バイオリソース連携研究グループ Bioresource Research Collaborative Group 城石連携研究グループ (ゲノム機能情報研究グループ) Shiroishi Research Collaborative Group [ ∼平成 20 年 3 月 ] グループヘッド 城石 俊彦(理博) Toshihiko SHIROISHI, Ph.D. 個体レベルにおける遺伝子機能や高次の生命現象を解 では、マウスを用いて ENU 投与により突然変異を効率 明するためには多くの突然変異体の開発が必須である。 良く誘発し、その詳細な機能解析、さらに変異体の原因 ヒトおよびマウスの遺伝子数は約 2 ∼ 3 万といわれてい 遺伝子を迅速に同定する方法など、突然変異体作製とそ るが、多くの遺伝子は複数の機能ドメインを持ち、様々 れらを利用した遺伝子機能解析における基礎基盤技術の な遺伝子発現調節領域を使い分けることにより、多様な 樹立と有用なヒト生活習慣病モデルや遺伝子機能解析の 役割を果たしている。したがって、遺伝子機能の全貌の モデルとなる突然変異体マウスの作製を大規模かつ体系 解明には、1つの遺伝子上の異なった部位に生じた複数 的に行ってきた。 の突然変異が必要である。ゲノム機能情報研究グループ 事業内容 1. 生活習慣病などのヒト疾患モデル動物となるマウス突 4. 突然変異の原因遺伝子の効率的な同定法の開発:変異 然変異体の体系的開発および突然変異体を用いた個体 表現型マッピングの高速化と遺伝子発現情報や文献情 レベルの遺伝子機能の解明 報などを統合したバイオインフォマティクスの導入に 2. 高カロリー食摂取環境下で表現型アッセイ等を行うな よる包括的な原因遺伝子の探索方法の開発 5. 表現型情報統合 Web サイト PhenoSITE の開発:マウ ど環境因子を考慮した突然変異体の探索 3. 突然変異マウスの復元方法の開発:安全で効率的なマ スの変異体リソースの検索および Omic 研究、さらに ウス突然変異体継代法開発のための精子凍結保存シス はヒト疾患モデルへの転用を効率的に行うためマウス テムの改良および高度胚操作技術の導入 表現型情報統合方法の開発 職員とメンバー構成 グループヘッド 城石 俊彦(平成 11 年 4 月∼平成 20 年 3 月) チームリーダー 野田 哲生(平成 11 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 若菜 茂晴(平成 12 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 上級研究員 桝屋 啓志(平成 11 年 5 月∼平成 20 年 3 月) 美野輪 治(平成 11 年 8 月∼平成 20 年 3 月) 研究員 井上 麻紀(平成 11 年 8 月∼平成 20 年 3 月) 金田 秀貴(平成 14 年 1 月∼平成 20 年 3 月) 鈴木 智広(平成 11 年 5 月∼平成 20 年 3 月) 古瀬 民生(平成 16 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 茂木 浩未(平成 12 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 上級技師 小林 喜美男(平成 12 年 9 月∼平成 20 年 3 月) 技師 三浦 郁生(平成 16 年 1 月∼平成 20 年 3 月) テクニカルスタッフ 足立 隆司(平成 12 年 8 月∼平成 19 年 12 月) 池田 亜美(平成 13 年 1 月∼平成 20 年 3 月) 池田 恭子(平成 13 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 尾 加賀美 智子(平成 11 年 11 月∼平成 20 年 3 月) 辛島 裕子(平成 13 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 串田 知子(平成 12 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 佐賀 彩子(平成 18 年 4 月∼平成 20 年 3 月) ― 205 ― 土岐 秀明(平成 12 年 3 月∼平成 20 年 3 月) 藍(平成 13 年 4 月∼平成 20 年 3 月) RIKEN BRC Annual Report 2006 ∼ 2007 城石連携研究グループ(ゲノム機能情報研究グループ) Shiroishi Research Collaborative Group アシスタント 篠木 晶子(平成 17 年 3 月∼平成 20 年 3 月) 渋川 陽子(平成 16 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 鈴木 智草(平成 13 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 多田 瑞穂(平成 12 年 4 月∼平成 19 年 9 月 30 日) 中村 千佳(平成 15 年 5 月∼平成 20 年 3 月) 平山 妙子(平成 11 年 5 月∼平成 20 年 3 月) 星野 里佳(平成 18 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 松井 純子(平成 13 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 村上 亜矢(平成 16 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 横山 晴香(平成 17 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 腰替 千佳(平成 18 年 5 月∼平成 20 年 3 月) 佐谷 昌子(平成 17 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 町田 優子(平成 17 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 業務委託 青木 誠一郎(平成 12 年 12 月∼平成 20 年 3 月) 阿久津 康生(平成 16 年 9 月∼平成 20 年 3 月) 阿部 麻夏美(平成 17 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 今井 亮太(平成 19 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 川戸 奈緒美(平成 16 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 神田 雅俊(平成 15 年 3 月∼平成 20 年 3 月) 清橋 智(平成 18 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 小島 明子(平成 19 年 1 月∼平成 20 年 3 月) 清水 詩織(平成 18 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 清水 直大(平成 14 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 杉田 芙美代(平成 18 年 11 月∼平成 20 年 3 月) 田熊 究一(平成 14 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 中島 昭恵(平成 13 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 南波留 根美(平成 17 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 根岸 秀和(平成 18 年 9 月∼平成 20 年 3 月) 蜂巣 明子(平成 15 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 藤岡 恵子(平成 17 年 7 月∼平成 20 年 3 月) 堀江 恵里香(平成 15 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 松本 真由香(平成 18 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 村山 里美(平成 19 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 矢 志緒(平成 17 年 12 月∼平成 20 年 3 月) 山口 正行(平成 17 年 10 月∼平成 20 年 3 月) 岡田 光司(平成 12 年 11 月∼平成 20 年 3 月) 飯島 千代子(平成 16 年 9 月∼平成 20 年 3 月) 石井 秀行(平成 17 年 12 月∼平成 20 年 3 月) 石塚 由美子(平成 18 年 9 月∼平成 20 年 3 月) 大久保 三枝子(平成 16 年 6 月∼平成 20 年 3 月) 小神野 利江(平成 17 年 2 月∼平成 20 年 3 月) 塚原 崇(平成 17 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 橋本 恵子(平成 18 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 原田 織江(平成 18 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 横山 塁(平成 17 年 12 月∼平成 20 年 3 月) 入沢 幸代(平成 16 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 渡口 清太(平成 16 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 宮城 哲(平成 17 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 派遣 飯野 由貴(平成 18 年 11 月∼平成 20 年 3 月) 大塚 智恵子(平成 16 年 11 月∼平成 20 年 3 月) 桑畑久美子(平成 18 年 5 月∼平成 20 年 3 月) 泊 亜希(平成 18 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 西村 静佳(平成 18 年 5 月∼平成 20 年 3 月) 森田 千春(平成 19 年 11 月∼平成 20 年 3 月) 薬師寺 菜美(平成 18 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 山田 郁子(平成 18 年 7 月∼平成 20 年 3 月) 山中 知恵(平成 17 年 6 月∼平成 19 年 12 月) 年次計画と成果 体外受精、胚移植などの生殖工学的手法を用いて実施し 1. 動物ゲノム変異開発研究 た。 (1)優性および劣性スクリーニングに供するマウスの (2)精子の保存システム、胚操作技術によるマウス突 作製体制の整備 然変異体の継代法の確立 優性および劣性遺伝する表現型に対するスクリーニン 安全で効率的なマウス突然変異体継代法開発のため グを行うため、C57BL/6J 系統の ENU 投与、ならびに G に、精子凍結保存システムの改良、また高度胚操作技術 1、G2、G3 および G4 世代マウスの生産を行った。そ の導入により、独自の継代法を確立した。これまでに こで得られた表現型異常(変異体候補)マウス約 1,100 G1 雄マウスを含め約 20,000 個体の精子を採取・凍結し 匹について、遺伝性確認に必要な次世代マウスを生産す て液体窒素内で保存している。精子凍結保存システムに る体制を整えた。さらに、 遺伝性の確認された変異体 (約 おいては、常法を一部改良した懸濁液作製・充填法を導 450 匹)の次世代マウス増産を行い、遺伝子マッピング 入することで、 より安定性の高い蘇生率を得るに至った。 に繋げた。これらのマウス生産は、 自然交配のみならず、 また融解後の精子の性状によっては通常の体外受精では ― 206 ― RIKEN BRC Annual Report 2006 ∼ 2007 城石連携研究グループ(ゲノム機能情報研究グループ) Shiroishi Research Collaborative Group 受精不可能な精子も少なくない。そのような精子から個 ノム科学総合研究センター(GSC)ゲノム変異機能情報 体を復元するためには、顕微受精が重要な技術となり、 研究チームの神沼英里博士と共同開発したアプリケー より安定性の高いマウス突然変異体継代が要求される。 ション「JavaMapping」を用いて QTL マッピングを実施 そこで BRC 遺伝工学基盤技術室(小倉淳郎室長)の協 した結果、現在までに遺伝性の確認された 401 系統のう 力を得て透明帯切開術法や顕微受精法などの高度胚操作 ち、380 系統についてマッピングを試み、251 系統につ 技術を導入し、これまで高度胚操作技術を含む IVF に いては染色体上の有意な位置を特定することが出来た。 より多くの系統で個体復元に成功している。 さらに、各共同研究先からのマッピング依頼が 11 件あ (3)MUSDB (Mutagenesis Universal Support DataBase) り、6 件について染色体上の位置を特定出来た。特定さ れた染色体領域より効率よく原因変異遺伝子同定おこな の開発 ミュータジェネシス全体の運営をサポートするデータ うための「in silico ポジショナルクローニングシステム」 ベ ー ス MUSDB (Mutagenesis Universal Support DataBase) を理研 GSC ゲノム変異機能情報研究チームの豊田哲郎 は、マウス飼育全般、突然変異誘発、表現型スクリーニ 博士と共同で情報処理や知識ベースを利用して開発運用 ング、遺伝性テストおよびマッピングに至るまですべて した。その結果、72 系統については責任遺伝子の同定 の過程におけるデータをオンラインデータベースに登録 まで行なうことが出来た。 および参照できるシステムである。今年度は、依頼情報 (5)マウス表現型統合の潮流と国際連携 管理システム、ダミー個体作製機能、個体搬入機能拡張、 欧米において KOMP、EuCOMM といった飽和的変 Ajax を使用したオントロジー語句検索機能を加え、さ 異体作製プロジェクトが開始され、マウスの変異体の らに変異マウスの遺伝子型管理をはじめてとして、組換 表現型情報について国際連携が進みつつある。ヨー えマウス管理ソフトウェア等より構成される、「動物情 ロッパでは EU を中心にマウス表現型解析コミュニティ 報管理システム」を新たに開発した。これにより、内部 Eumorphia (http://www.eumorphia.org/) に よ り 統 一 的 な で開発された変異マウスの表現型に加え、外部で開発さ SOP(Standard Opreration Procedure: 標準作業手順書 ) の開 れたノックアウトマウスのデータのインポートが可能と 発、それによる EuCOMM で開発されたマウスの網羅的 なり、直接のデータ比較を行なうことで、一般に用いら 表現型解析プロジェクト EUMODIC (European Mouse れているマウスの基準を用いて、内部開発変異マウスの Disease Clinic) が開始され、我々はこれらの会議に参加 表現型データの評価が可能となった。 して、マウス表現型情報統合の方向性を議論するととも (4)高速遺伝子マッピングおよび突然変異原因遺伝子 に、表現型情報統合 Web サイト、PhenoSITE(Phenotype Semantic Information with Terminology of Experiments; 探索システムの開発 突然変異マウスの原因遺伝子の染色体上の位置を決定 http://www.gsc.riken.jp/Mouse/) を構築した。平成 19 年度 し、その後の詳細マッピングおよび、遺伝子同定につな は、表現型プラットフォームの baseline data 公開、表現 げていくために、SNPs マーカーを TaqMan MGB プロー 型プラットフォームの階層的構造を示すオントロジー型 ブ法 (Applied Biosystems) により検出する高速遺伝子マッ の用語集の開発、国際標準書式に沿ったスクリーニン ピングを行うシステムを開発し、得られた突然変異体の グ解析の標準作業手順書(SOP)、公開オントロジーに マッピングをルーチンで運用してきた。C57BL/6J マウ よる ENU 誘発変異体表現型のアノテーションを充実さ スに対し DBA/2J および C3H/HeJ 間で多型を示す共通の せ、さらにこれらの情報を統合的に表示する Web 基盤 TaqMan プローブを全染色体に渡って 116 loci に設計で のビュワーを開発している。 きた。これによって、二つの交配系統にとらわれないフ レキシブルなマッピング系の運用が可能になった。 また、 理研 BRC との共同研究で得られた MSM 系統の BAC 2. 動物ゲノム変異解析研究 (1)Modified-SHIRPA 法スクリーニング ライブラリ末端塩基配列情報を元にして、C57BL/6J と 2007 年 4 月 か ら 2008 年 3 月 に か け て、296 個 体(9 MSM/Ms 間 で SNPs 多 型 を 示 す TaqMan プ ロ ー ブ を 全 家系)の劣性表現型スクリーニングを行い、3 家系につ 染色体に渡って 109 loci 設計できた。これら設計した いて異常表現型が検出された。変異マウスの詳細解析で TaqMan プローブを有効利用するため C57BL/6N、C3H/ は、群馬大学大学院医学系研究科、平井宏和教授との共 HeN、BALB/cA、SM/J、129 各 亜 系 統、KJR/Ms の 各 系 同研究により、ヘテロ接合体で運動能力が著しく低下し 統との SNPs 多型を調査し情報を蓄積している。理研ゲ ている 6 系統の優性突然変異体、M100318、M100612、 ― 207 ― RIKEN BRC Annual Report 2006 ∼ 2007 城石連携研究グループ(ゲノム機能情報研究グループ) Shiroishi Research Collaborative Group M100651、M100654、M100718、M101243、M101479 を (3)行動解析スクリーニング 用いて遺伝学解析および表現型の解析を行った。これら 2)不安・恐怖の昂進、 3)学習・ 1)活動パターンの異常、 の系統は全て単一の遺伝子によって支配されていると考 記 憶 の 障 害 に 特 に 注 目 し て Home Cage Activity、Open えられ、少なくとも5つの別の遺伝子の変異体であると Field、Passive Avoidance の行動試験を実施してきた。こ 考えられる。表現型に関しては、M101479 系統以外は、 の中で、平成 18-19 年度においては C57BL/6 バックグラ 身体の震え、運動時に強く運動失調を示す点で共通点が ウンドの劣性変異体の Open-field test スクリーニングを 見られた。特に M100651 と M100718 は、運動失調の起 主として行った。これらのスクリーニングで異常が検出 こり方を観察したところ、酷似しており、共に毛色の淡 された変異体に関し、遺伝解析を行い、原因遺伝子の特 色化が見られ、かつ染色体上の位置がほぼ同じである事 定を行った。これと併行して遺伝子を同定したミュータ から、同じ遺伝子の変異である事が強く示唆された。特 ントラインの詳細な行動表現型解析、行動薬理試験を行 定したマウス変異体のマップ領域に対するヒトシンテ い、ヒト疾患との対応を検討したところ、複数の精神・ ニー領域の中には、ヒト脊髄小脳変成症の領域を含んで 神経疾患、発達障害モデルマウスの確立に成功した。特 おり、これらのマウス変異体の解析がヒト脊髄小脳変成 に、注意欠陥多動障害(AD/HD)[ 国立精神・神経セン 症の原因遺伝子を解明する上で重要なことが示唆され ター神経研究所微細構造研究部・湯浅茂樹部長、協和発 る。理研遺伝子多型研究センター(SRC)変形性関節症 酵工業株式会社医薬研究センターとの共同研究 ]、難治 関連遺伝子研究チーム(池川志郎チームリーダー)との 性小児てんかん・GLUT1-DS[ 理研分子イメージング研 共同研究により、四肢奇形をおこす突然変異についての 究プログラム機能評価研究チームとの共同研究 ]、活動 解析を行った。また、内臓逆位を呈する突然変異マウス リズム異常 [ 理研発生・再生科学総合研究センターシス が発見され、現在遺伝性確認と染色体マッピングを行っ テムバイオロジー研究チームとの共同研究 ]、不安障害 ている。 などの各疾患に関しては有力なモデル系統を確立した。 また、Modified-SHIRPA 法の国際標準化および検査高 (4)感覚器系スクリーニング 速化を目指し、検査項目の改良を行った。実際に標準系 聴覚:クリックボックスの音刺激に対する驚愕反応の有 統である B6/J、BALB/cA、129+Ter/Sv、MSM/Ms、C3H/ 無を早期の難聴表現型として検査し、G1 個体 11,135 匹 HeJ、DBA/2J の 6 系統の計 445 個体を用いて検査を行い、 をスクリーニングした。反応に異常が認められた 49 匹 統計処理法の採用により系統間比較を可能とした。その の G1 個体 ( 変異体候補 ) について、聴性脳幹反応 (ABR) 結果、欧米の SHIRPA 検査データとの共通性を維持でき 測定装置を用い、聴覚異常の特性を解析した。ABR 測 ていることが確認された。 定により、明瞭に聴覚異常と判定されたのは、49 個体 中 36 個体で、これらのうち 26 個体が難聴表現型の遺伝 (2)血液スクリーニング 血液スクリーニングは 9 週齢で行われる血算スクリー 性を示した。そのうち、旋回行動をともなうものは、3 ニング(測定項目 32 項目)と 11 週齢で行われる生化学 系統のみであった。これら 26 系統中 22 系統のマッピ スクリーニング(測定項目 28 項目)から構成されてい ングが終了し、原因遺伝子の同定を行った。そのうち る。これまでに血算、生化学の各スクリーニングでそ Chr.6 にマップされる系統について、Pmca2 遺伝子上に れぞれ約 12,000 個体のマウスをスクリーニングしてき 新規変異を確認した。これらの優性難聴系統は、その他 た。結果として血算 53、生化学 44 の遺伝性を確認した の多角的な検査項目を経た上で明瞭な異常を認めず、ヒ (高血糖マウスを除く) 。後期(Late)スクリーニングで ト非症候群性難聴のマウスモデルになり得ると考えられ は、血算、生化学の各スクリーニングをそれぞれ 52 週 る。 齢、54 週齢で行い、それぞれ約 2,500 個体のマウスをス 眼底:眼球および眼底像に異常を示すマウス変異体を検 クリーニングし、126 の異常値を示す個体(血算 31、生 出すべく、実験小動物用眼底カメラを用いたスクリーニ 化学 95)を見いだした。 ングを行った。優性スクリーニングで約 2,500、劣性ス 血液スクリーニングでは生活習慣病モデルマウスとな クリーニングで 42 家系(約 800 個体)について検査を る高コレステロール血症マウスをはじめ、骨代謝に異常 行った結果、眼底および眼に異常を呈すマウスを優性ス のある低リン性くる病様マウスなど、ヒト代謝性疾患の クリーニングから 36 個体、劣性スクリーニングから 4 モデルとなるマウス系統の開発に寄与することができ 家系検出した。そのうち、 角膜混濁、 視神経乳頭コロボー た。 マ、網膜色素変について原因遺伝子を同定を行った。平 ― 208 ― RIKEN BRC Annual Report 2006 ∼ 2007 城石連携研究グループ(ゲノム機能情報研究グループ) Shiroishi Research Collaborative Group 成 19 年度から網膜機能を直接診断できる網膜電図検査 (8)筋疾患モデルマウスの開発 を導入し、変異マウス系統の網膜機能の評価体制を確立 国立精神・神経センター神経研究所疾病研究第一部と し、突然変異系統について経時的に網膜機能が喪失して 共同で、 優性および劣性スクリーニングにおける約 1,500 いくことが確認できた。 個体を対象として、筋病理組織の多角的な解析により筋 (5)循環器系スクリーニング 疾患モデルマウスの開発を行ってきた。その結果、これ 非浸襲的な 4 連テイルカフ式自動血圧測定装置 までに優性 5 系統、劣性 14 家系において筋疾患モデル BP2000(マウス用)を用いて、17 週齢の G1 を検索し、 候補個体体が見いだされた。優性スクリーニングにおい 血圧に異常を示すマウス変異体候補を探索した。現在ま て見いだされたマルチミニコア病モデル候補個体に関し でに 3,099 匹の G1 個体をスクリーニングし、48 個体の ては遺伝性を確認し、 遺伝子マッピング解析を開始した。 変異体候補を見いだし、各候補について遺伝性を検討し 国立精神・神経センター疾病研究第一部(西野一三部長) た結果、13 系統について遺伝性が確かめられた。劣性 との共同研究により突然変異マウスの筋病理組織の多角 スクリーニングでは、通常飼料飼育個体を 17 週齢、高 的な解析をおこなって筋疾患モデルマウスの開発を試み 脂肪食飼育個体を 21 週齢で検査を実施し、高血圧を示 ている。 す 4 系統を単離した。 (9)糖尿病モデルマウスの作出 生化学スクリーニングにて検出された高血糖 102 個体 (6)剖検スクリーニング 腫瘍性病変、老化等のヒトの疾患モデルになりうる変 のうち 59 個体に対し遺伝性テストを実施したところ、 異体の検索を行うために、1 年以上(78 週齢まで)の長 24 系統で遺伝性が確認できた。そのうち、インスリン 期観察により初めて発見できる異常表現型を示す G1 個 分泌不全型糖尿病を発症する 12 系統においてヒト若年 体(初代変異体候補)を探索した。形態学的ならびに病 発症成人型糖尿病(Maturity-onset diabetes of the young: 理組織学的解析法を適用し、7,012 個体の G1 の優性ス MODY)の原因遺伝子であるグルコキナーゼ遺伝子に クリーニングを実施し、78 週齢以前の切迫異常個体を 変異を同定した。これら 12 系統における変異の部位は 含めて、82 個体の変異体候補を単離した。この優性ス 全て異なっており、4系統では、ヒト患者と変異の位置 クリーニングの結果、コントロール集団には見られない およびアミノ酸置換のパターンが一致していた。 その他、 多発性腫瘍を発症し、食道がんや内分泌腫瘍等ヒト腫瘍 肥満とインスリン抵抗性を伴う糖尿病を発症する 1 系統 病態のモデルとなりうる 17 系統を樹立した。更に、腎 はヒト単一遺伝子性肥満症の原因遺伝子である、Sim1 機能障害及び骨密度異常等の、非腫瘍性疾患モデルも 5 遺伝子に、また、高インスリン血症を伴う 3 系統ではイ 系統樹立した。また、劣性スクリーニングにおいても同 ンスリン受容体遺伝子に変異を同定した。さらに、若齢 様に解析を実施し、51 系統、約 900 個体のマウスをス 期に重篤な糖尿病を発症し膵島の β 細胞に異常をきたす クリーニングした結果、非腫瘍性異常表現型 2 系統を樹 1系統に関しては新規糖尿病原因遺伝子としての可能性 立した。 が高い遺伝子に変異を同定し、現在、遺伝子変異と表現 型の関連についての詳細な研究をすすめている。 (7)ミトコンドリア病関連スクリーニング 核遺伝子変異に起因したミトコンドリア疾患モデルマ (10)野生種由来マウスを用いたがん抑制遺伝子 Apc の 修飾遺伝子探索 ウスの探索を目的とし、ミトコンドリアの機能を測定す べく血中乳酸値測定方法の確立と基準系統における基礎 ヒト家族性大腸腺腫症(FAP)は、大腸に多数の腺 データの収集、さらに形態観察方法を確立するに至った。 腫を発生する遺伝性の疾患で、がん制御遺伝子である また、本疾患の二次的産物として特徴づけされる多重欠 APC 遺伝子の変異によりおこる。ApcMin/+ マウス (B6 バッ 失ミトコンドリア DNA の検出系も確立した。これらの クグラウンド ) は Apc 遺伝子にナンセンス変異をもち、 方法を導入し、ミトコンドリア疾患の主症状である痙攣、 腸管に多数の腺腫を発生し、生後 120 日齢までに大多数 失調、知能低下などの中枢神経系の異常、筋力や感覚器 が死亡するが、野生種由来近交系マウス MSM(日本産) の異常個体に対して、ミトコンドリアの機能・形態観察 ならびに KJR(韓国産)マウスと交配して得られた F1 を行った。これまでに劣性スクリーニングの複数の家系 個体では腺腫の発生が強力に抑制される。このような において、多重欠失ミトコンドリア DNA が検出される 野生種由来マウスゲノム中に存在する Apc の変異によ 個体が見いだされ、遺伝性を確認することができた。 る発がんを抑制する修飾遺伝子を ENU ミュータジェネ シスにより探索した。本年度は MSM に ENU を投与し ― 209 ― RIKEN BRC Annual Report 2006 ∼ 2007 城石連携研究グループ(ゲノム機能情報研究グループ) Shiroishi Research Collaborative Group KJR と交配して得られた G1KM 雄と,ApcMin/+ 雌マウス に 11 個体の G1KM からそれぞれ 10 ∼ 25 匹の G2 産仔 との体外受精産仔(G2)の腸管を観察した。ポリープ を生産し、コントロールと比較して明らかにポリープが の発生を抑制する野生種由来の修飾遺伝子が ENU 誘発 多発した産仔を複数有する G1 が 3 固体認められた.遺 変異により機能が低下するとポリープが発生するように 伝性テストを実施したが,明らかな遺伝性は確認できな なることを指標としたスクリーニングである。現在まで かった。 研究発表(誌上発表) 【原著論文】 * は査読制度がある論文誌 1. Masuya H., Sezutsu H., Sakuraba Y., Sagai T., Hosoya 5. Kaneda H., Taguma K., Suzuki C., Ozaki A., Nakamura M., Kaneda H., Miura I., Kobayashi K., Sumiyama C., Hachisu A., Kobayashi K., Wakana S., Shiroishi K., Shimizu A., Nagano J., Yokoyama H., Kaneko S., T.: “An Optimal Embryo Transfer Condition for the Sakurai N., Okagaki Y., Noda T., Wakana S., Gondo Effective Production of DBA/2J Mice.” Experimental Y., Shiroishi T.: “A Series of ENU-induced single base Animals 56, 385-388 (2007). substitutions in a long-range cis-element altering Sonic hedgehog expression in the developing mouse limb bud.” 6. Masuya H., Yoshikawa S., Heida N., Toyoda T., Wakana S., Shiroishi T.: “PHENOSITE: A web Genomics 89, 207-214 (2007).* database integrating the mouse phenotyping platform 2. Clapcote S. J., Lipina T. V., Millar J. K., Mackie S., and the experimental procedures in mice.” Journal of Christie S., Ogawa F., Lerch J. 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V., Greenaway S., Hrabé de Takahashi K., Nakazawa M., Matsui M., Gondo Y., Angelis M., Kollias G., Leblanc S., Lee K., Lengger Noda T., Shiroishi T., Wakana S., Toyoda T.: “Objective C., Maier H., Mallon A-M., Masuya H., Melvin D. evaluation measures of marker selection in large- G., Müller W., Parkinson H., Proctor G., Reuveni E., scale SNP genotyping.” Journal of Bioinformatics and Schofield P., Shukla A., Smith C., Toyoda T., Vasseur L., Computational Biology 6, 905-917 (2008). Wakana S., Walling A., White J., Wood J. and Zouberakis M.: “Integration of Mouse Phenome Data Resources.” 9. Taylor C.F., Field D., Sansone S-A., Aerts J., Apweiler R., Ashburner M., Ball C.A., Binz P-A., Bogue M., Booth Mammalian Genome 18, 157-163 (2007).* T., Brazma A., Brinkman R.R., Clark A.M., Deutsch 4. Masuya H., Nishida K., Furuichi T., Toki H., Nishimura E.W., Fiehn O., Fostel J., Ghazal P., Gibson F., Gray G., Kawabata H., Yokoyama H., Yoshida A., Tominaga T., Grimes G., Hancock J.M., Hardy N.W., Hermjakob S., Nagano J., Shimizu A., Wakana S., Gondo Y., Noda H., Julian R.K., Kane M., Kettner C., Kinsinger C., T., Shiroishi T., Ikegawa S.: “A novel dominant-negative Kolker E., Kuiper M., Novère N., Leebens-Mack J., mutation in Gdf5 generated by ENU mutagenesis impairs Lewis S.E., Lord P., Mallon A-M., arthandan N., Masuya joint formation and causes osteoarthritis in mice.” Hum H., McNally R., Mehrle A., Morrison N., Orchard S., Mol Genet. 14, 2366-2375 (2007).* Quackenbush J., Reecy J.M., Robertson D.G., Rocca- ― 210 ― RIKEN BRC Annual Report 2006 ∼ 2007 城石連携研究グループ(ゲノム機能情報研究グループ) Shiroishi Research Collaborative Group Serra P., Rodriguez H., Rosenfelder H., Santoyo-Lopez 5. 桝屋 啓志 , 古市 達哉 , 西田 圭一郎 , 永の 順子 , 横山 J., Scheuermann R.H., Schober D., Smith B., Snape 晴香 , 三浦 郁生 , 若菜 茂晴 , 池川 志郎 , 城石 俊彦: J., Stoeckert C.J., Tipton K., Sterk P., Untergasser A., “ 膝関節癒合を示す新規マウス Gdf5 アリル ”, GSJ Vandesompele J., Wiemann S.: Promoting Coherent コミュニケーションズ 10 月号 , 6 (2006). Minimum Reporting Requirements for Biological and Biomedical Investigations: The MIBBI Project, Nature 6. 若菜 茂晴 , 城石 俊彦: “3 章 系統のゲノム情報と 表現型情報についての Q & A”, マウス・ラットな Biotechnology, 26:889-896 (2008).* るほど Q & A 実は知らない基礎知識 + 取り扱い のコツがつかめる! , 羊土社 , 77-104 (2007). 【著書】 1.「マウス表現型プロトコール 形態分析から生理機 7. 中釜 斉 , 北田 一博 , 城石 俊彦 編: 「マウス・ラッ 能解析まで」, 細胞工学別冊:実験プロトコールシ トなるほど Q & A 実は知らない基礎知識 + 取り リーズ「マウス表現型プロトコール∼形態分析から 扱いのコツがつかめる!」, 羊土社 (2007). 生理機能解析まで∼」, ゲノム機能情報研究グルー プ編 , 秀潤社 (2006). 8. 桝屋 啓志:「マウスを使って実験しよう 5 マウスの ゲノムについて知ろう」, Medical Bio 55, 55(1): 82- 2. 和田 由美子 , 若菜 茂晴:“ENU ミュータジェネシス 87 (2008) による脳神経系異常モデルマウスの開発 ”, 生体の 科学 57, 260-265 (2006). 9. 権藤 洋一 , 若菜 茂晴 , 桝屋 啓志:世界に広がる ミュータントマウス大規模プロジェクトの最新動 3. 城石 俊彦:“ マウス・ミュータジェネシス ”, 生物 向 , 実験医学 26, 2130-2135 (2008). の科学 遺伝 60, 16-17 (2006). 4. 桝屋 啓志:“ENU 誘発変異アレルシリーズによるマ ウス遺伝子機能解析 ”, 実験動物ニュース 55, 92-96 (2006). 研究発表(学会発表) 【国際会議】 International Mouse Mutagenesis Symposium, 1. Shiroishi T.: “Exploration of ENU-induced mutations Yokohama, Japan, Mar. (2006). with late-onset phenotypes.” AAAS Annual Meeting, St. Louis, USA, Feb. (2006). 5. Toyoda T., Kobayashi N., Heida N., Mochizuki Y., 2. Masuya H., Toyoda T., Wakana S., Gondo Y., Noda Hasegawa Y., Masuya H., Wakana S., Sakaki Y.: T., Shiroishi T.: “Update of GSC mouse mutagenesis “Intelligent inferences in the omic space: toward high- homepage - phenotype control data and mutants throughput positional cloning in mouse models of obtained.” EUMORPHIA 3rd Annual Meeting, human diseases.” Hugo's 11th Human Genome Meeting Barcelona, Spain, Feb. (2006). (HGM2006), Helsinki, Finland, May (2006). 3. Shiroishi T.: “Functional genomics based upon ENU 6. Ohkido M., Sugitani Y., Yamanaka H., Noda T., Matsufuji mouse mutagenesis.” International Mouse Mutagenesis S.: “Disturbance of the embryonic hematopoiesis in Symposium, Yokohama, Japan, Mar. (2006). antizyme 1 knockout mice is caused by high level of polyamines.” 20th IUBMB International Congress of 4. Noda T.: “Trends in mouse models and mutagenesis.” Biochemistry and Molecular Biology and 11th FAOBMB Congress, Kyoto, Japan, Jun. (2006). ― 211 ― RIKEN BRC Annual Report 2006 ∼ 2007 城石連携研究グループ(ゲノム機能情報研究グループ) Shiroishi Research Collaborative Group 7. Wakana S., Masuya H., Wada Y., Kaneda H., Suzuki T., 12. Minowa O., Inoue M., Motegi H., Wada Y., Toki Furuse T., Kobayashi K., Miura I., Minowa O., Inoue M., H., Sakuraba Y., Tsuchihashi K., Tada M., Masuya Motegi H., Toki H., Gondo Y., Noda T., Shiroishi T.: “A H., Kaneda H., Kobayashi K., Wakana S., Gondo large scale mouse ENU mutagenesis project (2006-1): Y., Shiroishi T., Noda T.: “A large scale mouse ENU Overview.” 20th IUBMB International Congress of mutagenesis project (2006-6): Deafness mutants with Biochemistry and Molecular Biology and 11th FAOBMB heir cell impaired calcium-metabolism.” 20th IUBMB Congress, Kyoto, Japan, Jun. (2006). International Congress of Biochemistry and Molecular Biology and 11th FAOBMB Congress, Kyoto, Japan, 8. Motegi H., Ohtaki M., Satoh K., Inoue M., Toki H., Jun. (2006). Wakana S., Gondo Y., Minowa O., Shiroishi T., Noda T.: “A large scale mouse ENU mutagenesis project (2006-2): 13. Furuse T., Wada Y., Masuya H., Kaneda H., Kobayashi An analysis of the large amount of accumulated non- K., Miura I., Kushida T., Shibukawa Y., Nakai Y., ENU treated control data from blood tests on three Takenouchi K., Gondo Y., Noda T., Wakana S., Shiroishi laboratory mouse strains.” 20th IUBMB International T.: “A large scale mouse ENU mutagenesis project Congress of Biochemistry and Molecular Biology and (2006-7): Screening of dominant behavioral mutants as 11th FAOBMB Congress, Kyoto, Japan, Jun. (2006). psychiatric disease model.” 20th IUBMB International Congress of Biochemistry and Molecular Biology and 9. Miura I., Masuya H., Wada Y., Furuse T., Inoue 11th FAOBMB Congress, Kyoto, Japan, Jun. (2006). M., Minowa O., Motegi H., Toki H., Kobayashi K., Kaminuma E., Toyoda T., Gondo Y., Noda T., Wakana 14. Masuya H., Sezutsu H., Sagai T., Hosoya M., Sakuraba S., Shiroishi T.: “A large scale mouse ENU mutagenesis Y., Miura I., Noda T., Wakana S., Gondo Y., Shiroishi project (2006-3): Establishment of high-throughput T.: “A large scale mouse ENU mutagenesis project gene mapping system by the use of SNPs markers in (2006-8): Gene driven screening in the cis regulatory the mouse.” 20th IUBMB International Congress of region controlling Shh expression in developing limb.” Biochemistry and Molecular Biology and 11th FAOBMB 20th IUBMB International Congress of Biochemistry and Congress, Kyoto, Japan, Jun. (2006). Molecular Biology and 11th FAOBMB Congress, Kyoto, Japan, Jun. (2006). 10. Inoue M., Motegi H., Sakuraba Y., Toki H., Kaneda H., Miura I., Wakana S., Gondo Y., Minowa O., Shiroishi 15. Masuya H., Sezutsu H., Sakuraba Y., Sagai T., Hosoya T., Noda T.: “A large scale mouse ENU mutagenesis M., Kaneda H., Noda T., Gondo Y., Wakana S., Shiroishi project (2006-4): Establishment and analyses of mouse T.: “A series of ENU-induced single base substitutions diabetes models.” 20th IUBMB International Congress of affected the activity of a limb specific long-range cis- Biochemistry and Molecular Biology and 11th FAOBMB element of Shh in mouse.” 9th International Conference Congress, Kyoto, Japan, Jun. (2006). on Limb Development and Regeneration, Awaji, Japan, Jul. (2006). 11. Sato H., Ikeda K., Masuya H., Kaneda H., Miura I., Kobayashi K., Gondo Y., Noda T., Tamai M., Nishida 16. Masuya H.: “Construction of RIKEN Phenome K., Wakana S., Shiroishi T.: “A large scale mouse ENU Database.” International Phenome Meeting, Munich, mutagenesis project (2006-5): Establishment of ENU Germany, Sep. (2006). induced dominantly inherited retinal diseases in mice.” 20th IUBMB International Congress of Biochemistry and 17. Hancock J. M., Blake J. A., Bogue M., Brown S. D. Molecular Biology and 11th FAOBMB Congress, Kyoto, M., Chesler E., Davidson D., Eppig J. T., Gkoutos G. Japan, Jun. (2006). V., Greenaway S., Lee K., Lengger C., Mallon A-M., Masuya H., Muller W., Parkinson H., Reuveni E., ― 212 ― RIKEN BRC Annual Report 2006 ∼ 2007 城石連携研究グループ(ゲノム機能情報研究グループ) Shiroishi Research Collaborative Group Schofield P., Shukla A., Toyoda T., Vasseur L., Wakana 23. Noda T.: “Mouse mutagenesis and phenomics.” The 2nd S.: “Integration of mouse phenotype databases.” International Mouse Mutagenesis Symposium, Daejeon, 20th International Mammalian Genome Conference, Korea, Dec. (2006). Charleston, USA, Nov. (2006). 24. Kaneda H., Taguma K., Suzuki C., Ozaki A., Nakamura 18. Kimura T., Sakuraba Y., Noguchi H., Masuya H., Sezutsu C., Hachisu A., Masuya H., Wada Y., Suzuki T., Furuse T., H., Takahashi K., Toyoda A., Sakaki Y., Fukumura Kobayashi K., Miura I., Minowa O., Inoue M., Motegi R., Murata T., Fujimoto N., Motoi R., Yamamura M., H., Toki H., Sakuraba Y., Takahashi K. R., Murata T., Wakana S., Noda T., Shiroishi T., Gondo Y.: “Long Fukumura R., Gondo Y., Noda T., Wakana S., Shiroishi conserved noncoding sequences.” 20th International T.: “Improvement of embryo-transfer for DBA/2J strain Mammalian Genome Conference, Charleston, USA, Nov. and IVF-based mouse reproduction in the RIKEN mouse (2006). mutagenesis program.” The 2nd International Mouse Mutagenesis Symposium, Daejeon, Korea, Dec. (2006). 19. Masuya H., Heida N., Yoshikawa S., Motegi H., Furuse T., Minowa O., Toki H., Wada Y., Inoue M., Kaneda 25. Inoue M., Motegi H., Sakuraba Y., Toki H., Kaneda H., H., Kobayashi K., Toyoda T., Wakana S., Gondo Y., Miura I., Wakana S., Gondo Y., Minowa O., Shiroishi T., Noda T., Shiroishi T.: “A website for mouse phenotype Noda T.: “Mouse models of diabetes mellitus generated representation, PHENOSITE (phenotype statistical by the RIKEN ENU mutagenesis project.” The 2nd information and terminology of experiments).” 20th International Mouse Mutagenesis Symposium, Daejeon, International Mammalian Genome Conference, Korea, Dec. (2006). Charleston, USA, Nov. (2006). 26. Sakuraba Y., Kimura T., Noguchi H., Masuya H., Sezutsu 20. Fukumura R., Sakuraba Y., Fujimoto N., Murata H., Takahashi K. R., Toyoda A., Sakaki Y., Fukumura T., Wakana S., Noda T., Shiroishi T., Gondo Y.: R., Murata T., Fujimoto N., Motoi R., Yamamura M., “Comparison of ENU-induced mutation-discovery Wakana S., Noda T., Shiroishi T., Gondo Y.: “Long systems for sequence-based mutagenesis in the mouse.” conserved noncoding sequences (LCNS).” The 2nd 20th International Mammalian Genome Conference, International Mouse Mutagenesis Symposium, Daejeon, Charleston, USA, Nov. (2006). Korea, Dec. (2006). 21. Murata T., Karouji K., Sakuraba Y., Fukumura R., 27. Masuya H.: “Mouse Phenotype Database in RIKEN.” Kaneda H., Wakana S., Noda T., Shiroishi T., Gondo EUMODIC First Annual Meeting, Barcelona, Spain, Feb. Y.: “Establishing multiple mouse lines possessing (2007). point mutation on beta-catenin(CTNNB1) gene.” 20th International Mammalian Genome Conference, 28. Shiroishi T.: “Genome anatomy of C57BL/6 and Charleston, USA, Nov. (2006). exploration of SNPs for energy metabolism” EUMODIC First Annual Meeting, Barcelona, Spain, Feb. (2007). 22. Wakana S., Masuya H., Kaneda H., Wada Y., Suzuki T., Furuse T., Kobayashi K., Miura I., Minowa O., Inoue 29. Noda T., Motegi H., Inoue M., Toki H., Minowa O., M., Motegi H., Toki H., Gondo Y., Noda T., Shiroishi T.: Sakuraba Y., Fukumura R., Murata T., Makino S., “Recent progress in RIKEN mouse ENU-mutagenesis Takahashi K. R., Nakai Y., Miura I., Kobayashi K., and construction of mouse phenome database.” The 2nd Kaneda H., Furuse T., Suzuki T., Masuya H., Gondo International Mouse Mutagenesis Symposium, Daejeon, Y., Wakana S., Shiroishi T.: “Recent progress in the Korea, Dec. (2006). RIKEN ENU-mutagenesis project.” 21st International Mammalian Genome Conference (IMGC2007), Kyoto, Oct. (2007). ― 213 ― RIKEN BRC Annual Report 2006 ∼ 2007 城石連携研究グループ(ゲノム機能情報研究グループ) Shiroishi Research Collaborative Group 30. Masuya H., Yoshikawa S., Heida N., Kobayashi Kaneda H., Miura I., Kobayashi K., Gondo Y., Nishida K., N., Arikuma T., Toyoda T., Mizoguchi R., Noda T., Wakana S., Shiroishi T.: “Establishment of ENU-induced Gondo Y., Wakana S., Shiroishi T.: “Development of dominantly inherited retinal degeneration in mice.” informational infrastructures to share mouse phenotype 21st International Mammalian Genome Conference and experimental procedures of phenotyping platform (IMGC2007), Kyoto, Oct. (2007). with multiple institutions.” 21st International Mammalian Genome Conference (IMGC2007), Kyoto, Oct. (2007). 37. Furuse T., Wada Y., Masuya H., Miura I., Kushida T., Kanda T., Hirose R., Toki S., Shibukawa Y., Yamada 31. Minowa O., Inoue M., Motegi H., Toki H., Sakuraba Y., I., Sezutsu H., Kaneda H., Kobayashi K., Yuasa S., Wakana S., Gondo Y., Shiroishi T.: “Deafness mouse Wakana S., Shiroishi T.: “A genetic analysis of ENU mutants with hair cell impaired calcium-signaling induced mouse mutant that shows ADHD like behavioral generated by the RIKEN ENU-mutagenesis program.” phenotypes.” 21st International Mammalian Genome 21st International Mammalian Genome Conference Conference (IMGC2007), Kyoto, Oct. (2007). (IMGC2007), Kyoto, Oct. (2007). 38. Tanaka S., Miura I., Yoshiki A., Kato Y., Yokoyama H., 32. Inoue M., Motegi H., Sakuraba Y., Toki H., Wakana S., Shinogi A., Masuya H., Wakana S., Tamura M., Shiroishi Gondo Y., Minowa O., Shiroishi T., Noda T.: “Novel T.: “Abnormal assembly of keratin intermediate filaments mouse models of diabetes mellitus generated by in mouse mutations of type I inner root sheath keratin.” RIKEN ENU-mutagenesis project.” 21st International 21st International Mammalian Genome Conference Mammalian Genome Conference (IMGC2007), Kyoto, (IMGC2007), Kyoto, Oct. (2007). Oct. (2007). 39. Kaneda H., Masuya H., Mochida K., Atsuo O., Shiroishi 33. Motegi H., Tsuboi Y., Kikuchi J., Hirayama T., Wakana S., T., Nakagata N., Yamamura K., Yuichi O., Wakana S.: Shiroishi T., Gondo Y., Noda T.: “NMR based metabolic “Development of database for experimental parameters disease model mouse screening in ENU-mutagenesis of reproductive technologies.” 21st International program.” 21st International Mammalian Genome Mammalian Genome Conference (IMGC2007), Kyoto, Conference (IMGC2007), Kyoto, Oct. (2007). Oct. (2007). 34. Toki H., Saiki Y., Yamamoto N., Sakuraba Y., Motegi H., 40. Furuichi T., Masuya H., Nishida K., Nishimaru G., Inoue M., Kaneda H., Minowa O., Wakana S., Gondo Kawabata H., Wakana S., Shiroishi T., Ikegawa S.: “A Y., Shiroishi T., Noda T.: “Mutant models for esophageal dominant-negative mutation in GDF5 generated by carcinogenesis in RIKEN mouse ENU-mutagenesis ENU mutagenesis impairs joint formation and causes project.” 21st International Mammalian Genome osteoarthritis (oa): a novel mouse model for OA.” Conference (IMGC2007), Kyoto, Oct. (2007). 21st International Mammalian Genome Conference (IMGC2007), Kyoto, Oct. (2007). 35. Miura I., Tanaka S., Yokoyama H., Shinogi A., Kobayashi K., Kaneda H., Toyoda T., Yoshiki A., Yonekawa 41. Murata T., Karouji K., Nakahara A., Yamaguchi T., H., Kikkawa Y., Tamura M., Masuya H., Wakana S., Nakayama E., Uemaru N., Sakuraba Y., Fukumura R., Shiroishi T.: “Hair morphological mutants generated in Kaneda H., Wakana S., Noda T., Shiroishi T., Gondo the RIKEN ENU-mutagenesis project.” 21st International Y.: “Analyzing multiple mouse lines possessing Mammalian Genome Conference (IMGC2007), Kyoto, point mutation on beta-catenin(ctnnb1) gene.” 21st Oct. (2007). International Mammalian Genome Conference (IMGC2007), Kyoto, Oct. (2007). 36. Suzuki T., Sato H., Ikeda K., Masuya H., Yokoyama H., ― 214 ― RIKEN BRC Annual Report 2006 ∼ 2007 城石連携研究グループ(ゲノム機能情報研究グループ) Shiroishi Research Collaborative Group 42. Fukumura R., Sakuraba Y., Fujimato N., Murata T., 【国内会議】 Wakana S., Noda T., Shiroishi T., Gondo Y.: “Evaluation 1. 田熊 究一 , 鈴木 智草 , 尾崎 藍 , 中村 千佳 , 蜂巣 明 of ENU-induced mutation screening system by non- 子 , 金田 秀貴 , 若菜 茂晴 , 城石 俊彦:“DBA/2J 系統 fluorescent TILLING method.” 21st International 卵をもちいた IVF/ET 生産における移植条件 ”, 日本 Mammalian Genome Conference (IMGC2007), Kyoto, 実験動物技術者協会関東支部平成 17 年度総会・第 Oct. (2007). 31 回懇話会 , つくば , 2 月 (2006). 43. Sakuraba Y., Takahashi R., Fukumura R., Murata T., 2. 桝屋 啓志 , 池田 恭子 , 覚正 信徳 , 佐藤 肇 , 横田 秀 Makino S., Fujimoto N., Tsuchihashi K., Masuya H., 夫 , 若菜 茂晴 , 城石 俊彦: “ 視性眼底変化を呈する Kaneda H., Minowa O., Wakana S., Noda T., Shiroishi マウスの眼球形状測定 ”, 理研シンポジウム「生体 T., Gondo Y.: “ENU-based gene-driven mutagenesis 形状情報の数値化及びデータベース構築研究」, 和 in the mouse: mutations incoding/noncoding and 光 , 3 月 (2006). transcribed/nontranscribed sequences.” 21st International Mammalian Genome Conference (IMGC2007), Kyoto, 3. 城石 俊彦:“ENU ミュータジェネシスによる生活習 慣病モデルの開発 ”, NBRP シンポジウム・シリー Oct. (2007). ズ第 2 弾「バイオリソースとライフサイエンス研究 最前線」, 東京 , 3 月 (2006). 44. Yokota H., Kakusho N., Mekata K., Murakami A., Nakamura S., Ito M., Kase K., Oota S., FukamiKobayashi K., Masuya H., Wakana S., Moriwaki 4. 土岐 秀明 , 斉木 由利子 , 山本 智理子 , 櫻庭 喜行 , 茂 K., Shiroishi T., Himeno R., Obata Y., Yoshiki A.: 木 浩未 , 井上 麻紀 , 金田 秀貴 , 若菜 茂晴 , 権藤 洋 “High-resolution full color digital mouse anatomy 一 , 美野輪 治 , 城石 俊彦 , 野田 哲生: “ 体系的なマ by three-dimensional internal structure microscopy.” ウス突然変異体開発プロジェクト:道癌モデルマウ 21st International Mammalian Genome Conference スの開発と解析 ”, 第3回日本癌学会カンファレン (IMGC2007), Kyoto, Oct. (2007). ス , 蓼科 , 3 月 (2006). 45. Masuya H.: “Integration of phenotype-related information 5. 井上 麻紀: “mutagenesis によるモデル ”, 第 53 回日 本実験動物学会総会 , 東京 , 5 月 (2006). in mice.” The 2nd AMMRA Annual Meeting, Nanjing, Chaina, Nov. (2007). 6. 桝屋 啓志:“ENU 誘発変異アレルシリーズによるマ ウス遺伝子機能解析 ”, 第 53 回日本実験動物学会総 46. Motegi H., Tsuboi Y., Kikuchi J., Hirayama T., Wakana S., 会 , 東京 , 5 月 (2006). Shiroishi T., Gondo Y., Noda T.: “NMR based metabolic disease model mouse screening in ENU mutagenesis program.” The 2nd AMMRA Annual Meeting, Nanjing, 7. 城石 俊彦 , 野田 哲生 , 小林 喜美男 , 権藤 洋一 , 豊 田 哲郎 , 若菜 茂晴: “ マウス ENU ミュータジェネ Chaina, Nov. (2007). シス ”, 第 53 回日本実験動物学会総会 , 東京 , 5 月 (2006). 47. Wakana S.: “RIKEN GSC and plans for a Japanese Mouse Clinic.” International Mouse Phenotyping Consortium, Rome, Italy, Nov. (2007). 8. 豊田 哲郎 , 平田 直彦 , 橋田 紀子 , 小林 紀郎 , 桝屋 啓志 , 榊 佳之 , 若菜 茂晴 , 城石 俊彦: “PosMed「マ ウスリソースと分子機能情報をつなぐ推論検索」”, 第 53 回日本実験動物学会総会 , 東京 , 5 月 (2006). 9. 鈴木 智広 , 古海 弘康 , 幸田 尚 , 岩舩 浩孝 , 京野 志 保 , 金田 秀貴 , 若菜 茂晴 , 佐々木 裕之 , 石野 史敏 , ― 215 ― RIKEN BRC Annual Report 2006 ∼ 2007 城石連携研究グループ(ゲノム機能情報研究グループ) Shiroishi Research Collaborative Group 城石 俊彦: “ENU Mutagenesis による生殖細胞ゲノ 17. 若菜 茂晴:“ENU 誘発大規模マウス突然変異体開発 ムインプリンティング確立異常変異体の探索 ”, 第 プロジェクト−遺伝子機能に基づく疾患モデル動物 53 回日本実験動物学会総会 , 東京 , 5 月 (2006). の開発− ”, 第 60 回日本栄養・食糧学会大会 , 静岡 , 5 月 (2006). 10. 三浦 郁生 , 桝屋 啓志 , 篠木 晶子 , 福原 有信 , 小林 喜美男 , 神沼 英里 , 豊田 哲郎 , 野田 哲生 , 若菜 茂晴 , 18. 井上 麻紀 , 茂木 浩未 , 櫻庭 善行 , 土岐 秀明 , 若菜 城石 俊彦: “ マウスにおける SNPs マーカーを用い 茂晴 , 権藤 洋一 , 美野輪 治 , 城石 俊彦 , 野田 哲生: たハイスループットマッピングシステムの構築 ”, “ENU 誘発大規模ミュータジェネシスによる糖尿病 第 53 回日本実験動物学会総会 , 東京 , 5 月 (2006). モデルマウスの開発と解析 ”, 第 49 回日本糖尿病学 会年次学術集会 , 東京 , 5 月 (2006). 11. 串田 知子 , 和田 由美子 , 桝屋 啓志 , 古瀬 民生 , 渋川 陽子 , 権藤 洋一 , 野田 哲生 , 若菜 茂晴 , 城石 俊彦: 19. 村田 卓也 , 唐牛 久美子 , 櫻庭 善行 , 福村 龍太郎 , 金 “ENU 誘発突然変異による行動変異マウスの開発 田 秀貴 , 若菜 茂晴 , 野田 哲生 , 城石 俊彦 , 権藤 洋 (1): 行動異常個体検出のためのコントロールデー 一: “ENU-gene-driven 法 に よ る beta-catenin 点 突 然 タの確立 ”, 第 53 回日本実験動物学会総会 , 東京 , 5 変異マウス作成の試み ”, 日本発生生物学会第 39 回 月 (2006). 大会 , 広島 , 5 月 (2006). 12. 渋川 陽子 , 串田 知子 , 和田 由美子 , 古瀬 民生 , 桝屋 20. 桝屋 啓志 , 嵯峨井 知子 , 瀬筒 秀樹 , 櫻庭 善行 , 細谷 啓志 , 小林 喜美男 , 三浦 郁生 , 金田 秀貴 , 若菜 茂晴 , 理樹 , 三浦 郁生 , 野田 哲生 , 若菜 茂晴 , 権藤 洋一 , 城石 俊彦:“ENU ミュータジェネシスによる行動変 城 石 俊 彦: “Gene driven screening of ENU induced 異マウスの開発 (2) ”, 第 53 回日本実験動物学会総 mutations in the limb specific long range cis regulatory 会 , 東京 , 5 月 (2006). region for Shh, MFCS1”, 日本発生生物学会第 39 回大 会 , 広島 , 5 月 (2006). 13. 江袋 進 , 若菜 茂晴 , 橋本 晴夫 , 日置 恭司 , 野村 達 次: “ 嘔吐感受性スンクス系統を用いた嘔吐反応の 21. 若菜 茂晴 , 桝屋 啓志 , 和田 由美子 , 古瀬 民生 , 高 遺伝的要因に関する検討 ”, 第 53 回日本実験動物学 雄 啓三 , 城石 俊彦 , 宮川 剛: “Comparison of mouse 会総会 , 東京 , 5 月 (2006). behavioral data across the different laboratories:Toward mouse neuro-behavioral phenotype database”, 第 29 回 14. 池田 恭子 , 佐藤 肇 , 桝屋 啓志 , 金田 秀貴 , 三浦 郁 日本神経科学会議サテライトシンポジウム , 京都 , 7 生 , 小林 喜美男 , 権藤 洋一 , 野田 哲生 , 若菜 茂晴 , 月 (2006). 城石 俊彦: “ マウス ENU ミュータジェネシスによ る優性遺伝眼底疾患モデルの確立 ”, 第 53 回日本実 22. 古瀬 民生 , 和田 由美子 , 桝屋 啓志 , 金田 秀貴 , 小 験動物学会総会 , 東京 , 5 月 (2006). 林 喜美男 , 三浦 郁生 , 串田 知子 , 渋川 陽子 , 中井 祐治 , 竹之内 香織 , 権藤 洋一 , 野田 哲生 , 若菜 茂 15. 金田 秀貴 , 西野 一三 , 桝屋 啓志 , 小林 喜美男 , 茂木 晴 , 城 石 俊 彦: “ENU-induced mouse mutants with 浩未 , 土岐 秀明 , 権藤 洋一 , 野田 哲生 , 若菜 茂晴 , behavioral abnormality: Recent progress of RIKEN 城石 俊彦: “ 理研 ENU 誘発突然変異マウスを用い ENU mutagenesis project (I)”, 第 29 回日本神経科学会 たミトコンドリア機能異常モデルマウスの探索 ”, 議サテライトシンポジウム , 京都 , 7 月 (2006). 第 53 回日本実験動物学会総会 , 東京 , 5 月 (2006). 23. 和田 由美子 , 古瀬 民生 , 桝屋 啓志 , 金田 秀貴 , 小林 16. 田熊 究一 , 鈴木 智草 , 尾崎 藍 , 中村 千佳 , 蜂巣 明 喜美男 , 三浦 郁生 , 串田 知子 , 渋川 陽子 , 永の 順子 , 子 , 金田 秀貴 , 若菜 茂晴 , 城石 俊彦:“DBA/2J にお 横山 晴香 , 竹之内 香織 , 中井 祐治 , 権藤 洋一 , 野田 ける体外受精由来胚の移植条件の検討 ”, 第 53 回日 哲生 , 若菜 茂晴 , 城石 俊彦: “ENU-induced mouse 本実験動物学会総会 , 東京 , 5 月 (2006). mutants with behavioral abnormality: Recent progress ― 216 ― RIKEN BRC Annual Report 2006 ∼ 2007 城石連携研究グループ(ゲノム機能情報研究グループ) Shiroishi Research Collaborative Group of RIKEN ENU mutagenesis project (II)”, 第 29 回日本 石 俊彦 , 権藤 洋一: “ 高度保存 noncoding ゲノム配 神経科学会議サテライトシンポジウム , 京都 , 7 月 列 (LCNS) は突然変異の cold spot ではない ”, 日本 (2006). 遺伝学会第 78 回大会 , つくば , 9 月 (2006). 24. 和田 由美子 , 古瀬 民生 , 桝屋 啓志 , 金田 秀貴 , 小林 31. 菅原 稔 , 唐沢 美香 , 長沼 絵理子 , 福田 繭子 , 土岐 喜美男 , 三浦 郁生 , 串田 知子 , 渋川 陽子 , 永の 順子 , 秀明 , 高野 洋志 , 山中 ひとみ , 市川 幸司 , 野田 哲 横山 晴香 , 竹之内 香織 , 中井 祐治 , 権藤 洋一 , 野 生: “ コンディショナルジーンターゲティングによ 田 哲生 , 若菜 茂晴 , 城石俊彦:“ENU-induced mouse る Recql4 遺伝子の機能解析 ”, 第 65 回日本癌学会学 mutants with behavioral abnormality: Recent progress 術総会 , 横浜 , 9 月 (2006). of RIKEN ENU mutagenesis project”, 第 29 回 日 本 神 32. 神沼 英里 , 桝屋 啓志 , 三浦 郁生 , 若菜 茂晴 , 城石 経科学大会 , 京都 , 7 月 (2006). 俊彦 , 豊田 哲郎: “GMML(Genetic Mapping Markup Language) に基づいた物理情報リンクを持つ形質 25. 城石 俊彦: “ マウス ENU ミュータジェネシス ”, 日 本遺伝学会第 78 回大会 , つくば , 9 月 (2006). マッピングツール ”, オミックス医療が拓く未来 2006, 横浜 , 10 月 (2006). 26. 上原 重之 , 和泉 喜子 , 久保 悠子 , 橘 正芳 , 城石 俊 彦 , Wang Chi Chiu, 峯田 克彦 , 池尾 一穂 , 五條 堀孝 , 33. 池田 恭治 , 土岐 秀明 , 堤 孔美 , 浅羽 雄太郎 , 野田 山本 博章:“ マウス聴覚に必須の内耳メラノサイト 哲生 , 伊東 昌子: “ENU 突然変異体マウスの大規模 特異的遺伝子発現の解析 ”, 日本遺伝学会第 78 回大 スクリーニングによる骨粗鬆症関連遺伝子の探索 ”, 会 , つくば , 9 月 (2006). 第 8 回日本骨粗鬆症学会 / 骨ドック・健診分科会 , 東京 , 10 月 (2006). 27. 三浦 郁生 , 桝屋 啓志 , 篠木 晶子 , 福原 有信 , 和田 由美子 , 古瀬 民生 , 井上 麻紀 , 美野輪 治 , 茂木 浩未 , 34. 茂木 浩未 , 坪井 裕理 , 菊池 淳 , 平山 隆志 , 権藤 洋 土岐 秀明 , 金田 秀貴 , 小林 喜美男 , 神沼 英里 , 豊田 一 , 野田 哲生: “ マウス変異体リソースの生活習慣 哲郎 , 権藤 洋一 , 野田 哲生 , 若菜 茂晴 , 城石 俊彦: 病様代謝疾患解析を目指した NMR メタボロームの “ マウス ENU ミュータジェネシスにおける原因遺 試み ”, 日本分子生物学会 2006 フォーラム , 名古屋 , 伝子同定のためのハイスループットマッピングシス 12 月 (2006). テムの構築 ”, 日本遺伝学会第 78 回大会 , つくば , 9 35. 城石 俊彦:“ 生命システム理解のための動物実験と 月 (2006). 実験技術者の役割 ”, 日本実験動物技術者協会関東 支部平成 18 年度総会・第 32 回懇話会 , 東京 , 2 月 28. 桝屋 啓志 , 古市 達哉 , 西田 圭一郎 , 永の 順子 , 横山 (2007). 晴香 , 三浦 郁生 , 若菜 茂晴 , 池川 志郎 , 城石 俊彦: “ 膝関節癒合を示す新規マウス Gdf5 アリル ”, 日本 36. 田熊 究一 , 鈴木 智草 , 尾崎 藍 , 中村 千佳 , 蜂巣 明 遺伝学会第 78 回大会 , つくば , 9 月 (2006). 子 , 金田 秀貴 , 若菜 茂晴 , 城石 俊彦: “ 凍結精子を 29. 石田 龍太郎 , 稲田 英里子 , 田中 成和 , 田村 勝 , 桝屋 もちいた C57BL/6J の体外受精率安定化の試み ”, 日 啓志 , 若菜 茂晴 , 城石 俊彦 , 若松 一雅 , 伊藤 祥輔 , 本実験動物技術者協会関東支部平成 18 年度総会・ 山本 博章:“ 加齢依存的に毛色を変化させる変異体 第 32 回懇話会 , 東京 , 2 月 (2007). マウスの解析 ”, 日本遺伝学会第 78 回大会 , つくば , 9 月 (2006). 37. 桝 屋 啓 志: “Mouse Phenotype Database in RIKEN GSC”, Life Science Ontology Seminar, 30. 櫻庭 善行 , 木村 徹 , 野口 英樹 , 桝屋 啓志 , 瀬筒 秀 横 浜 ,3 月 (2007). 樹 , 高橋 亮 , 豊田 敦 , 榊 佳之 , 福村 龍太郎 , 村田 卓 也 , 藤本 尚未 , 本井 里佳 , 若菜 茂晴 , 野田 哲生 , 城 38. 井上 麻紀:“ENU ミュータジェネシスによる糖尿病 ― 217 ― RIKEN BRC Annual Report 2006 ∼ 2007 城石連携研究グループ(ゲノム機能情報研究グループ) Shiroishi Research Collaborative Group モデルマウスの開発と解析 ”, 国立遺伝学研究所研 ル動物・疾患遺伝子の検索−オミックス統合データ 究会「多因子疾患の遺伝解析:糖尿病・メタボリッ ベースの利用法 −表現型カテゴリ情報を用いたマ クシンドロームを中心に」, 三島 , 3 月 (2007). ウス変異体の検索− MGI サイト及び PhenoSITE で のマウス検索− ”, 第 54 回日本実験動物学会総会 , 39. 若菜 茂晴:“ マウス表現型情報の知識化および統合 東京 , 5 月 (2007). 化 ”, 国立遺伝学研究所研究会「多因子疾患の遺伝 , 解析:糖尿病・メタボリックシンドロームを中心に」 47. 桝屋 啓志: “ マウスミュータジェネシスにおける 三島 , 3 月 (2007). データベースの構築 ”, 筑波実験動物研究会 , つく ば , 6 月 (2007). 40. 桝屋 啓志:“ マウスにおける表現型データ統合/標 準化/情報共有に向けて ”, 第 4 回実験動物懇談会 , 48. 山田 郁子 , 古瀬 民生 , 和田 由美子 , 桝屋 啓志 , 金田 秀貴 , 小林 喜美男 , 三浦 郁生 , 串田 知子 , 渋川 陽子 , つくば , 4 月 (2007). 竹之内 香織 , 中井 祐治 , 権藤 洋一 , 野田 哲生 , 若菜 41. 桝屋 啓志:“ ミュータントリソースの有効利用のた 茂晴 , 城石 俊彦: “ENU ミュータジェネシスによる めのフェノーム ・ セマンティクス ”, 第 54 回日本実 精神疾患モデルマウスの開発 ”, 第 29 回日本生物学 験動物学会総会 , 東京 , 5 月 (2007). 的精神医学会/第 37 回日本神経精神薬理学会 , 札 幌 , 7 月 (2007). 42. 古瀬 民生 , 和田 由美子 , 山田 郁子 , 桝屋 啓志 , 金田 秀貴 , 小林 喜美男 , 三浦 郁生 , 串田 知子 , 渋川 陽子 , 49. 若菜 茂晴:“ENU 誘発による大規模マウス突然変異 兼子 幸一 , 若菜 茂晴 , 城石 俊彦:“ENU 誘発突然変 体作製プロジェクト ”, 特定領域研究班「神経 - グリ 異により作出された痙攣 , 無動発作を示す突然変異 ア回路網」サマーワークショップ「グリア研究のさ マウスの遺伝解析 ”, 第 54 回日本実験動物学会総会 , らなる発展のために」, 熱海 , 7 月 (2007). 東京 , 5 月 (2007). 50. 若菜 茂晴: “ マウス ENU ミュータジェネシスによ 43. 和田 由美子 , 古瀬 民生 , 桝屋 啓志 , 三浦 郁生 , 串田 るヒト疾患モデルの開発と表現型解析基盤の構築 ”, 知子 , 渋川 陽子 , 妹尾 直樹 , 神田 知之 , 廣瀬 了 , 土 香川大学大学院セミナー , 高松 , 8 月 (2007). 岐 眞一郎 , 中西 康介 , 金田 秀貴 , 小林 喜美男 , 若 菜 茂晴 , 城石 俊彦:“ENU 誘発突然変異により注意 51. 若菜 茂晴: “ マウス ENU ミュータジェネシスによ 欠陥多動性障害 (ADHD) モデルマウスの遺伝解析 ”, るヒト疾患モデルの開発と表現型解析基盤の構築 ”, 第 54 回日本実験動物学会総会 , 東京 , 5 月 (2007). 徳島大学サマーワークショップ , 徳島 , 8 月 (2007). 44. 田熊 究一 , 鈴木 智草 , 尾崎 藍 , 中村 千佳 , 蜂巣 明 52. 若菜 茂晴:“ENU ミュータジェネシスによる大規模 子 , 金田 秀貴 , 若菜 茂晴 , 城石 俊彦: “ 凍結融解精 マウス突然変異体作製プロジェクトから ”, 第 24 回 子の体外受精における精子選択的採取法の効果 ”, 日本疾患モデル学会総会 , つくば , 8 月 (2007). 第 54 回日本実験動物学会総会 , 東京 , 5 月 (2007). 53. 三浦 郁生 , 桝屋 啓志 , 横山 晴香 , 篠木 晶子 , 小林 45. 三浦 郁生 , 桝屋 啓志 , 横山 晴香 , 篠木 晶子 , 小林 喜美男 , 金田 秀貴 , 若菜 茂晴 , 吉木 淳 , 石井 里絵 , 喜美男 , 金田 秀貴 , 若菜 茂晴 , 吉木 淳 , 石井 里絵 , 米川 博通 , 吉川 欣亮 , 田中 成和 , 田村 勝 , 城石 俊 山田 聡美 , 米川 博通 , 吉川 欣亮 , 田中 成和 , 田村 彦: “ マウス ENU ミュータジェネシスにおける毛 勝 , 城石 俊彦: “ マウス ENU ミュータジェネシス 形態異常ミュータントの開発 ”, 第 24 回日本疾患モ による毛形態関連遺伝子の網羅的探索 ”, 第 54 回日 デル学会総会 , つくば , 8 月 (2007). 本実験動物学会総会 , 東京 , 5 月 (2007). 54. 鈴木 智広 , 佐藤 肇 , 池田 恭子 , 桝屋 啓志 , 横山 晴 46. 桝屋 啓志:“ 統合データベースを利用した疾患モデ ― 218 ― 香 , 金田 秀貴 , 三浦 郁生 , 小林 喜美男 , 権藤 洋一 , RIKEN BRC Annual Report 2006 ∼ 2007 城石連携研究グループ(ゲノム機能情報研究グループ) Shiroishi Research Collaborative Group 野田 哲生 , 西田 幸二 , 若菜 茂晴 , 城石 俊彦: “ENU 遺伝解析 ”, Neuro2007(第 30 回日本神経科学大会・ ミュータジェネシスにおける眼底疾患モデルマウス 第 50 回日本神経化学会大会・第 17 回日本神経回路 の作製 ”, 第 24 回日本疾患モデル学会総会 , つくば , 学会大会), 横浜 , 9 月 (2007). 8 月 (2007). 61. 桝屋 啓志 , 西田 圭一郎 , 古市 達哉 , 西村 玄 , 川端 55. 古瀬 民生 , 和田 由美子 , 桝屋 啓志 , 三浦 郁生 , 串田 秀彦 , 土岐 秀明 , 若菜 茂晴 , 城石 俊彦 , 池川 志郎: 知子 , 渋川 陽子 , 山田 郁子 , 竹之内 香織 , 金田 秀貴 , “ENU 誘発により得られた変形性関節症を示す新規 小林 喜美男 , 瀬筒 秀樹 , 権藤 洋一 , 湯浅 茂樹 , 若菜 Gdf5 変異マウス ”, 日本人類遺伝学会第 52 回大会 , 茂晴 , 城石 俊彦: “ENU 誘発突然変異による注意欠 東京 , 9 月 (2007). 陥多動性障害(ADHD)モデルマウスの作出と遺伝 解析 ”, 第 24 回日本疾患モデル学会総会 , つくば , 8 62. 権藤 洋一 , 若菜 茂晴 , 野田 哲生 , 城石 俊彦:“ 新し 月 (2007). い逆遺伝学:点突然変異を標的遺伝子にもつ疾患モ デルマウスの構築と提供 ”, 日本人類遺伝学会第 52 56. 桝屋 啓志: “ マウスフェノタイプデータベースと 回大会 , 東京 , 9 月 (2007). 国際連携の動向 ”, 理事長ファンドワークショップ バイオインフォマティクスとその展望 , 湯沢 , 9 月 63. 上原 重之 , 和泉 喜子 , 久保 悠子 , Wang Chi Chiu, 峯 (2007). 田 克彦 , 池尾 一穂 , 五條堀 孝 , 橘 正芳 , 城石 俊彦 , 山本 博章:“ マウス聴覚維持に必須の内耳メラノサ 57. 桝屋 啓志:“ 標準化されたマウス表現型解析基盤と イトと酸化ストレス防御機構の関連性の解析 ”, 日 本遺伝学会第 79 回大会 , 岡山 , 9 月 (2007). 表現型データベース ”, Neuro2007(第 30 回日本神 経科学大会・第 50 回日本神経化学会大会・第 17 回 64. 田中 成和 , 三浦 郁生 , 吉木 淳 , 加藤 依子 , 横山 晴 日本神経回路学会大会), 横浜 , 9 月 (2007). 香 , 篠木 晶子 , 桝屋 啓志 , 若菜 茂晴 , 田村 勝 , 城石 58. 和田 由美子 , 古瀬 民生 , 桝屋 啓志 , 三浦 郁生 , 串田 俊彦: “ 突然変異マウスを用いたケラチン・ヘテロ 知子 , 渋川 陽子 , 山田 郁子 , 瀬筒 秀樹 , 金田 秀貴 , ダイマーの遺伝学的解析 ”, 日本遺伝学会第 79 回大 小林 喜美男 , 妹尾 直樹 , 神田 知之 , 廣瀬 了 , 土岐 会 , 岡山 , 9 月 (2007). 眞一郎 , 中西 康介 , 権藤 洋一 , 湯浅 茂樹 , 若菜 茂晴 , 城石俊彦: “ 注意欠陥多動性障害様の行動異常を示 65. 佐藤 康成 , 石田 龍太郎 , 稲田 英理子 , 田中 成和 , 田 す ENU 誘発突然変異マウスは NR1 の細胞内 CO ド 村 勝 , 桝屋 啓志 , 若菜 茂晴 , 城石 俊彦 , 若松 一穂 , メインにミスセンス変異を持つ ”, Neuro2007(第 30 伊藤 祥輔 , 山本 博章:“ 加齢とともに毛色変化を起 回日本神経科学大会・第 50 回日本神経化学会大会・ こす変異体マウスの解析 ”, 日本遺伝学会第 79 回大 第 17 回日本神経回路学会大会), 横浜 , 9 月 (2007). 会 , 岡山 , 9 月 (2007). 59. 若菜 茂晴 , 山田 郁子 , 和田 由美子 , 古瀬 民生 , 高雄 66. 土岐 秀明 , 斉木 由利子 , 山本 千理子 , 櫻庭 善行 , 茂 啓三 , 中西 和男 , 高橋 阿貴 , 小出 剛 , 宮川 剛 , 桝屋 木 浩未 , 井上 麻紀 , 金田 秀貴 , 若菜 茂晴 , 権藤 洋 啓志: “ マウス行動実験のためのプロトコールデー 一 , 美野輪 治 , 城石 俊彦 , 野田 哲生: “ENU ミュー タベースの開発 ”, Neuro2007(第 30 回日本神経科 タジェネシスにより樹立されたヒト食道がんモデル 学大会・第 50 回日本神経化学会大会・第 17 回日本 マウス ”, 第 66 回日本癌学会学術総会 , 横浜 , 10 月 神経回路学会大会), 横浜 , 9 月 (2007). (2007). 60. 古瀬 民生 , 和田 由美子 , 山田 郁子 , 桝屋 啓志 , 金田 67. 若菜 茂晴 , 桝屋 啓志 , 鈴木 智広 , 茂木 浩未 , 三浦 秀貴 , 小林 喜美男 , 三浦 郁生 , 串田 知子 , 渋川 陽子 , 郁生 , 小林 喜美男 , 金田 秀貴 , 井上 麻紀 , 土岐 秀明 , 若菜 茂晴 , 城石 俊彦:“ENU 誘発突然変異により作 美野輪 治 , 吉川 澄美 , 平田 直彦 , 豊田 哲郎 , 野田 出された痙攣 , 無動発作を示す突然変異マウスの 哲生 , 権藤 洋一 , 城石 俊彦: “ 体系的なマウス突然 ― 219 ― RIKEN BRC Annual Report 2006 ∼ 2007 城石連携研究グループ(ゲノム機能情報研究グループ) Shiroishi Research Collaborative Group 変異体開発プロジェクト (2007-1): マウス表現型情 73. 鈴木 智広 , 佐藤 肇 , 池田 恭子 , 桝屋 啓志 , 横山 晴 報共有のための解析基盤及び情報基盤の構築 ”, 第 香 , 金田 秀貴 , 三浦 郁生 , 小林 喜美男 , 権藤 洋一 , 30 回日本分子生物学会年会・第 80 回日本生化学会 野田 哲生 , 西田 幸二 , 若菜 茂晴 , 城石 俊彦:“ 体系 大会合同大会 , 横浜 , 12 月 (2007). 的なマウス突然変異体開発プロジェクト (2007-7): 網膜疾患モデルマウスの開発と解析 ”, 第 30 回日本 分子生物学会年会・第 80 回日本生化学会大会合同 68. 井上 麻紀 , 茂木 浩未 , 櫻庭 善行 , 土岐 秀明 , 松井 大会 , 横浜 , 12 月 (2007). 純子 , 平山 妙子 , 金田 秀貴 , 三浦 郁生 , 若菜 茂晴 , 美野輪 治 , 権藤 洋一 , 城石 俊彦 , 野田 哲生:“ 体系 的なマウス突然変異体開発プロジェクト (2007-2): 74. 古瀬 民生 , 和田 由美子 , 桝屋 啓志 , 三浦 郁生 , 串田 糖尿病モデルマウスの開発と解析 ”, 第 30 回日本分 知子 , 渋川 陽子 , 山田 郁子 , 妹尾 直樹 , 神田 知之 , 子生物学会年会・第 80 回日本生化学会大会合同大 廣瀬 了 , 土岐 眞一郎 , 中西 康介 , 竹之内 香織 , 金田 会 , 横浜 , 12 月 (2007). 秀貴 , 小林 喜美男 , 瀬筒 秀樹 , 権藤 洋一 , 湯浅 茂樹 , 若菜 茂晴 , 城石 俊彦:“ 体系的なマウス突然変異体 69. 桝屋 啓志 , 西田 圭一郎 , 古市 達哉 , 西村 玄 , 川端 開発プロジェクト (2007-8): 注意欠陥多動性障害様 秀彦 , 若菜 茂晴 , 池川 志郎 , 城石 俊彦: “ 体系的な の行動表現型を示す変異体の遺伝解析 ”, 第 30 回日 マウス突然変異体開発プロジェクト (2007-3): 変形 本分子生物学会年会・第 80 回日本生化学会大会合 性関節症を示す新規 Gdf5 変異マウス ”, 第 30 回日 同大会 , 横浜 , 12 月 (2007). 本分子生物学会年会・第 80 回日本生化学会大会合 同大会 , 横浜 , 12 月 (2007). 75. 茂木 浩未 , 坪井 裕理 , 菊地 淳 , 平山 隆志 , 若菜 茂 晴 , 城石 俊彦 , 野田 哲生: “ 体系的なマウス突然変 70. 土岐 秀明 , 斉木 由利子 , 山本 千理子 , 櫻庭 喜行 , 茂 異体開発プロジェクト (2007-9): NMR を用いた代 木 浩未 , 井上 麻紀 , 金田 秀貴 , 若菜 茂晴 , 権藤 洋 謝性疾患モデルマウスのスクリーニング ”, 第 30 回 一 , 美野輪 治 , 城石 俊彦 , 野田 哲生: “ 体系的なマ 日本分子生物学会年会・第 80 回日本生化学会大会 ウス突然変異体開発プロジェクト (2007-4): 食道癌 合同大会 , 横浜 , 12 月 (2007). モデルマウスの開発と解析 ”, 第 30 回日本分子生物 学会年会・第 80 回日本生化学会大会合同大会 , 横浜 , 76. 櫻庭 喜行 , 高橋 亮 , 福村 龍太郎 , 村田 卓也 , 牧野 茂 , 藤本 尚未 , 土橋 圭子 , 桝屋 啓志 , 金田 秀貴 , 12 月 (2007). 木村 徹 , 山村 雅幸 , 美野輪 治 , 若菜 茂晴 , 野田 哲 71. 三浦 郁生 , 桝屋 啓志 , 横山 晴香 , 篠木 晶子 , 小林 生 , 城石 俊彦 , 権藤 洋一: “ 体系的なマウス突然 喜美男 , 金田 秀貴 , 若菜 茂晴 , 豊田 哲郎 , 吉木 淳 , 変 異 体 開 発 プ ロ ジ ェ ク ト (2007-10): Gene-driven 米川 博通 , 吉川 欣亮 , 国枝 哲夫 , 田中 成和 , 田村 mutagenesis の概要 ”, 第 30 回日本分子生物学会年 勝 , 城石 俊彦: “ 体系的なマウス突然変異体開発プ 会・第 80 回日本生化学会大会合同大会 , 横浜 , 12 ロジェクト (2007-5): 毛形態異常ミュータントの網 月 (2007). 羅的解析 ”, 第 30 回日本分子生物学会年会・第 80 回日本生化学会大会合同大会 , 横浜 , 12 月 (2007). 77. 村田 卓也 , 中原 愛 , 唐牛 久美子 , 坪井 裕理 , 菊地 淳 , 平山 隆志 , 若菜 茂晴 , 野田 哲生 , 城石 俊彦 , 権 72. 美野輪 治 , 井上 麻紀 , 茂木 浩未 , 土岐 秀明 , 桝屋 藤 洋一:“ 体系的なマウス突然変異体開発プロジェ 啓志 , 金田 秀貴 , 櫻庭 喜行 , 三浦 郁生 , 若菜 茂晴 , クト (2007-11): NMR メタボローム解析を用いた 権藤 洋一 , 城石 俊彦 , 野田 哲生:“ 体系的なマウス ENU-Gene-Driven 変異マウスの表現型評価システム 突然変異体開発プロジェクト (2007-6): 内耳有毛細 の構築 ”, 第 30 回日本分子生物学会年会・第 80 回 胞のカルシウムシグナル異常を伴う難聴変異体の解 日本生化学会大会合同大会 , 横浜 , 12 月 (2007). 析 ”, 第 30 回日本分子生物学会年会・第 80 回日本 生化学会大会合同大会 , 横浜 , 12 月 (2007). 78. 田中 成和 , 田村 勝 , 桝屋 啓志 , 若菜 茂晴 , 城石 俊 彦: “ENU 誘発による優性突然変異マウスを用いた ― 220 ― RIKEN BRC Annual Report 2006 ∼ 2007 城石連携研究グループ(ゲノム機能情報研究グループ) Shiroishi Research Collaborative Group GasderminA3 の変異解析 ”, 第 30 回日本分子生物学 会年会・第 80 回日本生化学会大会合同大会 , 横浜 , 12 月 (2007). 79. 若菜 茂晴:“ マウスクリニック計画−生体機能評価 系としての創薬開発支援− ”, 理事長ファンドワー クショップ 「理研における創薬研究とその課題−創 薬研究基盤の強化とそのネットワーク化に向けて −」, 横須賀 , 2 月 (2008). 80. 小林 喜美男: “ 飼育の現在 ”, 日本実験動物技術者 協会 関東支部 平成 19 年度総会・第 33 回懇話会 , 横浜 , 2 月 (2008). 81. 青木 誠一郎 , 長谷川 英樹 , 小林 喜美男 , 若菜 茂晴: “ ネットワークを利用しての動物施設管理 ”, 日本実 験動物技術者協会 関東支部 平成 19 年度総会・第 33 回懇話会 , 横浜 , 2 月 (2008). ― 221 ―
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