【別紙 2 意 見 交 換 議 題 ( テ ー マ )】 市町連携による観光・ツーリズムの振興について (兵庫県町議会議長会) 【テーマの趣旨】 県 の 地 域 創 生 戦 略 で は 、「 地 域 に お け る 観 光 ・ ツ ー リ ズ ム の 振 興 」 を 人 口 対 策 の ひ と つ に 位 置 付 け ら れ 、地 域 経 済 の 活 性 化 の た め に は 、観 光 な ど 交 流 人 口 に よ る 消 費 の 拡 大 が 重 要 と さ れ て い る 。ま た 、県 は イ ン バ ウ ン ド 着 地 型 観 光 を 推 進 す る た め に 、瀬 戸 内 沿 岸 県 と 連 携 し て「 瀬 戸 内 ブ ラ ン ド 」を 国 内 外 旅 行 者 に 発 信 さ れ 、 関 西 広 域 連 合 を 中 心 と し た 近 隣 府 県 は 、「 美 の 伝 説 」 広域観光周遊ルートに取り組まれている。 地 域 経 済 を 活 性 化 さ せ 、持 続 的 な 観 光 振 興 と 発 展 を 図 る た め に は 、 自 然 や 歴 史 文 化 資 源 、特 産 品 な ど の 県 内 に 点 在 す る 地 域 資 源 を つ な ぐ 地 域 間 連 携 を 進 め る こ と が 重 要 で あ る こ と か ら 、地 方 議 会 協 議 会 の 場 を 活 か し て 、市 町 と 県の連携による観光・ツーリズムの振興について意見交換を行う。 【意見交換したい内容】 1 地域資源を活かした滞在・体験型ツーリズムを推進する市町連携 世 界 遺 産 姫 路 城 や 近 代 産 業 遺 産 を 巡 る 「 銀 の 馬 車 道 ・ 鉱 石 の 道 」、 ダ イ ナ ミックな自然の姿を体感できる山陰海岸ジオパークや鳴門のうず潮、日本の 原風景を彷彿とさせる棚田の景観、日本遺産に認定された「丹波篠山デカン ショ節」に謳われる地域資源など、県内に点在する地域資源の連携を活かし た滞在・体験型(参加・体験・学習交流)ツーリズムの推進について、市町 が連携できる内容について、アイデアを伺いたい。 2 テーマ・ストーリーを持った観光周遊ルート設定に向けた市町連携 一連の魅力ある観光地を、交通アクセスも含めてネットワーク化し、テー マ性・ストーリー性を持った観光周遊ルートの設定は重要と考える。 例 え ば 、 県 は 2 6 年 度 補 正 予 算 に 、「 姫 新 線 に S L 復 活 計 画 」 調 査 費 を 計 上された。SL復活へのハードルは低くないが、実現すれば、佐用町のヒマ ワリ畑を駆ける雄姿や、世界遺産・国宝姫路城と競演する光景などが人気を 集め、西播磨沿線市町のみならず本県を訪れる観光客を大幅に増やす可能性 がある。 また、姫路市を中心とした連携中枢都市圏における観光戦略も考えられる ことから、複数の市町が連携できる観光客の誘客と内容、ルート設定につい て、アイデアを伺いたい。 3 訪日外国人観光客の誘客促進に向けた県市町連携 東 京 オ リ ン ピ ッ ク・パ ラ リ ン ピ ッ ク 、関 西 ワ ー ル ド マ ス タ ー ズ ゲ ー ム 202 1 開催を控え、多様な国・地域からの訪日外国人旅行者数の拡大が見込まれる 中、外国人観光客の安全・安心・快適な受入基盤を整備する必要がある。 例えば、スマートフォンやタブレット利用により情報収集をする外国人旅 行 者 が 急 増 し て い る こ と を 踏 ま え た 「 無 料 公 衆 無 線 L A N ( W i -fi )」 の 環 境 整備や外国語ガイドマップ・標識の整備。外国語対応のできるガイドを「道 の駅」に配置する等の観光案内機能の向上。免税店やカード決済店の増加対 策など、訪日外国人観光客の誘客の強化にかかる県市町の連携策について、 アイデアや意見を伺いたい。
© Copyright 2024 Paperzz