神奈川県勤労者山岳連盟山岳救助隊規約（案）

神奈川県勤労者山岳連盟山岳救助隊規約（案）
神奈川県勤労者山岳連盟
第１条（総則）本隊は、
「神奈川県勤労者山岳連盟山岳救助隊」と称し、事務局を神奈川県内におく。
第２条（目的）本隊は、県連盟加入会員（以下会員）の事故発生にともない捜索救助活動を行うことを主目的と
する。
第３条（活動）本隊は、会員の生命・財産を守り、被害を最小限度とするため以下の活動をする。
（１）行方不明者の捜索活動
（２）事故者の救助・救出活動
（３）捜索救助活動に関する警察・消防、関係各所との打合せと渉外活動
（４）情報収集活動
（５）捜索救助に関連する諸活動
第４条（組織）救助隊は連盟所属の会から選出される隊員により構成される。
（１）救助隊長
（２）救助副隊長
（３）救助隊事務局
（４）救助隊員
第５条（任務）救助隊員は以下の任務を行う。
（１）事故発生にともなう捜索救助活動
（２）活動記録
（３）会計業務
（４）装備の点検・補充
（５）学習・教育訓練
（６）通信業務
（７）車両の手配と管理
（８）渉外業務
第６条（隊員の権利と義務）隊員は次に挙げる権利と義務を有する。
（１）捜索救助活動を行う隊員は、労山遭対基金に５口以上加入する。ただし、その加入費用は、隊員の
個人負担とする。
（２）隊員が捜索救助活動を行う場合は、別に運動危険担保特約付（遭難救助）普通傷害保険に入ること
ができる。なおこの保険料は、救助を依頼した者が負担するものとする。
（３）救助隊の活動に積極的に参加し、活動を遂行できる体力・技術および精神力を身につける。
第７条（出動）本隊は、原則として別に定める「神奈川県勤労者山岳連盟への捜索救助要請規定」に基づき、県
連会長、理事長、救助隊長またはこれに準ずる者の指示により出動する。出動に要した経費は、すべて依
頼した者が負担するものとする。
第８条（財政）連盟予算・会分担金ほかをもってこれに充てる。
第９条（活動報告と予算）連盟の定時総会または理事会にて活動報告、次年度方針、予算について報告する。
第 10 条（会議）救助隊総会は隊長が招集し、年１回開催する。県連盟から教育、遭難対策、事務局長、財政担
当者が参加するほか、隊長が会議に参加を求める者を含める。
第 11 条本規定は 2005 年月日をもって施行する。本規定の改廃は連盟規約・規定の改廃条項を採用する。

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