術評価書」を
提示して警告した後でなければならない
※1 実用新案登録に基づく特許出願
有
無
拒絶理由通知
請求料
第1年∼第 3年:毎年 2,100円+請求項の数×100円
第4年∼第 6年:毎年 6,100円+請求項の数×300円
第7年∼第10年:毎年18,100円+請求項の数×900円
登録することができない理由
拒絶理由
あり
拒絶理由
なし
公開公報の発行
実体審査
実体審査
実用新案権の発生
登録料
方式審査
異議申立
拒絶査定不服審判
2月以内
特許
査定
出願料
16,000円
登録実用新案公報
の発行
出願から最長10年で権利満了
拒絶査定
商標権
物品のデザインを保護
不備があれば
却下処分
(補正可)
応答
なし
第1年∼第3年:毎年 2,100円+請求項の数× 200円
第4年∼第6年:毎年 6,400円+請求項の数× 500円
第7年∼第9年:毎年19,300円+請求項の数×1,500円
第10年∼ :毎年55,400円+請求項の数×4,300円
特許料
設定登録 納付
実用新案登録に
基づく特許出願
※1
実用新案登録の
訂正※2
最長20年
(一部25年)
権利維持
解消
基礎的
要件審査
実用新案技術評価請求
意見書
補正書
★1∼3年分の特 許 料支払いがなければ
出願却下
方式審査
設定登録
実体審査
出願から3年以内
(出願人、第三者)
出願審査請求手数料
118 ,000円+請求項の数×4,000円
意匠権
実用新案権
発明(物、方法、製造方法)を保護
商品表示、商品形態、営業秘密(不正競争行為を規制)
登録を要しない権利
拒絶
審決
拒絶審決
更新又は権利消滅
無効審決
維持審決
知財高裁へ提訴
無効判決
維持判決
拒絶判決
存続期間の更新
●10年ごとに更新を繰り返す
ことで半永久的な権利として
存続
意見書
維持
決定
知財高裁へ提訴
取消
決定
維持
判決
拒絶
判決
最高裁に上告
最高裁に上告
10年
(注)無効審判、不使用取消審判は省略。
2016.06