特許紹介 特許名称 つのフレーム分、入力する画像データ入力部と、 画像生成支援装置、画像生成支援方法、および、コン ピュータプログラム 前記フィールドデータ同士の撮影タイミングの相違 に起因する水平方向のずれ量を、前記フレームについ て、縦方向に配列された画素間の階調値の分散に基づ いて評価しつつ、 特許番号 前記各フィールドデータの少なくとも1つを相対的に 水平方向に逐次ずらすことによって、前記ずれ量を補 特許第 4257937 号 正し、該各フィールドデータを1フレーム分の画像に 合成することにより、前記画像を生成する生成部と、 発明の目的 を備える画像生成支援装置。 近年では、地物をよりリアルに表示するために、ポリ ゴンに実際に撮影された静止画像から抽出した画像 (貼付画像)を貼り付けることが提案されている。静 止画像は、ディジタルスチルカメラを用いて地物を撮 【図1】 影したり、ディジタルビデオカメラを用いて撮影され た動画像の一部をキャプチャしたりすることによって 生成される。 ディジタルビデオカメラでは、インタレース方式のも のが一般的に用いられる。インタレース方式とは、奇 数番目のラインを表示する奇数フィールドと偶数番目 のラインを表示する偶数フィールドとを交互に撮影す ることによって1つのフレーム画像を生成する方式で ある。 しかし、インタレース方式で撮影された画像では、例 えば、NTSC方式では、偶数番目のラインの撮影時 刻と奇数番目のラインの撮影時刻とに1/60秒のず れが存在する。このため、移動しながら地物を撮影し た場合、両者を単純に合成して静止画像を生成すると、 ずれた画像となってしまう。 本発明は、上述の課題を解決するためになされたもの であり、インタレース方式で撮影された動画像からズ レのない静止画像の生成を支援することを目的とする。 特許請求の範囲 (請求項の数 5) 【請求項1】地物の画像の生成を支援する画像生成支援 装置であって、 移動しながら撮影した前記地物をインタレース方式で 記録したビデオ画像データから、 異なる撮影タイミングで撮影され、間欠的にラインデ ータが記録されたフィールドデータを、少なくとも1 株式会社ジオ技術研究所
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