【球磨教育事務所管内】 1 活用場面 PTA研修(球磨郡PTA連絡協議会母親部理事研修会) 2 講座開催場所 あさぎり駅「ポッポー館」(くま川鉄道) 3 活用プログラム ・小学生期編 1 「後出しじゃんけん」 ・小学生期編20 「伝え方のひと工夫」 ・アイスブレイク 「番町皿屋敷ゲーム」 グループをつくり、進行役の「一枚」 ~みんなの気持ちを考えて~ 「二枚」という合図に合わせて、一人ず つ順番に利き手を重ねていく。 進行役の「パリン」という皿が割れる 合図で、一番上に手を置いていた人が、 下の人の手をたたく。 下に手を重ねている人はたたかれない ように手を引く。 4 講座時間 60分 5 参加人数 13人 6 参加者の反応(◇)、感想(○) ◇ 本年度2回目のくまもと「親の学び」プログラムを活用しての研修であったため、参加者 は随分リラックスして参加することができた。 ○ プログラムの内容が、家庭での悩みとぴったりあてはまりびっくりした。他の人の意見が、 自分へのアドバイスのように感じて、とても勉強になった。早速参考にしていきたい。 ○ 問題が起きたあと、親がどうしたいかではなく、子どもに考えさせて、子どもに決めさせ、 行動させることが大切だと気づいた。子育ての大切なところは、子どもを自立させることだ と感じた。 7 進行役の感想 ○ 本年度2回目の活用であったので、子育てについて少し踏み込んだ内容を取り上げた。ケ ーススタディーの事例と今の悩みが一致している参加者がいるなど、架空の課題であった が、身近な話題として取り組むことができた。 また、事例に対する解決方法が選択肢で示されていることは、参加者にとって考えやすか った。 【天草教育事務所管内】 1 活用場面 本渡東中学校区PTA研修時 2 講座開催場所 天草市立瀬戸小学校 3 活用プログラム 中高生期編3、8 小学生期編11 眼球トレーニング、 2分で子育ての本を読もう、 心にしみる言葉あて 4 講座時間 60分 5 参加人数 44人 6 参加者の反応、感想 ・普段話さない自分が話すことができた。子どもとの接し方が変わるかもし れない! ・2回目の参加でしたが、とても楽しく参加でき、最後は心にしみるいい言 葉を聞くことができて、来てよかったです。たくさんの人に参加してほし いです。 ・楽しみながら、子育てについて考えることができました。同じグループに なった人たちは今までも知っている方々でしたが、話してみると「そうい う面があったのか!」といろいろな個性を知ることができました。ありが とうございました。 7 進行役の感想 全体的に高い評価をいただいた。特にすごろく、子育て情報(○×クイ ズ)は楽しくてためになる、有効なプログラムだと再認識した。またBG Mを流しながらの「心にしみる言葉あて」も会のまとめとして有効である。 この後、参加された複数の保育園で「あまくさ版とらのまき」等を活用し て実施された話も聞き、本渡東中校区に広がるきっかけとなった。 【宇城教育事務所管内】 1 活用場面 PTA研修会 2 講座開催場所 宇城市立三角小学校 3 活用プログラム (1)導入(アイスブレイク) ○バースデーサークル 参加者全員が一つの輪になり、誕生日順に並び替わるプログラム。並び替わるとき、言 葉の使用を禁止し、ジェスチャーのみとすることで、この後のプログラムのテーマ「言葉 の力」と連携させた。また、一列に並ばせることにより、その後の数人ずつのグループ分 けも一度に行え、時間も有効に使うことができる。 (2)展開(主活動) ○小学生期編15:よく使う言葉は?~言葉の力について考えよう~ 「言葉には人を動かす力があること」「わが子への言葉かけ」をテーマに、ワークシー トのチェック表の中からテーマにいくつか抜き出したものを作成し、普段、どういう言葉 をどの程度使っているかを考えてもらう。 ○小学生期編18:わが家で大事にしたいこと 夏休み前という時期にあわせ「この夏休み」に、わが家で大事にして欲しいと思うキー ワードを3つ、順位をつけて選んでもらう。 4 講座時間 50分間 5 参加人数 60人(保護者・教職員) 6 ¥ 参加者の反応、感想 アイスブレイクの前に、主活動のテーマとアイスブレイクの内容が連携していることを説明し たことで、スムーズに展開することができた。また、PTA会長に「わが家で大事にしたいこと」 を発表してもらったところ、別の場所にいた夫人と全く同じ内容、同じ順位であったことからと ても盛り上がった。 7 進行役の感想 今回、2人の進行役で役割分担を行いながら進めた。進行役同士で事前に打合せをする時間を あまりとることが出来なかったので、始まるまでは不安な部分も多少あったが、1人が進行して いるときはもう1人がサポートするなど、限られた時間の中でもスムーズにプログラムを実施す ることができた。 また、初めて実施するプログラムということで事前に進行案を作ってみたが、実際進めていく といくつかイメージと違う部分が出てきた。そのような場面でも柔軟に対応できるようになれ ば、トレーナーとしても向上できると感じた。 【球磨教育事務所管内】 1 活用場面 PTA研修会 2 講座開催場所 人吉市立第三中学校 3 活用プログラム ・中高生期編21「親の役割3か条 ~親の目・子の目~」 ・アイスブレイク① 「よーく聞きましょう『これ何本?』」 進行役が指を立てながら「これは1本(いっぽん)」「これは2本(にほん)」「これ は3本(さんぼん)」と説明する。その後で、指を2本立てながら「これ何本?」とたず ねる。「なんほん」「なんぼん」と言い方を変えることで答えが変わる。 ・アイスブレイク② 「ナンバーコール」(グループ作り) 進行役が「ナンバーコール」と呼びかけ、「せーの」で参加者は手をたたく。「せーの」 の呼びかけのたびに手をたたく数が増えていく。(1回目の「せーの」で「パン」、2回 目の「せーの」で「パン、パン」・・・)「そこまで」の合図で手をたたいた数の人数で グループを作る。 4 講座時間 45分 5 参加人数 35人 6 参加者の反応(◇)、感想(○) ◇ くまもと「親の学び」プログラムを初め て受講する保護者が ほ とんどであったた め、はじめは緊張した面持ちだったが、ア イスブレイクによって、緊張がほぐれ笑顔 で参加していた。グループでも活発に意見 交換ができた。 ○ 中学生だった頃の親に言われてうれしかったことや嫌だったことを思い出し、子どもの目 線で今の自分を振り返ることができた。 ○ 親として子どもへの声のかけ方、家庭で大切にすることなど、いろいろな意見を聞くこと ができて勉強になりました。これからの参考にしたいと思います。 7 ○ 進行役の感想 進行役養成講座を受講した先生と役割を分担して実施した。養成講座を受講した先生がア イスブレイクを担当し、社会教育主事がプログラム内容を担当した。初めての進行役も共同 で実施したことで、安心して行うことができた。 また、親の子どもへの関わり方は、祖父母から親へ、親から子へというように連鎖してい る。子どもの頃に親から言われてうれしかったことや嫌だったことを思い出し、今の自分を 振り返ることで、子どもの気持ちを大切にした接し方に気づくことができた。 【上益城教育事務所管内】 1 活用場面 益城町立益城中学校PTA研修会 2 講座開催場所 益城町総合体育館 3 活用プログラム 小学生期編1 中高生期編9,15 4 講座時間 90分 5 参加人数 95人 会議室 6 参加者の反応、感想 ○ 会場の大きさと参加人数の関係で、会場 を2カ所に分け、教育事務所社会教育主事 と「親の学び」プログラムトレーナーが分 担し、同時進行・同内容で実施した。 ○ 主催者(PTA役員)との打合せにより 参加者の実態を把握し、テーマを「家庭に おけるコミュニケーション」と設定し、メ インのプログラムに中15(ちょっと待っ てよケータイ~わが家の情報モラル~)を 活用することにした。 ○ 参加者アンケートから (1) 「中学生のお子様に携帯電話を持たせることをどう思われますか?」 賛成 26% 反対 69% どちらとも言えない 5% ・行動範囲が広がったことに伴い、所在確認のために必要だと思う。 ・遊びに行くときのみ持たせ、親が管理している。子どもに持たせるのは早い。 ・長年持たせていたが、ルールを守れないので今は持たせていない。 ・家庭の会話が減りそうなので、まだ持たせない。 (2) 「今回の研修に対する感想をお聞かせください」 ・携帯電話の使い方等、他のお母さんのお話が聞けて良かった。 ・子どもさんが携帯電話を使われている家庭の話は参考になった。 ・現実的な問題を題材にされ、色々な意見を聴取でき、貴重な時間だった。 7 進行役の感想 結果的に約75名と20名というアンバランスな人数構成となったが、参加された 方々はそれぞれの部屋で積極的に参加された。グループ活動を中心としたプログラム の構成にすることにより、人数による「盛り上がりの差」は出にくいと感じた。 ○ 益城町・内田トレーナーの感想は次の通りである。 ・参加者の反応を見ながら意見を吸い上げることが難しく、参加者の反応を想定する などの「前準備」がとても大切であることが分かった。 ・今回は全体の場での発表を設定しなかったが、他の方の意見を幅広く知るためには 必要なことだったと感じた。 ・保護者の反応から、データを示すことは理解を得るうえで非常に有効だと感じた。 ○ 中学校の保護者対象の研修では、「携帯電話」をテーマとしたプログラムは参加者 のニーズに合っており、大変有効であると感じた。 ○ 【玉名教育事務所管内】 1 活用場面 玉名郡PTA研修会 2 講座開催場所 和水町中央公民館 3 活用プログラム ・ オリジナルアイスブレイクプログラム 「せーの ドン!」 「ハイイハドン」 ・ 中高生期編 9「子育てすごろく」~中高 Version~ ・ 中高生期編15 ちょっと待ってよケータイ ~わが家の情報モラル~ 4 講座時間 70分 5 参加人数 100人 6 参加者の反応、感想 ○ 初めての、郡P研修会への参加であったが、たくさんの方々と知り合う ことができて大変よかった。ゲームのお陰で、和やかな雰囲気の中で研修 を受けることができた。 ○ 話を聞くだけでなく、自分たちの班で話し合いをしたり、作業をしたり 等いろいろな体験を通して、学び合うことができた。 ○ 様々な価値観があることを学ぶことができた。固定観念にとらわれず、 柔軟な考え方の重要性を認識することができた。 7 進行役の感想 ○ 参加者が100名と大変多かったが、机・椅子等の設備が整っており、 スムーズに会の進行を行えた。 ○ 郡P研修会ということで、参加者の意欲が高く、班での話し合いや代表 者による発表など主体的に取り組まれ、中身の濃い研修を行うことができ た。
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