「預言者ムハマンドを侮辱する映画に対する抗議デモに関する注意喚起」について 動画サイトに掲載された米国映画の映像が預言者ムハマンドを侮辱するものだと主張し、世 界各地で米国施設等に対する抗議デモや襲撃等が発生しています。今後もイスラム諸国を中 心に類似のデモや暴力事案の発生が懸念されています。皆様には安全確保に万全の措置を講 じておられることと存じますが、今後とも、外務省の海外安全ホームページ等を通じて最新 の関連情報の入手に努められますようご案内申し上げます。 以下は、9月 20日付の外務省海外安全ホームページに掲載された「預言者ムハマンドを侮辱 する映画に対する抗議デモに関する注意喚起(その2) 」渡航情報(広域情報)です。 1.9月11日以降、動画サイトに掲載された米国映画の映像が預言者ムハ ンマドを屈辱するものだと主張し、各地で米国施設等に対する抗議デモ・襲 撃等が発生しています。抗議活動は、イスラム教国を中心に、中東・北アフ リカ、西アジア、南アジア、東南アジア、欧州等の20カ国以上で発生して おり、特に、エジプト、リビア、イエメン、スーダン、チュニジア、パキス タン、レバノンでは死者が発生しています。米政府は、スーダン、チュニジ アについて、緊急事態対応以外の米国政府職員の出国を指示する等している ほか、21日にはインドネシアの全ての米国大使館・総領事館をデモのため 臨時閉鎖する予定とも報じられています。 2.上記に加え、報道によれば、19日、フランス雑誌が預言者ムハンマド を侮辱する内容の風刺画を掲載、これを受けて仏外務省では21日、20カ 国のフランス大使館とフランス人学校を閉鎖すると発表した模様です。 3.今後も引き続き、イスラム諸国を中心に類似の抗議デモ・暴力事案等が 発生する可能性が排除できません。つきましては、これらの国・地域に渡航・ 滞在される方、及び既に滞在中の方は、最新の情報の入手に努めるとともに、 米国やフランスの関連施設には近づかない、デモ等に遭遇した場合には、決 して近づいたりせず速やかにその場を離れる等、自らの安全確保に努めてく ださい。 (問い合わせ窓口) ○外務省領事サービスセンター 住所:東京都千代田区霞が関 2-2-1 電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902 (外務省関連各課室連絡先) ○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く) 電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2306 ○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連) 電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)3680 ○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/ http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)
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