くちリハビリテーション水曜研修会 2012 年 11 月 28 日開催 「摂食・嚥下障害に対する食事形態の工夫」 食事は、栄養をとるために関わらず、人生を楽しむ為のものでもあると考えます。そんな 食事の見た目や味が、いまひとつだったら・・・。特に、摂食・嚥下障害の方々の食事は どうでしょうか?ミキサ食などミキサーにかけてしまうと、どうしても同じ色になりやす く形も決まってしまうので見た目では何を食べたのか分からなくなってしまいます。少し でも食事を楽しくしてもらえるように工夫をしていく必要があると思います。 今回のくちリハビリテーション水曜研修会では、 「摂食・嚥下障害に対する食事形態の工夫」 と題して、お 2 人の方にさまざまな工夫の仕方・方法があることを教えて頂きました。 一部をご紹介いたします。 「家庭で作る介護用ゼリー&スープ、下ごしらえの基本と応用方法」内田 乃理子氏 お茶ゼリーならぬ、野菜ジュース ゼリー。市販の野菜ジュースはバ リエーション豊かです。それらを 使用し、介護用ゼリーを作りま す。 圧力鍋を用いて作った蒸し野菜やスープの作り 方を説明して頂きました。野菜はとっても軟ら かく素材の味が生かされておりました。スープ も格別でした。 また、介護福祉食のケータリングや販売のご紹介等をまごころ食託宮崎株式会社西川抒良 氏からして頂きました。お寿司は見た目も味も・・・そして嚥下しやすい形状でした。 給食受託や介護福祉食レストラン等も行われているようで、普通食からミキサー食、ソフ ト食まで幅広く取り扱っているとのことでした。
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