東京代協 - 東京損害保険代理業協会

東 京 代 協 ニ ュ ー ス
平成27年 (2015)6月19日
一般社団法人
発行者 東京損害保険代理業協会
FAX
電 話
会長 金 子 智 明
第
52号
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-19-5(お茶の水ビジネスビル4F)
(03)3253-8291 (03)3253-4930
E-mail : [email protected]
消費者の利益に貢献します。
① 社会性・公共性
① の自覚
② 自己研鑽
③ 信義・誠実性
④ 信用の維持
行 動 規 範
第 63 号
われわれは、次の募集規範を遵守し、
倫 理 規 範
東京代協
ニュース
(1)
① 重要事項の説明
② 最適アドバイス
③ アフターサービス・アフターフォロー
④ 顧客情報の守秘
⑤ 法令の遵守
URL : http : //www.tokyodaikyo.or.jp
平成 27年度 通常総会
愛の献血運動で日本赤十字社から感謝状
東京代協は5月 15 日、東京・神田淡路町
の損保会館で「平成 27 年度通常総会」を開
催し、平成 27 年度事業計画および予算案な
ど6議案を付議、全議案を原案どおり可決・
承認した。記念講演では、牛窪 恵氏(㈲イ
ンフィニティ代表取締役)が「消費者の心を
つかめ!最新のトレンドはこれだ!」と題し
て講演した(3ページに概要掲載)
。総会開
催前には、長年にわたる「愛の献血運動」が
認められ、日本赤十字社から東京代協に感謝
状が贈られた。
全議案を原案どおり承認
当日は、物故会員の御霊に黙祷
を捧げ、倫理綱領を出席者全員で
読み上げた後、金子智明会長が挨
拶した。
金子会長は、
「我々を取り巻く環
境は、アベノミクス効果による景
気の上昇傾向を受け、また、損保
各社は自動車保険の保険料・制度
の改定により増収基調を辿ってお
り、好決算が予想されている。し
かし、長期的には人口の減少等の
影響もあり、市場そのものは縮小
傾向になり、また、多くの自然災
害の発生等により、決して楽観で
きない収益環境が続いている。こ
のような中、来店型保険ショップ
やダイレクト販売の進展により、
チャネル間の競争がさらに激化す
る1年であった」と現状分析し、
「昨年度は改正保険業法が成立し、
今年の2月 18 日には政府令・監督
指針案が公表され、
情報提供義務、
意向把握義務、募集人の体制整備
義務等、具体的対応が求められる
状況となっている」と指摘した。
議事に入り、小峰嘉記氏(城南
支部長)が議長を務め、第1号議
案「平成 26 年度事業報告承認の
件」
、第2号議案「平成 26 年度収
支予算書、貸借対照表、
財産目録等
の会計報告および監査報告承認の
件」
、第3号議案「平成 27 年度東
京代協会費額承認の件」
、
第4号議
案「平成 27 年度事業計画承認の
件」、第5号議案
「平成 27 年度収支
予算承認の件」、第6号議案「役員
任期満了に伴う改選に関する件」
(2)
東 京 代 協 ニ ュ ー ス
について金子会長らが簡潔に説明
し、全議案を原案どおり満場一致
で承認した。
総会終了後、各委員会から連絡
事項が伝えられ、各活動への会員
の積極的な協力を呼びかけた。
研修記録簿の活用を
組織委員会は、①「会員増強」
で900店の目標達成、②「国民
年金基金」加入者募集の推進、を
訴えた。教育委員会からは、①城
南支部で作成した研修記録簿を募
集人教育に向け講習会やセミナー
などの受講に活用すると共に、会
員増強のツールとして活用するこ
と、②「損害保険トータルプラン
ナー」のコンサルティングコース
受講者募集が 12 月から始まるの
で店主・募集人に参加を呼びかけ
る、③9月4・5日に開催される
人材育成セミナーにも各支部の若
手会員の参加を募った。
広報委員会は、
「みなさまの保険
情報」
の活用方法などについて
「み
んなのこえ」第 39 号で金子会長、
石黒副会長、伊室副会長がインタ
■ 平成 27 年度の主な事業
1 教育研修事業
(1)各種セミナーの開催
(①東京
代協セミナー、②東京ブロックセ
ミナー、③支部セミナー)
、(2)損
害保険大学課程
(①受講生の募集、
②コンサルティングコース・セミ
ナーの開催支援)
2 組織力の強化
(1)正会員増強運動(①推進策
「1‐1‐1運動」の継続実施、
②支援策/非会員向け「代理店賠
責説明会」の継続開催)
、(2)人材
育成セミナー、
(3)新入会員オリエ
ンテーション、
(4)企業系大型会員
への対応、
(5)損保協会関東支部と
の関係強化
平成27年 (2015) 6月19日
ビューに応えており、こうした意
見を参考に
「みなさまの保険情報」
をお客様へのコミュニケーション
手段として利用することを勧めた。
企画環境委員会は、募集環境問題
に関わるモニタリング活動への会
員の協力を呼びかけた。社会貢献
委員会は、
「ぼうさい探険隊」マッ
プコンクールへの参画を依頼した。
業法改正・マイナンバー
について情報提供へ
記念講演の後、懇親会が開かれ
た。はじめに、佐藤貞一朗顧問が
挨拶し、
「今年は戦後 70 年にあた
るが、敗戦直後の東京は何も無か
った。
家もないし、
自動車もない、
保険を付ける対象がなかった。あ
の時代に、代理店を務められた
方々が代協を設立し、我々は時代
の変化を乗り越えてきた。これか
らの時代を皆さんはどう切り抜け、
どのような新しい代協を作ってい
くのか、今、その岐路に立ってい
ると思う。皆で力を合わせ、頑張
っていただきたい」と述べた。
続いて、日本代協の小平髙義副
3 広報活動
(1)「東京代協ニュース」の発行
(年3回発行)
、(2)東京代協通信
「みんなのこえ」の配信(会員限
定のメールマガジン/年4回配
信)
4 募集環境の整備
(1)モニタリング活動の継続実
施、(2)日本代協「活力ある代理店
制度等研究会」報告会の開催
5 CSR活動
(1)地域社会貢献活動
(①地震保
険の普及促進、
②無保険対策活動、
③
「ハザードマップ」
の普及活動、
④「盗難防止の日(10 月7日)
」
損保業界一斉行動、⑤「愛の献血
運動」の継続実施、⑥「ゼロから
の風」DVDの高校への無償配布
(日本赤十字社から感謝状)
会長が、
「監督指針に関するパブリ
ックコメントの回答ももうすぐ示
され、業法改正に向けた本格的な
準備がスタートする。また、マイ
ナンバー制度の対応も、我々の業
界に大きく関わってくる。今後、
これらの課題についても、日本代
協から情報提供させていただこう
と思っている。金子会長が就任さ
れてから、4年目に入る。
“東京代
協を元気にしたい”
と取り組まれ、
東京代協は本当に元気になってき
た。27 年度においても、①損害保
険コンサルティングコースの受講
申込み、
②国民年金基金の加入者、
③正会員増強など、東京代協が三
冠王に輝くことを祈念し、乾杯し
たい」
と述べ、
乾杯の音頭を取り、
なごやかな懇親の場に移った。
活動の推進、⑦「ぼうさい探検隊」
マップコンクールへの参画、⑧保
険金不正請求対策への協力、⑨グ
リーン基金の活用)
、(2)地球環境
保護活動(①高尾山清掃ハイキン
グ、②荒川クリーンエイド、③気
候変動キャンペーン「Fun to
Share 」の取組、④使用済み切手・
エコキャップ・ベルマークの収集
活動など)
、(3)公開講座、(4)消費
生活相談員との懇談会
6 「全国損害保険代理業国民年
金基金」加入者募集の推進
7 「労働保険事務組合」事業の
推進
8 第5回日本代協コンベンショ
ンへの協力
東 京 代 協 ニ ュ― ス
平成27年 (2015) 6月19日
(3)
◆記念講演
消費者の心をつかめ!最新のトレンド
はこれだ!~ビジネスに活かす消費者動向
について~
(有)インフィニティ代表取締役
牛窪氏は、世代の特性や時代の
トレンドをマーケティング調査か
ら読み解き、
「おひとりさま」
「草
食系男子」等の分析も含め、多く
の著書がある。企業の商品戦略に
も協力・貢献しており、経済産業
省「消費インテリジェンスに関す
る懇談会」のメンバーでビッグデ
ータの研究にも携わっている。
各種カードを使って簡単に集め
られるビッグデータに基づくヒッ
ト商品も生まれており、ローソン
の「エッグタルトパイ」の例を挙
げた。
コンビニでは、売れない商品は
すぐ棚から外されるのだが、最初
全く売れなかった同商品は、カー
ド情報からヘビーユーザーが購入
していることが分かり、
「他のコン
ビニとどちらへ行くか悩んでいる
顧客が、エッグタルトパイがあれ
ば、来店するのではないかと推測
し、置き続けたことでヒット商品
になった」と紹介した。
世代の特性を認識する
世代の特性については、
「人口ピ
ラミッド」を参考に解説し、日本
で一番人口が多い「団塊の世代」
(64 歳~69 歳)は、
「半数がリタ
イアしており、家の建て替え、住
み替えを考えるなど、損保に関わ
る需要も生まれる世代」
と述べた。
二番目に人口が多い層が団塊の
世代の子供達「団塊ジュニア」(39
歳~44 歳)で、「昔であれば結婚し
て子供を産んでいるところだが、
バブル世代(45 歳~56 歳)ほど、
い
い思いをしていない。就職に苦労
牛窪 恵氏
し、入社できても残業が多く、自分
の仕事に自信が持てず、結婚にも
踏み切れない。結婚してもイクメ
ンをやらされる」等、
いろいろ負担
の多い世代であることから、別名
「貧乏くじ世代」と呼ばれると説明
した。
いい思いができたと言われるバ
ブル世代までは、年功序列、終身
雇用が残っており、社員の給料も
順調に上がっていたため、家を買
い、車を買い、
ボーナスが出る度に
海外旅行へ出かける等、
「ステレオ
タイプの消費スタイルが成立して
いた」と指摘。1990 年代の半ば以
降は、男女雇用機会均等法の効果
もあって女性の社会進出が進み、
男女平等意識が高まり、企業内の
女性は居心地が良くなったことか
ら、「寿退社」を急がず、「もう少し
待って、もっといい男を見つけよ
う」という「結婚先送り現象」が起
こり、「負け犬」「おひとりさま」と
いう傾向につながったと話した。
結婚したことのない未婚者、離
婚経験者も含め現在一人身の独身
シングルなど「おひとりさま」の
割合は増加傾向にあり、
同氏は
「生
涯未婚者は5人に1人」
「29 歳ま
でに結婚した人の 36%が離婚し
ている」等のデータも示した。
一方、おひとりさまは、比較的
お金を自由に使えることから「お
ひとりさま消費」なる言葉も生ま
れ、
親と同居している 30 代の約7
割が結婚まで親と同居、家にお金
を入れていない人は3割以上、月
に使える金額は男性 10 万円、
女性
8万円等の調査結果も明示した。
最新のトレンド分析としては、
昨年流行した「アナと雪の女王」
、
USJのハリーポッターゾーンで
販売している
「バタービール」
、
「妖
怪ウォッチ」の3つに共通するも
のとして
「三世代消費」
を挙げた。
最新トレンドは三世代消費
小中学生を持つ親が団塊ジュニ
ア世代にあたり、団塊世代である
祖父母はかつて子供と一緒にアニ
メ、アイドル、ゲームに親しんで
きた経験があり、三世代が一緒に
出かけ、購入する三世代消費が促
され、
トレンドを産み出している。
今後のトレンド予想としては、
シニアも含め、シングルがさらに
増え、2030 年には既婚者 53%、死
別・未婚者 47%という予測もある
とし、
「保険の形態も変わっていく
だろう」と言及した。また、女性
の社会進出がさらに進むと共に、
働く母親が子供の預け先が足りな
いことから、親の近くに住む「近
接居住」は現在、20~30 代夫婦で
65%を超え、この傾向は今後も増
加すると予想した。こうした傾向
を受け、三世代の顧客を芋づる式
に取り込もうとする企業戦略につ
いてもコメントした。
保険会社および代理店の戦略は、
「三世代とおひとりさまのライフ
スタイルの違いを考え、商品・サ
ービスの棲み分けを行うことが重
要。三世代の絆は強く、親の口コ
ミで子供が商品を購入することも
あり、その逆もある。若者の動向
が他の世代に波及することもある。
普段から周りの世代を観察し、新
しい商品開発や販売手法に活かし
てほしい」とアドバイスした。
東 京 代 協 ニ ュ ー ス
(4)
平成27年 (2015) 6月19日
公開セミナー
◎新宿支部/春季セミナー
不屈の精神に心動かされる
北京&ロンドン パラリンピック日本代表
中西麻耶氏
新宿支部は3月 16 日、
新宿野村
ビルで春季セミナーを開催しまし
た。講師に北京&ロンドン・パラ
リンピック日本代表の中西麻耶氏
を招き、
「明日の自分」と題しご講
演頂きました。
中西氏は高校時代にソフトテニ
スでインターハイに出場し、社会
人選手として活躍されていました
が、2006 年に勤務先での事故によ
り右足を切断。しかし翌年には陸
上用の義足を入手し短距離走の練
習を始めます。そして翌年には好
成績をあげ、北京パラリンピック
の日本代表選手となり 100m6位、
200m4位の成績を残します。
その
後も幾度もの苦難に遭遇しますが
乗り越え、ロンドン・パラリンピ
ックに再び選出され出場。その後
一度は現役引退するも、再び復帰
し、2014 年は走り幅跳びでアジア
新記録をマークしました。
とても貴重な講話ということも
あり、50 人を超える参加者となり
盛況となりました。通常開催のセ
ミナーと大きく異なった点は中西
氏と同世代の女性の参加者も多く、
幅広い方に興味を持って頂けた様
子でした。
今回の講演では、障害者アスリ
ートとしての苦悩と不屈の精神、
挫折と栄光の軌跡を、そして世界
に挑みながら未来に夢を持って前
向きに生きる『明日の自分』を存
分に語っていただきました。
質疑応答では、右足切断手術の
翌日より、ベッドの上で筋力トレ
ーニングを開始し、驚異的な速さ
で、パラリンピック出場を成し遂
げられたエピソード等も披露頂き
ました。
何よりも女性としてキラキラし
ていらして、身だしなみや服装な
どにとても気を遣い、健常者と日
常は変わらないのだという力強い
メッセージと前向きな性格がとて
も印象的で、暗くなりがちなエピ
ソードも明るくお話しくださりと
ても感銘を受けました。出席され
た代協会員・保険会社社員の皆様
からも心を動かされる感動的なセ
ミナーだったと好評を頂きました。
会員の皆様でご興味を持って頂
き、応援したいという方は、
http://www.seam-marketing.co.j
p/maya_challenge.html が中西麻
耶氏のマネージメント会社のホー
ムページですので詳細をご確認く
ださい。中西氏の益々のご活躍を
新宿支部一同祈っております。
(新宿支部広報委員 廣田隆之)
◎武蔵野支部・多摩支部合同セミナー
現場の声を最重視せよ!
㈱MATコンサルティング代表取締役社長
望月広愛氏
武蔵野支部と多摩支部は3月9
日、立川市女性総合センターで合
同セミナー「魅力ある組織づくり
にむけて―成果の出る組織と出な
い組織の違い-」
を開催しました。
参加者は 80 名。
何故、今回のセミナーで望月広
愛氏を招いたのか?以前、何度か
望月氏の講演は拝聴しており、分
かり易く理解しやすい話をして頂
きました。講演内容も、経営品質
やマーケティング戦略、新商品開
発など経営者向けのセミナーが多
数ある中、CS=顧客満足の話で
はなく、ES=従業員満足を提唱
している講師も貴重なのでお願い
しました。
望月氏は会社社長としての経験
も生かし実体験を交えて話して頂
きました。赤字会社を経営再建し
て、業績を急回復させ債務超過を
脱却し退任するまでの間、7年連
続経常利益増益を果たされていま
す。過去には、日本経営品質賞も
受賞されております。
講演の内容を要約しますと、
「現
場の声を最重要視せよ」です。こ
れは、
いくら社長が旗を振っても、
平成27年 (2015) 6月19日
良い組織作りが出来ていなくては
売り上げは上がらないという事で
す。リッツカールトンホテルの例
を挙げて、
「理念の共有であったり
共感が原点であること」を学ぶ。
風土変革に最も大切なものは、社
員に理念を徹底する事にある。三
感の実践=感動する・感激する・
感謝する事によって、商品と売
場・接客とサービス・心と礼節が
変わってくる。従業員に求める事
は積極的かつ肯定的態度と正直、
誠実そしてコミュニケーションを
取り対話をする事である。お客様
に接している従業員が喜んで仕事
をしないとお客様はどんな思いを
するだろうか?お客様を喜ばせる
ためには、従業員が魅力ある人間
でなければならない。魅力ある組
織づくりとは、魅力ある従業員づ
くりだと改めて痛感しました。
(多摩支部 坪井一宏)
☆13 年の活動に感謝状☆
「愛の献血」を伝統行事に
平成 27 年5月 15 日は、東京代
協にとって、かけがえのない日と
なったのではないでしょうか。
今年2月で 13 回目を迎え、
冬の
恒例行事となった献血活動「愛の
献血」に対し、東京都赤十字血液
センターから感謝状をいただく式
典を、東京代協の総会前にお取り
計らいいただいたのです。改めま
して、日頃から「愛の献血」に対
し、ご理解ご協力をいただいてお
ります会員ならびに関係者に厚く
御礼申し上げます。
東 京 代 協 ニ ュ― ス
東京代協が一般社団法人の認可
を受ける前から続いている献血活
動は、
保険代理業のみならず、
様々
な企業や職業団体などが、その社
会的気運の高まりから当然のごと
く行ってきた地域社会貢献の一環
であります。
当時、日本代協の地球環境委員
会に端を発した環境保護活動や、
損害保険協会との連携による防災
防犯啓蒙活動、公開講座などは東
京のみならず全国各地で行われて
いましたが、東京代協でどのよう
な社会貢献活動を行うかにあたり、
「我々保険代理業の職業団体にし
かできない社会貢献活動は何
か?」という議論がありました。
しかし、まずは
「目の前でできる事
をやろう」と献血活動を城東支部
で始めさせていただいた次第です。
しかし、
実際に活動してみると、
地域赤十字血液センターとの連絡
や打ち合わせ、当日の連携などの
他、最も輸血用血液が不足し、か
つ、献血人数を確保するのが困難
な冬場の寒さ、事前準備や関係者
への協力の要請、当日の献血協力
への呼びかけや受け付けのやり方、
人員の配置など、改めて「右も左
もわからない状態」と「現場の大
変さ」が身に染みた思いでした。
回数を重ねるごとに様々な点が
改善され、赤十字血液センターか
ら毎年「この時期に献血者数だけ
で 100 人以上を見込めるのは驚異
的な事」との謝辞をいただく成果
も出し続ける事ができ、おかげさ
まで毎年の恒例行事として、地域
の皆様にもご認知ご賛同をいただ
けるようになりました。また、当
日1割以上の方が「献血は初めて
ですけどどうすればいいです
か?」と申し込んでくれるのはと
ても嬉しい事です。
これからは
「恒
例行事」から「伝統行事」となる
よう続けていきたいと思っていま
す。
(城東支部 小原太史)
(5)
◎トータルプランナー
ネックストラップの活用を
1月 28 日『平成 27 年新春 日
本代協東京ブロックセミナー』に
て、日本損害保険協会認定「損害
保険トータルプランナー」記念品
授与式と記念講演が開催され、損
害保険トータルプランナー第1期
生には、
東京代協から 38 名が合格
し、記念品「ネックストラップ」
が贈呈されました。後日、認定保
険代理士からの移行者 362 代理
店・募集人 691 人に対しても記念
品のネックストラップが送られま
した。
損害保険トータルプランナー資
格は、損保の募集人において最高
峰の資格です。資格を取って終わ
りではなく、日々のお客様対応の
中で活かすことが大事であり、そ
こで信頼を得ることにこそ資格本
来の価値が発揮されます。認定証
を常時携行し、損害保険トータル
プランナーとしての誇りを持って
営業活動に邁進して頂きたいと思
いますので、是非ともネックスト
ラップの活用をお願い致します。
また、日本損害保険協会のホー
ムページには「損害保険トータル
プランナーがいる代理店」検索機
能がありますので、ご登録をお願
い致します。
詳しくは、日本損害保険協会
(http://www.sonpo.or.jp/usefu
l/dairiten/daigakukatei/tpag.h
tml)までお願い致します。
(6)
グッジョブ!
支部活動
〔城南支部〕
代理店OBが語る
~業界の常識・非常識~
城南支部は4月 17 日、
品川区中
小企業センターで平成 27 年度定
時総会を開催しました。
昨年開催した多くの勉強会・セ
ミナーを振り返り、仕事の実務に
役立つ内容の会合を持つことがで
きたのは、優秀な支部幹事の皆さ
んの協力の賜物だと思います。今
年度も、仕事に役立つ勉強会・セ
ミナーを開催して会員の皆さんの
お役に立てるよう支部幹事一同、
協力して頑張ります。
スムーズな議事進行で無事、総
会が終了し、続いて、永年、保険
代理店で活躍され、昨年リタイヤ
された城南支部幹事OBの新村
満氏に「代理店OBが語る やり
遂げて、今だから想うこと~そと
から見た業界の常識・非常識~」
というテーマでお話をいただきま
した。
業界を離れて気づいた業界の矛
盾点などを、新村氏が在職中から
嗜んでおられる俳句をおりまぜな
がらのお話で、我々は保険を取り
扱うものとして、常に消費者目線
で仕事に取組まないといけないと
改めて気づかせていただきました。
東 京 代 協 ニ ュ― ス
平成27年 (2015) 6月19日
今後も城南支部OBとしてご意見
などをいただければと思います。
(城南支部長 小峰嘉記)
〔新宿支部〕
会を開催しました。会員の皆さま
のご協力もあり、滞り無く終える
ことが出来ました。誠にありがと
うございました。
建設的な意見も出て
充実した総会&懇親会に
新宿支部は4月 22 日、
杉並区産
業商工会館で平成 27 年度通常総
会を開催しました。支部長を拝命
し早1年が経過いたしましたが、
支部長として初めての総会でした
ので、今までの先輩支部長の総会
進行を思い出しながら、手探りで
の開催となりました。新入会員の
方も出席し、参加者の方から建設
的な意見もいただき、充実した総
会を行うことが出来ました。
来年度の総会も、しっかりとし
た支部活動報告が出来るよう、心
新たに気を引き締めたいと思いま
す。
総会終了後は、馴染みの中華料
理店に移動し、懇親会を行いまし
た。
手ごろな価格でお腹いっぱい、
お酒も進む会となりました。新入
会員の方も参加いただき、和やか
ながらも、会員同士の保険に対す
る熱い思い等が話されていたよう
です。
新宿支部は今年度も風通しの良
い、気軽に意見を言える雰囲気作
りを心がけていく所存でございま
す。 (新宿支部長 中込龍太)
〔城北支部〕
自分の家をイメージして
相続のポイントを学ぶ
城北支部は4月 14 日、
豊島区勤
労福祉会館で平成 27 年度定期総
総会に続く記念セミナーでは、
税理士の喜多村洋子先生(喜多村
税務会計事務所)をお迎えして相
続に関する話をして頂きました。
と言っても、代協は損害保険を中
心に取り扱う方々の集まりですの
で、相続から繋がる生命保険販売
の話題では面白くありません。そ
こで、今回のセミナーでは「火災
保険更新時に話せる、相続を争族
にしない為の知識」と銘打って、
損保代理店の皆さまにも興味を持
って聞いて頂ける内容になればと
考えました。
セミナーの内容としては、相続
に際して気をつけておきたいポイ
ントをかなり具体的な事例を取り
上げてお話をして頂きました。私
を含め多くの方が「自分の家の相
続だったら…」と想像を膨らませ
ながら聞くことができる内容だっ
たと思います。その証拠に講演終
了後の質問タイムでは、皆さん個
人の相続状況に関する(と思われ
る)具体的な質問が多数ありまし
た。
懇親会の席にて先生にセミナー
の意図などについて個別にお話し
た際に「興味を持って頂くために
自分の家の相続をイメージしやす
いように話しています」とのコメ
ント。まさしく先生の狙い通りの
セミナー。そして分かりやすく中
身のある非常に良いセミナーだっ
たと思います。
(城北支部長 大和親英)
平成27年 (2015) 6月19日
〔城東支部〕
補助犬の普及に向けて
城東支部は4月 22 日、
江戸川区
のタワーホール船堀において平成
27 年度定時総会を開催しました。
来賓を代表して石黒副会長にご祝
辞をいただいた後、予定された議
事も滞りなく進行し無事終了しま
した。
東 京 代 協 ニ ュ― ス
補助犬の普及に関わるお仕事に携
わることとなったそうです。最後
に語られた「フレザーは私にとっ
て宝物です」という言葉がとても
印象的でした。補助犬の普及に向
け少しでも多くの方へまず補助犬
を知ってもらうという情報提供活
動が大切だと感じました。
講演終了後の懇親会には、地域
の保険会社支社の社員の方々も多
数ご参加いただき和気あいあいと
した雰囲気の中で楽しいひと時を
過ごすことができました。
(城東支部長 西條 剛)
〔上野浅草支部〕
(7)
の副会長をお招きし、37 名で上野
公園の桜とスカイツリーを眺めな
がら楽しいひと時を過ごしました。
(上野浅草支部広報委員 里村哲
雄)
〔中央支部〕
かたろう会と総会で
大いに語り合う
中央支部は毎年恒例となってい
る「かたろう会」を3月6日から 7
日にかけて伊豆長岡温泉「陶芸の
宿 はなぶさ」にて行い、11 名の方
にご参加いただきました。
リピーター集客術を学習
総会後、日本代協グリーン基金
の寄付先として東京代協ともご縁
のある公益財団法人日本補助犬協
会の安杖直人氏を講師に迎え、記
念セミナー「交通事故体験と補助
犬との出会い~補助犬について知
ろう」を開催しました。
「補助犬」とは、比較的認知度
が高い「盲導犬」に加え、身体の
不自由な方の日常生活をサポート
する「介助犬」
、耳の不自由な方を
サポートする「聴導犬」の総称だ
そうです。
安杖氏はバイク事故により脊椎
損傷の重傷を負われ下半身不随の
障害が残ったそうです。苦しいリ
ハビリの中での苦痛や絶望、それ
を経て運命を受け入れて前向きに
自分が出来ることを果たしていく
決意を持つまでの軌跡を語ってい
ただき、日頃の業務のなかでお客
様の事故の相談相手となることも
多い我々損害保険に関わるものに
とって大変貴重なお話でした。
その後、安杖氏は介助犬《フレ
ザー》と出会い、一緒に生活する
ようになって、障害を持ちながら
の一人暮らしの不安が解消され安
心して生活ができるようになり、
上野浅草支部は4月2日、池之
端の上野区民館で平成 27 年度総
会を会員 43 名の出席で、
開催しま
した。
記念講演には、人気の実践型リ
ピーター創設コンサルタントの一
圓克彦先生をお招きし「0円で8
割をリピーターにする集客術!」
というテーマでお話をしていただ
きました。
リピーターについて実践的なノ
ウハウを詰め込んだお話でリピー
ターやファンに囲まれて楽しくビ
ジネスができるように……。リピ
ーターを知りリピーターをつくる。
心理学を活用した対策。私が印象
に残った言葉は、
「リピーターを増
やす方法はリピーターになる人を
お客様にする」でした。
その後、会場を新装なった東天
紅上野本店に移し記念パーティー
が開かれ、金子会長をはじめ3名
陶芸教室では、ぐい飲みや小皿
など思い思いの作品を作りました。
続いて、保険ジャーナリスト中﨑
章夫氏による最新の業界動向を中
心とするセミナーを行いました。
夜は懐石料理やワインをいただき
ながら、大いに業界の未来を語り
合うことができたと感じています。
そして4月 21 日には支部総会
を開催しました。
本年も例年同様、
総会・意見交換会・懇親会の3部
構成で行いました。
第1部の総会では5つの議案が
審議され、それぞれ賛成多数で承
認されました。引き続き第2部と
して意見交換会を行い、中央支部
の今後の活動方針等について話し
合いました。
第3部として懇親会を行いまし
た。金子会長、磯副会長、そして
「かたろう会」にも出席された中
﨑章夫氏にもご参加いただき、屋
形船で浅草から隅田川を周遊し、
景色と料理を楽しみながら親睦を
深めることができました。
(8)
中央支部では今年も集い語らう
ことを目的にセミナー、かたろう
会等の行事を開催して情報交換の
場を提供しようと考えております。
多くの会員の皆様の参加をお待ち
しております。
(中央支部長 神山宏海)
〔武蔵野支部〕
「代協活用術」を伝授
武蔵野支部は4月 22 日、平成
27 年度定期総会を国分寺労政会
館にて開催いたしました。今回は
役員改選もない総会であったため、
事前にしっかり時間を取って準備
する事が出来ました。
東 京 代 協 ニ ュ― ス
今回は特に生命保険会社の社員も
参加されました。今後の支部活動
にご協力いただく確約も取れ今後
の武蔵野支部も安泰です。
私が武蔵野支部長を務めて1年
が経ちました。まだまだ至らない
点が多いかと存じますが、幹事の
メンバーや会員の皆様に支えられ
ながらここまで来る事が出来まし
た。1期2年目の今年もどうぞよ
ろしくお願い申し上げます。
(武蔵野支部長 佐藤隆市)
〔多摩支部〕
マイナンバー制度の
理解に本腰を
多摩支部は、
4月 20 日に立川グ
ランドホテルで平成 27 年度総会
を開催しました。
平成 26 年度事業
報告、同会計決算報告、平成 27
年度事業計画案、同会計予算案が
原案どおり承認されました。
第1部の総会では、支部恒例の
「新入会員バッジ授与式」
を行い、
今年は新入会員を代表し、七洋商
会の橋田智彦氏とサンベックスの
中村 健氏にご挨拶いただきまし
た。
第2部は毎年記念講演となると
ころですが、今年は記念講演より
も武蔵野支部の会員にもっと武蔵
野支部や東京代協を知っていただ
きたいとの思いから、支部会員で
もあり支部会計監査役を務めてい
る武蔵野資産管理の仲木 正氏に
支部オリエンテーションを依頼し、
「あなたはこれだけ損しているか
も!?」と題して、改めて知る代
協活用術を語っていただきました。
会費会員になるのではなく代協行
事に参加し情報を取りに来る行動
の大切さを参加者の皆様には感じ
取っていただいたと思います。
第3部の懇親会には、損害保険
会社の社員も多くご参加いただき
平成27年 (2015) 6月19日
は関係なく保険会社の問題でし
ょ」と思っている方が殆んどでは
なかったでしょうか?セミナーの
中で、保険金受取人の方のマイナ
ンバー取得は代理店さんが行うと
のこと。ここにいらっしゃる皆様
も対象者です。
気軽に考えているととんでもな
い事になります。もっとも重い刑
罰は、4年以下の懲役または 200
万円以下の罰金、もしくはその両
方が科せられます。従業員の教育
を怠ると代表者が刑に処される可
能性もあるなど、保険代理店の重
要度や責任の重さを痛感しました。
本腰を入れて臨まなければならな
いと感じました。
懇親会は、
金子会長も出席され、
支部会員、講師、保険会社社員の
参加により大いに懇親を深める事
が出来ました。
(多摩支部 高野 聡)
編
編集
集後
後記
記
記念講演では、石津雄美氏(石
津社労士事務所、特定社会保険労
務士)と中野裕二氏(㈱マックポ
ートバイオセキュリティ代表取締
役)を講師に招き、
「マイナンバー
制度対策セミナー~保険代理店は
何から始めてどう備えてゆくべき
なのか?~」を開催しました。
マイナンバーと聞いて???の
状態の方が散見されました。正式
名称をご存知でしょうか?名称は
「社会保障・税番号制度」だそう
です。この制度は、2015 年 10 月
から各人にマイナンバーが通知さ
れ 2016 年1月から本格運用にな
ります。
マイナンバー制度は、
「代理店に
6月1日に改正道路交通法が施行
され、自転車による交通違反がよ
り厳しく取り締まられることにな
りました。14 項目に設定された危
険行為について、14 歳以上の方が
3年間に2回以上の取り締まりを
受けた場合には自転車運転者講習
の受講が義務付けられます。主な
危険行為は、酒酔い運転・信号無
視・一時停止違反など、考えてみ
ればごく当たり前に違反であるこ
とですが、自転車という気軽に乗
れる乗り物だからこそ、気持ちに
油断が生まれ、ついつい違反して
しまうのだと思います。自転車は
便利な乗り物です。だからこそル
ールをしっかりと学び、守り、自
分も人も傷つけることなく楽しく
安全に自転車に乗ることを心掛け
ていくことが大切だと思います。
(広報委員長 松下喜政)