間食・アルコールについて

糖尿病の食事療法の基準
間食・アルコールについて
*
~血糖値コントロールを
適正な
適正なエネルギー量
エネルギー量
* バランスよく
バランスよく食
よく食べる
邪魔するものは~
* 1日3食きちんと食
きちんと食べる
第10回
糖尿病教室
公立南丹病院
管理栄養士
H25・10・8
畑
* アルコール・
アルコール・甘い物は控える
千栄子
* 食物繊維を
食物繊維を取る
アルコールと糖尿病
• まとめると・・・・
『特別な
特別な食事があるわけでなく
食事があるわけでなく、
があるわけでなく、
1日の摂取エネルギー
摂取エネルギーを
エネルギーを守り、
過剰な
過剰な摂取を
摂取を避け、
栄養素を
栄養素をバランス良
バランス良く摂ること』
ること』
:アルコールの
アルコールの作用や
作用やアルコールの
アルコールの代謝に
代謝に伴って
血糖値に
血糖値に影響する
影響する
:多量の
多量の飲酒に
飲酒に肝障害や
肝障害や膵障害が
膵障害が加わると
コントロールの
コントロールの難しい糖尿病
しい糖尿病になる
糖尿病になる。
になる。
多量飲酒は
多量飲酒は避けるべきです。
けるべきです。
:血糖コントロール
血糖コントロールが
コントロールが良好で
良好で合併症がない
合併症がない場合
がない場合は
場合は
酒肴(
酒肴(つまみ)
つまみ)や飲酒量に
飲酒量に注意した
注意した適度
した適度の
適度の飲酒で
飲酒で
有れば良
れば良いと考
いと考えられています。
えられています。
• 『糖尿病の
糖尿病の人は飲酒は
飲酒は禁止が
禁止が基本』
基本』
『原則禁止』
原則禁止』とされる理由
とされる理由とは
理由とは・・
とは・・
• *アルコールは
アルコールは高カロリーと
カロリーと糖質があるため
糖質があるため
• 短時間で
短時間で飲むと血糖値
むと血糖値が
血糖値が上がる。
がる。
* つまみを摂
つまみを摂るとカロリー
るとカロリーや
カロリーや塩分の
塩分の
摂取が
摂取が過剰になりやすい
過剰になりやすい
* 中性脂肪(
中性脂肪(トリグリセライド・
トリグリセライド・TG)が
TG)が
高くなりやすい
* 肝機能障害を
肝機能障害を招きやすい
•
*アルコールは
アルコールは肝臓からの
肝臓からのブドウ
からのブドウ糖放出
ブドウ糖放出を
糖放出を
抑えるので、
えるので、血糖値が
血糖値が下がりやすくなる。
がりやすくなる。
血糖降下剤や
血糖降下剤やインスリン治療
インスリン治療の
治療の方は低血糖が
低血糖が
起こる恐
こる恐れがある。
れがある。
~肝臓での
肝臓でのアルコール
でのアルコール分解
アルコール分解が
分解が優先され
優先され、
され、糖生産が
糖生産が
後回しになるため
後回しになるため・
しになるため・ごはんを食
ごはんを食べずに
飲酒を
飲酒を続けると起
けると起こりやすい~
こりやすい~
アルコール摂取が許される
条件とは・・
☆
血糖コントロール
血糖コントロールが
コントロールが長期間、
長期間、良好である
良好である
☆ 体重管理ができている
体重管理ができている(
ができている(標準体重維持)
標準体重維持)
☆ 合併症の
合併症の他、飲酒制限の
飲酒制限の必要な
必要な病気がない
病気がない
~膵臓、
膵臓、肝臓病など
肝臓病など~
など~
*アルコール
アルコールは
アルコールは食欲を
食欲を増進させる
増進させる働
させる働きがあり
•
食事指示エネルギー
食事指示エネルギーが
エネルギーが守れなくなりやすい
お酒が及ぼす影響は・・・
☆ 高血圧、
高血圧、動脈硬化があっても
動脈硬化があっても軽
があっても軽い
☆ 飲酒の
飲酒の限度を
限度を守る自制心がある
自制心がある。
がある。
糖尿病の方のお酒の量
Q:最近の
最近の糖質の
糖質の少ないお酒類
ないお酒類は
酒類は大丈夫?
大丈夫?
A:実際には
実際にはアルコール
にはアルコール摂取
アルコール摂取による
摂取による食欲亢進
による食欲亢進と
食欲亢進と
気分が
気分が大きくなる作用
きくなる作用で
作用で、過食となり
過食となり
血糖値が
血糖値が上昇することの
上昇することの方
することの方が多いようです。
いようです。
Q:ワインは
ワインはポリフェノールを
ポリフェノールを含むため、
むため、抗動脈
硬化作用があるためよいと
硬化作用があるためよいと聞
があるためよいと聞きますが・・・
きますが・・・
A: 普段摂取
普段摂取する
する範囲
する範囲ではお
範囲ではお酒
ではお酒の種類よりも
種類よりも、
よりも、
摂取量の
摂取量の影響が
影響が大きいようです。
間食
~血糖上昇
:血糖コントロール
血糖コントロールが
コントロールが安定していて
安定していて、
していて、
肝機能障害や
肝機能障害や、合併症が
合併症が現れていなければ
『1日160Kcal程度
160Kcal程度まで
程度まで大丈夫
まで大丈夫』
大丈夫』
と言われています。
われています。
※ 指示エネルギー
指示エネルギー量
エネルギー量を守ること
禁酒日を
禁酒日を設けることが
条件になります
条件になります。
になります。
* 良い生活習慣あっての
生活習慣あっての適度
あっての適度な
適度な飲酒に
飲酒に
なります。
なります。
*
食べ方のポイント
1)何を、どれだけ?
どれだけ?
お菓子などは
菓子などは単純糖質
などは単純糖質や
単純糖質や、脂質が
脂質が多いく、
いく、少量でも
少量でも
高エネルギーの
エネルギーの摂取になります
摂取になります。
になります。注意点は
注意点は・・・
☆ 和菓子は
和菓子は洋菓子より
洋菓子より高血糖
より高血糖になることがある
高血糖になることがある
☆ スナック菓子
スナック菓子など
菓子など食感
など食感の
食感の軽い物は、
量の管理が
管理が必要
☆ 大袋やお
大袋やお徳用
やお徳用は
徳用は注意(
注意(小分け
小分けタイプに
タイプに)
☆ 清涼飲料水はやめる
清涼飲料水はやめる 等
間食アドバイス・・
2)タイミング
☆『3食の食事の
食事の一部として
一部として食
として食べてしまう』
べてしまう』
~1日の血糖上昇の
血糖上昇の回数を
回数を一定に
一定に、摂取エネルギー
摂取エネルギーの
エネルギーの
把握や
管理がしやすい
がしやすい~
把握
や管理
がしやすい
~
☆ 3度の食事後で
食事後で上がった血糖値
がった血糖値が
血糖値が下がりだした
頃、間食を
間食を行うと血糖値
うと血糖値は
血糖値は下がらない。
がらない。
特に夕食後、
夕食後、夜食に
夜食に間食を
間食を行うと、
うと、血糖は
血糖は
下がらないで、
がらないで、朝をむかえる。
をむかえる。
ご清聴頂きありがとうございました
資料
糖尿病ネット資料
糖尿病とアルコール
間食指導
☆『外出するなどの
外出するなどの活動
するなどの活動する
活動する前
する前や
ウォーキング等
ウォーキング等の運動療法前に
運動療法前に食べる』
べる』
~食べた分
べた分をなるべく運動
をなるべく運動や
運動や活動で
活動で消費しようという
消費しようという意識
しようという意識と
意識と
摂取カロリー
摂取カロリーを
カロリーを消費するのは
消費するのは困難
するのは困難であることの
困難であることの実感体験
であることの実感体験~
実感体験~
**
どのタイミング
どのタイミングにしても
タイミングにしても摂取
にしても摂取すれば
摂取すれば血糖値
すれば血糖値は
血糖値は上がります。
がります。
間食、
間食、アルコールの
アルコールの楽しみ方
しみ方はどうすればよいのか
皆さんで話
さんで話し合いましょう。
いましょう。