パルシステム ガイド 2013

「 パル システム ガイド 2 0 1 3 」発 行 に あ たって
2012 年は国連の定める「国際協同組合年」として、
世界各地で協同組合の認知向上や発展促進が呼び
をいただくことがいかに大切か」を語ることです。鉱工
業やサービス業と異なり、農業なくして人は生きていけ
富の集中と貧困の増大を生み、格差の拡大する社会
を生み出しました。これを受けて国連は、組合員自ら
が出資し、利用し、経営する協同組合に期待し、
「国
村、人と自然がつながることを呼びかけています。
日本国内は、東日本大震災と原発事故、TPP(環
太平洋連携協定)など、人のつながりを断絶させる問
かけられました。世界は近年、政府のコントロールが
ません。自然の滋味あふれる豊かな食は、土と水と自
効かなくなった金融資本主義のマネーゲームによって、 然を育む誠実な農業の存在なくしてありえないのです。
極めて不安定な状況に陥っています。それは極度の
「 100 万人の食づくり」運動は、産直を通じて都市と農
際年」
として定めたのです。
地球はいま、大量生産・大量消費、高エネルギー
消費に立脚する人間のくらし方によって、危機に直面
題が噴出しています。パルシステムでは、こうした地
域や社会が分断されかねない政策を世界の人びとと
ともに変革します。震災からの復興を支援し、原発事
パルシステムは、こうした危機の時代にあって「心
豊かなくらしと共生の社会創り」を目指しています。そ
れは食と農を基本とした協同の地域づくりに取り組む
ことです。
その一例が、食のあり方を提案する「 100 万人の食
づくり」運動です。心豊かなくらしとは「生命あふれる食
強く広げていきます。
しています。資源の争奪、種子支配、食料支配といっ
た問題は、人間社会の飢餓と貧困問題にとどまらず、
生物多様性の危機など自然環境の危機にまで広がっ
ています。異常気象もその表れではないでしょうか。
故の収束と廃炉を強く求めていきます。
自然と共生し、地域コミュニティを豊かにすることは、
協同組合の使命です。パルシステムは、今後もこれら
の課題を正面から受け止め、解決へ向けた運動を力
パルシステム生活協同組合連合会
やま もと のぶ じ
理事長 山本
伸司
INDEX
02「パルシステム ガイド 2013」
発行にあたって
03 パルシステムの理念とビジョン
04 生協「パルシステム」
を知る4つのキーワード
06 くらしに合わせて選べるカタログ
07 商品づくりの約束と基本
08 パルシステムの
「産直」
09 パルシステムの子育て応援
10 パルシステムの復興支援
11 パルシステムのエネルギー政策
12 組織概要
14 グループ概況
02
パ ル システムにつ い て
「パルシステム生活協同組合連合会」は、首都圏を
中心とした 1 都 9 県 10の地域生協とパルシステム共
済生活協同組合連合会の 11 会員が加盟する連合
会組織です。
パルシステムグループ(10 会員生協、2 連合会とそ
の子会社)は、食を中心とした商品の供給事業や共
済・保険事業、福祉事業などを展開しています。
福島県
パルシステム福島
パルシステムグループ
会員生協
約138万世帯
栃木県
群馬県
パルシステム群馬
パルシステム茨城
埼玉県
パルシステム埼玉
埼玉県勤労者生活協同組合
■組織概要(2013 年 3 月31日現在)
山梨県
東京都
パルシステム東京
パルシステム山梨
設立年月日………………1990 年 2 月9日
神奈川県
パルシステム
会員数…………………11 会員
神奈川ゆめコープ
会員生協総事業高……1,930.1 億円
パルシステム静岡
供給高…………………1,403.1 億円
静岡県
出資金…………………95.5 億円
職員数…………………251 名(定時職員を除く)
活動エリア… ……………1 都 9 県(福島県/茨城県/栃木県/
群馬県/埼玉県/千葉県/東京都/神奈川県/山梨県/静岡県)
本部所在地……………〒 169-8527 東京都新宿区大久保 2-2-6 ラクアス東新宿
TEL.03-6233-7200(代表) FAX.03-3232-6540
茨城県
パルシステム千葉
千葉県
■パルシステムグループの理念
心豊かなくらしと共生の社会を創ります
◦心豊かなくらし
物質的な豊かさだけではなく、心の豊かさや安らぎ、くらしの質、人と人との結びつきを大切な価値として求めるくらしのこと
◦共生の社会
自然と人の共生、地域や属性を超えた人と人との共生、現在と未来との共生をめざし助けあう社会のこと
■パルシステムグループ 2020 年ビジョン
テーマ 食と農を基本に協同の地域づくり
めざすもの パルシステムは地域社会の中で連帯と協同のセーフティネットをつくります。
協同
組合員と生産者の協同で、
くらしと食の安全・安心を確保し、
豊かな日本の食文化を守ります。
食
農
食中心の
商品供給事業
共済・保険事業
諸団体と連帯して、世界の平和と
貧困の問題解決に取り組みます。
連帯と協同の輪を広げ、
つながりのある地域社会をつくります。
平和
産直の底力を発揮し、
日本の農林水産業を
復興・再生させます。
総合福祉事業
環境
省エネルギー型事業構造と
新たなライフスタイル提案で、
持続可能で安全なエネルギーによる
社会づくりを進めます。
03
生 協「 パ ル システム」を 知 る
生 協
生活協同組合って何?
生活協同組合(生協、コープ)は非営利の協同組織。
消費者同士が支えあい、よりよいくらしを実現することを
目的としています。
生協を事業の種類で分けると、購買生協、医療生協、
共済生協、大学生協などがあり、組合員の属性では地
域生協、職域生協があります。
生協は全部同じ組織ではないの?
生協は日本全国に多数存在します。同じ地域にも複
数存在し、それぞれの考え方、目的を果たすための手段、
方向性が異なります。しかし、商品の企画・開発や商品
カタログの制作、物流システムなど、単独の生協では運
営がむずかしいこともあります。その場合、グループで事
業連合(連合会)という組織を作り、実現しています。パ
ルシステム生活協同組合連合会は、こうしたグループの
ひとつです。また、日本生活協同組合連合会 (日本生協
連 )は、これら生協の全国組織です。
株式会社とはどこが違うの?
たとえば、株式会社のスーパーでは、企業が株主(出
資者)
を募ります。企業は顧客に商品を販売しますが、株
主が利用するとは限りません。株主が買わなくても、その
企業が利益を出せば目的は達成され、株主に配当が入
組合員
組合員って?
協同組合の一員だから、組合員。該当地域内に住む
など一定の条件を満たす人なら、地域生協に加入し、出
資金を支払った日から組合員になれます。組合員になれ
ば、供給される商品を注文でき、くらしに役立つサービス
を受けることができます。
生協をやめるときは、退会手続きをすれば出資金は返
金されます。
運動に参加しないといけないの?
組合員自らが出資し、利用し、運営する生協では、多
くの委員会やグループがあり、組合員は、食育、環境、カ
ルチャーなど多彩な活動に自主的に参加しています。商
品開発チームのように商品開発や改善、利用普及に協
力し、ヒット商品を生み出している活動もあります。
また生協商品を利用することで環境の保全や食料自
給率の向上につながるのなら、組合員のくらし自体が運
04
ります。
生協は、その事業を利用したい人(=組合員)
を募りま
す。組合員は事業の資本として出資しますが、目的は配
当ではなく、事業を利用すること。ですから利用者は組
合員に限定され、商品は「販売」
ではなく
「供給」
と言いま
す。
株式会社と生協の一番の違いは、議決権。株式会社
は 1 株につき1 票のため、株を多く持っている人ほど発
言権がありますが、生協は出資額に関わらず組合員 1 人
につき1 票。組合員はすべて平等です。
また運営は、株式会社では株主総会で選ばれた取締
役が行いますが、生協は組合員の代表によって選ばれ
た理事が行っています。
非営利ってどういうこと?
「非営利組織だから、利益はいらない」と勘違いされが
ちですが、生協も事業ですので、組合員によりよい商品
やサービスを安定的に供給するためにも、一定の利益の
確保は必要なことです。
ちなみに、生協では「利益」
を「剰余」
と表現しています。
この剰余は営利企業のように分配せずに、翌年度以降
の事業や活動に活用するので、
「非営利」
となるわけです。
出資配当も可能ですが、1 割までと制限されています。
動と呼べるかもしれません。
組合員の意見は反映されるの?
「組合員のための生協」
の原動力は、組合員の声。とく
に事業全般を個人対応型くらし課題解決事業と位置づ
けているパルシステムは、その点を重視しています。
商品カタログに毎月1 回掲載している
「ひとことメール」
は年間 1 万件以上がパルシステム連合会に届き、そこか
ら商品の開発や改善、システムやサービスの向上につな
がっています。
おすすめ商品や意見がカタログに掲載され、組合員同
士のコミュニケーションに広がることもあります。
またインターネット上でも、パルシステムの改善・向上
のためにオンラインモニター制度を設け、登録された組
合員にアンケートを行い、声を反映させています。
4
つのキーワード
テム
ス
シ
ル
パ
パルシステムって何?
パルシステムは、英語の pal(友だち)とsystem(仕組
み)を組み合わせた造語。
「個人の参加が大きな協同を
作り出す」
ことの意味を込めています。
パルシステム連合会は、1 都 9 県の 10の地域生協か
らの委託を受けて運営している事業連合組織。この連合
会とパルシステム共済連、会員生協、子会社の総称が、
パルシステムグループです。当初、パルシステムとは個人
宅配事業のことを指しましたが、1999 年より無店舗事業
全体を呼ぶようになりました。
トラックや CM の牛は何?
パルシステムの
「産直」
「環境」
「くらし課題解決」
「チャレ
ンジ精神」という組織の魅力を広くみなさんに知ってもら
い、ひと目でパルシステムを想起できるよう
に作られたのが、トラックに描かれているロ
ゴや牛のキャラクター、そしてCMです。
ちなみに、この牛の名前はこんせんく
ん。
「こんせん」
とは、
根室と釧路の根釧
(こんせん)地区のこと。牛乳の産地名
から名付けられました。
トラックの中には何が入っているの?
(共同購入)
のお届け先に、
「こんせんくん」
をあしらったト
ラックで配達しています。
1990 年、共同購入という従来の供給スタイルに、全
国の生協に先駆け個人宅配の選択肢も加えたのがパル
システム。その後も、全国で初めてライフステージ別の商
品カタログを導入するなど、組合員のくらしに役立つ生協
をめざし、絶えず新しい挑戦を実践しています。
生協商品って高いの?
「よりよいものを、適正価格で」が、パルシステム商品の
考え。産直の青果、食肉をはじめ、PB(プライベートブラ
ンド)商品も、パルシステムの商品政策や諸基準に沿っ
て独自に開発しています。
無理な低価格競争に陥ることなく、組合員・生産者・
流通者・販売者など、それぞれが適正なコストを分担する
ことで、ともに安心な食をめざしています。
届けているのは食品だけ?
設立当初から「産直と環境」にこだわり続けてきたパル
システムでは、食品を中心としながら、石けん商品などの
生活雑貨関連もお届けしています。その他、本、CD、衣
類、寝具、チケットから、住まい関連、共済(保険)、葬儀
まで幅広いサービスを取り扱っています。
組合員に注文いただいた商品を、個人宅やグループ
産 直
パルシステムの産直の特徴は?
スーパーの
「生産者の顔が見える野菜」
や、
インターネッ
トで直接農家から届く農産物も産地直送品かもしれませ
んが、パルシステムの産直とは大きく違います。
たとえばパルシステムは、農産物を出荷する多くの産
直産地と、産直の目的や条件、役割などを事前に確認す
る産直協定を結んでいます。このため、農薬などになるべ
く頼らない農業の実践に取り組むことができ、コア・フード
やエコ・チャレンジなど、パルシステム独自の栽培基準を
クリアした商品の供給を可能にしています。
組合員のかかわりは?
パルシステムでは、組合員も産直産地を育てています。
たとえば、公開確認会や「産地へ行こう。
」
ツアーなど、組
合員参加の取り組みを通じて、農薬を削減することのメ
リット、デメリットの理解をすすめてきました。
資源管理型漁業を行っている
「コア・フード野付のほた
て」
の産地・北海道野付漁協との植樹活動には毎年組合
員も参加。初年の 2000 年に植えた木は、いまでは立派
に生長しています。
これからの産直は?
「安全・安心な農産物が欲しい」から始まった産直が、
やがて「誰がどこでどのように作っているのか」の情報を
示すことにより相互理解へとすすみました。そこからパル
システムは産地の努力に共感し、いまでは産地が天災な
どの被害に遭った際には組合員から多額のカンパが寄
せられる関係にまでなりました。
またパルシステムは、岩手県と秋田県の米産地が栽培
した飼料米を、豚肉の産直産地の飼料に配合。それを
食べて育った
『日本のこめ豚』
を2008 年 2 月より供給して
います。
休耕田の活用、飼料の自給率向上、資源循環型畜産・
環境保全型農業への転換など、パルシステムの産直がめ
ざす新しい試みは、これからもまだまだ続きます。
05
くらしに 合わ せ て 選べるカタログ
■メインのカタログは 2 種類
◦赤ちゃんから食べ盛りまで、子どものいるくらし
◦子どもといっしょに手づくりや行事を楽しみたい
◦家族みんなで囲めるレシピが知りたい
─あると便利な定番食材や、徳用規格が充実。
子どもが喜ぶ軽食・おやつの品ぞろえも。
◦おとなだけのくらしをより豊かに
◦量より質を重視。少量規格の商品も欲しい
◦季節や伝統を大切にしたい
─少人数家族に適した少量規格や、
量よりも質を重視したこだわりの食材を掲載。
■登録無料のオプションカタログ
赤ちゃんから未就学児のお子さんがいる家庭に ➡ [yumyum For Baby&Kids]
アレルギー対応商品を集めました ➡ [ ぷれーんぺいじ]
犬、猫とくらす方に ➡ [Link Ring Love]
介護の必要なご家族とくらす方に ➡ [ ケア・さぽーと]
ブランドキャラクター こんせんくん
こんせんくんは 1986 年に「こんせん 72 牛乳」のパッケージキャラクターとして登場して
以来、配送トラックやアメニティグッズなどで活躍。TVコマーシャルにも出演しています。
北海道の根釧(こんせん)地方の牧場で生まれ、お母さんのお乳「こんせん 72 牛乳」
を
飲んですくすくと育った、元気な男の子です。
商品が届くまでの流れ
ご加入
まずは資料をご請求いただき、パ
ルシステムの宅配サービスの内容
をご確認ください。ご加入の際は、
インターネット上でのお申し込みと、
郵送で届く
「出資金振込用紙(支
払依頼書)」で出資金をお振り込み
いただければ、手続きが完了します。
カタログをお届け
週に一回、決まった曜日に配送担
当者がカタログと商品をご自宅に
お届けします。
ご注文
カタログお届けの翌週、専用の注
文用紙やインターネットなどからご
注文ください。
06
パルシステムの物流
最適な温度でお届け! おいしさと鮮度を確保します
産地・メーカー
セットセンター
◦産直青果(岩槻・相模・新治) 4 温度帯
◦冷蔵品(岩槻・相模・新治) による配送
◦冷凍品(南大沢)
(杉戸・稲城・八王子・大和田)
◦ドライ品(パン含む)
配送センター
グループ全体で 62カ所の配送センターがあります。
商品をお届け
注文締切から1 週間後、商品をお届けします。
入荷・検収
厳しい温 度 管 理を徹
底しています。
商品仕分け
ラインの生産性を大幅
に向上させています。
セット出荷
迅速・確実な基幹物流
を担います。
お いしいご は んを 、毎 日の 食 卓 に
商品づくりがめざすもの「
7つの約束」
1. 作り手と
「顔の見える関係」
を築き、信頼から生み出された商品をお届けします。
2. 食の基盤となる農を守るためにも国産を優先します。
3. 環境に配慮し、持続できる食生産のあり方を追求します。
4. 化学調味料不使用で、豊かな味覚を育みます。
※介護用品カタログ「ケア・さぽーと」掲載の一部の商品を除きます。
5. 遺伝子組み換えに
「NO!」
と言います。
6. 厳選した素材を使い、余分な添加物には頼りません。
7. 組合員の声を反映させた商品づくりを大切にします。
商品づくりの基本
1.自然や生き物の
「本来の姿」
を尊重しているか。
2. 地域に根ざした食生産やくらしに貢献しているか。
3.「作り手」
との関係に、甘えや惰性、妥協はないか。
4. 食べて
「おいしい」
、あって
「よかった」
を届けているか。
5. 商品の裏側をきちんと伝えようとしているか。
■組合員参加と産直原料の活用
パルシステムでは、重点課題のひとつにPB(独自開発)商品の強化を掲
げています。また、組合員参加によるパルシステムの商品開発と改善をす
すめています。
開発・改善には、組合員が協力する「商品開発チーム」や、ウェブコンテ
ンツ
「商品づくりコミュニティ」
での「パルシステムの買い物アンケート」、モニ
ター販売企画・アンケートなどを活用。組合員の声を商品の開発・改善に
反映させる取り組みをすすめています。
また、2010 年度から
「産直原料」
プロジェクトとして、加工品の原料に産
直産地で収穫された農作物などを利用する取り組みもすすめ、新規商品の
開発だけでなく、既存商品の産直原料への切り替えなども行っています。
■「食のたのしさ」
「手づくりの豊かさ」
を応援
日本に伝わる食の知恵や技術、文化を次の世代に手渡すため、パルシ
ステムは商品カタログの誌面はもちろん、オリジナルウェブコンテンツ「おい
しい手づくりコミュニティ
(http://tedukuri.pal-system.co.jp/)」などで、保
存食や行事食の提案を行っています。
サイトにはみそや梅干しといった日本の伝統食のほか、旬や季節行事に
合わせたレシピを掲載。SNSなどとも連携し、情報提供や楽しみの共有を
図っています。
また、2006 年からは毎年「手づくり梅干し交流品評会」を開催。選考さ
れた家族を梅の産地へ招待し、組合員と生産者の交流も進めています。
2013 年 6 月には、パルシステムの商品に対するクチコミや、商品を使用
したレシピ、アイデアを投稿・閲覧できるソーシャルサービス「だいどこログ
(https://daidokolog.pal-system.co.jp/)」
をオープンしました。
2012年手づく
り梅干交流品
評会の様子
https://daidokolog.pal-system.co.jp/
07
産地と食卓と、未来をつなげる「産直」
■産直
安全
3 つの価値
「いのち」
を支える食だから。
パルシステム独自の農薬削減プログラムに基づき、できるだけ農薬に頼らず環境にも配慮した栽培を行っています。
おいしい 食卓を笑顔と感謝で満たす。
健康な土づくりを基本に、作物そのものの生命力を引き出し、食べ物本来の味を追求しています。
と
「くらし」を次世代に手渡す。
つなげる 「農」
生産者と組合員が互いに理解を深め、くらしや農の課題を共有する
「産地交流」
を30 年以上前から実施しています。
■産直
4 原則
■産直プロジェクト11
1. 生産者・産地が明らかである
2. 生産方法や出荷基準が明らかで生産の履歴がわかる
3. 環境保全・資源循環型農業をめざしている
4. 生産者と組合員相互の交流ができる
■環境保全にも取り組むトップブランド
「コア・フード」
の取り組み
厳しい品質基準はもちろん、環境保全や資源循環への
取り組みに励んでいる商品のみが認証されます。
コア・フード
有 機 JAS 認 証を 取
得した「有機栽培農
産物」
、またはそれに準ずると判
断された農産物。化学合成農
薬・化学肥料を使わないパルシ
ステムのトップブランドです。
エコ・チャレンジ
農薬や化学肥料に頼らな
い農業の普及を目指して定
めたエコ・チャレンジ。パルシステムの
「農薬削減プログラム」で優先的に排
除すべき、または問題があるとされた
農薬を使用せずに作っています。
表示なし
パルシステムの産直産地で生産され、生産者が明確で農薬使用状況や
土づくり資材が確認された農産物。環境保全型農業を推進し、農薬削
減プログラムの達成に向けて努力している産地の農産物も含まれます。
日本の農林漁業の再生や持続可能な社
会づくりをめざし、パルシステムでは 2010
年度から、産直産地と連携した取り組みを
11のプロジェクトにまとめ、取り組んでいま
す。
インターネットコンテンツ
「産直いきいきコ
ミュニティ」やカタログなどを通じて、
「商品
の利用がプロジェクトの参加へつながって
いる」ことを伝えるとともに、毎年、産直活
動をまとめた「産直データブック」を作成し
ています。
産直プロジェクト11
No.1 「サンゴの森づくり」
プロジェクト
No.2 「耕畜連携」
プロジェクト
No.3 「生物多様性」
プロジェクト
No.4 「森林・里山再生」
プロジェクト
No.5 「地球温暖化防止」
プロジェクト
No.6 「産直原料」
プロジェクト
No.7 「植樹」
プロジェクト
No.8 「フードマイレージ」
プロジェクト
No.9 「ごはんもう1 杯」
プロジェクト
No.10「産地交流」
プロジェクト
No.11「もったいない」
プロジェクト
放射能対策
パルシステムは
「食」
と
「農」
をつなぐ立場として、
「安心して口にできる食」
を次の世代に手渡していく責任を
果たせるよう、産直産地や食品メーカーとの協同を深めながら、さまざまな取り組みを進めています。
◦放射能検査機器の導入と自主検査の開始
精密測定のできるゲルマニウム半導体検出器を導入。自主検査を行い、検査結果はカタログやホームページで組合員に案内しています。
◦独自のガイドラインの策定
放射能はできる限り減らしていくべきであるという考えから、パルシステムは独自のガイドライン制定し、運用しています。
◦産地の低減対策を支援
土壌の改良など、産直産地とともに放射能を低減させる取り組みをすすめ、継続的に支援を行っています。
◦放射能学習会の実施
放射能が人体に与える影響や現状、農産物への対策などを学ぶ学習会を、役職員や生産者を中心に行っています。
08
組 合 員 の 子 育 てを バックアップ
■乳幼児向けカタログをオプション配付
「赤ちゃんとキッズの
『食べる』
と
『あそぶ』
を応援!」
をコ
ンセプトに、商品情報だけでなくレシピや離乳食作りの
アドバイスも掲載したオプションカタログを発行。
管理栄養士のアドバイスや保育士の絵本コラムなど、
子育てに役立つ情報
も紹介するなど、育児
全般をサポートしてい
ます。
■ママと赤ちゃんのための育児情報サイト
ママと赤ちゃんのための育児情報サイト
「パルシステム
の子育て応援!」
(http://kosodate.pal-system.co.jp/)
を開設。
レシピや調理の基本といった「離乳食」情報のほか、
「食育」
「健康・からだ」
「あそび」など子育てに欠かせな
い情報を紹介。
また、各テーマ
に合わせたコラ
ム や Q&A、専
門家へのインタ
ビューなどを掲
載しています。
http://kosodate.pal-system.co.jp/
■赤ちゃんがいるママ専用の SNS
パルシステムでは、育児支援を目的に、2 歳までの赤
ちゃんをもつ母親に限定したSNS
「yumyum baby club」
( http://www.pal-system.co.jp/com/yumyumclub/
index.html)
を運営しています。
育児中の情報交換
や悩みの共有など、
利用者同士の活発な
交流が行われていま
す。また、各地でオフ
会の開催やサークル
の立ち上げなど、現
実の場でのつながり
も増えています。
http://www.pal-system.co.jp/com/yumyumclub/index.html
■子育て商品の注文を便利に
赤ちゃんとキッズ専門のインターネット注文サイト
「yumyum プラス web」。
カタログ掲載商品だけでなく、おすすめの絵本や雑
貨、おむつなどの消耗品約 500 品目を、いつでも買え
るように常時配置し
ています。
http://www.pal-system.co.jp/kosodate-support/
「100 万人の食づくり」運動
身近な素材でつくる日本型の食。地域の資源を生かした持続可能な食生
産。それぞれをつなげ、安心と希望に満ちた社会を次世代に手渡すため、パ
ルシステムは
「100 万人の食づくり」運動に取り組み続けています。
日本の風土と四季、からだになじむ日本型食の提案。
「つくる」と「食べる」
の距離を縮め「食料自給力」を高めていく産直の取り組み。台所で、食卓で、
田んぼや畑で、
「食」
と
「農」
を入り口に、私たちが「いま」
「できること」
を、ひと
つずつ重ね、毎日の食卓の先にいのちあふれる未来をつなげていきます。
09
震 災 復 興 に む け た 地 域 づくり支 援
■震災復興基金と地域づくり基金
パルシステムグループでは、2011 年度、東日本大震
( 2011 年度)、
「東北復興支援」
( 2012 年度)では、37
災で被災した産地やメーカーの復旧・復興支援を目的
の取引先へ 8,879 万 6,883 円を助成しました。
とした
「震災復興基金」
を立ち上げ、震災復興基金運営
2013 年度からは「地域づくり基金」へと発展させ、復
委員会の下、取引先の再建を支援しました。
興事業のほか、農林水産業の振興や再生エネルギー
基金は、パルシステム連合会と会員生協の拠出金に、 の導入などを目的とした活動を支援しています。
産直産地などで組織するパルシステム生産者・消費者
協議会、メーカーや物流委託企業で構成するパルシス
テム協力会会員などからのカンパを加えて創設しました。
2011 ~ 12 年度の 2 年間で、津波被害にあった食品
工場の復旧費用や、放射能に汚染された農地の検査、
除染費用などに対して、のべ 140 団体へ、合計 2 億
2,117 万 7,600 円の支援を行いました。
そのうち、被災したメーカーや生産者の商品を組合
員が利用することによって一定額をパルシステムが支援
金として支払う復興支援企画「 “ 食べる”で支え合う!」
復興支援対象商品のひとつ
「三陸産わかめ」
■子どもを守り、地域の自立を支援
震災発生直後より、パルシステムグループでは職員
を被災地へ派遣し炊き出しを行うなど、人力・物資両面
からの支援に取り組んできました。
2012 年 11 月から13 年 3 月にかけて「被災地の新し
い
『明日』
カンパ」
を呼びかけ、
「福島のこどもたち保養プ
ログラム」
「南三陸町の復興のために」の2つのプログラ
ム合わせて1,799 万 5,011 円が、組合員から寄せられ
ました。寄せられたカンパ金は、放射線量が比較的高
い地域に住む子どもたちの健康管理を目的とした保養
企画と、宮城県南三陸町で地元木材を活用した農林
漁業振興活動に役立てられます。
原発のない未来を足元から創りだそう
パルシステムグループでは、他の団体と連携し、青森県六ヶ所再処理工場本格
稼動の反対や、原発のない社会の実現をめざして運動をすすめてきました。
東日本大震災、東京電力福島第一原子力発電所の事故による影響は、いまなお
さまざまな場面で、多くの人々に深い影を落としています。パルシステムは、原発に
頼る社会から自然と共生する社会への転換に向けて、脱原発署名活動の呼びかけ
や、集会、パレードへの参加などに取り組んでいます。
「 6.2 つながろうフクシマ!さような
ら原発集会」
(2013/6/2)
TPPへの参加に反対します
TPP(環太平洋連携協定)は、工業製品や農産品、金融サービスなど加盟国の
間で取引される品目にかかる関税や制度の差異を完全に撤廃しようとする多国間
の協定です。社会の基盤、国の制度までを大きく変える危険性を持っています。
TPPの全体像は、国民に明らかにされておらず、十分な国民的論議も行われて
いません。食の安全基準、農薬基準、遺伝子組み換え表示基準など、日本が積み
上げてきた食と農の先進性を後退させ、地域の特色や文化、多様性を損なう可能
性は否めません。ほかにも医療・福祉、雇用環境など、多くの側面で強い不安がつ
きまといます。
TPP 参加はくらしや地域社会を壊しかねません。農と食をつなぐ産直に長年取り
組んできたパルシステムグループでは、TPPの交渉参加に反対しています。
10
「TPP参加をとめる!5.25大集会」
( 2013/5/25)。銀座などを行進
しTPP 反対を訴えました。
豊 か な 自 然 環 境を 次 世 代 へ
■エネルギー政策
■資源循環型の社会づくりのために
パルシステムグループは、東
京電力福島第一原子力発電所
の 事 故を受け、2012 年 1 月に
原子力発電とエネルギーに関す
る政策を制定。
「協同の力」で生
活者がエネルギーを選択できる
社会の実現をめざしています。
パルシステム連合会では、2009 年に「環境政策」を
制定し、パルシステムの事業・運動の両面で資源循環
型の社会システムへの転換をめざしています。
また、環境政策のもとに制定した「環境方針」では、
環境負荷の低減・汚染の予防と、環境マネジメントシス
テムの継続的な改善・向上を図っています。
ほかにも温暖化防止自主行動計画に基づいた行動
や、商品の容器包装・商品カタログなどのリユース・リサ
イクルなど、パルシステムの環境への取り組みについて
はホームページ( http://www.pal.or.jp/eco/)で詳しく
公開しています。
減らす
節電と省エネ、効率化と
最適化によってエネルギー消費を
いっそう減らします
止める
速やかに脱原発を
実現します
切り替える
原発への依存に替えて、
再生可能エネルギーを
急速に普及させます
http://www.pal.or.jp/eco
■再生可能エネルギーの拡大
エネルギー政策に定める「再生可能エネルギーの拡
大」への取り組みとして、パルシステム連合会および会
員生協で出資している環境関連子会社の㈱エコサポー
トが、杉戸センターの屋根に大規模太陽光発電システ
ムを設置。2013 年 4 月に竣工しました。
パルシステムグループでは、太陽光発電システムをは
じめ、再生エネルギーの導入をすすめています。
杉戸センターの屋根に太陽光パネル 2,310 枚を設置。最大
559.02kwが発電可能で、電力量は年間 561,676kwh(標
準家庭 161 世帯分の電気使用量に相当)
を想定しています。
■「環境監査」の取り組み
パルシステム連合会では資源循環型の社会システム
をめざして、商品の生産から流通・消費・廃棄までの各
ステージでさまざまな取り組みを進めています。
この取り組みを定期的に査定・評価するために、外
部有識者で構成された環境監査委員会を設置し、毎
年報告書を作成しています。2012 年度は小澁弘明・環
境監査委員長(グリーン購入ネットワーク常任顧問)より
①全般、②再生エネルギー、③ CO2 排出量のすべてに
おいて高評価を得ました。
2013 年度は、ISO14001 外部認証返上にともない、
それを保証する内部環境監査体制をさらに強化してい
きます。
11
事業支援課
組織概要
PSC 運営課
事業部
組合員の声推進課
■業務組織図 (2013 年 6 月24日現在)
安全推進課
事業本部
営業企画推進課
営業部
営業支援課
商品企画課
事業広報部
事業開発課
物流管理課
物流部
生鮮物流管理 1 課
生鮮物流管理 2 課
仕様書管理課
商品管理本部
品質管理 1 課
品質保証部
品質管理 2 課
商品検査センター
システム開発課
システム部
理事長
専務理事
システム管理課
経理 1 課
経理部
経理 2 課
経理 3 課
総務課
常勤監事
管理本部
総務人事部
施設課
人事課
共同人事推進室
商品活動企画課
産直・商品活動部
企画担当執行役員
産直開発課
交流政策課
水産課
内部監査室
コンプライアンス室
運営室
商品開発本部
冷凍食品課
第 1 商品部
日配課
ドライ食品課
特別企画課
生活用品 1 課
第 2 商品部
生活用品 2 課
サービス事業課
地域支援本部
環境・地域支援部
インターネット事業本部
インターネット事業部
環境・エネルギー事業課
地域活動支援課
個人対応推進課
■組織概況
(2013 年 3 月31日現在)
設立年月日
1990 年 2 月9日
区
福島県/茨城県/栃木県/群馬県/埼玉県/千葉県/東京都/神奈川県/山梨県/静岡県
域
会員生協数
供
11 会員
給
高
1,403.1 億円
本部所在地
〒 169-8527 東京都新宿区大久保 2-2-6 ラクアス東新宿
TEL.03-6233-7200 FAX.03-3232-6540
新治センター
〒 300-4111 茨城県土浦市大畑 192-1
TEL.029-830-6220 FAX.029-830-6230
稲城事務所
〒 206-0804 東京都稲城市百村 2111
TEL.042-378-5661 FAX.042-378-1700
八王子センター
〒 192-0919 東京都八王子市七国 3-55-1
TEL.042-632-5210 FAX.042-632-5211
相模センター
〒 243-0303 神奈川県愛甲郡愛川町中津 4036-7
TEL.046-285-6592 FAX.046-285-6593
南大沢センター
〒 192-0364 東京都八王子市南大沢 3-21-1
TEL.042-670-3721 FAX.042-676-2080
岩槻センター
〒 339-0021 埼玉県さいたま市岩槻区末田 942-1
TEL.048-791-7802 FAX.048-797-2355
稲城センター
〒 206-0804 東京都稲城市百村 2111
TEL.042-377-1311 FAX.042-377-1313
杉戸センター
〒 345-0012 埼玉県北葛飾郡杉戸町深輪 391-11
TEL.0480-36-5170 FAX.0480-38-3551
大和田センター
〒 192-0045 東京都八王子市大和田町 4-6-3
TEL.042-649-8100 FAX.042-656-6688
■会員生協 (2013 年 3 月31日現在)
■職員の概況(役員除く)
会 員 生 協
11 会員(10 生協 1 連合会)
職
会員組合員数
1,378,089 名
男
会員総事業高
1930.1 億円
女
配送センター
62カ所
合計または平均
員
数
(2013 年 3 月31日現在)
平 均 年 齢
平均勤続年数
定 時 職 員 (正規換算数)
146 名
43.4 歳
12.7 年
3名
105 名
38.4 歳
9.4 年
66 名
─
251 名
41.3 歳
11.4 年
69 名
40.1 名
─
(職員数には契約職員および嘱託職員を含みます)
12
■役員・執行役員
2013 年 6 月現在
氏 名
理 事 長
山 本 伸 司
専務理事
石 田 敦 史
理
野々山理恵子
佐 藤 功 一
事
氏 名
理
代表理事
事
白 川 恵 子
パルシステム山梨 理事長
代表理事
志 村 宏 司
パルシステム山梨 専務理事
パルシステム東京 理事長
中 嶋 義 幸
パルシステム群馬 専務理事
パルシステム東京 専務理事
安 齊 雄 司
パルシステム福島 専務理事
辻 正 一
パルシステム東京 常務理事
上 田 由 紀
パルシステム静岡 副理事長
福 浦 眞 紀
パルシステム東京 常任理事
小 沼 正 昭
パルシステム共済連合会 理事長
千 葉 具 重
常勤監事
監
事
石 橋 京 子
パルシステム東京 常任理事
吉 中 由 紀
パルシステム神奈川ゆめコープ 理事長
虎 頭 昭 夫
員外監事(弁護士)
渡 邊 た かし
パルシステム神奈川ゆめコープ 専務理事
福 澤 裕 克
パルシステム東京 常勤監事
岸 久 美 子
パルシステム神奈川ゆめコープ 常任理事
桑 野 裕 司
パルシステム神奈川ゆめコープ 監事
伝 田 和 男
パルシステム神奈川ゆめコープ 業務執行理事
平 健 三
パルシステム千葉 業務執行理事
佐々木 博 子
パルシステム千葉 理事長
下 地 通 太
パルシステム千葉 専務理事
原 秀 一
事業本部長
新 村 里 志
パルシステム千葉 常務理事
中 村 洋
商品管理本部長
田 原けい 子
パルシステム埼玉 理事長
太田賜嗣夫
管理本部長
亀 山 裕 二
パルシステム埼玉 専務理事
渋 澤 温 之
商品開発本部長
小 林 道 子
パルシステム埼玉 理事
林 一 雄
地域支援本部長
小泉智恵子
パルシステム茨城 理事長
松 本 典 丈
企画担当
塚 本 昭 二
パルシステム茨城 専務理事 栗 田 典 子
インターネット事業本部長
常務執行役員
執行役員
連 合 会 財 務 デ ータ
■貸借対照表
2013 年 3 月31日
(単位:千円)
科 目
流 動資産
金 額
現預金
8,313,767
供給未収金
11,814,249
商品
1,035,828
その他流動資産
4,647,262
流動資産 計
固 定資産
科 目
流 動負 債
固 定負 債
25,811,108
金 額
供給高
20,375,763
供給剰余金
その他流動負債
13,732,321
その他事業収入
15,171,508
流動負債 計
34,108,084
事業総剰余金
22,141,680
事業経費
21,368,054
長期借入金
92,000
その他固定負債
3,552,187
事業剰余金
773,625
固定負債 計
3,644,187
事業外収益
222,453
機械装置
1,157,641
負 債合 計
37,752,272
事業外費用
100,847
364,923
会員出資金
9,550,400
経常剰余金
895,231
法定準備金
4,725,200
特別利益
31,862
その他積立金
3,943,795
特別損失
401,851
税引前当期剰余金
525,243
法人税等
108,041
9,855,705
土地
剰
余
金
218,334
有形固定資産 計
無形固定資産
その他固定資産
10,541,725
固定資産 計
30,962,213
56,773,322
801,654
当期未処分剰余金
17,972,328
2,448,159
資産合計
剰余金 計
9,470,649
純資産合計
19,021,049
当期剰余金
417,201
当期未処分剰余金
801,654
負債・純資産合計
56,773,322
(自2012 年 4 月1日 至 2013 年 3 月31日)
(単位:千円)
出 資 金 および 組 合 員 数
■組合員数 ● 出資金
89.5
91.5
93.5
94.5
95.5
130.3
134.6
137.8
119.9
126.9
供給高
(億円)
100
(億円)
■連合会供給高 ■会員生協総事業高
2500
90
120
100
6,970,172
6,375,722
その他
140
140,309,427
買掛金
建物及び構築物
器具備品及び車両運搬具
(万人)
■損益計算書
80
2000
1964.2
1944.7
1903.0
1938.7
1930.1
70
60
80
1500
1402.7
1396.5
1376.2
1410.1
1403.1
50
60
40
30
40
20
20
0
1000
500
10
08 年度
09 年度
10 年度
11 年度
12 年度
0
0
08 年度
09 年度
10 年度
11 年度
12 年度
13
パ ル シ ステムグル ープ 状 況
■子会社概況
株式会社 パル・ミート
住
T
所
E
〒 275-0002
千葉県習志野市実籾 2-36-10
住
所
住
所
T
048-791-7800
T
設 立 年 月
1992 年 3 月
設 立 年 月
1987 年 11 月
資
80,000 千円
資
51,000 千円
資
95,000 千円
出 資 比 率
100%
出 資 比 率
100%
出 資 比 率
100%
事 業 内 容
牛・豚等精肉加工、ハム・ソーセージ
等加工食品製造及び加工
事 業 内 容
農産物・米の仕入、企画、販売、物
流業務及び農産品の加工
事 業 内 容
首都圏地域生協の配送及び個人別
セット業務
代表取締役社長
中村洋
代表取締役社長
原秀一
代表取締役社長
藤崎達也
U
R
L
http://www.pal.or.jp/palmeat/
U
R
L
http://www.pal.or.jp/gps/
U
R
L
http://www.palline.co.jp/
売
上
高
13,951,693
売
上
高
25,277,877
売
上
高
8,249,195
売上総利益
672,346
売上総利益
1,371,705
売上総利益
956,412
営 業 利 益
260,645
営 業 利 益
206,922
営 業 利 益
555,760
経 常 利 益
260,799
経 常 利 益
205,903
経 常 利 益
599,008
税引前当期純利益
257,585
税引前当期純利益
192,451
税引前当期純利益
599,000
法 人 税 等
84,476
法 人 税 等
63,901
法 人 税 等
203,489
当期純利益
173,108
当期純利益
128,549
当期純利益
395,510
(単位:千円)
株式会社 パルブレッド
住
T
所
E
(単位:千円)
株式会社 コープネクスト
〒 192-0045
東京都八王子市大和田町 4-6-3
住
所
(単位:千円)
株式会社 エコサポート
〒 160-0023
東京都新宿区西新宿 6-10-1
日土地西新宿ビル 17 階
住
所
T
03-6279-0700
T
設 立 年 月
2000 年 7 月
設 立 年 月
2003 年 3 月
資
54,040 千円
資
200,000 千円
資
70,000 千円
81.0%
出 資 比 率
60.0%
出 資 比 率
30.7%
事 業 内 容
肥料飼料の開発及び販売、古紙等のリサイクル事業、低
公害・クリーンエネルギー等の研究開発及び供給事業
出 資 比 率
金
E
本
L
〒 112-0012
東京都文京区大塚 5-9-2
新大塚プラザビル 8 階
1997 年 11 月
本
L
金
03-5633-8611
042-649-8100
金
E
本
L
設 立 年 月
本
L
金
E
〒 135-0015
東京都江東区千石 1-4-9
1979 年 2 月
本
L
〒 339-0021
埼玉県さいたま市岩槻区末田 942-1
047-403-2955
金
E
株式会社 パルライン
設 立 年 月
本
L
株式会社 ジーピーエス
金
03-5976-6191
事 業 内 容
パン及び菓子の製造
事 業 内 容
通信販売業務、情報提供サービス業務、情報
システム等の企画、設計、販売、保守業務
代表取締役社長
太田賜嗣夫
代表取締役社長
石田敦史
代表取締役社長
林一雄
U
R
L
http://www.pal.or.jp/panya/
U
R
L
http://www.coopnext.com/
U
R
L
─
売
上
高
2,504,693
売
上
高
449,563
売
上
高
718,421
売上総利益
328,421
売上総利益
449,563
売上総利益
344,421
営 業 利 益
14,965
営 業 利 益
6,817
営 業 利 益
100,488
経 常 利 益
12,273
経 常 利 益
7,554
経 常 利 益
100,640
税引前当期純利益
18,404
税引前当期純利益
2,902
税引前当期純利益
100,640
法 人 税 等
8,801
法 人 税 等
3,180
法 人 税 等
39,437
当期純利益
9,603
当期純利益
-278
当期純利益
61,202
(単位:千円)
(単位:千円)
■関連会社概況
株式会社 パル・メッセージ・サービス
住
T
所
E
住
所
0480-36-5581
T
2004 年 10 月
設 立 年 月
1989 年 10 月
資
20,000 千円
資
99,000 千円
出 資 比 率
100%
出 資 比 率
36.4%
事 業 内 容
商品案内、注文用紙及び帳票等の丁合、ラッピング業務。生協
組合員向けの商品案内、注文用紙及び帳票の出力印刷業務
事 業 内 容
食料品及び日用雑貨品の輸出入と
販売他
代表取締役社長
中村洋
代表取締役社長
上田誠
U
R
L
─
U
R
L
http://www.altertrade.co.jp/
売
上
上
金
E
本
L
〒 169-0072
東京都新宿区大久保 2-4-15
サンライズ新宿 3 階
設 立 年 月
本
L
■協力団体
株式会社 オルター・トレード・ジャパン
〒 345-0012
埼玉県北葛飾郡杉戸町深輪 391-11
金
03-5273-8163
高
820,946
売
高
1,443,852
売上総利益
500,881
売上総利益
256,389
営 業 利 益
24,499
営 業 利 益
1,325
経 常 利 益
25,306
経 常 利 益
8,991
税引前当期純利益
25,306
税引前当期純利益
-21,713
法 人 税 等
8,460
当期純利益
16,845
(単位:千円)
法 人 税 等
3,538
当期純利益
-25,252
(単位:千円)
(単位:千円)
パルシステム協力会
協力会は、パルシステム連合会の取引先によって自
主的に組織された会です。組合員に信頼され、安心し
て利用される商品づくりと品質の向上、商品をきちんと
お届けすることに努めています。
組合員交流委員会、物流部会、環境部会、品質管
理部会、異業種交流部会の1委員会4部会活動をはじ
め、商品展示会や生協まつり等のイベントへの協賛、
工場見学、学習会への協力などパルシステムグループ
の活動と共に取り組んでいます。さらに、CO2 の削減
に向け、使用車両のエコドライブ運動に取り組んでい
ます。
〈319 団体〉
パルシステム生産者・消費者協議会
パルシステム連合会に農畜産物を供給する生産者
と、連合会・会員生協・組合員が共に協議し、自主的
に活動する場です。技術や品質向上にむけて、米、野
菜、果樹、畜産、鶏卵など専門部会を持ち、生産 ( 飼育)
自主基準と優先排除農薬を設定し、農法研究、実験
栽培、先進産地の見学、学習会等を行っています。
産地の柱である、食べる人と作る人の相互関係や
交流の場づくりとして、生産者が会員生協に赴き講師
となる産直連続講座、青年農業者・女性生産者との交
流などを企画して多様な場を提供しています。
http://www.pal.or.jp/group/ssk/
〈157 団体〉
2013 年 6 月現在
(財務データ:自2012 年 4 月1日 至 2013 年 3 月31日)
14
■会員生協概況
生活協同組合パルシステム東京
住
所
生活協同組合パルシステム神奈川ゆめコープ
〒 169-8526
東京都新宿区大久保 2-2-6
ラクアス東新宿
住
所
生活協同組合パルシステム千葉
〒 222-0033
神奈川県横浜市港北区新横浜
3-18-16 新横浜交通ビル
住
所
〒 273-0005
千葉県船橋市本町 2-1-1
船橋スクエア21 4 階
T
E
L
03-6233-7600
T
E
L
045-470-4175
T
E
L
047-420-2600
F
A
X
03-3232-2581
F
A
X
045-470-4171
F
A
X
047-420-2400
U
R
L
http://www.palsystem-tokyo.coop/
U
R
L
http://www.palsystem-kanagawa.coop/
U
R
L
http://www.palsystem-chiba.coop/
設 立 年 月
1970 年 4 月
設 立 年 月
2000 年 4 月
設 立 年 月
1976 年 10 月
組 合 員 数
422,016 人
組 合 員 数
278,604 人
組 合 員 数
210,884 人
総 事 業 高
67,605,361 千円
総 事 業 高
43,344,161 千円
総 事 業 高
28,711,399 千円
出
資
金
14,506,667 千円
出
資
金
8,249,636 千円
出
資
金
6,921,841 千円
職
員
数
1,261 人
職
員
数
610.6 人
職
員
数
374 人
理
事
長
野々山理恵子
理
事
長
吉中由紀
理
事
長
佐々木博子
生活協同組合パルシステム埼玉
住
所
生活協同組合パルシステム茨城
〒 335-0005
埼玉県蕨市錦町 2-10-4
住
所
生活協同組合パルシステム山梨
〒 310-0022
茨城県水戸市梅香 2-1-39
住
所
〒 400-0051
山梨県甲府市古上条町 225-1
T
E
L
048-432-7093
T
E
L
029-227-2225
T
E
L
055-243-6327
F
A
X
048-432-0850
F
A
X
029-227-2235
F
A
X
055-243-6359
U
R
L
http://www.palsystem-saitama.coop/
U
R
L
http://www.palsystem-ibaraki.coop/
U
R
L
http://www.palsystem-yamanashi.coop/
設 立 年 月
1951 年 5 月
設 立 年 月
2000 年 3 月
設 立 年 月
1962 年 4 月
組 合 員 数
167,010 人
組 合 員 数
115,495 人
組 合 員 数
46,632 人
総 事 業 高
24,136,227 千円
総 事 業 高
14,142,033 千円
総 事 業 高
6,086,034 千円
出
資
金
5,985,438 千円
出
資
金
4,648,364 千円
出
資
金
1,835,827 千円
職
員
数
372 人
職
員
数
156 人
職
員
数
137 人
理
事
長
田原けい子
理
事
長
小泉智恵子
理
事
長
白川恵子
生活協同組合パルシステム群馬
住
所
生活協同組合パルシステム福島
〒 370-3515
群馬県高崎市塚田町 228-1
住
所
生活協同組合パルシステム静岡
〒 972-8316
福島県いわき市常磐西郷町落合 278
住
所
〒 417-0000
静岡県富士市大野 50
T
E
L
027-350-3118
T
E
L
0246-43-1555
T
E
L
054-531-0011
F
A
X
027-350-3117
F
A
X
0246-43-0247
F
A
X
054-533-4888
U
R
L
http://www.palsystem-gunma.coop/
U
R
L
http://www.palsystem-fukushima.coop/
U
R
L
http://www.palsystem-shizuoka.coop/
設 立 年 月
2002 年 5 月
設 立 年 月
1954 年 8 月
設 立 年 月
2007 年 3 月
組 合 員 数
33,241 人
組 合 員 数
29,668 人
組 合 員 数
17,948 人
総 事 業 高
3,903,357 千円
総 事 業 高
2,781,189 千円
総 事 業 高
1,952,950 千円
出
資
金
571,707 千円
出
資
金
689,861 千円
出
資
金
162,313 千円
職
員
数
99 人
職
員
数
29 人
職
員
数
32.2 人
理
事
長
田中三千夏
理
事
長
和田佳代子
理
事
長
山本伸司
■パルシステム共済連概況
埼玉県勤労者生活協同組合
住
所
パルシステム共済生活協同組合連合会
〒 332-0012
埼玉県川口市本町 4-2-3
住
所
株式会社パルふれあいサービス
〒 169-0072
東京都新宿区大久保 2-2-6
ラクアス東新宿
住
所
T
E
L
048-251-3089
T
E
L
03-6233-7251
T
F
A
X
048-253-8995
F
A
X
03-3232-2465
設 立 年 月
1989 年 12 月
U
R
L
http://www.uicoop.com/
U
R
L
http://www.palsystem-kyosai.coop/
資
30,000 千円
設 立 年 月
1955 年 9 月
設 立 年 月
2009 年 12 月
出 資 比 率
60.9%
組 合 員 数
56,591 人
組 合 員 数
10 会員
事 業 内 容
保険代理業
総 事 業 高
347,587 千円
経 常 収 益
3,344,432 千円
代表取締役社長
小沼正昭
出
資
金
164,321 千円
出
資
金
1,700,000 千円
U
R
L
http://www.pal.or.jp/fureai/
職
員
数
8人
職
員
数
35.5 人
売
上
高
476,399
理
事
長
関根正道
理
事
長
小沼正昭
営 業 利 益
93,718
経 常 利 益
94,021
税引前当期純利益
94,021
法 人 税 等
36,210
当期純利益
57,810
( 職員数は正規職員に契約職員・定時職員
[正規換算]
を足した数です)
E
本
L
〒 169-0072
東京都新宿区大久保 2-2-6
ラクアス東新宿
金
03-3232-2460
(単位:千円)
15