ポケットガイド

� 事故で困っ たと き 、 ま ずご 覧く ださ い。
ケ
ガ
・
病
気
に
な
っ
た
と
き
◇キ ャ ッ シュ レ ス で治療を 受けたい。
◇病院の予約・ 医師の手配を し てほし い。
◇治療費は自分で支払う 。
◇自分で病院に行ける 。
◇宿泊施設のフ ロ ン ト 等で医師の手配を し
ても ら え る 。
◇携行品の盗難・ 破損
携
行
品
の
事
故
◇航空会社に預けた携行品の破損・ 盗難
海外メディカル ◇治療費を お立て
◇診断書・ 治療費
( 盗難事故)
直ちに警察に連絡
( 破損事故)
第三者の証明書を
破損状態を 写真に
修理さ れた場合は
さ い。
◆航空会社から 事
◇その他の携行品の事故
旅
行
事
故
緊
急
費
用
◇海外旅行中に生じた予期できなかった偶然な事故
( 注) 公的機関等によ り 、 その発生が証明さ れる も のにかぎ り ま す。
航
空
機
寄航
空
託機
手遅
荷延
物
遅
延
◇航空会社に預けた手荷物の目的地への6 時間超の到着遅延
◇搭乗予定航空機の6 時間以上の出発遅延
◇搭乗予定航空機の欠航・ 運休・ 搭乗予約受付業務の不備によ る 搭乗不能( ※)
◇搭乗し た航空機の着陸地変更( ※)
◇搭乗し た航空機の遅延によ る 乗継予定航空機への搭乗不能( ※)
( ※) 6 時間以内に代替機を 利用でき ない場合にかぎり ま す。
賠
償
事
故
◇誤っ て他人のも のを 壊し た。
◇誤っ て他人にケ ガを さ せた。
◇その他海外にて不明な点
◇その他の海外での事故
海外ホットラインへ ヘルプラインへ連絡
海外でのご相談
替えく ださ い。
領収書・ 薬代領収書等を お取付けく ださ い。
病院に行く 前に、
「 海外メディカル
ヘ ル プ ラ イ ン」
( P .4 ~P.9 ) へ
ご連絡く ださ い。
し 、 盗難証明書を お取付けく ださ い。
お取付けく ださ い。
お撮り く ださ い。
見積書ま たは修理代領収書を お取付けく だ
帰国後のご請求
取扱代理店・ 当社
営業店ま たは当社
故証明書を お取付けく ださ い。
◇公的機関等から 証明書をお取付けく ださい。
◇現地で支出し た 費用の 領収書を お取付け
く ださ い。
保険金サービ ス 課
( P.25 ) へご 連絡
く ださ い。
◇航空会社から 証明書を お取付けく ださ い。
◇現地で支出し た費用の領収書を お取付け
く ださ い。
海外でのご相談
事故発生後、 速やかに、 対処方法・ 取付必要
書類・ 請求方法等について、「海外ホットライ
ン」(P .10 ~P .11 ) へご 連絡く ださ い。
連絡
海外での電話のかけ方については、 P .12 ~ P .15 を ご 覧く ださ い。
� ケ ガ・ 病気になっ たと き
海外メ ディ カ ルヘルプラ イ ン の連絡先
日本語対応・ 24時間
お客さ ま の滞在地
電話番号
1 8 0 0 -2 3 3 -2 2 0 3
0 0 1 -8 5 5 -8 3 5 -2 5 5 4
0 8 0 0 -8 9 2 -1 2 5 6
8 0 4 -6 7 3 -1 1 4 4
(1 )8 0 4 -6 7 3 -1 1 4 4
8 0 0 -8 1 0 -9 7 8 4
8 0 0 -9 6 8 -8 4 5
0 8 0 -0 3 8 2
0 1 0 -8 4 4 7 -5 9 8 5
(8 6 )1 0 -8 5 8 6 -6 1 4 9
0 0 8 0 1 -6 5 -1 1 6 6
0 0 7 9 8 -6 5 1 -7 0 2 9
1 8 0 0 -3 0 4 1 7 5 6
0 0 1 -8 0 3 -6 5 -7 1 8 7
1 8 0 0 -8 0 -1 0 1 3
1 8 0 0 -1 -6 5 1 -0 0 6 5
6 5 3 5 -5 5 5 4
(6 5 )6 5 3 5 -5 5 5 4
1 8 0 0 -6 0 0 -2 3 4
12065143
1 8 7 7 -2 3 2 -0 7 4 7
1 8 0 0 -5 5 3 -1 5 2
0 8 0 0 -4 4 -9 3 4 5
0 2 -3 0 2 -6 5 3 5
(6 6 )2 -3 0 2 -6 5 3 5
センター
お客さ ま の滞在地
電話番号
0 8 0 0 -3 1 2 -0 0 2
0 8 0 0 -9 0 -8 4 -6 0
8 0 0 -7 9 1 -0 3 4
0 8 0 0 -1 8 2 -3 9 9 2
0 2 0 -8 8 4 0 -8 3 6 3
(4 4 )2 0 -8 8 4 0 -8 3 6 3
(8 1 )3 -3 8 1 1 -8 1 2 7 0 3 -3 8 1 1 -8 1 2 7
●電話ご利用上の注意点
� ケ ガ・ 病気になっ たと き
医療ア シス タ ン ス サービ ス メ ニュ ー
サービ ス の内容
キ ャ ッ シ ュ レ ス 治療の手配
病院/医師の紹介・ 予約
医療通訳サービ ス
治療経過管理
ご 家族等の救援者へのサポート
緊急移送手配
退院後の帰国手配
遺体送還手配
センター
キ ャ ッ シュ レ ス 治療サービ ス のご 利用方法
キ ャ ッ シュ レ ス 治療サービ ス と は
キ ャ ッ シュ レ ス 治療サービ ス のご 利用方法
海外メ ディ カ ルヘルプラ イ ン へお電話く ださ い。
� お手元の当社保険証券等の内容を 確認さ せていた だき ま す。
� キ ャ ッ シ ュ レ ス 治療が可能な病院の紹介・ 予約手配を いた し ま す。
対応病院窓口で当社保険証券またはインシュアランスカード 等を提示
当社所定ま たは病院備え付けの保険金請求書に必要事項を 記入
� 当ポケ ッ ト ガイ ド 巻末に添付の保険金請求書を ご 利用く ださ い。
こ れでOK ! 医師の診察を お受けく ださ い。
� ケ ガ・ 病気になっ たと き
医療アシスタンスサービス/キャッシュレス治療サービス
ご利用の注意事項
3 ケ ガ・ 病気以外のト ラ ブルは( 盗難・ 賠償事故など )
海外ホ ッ ト ラ イ ン の連絡先
日本語対応・ 24時間
お客さ ま の滞在地
電話番号
1 8 0 0 -3 6 6 -1 5 7 2
9 4 9 -4 3 7 -9 6 3 2
(1 )9 4 9 -4 3 7 -9 6 3 2
8 0 0 -8 2 0 -8 7 7 5
0 2 1 -6 8 4 1 -2 0 2 9
(8 6 )2 1 -6 8 4 1 -2 0 2 9
2 8 6 8 -4 3 9 2
0 0 8 0 1 -8 5 5 -7 6 9
0 0 7 9 8 -8 5 2 1 -6 2 7 9
6 7 3 8 -3 9 5 9
0 0 1 -8 0 0 -6 5 6 -3 4 8
(6 5 )6 7 3 8 -3 9 5 9
1 8 0 0 -0 2 -1 0 6 6
0 2 -8 2 1 8 -5 0 9 7
(6 1 )2 -8 2 1 8 -5 0 9 7
0 8 0 0 -0 2 8 -8 9 -3 2
0 8 0 0 -7 7 0 -2 4 1
8 0 0 -7 8 1 -8 1 0
0 8 0 0 -1 8 2 -1 7 3 7
0 2 0 -8 0 8 0 -0 2 5 0
(4 4 )2 0 -8 0 8 0 -0 2 5 0
(8 1 )1 8 -8 8 8 -9 5 4 7
0 1 2 0 -0 8 -1 5 7 2
0 1 8 -8 8 8 -9 5 4 7
オフィス
●電話ご 利用上の注意点
保険事故相談サービスメニュー
サービスの内容
携行品の盗難・破損事故
賠償責任事故
保険契約内容の確認
保険金請求方法案内
� 海外での電話のかけ方
ご 連絡い た だ く 内容
ご 連絡方法
無料電話のか け 方
コレクト コ ール
( 料金受信人払い方式)のかけ方
:
:
:
:
:
:
:
:
:
: T his is the overseas operator.
: I w ant to m ake a long distance collect call to Sing apore.
W hat num ber are you calling ?
I'm calling 6535�5554 Sing apore.
Sing apore 6535�5554 ?
Y es.
M ay I have your nam e and telephone num ber ?
T his is M r. T aro Suzuki at Guam
123-4567.
M r. Suzuki. W ho w ould y ou like to
talk to ?
I’d like to talk to Kaig ai M edical
Help Line.
A ll rig ht. W e'll call you back. W ill
you hang up and w ait, please ?
: T hank you.
電話を 切っ て 少し 待てば、 電話交換
手が呼びかえ し てく れる 。
交換手: 国際電話局です。
鈴木: シン ガポールへコ レ ク ト コ ールを
お願いし ま す。 ( ※1 )
交換手: 何番を お呼びですか。
鈴木: シン ガポール6535�5554です。
交換手: シン ガポール6535�5554ですね。
鈴木: はい。
交換手: あ なた のお名前と お電話番号を
ど う ぞ。
鈴木: グ ア ム 123‒4567の鈴木太郎です。
交換手: 鈴木さ んですね。 相手の方のお
名前を ど う ぞ。
鈴木: 海外メ ディ カルヘルプ ラ イ ン と 話
し た いのですが。
交換手: わかり ま し た。 お呼びかえし し
ま す。 お切り に な っ て お待ち
く ださ い。 ( ※2 )
鈴木: あ り がと う 。
� 海外での電話のかけ方
: Hello.
: T his is an overseas telephone operator. Is this Guam 123�4567 ?
: Y es, it is. T h is is M r . S u z u k i
speaking .
: W ill you hold the line, please ?
電話交換手は、 相手の料金支払いの
承諾を え たのち、 つないでく れる 。
: T h a n k y ou f or w a itin g . K aig a i
M edical Help Line is on the line. Go
ahead, please.
鈴木: も し も し 。
交換手: 国際電話 局で す。 グ ア ム 123‒
4567ですか。
鈴木: はい、 そう です。 鈴木ですが。
交換手: そのま ま でお待ちく ださ い。
交換手: お待た せ い た し ま し た。 海外
メ ディ カ ル ヘル プ ラ イ ン が お
出に な り ま し た。 ど う ぞ お話
し く ださ い。
( ※1 ) 最初の交換手から 国際電話の電話交換手につな ぐ 場合があ り ま す。 そ の時
はも う 一度最初から 言っ て く ださ い。
( ※2 ) 公衆電話の場合や、 地域によ っ て は電話交換手が電話を き ら ずにそ のま ま
つなげる 場合も あ り ま す。
ダ イ ヤ ル直通電話
( 有料)
0 0 2 -6 5 -6 7 3 8 -3 9 5 9
0 1 1 -8 1 -1 8 -8 8 8 -9 5 4 7
電話ご 利用上の そ の 他の 注意点
5 ケ ガ・ 病気に関する 英会話・ 英単語
ケ ガ ・ 病気に 関する 簡単な 英会話例
① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳ ㉑ ㉒ ㉓ ㉔ ㉕ ㉖ ㉗ ㉘ ㉙ 医者を 呼んでく ださ い。
病院へ連れて行っ てく ださ い。
気分が悪い。
おなかが痛い。
あ たま が痛い。
歯が痛い。
熱があ る 。
目ま いがする 。
寒気がする 。
かぜを ひいた。
下痢を し た 。
飲みすぎ た 。
し く し く 痛い。
さ し こ むよ う に痛い。
貧血気味です。
ど こ が悪いのでし ょ う か?
相変わら ずなおり ま せん。
た いへんよ く なり ま し た。
少し よ く な り ま し た。
わたし は心臓が悪いのです。
わたし はア レ ルギ ー症です。
月経が始ま っ ていま す。
妊娠し ていま す。
かかり つけの医師から も ら っ た
薬を 持っ て いま す。
ホ テルA に滞在し てま す。
ホ テルA に電話し てく ださ い。
いつま で寝ていな ければ
な ら な いのでし ょ う か?
予定通り 旅行を 続けて も
よ いでし ょ う か?
飛行機はさ し つかえ
あ り ま せんか?
□Please call a doctor.
□Please take m e to the hospital.
□I’m not feeling w ell.
□I have a stom achache.
□I have a headache.
□I have a toothache.
□I have a fever.
□I feel dizzy.
□I have chills.
□I have caught a cold.
□I have loose bow els.
□I drank too m uch.
□I have a cram py pain.
□I have a sharp pain.
□I’m anem ic.
□W hat is w rong w ith m e?
□I’m not feeling any better.
□I feel m uch better.
□I feel a little better.
□I suffer from m y heart.
□I’m allergic.
□I’m having m enstrual trouble.
□I’m pregnant.
□I have m edicine from m y doctor.
□I’m staying at Hotel A .
□Please phone to Hotel A .
□How long w ill I have to stay
in bed?
□Is it all right for m e to continue
m y journey as scheduled?
□Is it all right for m e to fly?
ケ ガ ・ 病気に関する 簡単な 用語集
( General Condition)
●痛 み pain
●ふき でも の rash
●眠 い sleepy
●鈍 痛 dull pain
●激し い痛み sharp pain
●むく み edem a
●発 熱 fev er
●寒 気 chill
●風 邪 cold
●だる い tiredness
●発 汗 sw eat
●のど がかわく thirsty
●頭 痛 headache
●便 秘 constipation
●不眠症 insom nia
●目ま いがする dizzy
●糖 尿 g ly cosuria
●腰 痛 lum bag o
●肩こ り stiffness in the shoulder ●呼吸困難 difficulty in breathing
( Dig estive System )
●げっ ぷ belch
●胃下垂 g astroptosis
●胃潰瘍 g astric ulcer
●胸やけ heartburn
●食 欲 appetite
●吐 く vom iting
●不快感 discom fort
●圧 痛 tenderness
●軟 便 loose stool
●食欲不振 anorex ia
●はき 気 nausea
●下 痢 diarrhea
●胃 炎 g astritis
●虫垂炎 appendicitis
●血 便 bloody stool
●肝 炎 hepatitis
●胆石症 g all stones
●胃が痛む stom achache
●腹の痛み abdom inal pain
●十二指腸炎 duodenitis
●胃酸過多症 hy peracidity
●ビ ールス 肝炎 v iral hepatitis
( Respiratory System )
●胸が痛い chest pain
●ぜん息 asthm a
●肺 炎 pneum onia
●せ き coug h
●気管支炎 bronchitis
●肋膜炎 pleurisy
●く し ゃ み sneeze
●上気道感染症 URI
●た ん sputum
●背中の痛み back pain
( Upper Respiratory Infection)
●ど う き palpitation
●チア ノ ーゼ cy anosis
●狭心症 ang inal
●心臓発作 heart attack
●息切れ short of breath
●低血圧 hy potension
●脈がはやい tachy cardia
●脈がみだれる arhy thm ia
●高血圧性 hy pertensiv e
●脈が少な い brady cardia
( Circulatory System )
●心臓神経症 cardiac neurosis ●動脈硬化症 arteriosclerosis
5 ケ ガ・ 病気に関する 英会話・ 英単語
( N erve and M uscle System )
●幻 覚 illusion
●筋肉痛 m uscular pain
●ス ト レ ス stress
●手先がふる え る trem or
●け いれん conv ulsion
●関節痛 joint pain
●めま い dizziness
●脳貧血 cerebral anem ia
●顔面神経麻痺 facial palsy
●感覚麻痺 hy pesthesia
●視力減退 v isual disturbance
●言語障害 speech disturbance
( Surg ical System )
●外 傷 ex ternal w ounds
●骨 折 fracture
●膿 pus
●刺し 傷 puncture
●捻 挫 torsion, strain
●火 傷 burns
●打 撲 contusion
●おでき furuncle
●出 血 bleeding
●すり 傷 laceration
●切り 傷 cut
●つき 指 sprained finger
●脱 臼 dislocation of born
( Skin System )
●かゆい itchy
●じ んま し ん urticaria
●紫のはん点 bruise
●湿 疹 eczem a
●膿 胞 cy st
●小児湿疹 infantile eczem a
( Ear, Nose, and T hroat Sy stem )
●耳だれ ear discharg e
●中耳炎 otitis m edia
●咽頭炎 phary ng itis
●鼻 血 nasal bleeding
●耳 痛 earache
●鼻 炎 rhinitis
●耳 炎 otitis
●鼻腔炎 sinusitis
●外耳炎 otitis ex terna
●口内炎 stom atitis
●鼻 水 running nose
●内耳炎 otitis interna
●鼻がつま る nose obstruction
●聴力低下 difficulty in hearing
●のど の痛み sore throat
●声がかれる hoarse v oice
●耳なり ringing in the ear
●声がでな い loss of v oice
●こ う 頭炎 lary ng itis
( Urinary System )
●血 尿 hem aturia
●膀胱炎 cy stitis
●尿 urine
●小便が出にく い dysuria
●尿量が少な い oliguria
●小便が近い recurrent urination
●小便のと き 痛い painful on urination
●こ う 丸のはれ testicle sw elling
●尿道炎 UT I ( Urinary T ract Infection)
( Eye System )
●目やに ey e discharg e
●視力低下 poor v ision
●も のも ら い sty lum
●ま ぶし い photophobia
●涙がでる tearing
●結膜炎 conjunctivitis
●目がかすむ blurred
●目の中のご み furuncle in the ey e
●視力障害 visual disturbance
( Dental System )
●虫 歯 tooth decay
●歯 痛 tooth pain
( Infectious Disease)
●流 感 influenza
●コ レ ラ asiatic cholera
●赤 痢 dy sentery
●はし か m easles
●破傷風 tetanus
●狂犬病 rabies
●風 疹 g erm an m easles
●流行性肝炎 infectious hepatitis
●注 射 injection
●医療品 m edicine
●消 毒 sterilization
●診 断 diag nosis
●抗生物質 antibiotic
●鎮痛剤 acesody ne
●治 療 treatm ent
●浣 腸 enem a
●手 術 operation
( T reatm ent in General)
●入 院 adm ission to a hospital
●退 院 discharg e from hospital
●輸 血 blood transfusion
5 ケ ガ・ 病気に関する 英会話・ 英単語
nose( 鼻)
head( 頭
orehead( ひた い)
ey e( 眼
ey e b row( 眉)
ear( 耳)
face( 顔)
chin( あ ご )
m ou th( 口
throat( のど )
neck( 首
h ou ld er( 肩)
chest( 胸)
p it of the stom ack
ab dom en( 腹
みぞおち )
hig h( 大腿)
k nee( 膝)
ank le( く る ぶし )
oot( 足)
hair( 頭髪)
nape of th e neck
( う な じ )
back( 背)
up per arm( 上腕)
elbow( 肘)
w aist( 腰)
hip( 尻)
forearm( 前腕)
w rist( 手首)
hand( 手)
fi n g er( 指)
calf( ふく ら はぎ )
診断書等の作成依頼文例( 英語・ ド イ ツ 語・ フ ラ ン ス 語・ ス ペイ ン 語)
( 英 語) T o the A ttending physician
Please issue doctoro's diagnosis and specification of m edical treatm ent
tog ether w ith receipt for ex peditious handling of claim paym ents by
the insurance com pany.
( ド イ ツ 語) A n den behandelnden A rzt:
W ir bitten um A ufstellung einer Diag nose und der Behandlung en
sow ie Ihre Kostenrechnung zur Vorlag e bei der Versicherung sgesellschaft.
( フ ラ ン ス 語) A u m édecin
Veuillez avoir l'oblig eance de rem ettre au porteur du présent
certificat, votre diag nostic ainsi que la description détaillée du traitem ent m édical. Par la m èm e occasion, veuillez ég alem ent lui rem ette
le ruçu du m ontant de vos honoraires, afin de lui perm ettre un rem boursem ent rapide par sa com pag nie d'assurance, des frais engagés.
( ス ペイ ン 語) Estim ado Doctor:
Sirvase ex pedirm e un certificado m edico con sus especificaciones
junto con el recibo de pag o para presentarlo a la oficina de seg uros
para su correspondiente reclam o. A tentam ente.
6 保険期間延長の手続き
●ご 注意
☆保険期間の延長のご 連絡が不要な場合
7 保険金ご 請求の手続き
ケ ガ・ 病気の場合
○医療ア シ ス タ ン ス サービ ス ・ キ ャ ッ シ ュ レ ス 治療サー
ビ ス を ご 利用の場合
○お客さ ま ご 自身で治療費等を お支払いになっ た場合
携行品の盗難・ 破損事故の場合
航空機遅延費用・ 航空機寄託手荷物遅延等費用事故の場合
その他の事故の場合
ご 連絡先
帰国後のご 連絡先
海外ホ ッ ト ラ イ ン
( 2 4 時間3 6 5 日)
上記無料電話がご 利用でき ない場合は、 こ ちら の電話番号へご 連絡く ださ い。
0 1 8 -8 8 8 -9 5 4 7 ( 海外ホ ッ ト ラ イ ン )( 通話料はお客さ ま の負担になり ま す。)
0 1 2 0 -0 8 -1 5 7 2
7 保険金ご 請求の手続き
ご 請求に必要な書類
携行品キ ャ ッ シュ レ ス ・ リ ペア サービ ス
ご利用方法
①事故のご連絡(サービスご利用のお申し出)
お
客
さ
ま
②ご案内、修理依頼書、宅配便送り状、緩衝材を送付
当社
③破損した対象品、修理依頼書等を送付
④修理後、対象品を返送
リペアサービスセンター
(当社指定修理会社)
⑤保険金のお支払い
サービスご利用上の注意事項
8 海外ク レ ーム エージェ ン ト リ ス ト
ケガ・ 病気の場合
北中南米地域
( ア メ リ カ セン タ ー)
Em erg ency Assistance Jap an
P.O.Box 8706 Richm ond,
VA 23226, U.S.A .
T EL :( 1) 804-673-1144
FA X :( 1) 804-249-9906
欧州・ アフ リ カ ・ 中近東地域
( ロ ン ド ン セン タ ー)
Em erg ency Assistance Jap an
Sussex House, Perrym ount Road,
Hay w ards Heath, W est Sussex
RH 16 1DN, United Kingdom
T EL :( 44) 20-8840-8363
FA X :( 44) 1444-413-178
ア ジア 地域
( シン ガポールセン タ ー)
Em erg ency Assistance Jap an
137 T elok A y er Street,
# 04-08 Singapore 068602
( P.O.Box )
Robinson Road, P.O.BOX 2292,
Sing apore 904292 SINGA PORE
T EL :( 65) 6535-5554
FA X :( 65) 6736-2083
中国・ 北京近隣都市
( 中国セン タ ー)
Em erg ency Assistance Beijing Co.,Ltd .
( 北京威馬捷国際旅行援助有限責任公司)
郵便番号: 100025
北京市朝陽区八里庄西里100号
住邦2000商務中心1号楼西区901�902
# 1 Bldg . W est Section 901�902,
Zhubang 2000 Business Center
100 Balizhuang X ili, Chaoyang District,
Beijing 100025 China
T EL :( 86) 10-8447-5985
FA X :( 86) 10-8586-6426
中国・ 上海近隣都市
( 上海24時間ア ラ ーム セン タ ー)
上海威爾比医療諮詢有限公司( 上海ウ ェ
ルビ ーメ ディ カ ルコ ン サルテ ィ ン グ 有
限公司)
郵便番号: 200233
中国上海市徐匯区中山西路1800号
タ イ ・ オセア ニア地域
兆豊環球大厦25F -1
( タ イ セン タ ー)
Em erg ency Assistance Thailand Co.,Ltd.
中国内無料電話 : 800-820-6037
9th Floor, Prim eBuilding,
【 無料電話ご 利用上の注意点はP ���~
24 Sukhum vit Soi 21
( A soke),
Klong toey -Nua, W attana, Bangkok 10110
P ���参照】
T hailand
T EL :( 86) 21-6487-9722
T EL :( 66) 2-302-6535
FA X :( 86) 21-6440-0911
FA X :( 66) 2-665-7283
*各セン タ ーへの無料電話はP �4 ~P �5 を ご 覧く ださ い。
ケガ・ 病気以外の場合
北中南米・ ハワ イ ・ グ ア ム ・ サイ パン 地域
( ロ サン ゼルス オフ ィ ス )
Prestig e International U.S.A. In c.
19800 M acA rthur Blvd, Suite 400,
中国
( 香港・ マカ オを 除く )地域
( 上海オフ ィ ス )
普莱斯梯基
( 上海)諮詢服務有限公司
( Prestig e Intern ational China Co., Ltd .)
Irvine, California 92612, U.S.A .
中国上海市浦東新区陸家嘴環路1000号
T EL :( 1) 949-437-9632
恒生銀行大厦32楼021室
FA X :( 1) 949-252-4633
T EL :( 86) 21-6841-2029
FA X :( 86) 21-6841-1908
欧州・ アフ リ カ ・ 中近東地域
( ロ ン ド ン オフ ィ ス )
Prestig e International UK Ltd .
14th Floor 389
中国
( 香港・ マカ オ)・ 東ア ジア 地域
( 香港オフ ィ ス )
Prestig e International( HK) Pte. Ltd .
Chisw ick Hig h Road
Hong Kong Branch
London W 4 4A J
Suite 2007, 20/F , T ow er 1, T he Gatew ay ,
United Kingdom
Harbour City , 25 Canton Road,
T EL :( 44) 20-8080-0250
T . S. T . , Kow loon, Hong Kong
FA X :( 44) 20-8080-0215
T EL :( 852) 2868-4392
FA X :( 852) 2801-4062
ア ジア 地域( 中国・ 東ア ジア 地域を 除く )
( シン ガポールオフ ィ ス )
Prestig e International( S) Pte. Ltd .
オセア ニア 地域
( シド ニーオフ ィ ス )
583 Orchard Road, #09-03
Prestig e International Australia Pty. Ltd .
Forum ,
Syd ney Branch
Sing apore 238884 SINGA PORE
Suite 1201, Lev el 12
T EL :( 65) 6738-3959
307 Pitt Street, Sydney, NSW 2000,
FA X :( 65) 6832-0738
A UST RA LIA
T EL :( 61) 2-8218-5097
FA X :( 61) 2-8218-5015
*各オフ ィ ス への無料電話はP ���~P ���を ご 覧く ださ い。
( 注)( )内は国番号です。
上記リ ス ト は、 極力最新情報を 正確に記載する よ う 努めて おり ま すが、 お客さ ま にご 通
知する こ と なし に変更さ せて いただく こ と がご ざ いま すので、 その際は何卒悪し から ず
ご 了承く ださ いま すよ う お願いいたし ま す。
8 海外ク レ ーム エージェ ン ト リ ス ト
ブラ ジ ル
Yasud a Seg uros S.A.
Rua Cubatao, 320 Paraiso, Sao Paulo,
SP-CEP 04013-001, BRA ZIL
T EL :( 55) 11-3886-1411
FA X :( 55) 11-3886-1160
シン ガポール
Tenet Som p o Insurance Pte. Ltd.
50 Raffles Place,
#05-01/06 Singapore Land T ow er,
Sing apore 048623, SINGA PORE
T EL :( 65) 6221-2211
FA X :( 65) 6221-3302
S o m p o Ja p a n N i p p o n k o a I n s u ra n c e
(Hong Kong ) Co., Ltd .
Room 1901, Lincoln House,
T aikoo Place, 979 King's Road,
Island East, HONG KONG
T EL :( 852) 2831-9980
FA X :( 852) 2573-2072
( 注)( )内は国番号です。
上記リ ス ト は、 極力最新情報を 正確に記載する よ う 努めており ま すが、 お客様にご 通知
する こ と なし に変更さ せて いただく こ と がご ざ いま すので、 その際は何卒悪し から ずご
了承く ださ いま すよ う お願いいた し ま す。
9 重要事項のご 説明
9 重要事項のご 説明
10 事故以外のご 相談
海外と ら べる サポート
日本語対応・ 24時間
事故の内容
問い合わせ先
サービスメニューと概要
参照先
ご利用方法
お客様の滞在地
電話番号
お客様の滞在地
電話番号
11 海外旅行総合保険のあ ら ま し
こ のあ ら ま し は概要を 説明し た も のです。 詳し く は�2. 海外旅行総合保
険普通保険約款およ び特約を ご 覧く ださ い。
( 注) 保険証券等の保険金額欄に金額の表示ま た は特約欄に特約名の表示があ る 補償項目
について のみ適用さ れま す。
保険金種類
保険金を お支払いする 主な場合
責任期間中の急激かつ偶然な 外来の事故に
よ り ケ ガ を さ れ、 事故の発生の日から その
日を 含め て �8� 日以内に死亡さ れた 場合、
傷 害 死 亡 傷害死亡保険金額の 全額を お支払い し ま
す。 た だし 、 既に傷害後遺障害保険金を お
支払いし て いる 場合は、 その金額を 差し 引
いて お支払いし ま す。
責任期間中の急激かつ偶然な 外来の事故に
よ り ケ ガ を さ れ、 事故の発生の日から その
日を 含めて �8�日以内に後遺障害が生じ た
場合、 そ の程度に応じ て 傷害後遺障害保険
金額の 4 %~��� %を お支払いし ま す。 た
傷
害 だし 、 お支払いする 傷害後遺障害保険金の
後 遺 障 害 額は、 保険期間を 通じ 、 傷害後遺障害保険
金額を 限度と し ま す。
保険金を お支払いでき ない主な場合
●故意ま た は重大な 過失
●自殺行為、 犯罪行為ま た は闘争
行為
●戦争、 その他の変乱( テ ロ 行為
を 除き ま す。)、 核燃料物質等
●無資格運転、 酒気を 帯びた 状態
での運転ま た は麻薬、 シ ン ナー
等によ り 正常な 運転ができ な い
おそ れがあ る 状態での運転
●妊娠、 出産、 早産ま た は流産
●脳疾患、 疾病ま た は心神喪失
●頸( けい) 部症候群( いわゆる
「 むち う ち 症」)、 腰痛等で医学
的他覚所見のな いも の( 傷害後
遺障害保険金のみ)
●自動車、 原動機付自転車等によ
る 競技、 競争、 興行( こ れら に
準ずる も のおよ び練習を 含みま
す。) の間の事故
など
次に掲げる 費用のう ち 現実に支出し た 金額 【 傷害治療費用部分】
を お支払いし ま す。 た だし 、 社会通念上妥 ●故意ま た は重大な 過失
当な 額と し 、 ケ ガま た は病気等の事由の発 ●自殺行為、 犯罪行為ま た は闘争
行為
生1 回につき 、 治療・ 救援費用保険金額を
●戦争、 その他の変乱( テ ロ 行為
限度と し ま す。
を 除き ま す。)、 核燃料物質等
【 治療費用部分】
被保険者が以下の①~③のいずれかに該当 ●無資格運転、 酒気を 帯びた 状態
での運転ま た は麻薬、 シ ン ナー
し た こ と によ り 、 以下のア . ~キ . 等の費
等によ り 正常な 運転ができ な い
用( ※1 ) の う ち 被保険者が治療のた め 現実
おそ れがあ る 状態での運転
に支出し た 金額( ※2 ) を お支払いし ま す。
た だし 、 ①に該当し た 場合は事故の発生の ●妊娠、 出産、 早産ま た は流産
日から そ の日を 含め て �8�日以内、 ②ま た ●頸( けい) 部症候群( いわゆる
「 むち う ち 症」)、 腰痛等で医学
は③に該当し た 場合は医師の治療を 開始し
的他覚所見のな いも の
た 日か ら そ の 日を 含めて �8�日以内に 要し
●自動車、 原動機付自転車等によ
た 費用にかぎ り ま す。
治
療 ・ <お支払い対象と な る 場合>
る 競技、 競争、 興行( こ れら に
準ずる も のおよ び練習を 含みま
救 援 費 用 ■傷害治療費用
す。) の間の事故
①責任期間中の急激かつ偶然な 外来の事故
によ る ケ ガのた め、 医師の治療を 受けた ●脳疾患、 疾病ま た は心神喪失
など
場合
【 疾病治療費用部分】
■疾病治療費用
②責任期間中に 発病し た 病気( ※3 ) ま た は ●故意ま た は重大な 過失
責任期間終了後72時間以内に発病し た 病 ●自殺行為、 犯罪行為ま た は闘争
行為
気によ り 、 責任期間終了後72時間を 経過
する ま でに医師の治療を 開始し た 場合。 ●戦争、 その他の変乱( テ ロ 行為
を 除き ま す。)、 核燃料物質等
た だし 、 責任期間終了後72時間を 経過す
る ま でに発病し た 病気の原因が、 責任期 ●妊娠、 出産、 早産ま た は流産
●歯科疾病
間中に発生し た も のにかぎ り ま す。
③責任期間中に特定の感染症に感染し た こ ●頸( けい) 部症候群( いわゆる
「 むち う ち 症」)、 腰痛等で医学
と によ り 、 責任期間が終了し た 日から そ
的他覚所見のな いも の
の日を 含めて 3�日を 経過する ま でに医師
など
の治療を 開始し た 場合
38
保険金種類
保険金を お支払いする 主な場合
保険金を お支払いでき ない主な場合
( ※1 )国内外を 問わず治療を 受け た 被保険 【 救援費用部分】
者が病院等に直接支払う 費用を いい ●故意ま た は重大な 過失
ま す。 た だし 、 健康保険・ 労災保険 ●戦争、 その他の変乱( テ ロ 行為
を 除き ま す。)、 核燃料物質等
およ び海外におけ る 同様の制度等に
よ り 直接支払う 必要のな い費用は除 ●無資格運転、 酒気を 帯びた 状態
での運転
き ま す。 以下同様と し ま す。
( ※2 )社会通念上妥当な 額と し ま す。な お、 ( いずれも 事故の発生の日か ら
そ の 日を 含め て �8� 日以内に ケ
カ イ ロ プラ ク テ ィ ッ ク 、 鍼( はり )
ガ によ り 死亡さ れた 場合を 除き
ま た は灸( き ゅ う ) の施術者によ る
ま す。)
治療のた めに支出し た 金額は対象に
● 自 殺 行 為、 犯 罪 行 為 ま た は 闘
な り ま せん。
争行為( 責任期間中に被保険者
( ※3 )責任期間開始前から 発病し て いた と
が自殺行為を 行っ た 場合で、 そ
医師が診断し た 場合
( 既往症や持病)
の行為の日から その日を 含めて
等は、 被保険者の自覚の有無を 問わ
�8� 日以内に 死亡さ れた と き を
ず対象にな り ま せん。 た だし 、 疾病
除き ま す。)
に関する 応急治療・ 救援費用を セ ッ
ト し た 場合、 対象にな る 場合があ り ●麻薬、 シ ン ナー等によ り 正常な
運転ができ な いおそれがあ る 状
ま す。
態での運転
( 注)病気の原因の発生時期、 発病の時期、
治療を 開始し た 時期等は医師の診断に ●妊娠、 出産、 早産ま た は流産に
起因する 疾病によ る 入院
よ り ま す。 以下、 治療・ 救援費用にお
●歯科疾病によ る 入院
いて 同様と し ま す。
●頸( け い) 部症候群( いわゆる
<お支払い対象と な る 主な 費用>
「 むち う ち 症」)、 腰痛等で医学
ア . 医師ま た は病院に支払っ た 診察費・ 入
的他覚所見のな いも の
院費等の費用
など
治
療 ・ イ . 義手およ び義足の修理費( ケ ガの場合
のみ)
救 援 費 用 ウ . 入院ま た は通院のた めの交通費
エ. 治療のた めに必要な 通訳雇入費
オ. 保険金請求のた めに必要な 医師の診断
書の費用
カ . a . 入院に よ り 必要と な っ た 国際電話
料等通信費
b .入院に必要な 身の回り 品購入費( 5
万円を 限度と し ま す。) た だし 1 回の
ケ ガ ま た は1 回の病気につき 、 a . b.
を 合計し て 2�万円を 限度と し ま す。
キ . 当初の旅行行程を 離脱し た こ と で必要
と な っ た 当初の旅行行程に復帰ま た は直
接帰国する た めの交通費およ び宿泊費。
た だし 、 払戻し を 受け た 金額ま た は負担
する こ と を 予定し て いた 金額は差し 引い
て お支払いし ま す。
など
【 救援費用部分】
被保険者が以下の①~⑥等のいずれかに該
当し た こ と によ り 、 以下のア . ~カ . 等の
費用のう ち 保険契約者ま た は被保険者の親
族が 現実に 支出し た 金額( ※1 ) を お支払い
し ま す。
<お支払い対象と な る 主な 場合>
①責任期間中に急激かつ偶然な 外来の事故
によ り ケ ガを さ れ、 継続し て 3 日以上入
院し た 場合
39
11 海外旅行総合保険のあ ら ま し
保険金種類
保険金を お支払いする 主な場合
②責任期間中に発病し た 病気( 妊娠、出産、
早産、 ま た は流産に起因する 疾病、 歯科
疾病は含ま れま せん。) に よ り 継続し て
3 日以上入院さ れた 場合。 た だし 、 責任
期間中に医師の治療を 開始し て いた 場合
にかぎ り ま す。
③責任期間中に搭乗し て いる 航空機・ 船舶
が行方不明にな っ た 場合
④責任期間中に急激かつ偶然な 外来の事故
によ っ て 被保険者の生死が確認でき な い
場合
⑤責任期間中に急激かつ偶然な 外来の事故
によ り ケ ガを さ れ、 事故の発生の日から
そ の 日を 含めて �8� 日以内に 死亡し た 場
合
⑥病気ま た は妊娠、 出産、 早産、 も し く は
流産を 直接の原因と し て 責任期間中に死
亡し た 場合
など
<お支払い対象と な る 主な 費用>
ア . 遭難し た 被保険者を 捜索、 救助ま た は
移送する 活動に要し た 費用
イ . 救援者( ※2 ) の現地( ※3 ) ま での航空機
等の往復運賃( 救援者3 名分を 限度と し
ま す。)
ウ . 現地およ び現地ま での行程におけ る 救
援者の宿泊施設の客室料( 救援者3 名分
を 限度と し 、 かつ救援者1 名につき �4日
治
療 ・
分を 限度と し ま す。)
救 援 費 用 エ. 治療を 継続中の被保険者を 自国の病院
等へ移転する た めの費用。 た だし 、 払戻
し を 受けた 運賃ま た は負担する こ と を 予
定し て いた 運賃およ び治療費用部分で支
払われる べき 費用は差し 引いて お支払い
し ま す。
オ. a . 救援者の渡航手続費
b . 救援者・ 被保険者が 現地で 支出し
た 交通費
c . 被保険者の 入院・ 救援に 必要な 身
の回り 品購入費およ び国際電話料等
通信費等
た だし 、 治療費用部分で支払われる 費
用 を 除 き 、 a . ~ c . を 合 計 し て 2� 万
円を 限度と し ま す。
カ . 被保険者が死亡し た 場合の遺体処理費
用( ���万円を 限度と し ま す。) およ び自
国への遺体輸送費用。 た だし 、 払戻し を
受けた 運賃ま た は負担する こ と を 予定し
て いた 運賃等は差し 引いて お支払いし ま
す。
( ※1 )社会通念上妥当な 額と し ま す。
( ※2 )現地へ赴く 被保険者の親族( こ れら
の 方の 代理人を 含みま す。) を いい
ま す。
( ※3 )事故発生地、 被保険者の収容地ま た
は被保険者の勤務地を いいま す。
40
保険金を お支払いでき ない主な場合
保険金種類
保険金を お支払いする 主な場合
保険金を お支払いでき ない主な場合
次に掲げる 費用のう ち 、 現実に支出し た 金
額を お支払いし ま す。 た だし 、 社会通念上
妥当な 額と し 、 病気等の事由の発生1 回に
つき 、 3� � 万円( 治療・ 救援費用保険金額
が 3� �万円を 下回る 場合は治療・ 救援費用
保険金額) を 限度と し ま す。
【 治療費用部分】
責任期間中に既往疾病の急激な 悪化( ※) に
よ り 医師の治療を 受けた 場合、 治療・ 救援
費用の【 治療費用部分】 に記載の保険金を
お支払いし ま す。
【 救援費用部分】
責任期間中に既往疾病の急激な 悪化( ※) に
よ り 3 日以上続けて 入院し た 場合、 治療・
救援費用の
【 救援費用部分】 に記載の 救援
費用を お支払いし ま す。
( ※)海外旅行中に生じ る こ と について 被保
険者があ ら かじ め予測でき ず、 かつ、
社会通念上払う べき 注意を も っ て し て
も 避け ら れ な い 症状の 変化を い い ま
す。
( 注1 )医師の治療を 開始し た 日から その日
を 含めて 3�日以内に必要と な っ た 費
用にかぎ り ま す。 ま た 、 住居( 被保
疾病に関する
険者が入院し た 最終目的国の病院ま
応 急 治 療・
た は診療所を 含みま す。) 帰着後に
かかっ た 費用はお支払いの対象にな
救 援 費 用
り ま せん。
( 注2 )下記の費用等はお支払いの対象にな
り ま せん。
●責任期間終了後に既往疾病の治
療を 開始し た 場合
●既往疾病の治療ま た は症状の緩
和を 目的と する 旅行であ っ た 場
合
●海外旅行開始前において 、 被保
険者が渡航先の病院ま た は診療
所で医師の治療を 受け る こ と が
決定し て いた 場合
など
○上記のほか、 治療費用・ 救援者
費用そ れぞ れに つい て 、【 疾病
治療費用部分】 およ び【 救援費
用部分】 の保険金を お支払いで
き な い事由を 適用し ま す。
◇旅行中も 支出する こ と が予定さ
れて いた 透析、 義手義足、 ペース
メ ーカ ー、 車椅子等その他器具の
使用に関わる 費用 ◇温泉療法、
熱気浴等の理学的療法の費用 ◇あ ん摩、 マ ッ サージ 、 指圧、 鍼
( はり )、 灸( き ゅ う )、 柔道整復、
カ イ ロ プラ ク テ ィ ッ ク 等の費用 ◇運動療法、リ ハビ リ テ ーシ ョ ン 、
その他こ れら に類する 理学的療法
の費用 ◇臓器移植等およ びそ れ
と 同等の手術等に関わる 費用 ◇眼鏡、 コ ン タ ク ト レ ン ズ も し く
は補聴器の装着およ び調整に関わ
る 費用ま た は近視矯正手術その他
の視力回復を 目的と する 処置に関
わる 費用 ◇毛髪移植、 美容上の
形成手術等に関わる 費用 ◇不妊
治療その他妊娠促進管理に関わる
費用
など
41
11 海外旅行総合保険のあ ら ま し
保険金種類
保険金を お支払いする 主な場合
保険金を お支払いでき ない主な場合
以下の①~③のいずれかに該当し た 場合、
疾病死亡保険金額の 全額を お支払い し ま
す。
①責任期間中に病気によ り 死亡し た 場合
②責任期間中に発病し た 病気ま た は責任期
間中に原因が発生し 、 責任期間終了後72
時間以内に発病し た 病気によ り 、 責任期
間が終了し た 日から その日を 含めて 3�日
疾病死亡
以内に死亡し た 場合。 た だし 、 責任期間
終了後72時間を 経過する ま でに医師の治
療を 開始し 、 その後も 引き 続き 医師の治
療を 受けて いた 場合にかぎ り ま す。
③責任期間中に感染し た 特定の感染症によ
り 、 責任期間が終了し た 日から その日を
含めて 3�日以内に死亡し た 場合
●故意ま た は重大な 過失
●自殺行為、 犯罪行為ま た は闘争
行為
●戦争、 その他の変乱( テ ロ 行為
を 除き ま す。)、 核燃料物質等
●妊娠、 出産、 早産ま た は流産
●歯科疾病
など
責任期間中に偶然な 事故によ り 、 他人にケ
ガを 負わせた り 、 他人の財物( 宿泊施設の
客室、 宿泊施設のルーム キ ー、 賃貸業者か
ら 被保険者ま た は契約者が賃借し た 旅行用
品等を 含みま す。) を 壊し た り し た こ と 等
によ っ て 、 法律上の損害賠償責任を 負っ た
場合に、 損害賠償金およ び費用( 訴訟費用
等) の合計金額を お支払いし ま す( 免責金
額はあ り ま せん。)。 た だし 、 1 回の事故に
つき お支払いする 損害賠償金は、 賠償責任
保険金額を 限度と し ま す。
( 注1 )被保険者が責任無能力者の場合で、
そ の責任無能力者の行為によ り 親権
者等が法律上の損害賠償責任を 負っ
た と き も 損害賠償金を お支払いし ま
す。
( 注2 )賠償金額の決定には、 事前に当社の
承認を 必要と し ま す。
賠償責任
●故意
●戦争、 その他の変乱( テ ロ 行為
を 除き ま す。)、 核燃料物質等
●被保険者の同居の親族、 旅行行
程を 同じ く する 親族に対する 損
害賠償責任
●被保険者の職務遂行に直接起因
する 損害賠償責任
●心神喪失に起因する 損害賠償責
任
●航空機、 船舶、 車両、 銃器の所
有、 使用ま た は管理に起因する
損害賠償責任
●被保険者が所有、 使用ま た は管
理する 財物の破損について 、 そ
の財物について 正当な 権利を 有
する 者に対し て 負担する 損害賠
償責任( ※)
( ※)次の損害に対する 損害賠償責
任はお支払いの対象と な り ま
す。
・ 宿泊施設の客室、 宿泊施設
の客室内の動産( 宿泊施設
のルーム キ ー、 客室外のセ
イ フ テ ィ ボッ ク ス のキ ーを
含みま す。)
・ 居 住 施 設 内 の 部 屋、 部 屋
内の動産( 建物ま た はマン
シ ョ ン の戸室全体を 賃借し
て いる 場合を 除き ま す。)
・ 賃貸業者から 保険契約者ま
た は被保険者が直接借り 入
れた 旅行用品ま た は生活用
品
など
42
保険金種類
携 行 品
損
害
保険金を お支払いする 主な場合
保険金を お支払いでき ない主な場合
責任期間中に携行品が盗難・ 破損・ 火災等
の偶然な 事故によ り 損害を 受けた 場合、 携
行品1 つ( 1 個、 1 組ま た は1 対) あ た り
��万円( 保険の対象が乗車券等であ る 場合
は合計し て 5 万円)を 損害額の限度と し て 、
時価額ま た は修繕費のいずれか低い額を お
支払いし ま す( 免責金額はあ り ま せん。)。
た だし 、 携行品損害保険金額を も っ て 、 保
険期間中のお支払いの限度と し ま す。な お、
携行品損害保険金額が3�万円を 超え る 場合
で、 盗難、 強盗およ び航空会社等寄託手荷
物不着によ る 保険金の支払額に関し て 限度
額が設定さ れて いる と き 、 盗難、 強盗およ
び航空会社等寄託手荷物不着によ る 損害に
ついて は、 3�万円を 保険期間中のお支払い
の限度と し ま す。
( 注1 )
「 携行品」と は、バッ グ 、カ メ ラ 、時計、
衣類、 旅券等、 被保険者が責任期間
中に携行する 、 被保険者所有ま た は
被保険者が旅行前に旅行のた めに無
償で借り 入れた 身の回り 品を いいま
す。 た だし 、 居住施設内( 居住施設
が一戸建住宅の場合はその住宅の敷
地内、 集合住宅の場合は被保険者が
居住し て い る 戸室内を い い ま す。)
にあ る 間、 携行し な い別送品およ び
下記のも のは保険の対象に含ま れま
せん。
●故意ま た は重大な 過失
●戦争、 その他の変乱( テ ロ 行為
を 除き ま す。)、 核燃料物質等
●無資格運転、 酒気を 帯びた 状態
での運転ま た は麻薬、 シ ン ナー
等によ り 正常な 運転ができ な い
おそれがあ る 状態での運転によ
る 損害
●携行品の欠陥、 ま た は自然の消
耗、 性質によ る さ び・ 変色、 機
能に支障を き た さ な い外観の損
害
●置き 忘れま た は紛失
●偶然な 外来の事故に直接起因し
な い電気的事故ま た は機械的事
故
●国等の公権力の行使。 た だし 、
火災消防あ る いは避難処置によ
る 場合や、 空港等におけ る 安全
確認検査等において 手荷物にか
け て いた 錠が壊さ れた 場合を 除
き ま す。
など
◇現金、 小切手◇ク レ ジ ッ ト カ ー
ド 、 自動車・ 原動機付自転車以外
の運転免許証、 定期券◇コ ン タ ク
ト レ ン ズ 、 義歯◇船舶、 自動車、
原動機付自転車◇動物、 植物◇稿
本、 設計書◇商品も し く は製品等
◇業務の目的のみに使用さ れる 設
備も し く は什器等◇データ 、 ソ フ
ト ウ ェ ア ま た はプロ グ ラ ム 等の無
体物◇危険な 運動( ピ ッ ケ ル等の
登山用具を 使用する 山岳登はん、
ハン グ グ ラ イ ダー搭乗等) を 行っ
て いる 間のそ の運動のた めの用具
およ びウ ィ ン ド サーフ ィ ン 、 サー
フ ィ ン 等の運動を 行う た めの用具
など
( 注2 )
「 時価」 と は同等な も のを 新た に 購
入する のに必要な 金額から 、 使用や
経過年月によ る 消耗分を 差し 引いて
現在の価値と し て 算出し た 金額を い
いま す。
( 注3 )旅券の損害について は、 1 回の事故
につき 5 万円を 限度と し て 、 発給費
用( 宿泊費・ 交通費等を 含みま す。)
を お支払いし ま す。
( 注4 )自動車・ 原動機付自転車の運転免許
証の損害について は、 国ま た は都道
府県に納付し た 再発給手数料を お支
払いし ま す。
43
11 海外旅行総合保険のあ ら ま し
保険金種類
保険金を お支払いする 主な場合
責任期間中に 生じ た 予期せぬ偶然な 事故
( ※1 )
のた め、 被保険者が責任期間中に負
担を 余儀な く さ れた 次の費用( ※2 ) を 保険
期間を 通じ 旅行事故緊急費用保険金額の範
囲内でお支払いし ま す。 た だし 、 カ . 身の
回り 品購入費について は、 別途、 旅行事故
緊急費用保険金額の2 倍を 保険期間中のお
支払いの限度と し ま す。
<お支払い対象と な る 主な 費用>
ア . 交通費
イ . 宿泊施設の客室料
ウ . 国際電話料等通信費
エ. 渡航手続費( 旅券印紙代、 査証料、 予
防接種料等)
オ. 渡航先において 提供を 受ける こ と を 予
旅行事故
定し て いた が、 提供を 受け る こ と ができ
な かっ た サービ ス の取消料、 違約料
緊急費用
カ . 身の回り 品購入費( 航空機搭乗時に航
空会社に預け た 手荷物の目的地への到着
が6 時間を 超え て 遅れた と き に、 目的地
への到着後、 ��時間以内に負担し た 費用
にかぎ り ま す。)
など
( ※1 )予期せぬ偶然な 事故は、 公的機関、
交通機関、 宿泊機関、 医療機関ま た
は旅行業者( ツ ア ーオペレ ータ ーを
含みま す。) に よ り 、 そ の 発生の 証
明がな さ れる も のにかぎ り ま す。
( ※2 )社会通念上妥当な 額と し ま す。
( 注)保険金の請求は原則日本のみで受け付
け、 日本にて 円貨でお支払いし ま すの
で、 事故、 損害額の証明書類を お持ち
帰り く ださ い。
航空機寄
託手荷物
遅 延 等
費
用
44
保険金を お支払いでき ない主な場合
●故意、 重大な 過失ま た は法令違
反
●自殺行為、 犯罪行為ま た は闘争
行為
●戦争、 その他の変乱( テ ロ 行為
を 除き ま す。)、 核燃料物質等
●地震、 噴火ま た はこ れら によ る
津波
●無資格運転、 酒気を 帯びた 状態
での運転ま た は麻薬、 シ ン ナー
等によ り 正常な 運転ができ な い
おそ れがあ る 状態での運転によ
る 損害
●妊娠、 出産、 早産ま た は流産
●歯科疾病
●頸( けい) 部症候群( いわゆる
「 むち う ち 症」)、 腰痛等で医学
的他覚所見のな いも の
●運行時刻が定めら れて いな い交
通機関の遅延ま た は欠航・ 運休
●危険な 運動( ピ ッ ケ ル等の登山
用具を 使用する 山岳登はん、 ハ
ン グ グ ラ イ ダ ー搭乗等)、 自動
車等の乗用具によ る 競技・ 試運
転、 航空機操縦等を 行っ て いる
間に生じ た ケ ガ
など
航空機搭乗時に航空会社に預けた 手荷物の ●故意、 重大な 過失ま た は法令違
反
目的地への到着が6 時間を 超え て 遅れた 場
合、 目的地への到着後、 9 6 時間以内に購入 ●戦争、 その他の変乱( テ ロ 行為
を 除き ま す。)、 核燃料物質等
し た 衣類・ 生活必需品の費用およ びやむを
得ず必要と な っ た 身の回り 品の費用を 、1 0 ●地震、 噴火ま た はこ れら によ る
津波
万円を 限度と し て お支払いし ま す。
など
( 注1 )手荷物が被保険者のも と に到着し た
時以降の費用は除き ま す。
( 注2 )保険金の請求は原則日本のみで受け
付け、 日本にて 円貨でお支払いし ま
すので、 事故、 損害額の証明書類を
お持ち 帰り く ださ い。
保険金種類
保険金を お支払いする 主な場合
保険金を お支払いでき ない主な場合
被保険者が責任期間中に以下<お支払い対 ●故意、 重大な 過失ま た は法令違
反
象と な る 主な 場合> のいずれかに該当し 、
被保険者がそれぞれの地で現実に支出し た ●戦争、 その他の変乱( テ ロ 行為
を 除き ま す。)、 核燃料物質等
次の費用( ※) を 2 万円を 限度と し て お支
●地震、 噴火ま た はこ れら によ る
払いし ま す。
津波
( ※)社会通念上妥当な 額と し ま す。
など
<お支払い対象と な る 主な 場合>
①搭乗予定航空機の 6 時間以上の 出発遅
延、 欠航、 運休も し く は搭乗予約受付業
務の不備によ る 搭乗不能ま た は被保険者
が搭乗し た 航空機の着陸地変更によ り 、
6 時間以内に代替機を 利用でき な い場合
②搭乗し た 航空機の遅延( 被保険者が搭乗
予定の航空機の出発遅延、 欠航等ま た は
被保険者が搭乗し た 航空機の着陸地変更
を 含みま す。) に よ っ て 、 乗継予定航空
機に搭乗でき ず、 乗継地への到着時刻か
航 空 機
ら 6 時間以内に代替機を 利用でき な い場
合
など
遅延費用
( 注)上記①は出発地( 着陸地変更の場合は
そ の 着陸地)、 ②は乗継地に おい て 負
担し た 費用にかぎ り ま す。
<お支払い対象と な る 主な 費用>
ア . 宿泊施設の客室料、 食事代、 国際電話
料等通信費、 目的地において 提供を 受け
る こ と を 予定し て いた が、 提供を 受け る
こ と ができ な かっ た 旅行サービ ス の取消
料
イ . 交通費( 宿泊施設への 移動に 要する
タ ク シ ー代等の費用ま た は航空機の代替
と な る 他の交通手段を 利用し た 場合の費
用)
など
( 注)保険金の請求は原則日本のみで受け 付
け 、 日本にて 円貨でお支払いし ま すの
で、 事故、 損害額の証明書類を お持ち
帰り く ださ い。
45
11 海外旅行総合保険のあ ら ま し
保険金を お支払いする 主な 場合
保険金を お支払いでき な い主な 場合
治療・ 救援費用の傷害治療費用部分と
<お支払い対象と な る 場合>
治療・ 救援費用の傷害治療費用部分と 同じ です。
傷
害 同じ です。
<お支払い対象と な る 主な 費用>
治 療 費 用 治療・ 救援費用の治療費用部分と 同じ
です。 な お、 1 回の事故につき 、 傷害
治療保険金額を 限度と し ま す。
治療・ 救援費用の疾病治療費用部分と
<お支払い対象と な る 場合>
治療・ 救援費用の疾病治療費用部分と 同じ です。
疾
病 同じ です。
<お支払い対象と な る 主な 費用>
治 療 費 用 治療・ 救援費用の治療費用部分と 同じ
です。 な お、 1 回の事故につき 、 疾病
治療保険金額を 限度と し ま す。
治療・ 救援費用の救援費用部分と 同じ
<お支払い対象と な る 主な 場合>
治療・ 救援費用の救援費用部分と 同じ です。
です。
救援者費用 <お支払い対象と な る 主な 費用>
治療・ 救援費用の救援費用部分と 同じ
です。 な お、 保険期間を 通じ 救援者費
用等保険金額を 限度と し ま す。
<用語のご 説明>
用 語
定 義
医学的他覚所見
理学的検査、 神経学的検査、 臨床検査、 画像検査等に よ り 認めら
れる 異常所見を いいま す。
既往疾病
責任期間開始前に発病し 、 医師の治療を 受け た こ と の あ る 疾病を
いい、 妊娠、 出産、 早産ま た は流産に 起因する 疾病およ び歯科疾
病は含みま せん。
保険会社に保険契約の 申込みを する 方を いいま す。 契約が成立す
契約者( 保険契約者) れば、 保険料の支払義務を 負う こ と にな り ま す。
責任期間
保険期間中で、 かつ、 旅行行程中を いいま す。
他の保険契約等
海外旅行総合保険、 新・ 海外旅行保険等、 こ の 保険契約の 全部ま
た は一部に対し て 支払責任が同じ で あ る 他の保険契約ま た は共済
契約を いいま す。
テ ロ 行為
政治的・ 社会的も し く は宗教・ 思想的な 主義・ 主張を 有する 団体・
個人ま た はこ れと 連帯する 者が そ の 主義・ 主張に 関し て 行う 暴力
的行為を いいま す。
特定の感染症
コ レ ラ 、 ペス ト 、 天然痘、 発疹チフ ス 、 ラ ッ サ熱、 マラ リ ア 、 黄熱、
重症急性呼吸器症候群( S ARS )、 エボ ラ 出血熱、 高病原性鳥イ ン
フ ルエン ザ、 赤痢等を いいま す。
被保険者
保険の対象と な る 方のこ と を いいま す。
保険金
被保険者が所定のお支払事由に 該当さ れた と き に、 保険会社がお
支払いする 金銭のこ と です。
免責金額
支払保険金の算出にあ た り 、 損害の額か ら 控除する 自己負担額を
いいま す。
旅行行程
海外旅行の目的を も っ て 住居を 出発し て から 住居に帰着する ま で
の旅行行程を いいま す。
46
<家族旅行特約を セッ ト し た場合のお取扱い>
(
保険証券等の保険金額欄に金額の表示ま た は特約欄に特約名の表示があ る 補償項目
について のみ適用さ れま す。 保険金を お支払いする 主な 場合、 保険金を お支払いで
き な い主な 場合は前記を ご 覧く ださ い。
賠 償 責 任
)
1 回の事故につき お支払いする 保険金は、 家族分を 合計し て 保険金額を 限
度と し ま す。
携行品損害 保険期間を 通じ て お支払いする 保険金は、 家族分を 合計し て 保険金額を 限
度と し ま す。
救援者費用
航空機寄託
1 回の事故につき お支払いする 保険金は、 家族分を 合計し て ��万円を 限度
手 荷 物
と し ま す。
遅延等費用
行
旅
族
家
前記「 治療・ 救援費用」 の【 救援費用部分】 に記載さ れて いる 内容を 以下
のと おり 変更・ 追加し て 適用し ま す。
●<お支払い対象と な る 主な 場合>の内容を 以下のと おり 変更し て 適用し
ま す。
①責任期間中に急激かつ偶然な外来の事故によ り ケ ガを し て入院し た場合
②責任期間中に発病し た 病気( 妊娠、 出産、 早産ま た は流産に起因する
疾病、 歯科疾病は含ま れま せん。) に よ り 入院し た 場合。 た だ し 、 責
任期間中に医師の治療を 開始し て いた 場合にかぎ り ま す。
●<お支払い対象と な る 主な 費用>の内容を 以下のと おり 変更し て 適用し
ま す。
イ . 救援者( ※2 ) の現地( ※3 ) ま で の航空機等の往復運賃。 た だし 、 入院
の場合は継続し て 3 日以上入院を さ れた 場合にかぎ り ま す( 被災者( ※
4 ) 1 名につき 救援者3 名分を 限度と し ま す。)。
ウ . 現地およ び現地ま での行程におけ る 救援者の宿泊施設の客室料。 た
だし 、 入院の場合は継続し て 3 日以上入院を さ れた 場合にかぎ り ま す
( 被災者1 名につき 救援者3 名分を 限度と し 、 かつ救援者1 名につき
�4日分を 限度と し ま す。)。
エ. 治療を 継続中の被災者を 自国の病院等へ移転する た めの費用。( た だ
し 、 入院の場合は継続し て 3 日以上入院を さ れた 場合にかぎ り ま す。)
ま た 、 払戻し を 受け た 運賃ま た は負担する こ と を 予定し て いた 運賃お
よ び治療費用部分で支払われる べき 費用は差し 引いて お支払いし ま す。
治療・ 救援
オ. a . 救援者の渡航手続費
費
用
b . 救援者・ 被保険者が現地で支出し た 交通費
c . 被災者の 入院・ 救援に 必要な 身の 回り 品購入費およ び国際電話
料等通信費等
た だし 、 治療費用部分で支払われる 費用を 除き 、 a . ~c . を 合計し
て 4�万円を 限度と し ま す。
カ . 被災者が 死亡し た 場合の 遺体処理費用( 被災者1 名につき ���万円
を 限度と し ま す。) およ び自国への 遺体輸送費用。 た だ し 、 払戻し を
受け た 運賃ま た は負担する こ と を 予定し て いた 運賃等は差し 引いて お
支払いし ま す。
●<お支払い対象と な る 主な 費用>の内容に、 以下を キ . と し て 追加し て
適用し ま す。
キ . 当初の旅行行程を 離脱し た 場合、 付添者( ※5 ) が当初の 旅行行程に
復帰ま た は直接帰国する た めの航空機等運賃およ びそ の間の宿泊施設
の客室料。 た だし 、 払戻し を 受け た 金額ま た は負担する こ と を 予定し
て いた 金額は差し 引いて お支払いし ま す( 宿泊施設の客室料は�4日分
を 限度と し ま す。)。
( ※2 )現地へ赴く 被保険者の 親族( こ れら の代理人を 含みま す。) を い い
ま す。 た だし 、 付添者を 除き ま す。
( ※3 )事故発生地、 被保険者の収容地ま た は被保険者の勤務地を いいま す。
( ※4 )保険金を お支払いする 場合のいずれかに該当し た被保険者を いいま す。
( ※5 )被災者以外の被保険者を いいま す。
救援者費用
前記「 救援者費用」 の欄に記載さ れて いる 内容を 以下のと おり 変更・ 追加
し て 適用し ま す。
●<お支払い対象と な る 主な 場合>の内容を 上記「 治療・ 救援費用」 と 同
様に変更し ま す。
●<お支払い対象と な る 主な 費用>の内容を 上記「 治療・ 救援費用」 と 同
様に変更・ 追加し ま す。 な お、 保険期間を 通じ て お支払いする 保険金は、
家族分を 合計し て 保険金額を 限度と し ま す。
47
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
も く じ
海外旅行総合保険普通保険約款
傷害死亡保険金支払特約
傷害後遺障害保険金支払特約( 後遺障害等級表型)
治療・ 救援費用補償特約
疾病死亡保険金支払特約
賠償責任補償特約
携行品損害補償特約
傷害治療費用補償特約
疾病治療費用補償特約
救援者費用等補償特約
疾病に関する 応急治療・ 救援費用補償特約
旅行中の事故によ る 緊急費用補償特約
航空機寄託手荷物遅延等費用補償特約
航空機遅延費用等補償特約
旅行変更費用補償特約
出国中止費用対象外特約
緊急一時帰国費用補償特約
戦争等によ る 緊急一時帰国補償特約
家族緊急一時帰国費用追加補償特約
留学生賠償責任補償特約
留学生生活用動産損害補償特約
留学継続費用補償特約
家族旅行特約
数次海外旅行者に関する 特約
一時帰国中補償特約
条件付戦争危険補償特約
( A)
条件付戦争危険補償特約
( B)
戦争危険等免責に関する 一部修正特約 全契約自動セッ ト
包括契約に関する 特約( 毎月報告・ 毎月精算用)
包括契約に関する 特約( 毎月報告・ 一括精算用)
企業等の包括契約に関する 特約( 毎月報告・ 毎月精算用)
企業等の包括契約に関する 特約( 毎月報告・ 一括精算用)
旅行業者が付保する 海外旅行総合保険契約に関する 特約
死亡特別保険金支払特約
治療費用の期間の延長に関する 特約( 365日用)
治療費用の期間の延長に関する 特約( 730日用)
治療費用保険金の縮小支払に関する 特約
治療費用保険金の免責金額に関する 特約
共同保険に関する 特約
企業等の災害補償規定等特約
事業主費用補償特約
死亡保険金支払に関する 特約
ク レ ジ ッ ト カ ード によ る 保険料支払に関する 特約
48
49
56
61
72
82
86
90
95
102
107
114
116
122
124
128
136
137
142
143
144
149
154
164
172
173
173
174
176
176
177
178
180
182
182
183
183
183
184
184
185
186
189
190
海外旅行総合保険普通保険約款
第1 章 用語の定義条項
第1 条( 用語の定義)
こ の普通保険約款およ びこ の保険契約に付帯さ れた 特約において 、 次の用語の意味は、
それぞれ次の定義によ り ま す。
用 語
定 義
医師
日本国外において は、 被保険者が診察、 治療ま た は診断を 受け た地お
よ び時におけ る 医師に相当する 資格を 有する 者を いいま す。 ま た 、 被
保険者が医師であ る 場合は、 被保険者以外の医師を いいま す。
危険
損害等の発生の可能性を いいま す。
告知事項
危険に関する 重要な 事項のう ち 、 保険契約申込書の記載事項と する こ
と によ っ て 当会社が告知を 求めた も のを いい、 他の保険契約等に関す
る 事項を 含みま す。
疾病
傷害以外の身体の障害を いいま す。 ただし 、 妊娠、 出産、 早産およ び
流産を 除き ま す。
死亡保険金受取人
こ の保険契約に、 傷害死亡保険金ま たは疾病死亡保険金のいずれかを
支払う 特約が付帯さ れた場合に、 その特約に規定する 死亡保険金受取
人を いいま す。
傷害
急激かつ偶然な 外来の事故によ っ て 被っ た身体の傷害を いい、 こ の傷
害には、身体外部から 有毒ガス ま た は有毒物質を 偶然かつ一時に吸入、
吸収ま たは摂取し た場合に急激に生ずる 中毒症状( 注) を 含みま す。
( 注) 中毒症状
継続的に吸入、 吸収ま た は摂取し た結果生ずる 中毒症状を 除き
ま す。
損害等
こ の普通保険約款およ びこ の保険契約に付帯さ れた特約の規定によ り 、
当会社が保険金を 支払う べき 損害、 損失、 傷害ま た は疾病等を いいま
す。
他の保険契約等
こ の保険契約の全部ま たは一部に対し て 支払責任が同じ であ る 他の保
険契約ま たは共済契約を いいま す。
治療
医師が必要であ る と 認め、 医師が行う 治療を いいま す。
通院
病院も し く は診療所に通い、 ま た は往診によ り 、 治療を 受け る こ と を
いいま す。 た だし 、 治療を 伴わな い、 薬剤、 診断書、 医療器具等の受
領等のためのも のは含みま せん。
入院
自宅等での治療が困難な ため、 病院ま た は診療所に入り 、 常に医師の
管理下において 治療に専念する こ と を いいま す。
配偶者
婚姻の相手方を いい、 婚姻の届出を し て いな いが事実上婚姻関係と 同
様の事情にあ る 者を 含みま す。
被保険者
保険証券記載の被保険者を いいま す。
保険価額
損害が生じ た 地およ び時におけ る 保険の対象の価額を いいま す。
保険期間
保険証券記載の保険期間を いいま す。
保険金
こ の保険契約に付帯さ れた特約のそれぞれに規定する 保険金を いいま
す。
49
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
保険事故
こ の保険契約に付帯さ れた 特約のそれぞれに保険事故と し て 規定する
事由を いいま す。
未婚
こ れま でに婚姻歴がな いこ と を いいま す。
旅行行程
保険証券記載の海外旅行の目的を も っ て 住居を 出発し て から 住居に帰
着する ま での旅行行程を いいま す。
第2 章 補償条項
第2 条( 保険金を 支払う 場合)
当会社は、 こ の普通保険約款およ びこ の保険契約に付帯さ れた特約に従い、 保険金を 支
払いま す。
第3 条( 保険金を 支払わな い場合)
当会社が保険金を 支払わな い場合は、こ の保険契約に付帯さ れた特約の規定によ り ま す。
第4 条( 死亡の推定)
被保険者が搭乗し て いる 航空機ま た は船舶が行方不明と な っ た場合ま た は遭難し た 場合
において 、 その航空機ま たは船舶が行方不明と な っ た日ま たは遭難し た 日から その日を 含
めて 3�日を 経過し て も な お被保険者が発見さ れな いと き は、 その航空機ま たは船舶が行方
不明と な っ た 日ま た は遭難し た 日に、 傷害によ っ て 、 被保険者が死亡し た も のと 推定し ま
す。
第3 章 基本条項
第5 条( 保険責任の始期およ び終期)
⑴ 当会社の保険責任は、 保険期間の初日の午前0 時に始ま り 、 末日の午後�2時に終わり ま
す。
⑵ ⑴の時刻は、 日本国の標準時によ る も のと し ま す。
⑶ ⑴の規定にかかわら ず、 被保険者の旅行の最終目的地への到着が保険期間の末日の午後
�2時ま でに予定さ れて いる にも かかわら ず次の①から ⑤ま でに掲げる 事由のいずれかによ
り 遅延し た場合は、 保険責任の終期は、 その事由によ り 到着が通常遅延する と 認めら れる
時間で、 かつ、 72時間を 限度と し て 延長さ れる も のと し ま す。
① 被保険者が乗客と し て 搭乗し て いる ま たは搭乗予定の交通機関( 注1 ) のう ち 運行時
刻が定めら れて いる も のの遅延ま た は欠航・ 運休
② 交通機関( 注1 ) の搭乗予約受付業務に不備があ っ た こ と によ る 搭乗不能
③ 被保険者が治療を 受けたこ と 。
④ 被保険者の旅券の盗難ま た は紛失。 ただし 、 被保険者が旅券の発給ま たは渡航書の発
給を 受けた 場合にかぎ り ま す。
⑤ 被保険者の同行家族( 注2 ) ま た は同行予約者( 注3 ) が入院し た こ と 。
⑷ ⑶の場合のほか、 被保険者の旅行の最終目的地への到着が保険期間の末日の午後�2時ま
でに予定さ れて いる にも かかわら ず次の①から ④ま でに掲げる 事由のいずれかによ り 遅延
し た 場合は、 その時から 被保険者が解放さ れ正常な 旅行行程につく こ と ができ る 状態に復
する ま でに要する 時間だけ保険責任の終期は延長さ れる も のと し ま す。 た だし 、 最終目的
地に到着し た 時ま た は当初予定し て いな かっ た 目的地に向けて 出発し た 時( 注4 ) のいず
れか早い時ま でと し ま す。
① 被保険者が乗客と し て 搭乗し て いる 交通機関( 注1 ) ま た は被保険者が入場し て いる
施設に対する 第三者によ る 不法な 支配ま たは公権力によ る 拘束
② 被保険者に対する 公権力によ る 拘束
③ 被保険者が誘拐さ れたこ と 。
④ 日本国外において 、 空港が閉鎖さ れた結果、 被保険者がその空港所在国を 容易に出国
でき な い状態にな っ た こ と 。
⑸ ⑴、 ⑶およ び⑷の規定にかかわら ず、 当会社は、 次の①ま た は②のいずれかに掲げる 保
険事故によ る 損害等に対し て は、 保険金を 支払いま せん。
① 保険料領収前に生じ た保険事故
② 被保険者の旅行行程開始前ま た は旅行行程終了後に生じ た 保険事故
50
( 注1 ) 交通機関
航空機、 船舶、 車両等の交通機関を いいま す。
( 注2 ) 同行家族
被保険者と 旅行行程を 同一にする 、 被保険者の配偶者、 被保険者も し く は配偶者
と 生計を 共にする 同居の親族、 ま た は、 被保険者も し く は配偶者と 生計を 共にする
別居の未婚の子を いいま す。
( 注3 ) 同行予約者
被保険者と 同一の旅行を 同時に参加予約し た 者で被保険者に同行し て いる も のを
いいま す。
( 注4 ) 当初予定し て いな かっ た 目的地に向けて 出発し た時
最終目的地への移動のた め必要、 かつ、 やむを 得な い場合を 除き ま す。
第6 条( 告知義務)
⑴ 保険契約者ま たは被保険者にな る 者は、 保険契約締結の際、 告知事項について 、 当会社
に事実を 正確に告げな ければな り ま せん。
⑵ 保険契約締結の際、 保険契約者ま た は被保険者が、 告知事項について 、 故意ま たは重大
な 過失によ っ て 事実を 告げな かっ た場合ま たは事実と 異な る こ と を 告げた 場合は、 当会社
は、 保険契約者に対する 書面によ る 通知を も っ て 、 こ の保険契約を 解除する こ と ができ ま
す。
⑶ ⑵の規定は、 次の①から ④ま でのいずれかに該当する 場合は適用し ま せん。
① ⑵に規定する 事実がな く な っ た場合
② 当会社が保険契約締結の際、 ⑵に規定する 事実を 知っ て いた 場合ま た は過失によ っ て
こ れを 知ら な かっ た 場合( 注)
③ 保険契約者ま たは被保険者が、保険事故が発生する 前に、告知事項につき 、書面を も っ
て 訂正を 当会社に申し 出て 、 当会社がこ れを 承認し た場合。 な お、 当会社が、 訂正の申
出を 受け た場合において 、 その訂正を 申し 出た 事実が、 保険契約締結の際に当会社に告
げら れて いた と し て も 、 当会社が保険契約を 締結し て いた と 認める と き にかぎ り 、 こ れ
を 承認する も のと し ま す。
④ 当会社が、 ⑵の規定によ る 解除の原因があ る こ と を 知っ た時から 1 か月を 経過し た 場
合ま たは保険契約締結時から 5 年を 経過し た場合
⑷ ⑵の規定によ る 解除が損害等の発生し た 後にな さ れた場合であ っ て も 、 第�4条( 保険契
約解除の効力) の規定にかかわら ず、 当会社は、 保険金を 支払いま せん。 こ の場合におい
て 、 既に保険金を 支払っ て いたと き は、 当会社は、 その返還を 請求する こ と ができ ま す。
⑸ ⑷の規定は、 ⑵に規定する 事実に基づかずに発生し た保険事故によ る 損害等について は
適用し ま せん。
( 注) 事実を 知っ て いた場合ま た は過失によ っ て こ れを 知ら な かっ た場合
当会社のために保険契約の締結の代理を 行う 者が、 事実を 告げる こ と を 妨げた場合
ま たは事実を 告げな いこ と も し く は事実と 異な る こ と を 告げる こ と を 勧めた 場合を 含
みま す。
第7 条( 職業ま た は職務の変更に関する 通知義務)
保険契約締結の後、 次の①から ③ま でのいずれかに該当する 事実が発生し た場合は、 保
険契約者ま たは被保険者は、 遅滞な く 、 そ の旨を 当会社に通知し な ければな り ま せん。
① 被保険者が旅行行程中に従事する 保険証券記載の職業ま たは職務を 変更する こ と 。
② 職業に就いて いな い被保険者が新たに職業に就く こ と 。
③ 保険証券記載の職業に就いて いた 被保険者がその職業を やめる こ と 。
第8 条( 保険契約者の住所変更)
保険契約者が保険証券記載の住所ま たは通知先を 変更し た 場合は、 保険契約者は、 遅滞
な く 、 その旨を 当会社に通知し な ければな り ま せん。
第9 条( 保険契約の無効)
⑴ 次の①ま たは②に掲げる 事実のいずれかがあ っ た場合は、 保険契約は無効と し ま す。
① 保険契約者が、 保険金を 不法に取得する 目的ま た は第三者に保険金を 不法に取得さ せ
る 目的を も っ て 保険契約を 締結し た 場合
② 保険契約者以外の者を 被保険者と する 保険契約について 、 傷害ま た は疾病に対し て 一
定額の保険金を 支払う 特約が付帯さ れて いる 場合に、 その被保険者の同意を 得な かっ た
と き。
51
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
⑵ ⑴の②の規定は、 こ の保険契約に付帯さ れた ⑴の②の特約の各々が次の①ま たは②に該
当する 場合は適用し ま せん。
① 被保険者が保険金の受取人であ る 特約
② 被保険者の法定相続人が死亡保険金受取人であ る 特約( 注)
( 注) 被保険者の法定相続人が死亡保険金受取人であ る 特約
被保険者の被っ た 傷害ま たは疾病に対し 、 傷害死亡保険金ま た は疾病死亡保険金以
外の一定額の保険金を 支払う 特約が付帯さ れて いる 場合にかぎ り ま す。
第10条( 保険契約の失効)
保険契約締結の後、 被保険者が死亡し た場合は、 その事実が発生し た 時に保険契約はそ
の効力を 失いま す。
第11条( 保険契約の取消し )
保険契約者、 被保険者ま たは保険金を 受け取る べき 者の詐欺ま たは強迫によ っ て 当会社
が保険契約を 締結し た場合は、 当会社は、 保険契約者に対する 書面によ る 通知を も っ て 、
こ の保険契約を 取り 消すこ と ができ ま す。
第12条( 保険契約者によ る 保険契約の解除)
保険契約者は、 当会社に対する 書面によ る 通知を も っ て 、 こ の保険契約を 解除する こ と
ができ ま す。
第13条( 重大事由によ る 解除)
⑴ 当会社は、 次の①から ⑤ま でのいずれかに該当する 事由があ る 場合は、 保険契約者に対
する 書面によ る 通知を も っ て 、 こ の保険契約を 解除する こ と ができ ま す。
① 保険契約者、 被保険者ま た は保険金を 受け 取る べき 者が、 当会社にこ の保険契約に基
づく 保険金を 支払わせる こ と を 目的と し て 損害等を 生じ さ せ、 ま た は生じ さ せよ う と し
たこ と 。
② 被保険者ま たは保険金を 受け取る べき 者が、 こ の保険契約に基づく 保険金の請求につ
いて 、 詐欺を 行い、 ま たは行おう と し たこ と 。
③ 保険契約者が、 次のア . から オ. ま でのいずれかに該当する こ と 。
ア . 反社会的勢力( 注1 ) に該当する と 認めら れる こ と 。
イ . 反社会的勢力( 注1 ) に対し て 資金等を 提供し 、 ま たは便宜を 供与する 等の関与を
し て いる と 認めら れる こ と 。
ウ . 反社会的勢力( 注1 ) を 不当に利用し て いる と 認めら れる こ と 。
エ. 法人であ る 場合において 、 反社会的勢力( 注1 ) がその法人の経営を 支配し 、 ま た
はその法人の経営に実質的に関与し て いる と 認めら れる こ と 。
オ. その他反社会的勢力( 注1 ) と 社会的に非難さ れる べき 関係を 有し て いる と 認めら
れる こ と 。
④ 他の保険契約等と の重複によ っ て 、 被保険者に係る 保険金額等の合計額が著し く 過大
と な り 、 保険制度の目的に反する 状態がも た ら さ れる おそれがあ る こ と 。
⑤ ①から ④ま でに掲げる も ののほか、 保険契約者、 被保険者ま たは保険金を 受け取る べ
き 者が、 ①から ④ま での事由があ る 場合と 同程度に当会社のこ れら の者に対する 信頼を
損な い、 こ の保険契約の存続を 困難と する 重大な 事由を 生じ さ せた こ と 。
⑵ 当会社は、 次のいずれかに該当する 事由があ る 場合は、 保険契約者に対する 書面によ る
通知を も っ て 、 こ の保険契約( 注2 ) を 解除する こ と ができ ま す。
① 被保険者が、 ⑴の③ア . から ウ . ま でま た はオ. のいずれかに該当する こ と 。
② 被保険者に生じ た損害等に対し て 支払う 保険金を 受け 取る べき 者が、 ⑴の③ア . から
オ. ま でのいずれかに該当する こ と 。
⑶ ⑴ま た は⑵の規定によ る 解除が保険事故( 注3 ) の生じ た後にな さ れた場合であ っ て も 、
次条の規定にかかわら ず、 ⑴の①から ⑤ま での事由ま たは⑵の①も し く は②の事由が生じ
た時から 解除がな さ れた 時ま でに発生し た保険事故( 注3 ) によ る 損害等に対し て は、 当
会社は、 保険金( 注4 ) を 支払いま せん。 こ の場合において 、 既に保険金( 注4 ) を 支払っ
て いた と き は、 当会社は、 その返還を 請求する こ と ができ ま す。
( 注1 ) 反社会的勢力
暴力団、暴力団員
( 暴力団員でな く なっ た日から 5 年を 経過し ない者を 含みま す。)、
暴力団準構成員、 暴力団関係企業その他の反社会的勢力を いいま す。
( 注2 ) 保険契約
その被保険者に係る 部分にかぎ り ま す。
52
( 注3 ) 保険事故
⑵の規定によ る 解除がな さ れた場合は、 その被保険者に生じ た 保険事故を いいま
す。
( 注4 ) 保険金
⑵の②の規定によ る 解除がな さ れた場合は、 保険金を 受け取る べき 者のう ち 、 ⑴
の③ア . から オ. ま でのいずれかに該当する 者の受け 取る べき 金額にかぎ り ま す。
第14条( 保険契約解除の効力)
保険契約の解除は、 将来に向かっ て のみその効力を 生じ ま す。
第15条( 保険料の取扱い-告知義務等の場合)
⑴ 第6 条( 告知義務) ⑴によ り 告げら れた 内容が事実と 異な る 場合において 、 保険料率を
変更する 必要があ る と き は、 当会社は、 変更前の保険料率と 変更後の保険料率と の差に基
づき 計算し た保険料を 返還ま たは請求し ま す。
⑵ 当会社は、 保険契約者が⑴の規定によ る 追加保険料の支払を 怠っ た場合( 注) は、 保険
契約者に対する 書面によ る 通知を も っ て 、 こ の保険契約を 解除する こ と ができ ま す。
⑶ ⑴の規定によ り 追加保険料を 請求する 場合において 、 ⑵の規定によ り こ の保険契約を 解
除でき る と き は、 当会社は、 保険金を 支払いま せん。 こ の場合において 、 既に保険金を 支
払っ て いた と き は、 当会社は、 その返還を 請求する こ と ができ ま す。
⑷ ⑴のほか、 保険契約締結の後、 保険契約者が書面を も っ て 契約内容の変更を 当会社に通
知し 、 承認の請求を 行い、 当会社がこ れを 承認する 場合において 、 保険料を 変更する 必要
があ る と き は、 当会社は、 変更前の保険料と 変更後の保険料と の差に基づき 計算し た、 未
経過期間に対する 保険料を 返還ま たは請求し ま す。
⑸ ⑷の規定によ り 、 追加保険料を 請求する 場合において 、 当会社の請求に対し て 、 保険契
約者がその支払を 怠っ たと き は、 当会社は、 追加保険料領収前に生じ た 保険事故によ る 損
害等に対し て は、 契約内容の変更の承認の請求がな かっ たも のと し て 、 普通保険約款およ
び付帯さ れた他の特約に従い、 保険金を 支払いま す。
( 注) 追加保険料の支払を 怠っ た 場合
当会社が、 保険契約者に対し 追加保険料の請求を し た にも かかわら ず相当の期間内
にその支払がな かっ た 場合にかぎ り ま す。
第16条( 保険料の取扱い-無効の場合)
⑴ 第9 条( 保険契約の無効) ⑴の①の規定によ り 、 こ の保険契約が無効と な る 場合は、 当
会社は、 保険料を 返還し ま せん。
⑵ 第9 条( 保険契約の無効) ⑴の②の規定によ り 、 こ の保険契約が無効と な る 場合は、 当
会社は、 保険料の全額を 返還し ま す。
第17条( 保険料の取扱い-失効の場合)
第��条( 保険契約の失効) の規定によ り 、 こ の保険契約が失効と な る 場合は、 当会社は、
未経過期間に対し 日割を も っ て 計算し た保険料を 返還し ま す。
第18条( 保険料の取扱い-取消し の場合)
第��条( 保険契約の取消し ) の規定によ り 、 当会社がこ の保険契約を 取り 消し た 場合は、
当会社は、 保険料を 返還し ま せん。
第19条( 保険料の取扱い-解除の場合)
⑴ 第6 条( 告知義務) ⑵、 第�3条( 重大事由によ る 解除) ⑴ま た は第�5条( 保険料の取扱
い-告知義務等の場合) ⑵の規定によ り 、 当会社がこ の保険契約を 解除し た 場合は、 当会
社は、 未経過期間に対し 日割を も っ て 計算し た保険料を 返還し ま す。
⑵ 第�2条( 保険契約者によ る 保険契約の解除) の規定によ り 、 保険契約者がこ の保険契約
を 解除し た 場合は、 当会社は、 保険料から 既経過期間に対応する 保険料を 差し 引いて 、 そ
の残額を 返還し ま す。
⑶ 第�3条( 重大事由によ る 解除) ⑵の規定によ り 、 当会社がこ の保険契約( 注) を 解除し
た場合は、 当会社は、 未経過期間に対し 日割を も っ て 計算し た保険料を 返還し ま す。
( 注) 保険契約
その被保険者に係る 部分にかぎ り ま す。
第20条( 保険金の請求)
⑴ 当会社に対する 保険金請求権は、 こ の保険契約に付帯さ れた特約に定める 時から 、 それ
ぞれ発生し 、 こ れを 行使する こ と ができ る も のと し ま す。
⑵ 被保険者ま た は保険金を 受け取る べき 者が保険金の支払を 請求する 場合は、 こ の保険契
53
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
約に付帯さ れた特約に規定する 保険金の請求書類のう ち 当会社が求める も のを 提出し な け
ればな り ま せん。
⑶ 当会社は、 事故の内容、 損害の額、 傷害の程度等に応じ 、 保険契約者、 被保険者ま たは
保険金を 受け 取る べき 者に対し て 、 ⑵に掲げる も の以外の書類も し く は証拠の提出ま たは
当会社が行う 調査への協力を 求める こ と ができ ま す。 こ の場合は、 当会社が求めた書類ま
たは証拠を 速やかに提出し 、 必要な 協力を し な ければな り ま せん。
⑷ 被保険者に保険金を 請求でき な い事情があ る 場合で、 かつ、 保険金の支払を 受ける べき
被保険者の代理人がいな いと き は、 次の①から ③ま でのいずれかに該当する 者がその事情
を 示す書類を も っ て その旨を 当会社に申し 出て 、 当会社の承認を 得た う え で、 被保険者の
代理人と し て 保険金を 請求する こ と ができ ま す。
① 被保険者と 同居ま た は生計を 共にする 配偶者( 注)
② ①に規定する 者がいな い場合ま た は①に規定する 者に保険金を 請求でき な い事情があ
る 場合は、 被保険者と 同居ま たは生計を 共にする 3 親等内の親族
③ ①およ び②に規定する 者がいな い場合ま た は①およ び②に規定する 者に保険金を 請求
でき な い事情があ る 場合は、 ①以外の配偶者( 注) ま た は②以外の3 親等内の親族
⑸ ⑷の規定によ る 被保険者の代理人から の保険金の請求に対し て 、 当会社が保険金を 支
払っ た 後に、 重複し て 保険金の請求を 受けた場合であ っ て も 、 当会社は、 保険金を 支払い
ま せん。
⑹ 保険契約者、 被保険者ま たは保険金を 受け取る べき 者が、 正当な 理由がな く ⑶の規定に
違反し た 場合ま たは⑵から ⑷ま での書類に事実と 異な る 記載を し 、 も し く はその書類も し
く は証拠を 偽造し も し く は変造し た 場合は、 当会社は、 それによ っ て 当会社が被っ た 損害
の額を 差し 引いて 保険金を 支払いま す。
( 注) 配偶者
第1 条( 用語の定義) の規定にかかわら ず、 法律上の配偶者にかぎ り ま す。
第21条( 保険金の支払時期)
⑴ 当会社は、 請求完了日( 注1 ) から その日を 含めて 3�日以内に、 当会社が保険金を 支払
う た めに必要な 次の①から ⑤ま での事項の確認を 終え 、 保険金を 支払いま す。
① 保険金の支払事由発生の有無の確認に必要な 事項と し て 、 事故の原因、 事故発生の状
況、 損害等の発生の有無およ び被保険者に該当する 事実
② 保険金が支払われな い事由の有無の確認に必要な 事項と し て 、 保険金が支払われな い
事由と し て こ の保険契約において 定める 事由に該当する 事実の有無
③ 保険金を 算出する た めの確認に必要な 事項と し て 、 損害の額( 注2 ) ま た は傷害の程
度、 事故と 損害等と の関係、 治療の経過およ び内容
④ 保険契約の効力の有無の確認に必要な 事項と し て 、こ の保険契約において 定める 解除、
無効、 失効ま たは取消し の事由に該当する 事実の有無
⑤ ①から ④ま でのほか、 他の保険契約等の有無およ び内容、 損害について 被保険者が有
する 損害賠償請求権その他の債権およ び既に取得し たも のの有無およ び内容等、 当会社
が支払う べき 保険金の額を 確定する た めに確認が必要な 事項
⑵ ⑴の確認を する た め、 次の①から ⑤ま でに掲げる 特別な 照会ま たは調査が不可欠な 場合
は、 ⑴の規定にかかわら ず、 当会社は、 請求完了日( 注1 ) から その日を 含めて 次の①か
ら ⑤ま でに掲げる 日数( 注3 ) を 経過する 日ま でに、 保険金を 支払いま す。 こ の場合にお
いて 、 当会社は、 確認が必要な 事項およ びその確認を 終え る べき 時期を 被保険者ま た は保
険金を 受け取る べき 者に対し て 通知する も のと し ま す。
① ⑴の①から ④ま での事項を 確認する ための、 警察、 検察、 消防その他の公の機関によ
る 捜査・ 調査結果の照会( 注4 ) �8�日
② ⑴の①から ④ま での事項を 確認する ための、 医療機関、 検査機関その他の専門機関に
よ る 診断、 鑑定等の結果の照会 9�日
③ ⑴の③の事項のう ち 、 後遺障害の内容およ びその程度を 確認する た めの、 医療機関に
よ る 診断、 後遺障害の認定に係る 専門機関によ る 審査等の結果の照会 �2�日
④ 災害救助法( 昭和22年法律第��8号) が適用さ れた 災害の被災地域におけ る ⑴の①か
ら ⑤ま での事項の確認のための調査 ��日
⑤ ⑴の①から ⑤ま での事項の確認を 日本国内において 行う た めの代替的な 手段がな い場
合の日本国外における 調査 �8�日
⑶ ⑴およ び⑵に掲げる 必要な 事項の確認に際し 、 保険契約者、 被保険者ま たは保険金を 受
54
け取る べき 者が正当な 理由な く その確認を 妨げ、ま たはこ れに応じ な かっ た場合
( 注5 )は、
こ れによ り 確認が遅延し た 期間について は、⑴ま たは⑵の期間に算入し な いも のと し ま す。
( 注1 ) 請求完了日
被保険者ま た は保険金を 受け 取る べき 者が前条⑵およ び⑷の規定によ る 手続を 完
了し た日を いいま す。
( 注2 ) 損害の額
保険価額を 含みま す。
( 注3 ) 次の①から ⑤ま でに掲げる 日数
①から ⑤ま での複数に該当する 場合は、 そのう ち 最長の日数と し ま す。
( 注4 ) 照会
弁護士法( 昭和24年法律第2�5号) に基づく 照会その他法令に基づく 照会を 含み
ま す。
( 注5 ) こ れに応じ な かっ た場合
必要な 協力を 行わな かっ た場合を 含みま す。
第22条( 支払通貨およ び為替交換比率)
⑴ 当会社が保険金を 支払う べき 場合は、 支払通貨( 注) を も っ て 行う も のと し ま す。
⑵ ⑴の場合において 、 次の①ま た は②のいずれかに該当する と き は、 保険金の支払額が確
定し た 日の前日におけ る 保険金支払地の属する 国の最有力為替銀行の交換比率によ り 支払
通貨( 注) に換算し ま す。 ただし 、 保険金の支払額が確定し た日の前日の交換比率と 異な
る 交換比率によ り 換算し た 通貨によ っ て 保険金支払の対象と な る 費用を 支出し て いた旨の
被保険者ま たは保険金を 受け取る べき 者から の申出があ り 、 かつ、 その証明がな さ れた 場
合は、 その交換比率によ り 支払通貨( 注) に換算する こ と ができ ま す。
① 保険証券において 、 こ の保険契約に付帯さ れた特約に規定する 保険金額を 表示し て い
る 通貨と 支払通貨( 注) が異な る 場合
② 保険契約者、 被保険者ま たは保険金を 受け取る べき 者が、 保険金支払の対象と な る 費
用について 現実に支出し た通貨と 支払通貨( 注) が異な る 場合
( 注) 支払通貨
保険金支払地の属する 国の通貨を いいま す。
第23条( 時 効)
保険金請求権は、 第2�条( 保険金の請求) ⑴に定める 時の翌日から 起算し て 3 年を 経過
し た場合は、 時効によ っ て 消滅し ま す。
第24条( 保険契約者の変更)
⑴ 保険契約締結の後、 保険契約者は、 当会社の承認を 得て 、 こ の保険契約に適用さ れる 普
通保険約款およ び特約に関する 権利およ び義務を 第三者に移転さ せる こ と ができ ま す。
⑵ ⑴の規定によ る 移転を 行う 場合は、 保険契約者は書面を も っ て その旨を 当会社に申し 出
て 、 承認を 請求し な け ればな り ま せん。
⑶ 保険契約締結の後、 保険契約者が死亡し た場合は、 その死亡し た保険契約者の死亡時の
法定相続人にこ の保険契約に適用さ れる 普通保険約款およ び特約に関する 権利およ び義務
が移転する も のと し ま す。
第25条( 保険契約者が複数の場合の取扱い)
⑴ こ の保険契約について 、 保険契約者が2 名以上であ る 場合は、 当会社は、 代表者1 名を
定める こ と を 求める こ と ができ ま す。 こ の場合において 、 代表者は他の保険契約者を 代理
する も のと し ま す。
⑵ ⑴の代表者が定ま ら な い場合ま たはその所在が明ら かでな い場合は、 保険契約者の中の
1 名に対し て 行う 当会社の行為は、他の保険契約者に対し て も 効力を 有する も のと し ま す。
⑶ 保険契約者が2 名以上であ る 場合は、 各保険契約者は連帯し て こ の保険契約に適用さ れ
る 普通保険約款およ び特約に関する 義務を 負う も のと し ま す。
第26条( 契約内容の登録)
⑴ 当会社は、 こ の保険契約締結の際、 次の①から ⑥ま での事項を 一般社団法人日本損害保
険協会( 以下こ の条において「 協会」 と いいま す。) に登録する こ と ができ る も のと し ま す。
① 保険契約者の氏名、 住所およ び生年月日
② 被保険者の氏名、 住所、 生年月日およ び性別
③ 死亡保険金受取人の氏名
④ 保険金額およ び被保険者の同意の有無
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12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
⑤ 保険期間
⑥ 当会社名
⑵ 各損害保険会社は、 ⑴の規定によ り 登録さ れた被保険者について 、 他の保険契約等の内
容を 調査する ため、 ⑴の規定によ り 登録さ れた 契約内容を 協会に照会し 、 その結果を 保険
契約の解除ま たは保険金の支払について 判断する 際の参考にする こ と ができ る も のと し ま
す。
⑶ 各損害保険会社は、 ⑵の規定によ り 照会し た 結果を 、 ⑵に規定する 保険契約の解除ま た
は保険金の支払について 判断する 際の参考にする こ と 以外に用いな いも のと し ま す。
⑷ 協会およ び各損害保険会社は、 ⑴の登録内容ま た は⑵の規定によ る 照会結果を 、 ⑴の規
定によ り 登録さ れた 被保険者に係る 保険契約の締結に関する 権限を その損害保険会社が与
え た 損害保険代理店およ び犯罪捜査等にあ たる 公的機関から その損害保険会社が公開要請
を 受け た 場合のその公的機関以外に公開し な いも のと し ま す。
⑸ 保険契約者ま たは被保険者は、 本人に係る ⑴の登録内容ま た は⑵の規定によ る 照会結果
について 、 当会社ま たは協会に照会する こ と ができ ま す。
第27条( 被保険者が複数の場合の取扱い)
被保険者が2 名以上であ る 場合は、 それぞれの被保険者ご と にこ の普通保険約款の規定
を 適用し ま す。
第28条( 訴訟の提起)
こ の保険契約に関する 訴訟について は、 日本国内におけ る 裁判所に提起する も のと し ま
す。
第29条( 準拠法)
こ の普通保険約款に規定のな い事項について は、 日本国の法令に準拠し ま す。
傷害死亡保険金支払特約
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 それぞれ次の定義によ り ま す。
用 語
医学的他覚所見
競技等
自動車等
傷害死亡保険金額
乗用具
保険事故
定 義
理学的検査、 神経学的検査、 臨床検査、 画像検査等によ り 認めら れる
異常所見を いいま す。
競技、 競争、 興行( 注1 ) ま た は試運転( 注2 ) を いいま す。
( 注1 ) 競技、 競争、 興行
いずれも そのための練習を 含みま す。
( 注2 ) 試運転
性能試験を 目的と する 運転ま たは操縦を いいま す。
自動車ま た は原動機付自転車を いいま す。
保険証券記載の傷害死亡保険金額を いいま す。
自動車等、 モータ ーボート ( 注)、 ゴ ーカ ート 、 ス ノ ーモービ ルそ の
他こ れら に類する も のを いいま す。
( 注) モータ ーボート
水上オート バイ を 含みま す。
こ の特約において は、 傷害の原因と な っ た 事故を いいま す。
第2 条( 保険金を 支払う 場合)
⑴ 当会社は、 被保険者が旅行行程中に傷害を 被り 、 その直接の結果と し て 、 傷害の原因と
な っ た 事故の発生の日から そ の日を 含めて �8�日以内に死亡し た 場合は、 こ の特約およ び
普通保険約款の規定に従い、 傷害死亡保険金額の全額( 注) を 傷害死亡保険金と し て 死亡
保険金受取人に支払いま す。
⑵ 第�4条( 死亡保険金受取人の変更) ⑴ま たは⑵の規定によ り 被保険者の法定相続人が死
亡保険金受取人と な る 場合で、 その者が2 名以上であ る と き は、 当会社は、 法定相続分の
割合によ り 傷害死亡保険金を 死亡保険金受取人に支払いま す。
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⑶ 第�4条( 死亡保険金受取人の変更) ⑼の死亡保険金受取人が2 名以上であ る 場合は、 当
会社は、 均等の割合によ り 傷害死亡保険金を 死亡保険金受取人に支払いま す。
( 注) 傷害死亡保険金額の全額
こ の保険契約に傷害後遺障害保険金支払特約( 後遺障害等級表型) ま たは傷害後遺
障害保険金支払特約( 後遺障害保険金支払区分表型) が付帯さ れて いる 場合において 、
傷害後遺障害保険金支払の原因と な っ た傷害の直接の結果と し て 、 その傷害の原因と
な っ た 事故の発生の日から そ の日を 含めて �8�日以内に死亡し た と き は、 傷害死亡保
険金額から 既に支払っ た傷害後遺障害保険金を 控除し た 残額と し ま す。
第3 条( 保険金の削減)
当会社は、 被保険者が別表に掲げる 運動等を 行っ て いる 間の保険事故に対し 、 保険契約
者があ ら かじ め割増保険料( 注) を 支払っ て いな い場合は、 次の割合によ り 、 傷害死亡保
険金を 削減し て 支払いま す。
領収し た 保険料
領収し た 保険料
+
保険期間を 通じ て 別表に掲げる 運動等を 行う 場合
に保険契約者が支払う べき 割増保険料( 注)
( 注) 割増保険料
別表に掲げる 運動等に対応する 当会社所定の割増保険料を いいま す。
第4 条( 保険金を 支払わな い場合-その1 )
当会社は、次の①から ⑫ま でのいずれかに該当する 事由によ っ て 生じ た傷害に対し て は、
傷害死亡保険金を 支払いま せん。
① 保険契約者( 注1 ) ま たは被保険者の故意ま たは重大な 過失
② 傷害死亡保険金を 受け 取る べき 者( 注2 ) の故意ま たは重大な 過失。 た だし 、 その者
が傷害死亡保険金の一部の受取人であ る 場合は、 傷害死亡保険金を 支払わな いのはその
者が受け 取る べき 金額にかぎ り ま す。
③ 被保険者の自殺行為、 犯罪行為ま たは闘争行為
④ 被保険者が次のア . から ウ . ま でのいずれかに該当する 間に生じ た 事故
ア . 法令に定めら れた運転資格( 注3 ) を 持た な いで自動車等を 運転し て いる 間
イ . 道路交通法( 昭和35年法律第��5号) 第�5条第1 項に定める 酒気を 帯びた 状態で自
動車等を 運転し て いる 間
ウ . 麻薬、 大麻、 あ へん、 覚せい剤、 シ ン ナー等の影響によ り 正常な 運転ができ な いお
それがあ る 状態で自動車等を 運転し て いる 間
⑤ 被保険者の脳疾患、 疾病ま た は心神喪失
⑥ 被保険者の妊娠、 出産、 早産ま た は流産
⑦ 被保険者に対する 外科的手術その他の医療処置。 ただし 、 外科的手術その他の医療処
置によ っ て 生じ た傷害が、 当会社が傷害死亡保険金を 支払う べき 傷害の治療によ る も の
であ る 場合は、 傷害死亡保険金を 支払いま す。
⑧ 被保険者に対する 刑の執行
⑨ 戦争、 外国の武力行使、 革命、 政権奪取、 内乱、 武装反乱その他こ れら に類似の事変
⑩ 核燃料物質( 注4 ) も し く は核燃料物質( 注4 ) によ っ て 汚染さ れた 物( 注5 ) の放
射性、 爆発性その他の有害な 特性ま たはこ れら の特性によ る 事故
⑪ ⑨も し く は⑩のいずれかの事由に随伴し て 生じ た 事故ま たはこ れら に伴う 秩序の混乱
に基づいて 生じ た事故
⑫ ⑩以外の放射線照射ま たは放射能汚染
( 注1 ) 保険契約者
法人であ る 場合は、 その理事、 取締役ま たは法人の業務を 執行する その他の機関
を いいま す。
( 注2 ) 傷害死亡保険金を 受け取る べき 者
法人であ る 場合は、 その理事、 取締役ま たは法人の業務を 執行する その他の機関
を いいま す。
( 注3 ) 運転資格
運転する 地におけ る 法令によ る も のを いいま す。
57
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
( 注4 ) 核燃料物質
使用済燃料を 含みま す。
( 注5 ) 核燃料物質( 注4 ) によ っ て 汚染さ れた物
原子核分裂生成物を 含みま す。
第5 条( 保険金を 支払わな い場合-その2 )
当会社は、 被保険者が次の①から ③ま でのいずれかに該当する 間に生じ た保険事故に対
し て は、 保険契約者があ ら かじ めこ れら の行為に対応する 当会社所定の保険料を 支払っ て
いな い場合は、 傷害死亡保険金を 支払いま せん。
① 乗用具を 用いて 競技等を し て いる 間。 ただし 、 ③に該当する 場合を 除き 、 自動車等を
用いて 道路上で競技等を し て いる 間について は、 傷害死亡保険金を 支払いま す。
② 乗用具を 用いて 競技等を 行う こ と を 目的と する 場所において 、 競技等に準ずる 方法・
態様によ り 乗用具を 使用し て いる 間。 ただし 、 ③に該当する 場合を 除き 、 道路上で競技
等に準ずる 方法・ 態様によ り 自動車等を 使用し て いる 間について は、 傷害死亡保険金を
支払いま す。
③ 法令によ る 許可を 受けて 、 一般の通行を 制限し 、 道路を 占有し た 状態で、 自動車等を
用いて 競技等を し て いる 間ま たは競技等に準ずる 方法・ 態様によ り 自動車等を 使用し て
いる 間
第6 条( 他の身体の障害ま たは疾病の影響)
⑴ 被保険者が傷害を 被っ た時既に存在し て いた 身体の障害も し く は疾病の影響によ り 、 ま
たは傷害を 被っ た後に保険事故と 関係な く 発生し た 傷害も し く は疾病の影響によ り 傷害が
重大と な っ た 場合は、 当会社は、 その影響がな かっ たと き に相当する 金額を 支払いま す。
⑵ 正当な 理由がな く 被保険者が治療を 怠っ たこ と ま たは保険契約者も し く は傷害死亡保険
金を 受け 取る べき 者が治療を さ せな かっ たこ と によ り 傷害が重大と な っ た 場合も 、 ⑴と 同
様の方法で支払いま す。
第7 条( 保険料の取扱い-職業ま たは職務の変更に関する 通知義務の場合)
⑴ 職業ま たは職務の変更の事実( 注1 ) があ る 場合において 、 適用料率を 変更する 必要が
あ る と き は、 当会社は、 変更前の適用料率と 変更後の適用料率と の差に基づき 、 職業ま た
は職務の変更の事実( 注1 ) が生じ た 時以降の期間( 注2 ) に対し 日割を も っ て 計算し た
保険料を 返還ま たは請求し ま す。
⑵ 当会社は、 保険契約者が⑴の規定によ る 追加保険料の支払を 怠っ た 場合( 注3 ) は、 保
険契約者に対する 書面によ る 通知を も っ て 、 こ の保険契約を 解除する こ と ができ ま す。
⑶ ⑴の規定によ る 追加保険料を 請求する 場合において 、 ⑵の規定によ り こ の保険契約を 解
除でき る と き は、 当会社は、 職業ま た は職務の変更の事実( 注1 ) があ っ た後に生じ た保
険事故に対し て は、 変更前の適用料率の変更後の適用料率に対する 割合によ り 、 傷害死亡
保険金を 削減し て 支払いま す。
⑷ 保険契約者ま たは被保険者が故意ま た は重大な 過失によ っ て 、 遅滞な く 普通保険約款第
7 条( 職業ま たは職務の変更に関する 通知義務) の規定によ る 通知を し な かっ た場合にお
いて 、 変更後の適用料率が変更前の適用料率よ り も 高いと き は、 当会社は、 職業ま た は職
務の変更の事実( 注1 ) があ っ た後に生じ た保険事故に対し て は、 変更前の適用料率の変
更後の適用料率に対する 割合によ り 、 傷害死亡保険金を 削減し て 支払いま す。
⑸ ⑷の規定は、 当会社が、 ⑷の規定によ る 傷害死亡保険金を 削減し て 支払う べき 事由の原
因があ る こ と を 知っ た時から 傷害死亡保険金を 削減し て 支払う 旨の傷害死亡保険金を 受け
取る べき 者に対する 通知を し な いで1 か月を 経過し た場合ま た は職業ま た は職務の変更の
事実( 注1 ) があ っ た時から 5 年を 経過し た場合は適用し ま せん。
⑹ ⑷の規定は、 職業ま た は職務の変更の事実( 注1 ) に基づかずに発生し た傷害について
は適用し ま せん。
⑺ ⑷の規定にかかわら ず、 職業ま た は職務の変更の事実( 注1 ) が生じ 、 こ の保険契約の
引受範囲( 注4 ) を 超え る こ と と な っ た 場合は、 当会社は、 保険契約者に対する 書面によ
る 通知を も っ て 、 こ の保険契約を 解除する こ と ができ ま す。
⑻ ⑺の規定によ る 解除が保険事故の発生し た後にな さ れた 場合であ っ て も 、 普通保険約款
第�4条( 保険契約解除の効力) の規定にかかわら ず、 職業ま たは職務の変更の事実( 注1 )
が生じ た 時から 解除がな さ れた 時ま でに発生し た保険事故に対し て は、 当会社は、 傷害死
亡保険金を 支払いま せん。こ の場合において 、 既に傷害死亡保険金を 支払っ て いたと き は、
当会社は、 その返還を 請求する こ と ができ ま す。
58
( 注1 ) 職業ま たは職務の変更の事実
普通保険約款第7 条( 職業ま たは職務の変更に関する 通知義務) の変更の事実を
いいま す。
( 注2 ) 職業ま たは職務の変更の事実( 注1 ) が生じ た時以降の期間
保険契約者ま たは被保険者の申出に基づく 、 普通保険約款第7 条( 職業ま たは職
務の変更に関する 通知義務) の変更の事実が生じ た時以降の期間を いいま す。
( 注3 ) 追加保険料の支払を 怠っ た場合
当会社が、 保険契約者に対し 追加保険料の請求を し たにも かかわら ず相当の期間
内にその支払がな かっ た場合にかぎ り ま す。
( 注4 ) こ の保険契約の引受範囲
保険料を 増額する こ と によ り 保険契約を 継続する こ と ができ る 範囲と し て 保険契
約締結の際に当会社が交付する 書面等において 定めた も のを いいま す。
第8 条( 被保険者によ る 保険契約の解除請求)
⑴ 被保険者が保険契約者以外の者であ る 場合において 、 次の①から ⑥ま でのいずれかに該
当する と き は、 その被保険者は、 保険契約者に対し こ の保険契約( 注) を 解除する こ と を
求める こ と ができ ま す。
① こ の保険契約( 注) の被保険者と な る こ と について の同意を し て いな かっ た 場合
② 保険契約者ま たは傷害死亡保険金を 受け取る べき 者に、 普通保険約款第�3条( 重大事
由によ る 解除) ⑴の①ま たは②に該当する 行為のいずれかがあ っ た場合
③ 保険契約者ま たは傷害死亡保険金を 受け取る べき 者が、普通保険約款第�3条⑴の③ア .
から オ. ま でのいずれかに該当する 場合
④ 普通保険約款第�3条⑴の④に規定する 事由が生じ た場合
⑤ ②から ④ま でのほか、 保険契約者ま た は傷害死亡保険金を 受け取る べき 者が、 ②から
④ま での場合と 同程度に被保険者のこ れら の者に対する 信頼を 損ない、こ の保険契約
( 注)
の存続を 困難と する 重大な 事由を 生じ さ せた場合
⑥ 保険契約者と 被保険者と の間の親族関係の終了その他の事由によ り 、こ の保険契約
( 注)
の被保険者と な る こ と について 同意し た 事情に著し い変更があ っ た場合
⑵ 保険契約者は、 ⑴の①から ⑥ま での事由があ る 場合において 被保険者から ⑴に規定する
解除請求があ っ たと き は、 当会社に対する 通知を も っ て 、 こ の保険契約( 注) を 解除し な
ければな り ま せん。
⑶ ⑴の①の事由のあ る 場合は、 その被保険者は、 当会社に対する 通知を も っ て 、 こ の保険
契約( 注) を 解除する こ と ができ ま す。 た だし 、 健康保険証等、 被保険者であ る こ と を 証
する 書類の提出があ っ た場合にかぎ り ま す。
⑷ ⑶の規定によ り こ の保険契約( 注) が解除さ れた場合は、 当会社は、 遅滞な く 、 保険契
約者に対し 、 その旨を 書面によ り 通知する も のと し ま す。
( 注) 保険契約
その被保険者に係る 部分にかぎ り ま す。
第9 条( 保険料の取扱い-解除の場合)
⑴ 第7 条( 保険料の取扱い-職業ま た は職務の変更に関する 通知義務の場合) ⑵ま たは⑺
の規定によ り 、 当会社が保険契約を 解除し た場合は、 当会社は、 未経過期間に対し 日割を
も っ て 計算し た 保険料を 返還し ま す。
⑵ 前条⑵の規定によ り 、 保険契約者がこ の保険契約( 注) を 解除し た場合ま たは同条⑶の
規定によ り 、 被保険者がこ の保険契約( 注) を 解除し た場合は、 当会社は、 保険料から 既
経過期間に対応する 保険料を 差し 引いて 、 その残額を 保険契約者に返還し ま す。
( 注) 保険契約
その被保険者に係る 部分にかぎ り ま す。
第10条( 事故の通知)
⑴ 被保険者が傷害を 被っ た 場合は、 保険契約者、 被保険者ま たは傷害死亡保険金を 受け 取
る べき 者は、 保険事故の発生の日から その日を 含めて 3�日以内に保険事故発生の日時、 場
所、 保険事故の概要およ び傷害の程度を 当会社に通知し な け ればな り ま せん。 こ の場合に
おいて 、 当会社が書面によ る 通知も し く は説明を 求めたと き ま た は被保険者の診断書も し
く は死体検案書の提出を 求めたと き は、 こ れに応じ な ければな り ま せん。
⑵ 被保険者が搭乗し て いる 航空機ま た は船舶が行方不明と な っ た 場合ま た は遭難し た場合
は、 保険契約者ま たは傷害死亡保険金を 受け取る べき 者は、 その航空機ま た は船舶が行方
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12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
不明と な っ た 日ま た は遭難し た 日から その日を 含めて 3�日以内に行方不明ま た は遭難発生
の状況を 当会社に書面によ り 通知し な け ればな り ま せん。
⑶ 保険契約者、 被保険者ま たは傷害死亡保険金を 受け取る べき 者が、 正当な 理由がな く ⑴
も し く は⑵の規定に違反し た場合、 ま た はその通知も し く は説明について 知っ て いる 事実
を 告げな かっ た場合も し く は事実と 異な る こ と を 告げた場合は、 当会社は、 それによ っ て
当会社が被っ た損害の額を 差し 引いて 傷害死亡保険金を 支払いま す。
第11条( 保険金の請求)
⑴ こ の特約にかかる 保険金の当会社に対する 保険金請求権は、 被保険者が死亡し た時から
発生し 、 こ れを 行使する こ と ができ る も のと し ま す。
⑵ こ の特約にかかる 保険金の請求書類は、 次の①から ⑩ま でに掲げる 書類と し ま す。
① 保険金請求書
② 保険証券
③ 死亡保険金受取人( 注1 ) の印鑑証明書
④ 死亡診断書ま た は死体検案書
⑤ 被保険者の戸籍謄本
⑥ 法定相続人の戸籍謄本( 注2 )
⑦ 当会社の定める 傷害状況報告書
⑧ 公の機関( 注3 ) の事故証明書
⑨ 傷害死亡保険金の請求の委任を 証する 書類およ び委任を 受けた者の印鑑証明書
( 注4 )
⑩ その他当会社が普通保険約款第2�条( 保険金の支払時期) ⑴に定める 必要な 事項の確
認を 行う た めに欠く こ と のでき な い書類ま た は証拠と し て 保険契約締結の際に当会社が
交付する 書面等において 定めたも の
( 注1 ) 死亡保険金受取人
死亡保険金受取人を 定めな かっ た場合は、 被保険者の法定相続人と し ま す。
( 注2 ) 法定相続人の戸籍謄本
死亡保険金受取人を 定めな かっ た場合と し ま す。
( 注3 ) 公の機関
やむを 得な い場合は、 第三者と し ま す。
( 注4 ) 印鑑証明書
傷害死亡保険金の請求を 第三者に委任する 場合と し ま す。
第12条( 当会社の指定する 医師が作成し た 診断書等の要求)
⑴ 当会社は、 第��条( 事故の通知) の通知ま た は前条およ び普通保険約款第2�条( 保険金
の請求) の規定によ る 請求を 受けた 場合は、 傷害の程度の認定ま たは傷害死亡保険金の支
払にあ た り 必要な 限度において 、 保険契約者、 被保険者ま たは傷害死亡保険金を 受け 取る
べき 者に対し 当会社の指定する 医師が作成し た 被保険者の診断書ま た は死体検案書の提出
を 求める こ と ができ ま す。
⑵ ⑴の規定によ る 診断ま たは死体の検案( 注1 ) のために要し た費用( 注2 ) は、 当会社
が負担し ま す。
( 注1 ) 死体の検案
死体について 、 死亡の事実を 医学的に確認する こ と を いいま す。
( 注2 ) 費用
収入の喪失を 含みま せん。
第13条( 代 位)
当会社が傷害死亡保険金を 支払っ た 場合であ っ て も 、 被保険者の法定相続人がその傷害
について 第三者に対し て 有する 損害賠償請求権は、 当会社に移転し ま せん。
第14条( 死亡保険金受取人の変更)
⑴ 保険契約締結の際、 保険契約者が死亡保険金受取人を 定めな かっ た 場合は、 被保険者の
法定相続人を 死亡保険金受取人と し ま す。
⑵ 保険契約締結の後、 被保険者が死亡する ま では、 保険契約者は、 死亡保険金受取人を 変
更する こ と ができ ま す。
⑶ ⑵の規定によ る 死亡保険金受取人の変更を 行う 場合は、 保険契約者は、 その旨を 当会社
に通知し な け ればな り ま せん。
⑷ ⑶の規定によ る 通知が当会社に到達し た場合は、 死亡保険金受取人の変更は、 保険契約
者がその通知を 発し た時にその効力を 生じ たも のと し ま す。 た だし 、 その通知が当会社に
60
到達する 前に当会社が変更前の死亡保険金受取人に傷害死亡保険金を 支払っ た場合は、 そ
の後に傷害死亡保険金の請求を 受けて も 、 当会社は、 傷害死亡保険金を 支払いま せん。
⑸ 保険契約者は、 ⑵の死亡保険金受取人の変更を 、 法律上有効な 遺言によ っ て 行う こ と が
でき ま す。
⑹ ⑸の規定によ る 死亡保険金受取人の変更を 行う 場合は、 遺言が効力を 生じ た後、 保険契
約者の法定相続人がその旨を 当会社に通知し な け れば、 その変更を 当会社に対抗する こ と
ができ ま せん。 な お、 その通知が当会社に到達する 前に当会社が変更前の死亡保険金受取
人に傷害死亡保険金を 支払っ た場合は、 そ の後に傷害死亡保険金の請求を 受けて も 、 当会
社は、 傷害死亡保険金を 支払いま せん。
⑺ ⑵およ び⑸の規定によ り 、 死亡保険金受取人を 被保険者の法定相続人以外の者に変更す
る 場合は、 被保険者の同意がな け ればその効力は生じ ま せん。
⑻ ⑵およ び⑸の規定によ り 、 死亡保険金受取人を 被保険者の法定相続人に変更する 場合で
あ っ て も 、 こ の保険契約に、 被保険者の被っ た傷害ま たは疾病に対し 、 疾病死亡保険金以
外の一定額の保険金を 支払う 特約が付帯さ れて いな いと き は、 その変更は、 被保険者の同
意がな ければ効力を 生じ ま せん。
⑼ 死亡保険金受取人が被保険者が死亡する 前に死亡し た場合は、 その死亡し た死亡保険金
受取人の死亡時の法定相続人( 注) を 死亡保険金受取人と し ま す。
( 注) 死亡保険金受取人の死亡時の法定相続人
法定相続人のう ち 死亡し て いる 者があ る 場合は、 その者について は、 順次の法定相
続人と し ま す。
第15条( 死亡保険金受取人が複数の場合の取扱い)
⑴ こ の保険契約について 、 死亡保険金受取人が2 名以上であ る 場合は、 当会社は、 代表者
1 名を 定める こ と を 求める こ と ができ ま す。 こ の場合において 、 代表者は他の死亡保険金
受取人を 代理する も のと し ま す。
⑵ ⑴の代表者が定ま ら な い場合ま たはその所在が明ら かでな い場合は、 死亡保険金受取人
の中の1 名に対し て 行う 当会社の行為は、 他の死亡保険金受取人に対し て も 効力を 有する
も のと し ま す。
第16条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款およ びこ の保険契約に付帯さ れた特約の規定を 準用し ま す。
別表 第3条(保険金の削減)の運動等
山岳登はん( 注1 )、 リ ュ ージ ュ 、 ボブス レ ー、 ス ケ ルト ン 、 航空機( 注2 ) 操縦( 注3 )、
ス カ イ ダイ ビ ン グ 、 ハン グ グ ラ イ ダー搭乗、 超軽量動力機( 注4 ) 搭乗、 ジ ャ イ ロ プレ ー
ン 搭乗その他こ れら に類する 危険な 運動
( 注1 ) 山岳登はん
ピ ッ ケ ル、 ア イ ゼン 、 ザイ ル、 ハン マー等の登山用具を 使用する も のおよ びロ ッ
ク ク ラ イ ミ ン グ ( フ リ ーク ラ イ ミ ン グ を 含みま す。) を いいま す。
( 注2 ) 航空機
グ ラ イ ダーおよ び飛行船を 除き ま す。
( 注3 ) 操縦
職務と し て 操縦する 場合を 除き ま す。
( 注4 ) 超軽量動力機
モータ ーハン グ グ ラ イ ダ ー、 マイ ク ロ ラ イ ト 機、 ウ ルト ラ ラ イ ト 機等を いい、 パ
ラ シ ュ ート 型超軽量動力機( パラ プレ ーン 等を いいま す。) を 除き ま す。
傷害後遺障害保険金支払特約( 後遺障害等級表型)
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 それぞれ次の定義によ り ま す。
用 語
定 義
医学的他覚所見
理学的検査、 神経学的検査、 臨床検査、 画像検査等によ り 認めら れる
異常所見を いいま す。
61
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
競技等
競技、 競争、 興行( 注1 ) ま た は試運転( 注2 ) を いいま す。
( 注1 ) 競技、 競争、 興行
いずれも そのための練習を 含みま す。
( 注2 ) 試運転
性能試験を 目的と する 運転ま たは操縦を いいま す。
後遺障害
治療の効果が医学上期待でき な い状態であ っ て 、 被保険者の身体に残
さ れた症状が将来において も 回復でき な い機能の重大な 障害に至っ た
も のま たは身体の一部の欠損を いいま す。
自動車等
自動車ま た は原動機付自転車を いいま す。
傷害後遺障害保険
金額
保険証券記載の傷害後遺障害保険金額を いいま す。
乗用具
保険事故
自動車等、 モータ ーボート ( 注)、 ゴ ーカ ート 、 ス ノ ーモービ ルそ の
他こ れら に類する も のを いいま す。
( 注) モータ ーボート
水上オート バイ を 含みま す。
こ の特約において は、 傷害の原因と な っ た 事故を いいま す。
第2 条( 保険金を 支払う 場合)
⑴ 当会社は、 被保険者が旅行行程中に傷害を 被り 、 その直接の結果と し て 、 傷害の原因と
な っ た 事故の発生の日から そ の日を 含めて �8�日以内に後遺障害が生じ た 場合は、 こ の特
約およ び普通保険約款の規定に従い、 次の算式によ っ て 算出し た額を 傷害後遺障害保険金
と し て 被保険者に支払いま す。
傷害後遺障害保険金額
×
別表1 に掲げる 各等級の後遺障害
に対する 保険金支払割合
=
傷害後遺障害
保険金の額
⑵ ⑴の規定にかかわら ず、 被保険者が傷害の原因と な っ た 事故の発生の日から その日を 含
めて �8�日を 超え て な お治療を 要する 状態にあ る 場合は、 当会社は、 傷害の原因と な っ た
事故の発生の日から その日を 含めて �8�日目におけ る 医師の診断に基づき 後遺障害の程度
を 認定し て 、 ⑴のと おり 算出し た額を 傷害後遺障害保険金と し て 支払いま す。
⑶ 別表1 の各等級に掲げる 後遺障害に該当し な い後遺障害であ っ て も 、 各等級の後遺障害
に相当する と 認めら れる も のについて は、 身体の障害の程度に応じ 、 それぞれその相当す
る 等級の後遺障害に該当し たも のと みな し ま す。
⑷ 傷害の原因と な っ た同一の事故によ り 、2 種以上の後遺障害が生じ た場合は、 当会社は、
傷害後遺障害保険金額に次の保険金支払割合を 乗じ た額を 傷害後遺障害保険金と し て 支払
いま す。
① 別表1 の第1 級から 第5 級ま でに掲げる 後遺障害が2 種以上あ る 場合は、 重い後遺障
害に該当する 等級の3 級上位の等級の後遺障害に対する 保険金支払割合
② ①以外の場合で、 別表1 の第1 級から 第8 級ま でに掲げる 後遺障害が2 種以上あ る と
き は、 重い後遺障害に該当する 等級の2 級上位の等級の後遺障害に対する 保険金支払割
合
③ ①およ び②以外の場合で、 別表1 の第1 級から 第�3級ま でに掲げる 後遺障害が2 種以
上あ る と き は、 重い後遺障害に該当する 等級の1 級上位の等級の後遺障害に対する 保険
金支払割合。 ただし 、 それぞれの後遺障害に対する 保険金支払割合の合計の割合が上記
の保険金支払割合に達し な い場合は、 その合計の割合を 保険金支払割合と し ま す。
④ ①から ③ま で以外の場合は、 重い後遺障害の該当する 等級の後遺障害に対する 保険金
支払割合
⑸ 既に後遺障害のあ る 被保険者が傷害を 受けた こ と によ っ て 、 同一部位について 後遺障害
の程度を 加重し た場合は、 傷害後遺障害保険金額に、 次の算式によ っ て 算出し た割合を 乗
じ た 額を 傷害後遺障害保険金と し て 支払いま す。
62
別表1 に掲げる 加重後の後遺障害
に該当する 等級に対する 保険金支
払割合
-
既にあ っ た 後遺障害に該当
する 等級に対する 保険金支
払割合
=
適用する 割合
⑹ ⑴から ⑸ま での規定に基づいて 、 当会社が支払う べき 傷害後遺障害保険金の額は、 保険
期間を 通じ 、 傷害後遺障害保険金額を も っ て 限度と し ま す。
第3 条( 保険金の削減)
当会社は、 被保険者が別表2 に掲げる 運動等を 行っ て いる 間の保険事故に対し 、 保険契
約者があ ら かじ め割増保険料( 注) を 支払っ て いな い場合は、 次の割合によ り 、 傷害後遺
障害保険金を 削減し て 支払いま す。
領収し た 保険料
領収し た 保険料
+
保険期間を 通じ て 別表2 に掲げる 運動等を 行う 場
合に保険契約者が支払う べき 割増保険料( 注)
( 注) 割増保険料
別表2 に掲げる 運動等に対応する 当会社所定の割増保険料を いいま す。
第4 条( 保険金を 支払わな い場合-その1 )
⑴ 当会社は、次の①から ⑫ま でのいずれかに該当する 事由によ っ て 生じ た傷害に対し て は、
傷害後遺障害保険金を 支払いま せん。
① 保険契約者( 注1 ) ま たは被保険者の故意ま たは重大な 過失
② 傷害後遺障害保険金を 受け取る べき 者の故意ま た は重大な 過失
③ 被保険者の自殺行為、 犯罪行為ま たは闘争行為
④ 被保険者が次のア . から ウ . ま でのいずれかに該当する 間に生じ た 事故
ア . 法令に定めら れた運転資格( 注2 ) を 持た な いで自動車等を 運転し て いる 間
イ . 道路交通法( 昭和35年法律第��5号) 第�5条第1 項に定める 酒気を 帯びた 状態で自
動車等を 運転し て いる 間
ウ . 麻薬、 大麻、 あ へん、 覚せい剤、 シ ン ナー等の影響によ り 正常な 運転ができ な いお
それがあ る 状態で自動車等を 運転し て いる 間
⑤ 被保険者の脳疾患、 疾病ま た は心神喪失
⑥ 被保険者の妊娠、 出産、 早産ま た は流産
⑦ 被保険者に対する 外科的手術その他の医療処置。 ただし 、 外科的手術その他の医療処
置によ っ て 生じ た傷害が、 当会社が傷害後遺障害保険金を 支払う べき 傷害の治療によ る
も のであ る 場合は、 傷害後遺障害保険金を 支払いま す。
⑧ 被保険者に対する 刑の執行
⑨ 戦争、 外国の武力行使、 革命、 政権奪取、 内乱、 武装反乱その他こ れら に類似の事変
⑩ 核燃料物質( 注3 ) も し く は核燃料物質( 注3 ) によ っ て 汚染さ れた 物( 注4 ) の放
射性、 爆発性その他の有害な 特性ま たはこ れら の特性によ る 事故
⑪ ⑨も し く は⑩のいずれかの事由に随伴し て 生じ た 事故ま たはこ れら に伴う 秩序の混乱
に基づいて 生じ た事故
⑫ ⑩以外の放射線照射ま たは放射能汚染
けい
⑵ 当会社は、 被保険者が頸部症候群( 注5 )、 腰痛そ の他の症状を 訴え て いる 場合であ っ
て も 、 それを 裏付ける に足り る 医学的他覚所見のな いも のに対し て は、 その症状の原因が
いかな る と き であ っ て も 、 傷害後遺障害保険金を 支払いま せん。
( 注1 ) 保険契約者
法人であ る 場合は、 その理事、 取締役ま たは法人の業務を 執行する その他の機関
を いいま す。
( 注2 ) 運転資格
運転する 地におけ る 法令によ る も のを いいま す。
( 注3 ) 核燃料物質
使用済燃料を 含みま す。
( 注4 ) 核燃料物質( 注3 ) によ っ て 汚染さ れた 物
原子核分裂生成物を 含みま す。
63
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
けい
( 注5 ) 頸部症候群
いわゆる 「 むち う ち 症」 を いいま す。
第5 条( 保険金を 支払わな い場合-その2 )
当会社は、 被保険者が次の①から ③ま でのいずれかに該当する 間に生じ た保険事故に対
し て は、 保険契約者があ ら かじ めこ れら の行為に対応する 当会社所定の保険料を 支払っ て
いな い場合は、 傷害後遺障害保険金を 支払いま せん。
① 乗用具を 用いて 競技等を し て いる 間。 ただし 、 ③に該当する 場合を 除き 、 自動車等を
用いて 道路上で競技等を し て いる 間について は、 傷害後遺障害保険金を 支払いま す。
② 乗用具を 用いて 競技等を 行う こ と を 目的と する 場所において 、 競技等に準ずる 方法・
態様によ り 乗用具を 使用し て いる 間。 ただし 、 ③に該当する 場合を 除き 、 道路上で競技
等に準ずる 方法・ 態様によ り 自動車等を 使用し て いる 間について は、 傷害後遺障害保険
金を 支払いま す。
③ 法令によ る 許可を 受けて 、 一般の通行を 制限し 、 道路を 占有し た 状態で、 自動車等を
用いて 競技等を し て いる 間ま たは競技等に準ずる 方法・ 態様によ り 自動車等を 使用し て
いる 間
第6 条( 他の身体の障害ま たは疾病の影響)
⑴ 被保険者が傷害を 被っ た時既に存在し て いた 身体の障害も し く は疾病の影響によ り 、 ま
たは傷害を 被っ た後に保険事故と 関係な く 発生し た 傷害も し く は疾病の影響によ り 傷害が
重大と な っ た 場合は、 当会社は、 その影響がな かっ たと き に相当する 金額を 支払いま す。
⑵ 正当な 理由がな く 被保険者が治療を 怠っ たこ と ま たは保険契約者も し く は傷害後遺障害
保険金を 受け 取る べき 者が治療を さ せな かっ た こ と によ り 傷害が重大と な っ た 場合も 、 ⑴
と 同様の方法で支払いま す。
第7 条( 保険料の取扱い-職業ま たは職務の変更に関する 通知義務の場合)
⑴ 職業ま たは職務の変更の事実( 注1 ) があ る 場合において 、 適用料率を 変更する 必要が
あ る と き は、 当会社は、 変更前の適用料率と 変更後の適用料率と の差に基づき 、 職業ま た
は職務の変更の事実( 注1 ) が生じ た 時以降の期間( 注2 ) に対し 日割を も っ て 計算し た
保険料を 返還ま たは請求し ま す。
⑵ 当会社は、 保険契約者が⑴の規定によ る 追加保険料の支払を 怠っ た 場合( 注3 ) は、 保
険契約者に対する 書面によ る 通知を も っ て 、 こ の保険契約を 解除する こ と ができ ま す。
⑶ ⑴の規定によ る 追加保険料を 請求する 場合において 、 ⑵の規定によ り こ の保険契約を 解
除でき る と き は、 当会社は、 職業ま た は職務の変更の事実( 注1 ) があ っ た後に生じ た保
険事故に対し て は、 変更前の適用料率の変更後の適用料率に対する 割合によ り 、 傷害後遺
障害保険金を 削減し て 支払いま す。
⑷ 保険契約者ま たは被保険者が故意ま た は重大な 過失によ っ て 、 遅滞な く 普通保険約款第
7 条( 職業ま たは職務の変更に関する 通知義務) の規定によ る 通知を し な かっ た場合にお
いて 、 変更後の適用料率が変更前の適用料率よ り も 高いと き は、 当会社は、 職業ま た は職
務の変更の事実( 注1 ) があ っ た後に生じ た保険事故に対し て は、 変更前の適用料率の変
更後の適用料率に対する 割合によ り 、 傷害後遺障害保険金を 削減し て 支払いま す。
⑸ ⑷の規定は、 当会社が、 ⑷の規定によ る 傷害後遺障害保険金を 削減し て 支払う べき 事由
の原因があ る こ と を 知っ た時から 傷害後遺障害保険金を 削減し て 支払う 旨の被保険者も し
く は傷害後遺障害保険金を 受け 取る べき 者に対する 通知を し な いで1 か月を 経過し た 場合
ま た は職業ま たは職務の変更の事実( 注1 ) があ っ た時から 5 年を 経過し た場合は適用し
ま せん。
⑹ ⑷の規定は、 職業ま た は職務の変更の事実( 注1 ) に基づかずに発生し た傷害について
は適用し ま せん。
⑺ ⑷の規定にかかわら ず、 職業ま た は職務の変更の事実( 注1 ) が生じ 、 こ の保険契約の
引受範囲( 注4 ) を 超え る こ と と な っ た 場合は、 当会社は、 保険契約者に対する 書面によ
る 通知を も っ て 、 こ の保険契約を 解除する こ と ができ ま す。
⑻ ⑺の規定によ る 解除が保険事故の発生し た後にな さ れた 場合であ っ て も 、 普通保険約款
第�4条( 保険契約解除の効力) の規定にかかわら ず、 職業ま たは職務の変更の事実( 注1 )
が生じ た 時から 解除がな さ れた 時ま でに発生し た保険事故に対し て は、 当会社は、 傷害後
遺障害保険金を 支払いま せん。 こ の場合において 、 既に傷害後遺障害保険金を 支払っ て い
たと き は、 当会社は、 その返還を 請求する こ と ができ ま す。
( 注1 ) 職業ま たは職務の変更の事実
64
普通保険約款第7 条( 職業ま たは職務の変更に関する 通知義務) の変更の事実を
いいま す。
( 注2 ) 職業ま たは職務の変更の事実( 注1 ) が生じ た時以降の期間
保険契約者ま たは被保険者の申出に基づく 、 普通保険約款第7 条( 職業ま たは職
務の変更に関する 通知義務) の変更の事実が生じ た時以降の期間を いいま す。
( 注3 ) 追加保険料の支払を 怠っ た場合
当会社が、 保険契約者に対し 追加保険料の請求を し たにも かかわら ず相当の期間
内にその支払がな かっ た場合にかぎ り ま す。
( 注4 ) こ の保険契約の引受範囲
保険料を 増額する こ と によ り 保険契約を 継続する こ と ができ る 範囲と し て 保険契
約締結の際に当会社が交付する 書面等において 定めた も のを いいま す。
第8 条( 被保険者によ る 保険契約の解除請求)
⑴ 被保険者が保険契約者以外の者であ る 場合において 、 次の①から ⑥ま でのいずれかに該
当する と き は、 その被保険者は、 保険契約者に対し こ の保険契約( 注) を 解除する こ と を
求める こ と ができ ま す。
① こ の保険契約( 注) の被保険者と な る こ と について の同意を し て いな かっ た 場合
② 保険契約者ま たは傷害後遺障害保険金を 受け 取る べき 者に、 普通保険約款第�3条( 重
大事由によ る 解除) ⑴の①ま た は②に該当する 行為のいずれかがあ っ た 場合
③ 保険契約者ま たは傷害後遺障害保険金を 受け 取る べき 者が、 普通保険約款第�3条⑴の
③ア . から オ. ま でのいずれかに該当する 場合
④ 普通保険約款第�3条⑴の④に規定する 事由が生じ た場合
⑤ ②から ④ま でのほか、 保険契約者ま た は傷害後遺障害保険金を 受け 取る べき 者が、 ②
から ④ま での場合と 同程度に被保険者のこ れら の者に対する 信頼を 損な い、 こ の保険契
約( 注) の存続を 困難と する 重大な 事由を 生じ さ せた場合
⑥ 保険契約者と 被保険者と の間の親族関係の終了その他の事由によ り 、こ の保険契約
( 注)
の被保険者と な る こ と について 同意し た 事情に著し い変更があ っ た場合
⑵ 保険契約者は、 ⑴の①から ⑥ま での事由があ る 場合において 被保険者から ⑴に規定する
解除請求があ っ たと き は、 当会社に対する 通知を も っ て 、 こ の保険契約( 注) を 解除し な
ければな り ま せん。
⑶ ⑴の①の事由のあ る 場合は、 その被保険者は、 当会社に対する 通知を も っ て 、 こ の保険
契約( 注) を 解除する こ と ができ ま す。 た だし 、 健康保険証等、 被保険者であ る こ と を 証
する 書類の提出があ っ た場合にかぎ り ま す。
⑷ ⑶の規定によ り こ の保険契約( 注) が解除さ れた場合は、 当会社は、 遅滞な く 、 保険契
約者に対し 、 その旨を 書面によ り 通知する も のと し ま す。
( 注) 保険契約
その被保険者に係る 部分にかぎ り ま す。
第9 条( 保険料の取扱い-解除の場合)
⑴ 第7 条( 保険料の取扱い-職業ま た は職務の変更に関する 通知義務の場合) ⑵ま たは⑺
の規定によ り 、 当会社が保険契約を 解除し た場合は、 当会社は、 未経過期間に対し 日割を
も っ て 計算し た 保険料を 返還し ま す。
⑵ 前条⑵の規定によ り 、 保険契約者がこ の保険契約( 注) を 解除し た場合ま たは同条⑶の
規定によ り 、 被保険者がこ の保険契約( 注) を 解除し た場合は、 当会社は、 保険料から 既
経過期間に対応する 保険料を 差し 引いて 、 その残額を 保険契約者に返還し ま す。
( 注) 保険契約
その被保険者に係る 部分にかぎ り ま す。
第10条( 事故の通知)
⑴ 被保険者が傷害を 被っ た 場合は、 保険契約者、 被保険者ま たは傷害後遺障害保険金を 受
け取る べき 者は、保険事故の発生の日から その日を 含めて 3�日以内に保険事故発生の日時、
場所、 保険事故の概要およ び傷害の程度を 当会社に通知し な ければな り ま せん。 こ の場合
において 、 当会社が書面によ る 通知も し く は説明を 求めたと き ま たは被保険者の診断書も
し く は死体検案書の提出を 求めた と き は、 こ れに応じ な ければな り ま せん。
⑵ 被保険者が搭乗し て いる 航空機ま た は船舶が行方不明と な っ た 場合ま た は遭難し た場合
は、 保険契約者ま たは傷害後遺障害保険金を 受け 取る べき 者は、 その航空機ま た は船舶が
行方不明と な っ た日ま たは遭難し た日から その日を 含めて 3�日以内に行方不明ま たは遭難
65
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
発生の状況を 当会社に書面によ り 通知し な ければな り ま せん。
⑶ 保険契約者、 被保険者ま たは傷害後遺障害保険金を 受け 取る べき 者が、 正当な 理由がな
く ⑴も し く は⑵の規定に違反し た場合、 ま たはその通知も し く は説明について 知っ て いる
事実を 告げな かっ た 場合も し く は事実と 異な る こ と を 告げた場合は、当会社は、それによ っ
て 当会社が被っ た損害の額を 差し 引いて 傷害後遺障害保険金を 支払いま す。
第11条( 保険金の請求)
⑴ こ の特約にかかる 保険金の当会社に対する 保険金請求権は、 被保険者に後遺障害が生じ
た 時ま た は保険事故の発生の日から そ の日を 含めて �8�日を 経過し た 時のいずれか早い時
から 発生し 、 こ れを 行使する こ と ができ る も のと し ま す。
⑵ こ の特約にかかる 保険金の請求書類は、 次の①から ⑧ま でに掲げる 書類と し ま す。
① 保険金請求書
② 保険証券
③ 被保険者の印鑑証明書
④ 後遺障害の程度を 証明する 医師の診断書
⑤ 当会社の定める 傷害状況報告書
⑥ 公の機関( 注1 ) の事故証明書
⑦ 傷害後遺障害保険金の請求の委任を 証する 書類およ び委任を 受け た 者の印鑑証明書
( 注2 )
⑧ その他当会社が普通保険約款第2�条( 保険金の支払時期) ⑴に定める 必要な 事項の確
認を 行う た めに欠く こ と のでき な い書類ま た は証拠と し て 保険契約締結の際に当会社が
交付する 書面等において 定めたも の
( 注1 ) 公の機関
やむを 得な い場合は、 第三者と し ま す。
( 注2 ) 印鑑証明書
傷害後遺障害保険金の請求を 第三者に委任する 場合と し ま す。
第12条( 当会社の指定する 医師が作成し た 診断書等の要求)
⑴ 当会社は、 第��条( 事故の通知) の通知ま た は前条およ び普通保険約款第2�条( 保険金
の請求) の規定によ る 請求を 受けた 場合は、 傷害の程度の認定その他傷害後遺障害保険金
の支払にあ た り 必要な 限度において 、 保険契約者、 被保険者ま たは傷害後遺障害保険金を
受け 取る べき 者に対し 当会社の指定する 医師が作成し た被保険者の診断書ま た は死体検案
書の提出を 求める こ と ができ ま す。
⑵ ⑴の規定によ る 診断ま たは死体の検案( 注1 ) のために要し た費用( 注2 ) は、 当会社
が負担し ま す。
( 注1 ) 死体の検案
死体について 、 死亡の事実を 医学的に確認する こ と を いいま す。
( 注2 ) 費用
収入の喪失を 含みま せん。
第13条( 代 位)
当会社が傷害後遺障害保険金を 支払っ た場合であ っ て も 、 被保険者ま た はその法定相続
人がその傷害について 第三者に対し て 有する 損害賠償請求権は、 当会社に移転し ま せん。
第14条( 傷害後遺障害保険金の受取人の変更)
保険契約者は、 傷害後遺障害保険金について 、 その受取人を 被保険者以外の者に定め、
ま た は変更する こ と はでき ま せん。
第15条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款およ びこ の保険契約に付帯さ れた 特約の規定を 準用し ま す。
66
別表1
後遺障害等級表
等 級
第1 級
第2 級
第3 級
第4 級
後
遺
障
保 険 金
支払割合
害
⑴ 両眼が失明し たも の
そ
⑵ 咀し ゃ く およ び言語の機能を 廃し た も の
⑶ 神経系統の機能ま た は精神に著し い障害を 残し 、 常に介護を 要す
るもの
⑷ 胸腹部臓器の機能に著し い障害を 残し 、 常に介護を 要する も の
⑸ 両上肢を ひじ 関節以上で失っ たも の
⑹ 両上肢の用を 全廃し たも の
⑺ 両下肢を ひざ 関節以上で失っ たも の
⑻ 両下肢の用を 全廃し たも の
���%
⑴ 1 眼が失明し 、 他眼の矯正視力( 視力の測定は万国式試視力表に
よ る も のと し ま す。 以下同様と し ま す。) が���2以下にな っ たも の
⑵ 両眼の矯正視力が���2以下にな っ た も の
⑶ 神経系統の機能ま た は精神に著し い障害を 残し 、 随時介護を 要す
るもの
⑷ 胸腹部臓器の機能に著し い障害を 残し 、 随時介護を 要する も の
⑸ 両上肢を 手関節以上で失っ た も の
⑹ 両下肢を 足関節以上で失っ た も の
89%
⑴ 1 眼が失明し 、 他眼の矯正視力が����以下にな っ た も の
そ
⑵ 咀し ゃ く ま た は言語の機能を 廃し た も の
⑶ 神経系統の機能ま た は精神に著し い障害を 残し 、 終身労務に服す
る こ と ができ な いも の
⑷ 胸腹部臓器の機能に著し い障害を 残し 、 終身労務に服する こ と が
でき な いも の
⑸ 両手の手指の全部を 失っ たも の( 手指を 失っ た も のと は、 母指は
指節間関節、 その他の手指は近位指節間関節以上を 失っ たも のを い
いま す。 以下同様と し ま す。)
78%
⑴ 両眼の矯正視力が����以下にな っ た も の
そ
⑵ 咀し ゃ く およ び言語の機能に著し い障害を 残すも の
⑶ 両耳の聴力を 全く 失っ た も の
⑷ 1 上肢を ひじ 関節以上で失っ たも の
⑸ 1 下肢を ひざ 関節以上で失っ たも の
⑹ 両手の手指の全部の用を 廃し たも の( 手指の用を 廃し た も のと は、
手指の末節骨の半分以上を 失い、 ま た は中手指節関節も し く は近位
指節間関節( 母指にあ っ て は指節間関節) に著し い運動障害を 残す
も のを いいま す。 以下同様と し ま す。)
⑺ 両足を リ ス フ ラ ン 関節以上で失っ た も の
�9%
67
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
第5 級
第6 級
第7 級
68
⑴ 1 眼が失明し 、 他眼の矯正視力が���以下にな っ た も の
⑵ 神経系統の機能ま たは精神に著し い障害を 残し 、 特に軽易な 労務
以外の労務に服する こ と ができ な いも の
⑶ 胸腹部臓器の機能に著し い障害を 残し 、 特に軽易な 労務以外の労
務に服する こ と ができ な いも の
⑷ 1 上肢を 手関節以上で失っ たも の
⑸ 1 下肢を 足関節以上で失っ たも の
⑹ 1 上肢の用を 全廃し た も の
⑺ 1 下肢の用を 全廃し た も の
⑻ 両足の足指の全部を 失っ た も の( 足指を 失っ たも のと は、 その全
部を 失っ たも のを いいま す。 以下同様と し ま す。)
59%
⑴ 両眼の矯正視力が���以下にな っ たも の
そ
⑵ 咀し ゃ く ま たは言語の機能に著し い障害を 残すも の
⑶ 両耳の聴力が耳に接し な け れば大声を 解する こ と ができ な い程度
にな っ た も の
⑷ 1 耳の聴力を 全く 失い、 他耳の聴力が4�c m 以上の距離では普通
の話声を 解する こ と ができ な い程度にな っ たも の
せき
⑸ 脊柱に著し い変形ま た は運動障害を 残すも の
⑹ 1 上肢の3 大関節中の2 関節の用を 廃し たも の
⑺ 1 下肢の3 大関節中の2 関節の用を 廃し たも の
⑻ 1 手の5 の手指ま たは母指を 含み4 の手指を 失っ たも の
5�%
⑴ 1 眼が失明し 、 他眼の矯正視力が���以下にな っ た も の
⑵ 両耳の聴力が4�cm 以上の距離では普通の話声を 解する こ と がで
き な い程度にな っ た も の
⑶ 1 耳の聴力を 全く 失い、 他耳の聴力が1 m 以上の距離では普通の
話声を 解する こ と ができ な い程度にな っ たも の
⑷ 神経系統の機能ま たは精神に障害を 残し 、 軽易な 労務以外の労務
に服する こ と ができ な いも の
⑸ 胸腹部臓器の機能に障害を 残し 、 軽易な 労務以外の労務に服する
こ と ができ な いも の
⑹ 1 手の母指を 含み3 の手指ま たは母指以外の4 の手指を 失っ たも
の
⑺ 1 手の5 の手指ま たは母指を 含み4 の手指の用を 廃し た も の
⑻ 1 足を リ ス フ ラ ン 関節以上で失っ た も の
⑼ 1 上肢に偽関節を 残し 、 著し い運動障害を 残すも の
⑽ 1 下肢に偽関節を 残し 、 著し い運動障害を 残すも の
⑾ 両足の足指の全部の用を 廃し たも の( 足指の用を 廃し た も のと は、
第1 の足指は末節骨の半分以上、 その他の足指は遠位指節間関節以
上を 失っ たも のま た は中足指節関節も し く は近位指節間関節( 第1
の足指にあ っ て は指節間関節) に著し い運動障害を 残すも のを いい
ま す。 以下同様と し ま す。)
ぼう
⑿ 外貌に著し い醜状を 残すも の
こう
⒀ 両側の睾丸を 失っ たも の
42%
第8 級
第9 級
第��級
⑴ 1 眼が失明し 、 ま た は1 眼の矯正視力が���2以下にな っ た も の
せき
⑵ 脊柱に運動障害を 残すも の
⑶ 1 手の母指を 含み2 の手指ま たは母指以外の3 の手指を 失っ た も
の
⑷ 1 手の母指を 含み3 の手指ま たは母指以外の4 の手指の用を 廃し
たも の
⑸ 1 下肢を 5 cm 以上短縮し たも の
⑹ 1 上肢の3 大関節中の1 関節の用を 廃し たも の
⑺ 1 下肢の3 大関節中の1 関節の用を 廃し たも の
⑻ 1 上肢に偽関節を 残すも の
⑼ 1 下肢に偽関節を 残すも の
⑽ 1 足の足指の全部を 失っ たも の
34%
⑴ 両眼の矯正視力が���以下にな っ た も の
⑵ 1 眼の矯正視力が����以下にな っ た も の
さく
⑶ 両眼に半盲症、 視野狭窄ま た は視野変状を 残すも の
⑷ 両眼のま ぶた に著し い欠損を 残すも の
⑸ 鼻を 欠損し 、 その機能に著し い障害を 残すも の
そ
⑹ 咀し ゃ く およ び言語の機能に障害を 残すも の
⑺ 両耳の聴力が1 m 以上の距離では普通の話声を 解する こ と ができ
な い程度にな っ たも の
⑻ 1 耳の聴力が耳に接し な ければ大声を 解する こ と ができ な い程度
にな り 、 他耳の聴力が1 m 以上の距離では普通の話声を 解する こ と
が困難であ る 程度にな っ た も の
⑼ 1 耳の聴力を 全く 失っ た も の
⑽ 神経系統の機能ま た は精神に障害を 残し 、 服する こ と ができ る 労
務が相当な 程度に制限さ れる も の
⑾ 胸腹部臓器の機能に障害を 残し 、 服する こ と ができ る 労務が相当
な 程度に制限さ れる も の
⑿ 1 手の母指ま たは母指以外の2 の手指を 失っ た も の
⒀ 1 手の母指を 含み2 の手指ま たは母指以外の3 の手指の用を 廃し
たも の
⒁ 1 足の第1 の足指を 含み2 以上の足指を 失っ た も の
⒂ 1 足の足指の全部の用を 廃し たも の
ぼう
⒃ 外貌に相当程度の醜状を 残すも の
⒄ 生殖器に著し い障害を 残すも の
2�%
⑴ 1 眼の矯正視力が���以下にな っ た も の
⑵ 正面視で複視を 残すも の
そ
⑶ 咀し ゃ く ま た は言語の機能に障害を 残すも の
てつ
⑷ �4歯以上に対し 歯科補綴を 加え たも の
⑸ 両耳の聴力が1 m 以上の距離では普通の話声を 解する こ と が困難
であ る 程度にな っ たも の
⑹ 1 耳の聴力が耳に接し な ければ大声を 解する こ と ができ な い程度
にな っ た も の
⑺ 1 手の母指ま たは母指以外の2 の手指の用を 廃し た も の
⑻ 1 下肢を 3 cm 以上短縮し たも の
⑼ 1 足の第1 の足指ま たは他の4 の足指を 失っ た も の
⑽ 1 上肢の3 大関節中の1 関節の機能に著し い障害を 残すも の
⑾ 1 下肢の3 大関節中の1 関節の機能に著し い障害を 残すも の
2�%
69
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
第��級
第�2級
第�3級
70
⑴ 両眼の眼球に著し い調節機能障害ま た は運動障害を 残すも の
⑵ 両眼のま ぶたに著し い運動障害を 残すも の
⑶ 1 眼のま ぶたに著し い欠損を 残すも の
てつ
⑷ ��歯以上に対し 歯科補綴を 加え た も の
⑸ 両耳の聴力が1 m 以上の距離では小声を 解する こ と ができ な い程
度にな っ たも の
⑹ 1 耳の聴力が4�cm 以上の距離では普通の話声を 解する こ と がで
き な い程度にな っ た も の
せき
⑺ 脊柱に変形を 残すも の
⑻ 1 手の示指、 中指ま た は環指を 失っ た も の
⑼ 1 足の第1 の足指を 含み2 以上の足指の用を 廃し たも の
⑽ 胸腹部臓器の機能に障害を 残し 、 労務の遂行に相当な 程度の支障
があ る も の
�5%
⑴ 1 眼の眼球に著し い調節機能障害ま た は運動障害を 残すも の
⑵ 1 眼のま ぶたに著し い運動障害を 残すも の
てつ
⑶ 7 歯以上に対し 歯科補綴を 加え た も の
⑷ 1 耳の耳殻の大部分を 欠損し たも の
ろっ
けん こう
⑸ 鎖骨、 胸骨、 肋骨、 肩甲骨ま たは骨盤骨に著し い変形を 残すも の
⑹ 1 上肢の3 大関節中の1 関節の機能に障害を 残すも の
⑺ 1 下肢の3 大関節中の1 関節の機能に障害を 残すも の
⑻ 長管骨に変形を 残すも の
⑼ 1 手の小指を 失っ たも の
⑽ 1 手の示指、 中指ま た は環指の用を 廃し たも の
⑾ 1 足の 第2 の 足指を 失っ た も の、 第2 の足指を 含み2 の 足指を
失っ たも のま たは第3 の足指以下の3 の足指を 失っ たも の
⑿ 1 足の第1 の足指ま た は他の4 の足指の用を 廃し たも の
⒀ 局部に頑固な 神経症状を 残すも の
ぼう
⒁ 外貌に醜状を 残すも の
��%
⑴ 1 眼の矯正視力が���以下にな っ たも の
さく
⑵ 1 眼に半盲症、 視野狭窄ま たは視野変状を 残すも の
⑶ 正面視以外で複視を 残すも の
⑷ 両眼のま ぶたの一部に欠損を 残し ま た はま つげはげを 残すも の
てつ
⑸ 5 歯以上に対し 歯科補綴を 加え た も の
⑹ 胸腹部臓器の機能に障害を 残すも の
⑺ 1 手の小指の用を 廃し たも の
⑻ 1 手の母指の指骨の一部を 失っ た も の
⑼ 1 下肢を 1 cm 以上短縮し た も の
⑽ 1 足の第3 の足指以下の1 ま たは2 の足指を 失っ たも の
⑾ 1 足の第2 の足指の用を 廃し たも の、 第2 の足指を 含み2 の足指
の用を 廃し た も のま たは第3 の足指以下の3 の足指の用を 廃し たも
の
7 %
第�4級
⑴ 1 眼のま ぶた の一部に欠損を 残し 、 ま た はま つげはげを 残すも の
てつ
⑵ 3 歯以上に対し 歯科補綴を 加え たも の
⑶ 1 耳の聴力が1 m 以上の距離では小声を 解する こ と ができ な い程
度にな っ た も の
⑷ 上肢の露出面に手のひら の大き さ の醜いあ と を 残すも の
⑸ 下肢の露出面に手のひら の大き さ の醜いあ と を 残すも の
⑹ 1 手の母指以外の手指の指骨の一部を 失っ たも の
⑺ 1 手の母指以外の手指の遠位指節間関節を 屈伸する こ と ができ な
く なっ たも の
⑻ 1 足の第3 の足指以下の1 ま たは2 の足指の用を 廃し たも の
⑼ 局部に神経症状を 残すも の
4 %
注1 上肢、 下肢、 手指およ び足指の障害の規定中「 以上」 と はその関節よ り 心臓に近い部
分を いいま す。
注2 関節等の説明図
手
骨
肩関
肩甲骨
っ
末節骨
肋骨
指節間関節
き
ひじ関
中指
環指
母指
んこう
上
肢
の
3
大
関
節
示指
末節骨
骨
小指
遠位指節間関節
近位指節間関節
中手指節関節
中手指節関節
脊 柱
手関
長管骨
股関
下
肢
の
3
大
関
節
骨盤骨
ひざ関
足
第2の足指
第3の足指
第1の足指
遠位指節間関節
末節骨
近位指節間関節
指節間関節
リスフラン関節
中足指節関節
足関
別表2 第3条(保険金の削減)の運動等
山岳登はん( 注1 )、 リ ュ ージ ュ 、 ボブス レ ー、 ス ケ ルト ン 、 航空機( 注2 ) 操縦( 注3 )、
ス カ イ ダイ ビ ン グ 、 ハン グ グ ラ イ ダー搭乗、 超軽量動力機( 注4 ) 搭乗、 ジ ャ イ ロ プレ ー
ン 搭乗その他こ れら に類する 危険な 運動
( 注1 ) 山岳登はん
ピ ッ ケ ル、 ア イ ゼン 、 ザイ ル、 ハン マー等の登山用具を 使用する も のおよ びロ ッ
ク ク ラ イ ミ ン グ ( フ リ ーク ラ イ ミ ン グ を 含みま す。) を いいま す。
( 注2 ) 航空機
グ ラ イ ダーおよ び飛行船を 除き ま す。
( 注3 ) 操縦
職務と し て 操縦する 場合を 除き ま す。
( 注4 ) 超軽量動力機
モータ ーハン グ グ ラ イ ダ ー、 マイ ク ロ ラ イ ト 機、 ウ ルト ラ ラ イ ト 機等を いい、 パ
ラ シ ュ ート 型超軽量動力機( パラ プレ ーン 等を いいま す。) を 除き ま す。
71
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
治療・ 救援費用補償特約
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 それぞれ次の定義によ り ま す。
用 語
医学的他覚所見
定 義
理学的検査、 神経学的検査、 臨床検査、 画像検査等によ り 認めら れる
異常所見を いいま す。
救援者
被保険者の捜索( 注1 )、 看護ま た は事故処理を 行う た めに現地へ赴
く 被保険者の親族( 注2 ) を いいま す。
( 注1 ) 捜索
捜索、 救助ま たは移送を いいま す。
( 注2 ) 親族
こ れら の者の代理人を 含みま す。
競技等
競技、 競争、 興行( 注1 ) ま た は試運転( 注2 ) を いいま す。
( 注1 ) 競技、 競争、 興行
いずれも そのための練習を 含みま す。
( 注2 ) 試運転
性能試験を 目的と する 運転ま たは操縦を いいま す。
現地
事故発生地、 被保険者の収容地ま たは被保険者の勤務地を いいま す。
自動車等
自動車ま た は原動機付自転車を いいま す。
支払責任額
他の保険契約等がな いも のと し て 算出し た 支払う べき 保険金ま た は共
済金の額を いいま す。
宿泊施設
ホ テ ル等の宿泊施設を いい、 居住施設を 除き ま す。
乗用具
自動車等、 モータ ーボート ( 注)、 ゴ ーカ ート 、 ス ノ ーモービ ルそ の
他こ れら に類する も のを いいま す。
( 注) モータ ーボート
水上オート バイ を 含みま す。
責任期間
保険期間中で、 かつ、 旅行行程中を いいま す。
他の保険契約等
第2 条( 保険金を 支払う 場合) の全部ま た は一部に対し て 支払責任が
同じ であ る 他の保険契約ま た は共済契約を いいま す。
治療・ 救援費用保
険金額
保険証券記載の治療・ 救援費用保険金額を いいま す。
被保険者等
保険契約者、 被保険者ま た は被保険者の親族を いいま す。
保険事故
こ の特約において は、 被保険者が第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の
①から ⑤ま でのいずれかに該当する こ と を いいま す。 ただし 、 同条⑴
の①について は、 傷害の原因と な っ た 事故を 、 同条⑴の②について は
疾病の発病を いいま す。
免責金額
支払保険金の算出にあ たり 、 損害の額から 控除する 自己負担額を いい
ま す。
第2 条( 保険金を 支払う 場合)
⑴ 当会社は、 被保険者が次の①から ⑤ま でのいずれかに該当し たこ と によ り 被保険者( 注
1 ) が負担し た費用に対し 、 こ の特約およ び普通保険約款の規定に従い、 治療・ 救援費用
保険金を 被保険者( 注2 ) に支払いま す。
① 被保険者が責任期間中に傷害を 被り 、 その直接の結果と し て 、 治療( 注3 ) を 要し た
場合
72
② 被保険者が、 次のア . から ウ . ま でに掲げる 疾病のいずれかを 直接の原因と し て 責任
期間終了後72時間を 経過する ま で( 注4 ) に治療を 開始し た場合
ア . 責任期間中に発病し た疾病
イ . 責任期間終了後72時間以内に発病し た疾病。 た だし 、 その疾病の原因が責任期間中
に発生し た も のにかぎ り ま す。
ウ . 責任期間中に感染し た別表1 に掲げる 感染症
③ 被保険者が入院し た場合で、 次のア . ま たはイ . のいずれかに該当し た と き 。
ア . 責任期間中に被っ た 傷害を 直接の原因と し て 、 継続し て 3 日以上入院( 注5 ) し た
場合
イ . 責任期間中に発病し た疾病( 注6 ) を 直接の原因と し て 、 継続し て 3 日以上入院( 注
5 ) し た場合。 た だし 、 責任期間中に治療を 開始し て いた場合にかぎ り ま す。
④ 被保険者が次のア . ま たはイ . のいずれかに該当し た場合
ア . 責任期間中に被保険者が搭乗し て いる 航空機も し く は船舶が行方不明にな っ た場合
も し く は遭難し た 場合ま たは被保険者が山岳登はん( 注7 ) 中に遭難し た場合。 た だ
し 、 山岳登はん( 注7 ) 中の被保険者の遭難が明ら かでな い場合において 、 被保険者
が下山予定期日の翌日午前0 時以降48時間を 経過し て も 下山し な かっ た と き は、 保険
契約者ま た は被保険者の親族も し く はこ れら に代わる 者が、 警察その他の公的機関、
サルベージ 会社も し く は航空会社ま た は遭難救助隊のいずれかに対し て 、 被保険者の
捜索を 依頼し たこ と を も っ て 、 遭難が発生し たも のと みな し ま す。
イ . 責任期間中における 急激かつ偶然な 外来の事故によ っ て 被保険者の生死が確認でき
な い場合ま たは緊急な 捜索・ 救助活動を 要する 状態と な っ た こ と が警察等の公的機関
によ り 確認さ れた 場合
⑤ 被保険者が死亡し た場合で、 次のア . から エ. ま でのいずれかに該当し たと き 。
ア . 責任期間中に被っ た 傷害を 直接の原因と し て 、 傷害の原因と な っ た 事故の発生の日
から そ の日を 含めて �8�日以内に死亡し た場合
イ . 疾病ま た は妊娠、 出産、 早産も し く は流産を 直接の原因と し て 責任期間中に死亡し
た 場合
ウ . 責任期間中に発病し た疾病を 直接の原因と し て 、 責任期間が終了し た 日から その日
を 含めて 3�日以内に死亡し た 場合。 た だし 、 責任期間中に治療を 開始し 、 かつ、 その
後も 引き 続き 治療を 受けて いた場合にかぎ り ま す。
エ. 責任期間中に被保険者が自殺行為を 行っ た 場合で、 その行為の日から その日を 含め
て �8�日以内に死亡し た と き 。
⑵ ⑴の、 疾病の原因の発生時期、 発病の時期、 発病の認定、 治療を 開始し た 時期等は、 医
師の診断によ り ま す。
⑶ ⑴の②の規定にかかわら ず、 当会社は、 次の①ま た は②のいずれかに掲げる 疾病の治療
に要し た費用に対し て は、 治療・ 救援費用保険金を 支払いま せん。
① 妊娠、 出産、 早産ま た は流産に起因する 疾病
② 歯科疾病
( 注1 ) 被保険者
③から ⑤ま でのいずれかに該当し た場合は、 被保険者の親族およ び保険契約者を
含みま す。
( 注2 ) 被保険者
③から ⑤ま でのいずれかに該当し た場合は、 その費用の負担者と し ま す。
( 注3 ) 治療
義手およ び義足の修理を 含みま す。
( 注4 ) 責任期間終了後72時間を 経過する ま で
ウ . に掲げる 疾病について は責任期間が終了し た日から その日を 含めて 3�日を 経
過する ま でと し ま す。
( 注5 ) 入院
他の病院ま た は診療所に移転し た 場合は、 移転のた めに要し た 期間は入院中と み
な し ま す。 ただし 、 その移転について 治療のた め医師が必要と 認めた 場合にかぎ り
ま す。
( 注6 ) 疾病
妊娠、 出産、 早産ま たは流産に起因する 疾病およ び歯科疾病を 含みま せん。
73
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
( 注7 ) 山岳登はん
ピ ッ ケ ル、 ア イ ゼン 、 ザイ ル、 ハン マー等の登山用具を 使用する も のを いいま す。
第3 条( 費用の範囲)
⑴ 前条⑴の費用と は、 次の①から ④ま でに掲げる も のを いいま す。
① 被保険者が前条⑴の①ま た は②のいずれかに該当し た こ と によ り 負担し た 次のア . か
ら セ. ま でに掲げる 費用のう ち 、 被保険者が治療( 注1 ) のため現実に支出し た金額。
た だし 、 同条⑴の①に該当し た場合にあ っ て は、 傷害の原因と な っ た 事故の発生の日か
ら そ の日を 含めて �8� 日以内、 同条⑴の②に該当し た 場合にあ っ て は、 治療を 開始し た
日( 注2 ) から その日を 含めて �8�日以内に要し た 費用にかぎ り ま す。
ア . 医師の診察費、 処置費およ び手術費
イ . 医師の処置ま たは処方によ る 薬剤費、 治療材料費およ び医療器具使用料
ウ . 義手およ び義足の修理費
エ. X線検査費、 諸検査費およ び手術室費
オ. 職業看護師( 注3 ) 費。 ただし 、 謝金およ び礼金は含みま せん。
カ . 病院ま たは診療所へ入院し た 場合の入院費
キ . 入院によ る 治療を 要する 場合において 、 病院も し く は診療所が遠隔地にあ る こ と ま
た は病院も し く は診療所のベッ ド が空いて いな いこ と 等やむを 得な い事情によ り 、 宿
泊施設の室内で治療を 受け たと き およ び医師の指示によ り 宿泊施設で静養する と き の
宿泊施設の客室料
ク . 入院によ る 治療は要し な い場合において 、 治療を 受け、 医師の指示によ り 宿泊施設
で静養する と き の宿泊施設の客室料。 ただし 、 被保険者が払戻し を 受けた 金額ま たは
被保険者が負担する こ と を 予定し て いた金額はこ の費用の額から 控除し ま す。
ケ . 救急措置と し て 被保険者を 病院ま た は診療所に移送する ための緊急移送費。た だし 、
貸切航空便によ る 運送を 含む不定期航空運送のチャ ータ ー料金は、 治療上の必要によ
り 定期航空運送によ る 移送が困難であ る と 医師が認めた場合にかぎ り 費用の範囲に含
めま す。
コ . 入院ま たは通院のための交通費
サ. 病院も し く は診療所に専門の医師がいな いこ と ま た はその病院も し く は診療所での
治療が困難な こ と によ り 、 他の病院ま た は診療所へ移転する た めの移転費( 注4 )。
た だし 、 日本国内( 注5 ) の病院ま たは診療所へ移転し た 場合は、 被保険者が払戻し
を 受けた 帰国のための運賃ま た は被保険者が負担する こ と を 予定し て いた 帰国のため
の運賃はこ の費用の額から 控除し ま す。
シ . 治療のために必要な 通訳雇入費
ス . 治療・ 救援費用保険金請求のた めに必要な 医師の診断書の費用
セ. 法令に基づき 公的機関よ り 、 病原体に汚染さ れた場所ま たは汚染さ れた 疑いがあ る
場所の消毒を 命じ ら れた場合の消毒のために要し た費用
② 被保険者が、 前条⑴の①ま たは②のいずれかに該当し 、 その直接の結果と し て 入院し
た 場合において 、 その入院によ り 必要と な っ た次のア . ま た はイ . に掲げる 費用のう ち
被保険者が現実に支出し た金額。 た だし 、 1 事故に基づく 傷害ま た は1 疾病( 注6 ) に
ついて 2�万円を 限度と し ま す。
ア . 国際電話料等通信費
イ . 入院に必要な 身の回り 品購入費( 注7 )
③ 被保険者が、 前条⑴の①ま たは②のいずれかに該当し 、 その結果、 当初の旅行行程を
離脱し た場合において 、 次のア . ま た はイ . に掲げる いずれかの費用のう ち 被保険者が
現実に支出し た金額。 ただし 、 被保険者が払戻し を 受け た金額ま た は被保険者が負担す
る こ と を 予定し て いた 金額について は費用の額から 控除し ま す。
ア . 被保険者が当初の旅行行程に復帰する た めの交通費およ び宿泊費
イ . 被保険者が直接帰国する ための交通費およ び宿泊費( 注8 )
④ 被保険者が前条⑴の③から ⑤ま でのいずれかに該当し たこ と によ り 、 被保険者等が負
担し た 次のア . から キ . ま でに掲げる 費用のう ち 、 被保険者等が現実に支出し た金額
ア . 遭難し た被保険者を 捜索( 注9 ) する 活動に要し た 費用のう ち 、 こ れら の活動に従
事し た者から の請求に基づいて 支払っ た費用
イ . 救援者の現地ま での船舶、 航空機等の往復運賃。 た だし 、 救援者3 名分を 限度と し 、
被保険者が前条⑴の④イ . に該当し た場合において 、 被保険者の生死が判明し た 後ま
74
た は被保険者の緊急な 捜索( 注9 ) も し く は救助活動が終了し た後に現地に赴く 救援
者にかかる 費用は除き ま す。
ウ . 現地およ び現地ま での行程における 救援者の宿泊施設の客室料。 た だし 、 救援者3
名分を 限度と し 、 かつ、 救援者1 名につき �4日分を 限度と し ま す。 ま た 、 被保険者が
前条⑴の④イ . に該当し た場合において 、 被保険者の生死が判明し た 後ま た は被保険
者の緊急な 捜索( 注9 ) も し く は救助活動が終了し た後に現地に赴く 救援者にかかる
費用は除き ま す。
エ. 治療を 継続中の被保険者を 現地から 保険証券記載の被保険者の住所ま たはその住所
の属する 国の病院も し く は診療所へ移転する た めに要し た 移転費( 注4 )。 た だし 、
被保険者が払戻し を 受けた帰国のための運賃ま た は被保険者が負担する こ と を 予定し
て いた 帰国のための運賃およ び①ま た は③によ り 支払われる べき 費用はこ の費用の額
から 控除し ま す。
オ. 救援者の渡航手続費( 注��) な ら びに救援者ま たは被保険者が現地において 支出し
た 交通費、 被保険者の入院も し く は救援に必要な 身の回り 品購入費およ び国際電話料
等通信費等。 ただし 、 2�万円を 限度と し 、 ②の費用は除き ま す。
カ . 死亡し た 被保険者の 火葬費用、 遺体防腐処理費用等の遺体の 処理費用。 た だし 、
���万円を 限度と し 、 花代、 読経代およ び式場費等の葬儀費用等遺体の処理と は直接
関係がな い費用は含みま せん。
キ . 死亡し た 被保険者を 現地から 保険証券記載の被保険者の住所に移送する た めに要し
た 遺体輸送費用。 ただし 、 被保険者の法定相続人が払戻し を 受けた 帰国のた めの運賃
ま たは被保険者が負担する こ と を 予定し て いた帰国のた めの運賃はこ の費用の額から
控除し ま す。
⑵ 前条の規定にかかわら ず、 被保険者等が当会社と 提携する 機関から ⑴の①から ④ま での
費用の請求を 受けた場合において 、 被保険者等がその機関への治療・ 救援費用保険金の支
払を 当会社に求めたと き は、 当会社は、 被保険者等がその費用を 支出し た も のと みな し て
⑴およ び第7 条( 保険金の支払額) から 第9 条( 他の保険契約等があ る 場合の保険金の支
払額) ま での規定によ り 算出し た 治療・ 救援費用保険金を その機関に支払いま す。
⑶ ⑴の費用と は、 社会通念上妥当な 費用であ り 、 かつ、 保険事故と 同等のその他の事故に
対し て 通常負担する 費用相当額と し ま す。 ま た、 こ の保険契約を 締結し て いな け れば生じ
な かっ た費用を 除き ま す。
⑷ ⑴の規定にかかわら ず、 前条⑴の①ま た は②のいずれかに該当し 、 その直接の結果と し
はり
て 、 日本国外において カ イ ロ プラ ク テ ィ ッ ク ( Ch iro p ra c tic )、 鍼( A c u p u n c tu re ) ま た
きゅう
は灸( M o x a c a u te ry) の施術者( 注�� ) によ る 治療を 要し た こ と によ り 、 被保険者が現
実に支出し た⑴の①から ③ま での金額について は、治療・ 救援費用保険金を 支払いま せん。
( 注1 ) 治療
前条⑴の①の場合は義手およ び義足の修理を 含みま す。
( 注2 ) 治療を 開始し た日
合併症およ び続発症の場合はその原因と な っ た疾病の治療を 開始し た日を いいま
す。
( 注3 ) 職業看護師
日本国外において 被保険者の治療に際し 、 医師が付添を 必要と 認めた 場合の職務
と し て 付添を 行う 者を 含みま す。
( 注4 ) 移転費
治療のため医師ま たは職業看護師( 注3 ) が付添う こ と を 要する 場合は、 その費
用を 含みま す。 ただし 、 貸切航空便によ る 運送を 含む不定期航空運送のチャ ータ ー
料金は、 治療上の必要によ り 定期航空運送によ る 移送が困難であ る と 医師が認めた
場合にかぎ り 費用の範囲に含めま す。
( 注5 ) 日本国内
被保険者が日本国外に居住し て いる 場合は、 その居住地と し ま す。
( 注6 ) 1 疾病
合併症およ び続発症を 含みま す。
( 注7 ) 身の回り 品購入費
5 万円を 限度と し ま す。
75
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
( 注8 ) 交通費およ び宿泊費
日本国外に居住し て いる 被保険者が、 その居住地の属する 国へ直接帰国する ため
の交通費およ び宿泊費を 含みま す。
( 注9 ) 捜索
捜索、 救助ま た は移送を いいま す。
( 注��) 渡航手続費
旅券印紙代、 査証料、 予防接種料等を いいま す。
( 注��) 施術者
治療を 要し た地の法令に定めら れた資格を 持つ者ま た は法令によ り 治療を 行う こ
と を 許さ れた者を いいま す。
第4 条( 保険金額の削減)
⑴ 当会社は、 被保険者が別表2 に掲げる 運動等を 行っ て いる 間に第2 条( 保険金を 支払う
場合) ⑴の①、 ③ま たは④のいずれかに該当し た場合で、 保険契約者があ ら かじ め割増保
険料( 注1 ) を 支払っ て いな いと き は、 次の割合によ り 治療・ 救援費用保険金額を 削減し
ま す。
領収し た保険料
領収し た保険料
+
保険期間を 通じ て 別表2 に掲げる 運動等を 行う 場
合に保険契約者が支払う べき 割増保険料( 注1 )
⑵ 当会社は、 被保険者が山岳登はん( 注2 ) を 行っ て いる 間に高山病を 発病し 第2 条( 保
険金を 支払う 場合) ⑴の②ア . から ウ . のいずれかに該当し た 場合で、 保険契約者があ ら
かじ め割増保険料( 注1 ) を 支払っ て いな いと き は、 次の割合によ り 治療・ 救援費用保険
金額を 削減し ま す。
領収し た保険料
領収し た保険料
+
保険期間を 通じ て 山岳登はん( 注2 ) を 行う 場合
に保険契約者が支払う べき 割増保険料( 注1 )
⑶ 第7 条( 保険金の支払額) ⑵の規定によ り 治療・ 救援費用保険金を 支払う 場合は、 ⑴ま
たは⑵の規定は被保険者が第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①から ⑤ま でに該当し たこ
と によ り 発生し たそれぞれの費用の算出について のみ適用し 、 第7 条⑵の治療・ 救援費用
保険金を 算出する 場合の同条⑵の治療・ 救援費用保険金額はこ れを 削減し ま せん。
( 注1 ) 割増保険料
当会社所定の割増保険料を いいま す。
( 注2 ) 山岳登はん
ピ ッ ケ ル、 ア イ ゼン 、 ザイ ル、 ハン マー等の登山用具を 使用する も のを いいま す。
第5 条( 保険金を 支払わな い場合-その1 )
⑴ 当会社は、 次の①から ⑩ま でのいずれかに該当する 事由によ っ て 被保険者が第2 条( 保
険金を 支払う 場合) ⑴の①から ⑤ま でのいずれかに該当し たこ と によ り 発生し た費用に対
し て は、 治療・ 救援費用保険金を 支払いま せん。
① 保険契約者( 注1 ) ま たは被保険者の故意ま た は重大な 過失。 た だし 、 被保険者が第
2 条⑴の⑤エ. に該当し た場合は、 第3 条( 費用の範囲) ⑴の④に掲げる 費用について
は治療・ 救援費用保険金を 支払いま す。
② 治療・ 救援費用保険金を 受け取る べき 者の故意ま たは重大な 過失。 た だし 、 その者が
第3 条⑴の④に掲げる 費用に対する 治療・ 救援費用保険金の一部の受取人であ る 場合は、
治療・ 救援費用保険金を 支払わな いのはその者が受け取る べき 金額にかぎ り ま す。
③ 被保険者の自殺行為、 犯罪行為ま たは闘争行為。 た だし 、 被保険者が第2 条⑴の⑤エ.
に該当し た 場合は、 第3 条⑴の④に掲げる 費用について は治療・ 救援費用保険金を 支払
いま す。
④ 被保険者が次のア . から ウ . ま でのいずれかに該当する 間に生じ た 事故
ア . 法令に定めら れた 運転資格( 注2 ) を 持たな いで自動車等を 運転し て いる 間。 ただ
し 、 第2 条⑴の⑤ア . に該当し た場合は、 第3 条⑴の④に掲げる 費用について は治療・
76
救援費用保険金を 支払いま す。
イ . 道路交通法( 昭和35年法律第��5号) 第�5条第1 項に定める 酒気を 帯びた 状態で自
動車等を 運転し て いる 間。 た だし 、 第2 条⑴の⑤ア . に該当し た場合は、 第3 条⑴の
④に掲げる 費用について は治療・ 救援費用保険金を 支払いま す。
ウ . 麻薬、 大麻、 あ へん、 覚せい剤、 シ ン ナー等の影響によ り 正常な 運転ができ な いお
それがあ る 状態で自動車等を 運転し て いる 間
⑤ 被保険者に対する 外科的手術その他の医療処置。 ただし 、 外科的手術その他の医療処
置によ っ て 生じ た傷害ま たは疾病が、 当会社が治療・ 救援費用保険金を 支払う べき 傷害
ま た は疾病の治療によ る も のであ る 場合は、 治療・ 救援費用保険金を 支払いま す。
⑥ 被保険者に対する 刑の執行
⑦ 戦争、 外国の武力行使、 革命、 政権奪取、 内乱、 武装反乱その他こ れら に類似の事変
⑧ 核燃料物質( 注3 ) も し く は核燃料物質( 注3 ) によ っ て 汚染さ れた 物( 注4 ) の放
射性、 爆発性その他の有害な 特性ま たはこ れら の特性によ る 事故
⑨ ⑦も し く は⑧のいずれかの事由に随伴し て 生じ た 事故ま たはこ れら に伴う 秩序の混乱
に基づいて 生じ た事故
⑩ ⑧以外の放射線照射ま たは放射能汚染
けい
⑵ 当会社は、 被保険者が頸部症候群( 注5 )、 腰痛そ の他の症状を 訴え て いる 場合であ っ
て も 、 それを 裏付ける に足り る 医学的他覚所見のな いも のに対し て は、 その症状の原因が
いかな る と き であ っ て も 、 治療・ 救援費用保険金を 支払いま せん。
( 注1 ) 保険契約者
法人であ る 場合は、 その理事、 取締役ま たは法人の業務を 執行する その他の機関
を いいま す。
( 注2 ) 運転資格
運転する 地におけ る 法令によ る も のを いいま す。
( 注3 ) 核燃料物質
使用済燃料を 含みま す。
( 注4 ) 核燃料物質( 注3 ) によ っ て 汚染さ れた 物
原子核分裂生成物を 含みま す。
けい
( 注5 ) 頸部症候群
いわゆる 「 むち う ち 症」 を いいま す。
第6 条( 保険金を 支払わな い場合-その2 )
当会社は、 被保険者が次の①から ③ま でのいずれかに該当する 間に被っ た 傷害によ り 第
2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①に該当し 第3 条( 費用の範囲) ⑴の①から ③ま でに定
める 費用を 支出し た場合であ っ て も 、 保険契約者があ ら かじ めこ れら の行為に対応する 当
会社所定の保険料を 支払っ て いな いと き は、 治療・ 救援費用保険金を 支払いま せん。
① 乗用具を 用いて 競技等を し て いる 間。 ただし 、 ③に該当する 場合を 除き 、 自動車等を
用いて 道路上で競技等を し て いる 間について は、 治療・ 救援費用保険金を 支払いま す。
② 乗用具を 用いて 競技等を 行う こ と を 目的と する 場所において 、 競技等に準ずる 方法・
態様によ り 乗用具を 使用し て いる 間。 た だし 、 ③に該当する 場合を 除き 、 道路上で競技
等に準ずる 方法・ 態様によ り 自動車等を 使用し て いる 間について は、 治療・ 救援費用保
険金を 支払いま す。
③ 法令によ る 許可を 受け て 、 一般の通行を 制限し 、 道路を 占有し た状態で、 自動車等を
用いて 競技等を し て いる 間ま た は競技等に準ずる 方法・ 態様によ り 自動車等を 使用し て
いる 間
第7 条( 保険金の支払額)
⑴ 当会社が支払う べき 治療・ 救援費用保険金の額は、 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の
①から ⑤ま でに規定する 事由の発生1 回( 注) につき 、 治療・ 救援費用保険金額を も っ て
限度と し ま す。
⑵ ⑴の場合において 、 被保険者が次の①から ③ま でのいずれかに該当し た と き は、 当会社
が支払う べき 治療・ 救援費用保険金の額は次の①から ③ま でに規定する 事由の発生1 回に
つき 、 治療・ 救援費用保険金額を も っ て 限度と し ま す。
① 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①の傷害を 直接の原因と し て 、 同条⑴の③ア . ま
たは⑤ア . に該当し た場合
77
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
② 第2 条⑴の②の疾病を 直接の原因と し て 、 同条⑴の③イ . ま たは⑤イ . も し く はウ .
に該当し た 場合
③ 第2 条⑴の④に規定する 行方不明、 遭難ま たは事故を 直接の原因と し て 同条⑴の①に
該当し た場合
( 注) 発生1 回
その事由の原因が疾病であ る 場合は、 合併症およ び続発症を 含め1 回と 数え ま す。
第8 条( 他の身体の障害ま たは疾病の影響)
⑴ 被保険者が傷害を 被っ た時も し く は疾病を 発病し た時既に存在し て いた 身体の障害も し
く は疾病の影響によ り 、 ま た は傷害を 被っ た 後も し く は疾病を 発病し た 後にそ の原因と
な っ た 事故も し く は疾病と 関係な く 発生し た傷害も し く は疾病の影響によ り 傷害ま た は疾
病が重大と な っ た場合は、 当会社は、 その影響がな かっ た と き に相当する 金額を 支払いま
す。
⑵ 正当な 理由がな く 被保険者が治療を 怠っ たこ と ま たは保険契約者も し く は治療・ 救援費
用保険金を 受け取る べき 者が治療を さ せな かっ たこ と によ り 傷害ま た は疾病が重大と な っ
た場合も 、 ⑴と 同様の方法で支払いま す。
第9 条( 他の保険契約等があ る 場合の保険金の支払額)
⑴ 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の費用に対し て 保険金を 支払う べき 他の保険契約等が
あ る 場合において 、 それぞれの支払責任額の合計額が第3 条( 費用の範囲) ⑴の費用の額
を 超え る と き は、 当会社は、 次に定める 額を 治療・ 救援費用保険金と し て 支払いま す。
① 他の保険契約等から 保険金ま た は共済金が支払われて いな い場合
こ の保険契約の支払責任額
② 他の保険契約等から 保険金ま た は共済金が支払われた 場合
第3 条⑴の費用の額から 、 他の保険契約等から 支払われた 保険金ま た は共済金の合計
額を 差し 引いた残額。 ただし 、 こ の保険契約の支払責任額を 限度と し ま す。
⑵ ⑴の費用の額は、 それぞれの保険契約ま たは共済契約に免責金額の適用があ る 場合は、
そのう ち 最も 低い免責金額を 差し 引いた 額と し ま す。
第10条( 保険料の取扱い-職業ま たは職務の変更に関する 通知義務の場合)
⑴ 職業ま たは職務の変更の事実( 注1 ) があ る 場合において 、 適用料率を 変更する 必要が
あ る と き は、 当会社は、 変更前の適用料率と 変更後の適用料率と の差に基づき 、 職業ま た
は職務の変更の事実( 注1 ) が生じ た 時以降の期間( 注2 ) に対し 日割を も っ て 計算し た
保険料を 返還ま たは請求し ま す。
⑵ 当会社は、 保険契約者が⑴の規定によ る 追加保険料の支払を 怠っ た 場合( 注3 ) は、 保
険契約者に対する 書面によ る 通知を も っ て 、 こ の保険契約を 解除する こ と ができ ま す。
⑶ ⑴の規定によ る 追加保険料を 請求する 場合において 、 ⑵の規定によ り こ の保険契約を 解
除でき る と き は、 当会社は、 職業ま た は職務の変更の事実( 注1 ) があ っ た後に生じ た第
2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①、 ③ま たは④にかかる 保険事故に対し て は、 変更前の
適用料率の変更後の適用料率に対する 割合によ り 、治療・ 救援費用保険金額を 削減し ま す。
⑷ 保険契約者ま たは被保険者が故意ま た は重大な 過失によ っ て 、 遅滞な く 普通保険約款第
7 条( 職業ま たは職務の変更に関する 通知義務) の規定によ る 通知を し な かっ た場合にお
いて 、 変更後の適用料率が変更前の適用料率よ り も 高いと き は、 当会社は、 職業ま た は職
務の変更の事実( 注1 ) があ っ た後に生じ た第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①、 ③ま
たは④にかかる 保険事故に対し て は、 変更前の適用料率の変更後の適用料率に対する 割合
によ り 、 治療・ 救援費用保険金額を 削減し ま す。
⑸ ⑷の規定は、 当会社が、 ⑷の規定によ る 治療・ 救援費用保険金額を 削減し て 支払う べき
事由の原因があ る こ と を 知っ た 時から 治療・ 救援費用保険金額を 削減し て 支払う 旨の被保
険者も し く は治療・ 救援費用保険金を 受け取る べき 者に対する 通知を し な いで1 か月を 経
過し た 場合ま たは職業ま たは職務の変更の事実( 注1 ) があ っ た時から 5 年を 経過し た場
合は適用し ま せん。
⑹ ⑷の規定は、 職業ま た は職務の変更の事実( 注1 ) に基づかずに発生し た第2 条( 保険
金を 支払う 場合) ⑴の①、 ③ま たは④にかかる 保険事故について は適用し ま せん。
⑺ ⑷の規定にかかわら ず、 職業ま た は職務の変更の事実( 注1 ) が生じ 、 こ の保険契約の
引受範囲( 注4 ) を 超え る こ と と な っ た 場合は、 当会社は、 保険契約者に対する 書面によ
る 通知を も っ て 、 こ の保険契約を 解除する こ と ができ ま す。
⑻ ⑺の規定によ る 解除が保険事故の発生し た後にな さ れた 場合であ っ て も 、 普通保険約款
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第�4条( 保険契約解除の効力) の規定にかかわら ず、 職業ま たは職務の変更の事実( 注1 )
が生じ た時から 解除がな さ れた時ま でに発生し た 保険事故に対し て は、 当会社は、 治療・
救援費用保険金を 支払いま せん。 こ の場合において 、 既に治療・ 救援費用保険金を 支払っ
て いた と き は、 当会社は、 その返還を 請求する こ と ができ ま す。
⑼ 第7 条( 保険金の支払額) ⑵の規定によ り 治療・ 救援費用保険金を 支払う 場合は、 ⑶お
よ び⑷の規定は被保険者が第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①、 ③ま た は④に該当し た
こ と によ り 発生し たそれぞれの費用の算出について のみ適用し 、 第7 条⑵の治療・ 救援費
用保険金を 算出する 場合の同条⑵の治療・ 救援費用保険金額はこ れを 削減し ま せん。
( 注1 ) 職業ま たは職務の変更の事実
普通保険約款第7 条( 職業ま たは職務の変更に関する 通知義務) の変更の事実を
いいま す。
( 注2 ) 職業ま たは職務の変更の事実( 注1 ) が生じ た時以降の期間
保険契約者ま たは被保険者の申出に基づく 、 普通保険約款第7 条( 職業ま たは職
務の変更に関する 通知義務) の変更の事実が生じ た時以降の期間を いいま す。
( 注3 ) 追加保険料の支払を 怠っ た場合
当会社が、 保険契約者に対し 追加保険料の請求を し たにも かかわら ず相当の期間
内にその支払がな かっ た場合にかぎ り ま す。
( 注4 ) こ の保険契約の引受範囲
保険料を 増額する こ と によ り 保険契約を 継続する こ と ができ る 範囲と し て 保険契
約締結の際に当会社が交付する 書面等において 定めた も のを いいま す。
第11条( 被保険者によ る 特約の解除請求)
⑴ 被保険者が保険契約者以外の者であ る 場合は、 保険契約者と の別段の合意があ る と き を
除き 、 その被保険者は、 保険契約者に対し こ の特約( 注) を 解除する こ と を 求める こ と が
でき ま す。
⑵ 保険契約者は、 被保険者から ⑴に規定する 解除請求があ っ た場合は、 当会社に対する 通
知を も っ て 、 こ の特約( 注) を 解除し な け ればな り ま せん。
( 注) こ の特約
その被保険者に係る 部分にかぎ り ま す。
第12条( 保険料の取扱い-解除の場合)
⑴ 第��条( 保険料の取扱い-職業ま た は職務の変更に関する 通知義務の場合) ⑵ま たは⑺
の規定によ り 、 当会社が保険契約を 解除し た場合は、 当会社は、 未経過期間に対し 日割を
も っ て 計算し た 保険料を 返還し ま す。
⑵ 前条⑵の規定によ り 、 保険契約者がこ の特約( 注) を 解除し た 場合は、 当会社は、 保険
料から 既経過期間に対応する 保険料を 差し 引いて 、 その残額を 返還し ま す。
( 注) こ の特約
その被保険者に係る 部分にかぎ り ま す。
第13条( 事故の通知)
⑴ 保険事故が発生し た 場合は、 保険契約者、 被保険者ま たは治療・ 救援費用保険金を 受け
取る べき 者は、 保険事故の発生の日から そ の日を 含めて 3�日以内に次の①ま たは②に掲げ
る 事項を 当会社に通知し な ければな り ま せん。 こ の場合において 、 当会社が書面によ る 通
知も し く は説明を 求めたと き ま た は被保険者の診断書も し く は死体検案書の提出を 求めた
と き は、 こ れに応じ な ければな り ま せん。
① 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①、 ②、 ③ま たは⑤の場合は、 保険事故発生の状
況、 傷害の程度ま た は疾病の発病の状況およ び経過
② 第2 条⑴の④の場合は、 行方不明も し く は遭難ま たは同条⑴の④の事故発生の状況
⑵ 被保険者が搭乗し て いる 航空機ま た は船舶が行方不明と な っ た 場合ま た は遭難し た場合
は、 保険契約者ま たは治療・ 救援費用保険金を 受け取る べき 者は、 その航空機ま たは船舶
が行方不明と な っ た日ま た は遭難し た 日から その日を 含めて 3�日以内に行方不明ま たは遭
難発生の状況を 当会社に書面によ り 通知し な ければな り ま せん。
⑶ ⑴およ び⑵の場合において 、 保険契約者、 被保険者ま たは治療・ 救援費用保険金を 受け
取る べき 者は、 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容( 注) について 、 遅滞な く
当会社に通知し な ければな り ま せん。
⑷ 保険契約者、 被保険者ま たは治療・ 救援費用保険金を 受け 取る べき 者は、 ⑴から ⑶ま で
のほか、 当会社が特に必要と する 書類ま た は証拠と な る も のを 求めた場合は、 遅滞な く 、
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12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
こ れを 提出し 、 ま た 当会社が行う 損害の調査に協力し な け ればな り ま せん。
⑸ 保険契約者、 被保険者ま たは治療・ 救援費用保険金を 受け取る べき 者が、 正当な 理由が
な く ⑴、 ⑵、 ⑶も し く は⑷の規定に違反し た場合、 ま たはその通知も し く は説明について
知っ て いる 事実を 告げな かっ た 場合も し く は事実と 異な る こ と を 告げた 場合は、当会社は、
それによ っ て 当会社が被っ た損害の額を 差し 引いて 治療・ 救援費用保険金を 支払いま す。
( 注) 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容
既に他の保険契約等から 保険金ま たは共済金の支払を 受けた場合は、 その事実を 含
みま す。
第14条( 保険金の請求)
⑴ こ の特約にかかる 保険金の当会社に対する 保険金請求権は、 次に掲げる 時から 、 それぞ
れ発生し 、 こ れを 行使する こ と ができ る も のと し ま す。
① 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①の場合は、 被保険者が治療を 要し な く な っ た時
ま た は保険事故の発生の日から その日を 含めて �8�日を 経過し た時のいずれか早い時
② 第2 条⑴の②の場合は、 被保険者が治療を 要し な く な っ た 時ま た は治療を 開始し た日
( 注1 ) から その日を 含めて �8�日を 経過し た 時のいずれか早い時
③ 第2 条⑴の③から ⑤ま でのいずれかの場合は、 各費用の負担者が費用を 負担し た 時
⑵ こ の特約にかかる 保険金の請求書類( 注2 ) は、 次の①から ⑭ま でに掲げる 書類と し ま
す。
① 保険金請求書
② 保険証券
③ 当会社の定める 傷害状況報告書
④ 公の機関( 注3 ) の事故証明書
⑤ 傷害の程度を 証明する 医師の診断書
⑥ 責任期間中も し く は責任期間終了後72時間以内に発病し 、 かつ、 責任期間終了後72時
間を 経過する ま でに治療を 開始し た こ と およ び疾病の程度、 疾病の原因の発生時期、 ま
た は責任期間中に感染症に感染し 、 かつ、 その感染症を 直接の原因と し て 責任期間が終
了し た 日から その日を 含めて 3�日を 経過する ま でに治療を 開始し た こ と およ び感染症の
程度を 証明する 医師の診断書
⑦ 被保険者が第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の③から ⑤ま でのいずれかに該当し たこ
と を 証明する 書類
⑧ 治療・ 救援費用保険金の支払を 受け よ う と する 第3 条( 費用の範囲) ⑴の①から ④ま
でに掲げる 費用のそれぞれについて 、 その費用の支出明細書およ びその支出を 証明する
書類ま たは当会社と 提携する 機関から のその費用の請求書
⑨ 被保険者の印鑑証明書
⑩ 死亡診断書ま た は死体検案書
⑪ 被保険者の戸籍謄本
⑫ 治療・ 救援費用保険金の請求の委任を 証する 書類およ び委任を 受け た 者の印鑑証明書
( 注4 )
⑬ 当会社が被保険者の症状・ 治療内容等について 医師に照会し 説明を 求める こ と につい
て の同意書
⑭ その他当会社が普通保険約款第2�条( 保険金の支払時期) ⑴に定める 必要な 事項の確
認を 行う た めに欠く こ と のでき な い書類ま た は証拠と し て 保険契約締結の際に当会社が
交付する 書面等において 定めたも の
( 注1 ) 治療を 開始し た 日
合併症およ び続発症の場合はその原因と な っ た疾病の治療を 開始し た 日を いいま
す。
( 注2 ) 保険金の請求書類
第3 条( 費用の範囲) ⑵の規定によ り 被保険者等が当会社と 提携する 機関への治
療・ 救援費用保険金の支払を 当会社に求める 場合の書類を 含みま す。
( 注3 ) 公の機関
やむを 得な い場合は、 第三者と し ま す。
( 注4 ) 印鑑証明書
治療・ 救援費用保険金の請求を 第三者に委任する 場合と し ま す。
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第15条( 当会社の指定する 医師が作成し た診断書等の要求)
⑴ 当会社は、 第�3条( 事故の通知) の通知ま たは前条およ び普通保険約款第2�条( 保険金
の請求) の規定によ る 請求を 受け た場合は、 傷害、 疾病の程度の認定その他治療・ 救援費
用保険金の支払にあ た り 必要な 限度において 、 保険契約者、 被保険者ま た は治療・ 救援費
用保険金を 受け 取る べき 者に対し 当会社の指定する 医師が作成し た被保険者の診断書ま た
は死体検案書の提出を 求める こ と ができ ま す。
⑵ ⑴の規定によ る 診断ま た は死体の検案( 注1 ) のた めに要し た 費用( 注2 ) は、 当会社
が負担し ま す。
( 注1 ) 死体の検案
死体について 、 死亡の事実を 医学的に確認する こ と を いいま す。
( 注2 ) 費用
収入の喪失を 含みま せん。
第16条( 代 位)
⑴ 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①から ⑤ま での費用が生じ たこ と によ り 被保険者等
ま たは被保険者の法定相続人が損害賠償請求権その他の債権を 取得し た 場合において 、 当
会社がその費用に対し て 治療・ 救援費用保険金を 支払っ たと き は、 その債権は当会社に移
転し ま す。 ただし 、 移転する のは、 次の①ま たは②のいずれかの額を 限度と し ま す。
① 当会社が費用の全額を 治療・ 救援費用保険金と し て 支払っ た 場合
被保険者等ま たは被保険者の法定相続人が取得し た債権の全額
② ①以外の場合
被保険者ま たは被保険者の法定相続人が取得し た 債権の額から 、 治療・ 救援費用保険
金が支払われて いな い費用の額を 差し 引いた額
⑵ ⑴の②の場合において 、 当会社に移転せずに被保険者ま た は被保険者の法定相続人が引
き 続き 有する 債権は、 当会社に移転し た債権よ り も 優先し て 弁済さ れる も のと し ま す。
⑶ 保険契約者、 被保険者およ び治療・ 救援費用保険金を 受け 取る べき 者は、 当会社が取得
する ⑴ま た は⑵の債権の保全およ び行使な ら びにそのために当会社が必要と する 証拠およ
び書類の入手に協力し な け ればな り ま せん。 こ のために必要な 費用は、 当会社の負担と し
ま す。
第17条( 普通保険約款の読み替え )
こ の特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の②について は、 普通保険約款第5 条( 保険
責任の始期およ び終期) ⑸の②の規定中「 旅行行程開始前ま たは旅行行程終了後に生じ た
保険事故」 と あ る のを 「 責任期間開始前ま たは責任期間終了後72時間を 経過し た 後に生じ
た保険事故」 と 読み替え て 適用し ま す。
第18条( 重大事由によ る 解除に関する 特則)
当会社は、 こ の特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の③から ⑤ま でのいずれかの規定
に該当し た 場合は、 普通保険約款第�3条( 重大事由によ る 解除) ⑵、 ⑶、( 注2 ) およ び( 注
3 ) の規定を 次のと おり 読み替え 、 ⑷の規定を 追加し て 適用し ま す。
「
⑵ 当会社は、 次の①ま たは②のいずれかに該当する 事由があ る 場合は、 保険契約者
に対する 書面によ る 通知を も っ て 、 こ の保険契約( 注2 ) を 解除する こ と ができ ま
す。
① 被保険者が、 ⑴の③ア . から ウ . ま でま た はオ. のいずれかに該当する こ と 。
② 治療・ 救援費用保険金を 受け取る べき 者が、 ⑴の③ア . から オ. ま でのいずれ
かに該当する こ と 。
⑶ ⑴ま た は⑵の規定によ る 解除が保険事故の生じ た後にな さ れた 場合であ っ て も 、
第�4条( 保険契約解除の効力) の規定にかかわら ず、 ⑴の①から ⑤ま での事由ま た
は⑵の①も し く は②の事由が生じ た 時から 解除がな さ れた 時ま でに発生し た保険事
故によ る 費用に対し て は、 当会社は、 保険金を 支払いま せん。 こ の場合において 、
既に保険金を 支払っ て いた と き は、 当会社は、その返還を 請求する こ と ができ ま す。
⑷ 保険契約者等( 注3 ) が⑴の③ア . から オ. ま でのいずれかに該当する こ と によ
り ⑴ま た は⑵の規定によ る 解除がな さ れた 場合は、 ⑶の規定は、 ⑴の③ア . から オ.
ま でのいずれにも 該当し な い保険契約者等( 注3 ) に生じ た費用について は適用し
ま せん。
( 注2 ) 保険契約
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12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
⑵の①に該当する 事由があ る 場合はその被保険者に係る 部分、 ⑵の②に該
当する 事由があ る 場合はその治療・ 救援費用保険金を 受け 取る べき 者に係る
部分にかぎ り ま す。
( 注3 ) 保険契約者等
保険契約者、 被保険者ま たは治療・ 救援費用保険金を 受け 取る べき 者を い
いま す。
」
第19条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款およ びこ の保険契約に付帯さ れた 特約の規定を 準用し ま す。
別表1 第2条(保険金を支払う場合)⑴の②の感染症
しん
コ レ ラ 、 ペス ト 、 天然痘、 発疹チフ ス 、 ラ ッ サ熱、 マラ リ ア 、 回帰熱、 黄熱、 重症急性
呼吸器症候群、 エボラ 出血熱、 ク リ ミ ア ・ コ ン ゴ 出血熱、 マールブルグ 病、 コ ク シ ジ オイ
がっ こう ちゅう
デス 症、 デン グ 熱、 顎口虫、 ウ エス ト ナイ ル熱、 リ ッ サウ イ ルス 感染症、 腎症候性出血熱、
ハン タ ウ イ ルス 肺症候群、 高病原性鳥イ ン フ ルエン ザ、 ニ パウ イ ルス 感染症、 赤痢、 ダニ
媒介性脳炎、 腸チフ ス 、 リ フ ト バレ ー熱、 レ プト ス ピ ラ 症
別表2 第4条(保険金額の削減)⑴の運動等
山岳登はん( 注1 )、 リ ュ ージ ュ 、 ボブス レ ー、 ス ケ ルト ン 、 航空機( 注2 ) 操縦( 注3 )、
ス カ イ ダ イ ビ ン グ 、 ハン グ グ ラ イ ダ ー搭乗、 超軽量動力機( 注4 ) 搭乗、 ジ ャ イ ロ プレ ー
ン 搭乗その他こ れら に類する 危険な 運動
( 注1 ) 山岳登はん
ピ ッ ケ ル、 ア イ ゼン 、 ザイ ル、 ハン マー等の登山用具を 使用する も のおよ びロ ッ
ク ク ラ イ ミ ン グ ( フ リ ーク ラ イ ミ ン グ を 含みま す。) を いいま す。
( 注2 ) 航空機
グ ラ イ ダーおよ び飛行船を 除き ま す。
( 注3 ) 操縦
職務と し て 操縦する 場合を 除き ま す。
( 注4 ) 超軽量動力機
モータ ーハン グ グ ラ イ ダー、 マイ ク ロ ラ イ ト 機、 ウ ルト ラ ラ イ ト 機等を いい、 パ
ラ シ ュ ート 型超軽量動力機( パラ プレ ーン 等を いいま す。) を 除き ま す。
疾病死亡保険金支払特約
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 それぞれ次の定義によ り ま す。
用 語
定 義
責任期間
保険期間中で、 かつ、 旅行行程中を いいま す。
保険事故
こ の特約において は、 被保険者の疾病死亡を いいま す。
第2 条( 保険金を 支払う 場合)
⑴ 当会社は、 被保険者が疾病によ っ て 死亡し 、 その死亡が次の①から ③ま でのいずれかに
該当し た 場合は、 こ の特約およ び普通保険約款の規定に従い、 保険証券記載の疾病死亡保
険金額の全額を 疾病死亡保険金と し て 死亡保険金受取人に支払いま す。
① 責任期間中に死亡し た場合
② 次のア . ま たはイ . に掲げる 疾病のいずれかを 直接の原因と し て 責任期間が終了し た
日から その日を 含めて 3�日以内に死亡し た場合。 ただし 、 責任期間終了後72時間を 経過
する ま でに治療を 開始し 、かつ、その後も 引き 続き 治療を 受け て いた場合にかぎ り ま す。
ア . 責任期間中に発病し た疾病
イ . 責任期間終了後72時間以内に発病し た疾病。 ただし 、 その疾病の原因が責任期間中
に発生し たも のにかぎ り ま す。
③ 責任期間中に感染し た別表に掲げる 感染症を 直接の原因と し て 責任期間が終了し た日
82
から その日を 含めて 3�日以内に死亡し た 場合
⑵ 第�2条( 死亡保険金受取人の変更) ⑴ま たは⑵の規定によ り 被保険者の法定相続人が死
亡保険金受取人と な る 場合で、 その者が2 名以上であ る と き は、 当会社は、 法定相続分の
割合によ り 疾病死亡保険金を 死亡保険金受取人に支払いま す。
⑶ 第�2条( 死亡保険金受取人の変更) ⑼の死亡保険金受取人が2 名以上であ る 場合は、 当
会社は、 均等の割合によ り 疾病死亡保険金を 死亡保険金受取人に支払いま す。
⑷ ⑴の、 疾病の原因の発生時期、 発病の時期、 発病の認定、 治療を 開始し た 時期等は、 医
師の診断によ り ま す。
⑸ ⑴の規定にかかわら ず、 当会社は、 次の①から ③ま でのいずれかに掲げる 疾病によ る 死
亡に対し て は、 疾病死亡保険金を 支払いま せん。
① 被保険者が被っ た 傷害に起因する 疾病
② 妊娠、 出産、 早産ま た は流産に起因する 疾病
③ 歯科疾病
第3 条( 保険金の削減)
当会社は、 被保険者が山岳登はん( 注1 ) を 行っ て いる 間に発病し た 高山病によ る 死亡
に対し て は、 保険契約者があ ら かじ め割増保険料( 注2 ) を 支払っ て いな い場合は、 次の
割合によ り 疾病死亡保険金を 削減し て 支払いま す。
領収し た 保険料
領収し た 保険料
+
保険期間を 通じ て 山岳登はん( 注1 ) を 行う 場合
に保険契約者が支払う べき 割増保険料( 注2 )
( 注1 ) 山岳登はん
ピ ッ ケ ル、 ア イ ゼン 、 ザイ ル、 ハン マー等の登山用具を 使用する も のを いいま す。
( 注2 ) 割増保険料
当会社所定の割増保険料を いいま す。
第4 条( 保険金を 支払わな い場合)
当会社は、 次の①から ⑧ま でのいずれかに該当する 事由によ っ て 生じ た 疾病死亡に対し
て は、 疾病死亡保険金を 支払いま せん。
① 保険契約者( 注1 ) ま たは被保険者の故意ま たは重大な 過失
② 疾病死亡保険金を 受け 取る べき 者( 注2 ) の故意ま たは重大な 過失。 た だし 、 その者
が疾病死亡保険金の一部の受取人であ る 場合は、 疾病死亡保険金を 支払わな いのはその
者が受け 取る べき 金額にかぎ り ま す。
③ 被保険者の自殺行為、 犯罪行為ま たは闘争行為
④ 被保険者に対する 刑の執行
⑤ 戦争、 外国の武力行使、 革命、 政権奪取、 内乱、 武装反乱その他こ れら に類似の事変
⑥ 核燃料物質( 注3 ) も し く は核燃料物質( 注3 ) によ っ て 汚染さ れた 物( 注4 ) の放
射性、 爆発性その他の有害な 特性ま たはこ れら の特性によ る 事故
⑦ ⑤も し く は⑥のいずれかの事由に随伴し て 生じ た 事故ま たはこ れら に伴う 秩序の混乱
に基づいて 生じ た事故
⑧ ⑥以外の放射線照射ま たは放射能汚染
( 注1 ) 保険契約者
法人であ る 場合は、 その理事、 取締役ま たは法人の業務を 執行する その他の機関
を いいま す。
( 注2 ) 疾病死亡保険金を 受け取る べき 者
法人であ る 場合は、 その理事、 取締役ま たは法人の業務を 執行する その他の機関
を いいま す。
( 注3 ) 核燃料物質
使用済燃料を 含みま す。
( 注4 ) 核燃料物質( 注3 ) によ っ て 汚染さ れた 物
原子核分裂生成物を 含みま す。
第5 条( 他の身体の障害ま た は疾病の影響)
⑴ 疾病死亡保険金支払の対象と な っ て いな い身体の障害の影響によ っ て 、 疾病の程度が加
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12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
重さ れ、 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①から ③ま でのいずれかに該当し た場合は、
当会社は、 その影響がな かっ た と き に相当する 金額を 支払いま す。
⑵ 正当な 理由がな く 被保険者が治療を 怠っ たこ と ま たは保険契約者も し く は疾病死亡保険
金を 受け 取る べき 者が治療を さ せな かっ たこ と によ り 、疾病の程度が加重さ れ、第2 条( 保
険金を 支払う 場合) ⑴の①から ③ま でのいずれかに該当し た場合も 、 ⑴と 同様の方法で支
払いま す。
第6 条( 被保険者によ る 保険契約の解除請求)
⑴ 被保険者が保険契約者以外の者であ る 場合において 、 次の①から ⑥ま でのいずれかに該
当する と き は、 その被保険者は、 保険契約者に対し こ の保険契約( 注) を 解除する こ と を
求める こ と ができ ま す。
① こ の保険契約( 注) の被保険者と な る こ と について の同意を し て いな かっ た場合
② 保険契約者ま た は疾病死亡保険金を 受け取る べき 者に、 普通保険約款第�3条( 重大事
由によ る 解除) ⑴の①ま たは②に該当する 行為のいずれかがあ っ た 場合
③ 保険契約者ま た は疾病死亡保険金を 受け取る べき 者が、普通保険約款第�3条⑴の③ア .
から オ. ま でのいずれかに該当する 場合
④ 普通保険約款第�3条⑴の④に規定する 事由が生じ た場合
⑤ ②から ④ま でのほか、 保険契約者ま たは疾病死亡保険金を 受け取る べき 者が、 ②から
④ま での場合と 同程度に被保険者のこ れら の者に対する 信頼を 損な い、こ の保険契約
( 注)
の存続を 困難と する 重大な 事由を 生じ さ せた 場合
⑥ 保険契約者と 被保険者と の間の親族関係の終了その他の事由によ り 、こ の保険契約
( 注)
の被保険者と な る こ と について 同意し た事情に著し い変更があ っ た 場合
⑵ 保険契約者は、 ⑴の①から ⑥ま での事由があ る 場合において 被保険者から ⑴に規定する
解除請求があ っ たと き は、 当会社に対する 通知を も っ て 、 こ の保険契約( 注) を 解除し な
ければな り ま せん。
⑶ ⑴の①の事由のあ る 場合は、 その被保険者は、 当会社に対する 通知を も っ て 、 こ の保険
契約( 注) を 解除する こ と ができ ま す。 ただし 、 健康保険証等、 被保険者であ る こ と を 証
する 書類の提出があ っ た 場合にかぎ り ま す。
⑷ ⑶の規定によ り こ の保険契約( 注) が解除さ れた 場合は、 当会社は、 遅滞な く 、 保険契
約者に対し 、 その旨を 書面によ り 通知する も のと し ま す。
( 注) 保険契約
その被保険者に係る 部分にかぎ り ま す。
第7 条( 保険料の取扱い-解除の場合)
前条⑵の規定によ り 、 保険契約者がこ の保険契約( 注) を 解除し た 場合ま た は同条⑶の
規定によ り 、 被保険者がこ の保険契約( 注) を 解除し た場合は、 当会社は、 保険料から 既
経過期間に対応する 保険料を 差し 引いて 、 その残額を 保険契約者に返還し ま す。
( 注) 保険契約
その被保険者に係る 部分にかぎ り ま す。
第8 条( 事故の通知)
⑴ 被保険者が疾病によ っ て 死亡し た 場合は、 保険契約者ま たは疾病死亡保険金を 受け 取る
べき 者は、 疾病によ っ て 死亡し た日から その日を 含めて 3�日以内に発病の状況およ び経過
を 当会社に通知し な ければな り ま せん。 こ の場合において 、 当会社が書面によ る 通知も し
く は説明を 求めたと き ま たは死体検案書の提出を 求めたと き は、 こ れに応じ な ければな り
ま せん。
⑵ 保険契約者ま たは疾病死亡保険金を 受け取る べき 者が、 正当な 理由がな く ⑴の規定に違
反し た 場合、 ま たはその通知も し く は説明について 知っ て いる 事実を 告げな かっ た場合も
し く は事実と 異な る こ と を 告げた場合は、 当会社は、 それによ っ て 当会社が被っ た損害の
額を 差し 引いて 疾病死亡保険金を 支払いま す。
第9 条( 保険金の請求)
⑴ こ の特約にかかる 保険金の当会社に対する 保険金請求権は、 被保険者が死亡し た時から
発生し 、 こ れを 行使する こ と ができ る も のと し ま す。
⑵ こ の特約にかかる 保険金の請求書類は、 次の①から ⑩ま でに掲げる 書類と し ま す。
① 保険金請求書
② 保険証券
③ 死亡保険金受取人( 注1 ) の印鑑証明書
84
④ 死亡診断書ま たは死体検案書
⑤ 被保険者の戸籍謄本
⑥ 法定相続人の戸籍謄本( 注2 )
⑦ 死亡の原因と な っ た疾病が責任期間中ま たは責任期間終了後72時間以内に発病し た こ
と およ びその疾病について 、 責任期間終了後72時間を 経過する ま でに治療を 開始し 、 か
つ、 その後も 引き 続き 治療を 受けて いた こ と およ び疾病の原因の発生時期を 証明する 医
師の診断書( 注3 )
⑧ 死亡の原因と な っ た感染症に責任期間中に感染し たこ と を 証明する 医師の診断書
⑨ 疾病死亡保険金の請求の委任を 証する 書類およ び委任を 受け た者の印鑑証明書
( 注4 )
⑩ その他当会社が普通保険約款第2�条( 保険金の支払時期) ⑴に定める 必要な 事項の確
認を 行う ために欠く こ と のでき な い書類ま たは証拠と し て 保険契約締結の際に当会社が
交付する 書面等において 定めた も の
( 注1 ) 死亡保険金受取人
死亡保険金受取人を 定めな かっ た 場合は、 被保険者の法定相続人と し ま す。
( 注2 ) 法定相続人の戸籍謄本
死亡保険金受取人を 定めな かっ た 場合と し ま す。
( 注3 ) 医師の診断書
第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の②に該当し た場合と し ま す。
( 注4 ) 印鑑証明書
疾病死亡保険金の請求を 第三者に委任する 場合と し ま す。
第10条( 当会社の指定する 医師が作成し た死体検案書の要求)
⑴ 当会社は、 第8 条( 事故の通知) の通知ま たは前条およ び普通保険約款第2�条( 保険金
の請求) の規定によ る 請求を 受け た場合は、 疾病死亡保険金の支払にあ た り 必要な 限度に
おいて 、 保険契約者ま たは疾病死亡保険金を 受け 取る べき 者に対し 当会社の指定する 医師
が作成し た 死体検案書の提出を 求める こ と ができ ま す。
⑵ ⑴の規定によ る 死体の検案( 注1 ) のた めに要し た 費用( 注2 ) は、 当会社が負担し ま
す。
( 注1 ) 死体の検案
死体について 、 死亡の事実を 医学的に確認する こ と を いいま す。
( 注2 ) 費用
収入の喪失を 含みま せん。
第11条( 代 位)
当会社が疾病死亡保険金を 支払っ た 場合であ っ て も 、 被保険者の法定相続人がその疾病
死亡について 第三者に対し て 有する 損害賠償請求権は、 当会社に移転し ま せん。
第12条( 死亡保険金受取人の変更)
⑴ 保険契約締結の際、 保険契約者が死亡保険金受取人を 定めな かっ た場合は、 被保険者の
法定相続人を 死亡保険金受取人と し ま す。
⑵ 保険契約締結の後、 被保険者が死亡する ま では、 保険契約者は、 死亡保険金受取人を 変
更する こ と ができ ま す。
⑶ ⑵の規定によ る 死亡保険金受取人の変更を 行う 場合は、 保険契約者は、 その旨を 当会社
に通知し な ければな り ま せん。
⑷ ⑶の規定によ る 通知が当会社に到達し た 場合は、 死亡保険金受取人の変更は、 保険契約
者がその通知を 発し た 時にその効力を 生じ たも のと し ま す。 ただし 、 その通知が当会社に
到達する 前に当会社が変更前の死亡保険金受取人に疾病死亡保険金を 支払っ た場合は、 そ
の後に疾病死亡保険金の請求を 受けて も 、 当会社は、 疾病死亡保険金を 支払いま せん。
⑸ 保険契約者は、 ⑵の死亡保険金受取人の変更を 、 法律上有効な 遺言によ っ て 行う こ と が
でき ま す。
⑹ ⑸の規定によ る 死亡保険金受取人の変更を 行う 場合は、 遺言が効力を 生じ た後、 保険契
約者の法定相続人がその旨を 当会社に通知し な け れば、 その変更を 当会社に対抗する こ と
ができ ま せん。 な お、 その通知が当会社に到達する 前に当会社が変更前の死亡保険金受取
人に疾病死亡保険金を 支払っ た場合は、 そ の後に疾病死亡保険金の請求を 受けて も 、 当会
社は、 疾病死亡保険金を 支払いま せん。
⑺ ⑵およ び⑸の規定によ り 、 死亡保険金受取人を 被保険者の法定相続人以外の者に変更す
る 場合は、 被保険者の同意がな け ればその効力は生じ ま せん。
85
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
⑻ ⑵およ び⑸の規定によ り 、 死亡保険金受取人を 被保険者の法定相続人に変更する 場合で
あ っ て も 、 こ の保険契約に、 被保険者の被っ た 傷害ま たは疾病に対し 、 傷害死亡保険金以
外の一定額の保険金を 支払う 特約が付帯さ れて いな いと き は、 その変更は、 被保険者の同
意がな け れば効力を 生じ ま せん。
⑼ 死亡保険金受取人が被保険者が死亡する 前に死亡し た場合は、 その死亡し た 死亡保険金
受取人の死亡時の法定相続人( 注) を 死亡保険金受取人と し ま す。
( 注) 死亡保険金受取人の死亡時の法定相続人
法定相続人のう ち 死亡し て いる 者があ る 場合は、 その者について は、 順次の法定相
続人と し ま す。
第13条( 死亡保険金受取人が複数の場合の取扱い)
⑴ こ の保険契約について 、 死亡保険金受取人が2 名以上であ る 場合は、 当会社は、 代表者
1 名を 定める こ と を 求める こ と ができ ま す。 こ の場合において 、 代表者は他の死亡保険金
受取人を 代理する も のと し ま す。
⑵ ⑴の代表者が定ま ら な い場合ま た はその所在が明ら かでな い場合は、 死亡保険金受取人
の中の1 名に対し て 行う 当会社の行為は、 他の死亡保険金受取人に対し て も 効力を 有する
も のと し ま す。
第14条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款およ びこ の保険契約に付帯さ れた 特約の規定を 準用し ま す。
別表 第2条(保険金を支払う場合)⑴の③の感染症
しん
コ レ ラ 、 ペス ト 、 天然痘、 発疹チフ ス 、 ラ ッ サ熱、 マラ リ ア 、 回帰熱、 黄熱、 重症急性
呼吸器症候群、 エボラ 出血熱、 ク リ ミ ア ・ コ ン ゴ 出血熱、 マールブルグ 病、 コ ク シ ジ オイ
がっ こう ちゅう
デス 症、 デン グ 熱、 顎口虫、 ウ エス ト ナイ ル熱、 リ ッ サウ イ ルス 感染症、 腎症候性出血熱、
ハン タ ウ イ ルス 肺症候群、 高病原性鳥イ ン フ ルエン ザ、 ニ パウ イ ルス 感染症、 赤痢、 ダニ
媒介性脳炎、 腸チフ ス 、 リ フ ト バレ ー熱、 レ プト ス ピ ラ 症
賠償責任補償特約
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 それぞれ次の定義によ り ま す。
用 語
定 義
財物の損壊
財物の滅失、 汚損ま たは損傷を いいま す。
支払責任額
他の保険契約等がな いも のと し て 算出し た 支払う べき 保険金ま た は共
済金の額を いいま す。
宿泊施設
ホ テ ル等の宿泊施設を いい、 居住施設を 除き ま す。
身体の障害
傷害、 疾病、 後遺障害ま た は死亡を いいま す。
他の保険契約等
第2 条( 保険金を 支払う 場合) の全部ま た は一部に対し て 支払責任が
同じ であ る 他の保険契約ま た は共済契約を いいま す。
賠償責任保険金額
保険証券記載の賠償責任保険金額を いいま す。
保険事故
被保険者が他人の身体の障害ま たは財物の損壊も し く は紛失について、
法律上の損害賠償責任を 負担する 原因と な っ た第2 条( 保険金を 支払
う 場合) の事故を いいま す。
免責金額
支払保険金の算出にあ たり 、 損害の額から 控除する 自己負担額を いい
ま す。
第2 条( 保険金を 支払う 場合)
⑴ 当会社は、 被保険者が旅行行程中に生じ た偶然な 事故によ り 、 他人の身体の障害ま たは
他人の財物の損壊も し く は紛失について 、 法律上の損害賠償責任を 負担する こ と によ っ て
被っ た 損害に対し て 、 こ の特約およ び普通保険約款の規定に従い賠償責任保険金を 支払い
86
ま す。
⑵ ⑴の被保険者が責任無能力者の場合は、 その者の親権者等( 注) を 被保険者と し ま す。
ただし 、 当会社が賠償責任保険金を 支払う のは、 その責任無能力者が旅行行程中に生じ た
偶然な 事故によ り 他人に加え た身体の障害ま たは財物の損壊も し く は紛失について 、 親権
者等( 注) が法律上の損害賠償責任を 負担する こ と によ っ て 被っ た損害にかぎ り ま す。
( 注) 親権者等
親権者ま たはその他の法定の監督義務者を いいま す。
第3 条( 保険金を 支払わな い場合-その1 )
当会社は、次の①から ⑤ま でのいずれかに該当する 事由によ っ て 生じ た損害に対し て は、
賠償責任保険金を 支払いま せん。
① 保険契約者( 注1 ) ま たは被保険者の故意
② 戦争、 外国の武力行使、 革命、 政権奪取、 内乱、 武装反乱その他こ れら に類似の事変
③ 核燃料物質( 注2 ) も し く は核燃料物質( 注2 ) によ っ て 汚染さ れた 物( 注3 ) の放
射性、 爆発性その他の有害な 特性ま たはこ れら の特性によ る 事故
④ ②も し く は③のいずれかの事由に随伴し て 生じ た 事故ま たはこ れら に伴う 秩序の混乱
に基づいて 生じ た事故
⑤ ③以外の放射線照射ま たは放射能汚染
( 注1 ) 保険契約者
法人であ る 場合は、 その理事、 取締役ま たは法人の業務を 執行する その他の機関
を いいま す。
( 注2 ) 核燃料物質
使用済燃料を 含みま す。
( 注3 ) 核燃料物質( 注2 ) によ っ て 汚染さ れた 物
原子核分裂生成物を 含みま す。
第4 条( 保険金を 支払わな い場合-その2 )
当会社は、 被保険者が次の①から ⑫ま でのいずれかに該当する 損害賠償責任を 負担する
こ と によ っ て 被っ た損害に対し て は、 賠償責任保険金を 支払いま せん。
① 被保険者の職務遂行に直接起因する 損害賠償責任
② も っ ぱら 被保険者の職務の用に供さ れる 動産の所有、 使用ま たは管理に起因する 損害
賠償責任
③ 被保険者の所有、 使用ま たは管理する 不動産に起因する 損害賠償責任
④ 被保険者の使用人が被保険者の事業ま たは業務に従事中に被っ た身体の障害に起因す
る 損害賠償責任。 た だし 、 被保険者が家事使用人と し て 使用する 者に対する 損害賠償責
任を 除き ま す。
⑤ 被保険者と 第三者と の間に損害賠償に関する 約定が あ る 場合において 、 そ の約定に
よ っ て 加重さ れた損害賠償責任
⑥ 被保険者と 同居する 親族( 注1 ) およ び旅行行程を 同じ く する 親族に対する 損害賠償
責任
⑦ 被保険者が所有、 使用ま たは管理する 財物の損壊も し く は紛失について 、 その財物に
ついて 正当な 権利を 有する 者に対し て 負担する 損害賠償責任。 た だし 、 次のア . から ウ .
ま でに掲げる 損害を 除き ま す。
ア . 被保険者が滞在する 宿泊施設の客室( 注2 ) に与え た 損害
イ . 被保険者が滞在する 居住施設内の部屋( 注3 ) に与え た損害。 た だし 、 建物ま た は
マン シ ョ ン の戸室全体を 賃借し て いる 場合は除き ま す。
ウ . 賃貸業者から 保険契約者ま たは被保険者が直接借り 入れた 旅行用品ま たは生活用品
に与え た損害
⑧ 被保険者の心神喪失に起因する 損害賠償責任
⑨ 被保険者ま たは被保険者の指図によ る 暴行ま たは殴打に起因する 損害賠償責任
⑩ 航空機、 船舶( 注4 )、 車両( 注5 )、 銃器( 注6 ) の所有、 使用ま た は管理に起因す
る 損害賠償責任
⑪ 汚染物質( 注7 ) の排出、 流出、 いっ 出ま たは漏出に起因する 損害賠償責任。 ただし 、
汚染物質の排出、 流出、 いっ 出ま た は漏出が不測かつ突発的な も のであ る 場合を 除き ま
す。
⑫ 罰金、 違約金ま た は懲罰的賠償額に対する 損害賠償責任
87
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
( 注1 ) 被保険者と 同居する 親族
旅行のために一時的に別居する 親族を 含みま す。
( 注2 ) 宿泊施設の客室
客室内の動産な ら びに客室外におけ る セ イ フ テ ィ ボ ッ ク ス のキ ーおよ びルーム
キ ーを 含みま す。
( 注3 ) 部屋
部屋内の動産を 含みま す。
( 注4 ) 船舶
原動力がも っ ぱら 人力であ る も の、 ヨ ッ ト およ び水上オート バイ を 除き ま す。
( 注5 ) 車両
原動力がも っ ぱら 人力であ る も の、 ゴ ルフ 場の乗用カ ート およ びレ ジ ャ ーを 目的
と し て 使用中のス ノ ーモービ ルを 除き ま す。
( 注6 ) 銃器
空気銃を 除き ま す。
( 注7 ) 汚染物質
固体状、 液体状、 気体状のも し く は熱を 帯びた有害な 物質ま た は汚染の原因と な
る 物質を いい、 煙、 蒸気、 すす、 臭気、 酸、 ア ルカ リ 、 化学製品、 廃棄物( 注8 )
等を 含みま す。
( 注8 ) 廃棄物
再生利用のための物質を 含みま す。
第5 条( 支払保険金の範囲)
当会社が支払う 賠償責任保険金の範囲は、次の①から ⑤ま でに掲げる も のにかぎ り ま す。
① 被保険者が損害賠償請求権者に支払う べき 損害賠償金
② 保険事故が発生し た 場合において 、 被保険者が第7 条( 事故の発生) ⑴の②に規定す
る 権利の保全ま た は行使に必要な 手続を する ために要し た費用およ びその他損害の発生
ま た は拡大の防止のた めに必要ま た は有益であ っ た費用
③ ②の損害の発生ま た は拡大の防止のために必要ま たは有益と 認めら れる 手段を 講じ た
後において 、 被保険者に損害賠償責任がな いと 判明し た 場合、 被保険者が被害者のため
に支出し た 応急手当、 護送その他緊急措置に要し た費用およ び支出について あ ら かじ め
当会社の書面によ る 同意を 得た費用
④ 損害賠償請求の解決について 、 被保険者が当会社の書面によ る 同意を 得て 支出し た訴
訟費用、 弁護士報酬ま たは仲裁、 和解も し く は調停に要し た 費用
⑤ 第8 条( 当会社によ る 解決) ⑴に規定する 当会社によ る 損害賠償請求の解決に協力す
る た めに被保険者が支出し た 費用
第6 条( 保険金の支払額)
当会社が支払う べき 賠償責任保険金の額は、 次の①およ び②の金額の合計額と し ま す。
① 1 回の保険事故につき 、 損害賠償金が保険証券記載の免責金額を 超過する 場合は、 そ
の超過し た 額。 た だし 、 1 回の保険事故につき 、 賠償責任保険金額を 支払の限度と し ま
す。
② 前条②から ⑤ま での費用について は、 その全額。 ただし 、 同条④の費用は、 1 回の保
険事故につき 、 同条①の損害賠償金の額が賠償責任保険金額を 超え る 場合は、 賠償責任
保険金額の同条①の損害賠償金に対する 割合によ っ て こ れを 支払いま す。
第7 条( 事故の発生)
⑴ 保険事故によ り 他人の身体の障害ま た は財物の損壊も し く は紛失が発生し た こ と を 知っ
た場合は、 保険契約者ま たは被保険者は、 次の①から ⑥ま でに掲げる 事項を 履行し な けれ
ばな り ま せん。
① 保険事故発生の日時、 場所、 被害者の住所、 氏名、 年齢、 職業、 保険事故の状況およ
びこ れら の事項の証人と な る 者があ る 場合は、 その住所、 氏名を 保険事故の発生の日か
ら その日を 含めて 3�日以内に、 ま た 、 損害賠償の請求を 受け た場合は、 その内容を 、 遅
滞な く 、 当会社に通知する こ と 。 こ の場合において 、 当会社が書面によ る 通知を 求めた
と き は、 こ れに応じ な ければな り ま せん。
② 被保険者が他人に対し て 損害賠償の請求を する こ と ができ る 場合は、 その権利の保全
ま た は行使に必要な 手続を と り 、 その他保険事故によ っ て 生じ た損害の発生およ び拡大
の防止につと める こ と 。
88
③ 損害賠償責任の全部ま たは一部を 承認し よ う と する 場合は、 あ ら かじ め当会社の承認
を 得る こ と 。 ただし 、 応急手当、 護送そ の他の緊急措置を と る こ と を 妨げま せん。
④ 損害賠償の請求について の訴訟を 提起する 場合ま たは提起さ れた場合は、 た だち に当
会社に通知する こ と 。
⑤ 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容( 注) について 遅滞な く 当会社に通知
する こ と 。
⑥ ①から ⑤ま でのほか、 当会社が特に必要と する 書類ま た は証拠と な る も のを 求めた 場
合は、 遅滞な く 、 こ れを 提出し 、 ま た当会社が行う 損害の調査に協力する こ と 。
⑵ 保険契約者ま たは被保険者が正当な 理由がな く ⑴の①から ⑥ま でに規定する 義務に違反
し た場合は、 当会社は、 次の金額を 差し 引いて 賠償責任保険金を 支払いま す。
① ⑴の①、 ④、 ⑤ま たは⑥の規定に違反し た場合は、 それによ っ て 当会社が被っ た損害
の額
② ⑴の②に違反し た 場合は、 損害の発生ま たは拡大の防止ができ たと 認めら れる 額
③ ⑴の③に違反し た 場合は、 損害賠償責任がな いと 認めら れる 額
⑶ 保険契約者ま たは被保険者が正当な 理由がな く ⑴の規定によ る 通知ま た は説明について
知っ て いる 事実を 告げな かっ た場合も し く は事実と 異な る こ と を 告げた 場合は、当会社は、
それによ っ て 当会社が被っ た損害の額を 差し 引いて 賠償責任保険金を 支払いま す。
( 注) 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容
既に他の保険契約等から 保険金ま た は共済金の支払を 受け た場合は、 その事実を 含
みま す。
第8 条( 当会社によ る 解決)
⑴ 当会社は、 必要と 認めた 場合は、 被保険者に代わっ て 自己の費用で被害者から の損害賠
償請求の解決に当たる こ と ができ ま す。
⑵ ⑴の場合は、 被保険者は、 当会社の求めに応じ 、 その遂行について 当会社に協力し な け
ればな り ま せん。
第9 条( 保険金の請求)
⑴ こ の特約にかかる 保険金の当会社に対する 保険金請求権は、 保険事故が発生し 、 被保険
者が損害賠償請求権者に対し て 負担する 法律上の損害賠償責任の額について 、 被保険者と
損害賠償請求権者と の間で、 判決が確定し た時、 ま た は裁判上の和解、 調停も し く は書面
によ る 合意が成立し た 時から 発生し 、 こ れを 行使する こ と ができ る も のと し ま す。
⑵ こ の特約にかかる 保険金の請求書類は、 次の①から ⑧ま でに掲げる 書類と し ま す。
① 保険金請求書
② 保険証券
③ 当会社の定める 事故状況報告書
④ 示談書その他こ れに代わる べき 書類
⑤ 損害を 証明する 書類
⑥ 賠償責任保険金の請求の委任を 証する 書類およ び委任を 受け た者の印鑑証明書( 注)
⑦ 損害賠償金の支払ま た は損害賠償請求権者の承諾があ っ たこ と を 示す書類
⑧ その他当会社が普通保険約款第2�条( 保険金の支払時期) ⑴に定める 必要な 事項の確
認を 行う ために欠く こ と のでき な い書類ま たは証拠と し て 保険契約締結の際に当会社が
交付する 書面等において 定めた も の
( 注) 印鑑証明書
賠償責任保険金の請求を 第三者に委任する 場合と し ま す。
第10条( 他の保険契約等があ る 場合の保険金の支払額)
⑴ 第2 条( 保険金を 支払う 場合) の損害に対し て 保険金を 支払う べき 他の保険契約等があ
る 場合において 、 それぞれの支払責任額の合計額が損害の額を 超え る と き は、 当会社は、
次に定める 額を 賠償責任保険金と し て 支払いま す。
① 他の保険契約等から 保険金ま たは共済金が支払われて いな い場合
こ の保険契約の支払責任額
② 他の保険契約等から 保険金ま たは共済金が支払われた場合
損害の額から 、 他の保険契約等から 支払われた保険金ま たは共済金の合計額を 差し 引
いた 残額。 た だし 、 こ の保険契約の支払責任額を 限度と し ま す。
⑵ ⑴の損害の額は、 それぞれの保険契約ま たは共済契約に免責金額の適用があ る 場合は、
そのう ち 最も 低い免責金額を 差し 引いた額と し ま す。
89
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
第11条( 代 位)
⑴ 損害が生じ たこ と によ り 被保険者が損害賠償請求権その他の債権( 注) を 取得し た 場合
において 、 当会社がその損害に対し て 賠償責任保険金を 支払っ たと き は、 その債権は当会
社に移転し ま す。 た だし 、 移転する のは次の①ま た は②のいずれかの額を 限度と し ま す。
① 当会社が損害の額の全額を 賠償責任保険金と し て 支払っ た 場合
被保険者が取得し た 債権の全額
② ①以外の場合
被保険者が取得し た 債権の額から 、 賠償責任保険金が支払われて いな い損害の額を 差
し 引いた額
⑵ ⑴の②の場合において 、 当会社に移転せずに被保険者が引き 続き 有する 債権は、 当会社
に移転し た債権よ り も 優先し て 弁済さ れる も のと し ま す。
⑶ 保険契約者およ び被保険者は、 当会社が取得する ⑴ま た は⑵の債権の保全およ び行使な
ら びにそのために当会社が必要と する 証拠およ び書類の入手に協力し な ければなり ま せん。
こ の場合において 、 当会社に協力する た めに必要な 費用は、 当会社の負担と し ま す。
( 注) 損害賠償請求権その他の債権
共同不法行為等の場合におけ る 連帯債務者相互間の求償権を 含みま す。
第12条( 先取特権)
⑴ 損害賠償請求権者は、 被保険者の当会社に対する 保険金請求権( 注) について 先取特権
を 有し ま す。
⑵ 当会社は、 次の①から ④ま でのいずれかに該当する 場合に、 こ の保険契約の支払責任額
を 限度と し 、 賠償責任保険金の支払を 行う も のと し ま す。
① 被保険者が損害賠償請求権者に対し て その損害の賠償を し た後に、 当会社から 被保険
者に支払う 場合。 ただし 、 被保険者が賠償し た金額を 限度と し ま す。
② 被保険者が損害賠償請求権者に対し て その損害の賠償を する 前に、 被保険者の指図に
よ り 、 当会社から 直接、 損害賠償請求権者に支払う 場合
③ 被保険者が損害賠償請求権者に対し て その損害の賠償を する 前に、 損害賠償請求権者
が⑴の先取特権を 行使し たこ と によ り 、 当会社から 直接、 損害賠償請求権者に支払う 場
合
④ 被保険者が損害賠償請求権者に対し て その損害の賠償を する 前に、 当会社が被保険者
に賠償責任保険金を 支払う こ と を 損害賠償請求権者が承諾し たこ と によ り 、 当会社から
被保険者に支払う 場合。 ただし 、 損害賠償請求権者が承諾し た金額を 限度と し ま す。
⑶ 保険金請求権( 注) は、 損害賠償請求権者以外の第三者に譲渡する こ と はでき ま せん。
ま た 、 保険金請求権( 注) を 質権の目的と し 、 ま た は⑵の③の場合を 除いて 差し 押さ え る
こ と はでき ま せん。 ただし 、 ⑵の①ま た は④の規定によ り 被保険者が当会社に対し て 賠償
責任保険金の支払を 請求する こ と ができ る 場合を 除き ま す。
( 注) 保険金請求権
第5 条( 支払保険金の範囲) の②から ⑤ま での費用に対する 保険金請求権を 除き ま
す。
第13条( 重大事由によ る 解除に関する 特則)
保険契約者ま たは被保険者が普通保険約款第�3条( 重大事由によ る 解除) ⑴の③ア . か
ら オ. ま でのいずれかに該当する こ と によ り 同条⑴ま たは⑵の規定によ る 解除がな さ れた
場合は、 同条⑶の規定は、 次の損害について は適用し ま せん。
① 普通保険約款第�3条⑴の③ア . から ウ . ま でま たはオ. のいずれにも 該当し な い被保
険者に生じ た損害
② 普通保険約款第�3条⑴の③ア . から ウ . ま でま たはオ. のいずれかに該当する 被保険
者に生じ た 第5 条( 支払保険金の範囲) の①に規定する 損害賠償金の損害
第14条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款およ びこ の保険契約に付帯さ れた 特約の規定を 準用し ま す。
携行品損害補償特約
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 それぞれ次の定義によ り ま す。
90
用 語
定 義
自動車等
自動車ま たは原動機付自転車を いいま す。
支払責任額
他の保険契約等がな いも のと し て 算出し た支払う べき 保険金ま たは共
済金の額を いいま す。
宿泊施設
ホ テ ル等の宿泊施設を いい、 居住施設を 除き ま す。
乗車券等
鉄道・ 船舶・ 航空機の乗車船券・ 航空券( 注)、 宿泊券、 観光券およ
び旅行券を いいま す。
( 注) 乗車船券・ 航空券
定期券は除き ま す。
他の保険契約等
第2 条( 保険金を 支払う 場合) の全部ま たは一部に対し て 支払責任が
同じ であ る 他の保険契約ま た は共済契約を いいま す。
保険価額
損害が生じ た 地およ び時におけ る 保険の対象の価額を いいま す。
保険事故
保険の対象の損害の原因と な っ た 第2 条( 保険金を 支払う 場合) の事
故を いいま す。
免責金額
支払保険金の算出にあ たり 、 損害の額から 控除する 自己負担額を いい
ま す。
第2 条( 保険金を 支払う 場合)
当会社は、 被保険者が旅行行程中に生じ た偶然な 事故によ っ て 保険の対象について 被っ
た損害に対し て 、 こ の特約およ び普通保険約款の規定に従い、 携行品損害保険金を 支払い
ま す。
第3 条( 保険金を 支払わな い場合)
当会社は、次の①から ⑭ま でのいずれかに該当する 事由によ っ て 生じ た損害に対し て は、
携行品損害保険金を 支払いま せん。
① 保険契約者( 注1 ) ま たは被保険者の故意ま たは重大な 過失
② 携行品損害保険金を 受け取る べき 者の故意ま たは重大な 過失
③ 被保険者が次のア . から ウ . ま でのいずれかに該当する 間に生じ た 事故
ア . 法令に定めら れた運転資格( 注2 ) を 持た な いで自動車等を 運転し て いる 間
イ . 道路交通法( 昭和35年法律第��5号) 第�5条第1 項に定める 酒気を 帯びた 状態で自
動車等を 運転し て いる 間
ウ . 麻薬、 大麻、 あ へん、 覚せい剤、 シ ン ナー等の影響によ り 正常な 運転ができ な いお
それがあ る 状態で自動車等を 運転し て いる 間
④ 戦争、 外国の武力行使、 革命、 政権奪取、 内乱、 武装反乱その他こ れら に類似の事変
⑤ 核燃料物質( 注3 ) も し く は核燃料物質( 注3 ) によ っ て 汚染さ れた 物( 注4 ) の放
射性、 爆発性その他の有害な 特性ま たはこ れら の特性によ る 事故
⑥ ④も し く は⑤のいずれかの事由に随伴し て 生じ た 事故ま たはこ れら に伴う 秩序の混乱
に基づいて 生じ た事故
⑦ ⑤以外の放射線照射ま たは放射能汚染
⑧ 差し 押え 、 徴発、 没収、 破壊等国ま た は公共団体の公権力の行使。 ただし 、 次のア .
ま た はイ . のいずれかに該当する 場合は携行品損害保険金を 支払いま す。
ア . 火災消防ま たは避難に必要な 処置と し て な さ れた場合
イ . 施錠さ れた被保険者の手荷物が、 空港等におけ る 安全確認検査等の目的でその錠を
壊さ れた場合
⑨ 保険の対象の欠陥。 た だし 、 保険契約者、 被保険者ま た はこ れら の者に代わっ て 保険
の対象を 管理する 者が、 相当の注意を も っ て し て も 発見し え な かっ た 欠陥を 除き ま す。
⑩ 保険の対象の自然の消耗ま た は性質によ る さ び、 かび、 変色その他類似の事由ま た は
ねずみ食い、 虫食い等
⑪ 保険の対象のすり 傷、 掻き 傷ま た は塗料のはがれ等単な る 外観の損傷であ っ て 保険の
対象の機能に支障を き た さ な い損害
91
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
⑫ 保険の対象であ る 液体の流出。 た だし 、 その結果と し て 他の保険の対象に生じ た 損害
について は携行品損害保険金を 支払いま す。
⑬ 保険の対象の置き 忘れま た は紛失
⑭ 偶然な 外来の事故に直接起因し な い保険の対象の電気的事故ま た は機械的事故。 ただ
し 、 こ れら によ っ て 発生し た 火災によ る 損害を 除き ま す。
( 注1 ) 保険契約者
法人であ る 場合は、 その理事、 取締役ま た は法人の業務を 執行する その他の機関
を いいま す。
( 注2 ) 運転資格
運転する 地における 法令によ る も のを いいま す。
( 注3 ) 核燃料物質
使用済燃料を 含みま す。
( 注4 ) 核燃料物質( 注3 ) によ っ て 汚染さ れた物
原子核分裂生成物を 含みま す。
第4 条( 保険の対象およ びその範囲)
⑴ 保険の対象は、 被保険者が旅行行程中に携行する 次の①ま た は②に該当する 身の回り 品
にかぎ り ま す。
① 被保険者が所有する 物
② 旅行行程開始前に被保険者がその旅行のた めに他人から 無償で借り た 物
⑵ ⑴の身の回り 品が被保険者が滞在する 居住施設内( 注1 ) にあ る 間は、 保険の対象に含
ま れま せん。
⑶ ⑴の規定にかかわら ず、 次の①から ⑩ま でに掲げる 物は、 保険の対象に含ま れま せん。
① 通貨、 小切手、 株券、 手形その他の有価証券、 印紙、 切手その他こ れら に準ずる 物。
た だし 、 乗車券等を 除き ま す。
② 預金証書ま た は貯金証書( 注2 )、 ク レ ジ ッ ト カ ード 、 運転免許証( 注3 ) その他こ
れら に類する 物。 ただし 、 旅券を 除き ま す。
③ 稿本、 設計書、 図案、 帳簿その他こ れら に準ずる 物
④ 船舶( 注4 )、 自動車、 原動機付自転車およ びこ れら の付属品
⑤ 被保険者が別表に掲げる 運動等を 行っ て いる 間のその運動等のた めの用具およ びウ ィ
ン ド サーフ ィ ン 、 サーフ ィ ン その他こ れら に準ずる 運動を 行う ための用具
⑥ 義歯、 義肢、 コ ン タ ク ト レ ン ズ その他こ れら に類する 物
⑦ 動物およ び植物
⑧ 商品も し く は製品等ま たは業務の目的のみに使用さ れる 設備も し く は什器等
⑨ データ 、 ソ フ ト ウ エア ま た はプロ グ ラ ム 等の無体物
⑩ その他保険証券記載の物
( 注1 ) 居住施設内
居住施設が一戸建住宅の場合はその住宅の敷地内、 集合住宅の場合は被保険者が
居住し て いる 戸室内を いいま す。
( 注2 ) 預金証書ま たは貯金証書
通帳およ びキ ャ ッ シ ュ カ ード を 含みま す。
( 注3 ) 運転免許証
自動車等の運転免許証を 除き ま す。
( 注4 ) 船舶
ヨ ッ ト 、 モータ ーボート およ びボート を 含みま す。
第5 条( 損害額の決定)
⑴ 当会社が携行品損害保険金を 支払う べき 損害額は、 保険価額によ っ て 定めま す。
⑵ 保険の対象の損傷を 修繕し 得る 場合において は、 保険の対象を 損害発生直前の状態に復
する に必要な 修繕費を も っ て 損害額と し 、 格落損( 注1 ) は損害額に含めま せん。
⑶ 保険の対象が1 組ま た は1 対のも のから な る 場合において 、 その一部に損害が生じ たと
き は、 その損害がその保険の対象全体の価値に及ぼす影響を 考慮し 、 ⑴およ び⑵の規定に
よ っ て 損害額を 決定し ま す。
⑷ 第7 条( 損害の発生) ⑷の費用を 保険契約者ま た は被保険者が負担し た 場合は、 その費
用およ び⑴から ⑶ま での規定によ っ て 計算さ れた額の合計額を 損害額と し ま す。
⑸ ⑴から ⑷ま での規定によ っ て 計算さ れた損害額が、 その損害の生じ た 保険の対象の保険
92
価額を 超え る 場合は、 その保険価額を も っ て 損害額と し ま す。
⑹ ⑴から ⑸ま での規定にかかわら ず、 保険の対象が乗車券等の場合において は、 その乗車
券等の経路およ び等級の範囲内で、 保険事故の後に被保険者が支出し た 費用およ び保険契
約者ま たは被保険者が負担し た第7 条( 損害の発生) ⑷の費用の合計額を 損害額と し ま す。
⑺ ⑴から ⑸ま での規定にかかわら ず、 保険の対象が旅券の場合は、 次の①およ び②に掲げ
る 費用を 損害額と し ま す。 ただし 、 1 回の保険事故について 5 万円を 限度と し ま す。
① 旅券の再取得費用
保険事故の結果、 旅券の発給申請を 行う 場合は、 再取得に要し た次のア . から ウ . ま
でに掲げる 費用
ア . 保険事故の生じ た地から 旅券発給地( 注2 ) へ赴く 被保険者の交通費
イ . 領事官に納付し た発給手数料およ び電信料
ウ . 旅券発給地( 注2 ) におけ る 被保険者の宿泊施設の客室料
② 渡航書の取得費用
保険事故の結果、 旅券の発給申請に替え て 渡航書の発給申請を 行う 場合は、 取得に要
し た 次のア . から ウ . ま でに掲げる 費用
ア . 保険事故の生じ た地から 渡航書発給地( 注3 ) へ赴く 被保険者の交通費
イ . 領事官に納付し た発給手数料
ウ . 渡航書発給地( 注3 ) における 被保険者の宿泊施設の客室料
⑻ ⑴から ⑸ま での規定にかかわら ず、 保険の対象が自動車等の運転免許証の場合は、 国ま
たは都道府県に納付し た再発給手数料を 損害額と し ま す。
⑼ 保険の対象の1 個、 1 組ま たは1 対について 損害額が��万円を 超え る 場合は、当会社は、
そのも のの損害額を ��万円と みな し ま す。 ただし 、 保険の対象が乗車券等であ る 場合にお
いて 、 保険の対象の損害額の合計が5 万円を 超え る と き は、 当会社は、 そのも のの損害額
を 5 万円と みな し ま す。
( 注1 ) 格落損
価値の下落を いいま す。
( 注2 ) 旅券発給地
旅券の発給申請を 行う 最寄り の在外公館所在地を いいま す。
( 注3 ) 渡航書発給地
渡航書の発給申請を 行う 最寄り の在外公館所在地を いいま す。
第6 条( 保険金の支払額)
⑴ 当会社が支払う べき 携行品損害保険金の額は、 前条の損害額から 、 1 回の保険事故につ
き 保険証券記載の免責金額を 差し 引いた残額と し ま す。 ただし 、 携行品損害保険金額( 注)
を も っ て 、 保険期間中の支払の限度と し ま す。
⑵ ⑴のただし 書の規定にかかわら ず、 盗難、 強盗およ び航空会社等寄託手荷物の不着によ
り 保険の対象に被っ た 損害に対し て 支払う べき 携行品損害保険金は、 保険証券記載の盗難
等限度額ま たは携行品損害保険金額( 注) のいずれか低い額を も っ て 、 保険期間中の支払
の限度と し ま す。
⑶ 携行品損害保険金支払の対象と な る 保険の対象が保険証券記載の物の場合は、 その損害
の全部ま た は一部に対し て 、 代品の交付を も っ て 携行品損害保険金の支払に代え る こ と が
でき ま す。
( 注) 携行品損害保険金額
保険証券記載の携行品損害保険金額を いいま す。
第7 条( 損害の発生)
⑴ 保険契約者ま たは被保険者は、 保険事故が発生し た こ と を 知っ た場合は、 次の①から ⑤
ま でに掲げる 事項を 履行し な ければな り ま せん。
① 損害の発生およ び拡大の防止につと める こ と 。
② 損害発生の日時、 場所、 損害状況、 損害の程度およ びこ れら の事項について 証人があ
る 場合は、 その者の住所、 氏名を 、 保険事故の発生の日から その日を 含めて 3�日以内に
当会社に通知する こ と 。 こ の場合において 、 当会社が書面によ る 通知を 求めた と き は、
こ れに応じ な ければな り ま せん。
③ 他人に対し て 損害賠償の請求を する こ と ができ る 場合は、 その権利の保全ま たは行使
に必要な 手続を する こ と 。
④ 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容( 注) について 遅滞な く 当会社に通知
93
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
する こ と 。
⑤ ①から ④ま でのほか、 当会社が特に必要と する 書類ま たは証拠と な る も のを 求めた場
合は、 遅滞な く 、 こ れを 提出し 、 ま た 当会社が行う 損害の調査に協力する こ と 。
⑵ 保険契約者ま たは被保険者が正当な 理由がな く ⑴の①から ⑤ま での規定に違反し た 場合
は、 当会社は、 次の金額を 差し 引いて 携行品損害保険金を 支払いま す。
① ⑴の①に違反し た場合は、 損害の発生ま た は拡大を 防止する こ と ができ た と 認めら れ
る額
② ⑴の②、 ④ま た は⑤の規定に違反し た場合は、 それによ っ て 当会社が被っ た損害の額
③ ⑴の③に違反し た場合は、 他人に損害賠償の請求を する こ と によ っ て 取得する こ と が
でき た と 認めら れる 額
⑶ 保険契約者、 被保険者ま たは保険金を 受け取る べき 者が正当な 理由がな く ⑴の規定によ
る 通知も し く は説明について 知っ て いる 事実を 告げな かっ た場合も し く は事実と 異な る こ
と を 告げた場合は、 当会社は、 それによ っ て 当会社が被っ た損害の額を 差し 引いて 携行品
損害保険金を 支払いま す。
⑷ 当会社は、 次の①ま た は②に掲げる 費用を 支払いま す。
① ⑴の①の損害の発生ま たは拡大の防止のた めに要し た 費用のう ち で必要ま たは有益で
あ っ た 費用
② ⑴の③に規定する 権利の保全ま た は行使に必要な 手続を する ために要し た 費用
( 注) 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容
既に他の保険契約等から 保険金ま たは共済金の支払を 受けた場合は、 その事実を 含
みま す。
第8 条( 保険金の請求)
⑴ こ の特約にかかる 保険金の当会社に対する 保険金請求権は、 保険事故が発生し た時から
発生し 、 こ れを 行使する こ と ができ る も のと し ま す。
⑵ こ の特約にかかる 保険金の請求書類は、 次の①から ⑦ま でに掲げる 書類と し ま す。
① 保険金請求書
② 保険証券
③ 当会社の定める 事故状況報告書
④ 警察署ま たはこ れに代わる べき 第三者の事故証明書
⑤ 保険の対象の損害の程度を 証明する 書類
⑥ 携行品損害保険金の請求の委任を 証する 書類およ び委任を 受けた 者の印鑑証明書
( 注)
⑦ その他当会社が普通保険約款第2�条( 保険金の支払時期) ⑴に定める 必要な 事項の確
認を 行う た めに欠く こ と のでき な い書類ま た は証拠と し て 保険契約締結の際に当会社が
交付する 書面等において 定めたも の
( 注) 印鑑証明書
携行品損害保険金の請求を 第三者に委任する 場合と し ま す。
第9 条( 被害物の調査)
保険の対象について 損害が生じ た 場合は、 当会社は、 保険の対象およ び損害の調査と 関
連し て 当会社が必要と 認める 事項を 調査する こ と ができ ま す。
第10条( 他の保険契約等があ る 場合の保険金の支払額)
⑴ 第2 条( 保険金を 支払う 場合) の損害に対し て 保険金を 支払う べき 他の保険契約等があ
る 場合において 、 それぞれの支払責任額の合計額が損害額を 超え る と き は、 当会社は、 次
に定める 額を 携行品損害保険金と し て 支払いま す。
① 他の保険契約等から 保険金ま た は共済金が支払われて いな い場合
こ の保険契約の支払責任額
② 他の保険契約等から 保険金ま た は共済金が支払われた 場合
損害額から 、 他の保険契約等から 支払われた保険金ま たは共済金の合計額を 差し 引い
た 残額。 た だし 、 こ の保険契約の支払責任額を 限度と し ま す。
⑵ ⑴の損害額は、 それぞれの保険契約ま たは共済契約に免責金額の適用があ る 場合は、 そ
のう ち 最も 低い免責金額を 差し 引いた 額と し ま す。
第11条( 残存物の帰属)
当会社が携行品損害保険金を 支払っ た 場合は、 保険の対象の残存物は、 当会社がこ れを
取得する 旨の意思を 表示し な いかぎ り 、 被保険者の所有に属する も のと し ま す。
94
第12条( 代 位)
⑴ 第2 条( 保険金を 支払う 場合) の損害が生じ た こ と によ り 被保険者が損害賠償請求権そ
の他の債権を 取得し た 場合において 、 当会社がそ の 損害に対し て 携行品損害保険金を 支
払っ た と き は、 その債権は当会社に移転し ま す。 ただし 、 移転する のは次の①ま たは②の
いずれかの額を 限度と し ま す。
① 当会社が損害の額の全額を 携行品損害保険金と し て 支払っ た 場合
被保険者が取得し た債権の全額
② ①以外の場合
被保険者が取得し た債権の額から 、 携行品損害保険金が支払われて いな い損害の額を
差し 引いた額
⑵ ⑴の②の場合において 、 当会社に移転せずに被保険者が引き 続き 有する 債権は、 当会社
に移転し た 債権よ り も 優先し て 弁済さ れる も のと し ま す。
⑶ 保険契約者、 被保険者およ び携行品損害保険金を 受け取る べき 者は、 当会社が取得する
⑴ま た は⑵の債権の保全およ び行使な ら びにそのために当会社が必要と する 証拠およ び書
類の入手に協力し な け ればな り ま せん。 こ のために必要な 費用は、 当会社の負担と し ま す。
第13条( 重大事由によ る 解除に関する 特則)
保険契約者ま たは被保険者が普通保険約款第�3条( 重大事由によ る 解除) ⑴の③ア . か
ら オ. ま でのいずれかに該当する こ と によ り 同条⑴ま たは⑵の規定によ る 解除がな さ れた
場合は、 同条⑶の規定は、 同条⑴の③ア . から ウ . ま でま た はオ. のいずれにも 該当し な
い被保険者に生じ た損害について は適用し ま せん。
第14条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款およ びこ の保険契約に付帯さ れた特約の規定を 準用し ま す。
別表 第4条(保険の対象およびその範囲)⑶の⑤の運動等
山岳登はん( 注1 )、 リ ュ ージ ュ 、 ボブス レ ー、 ス ケ ルト ン 、 航空機( 注2 ) 操縦( 注3 )、
ス カ イ ダイ ビ ン グ 、 ハン グ グ ラ イ ダー搭乗、 超軽量動力機( 注4 ) 搭乗、 ジ ャ イ ロ プレ ー
ン 搭乗その他こ れら に類する 危険な 運動
( 注1 ) 山岳登はん
ピ ッ ケ ル、 ア イ ゼン 、 ザイ ル、 ハン マー等の登山用具を 使用する も のおよ びロ ッ
ク ク ラ イ ミ ン グ ( フ リ ーク ラ イ ミ ン グ を 含みま す。) を いいま す。
( 注2 ) 航空機
グ ラ イ ダーおよ び飛行船を 除き ま す。
( 注3 ) 操縦
職務と し て 操縦する 場合を 除き ま す。
( 注4 ) 超軽量動力機
モータ ーハン グ グ ラ イ ダ ー、 マイ ク ロ ラ イ ト 機、 ウ ルト ラ ラ イ ト 機等を いい、 パ
ラ シ ュ ート 型超軽量動力機( パラ プレ ーン 等を いいま す。) を 除き ま す。
傷害治療費用補償特約
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 それぞれ次の定義によ り ま す。
用 語
定 義
医学的他覚所見
競技等
自動車等
理学的検査、 神経学的検査、 臨床検査、 画像検査等によ り 認めら れる
異常所見を いいま す。
競技、 競争、 興行( 注1 ) ま た は試運転( 注2 ) を いいま す。
( 注1 ) 競技、 競争、 興行
いずれも そのための練習を 含みま す。
( 注2 ) 試運転
性能試験を 目的と する 運転ま た は操縦を いいま す。
自動車ま たは原動機付自転車を いいま す。
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12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
支払責任額
他の保険契約等がな いも のと し て 算出し た 支払う べき 保険金ま た は共
済金の額を いいま す。
宿泊施設
ホ テ ル等の宿泊施設を いい、 居住施設を 除き ま す。
傷害治療費用保険
金額
保険証券記載の傷害治療費用保険金額を いいま す。
乗用具
自動車等、 モータ ーボート ( 注)、 ゴ ーカ ート 、 ス ノ ーモービ ルそ の
他こ れら に類する も のを いいま す。
( 注) モータ ーボート
水上オート バイ を 含みま す。
他の保険契約等
第2 条( 保険金を 支払う 場合) の全部ま た は一部に対し て 支払責任が
同じ であ る 他の保険契約ま た は共済契約を いいま す。
保険事故
こ の特約において は、 傷害の原因と な っ た 事故を いいま す。
免責金額
支払保険金の算出にあ たり 、 損害の額から 控除する 自己負担額を いい
ま す。
第2 条( 保険金を 支払う 場合)
⑴ 当会社は、 被保険者が旅行行程中に傷害を 被り 、 その直接の結果と し て 、 治療( 注1 )
を 要し た 場合は、 こ の特約およ び普通保険約款の規定に従い、 次の①から ③ま でのいずれ
かに掲げる 金額を 傷害治療費用保険金と し て 被保険者に支払いま す。 た だし 、 社会通念上
妥当な 金額であ り 、 かつ、 保険事故と 同等のその他の事故に対し て 通常負担する 金額相当
額と し 、 こ の保険契約を 締結し て いな け れば生じ な かっ た 金額を 除き ま す。 ま た、 傷害の
原因と な っ た 事故の発生の日から その日を 含めて �8�日以内に要し た 費用にかぎ り ま す。
① 次のア . から ス . ま でに掲げる 費用のう ち 被保険者が治療のため現実に支出し た 金額
ア . 医師の診察費、 処置費およ び手術費
イ . 医師の処置ま たは処方によ る 薬剤費、 治療材料費およ び医療器具使用料
ウ . 義手およ び義足の修理費
エ. X線検査費、 諸検査費およ び手術室費
オ. 職業看護師( 注2 ) 費。 ただし 、 謝金およ び礼金は含みま せん。
カ . 病院ま たは診療所へ入院し た 場合の入院費
キ . 入院によ る 治療を 要する 場合において 、 病院も し く は診療所が遠隔地にあ る こ と ま
た は病院も し く は診療所のベッ ド が空いて いな いこ と 等やむを 得な い事情によ り 、 宿
泊施設の室内で治療を 受け たと き およ び医師の指示によ り 宿泊施設で静養する と き の
宿泊施設の客室料
ク . 入院によ る 治療は要し な い場合において 、 治療を 受け、 医師の指示によ り 宿泊施設
で静養する と き の宿泊施設の客室料。 ただし 、 被保険者が払戻し を 受けた 金額ま たは
被保険者が負担する こ と を 予定し て いた金額はこ の費用の額から 控除し ま す。
ケ . 救急措置と し て 被保険者を 病院ま た は診療所に移送する ための緊急移送費。た だし 、
貸切航空便によ る 運送を 含む不定期航空運送のチャ ータ ー料金は、 治療上の必要によ
り 定期航空運送によ る 移送が困難であ る と 医師が認めた場合にかぎ り 費用の範囲に含
めま す。
コ . 入院ま たは通院のための交通費
サ. 病院も し く は診療所に専門の医師がいな いこ と ま た はその病院も し く は診療所での
治療が困難な こ と によ り 、 他の病院ま た は診療所へ移転する た めの移転費( 注3 )。
た だし 、 日本国内( 注4 ) の病院ま たは診療所へ移転し た 場合は、 被保険者が払戻し
を 受けた 帰国のための運賃ま た は被保険者が負担する こ と を 予定し て いた 帰国のため
の運賃はこ の費用の額から 控除し ま す。
シ . 治療のために必要な 通訳雇入費
ス . 傷害治療費用保険金請求のた めに必要な 医師の診断書の費用
② 被保険者の入院によ り 必要と な っ た 次のア . ま たはイ . に掲げる 費用のう ち 被保険者
が現実に支出し た 金額。 ただし 、 1 保険事故に基づく 傷害について 2�万円を 限度と し ま
96
す。
ア . 国際電話料等通信費
イ . 入院に必要な 身の回り 品購入費( 注5 )
③ 被保険者が治療を 受け 、 その結果、 当初の旅行行程を 離脱し た場合において 、 次のア .
ま た はイ . に掲げる いずれかの費用のう ち 被保険者が現実に支出し た 金額。 た だし 、 被
保険者が払戻し を 受けた 金額ま たは被保険者が負担する こ と を 予定し て いた金額につい
て は費用の額から 控除し ま す。
ア . 被保険者が当初の旅行行程に復帰する ための交通費およ び宿泊費
イ . 被保険者が直接帰国する た めの交通費およ び宿泊費( 注6 )
⑵ ⑴の傷害治療費用保険金の支払は、 1 保険事故に基づく 傷害について 傷害治療費用保険
金額を も っ て 限度と し ま す。
⑶ ⑴の費用に対し て 保険金を 支払う べき 他の保険契約等があ る 場合において 、 それぞれの
支払責任額の合計額が⑴の費用の額を 超え る と き は、 当会社は、 次に定める 額を 傷害治療
費用保険金と し て 支払いま す。
① 他の保険契約等から 保険金ま たは共済金が支払われて いな い場合
こ の保険契約の支払責任額
② 他の保険契約等から 保険金ま たは共済金が支払われた場合
⑴の費用の額から 、 他の保険契約等から 支払われた保険金ま たは共済金の合計額を 差
し 引いた 残額。 ただし 、 こ の保険契約の支払責任額を 限度と し ま す。
⑷ ⑶の費用の額は、 それぞれの保険契約ま たは共済契約に免責金額の適用があ る 場合は、
そのう ち 最も 低い免責金額を 差し 引いた額と し ま す。
⑸ ⑴の規定にかかわら ず、 被保険者が当会社と 提携する 機関から ⑴の①ま た は③に掲げる
費用の請求を 受けた場合において 、 被保険者がその機関への傷害治療費用保険金の支払を
当会社に求めた と き は、 当会社は、 被保険者がその費用を 支出し たも のと みな し て ⑴から
⑷ま での規定によ り 算出し た傷害治療費用保険金を その機関に支払いま す。
⑹ ⑴の規定にかかわら ず、 被保険者が傷害を 被り 、 その直接の結果と し て 、 日本国外にお
はり
きゅう
いて カ イ ロ プラ ク テ ィ ッ ク( Ch iro p ra ctic)、 鍼
( A c u p u n c tu re )ま たは灸
( M o x a c a u te ry)
の施術者( 注7 ) によ る 治療を 要し た こ と によ り 、 被保険者が現実に支出し た⑴の金額に
ついて は、 傷害治療費用保険金を 支払いま せん。
( 注1 ) 治療
義手およ び義足の修理を 含みま す。
( 注2 ) 職業看護師
日本国外において 被保険者の治療に際し 、 医師が付添を 必要と 認めた場合の職務
と し て 付添を 行う 者を 含みま す。
( 注3 ) 移転費
治療のため医師ま たは職業看護師( 注2 ) が付添う こ と を 要する 場合は、 その費
用を 含みま す。 ただし 、 貸切航空便によ る 運送を 含む不定期航空運送のチャ ータ ー
料金は、 治療上の必要によ り 定期航空運送によ る 移送が困難であ る と 医師が認めた
場合にかぎ り 費用の範囲に含めま す。
( 注4 ) 日本国内
被保険者が日本国外に居住し て いる 場合は、 その居住地と し ま す。
( 注5 ) 身の回り 品購入費
5 万円を 限度と し ま す。
( 注6 ) 交通費およ び宿泊費
日本国外に居住し て いる 被保険者が、 その居住地の属する 国へ直接帰国する た め
の交通費およ び宿泊費を 含みま す。
( 注7 ) 施術者
治療を 要し た 地の法令に定めら れた資格を 持つ者ま たは法令によ り 治療を 行う こ
と を 許さ れた者を いいま す。
第3 条( 保険金額の削減)
当会社は、 被保険者が別表に掲げる 運動等を 行っ て いる 間の保険事故に対し 、 保険契約
者があ ら かじ め割増保険料( 注) を 支払っ て いな い場合は、 次の割合によ り 、 傷害治療費
用保険金額を 削減し ま す。
97
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
領収し た保険料
領収し た保険料
+
保険期間を 通じ て 別表に掲げる 運動等を 行う 場合
に保険契約者が支払う べき 割増保険料( 注)
( 注) 割増保険料
別表に掲げる 運動等に対応する 当会社所定の割増保険料を いいま す。
第4 条( 保険金を 支払わな い場合-その1 )
⑴ 当会社は、次の①から ⑫ま でのいずれかに該当する 事由によ っ て 生じ た傷害に対し て は、
傷害治療費用保険金を 支払いま せん。
① 保険契約者( 注1 ) ま たは被保険者の故意ま た は重大な 過失
② 傷害治療費用保険金を 受け 取る べき 者の故意ま たは重大な 過失
③ 被保険者の自殺行為、 犯罪行為ま た は闘争行為
④ 被保険者が次のア . から ウ . ま でのいずれかに該当する 間に生じ た 事故
ア . 法令に定めら れた 運転資格( 注2 ) を 持たな いで自動車等を 運転し て いる 間
イ . 道路交通法( 昭和35年法律第��5号) 第�5条第1 項に定める 酒気を 帯びた 状態で自
動車等を 運転し て いる 間
ウ . 麻薬、 大麻、 あ へん、 覚せい剤、 シ ン ナー等の影響によ り 正常な 運転ができ な いお
それがあ る 状態で自動車等を 運転し て いる 間
⑤ 被保険者の脳疾患、 疾病ま たは心神喪失
⑥ 被保険者の妊娠、 出産、 早産ま た は流産
⑦ 被保険者に対する 外科的手術その他の医療処置。 ただし 、 外科的手術その他の医療処
置によ っ て 生じ た 傷害が、 当会社が傷害治療費用保険金を 支払う べき 傷害の治療によ る
も のであ る 場合は、 傷害治療費用保険金を 支払いま す。
⑧ 被保険者に対する 刑の執行
⑨ 戦争、 外国の武力行使、 革命、 政権奪取、 内乱、 武装反乱その他こ れら に類似の事変
⑩ 核燃料物質( 注3 ) も し く は核燃料物質( 注3 ) によ っ て 汚染さ れた 物( 注4 ) の放
射性、 爆発性その他の有害な 特性ま た はこ れら の特性によ る 事故
⑪ ⑨も し く は⑩のいずれかの事由に随伴し て 生じ た事故ま た はこ れら に伴う 秩序の混乱
に基づいて 生じ た 事故
⑫ ⑩以外の放射線照射ま たは放射能汚染
けい
⑵ 当会社は、 被保険者が頸部症候群( 注5 )、 腰痛その他の症状を 訴え て いる 場合であ っ
て も 、 それを 裏付け る に足り る 医学的他覚所見のな いも のに対し て は、 その症状の原因が
いかな る と き であ っ て も 、 傷害治療費用保険金を 支払いま せん。
( 注1 ) 保険契約者
法人であ る 場合は、 その理事、 取締役ま た は法人の業務を 執行する その他の機関
を いいま す。
( 注2 ) 運転資格
運転する 地における 法令によ る も のを いいま す。
( 注3 ) 核燃料物質
使用済燃料を 含みま す。
( 注4 ) 核燃料物質( 注3 ) によ っ て 汚染さ れた物
原子核分裂生成物を 含みま す。
けい
( 注5 ) 頸部症候群
いわゆる 「 むち う ち 症」 を いいま す。
第5 条( 保険金を 支払わな い場合-その2 )
当会社は、 被保険者が次の①から ③ま でのいずれかに該当する 間に生じ た保険事故に対
し て は、 保険契約者があ ら かじ めこ れら の行為に対応する 当会社所定の保険料を 支払っ て
いな い場合は、 傷害治療費用保険金を 支払いま せん。
① 乗用具を 用いて 競技等を し て いる 間。 ただし 、 ③に該当する 場合を 除き 、 自動車等を
用いて 道路上で競技等を し て いる 間について は、 傷害治療費用保険金を 支払いま す。
② 乗用具を 用いて 競技等を 行う こ と を 目的と する 場所において 、 競技等に準ずる 方法・
態様によ り 乗用具を 使用し て いる 間。 ただし 、 ③に該当する 場合を 除き 、 道路上で競技
等に準ずる 方法・ 態様によ り 自動車等を 使用し て いる 間について は、 傷害治療費用保険
98
金を 支払いま す。
③ 法令によ る 許可を 受け て 、 一般の通行を 制限し 、 道路を 占有し た状態で、 自動車等を
用いて 競技等を し て いる 間ま た は競技等に準ずる 方法・ 態様によ り 自動車等を 使用し て
いる 間
第6 条( 他の身体の障害ま た は疾病の影響)
⑴ 被保険者が傷害を 被っ た 時既に存在し て いた身体の障害も し く は疾病の影響によ り 、 ま
たは傷害を 被っ た後に保険事故と 関係な く 発生し た傷害も し く は疾病の影響によ り 傷害が
重大と な っ た場合は、 当会社は、 その影響がな かっ た と き に相当する 金額を 支払いま す。
⑵ 正当な 理由がな く 被保険者が治療を 怠っ たこ と ま た は保険契約者も し く は傷害治療費用
保険金を 受け取る べき 者が治療を さ せな かっ たこ と によ り 傷害が重大と な っ た場合も 、 ⑴
と 同様の方法で支払いま す。
第7 条( 保険料の取扱い-職業ま た は職務の変更に関する 通知義務の場合)
⑴ 職業ま た は職務の変更の事実( 注1 ) があ る 場合において 、 適用料率を 変更する 必要が
あ る と き は、 当会社は、 変更前の適用料率と 変更後の適用料率と の差に基づき 、 職業ま た
は職務の変更の事実( 注1 ) が生じ た 時以降の期間( 注2 ) に対し 日割を も っ て 計算し た
保険料を 返還ま たは請求し ま す。
⑵ 当会社は、 保険契約者が⑴の規定によ る 追加保険料の支払を 怠っ た場合( 注3 ) は、 保
険契約者に対する 書面によ る 通知を も っ て 、 こ の保険契約を 解除する こ と ができ ま す。
⑶ ⑴の規定によ る 追加保険料を 請求する 場合において 、 ⑵の規定によ り こ の保険契約を 解
除でき る と き は、 当会社は、 職業ま た は職務の変更の事実( 注1 ) があ っ た 後に生じ た 保
険事故に対し て は、 変更前の適用料率の変更後の適用料率に対する 割合によ り 、 傷害治療
費用保険金額を 削減し ま す。
⑷ 保険契約者ま たは被保険者が故意ま たは重大な 過失によ っ て 、 遅滞な く 普通保険約款第
7 条( 職業ま た は職務の変更に関する 通知義務) の規定によ る 通知を し な かっ た 場合にお
いて 、 変更後の適用料率が変更前の適用料率よ り も 高いと き は、 当会社は、 職業ま たは職
務の変更の事実( 注1 ) があ っ た 後に生じ た保険事故に対し て は、 変更前の適用料率の変
更後の適用料率に対する 割合によ り 、 傷害治療費用保険金額を 削減し ま す。
⑸ ⑷の規定は、 当会社が、 ⑷の規定によ る 傷害治療費用保険金額を 削減し て 支払う べき 事
由の原因があ る こ と を 知っ た時から 傷害治療費用保険金額を 削減し て 支払う 旨の被保険者
も し く は傷害治療費用保険金を 受け取る べき 者に対する 通知を し な いで1 か月を 経過し た
場合ま たは職業ま たは職務の変更の事実( 注1 ) があ っ た時から 5 年を 経過し た 場合は適
用し ま せん。
⑹ ⑷の規定は、 職業ま たは職務の変更の事実( 注1 ) に基づかずに発生し た 傷害について
は適用し ま せん。
⑺ ⑷の規定にかかわら ず、 職業ま たは職務の変更の事実( 注1 ) が生じ 、 こ の保険契約の
引受範囲( 注4 ) を 超え る こ と と な っ た場合は、 当会社は、 保険契約者に対する 書面によ
る 通知を も っ て 、 こ の保険契約を 解除する こ と ができ ま す。
⑻ ⑺の規定によ る 解除が保険事故の発生し た後にな さ れた場合であ っ て も 、 普通保険約款
第�4条( 保険契約解除の効力) の規定にかかわら ず、 職業ま たは職務の変更の事実( 注1 )
が生じ た時から 解除がな さ れた時ま でに発生し た 保険事故に対し て は、 当会社は、 傷害治
療費用保険金を 支払いま せん。 こ の場合において 、 既に傷害治療費用保険金を 支払っ て い
たと き は、 当会社は、 その返還を 請求する こ と ができ ま す。
( 注1 ) 職業ま たは職務の変更の事実
普通保険約款第7 条( 職業ま たは職務の変更に関する 通知義務) の変更の事実を
いいま す。
( 注2 ) 職業ま たは職務の変更の事実( 注1 ) が生じ た時以降の期間
保険契約者ま たは被保険者の申出に基づく 、 普通保険約款第7 条( 職業ま たは職
務の変更に関する 通知義務) の変更の事実が生じ た時以降の期間を いいま す。
( 注3 ) 追加保険料の支払を 怠っ た場合
当会社が、 保険契約者に対し 追加保険料の請求を し たにも かかわら ず相当の期間
内にその支払がな かっ た場合にかぎ り ま す。
( 注4 ) こ の保険契約の引受範囲
保険料を 増額する こ と によ り 保険契約を 継続する こ と ができ る 範囲と し て 保険契
約締結の際に当会社が交付する 書面等において 定めた も のを いいま す。
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12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
第8 条( 被保険者によ る 特約の解除請求)
⑴ 被保険者が保険契約者以外の者であ る 場合は、 保険契約者と の別段の合意があ る と き を
除き 、 その被保険者は、 保険契約者に対し こ の特約( 注) を 解除する こ と を 求める こ と が
でき ま す。
⑵ 保険契約者は、 被保険者から ⑴に規定する 解除請求があ っ た 場合は、 当会社に対する 通
知を も っ て 、 こ の特約( 注) を 解除し な ければな り ま せん。
( 注) こ の特約
その被保険者に係る 部分にかぎ り ま す。
第9 条( 保険料の取扱い-解除の場合)
⑴ 第7 条( 保険料の取扱い-職業ま た は職務の変更に関する 通知義務の場合) ⑵ま た は⑺
の規定によ り 、 当会社が保険契約を 解除し た場合は、 当会社は、 未経過期間に対し 日割を
も っ て 計算し た保険料を 返還し ま す。
⑵ 前条⑵の規定によ り 、 保険契約者がこ の特約( 注) を 解除し た場合は、 当会社は、 保険
料から 既経過期間に対応する 保険料を 差し 引いて 、 その残額を 返還し ま す。
( 注) こ の特約
その被保険者に係る 部分にかぎ り ま す。
第10条( 事故の通知)
⑴ 被保険者が傷害を 被っ た場合は、 保険契約者、 被保険者ま た は傷害治療費用保険金を 受
け取る べき 者は、保険事故の発生の日から その日を 含めて 3�日以内に保険事故発生の日時、
場所、 保険事故の概要およ び傷害の程度を 当会社に通知し な け ればな り ま せん。 こ の場合
において 、 当会社が書面によ る 通知も し く は説明を 求めた と き ま たは被保険者の診断書も
し く は死体検案書の提出を 求めたと き は、 こ れに応じ な け ればな り ま せん。
⑵ 被保険者が搭乗し て いる 航空機ま た は船舶が行方不明と な っ た場合ま た は遭難し た 場合
は、 保険契約者ま た は傷害治療費用保険金を 受け取る べき 者は、 その航空機ま たは船舶が
行方不明と な っ た日ま た は遭難し た 日から その日を 含めて 3�日以内に行方不明ま たは遭難
発生の状況を 当会社に書面によ り 通知し な ければな り ま せん。
⑶ ⑴およ び⑵の場合において 、 保険契約者、 被保険者ま た は傷害治療費用保険金を 受け取
る べき 者は、 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容( 注) について 、 遅滞な く 当
会社に通知し な ければな り ま せん。
⑷ 保険契約者、 被保険者ま たは傷害治療費用保険金を 受け 取る べき 者は、 ⑴から ⑶ま での
ほか、 当会社が特に必要と する 書類ま た は証拠と な る も のを 求めた場合は、 遅滞な く 、 こ
れを 提出し 、 ま た当会社が行う 損害の調査に協力し な ければな り ま せん。
⑸ 保険契約者、 被保険者ま たは傷害治療費用保険金を 受け 取る べき 者が、 正当な 理由がな
く ⑴、⑵、⑶も し く は⑷の規定に違反し た場合、ま た はその通知も し く は説明について 知っ
て いる 事実を 告げな かっ た場合も し く は事実と 異な る こ と を 告げた場合は、 当会社は、 そ
れによ っ て 当会社が被っ た損害の額を 差し 引いて 傷害治療費用保険金を 支払いま す。
( 注) 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容
既に他の保険契約等から 保険金ま たは共済金の支払を 受けた場合は、 その事実を 含
みま す。
第11条( 保険金の請求)
⑴ こ の特約にかかる 保険金の当会社に対する 保険金請求権は、 被保険者が治療を 要し な く
な っ た 時ま た は保険事故の発生の日から そ の日を 含めて �8�日を 経過し た 時のいずれか早
い時から 発生し 、 こ れを 行使する こ と ができ る も のと し ま す。
⑵ こ の特約にかかる 保険金の請求書類( 注1 ) は、 次の①から ⑩ま でに掲げる 書類と し ま
す。
① 保険金請求書
② 保険証券
③ 当会社の定める 傷害状況報告書
④ 公の機関( 注2 ) の事故証明書
⑤ 傷害の程度を 証明する 医師の診断書
⑥ 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①から ③ま での費用の支払を 証明する 領収書ま た
は当会社と 提携する 機関から のその費用の請求書
⑦ 被保険者の印鑑証明書
⑧ 傷害治療費用保険金の請求の委任を 証する 書類およ び委任を 受け た 者の印鑑証明書
100
( 注3 )
⑨ 当会社が被保険者の症状・ 治療内容等について 医師に照会し 説明を 求める こ と につい
て の同意書
⑩ その他当会社が普通保険約款第2�条( 保険金の支払時期) ⑴に定める 必要な 事項の確
認を 行う ために欠く こ と のでき な い書類ま たは証拠と し て 保険契約締結の際に当会社が
交付する 書面等において 定めた も の
( 注1 ) 保険金の請求書類
第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑸の規定によ り 被保険者が当会社と 提携する 機関
への傷害治療費用保険金の支払を 当会社に求める 場合の書類を 含みま す。
( 注2 ) 公の機関
やむを 得な い場合は、 第三者と し ま す。
( 注3 ) 印鑑証明書
傷害治療費用保険金の請求を 第三者に委任する 場合と し ま す。
第12条( 当会社の指定する 医師が作成し た診断書等の要求)
⑴ 当会社は、 第��条( 事故の通知) の通知ま たは前条およ び普通保険約款第2�条( 保険金
の請求) の規定によ る 請求を 受け た場合は、 傷害の程度の認定その他傷害治療費用保険金
の支払にあ たり 必要な 限度において 、 保険契約者、 被保険者ま た は傷害治療費用保険金を
受け取る べき 者に対し 当会社の指定する 医師が作成し た被保険者の診断書ま たは死体検案
書の提出を 求める こ と ができ ま す。
⑵ ⑴の規定によ る 診断ま た は死体の検案( 注1 ) のた めに要し た 費用( 注2 ) は、 当会社
が負担し ま す。
( 注1 ) 死体の検案
死体について 、 死亡の事実を 医学的に確認する こ と を いいま す。
( 注2 ) 費用
収入の喪失を 含みま せん。
第13条( 代 位)
⑴ 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①から ③ま での費用が生じ たこ と によ り 被保険者ま
たはその法定相続人が損害賠償請求権その他の債権を 取得し た場合において 、 当会社がそ
の費用に対し て 傷害治療費用保険金を 支払っ たと き は、 その債権は当会社に移転し ま す。
ただし 、 移転する のは、 次の①ま たは②のいずれかの額を 限度と し ま す。
① 当会社が費用の全額を 傷害治療費用保険金と し て 支払っ た場合
被保険者ま たはその法定相続人が取得し た債権の全額
② ①以外の場合
被保険者ま たはその法定相続人が取得し た債権の額から 、 傷害治療費用保険金が支払
われて いな い費用の額を 差し 引いた 額
⑵ ⑴の②の場合において 、 当会社に移転せずに被保険者ま た はその法定相続人が引き 続き
有する 債権は、 当会社に移転し た 債権よ り も 優先し て 弁済さ れる も のと し ま す。
⑶ 保険契約者、 被保険者およ び傷害治療費用保険金を 受け取る べき 者は、 当会社が取得す
る ⑴ま たは⑵の債権の保全およ び行使な ら びにそのた めに当会社が必要と する 証拠およ び
書類の入手に協力し な ければな り ま せん。 こ のた めに必要な 費用は、 当会社の負担と し ま
す。
第14条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款およ びこ の保険契約に付帯さ れた特約の規定を 準用し ま す。
別表 第3条(保険金額の削減)の運動等
山岳登はん( 注1 )、 リ ュ ージ ュ 、 ボブス レ ー、 ス ケ ルト ン 、 航空機( 注2 ) 操縦( 注3 )、
ス カ イ ダイ ビ ン グ 、 ハン グ グ ラ イ ダー搭乗、 超軽量動力機( 注4 ) 搭乗、 ジ ャ イ ロ プレ ー
ン 搭乗その他こ れら に類する 危険な 運動
( 注1 ) 山岳登はん
ピ ッ ケ ル、 ア イ ゼン 、 ザイ ル、 ハン マー等の登山用具を 使用する も のおよ びロ ッ
ク ク ラ イ ミ ン グ ( フ リ ーク ラ イ ミ ン グ を 含みま す。) を いいま す。
( 注2 ) 航空機
グ ラ イ ダーおよ び飛行船を 除き ま す。
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12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
( 注3 ) 操縦
職務と し て 操縦する 場合を 除き ま す。
( 注4 ) 超軽量動力機
モータ ーハン グ グ ラ イ ダー、 マイ ク ロ ラ イ ト 機、 ウ ルト ラ ラ イ ト 機等を いい、 パ
ラ シ ュ ート 型超軽量動力機( パラ プレ ーン 等を いいま す。) を 除き ま す。
疾病治療費用補償特約
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 それぞれ次の定義によ り ま す。
用 語
定 義
医学的他覚所見
理学的検査、 神経学的検査、 臨床検査、 画像検査等によ り 認めら れる
異常所見を いいま す。
疾病治療費用保険
金額
保険証券記載の疾病治療費用保険金額を いいま す。
支払責任額
他の保険契約等がな いも のと し て 算出し た 支払う べき 保険金ま た は共
済金の額を いいま す。
宿泊施設
ホ テ ル等の宿泊施設を いい、 居住施設を 除き ま す。
責任期間
保険期間中で、 かつ、 旅行行程中を いいま す。
他の保険契約等
第2 条( 保険金を 支払う 場合) の全部ま た は一部に対し て 支払責任が
同じ であ る 他の保険契約ま た は共済契約を いいま す。
保険事故
こ の特約において は、 疾病の発病を いいま す。
免責金額
支払保険金の算出にあ たり 、 損害の額から 控除する 自己負担額を いい
ま す。
第2 条( 保険金を 支払う 場合)
⑴ 当会社は、 被保険者が次の①ま た は②のいずれかに該当し た 場合は、 ⑵の①から ③ま で
に掲げる 金額を 、 こ の特約およ び普通保険約款の規定に従い、 疾病治療費用保険金と し て
被保険者に支払いま す。 た だし 、 治療を 開始し た 日( 注1 ) から そ の日を 含めて �8� 日以
内に要し た費用にかぎ り ま す。
① 次のア . ま たはイ . に掲げる 疾病のいずれかを 直接の原因と し て 責任期間終了後72時
間を 経過する ま でに治療を 開始し た 場合
ア . 責任期間中に発病し た疾病
イ . 責任期間終了後72時間以内に発病し た疾病。 ただし 、 その疾病の原因が責任期間中
に発生し たも のにかぎ り ま す。
② 責任期間中に感染し た別表に掲げる 感染症を 直接の原因と し て 責任期間が終了し た日
から その日を 含めて 3�日を 経過する ま でに治療を 開始し た場合
⑵ ⑴にいう 「 ⑵の①から ③ま でに掲げる 金額」 と は、 次の①から ③ま でに掲げる 金額を い
いま す。 ただし 、 社会通念上妥当な 金額であ り 、 かつ、 保険事故と 同等のその他の事故に
対し て 通常負担する 金額相当額と し ま す。 ま た 、 こ の保険契約を 締結し て いな ければ生じ
な かっ た 金額を 除き ま す。
① 次のア . から ス . ま でに掲げる 費用のう ち 被保険者が治療のため現実に支出し た 金額
ア . 医師の診察費、 処置費およ び手術費
イ . 医師の処置ま たは処方によ る 薬剤費、 治療材料費およ び医療器具使用料
ウ . X線検査費、 諸検査費およ び手術室費
エ. 職業看護師( 注2 ) 費。 ただし 、 謝金およ び礼金は含みま せん。
オ. 病院ま たは診療所へ入院し た 場合の入院費
カ . 入院によ る 治療を 要する 場合において 、 病院も し く は診療所が遠隔地にあ る こ と ま
た は病院も し く は診療所のベッ ド が空いて いな いこ と 等やむを 得な い事情によ り 、 宿
泊施設の室内で治療を 受け たと き およ び医師の指示によ り 宿泊施設で静養する と き の
102
宿泊施設の客室料
キ . 入院によ る 治療は要し な い場合において 、 治療を 受け 、 医師の指示によ り 宿泊施設
で静養する と き の宿泊施設の客室料。 ただし 、 被保険者が払戻し を 受け た金額ま た は
被保険者が負担する こ と を 予定し て いた金額はこ の費用の額から 控除し ま す。
ク . 救急措置と し て 被保険者を 病院ま たは診療所に移送する ための緊急移送費。 ただし 、
貸切航空便によ る 運送を 含む不定期航空運送のチャ ータ ー料金は、 治療上の必要によ
り 定期航空運送によ る 移送が困難であ る と 医師が認めた 場合にかぎ り 費用の範囲に含
めま す。
ケ . 入院ま た は通院のた めの交通費
コ . 病院も し く は診療所に専門の医師がいな いこ と ま たはその病院も し く は診療所での
治療が困難な こ と によ り 、 他の病院ま た は診療所へ移転する た めの移転費( 注3 )。
た だし 、 日本国内( 注4 ) の病院ま た は診療所へ移転し た場合は、 被保険者が払戻し
を 受け た帰国のた めの運賃ま たは被保険者が負担する こ と を 予定し て いた帰国のた め
の運賃はこ の費用の額から 控除し ま す。
サ. 治療のた めに必要な 通訳雇入費
シ . 疾病治療費用保険金請求のために必要な 医師の診断書の費用
ス . 法令に基づき 公的機関よ り 、 病原体に汚染さ れた場所ま た は汚染さ れた疑いがあ る
場所の消毒を 命じ ら れた場合の消毒のために要し た費用
② 被保険者の入院によ り 必要と な っ た次のア . ま た はイ . に掲げる 費用のう ち 被保険者
が現実に支出し た金額。 ただし 、 1 疾病( 注5 ) について 2�万円を 限度と し ま す。
ア . 国際電話料等通信費
イ . 入院に必要な 身の回り 品購入費( 注6 )
③ 被保険者が治療を 受け 、 その結果、 当初の旅行行程を 離脱し た場合において 、 次のア .
ま た はイ . に掲げる いずれかの費用のう ち 被保険者が現実に支出し た 金額。 た だし 、 被
保険者が払戻し を 受けた 金額ま たは被保険者が負担する こ と を 予定し て いた金額につい
て は費用の額から 控除し ま す。
ア . 被保険者が当初の旅行行程に復帰する ための交通費およ び宿泊費
イ . 被保険者が直接帰国する た めの交通費およ び宿泊費( 注7 )
⑶ ⑴の、 疾病の原因の発生時期、 発病の時期、 発病の認定、 治療を 開始し た 時期等は、 医
師の診断によ り ま す。
⑷ ⑴の規定にかかわら ず、 当会社は、 次の①から ③ま でのいずれかに該当する 疾病の治療
に要し た費用に対し て は、 疾病治療費用保険金を 支払いま せん。
① 被保険者が被っ た 傷害に起因する 疾病
② 妊娠、 出産、 早産ま た は流産に起因する 疾病
③ 歯科疾病
⑸ ⑴の疾病治療費用保険金の支払は、1 疾病( 注5 ) について 疾病治療費用保険金額を も っ
て 限度と し ま す。
⑹ ⑴の費用に対し て 保険金を 支払う べき 他の保険契約等があ る 場合において 、 それぞれの
支払責任額の合計額が⑴の費用の額を 超え る と き は、 当会社は、 次に定める 額を 疾病治療
費用保険金と し て 支払いま す。
① 他の保険契約等から 保険金ま たは共済金が支払われて いな い場合
こ の保険契約の支払責任額
② 他の保険契約等から 保険金ま たは共済金が支払われた場合
⑴の費用の額から 、 他の保険契約等から 支払われた保険金ま たは共済金の合計額を 差
し 引いた 残額。 ただし 、 こ の保険契約の支払責任額を 限度と し ま す。
⑺ ⑹の費用の額は、 それぞれの保険契約ま たは共済契約に免責金額の適用があ る 場合は、
そのう ち 最も 低い免責金額を 差し 引いた額と し ま す。
⑻ ⑴の規定にかかわら ず、 被保険者が当会社と 提携する 機関から ⑵の①ま た は③に掲げる
費用の請求を 受けた場合において 、 被保険者がその機関への疾病治療費用保険金の支払を
当会社に求めた と き は、 当会社は、 被保険者がその費用を 支出し たも のと みな し て ⑴から
⑺ま での規定によ り 算出し た疾病治療費用保険金を その機関に支払いま す。
⑼ ⑵の規定にかかわら ず、 被保険者が⑴の①ま た は②のいずれかに該当し 、 その直接の結
はり
果と し て 、 日本国外において カ イ ロ プラ ク テ ィ ッ ク ( Ch iro p ra c tic )、 鍼( A c u p u n c tu re)
103
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
きゅう
ま た は灸( M o xa ca u tery) の施術者( 注8 ) によ る 治療を 要し た こ と によ り 、 被保険者
が現実に支出し た⑵の金額について は、 疾病治療費用保険金を 支払いま せん。
( 注1 ) 治療を 開始し た 日
合併症およ び続発症の場合はそ の原因と な っ た疾病の治療を 開始し た 日を いいま
す。
( 注2 ) 職業看護師
日本国外において 被保険者の治療に際し 、 医師が付添を 必要と 認めた 場合の職務
と し て 付添を 行う 者を 含みま す。
( 注3 ) 移転費
治療のため医師ま たは職業看護師( 注2 ) が付添う こ と を 要する 場合は、 その費
用を 含みま す。 た だし 、 貸切航空便によ る 運送を 含む不定期航空運送のチャ ータ ー
料金は、 治療上の必要によ り 定期航空運送によ る 移送が困難であ る と 医師が認めた
場合にかぎ り 費用の範囲に含めま す。
( 注4 ) 日本国内
被保険者が日本国外に居住し て いる 場合は、 その居住地と し ま す。
( 注5 ) 1 疾病
合併症およ び続発症を 含みま す。
( 注6 ) 身の回り 品購入費
5 万円を 限度と し ま す。
( 注7 ) 交通費およ び宿泊費
日本国外に居住し て いる 被保険者が、 その居住地の属する 国へ直接帰国する ため
の交通費およ び宿泊費を 含みま す。
( 注8 ) 施術者
治療を 要し た地の法令に定めら れた資格を 持つ者ま た は法令によ り 治療を 行う こ
と を 許さ れた 者を いいま す。
第3 条( 保険金額の削減)
当会社は、 被保険者が山岳登はん( 注1 ) を 行っ て いる 間に発病し た 高山病の治療を 要
し た 場合で、 保険契約者があ ら かじ め割増保険料( 注2 ) を 支払っ て いな いと き は、 次の
割合によ り 疾病治療費用保険金額を 削減し ま す。
領収し た保険料
領収し た保険料
+
保険期間を 通じ て 山岳登はん( 注1 ) を 行う 場合
に保険契約者が支払う べき 割増保険料( 注2 )
( 注1 ) 山岳登はん
ピ ッ ケ ル、 ア イ ゼン 、 ザイ ル、 ハン マー等の登山用具を 使用する も のを いいま す。
( 注2 ) 割増保険料
当会社所定の割増保険料を いいま す。
第4 条( 保険金を 支払わな い場合)
⑴ 当会社は、 次の①から ⑧ま でのいずれかに該当する 事由によ っ て 発病し た疾病に対し て
は、 疾病治療費用保険金を 支払いま せん。
① 保険契約者( 注1 ) ま たは被保険者の故意ま た は重大な 過失
② 疾病治療費用保険金を 受け 取る べき 者の故意ま たは重大な 過失
③ 被保険者の自殺行為、 犯罪行為ま た は闘争行為
④ 被保険者に対する 刑の執行
⑤ 戦争、 外国の武力行使、 革命、 政権奪取、 内乱、 武装反乱その他こ れら に類似の事変
⑥ 核燃料物質( 注2 ) も し く は核燃料物質( 注2 ) によ っ て 汚染さ れた 物( 注3 ) の放
射性、 爆発性その他の有害な 特性ま た はこ れら の特性によ る 事故
⑦ ⑤も し く は⑥のいずれかの事由に随伴し て 生じ た事故ま た はこ れら に伴う 秩序の混乱
に基づいて 生じ た 事故
⑧ ⑥以外の放射線照射ま たは放射能汚染
けい
⑵ 当会社は、 被保険者が頸部症候群( 注4 )、 腰痛その他の症状を 訴え て いる 場合であ っ
て も 、 それを 裏付け る に足り る 医学的他覚所見のな いも のに対し て は、 その症状の原因が
104
いかな る と き であ っ て も 、 疾病治療費用保険金を 支払いま せん。
( 注1 ) 保険契約者
法人であ る 場合は、 その理事、 取締役ま たは法人の業務を 執行する その他の機関
を いいま す。
( 注2 ) 核燃料物質
使用済燃料を 含みま す。
( 注3 ) 核燃料物質( 注2 ) によ っ て 汚染さ れた 物
原子核分裂生成物を 含みま す。
けい
( 注4 ) 頸部症候群
いわゆる 「 むち う ち 症」 を いいま す。
第5 条( 他の身体の障害ま た は疾病の影響)
⑴ 被保険者が疾病の発病の時既に存在し て いた身体の障害も し く は疾病の影響によ り 、 ま
たは疾病を 発病し た後にその疾病と 関係な く 発生し た 傷害も し く は疾病の影響によ り 疾病
が重大と な っ た 場合は、当会社は、 その影響がな かっ た と き に相当する 金額を 支払いま す。
⑵ 正当な 理由がな く 被保険者が治療を 怠っ たこ と ま た は保険契約者も し く は疾病治療費用
保険金を 受け取る べき 者が治療を さ せな かっ たこ と によ り 疾病が重大と な っ た場合も 、 ⑴
と 同様の方法で支払いま す。
第6 条( 被保険者によ る 特約の解除請求)
⑴ 被保険者が保険契約者以外の者であ る 場合は、 保険契約者と の別段の合意があ る と き を
除き 、 その被保険者は、 保険契約者に対し こ の特約( 注) を 解除する こ と を 求める こ と が
でき ま す。
⑵ 保険契約者は、 被保険者から ⑴に規定する 解除請求があ っ た場合は、 当会社に対する 通
知を も っ て 、 こ の特約( 注) を 解除し な け ればな り ま せん。
( 注) こ の特約
その被保険者に係る 部分にかぎ り ま す。
第7 条( 保険料の取扱い-解除の場合)
前条⑵の規定によ り 、 保険契約者がこ の特約( 注) を 解除し た 場合は、 当会社は、 保険
料から 既経過期間に対応する 保険料を 差し 引いて 、 その残額を 返還し ま す。
( 注) こ の特約
その被保険者に係る 部分にかぎ り ま す。
第8 条( 事故の通知)
⑴ 被保険者が発病し た 場合は、 保険契約者、 被保険者ま たは疾病治療費用保険金を 受け 取
る べき 者は、 発病し た 日から その日を 含めて 3�日以内に発病の状況およ び経過を 当会社に
通知し な け ればな り ま せん。 こ の場合において 、 当会社が書面によ る 通知も し く は説明を
求めた と き ま た は被保険者の診断書も し く は死体検案書の提出を 求めた と き は、 こ れに応
じ な け ればな り ま せん。
⑵ ⑴の場合において 、 保険契約者、 被保険者ま た は疾病治療費用保険金を 受け取る べき 者
は、 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容( 注) について 、 遅滞な く 当会社に通
知し な ければな り ま せん。
⑶ 保険契約者、 被保険者ま たは疾病治療費用保険金を 受け取る べき 者は、 ⑴およ び⑵のほ
か、 当会社が特に必要と する 書類ま た は証拠と な る も のを 求めた 場合は、 遅滞な く 、 こ れ
を 提出し 、 ま た 当会社が行う 損害の調査に協力し な け ればな り ま せん。
⑷ 保険契約者、 被保険者ま たは疾病治療費用保険金を 受け取る べき 者が、 正当な 理由がな
く ⑴、 ⑵も し く は⑶の規定に違反し た 場合、 ま た はその通知も し く は説明について 知っ て
いる 事実を 告げな かっ た場合も し く は事実と 異な る こ と を 告げた 場合は、 当会社は、 それ
によ っ て 当会社が被っ た損害の額を 差し 引いて 疾病治療費用保険金を 支払いま す。
( 注) 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容
既に他の保険契約等から 保険金ま た は共済金の支払を 受け た場合は、 その事実を 含
みま す。
第9 条( 保険金の請求)
⑴ こ の特約にかかる 保険金の当会社に対する 保険金請求権は、 被保険者が治療を 要し な く
な っ た 時ま た は治療を 開始し た 日( 注1 ) から そ の日を 含めて �8�日を 経過し た 時のいず
れか早い時から 発生し 、 こ れを 行使する こ と ができ る も のと し ま す。
105
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
⑵ こ の特約にかかる 保険金の請求書類( 注2 ) は、 次の①から ⑨ま でに掲げる 書類と し ま
す。
① 保険金請求書
② 保険証券
③ 責任期間中ま た は責任期間終了後72時間以内に発病し 、 かつ、 責任期間終了後72時間
を 経過する ま でに治療を 開始し た こ と およ び疾病の程度、 疾病の原因の発生時期を 証明
する 医師の診断書
④ 責任期間中に感染し 、 かつ、 その感染症を 直接の原因と し て 責任期間が終了し た 日か
ら その日を 含めて 3�日を 経過する ま でに治療を 開始し た こ と およ び感染症の程度を 証明
する 医師の診断書
⑤ 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑵の①から ③ま での費用の支払を 証明する 領収書ま た
は当会社と 提携する 機関から のその費用の請求書
⑥ 被保険者の印鑑証明書
⑦ 疾病治療費用保険金の請求の委任を 証する 書類およ び委任を 受け た 者の印鑑証明書
( 注3 )
⑧ 当会社が被保険者の症状・ 治療内容等について 医師に照会し 説明を 求める こ と につい
て の同意書
⑨ その他当会社が普通保険約款第2�条( 保険金の支払時期) ⑴に定める 必要な 事項の確
認を 行う た めに欠く こ と のでき な い書類ま た は証拠と し て 保険契約締結の際に当会社が
交付する 書面等において 定めたも の
( 注1 ) 治療を 開始し た 日
合併症およ び続発症の場合はその原因と な っ た疾病の治療を 開始し た 日を いいま
す。
( 注2 ) 保険金の請求書類
第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑻の規定によ り 被保険者が当会社と 提携する 機関
への疾病治療費用保険金の支払を 当会社に求める 場合の書類を 含みま す。
( 注3 ) 印鑑証明書
疾病治療費用保険金の請求を 第三者に委任する 場合と し ま す。
第10条( 当会社の指定する 医師が作成し た 診断書等の要求)
⑴ 当会社は、 第8 条( 事故の通知) の通知ま た は前条およ び普通保険約款第2�条( 保険金
の請求) の規定によ る 請求を 受けた 場合は、 疾病の程度の認定その他疾病治療費用保険金
の支払にあ た り 必要な 限度において 、 保険契約者、 被保険者ま たは疾病治療費用保険金を
受け 取る べき 者に対し 、 当会社の指定する 医師が作成し た 被保険者の診断書ま たは死体検
案書の提出を 求める こ と ができ ま す。
⑵ ⑴の規定によ る 診断ま たは死体の検案( 注1 ) のために要し た費用( 注2 ) は、 当会社
が負担し ま す。
( 注1 ) 死体の検案
死体について 、 死亡の事実を 医学的に確認する こ と を いいま す。
( 注2 ) 費用
収入の喪失を 含みま せん。
第11条( 代 位)
⑴ 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑵の①から ③ま での費用が生じ たこ と によ り 被保険者ま
たはその法定相続人が損害賠償請求権その他の債権を 取得し た 場合において 、 当会社がそ
の費用に対し て 疾病治療費用保険金を 支払っ た と き は、 その債権は当会社に移転し ま す。
ただし 、 移転する のは、 次の①ま た は②のいずれかの額を 限度と し ま す。
① 当会社が費用の全額を 疾病治療費用保険金と し て 支払っ た 場合
被保険者ま たはその法定相続人が取得し た 債権の全額
② ①以外の場合
被保険者ま たはその法定相続人が取得し た 債権の額から 、 疾病治療費用保険金が支払
われて いな い費用の額を 差し 引いた 額
⑵ ⑴の②の場合において 、 当会社に移転せずに被保険者ま たはその法定相続人が引き 続き
有する 債権は、 当会社に移転し た債権よ り も 優先し て 弁済さ れる も のと し ま す。
⑶ 保険契約者、 被保険者およ び疾病治療費用保険金を 受け 取る べき 者は、 当会社が取得す
る ⑴ま た は⑵の債権の保全およ び行使な ら びにそのために当会社が必要と する 証拠およ び
106
書類の入手に協力し な ければな り ま せん。 こ のた めに必要な 費用は、 当会社の負担と し ま
す。
第12条( 普通保険約款の読み替え )
こ の特約について は、 普通保険約款第5 条( 保険責任の始期およ び終期) ⑸の②の規定
中「 旅行行程開始前ま たは旅行行程終了後に生じ た保険事故」 と あ る のを 「 責任期間開始
前ま た は責任期間終了後72時間を 経過し た 後に生じ た 保険事故」と 読み替え て 適用し ま す。
第13条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款およ びこ の保険契約に付帯さ れた特約の規定を 準用し ま す。
別表 第2条(保険金を支払う場合)⑴の②の感染症
しん
コ レ ラ 、 ペス ト 、 天然痘、 発疹チフ ス 、 ラ ッ サ熱、 マラ リ ア 、 回帰熱、 黄熱、 重症急性
呼吸器症候群、 エボラ 出血熱、 ク リ ミ ア ・ コ ン ゴ 出血熱、 マールブルグ 病、 コ ク シ ジ オイ
がっ こう ちゅう
デス 症、 デン グ 熱、 顎口虫、 ウ エス ト ナイ ル熱、 リ ッ サウ イ ルス 感染症、 腎症候性出血熱、
ハン タ ウ イ ルス 肺症候群、 高病原性鳥イ ン フ ルエン ザ、 ニパウ イ ルス 感染症、 赤痢、 ダ ニ
媒介性脳炎、 腸チフ ス 、 リ フ ト バレ ー熱、 レ プト ス ピ ラ 症
救援者費用等補償特約
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 それぞれ次の定義によ り ま す。
用 語
医学的他覚所見
救援者
定 義
理学的検査、 神経学的検査、 臨床検査、 画像検査等によ り 認めら れる
異常所見を いいま す。
被保険者の捜索( 注1 )、 看護ま た は事故処理を 行う た めに現地へ赴
く 被保険者の親族( 注2 ) を いいま す。
( 注1 ) 捜索
捜索、 救助ま たは移送を いいま す。
( 注2 ) 親族
こ れら の者の代理人を 含みま す。
救援者費用等保険
金額
保険証券記載の救援者費用等保険金額を いいま す。
現地
事故発生地、 被保険者の収容地ま たは被保険者の勤務地を いいま す。
自動車等
自動車ま たは原動機付自転車を いいま す。
支払責任額
他の保険契約等がな いも のと し て 算出し た支払う べき 保険金ま たは共
済金の額を いいま す。
宿泊施設
ホ テ ル等の宿泊施設を いい、 居住施設を 除き ま す。
責任期間
保険期間中で、 かつ、 旅行行程中を いいま す。
他の保険契約等
第2 条( 保険金を 支払う 場合) の全部ま たは一部に対し て 支払責任が
同じ であ る 他の保険契約ま た は共済契約を いいま す。
保険事故
こ の特約において は、 被保険者が第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の
①から ④ま でのいずれかに該当する こ と を いいま す。
免責金額
支払保険金の算出にあ たり 、 損害の額から 控除する 自己負担額を いい
ま す。
第2 条( 保険金を 支払う 場合)
⑴ 当会社は、被保険者が次の①から ④ま でのいずれかに該当し たこ と によ り 、保険契約者、
被保険者ま たは被保険者の親族が負担し た 費用を 、 こ の特約およ び普通保険約款の規定に
107
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
従い、 救援者費用等保険金と し て その費用の負担者に支払いま す。
① 被保険者が死亡し た 場合で、 次のア . から エ. ま でのいずれかに該当し た と き 。
ア . 責任期間中に被っ た傷害を 直接の原因と し て 、 傷害の原因と な っ た 事故の発生の日
から その日を 含めて �8�日以内に死亡し た 場合
イ . 疾病ま たは妊娠、 出産、 早産も し く は流産を 直接の原因と し て 責任期間中に死亡し
た 場合
ウ . 責任期間中に発病し た疾病を 直接の原因と し て 、 責任期間が終了し た日から その日
を 含めて 3�日以内に死亡し た場合。 ただし 、 責任期間中に治療を 開始し 、 かつ、 その
後も 引き 続き 治療を 受けて いた 場合にかぎ り ま す。
エ. 責任期間中に被保険者が自殺行為を 行っ た場合で、 その行為の日から その日を 含め
て �8�日以内に死亡し たと き 。
② 被保険者が入院し た 場合で、 次のア . ま た はイ . のいずれかに該当し たと き 。
ア . 責任期間中に被っ た傷害を 直接の原因と し て 、 継続し て 3 日以上入院( 注1 ) し た
場合
イ . 責任期間中に発病し た 疾病( 注2 ) を 直接の原因と し て 、 継続し て 3 日以上入院( 注
1 ) し た 場合。 ただし 、 責任期間中に治療を 開始し て いた 場合にかぎ り ま す。
③ 責任期間中に被保険者が搭乗し て いる 航空機も し く は船舶が行方不明にな っ た場合も
し く は遭難し た場合ま たは被保険者が山岳登はん( 注3 ) 中に遭難し た 場合
④ 責任期間中における 急激かつ偶然な 外来の事故によ っ て 被保険者の生死が確認でき な
い場合ま た は緊急な 捜索・ 救助活動を 要する 状態と な っ たこ と が警察等の公的機関によ
り 確認さ れた場合
⑵ ⑴の①ま た は②の、 発病の時期、 発病の認定、 治療を 開始し た時期等は、 医師の診断に
よ り ま す。
⑶ ⑴の③の山岳登はん( 注3 ) 中の被保険者の遭難が明ら かでな い場合において 、 被保険
者が下山予定期日の翌日午前0 時以降48時間を 経過し て も 下山し な かっ た と き は、 保険契
約者ま た は被保険者の親族も し く はこ れら に代わる 者が次の①から ③ま でに掲げる も のの
いずれかに対し て 、 被保険者の捜索を 依頼し た こ と を も っ て 、 遭難が発生し た も のと みな
し ま す。
① 警察その他の公的機関
② サルベージ 会社ま た は航空会社
③ 遭難救助隊
⑷ ⑴の規定にかかわら ず、 保険契約者等( 注4 ) が当会社と 提携する 機関から 次条①から
⑥ま でに掲げる 費用の請求を 受けた 場合において 、 保険契約者等( 注4 ) がその機関への
救援者費用等保険金の支払を 当会社に求めたと き は、 当会社は、 保険契約者等( 注4 ) が
その費用を ⑴の費用と し て 負担し た も のと みな し て 救援者費用等保険金を その機関に支払
いま す。
( 注1 ) 入院
他の病院ま たは診療所に移転し た場合は、 移転のために要し た 期間は入院中と み
な し ま す。 た だし 、 その移転について 治療のため医師が必要と 認めた場合にかぎ り
ま す。
( 注2 ) 疾病
妊娠、 出産、 早産ま た は流産に起因する 疾病およ び歯科疾病を 含みま せん。
( 注3 ) 山岳登はん
ピ ッ ケ ル、 ア イ ゼン 、 ザイ ル、 ハン マー等の登山用具を 使用する も のを いいま す。
( 注4 ) 保険契約者等
保険契約者、 被保険者ま た は被保険者の親族を いいま す。
第3 条( 費用の範囲)
前条⑴の費用と は、 次の①から ⑥ま でに掲げる も のを いいま す。
① 捜索救助費用
遭難し た 被保険者を 捜索( 注1 ) する 活動に要し た費用のう ち 、 こ れら の活動に従事
し た 者から の請求に基づいて 支払っ た 費用を いいま す。
② 航空運賃等交通費
救援者の現地ま での船舶、 航空機等の往復運賃を いい、 救援者3 名分を 限度と し ま す。
た だし 、 前条⑴の④の場合において 、 被保険者の生死が判明し た後ま た は被保険者の緊
108
急な 捜索( 注1 ) も し く は救助活動が終了し た 後に現地に赴く 救援者にかかる 費用は除
き ま す。
③ 宿泊施設の客室料
現地およ び現地ま での行程におけ る 救援者の宿泊施設の客室料を いい、 救援者3 名分
を 限度と し 、 かつ、 救援者1 名につき �4日分を 限度と し ま す。 ただし 、 前条⑴の④の場
合において 、 被保険者の生死が判明し た 後ま た は被保険者の緊急な 捜索( 注1 ) も し く
は救助活動が終了し た後に現地に赴く 救援者にかかる 費用は除き ま す。
④ 移送費用
死亡し た被保険者を 現地から 保険証券記載の被保険者の住所に移送する ために要し た
遺体輸送費用ま たは治療を 継続中の被保険者を 現地から 保険証券記載の被保険者の住所
も し く はその住所の属する 国の病院も し く は診療所へ移転する ために要し た移転費( 注
2 ) を いいま す。 た だし 、 次のア . およ びイ . に掲げる 費用はこ の費用の額から 除き ま
す。
ア . 被保険者が払戻し を 受けた 帰国のた めの運賃ま たは被保険者が負担する こ と を 予定
し て いた帰国のた めの運賃
イ . 傷害治療費用補償特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①も し く は③ま たは疾病
治療費用補償特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑵の①も し く は③によ り 支払われる
べき 費用
⑤ 遺体処理費用
死亡し た 被保険者の火葬費用、 遺体防腐処理費用等の遺体の処理費用を いい、 ��� 万
円を 限度と し ま す。 な お、 花代、 読経代およ び式場費等の葬儀費用等遺体の処理と は直
接関係がな い費用は含みま せん。
⑥ 諸雑費
救援者の渡航手続費( 注3 ) な ら びに救援者ま た は被保険者が現地において 支出し た
交通費、 被保険者の入院も し く は救援に必要な 身の回り 品購入費およ び国際電話料等通
信費等を いい、 2�万円を 限度と し ま す。 ただし 、 傷害治療費用補償特約第2 条⑴の②ま
た は疾病治療費用補償特約第2 条⑵の②によ り 支払われる べき 費用について は除き ま
す。
( 注1 ) 捜索
捜索、 救助ま たは移送を いいま す。
( 注2 ) 移転費
治療のため医師ま たは職業看護師が付添う こ と を 要する 場合は、 その費用を 含み
ま す。 た だし 、 貸切航空便によ る 運送を 含む不定期航空運送のチャ ータ ー料金は、
治療上の必要によ り 定期航空運送によ る 移送が困難であ る と 医師が認めた 場合にか
ぎ り 費用の範囲に含めま す。
( 注3 ) 渡航手続費
旅券印紙代、 査証料、 予防接種料等を いいま す。
第4 条( 保険金額の削減)
当会社は、 被保険者が別表に掲げる 運動等を 行っ て いる 間に第2 条( 保険金を 支払う 場
合) ⑴の②から ④ま でのいずれかに該当し たこ と によ り 費用が発生し た 場合で、 保険契約
者があ ら かじ め割増保険料( 注) を 支払っ て いな いと き は、 次の割合によ り 救援者費用等
保険金額を 削減し ま す。
領収し た 保険料
領収し た 保険料
+
保険期間を 通じ て 別表に掲げる 運動等を 行う 場合
に保険契約者が支払う べき 割増保険料( 注)
( 注) 割増保険料
別表に掲げる 運動等に対応する 当会社所定の割増保険料を いいま す。
第5 条( 保険金を 支払わな い場合)
⑴ 当会社は、 次の①から ⑨ま でのいずれかに該当する 事由によ っ て 第2 条( 保険金を 支払
う 場合) ⑴の①から ④ま でのいずれかに該当し た こ と によ り 発生し た費用に対し て は、 救
援者費用等保険金を 支払いま せん。
109
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
① 保険契約者( 注1 ) ま たは被保険者の故意ま た は重大な 過失。 た だし 、 被保険者が第
2 条⑴の①エ. に該当し た場合は救援者費用等保険金を 支払いま す。
② 救援者費用等保険金を 受け 取る べき 者の故意ま たは重大な 過失。 た だし 、 その者が救
援者費用等保険金の一部の受取人であ る 場合は、 救援者費用等保険金を 支払わな いのは
その者が受け取る べき 金額にかぎ り ま す。
③ 被保険者の自殺行為、 犯罪行為ま たは闘争行為。 た だし 、 被保険者が第2 条⑴の①エ.
に該当し た 場合は救援者費用等保険金を 支払いま す。
④ 被保険者が次のア . から ウ . ま でのいずれかに該当する 間に生じ た 事故
ア . 法令に定めら れた 運転資格( 注2 ) を 持たな いで自動車等を 運転し て いる 間。 ただ
し 、 第2 条⑴の①ア . に該当し た 場合は救援者費用等保険金を 支払いま す。
イ . 道路交通法( 昭和35年法律第��5号) 第�5条第1 項に定める 酒気を 帯びた 状態で自
動車等を 運転し て いる 間。 ただし 、 第2 条⑴の①ア . に該当し た 場合は救援者費用等
保険金を 支払いま す。
ウ . 麻薬、 大麻、 あ へん、 覚せい剤、 シ ン ナー等の影響によ り 正常な 運転ができ な いお
それがあ る 状態で自動車等を 運転し て いる 間
⑤ 被保険者に対する 刑の執行
⑥ 戦争、 外国の武力行使、 革命、 政権奪取、 内乱、 武装反乱その他こ れら に類似の事変
⑦ 核燃料物質( 注3 ) も し く は核燃料物質( 注3 ) によ っ て 汚染さ れた 物( 注4 ) の放
射性、 爆発性その他の有害な 特性ま た はこ れら の特性によ る 事故
⑧ ⑥も し く は⑦のいずれかの事由に随伴し て 生じ た事故ま た はこ れら に伴う 秩序の混乱
に基づいて 生じ た 事故
⑨ ⑦以外の放射線照射ま たは放射能汚染
けい
⑵ 当会社は、 被保険者が頸部症候群( 注5 )、 腰痛その他の症状を 訴え て いる 場合であ っ
て も 、 それを 裏付け る に足り る 医学的他覚所見のな いも のによ っ て 第2 条( 保険金を 支払
う 場合) ⑴の②に該当し たこ と によ り 発生し た 費用に対し て は、 その症状の原因がいかな
る と き であ っ て も 、 救援者費用等保険金を 支払いま せん。
( 注1 ) 保険契約者
法人であ る 場合は、 その理事、 取締役ま た は法人の業務を 執行する その他の機関
を いいま す。
( 注2 ) 運転資格
運転する 地における 法令によ る も のを いいま す。
( 注3 ) 核燃料物質
使用済燃料を 含みま す。
( 注4 ) 核燃料物質( 注3 ) によ っ て 汚染さ れた物
原子核分裂生成物を 含みま す。
けい
( 注5 ) 頸部症候群
いわゆる 「 むち う ち 症」 を いいま す。
第6 条( 救援者費用等保険金の支払)
当会社は、 第3 条( 費用の範囲) の費用のう ち 、 社会通念上妥当な 部分で、 かつ、 保険
事故と 同等のその他の事故に対し て 通常負担する 費用相当額( 注) について のみ救援者費
用等保険金を 支払いま す。 ただし 、 被保険者ま たは救援者費用等保険金を 受け 取る べき 者
が第三者から 損害の賠償と し て 支払を 受ける こ と ができ た 場合は、 その支払を 受けた 金額
に対し て は、 救援者費用等保険金を 支払いま せん。
( 注) 費用相当額
こ の保険契約を 締結し て いな け れば生じ な かっ た費用を 除き ま す。
第7 条( 当会社の責任限度額)
当会社がこ の保険契約に基づいて 支払う べき 救援者費用等保険金の額は、 保険期間を 通
じ 、 救援者費用等保険金額を も っ て 限度と し ま す。
第8 条( 保険料の取扱い-職業ま たは職務の変更に関する 通知義務の場合)
⑴ 職業ま たは職務の変更の事実( 注1 ) があ る 場合において 、 適用料率を 変更する 必要が
あ る と き は、 当会社は、 変更前の適用料率と 変更後の適用料率と の差に基づき 、 職業ま た
は職務の変更の事実( 注1 ) が生じ た 時以降の期間( 注2 ) に対し 日割を も っ て 計算し た
保険料を 返還ま たは請求し ま す。
110
⑵ 当会社は、 保険契約者が⑴の規定によ る 追加保険料の支払を 怠っ た場合( 注3 ) は、 保
険契約者に対する 書面によ る 通知を も っ て 、 こ の保険契約を 解除する こ と ができ ま す。
⑶ ⑴の規定によ る 追加保険料を 請求する 場合において 、 ⑵の規定によ り こ の保険契約を 解
除でき る と き は、 当会社は、 職業ま たは職務の変更の事実( 注1 ) があ っ た 後に第2 条( 保
険金を 支払う 場合) ⑴の②から ④ま でのいずれかに該当し た こ と によ り 発生し た 費用に対
し て は、 変更前の適用料率の変更後の適用料率に対する 割合によ り 、 救援者費用等保険金
額を 削減し ま す。
⑷ 保険契約者ま たは被保険者が故意ま たは重大な 過失によ っ て 、 遅滞な く 普通保険約款第
7 条( 職業ま た は職務の変更に関する 通知義務) の規定によ る 通知を し な かっ た 場合にお
いて 、 変更後の適用料率が変更前の適用料率よ り も 高いと き は、 当会社は、 職業ま たは職
務の変更の事実( 注1 ) があ っ た 後に第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の②から ④ま での
いずれかに該当し たこ と によ り 発生し た費用に対し て は、 変更前の適用料率の変更後の適
用料率に対する 割合によ り 、 救援者費用等保険金額を 削減し ま す。
⑸ ⑷の規定は、 当会社が、 ⑷の規定によ る 救援者費用等保険金額を 削減し て 支払う べき 事
由の原因があ る こ と を 知っ た時から 救援者費用等保険金額を 削減し て 支払う 旨の被保険者
も し く は救援者費用等保険金を 受け取る べき 者に対する 通知を し な いで1 か月を 経過し た
場合ま たは職業ま たは職務の変更の事実( 注1 ) があ っ た時から 5 年を 経過し た 場合は適
用し ま せん。
⑹ ⑷の規定は、 職業ま たは職務の変更の事実( 注1 ) に基づかずに発生し た 、 第2 条( 保
険金を 支払う 場合) ⑴の②から ④ま でのいずれかに該当し た こ と によ る 費用について は適
用し ま せん。
⑺ ⑷の規定にかかわら ず、 職業ま たは職務の変更の事実( 注1 ) が生じ 、 こ の保険契約の
引受範囲( 注4 ) を 超え る こ と と な っ た場合は、 当会社は、 保険契約者に対する 書面によ
る 通知を も っ て 、 こ の保険契約を 解除する こ と ができ ま す。
⑻ ⑺の規定によ る 解除が保険事故の発生し た後にな さ れた場合であ っ て も 、 普通保険約款
第�4条( 保険契約解除の効力) の規定にかかわら ず、 職業ま たは職務の変更の事実( 注1 )
が生じ た時から 解除がな さ れた時ま でに発生し た 保険事故に対し て は、 当会社は、 救援者
費用等保険金を 支払いま せん。 こ の場合において 、 既に救援者費用等保険金を 支払っ て い
たと き は、 当会社は、 その返還を 請求する こ と ができ ま す。
( 注1 ) 職業ま たは職務の変更の事実
普通保険約款第7 条( 職業ま たは職務の変更に関する 通知義務) の変更の事実を
いいま す。
( 注2 ) 職業ま たは職務の変更の事実( 注1 ) が生じ た時以降の期間
保険契約者ま たは被保険者の申出に基づく 、 普通保険約款第7 条( 職業ま たは職
務の変更に関する 通知義務) の変更の事実が生じ た時以降の期間を いいま す。
( 注3 ) 追加保険料の支払を 怠っ た場合
当会社が、 保険契約者に対し 追加保険料の請求を し たにも かかわら ず相当の期間
内にその支払がな かっ た場合にかぎ り ま す。
( 注4 ) こ の保険契約の引受範囲
保険料を 増額する こ と によ り 保険契約を 継続する こ と ができ る 範囲と し て 保険契
約締結の際に当会社が交付する 書面等において 定めた も のを いいま す。
第9 条( 保険料の取扱い-解除の場合)
前条⑵ま たは⑺の規定によ り 、 当会社が保険契約を 解除し た場合は、 当会社は、 未経過
期間に対し 日割を も っ て 計算し た 保険料を 返還し ま す。
第10条( 事故の通知)
⑴ 保険事故が発生し た 場合は、 保険契約者、 被保険者ま たは救援者費用等保険金を 受け 取
る べき 者は、 保険事故の発生の日から その日を 含めて 3�日以内に次の①ま た は②に掲げる
事項を 当会社に通知し な け ればな り ま せん。 こ の場合において 、 当会社が書面によ る 通知
を 求めたと き は、 こ れに応じ な け ればな り ま せん。
① 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①ま たは②の場合は、 保険事故発生の日時、 場所、
事故発生の概要およ び傷害の程度ま たは疾病の発病の状況およ び経過
② 第2 条⑴の③ま た は④の場合は、 行方不明も し く は遭難ま た は同条⑴の③も し く は④
の事故発生の状況
⑵ ⑴の場合において 、 保険契約者、 被保険者ま た は救援者費用等保険金を 受け取る べき 者
111
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
は、 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容( 注) について 、 遅滞な く 当会社に通
知し な け ればな り ま せん。
⑶ 保険契約者、 被保険者ま たは救援者費用等保険金を 受け 取る べき 者は、 ⑴およ び⑵のほ
か、 当会社が特に必要と する 書類ま た は証拠と な る も のを 求めた場合は、 遅滞な く 、 こ れ
を 提出し 、 ま た当会社が行う 損害の調査に協力し な ければな り ま せん。
⑷ 保険契約者、 被保険者ま たは救援者費用等保険金を 受け 取る べき 者が、 正当な 理由がな
く ⑴から ⑶ま での規定に違反し た場合は、 当会社は、 それによ っ て 当会社が被っ た損害の
額を 差し 引いて 救援者費用等保険金を 支払いま す。
( 注) 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容
既に他の保険契約等から 保険金ま たは共済金の支払を 受けた場合は、 その事実を 含
みま す。
第11条( 保険金の請求)
⑴ こ の特約にかかる 保険金の当会社に対する 保険金請求権は、 保険契約者、 被保険者ま た
は被保険者の親族が費用を 負担し た 時から 発生し 、 こ れを 行使する こ と ができ る も のと し
ま す。
⑵ こ の特約にかかる 保険金の請求書類( 注1 ) は、 次の①から ⑥ま でに掲げる 書類と し ま
す。
① 保険金請求書
② 保険証券
③ 保険事故発生を 証明する 書類
④ 救援者費用等保険金の支払を 受け よ う と する 第3 条( 費用の範囲) ①から ⑥ま でに掲
げる 費用のそれぞれについて 、 その費用の支出明細書およ びその支出を 証明する 書類ま
た は当会社と 提携する 機関から のその費用の請求書
⑤ 救援者費用等保険金の請求の委任を 証する 書類およ び委任を 受け た 者の印鑑証明書
( 注2 )
⑥ その他当会社が普通保険約款第2�条( 保険金の支払時期) ⑴に定める 必要な 事項の確
認を 行う た めに欠く こ と のでき な い書類ま た は証拠と し て 保険契約締結の際に当会社が
交付する 書面等において 定めたも の
( 注1 ) 保険金の請求書類
第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑷の規定によ り 保険契約者、 被保険者ま たは被保
険者の親族が当会社と 提携する 機関への救援者費用等保険金の支払を 当会社に求め
る 場合の書類を 含みま す。
( 注2 ) 印鑑証明書
救援者費用等保険金の請求を 第三者に委任する 場合と し ま す。
第12条( 他の保険契約等があ る 場合の保険金の支払額)
⑴ 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の費用に対し て 保険金を 支払う べき 他の保険契約等が
あ る 場合において 、 それぞれの支払責任額の合計額が第3 条( 費用の範囲) の費用の額を
超え る と き は、 当会社は、 次に定める 額を 救援者費用等保険金と し て 支払いま す。
① 他の保険契約等から 保険金ま た は共済金が支払われて いな い場合
こ の保険契約の支払責任額
② 他の保険契約等から 保険金ま た は共済金が支払われた 場合
第3 条の費用の額から 、 他の保険契約等から 支払われた保険金ま た は共済金の合計額
を 差し 引いた残額。 た だし 、 こ の保険契約の支払責任額を 限度と し ま す。
⑵ ⑴の費用の額は、 それぞれの保険契約ま たは共済契約に免責金額の適用があ る 場合は、
そのう ち 最も 低い免責金額を 差し 引いた 額と し ま す。
第13条( 代 位)
⑴ 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①から ④ま での費用が生じ たこ と によ り 保険契約者、
被保険者ま た は被保険者の親族が損害賠償請求権その他の債権を 取得し た 場合において 、
当会社がその費用に対し て 救援者費用等保険金を 支払っ た と き は、 その債権は当会社に移
転し ま す。 た だし 、 移転する のは、 次の①ま た は②のいずれかの額を 限度と し ま す。
① 当会社が費用の全額を 救援者費用等保険金と し て 支払っ た 場合
保険契約者、 被保険者ま た は被保険者の親族が取得し た債権の全額
② ①以外の場合
保険契約者、 被保険者ま た は被保険者の親族が取得し た債権の額から 、 救援者費用等
112
保険金が支払われて いな い費用の額を 差し 引いた額
⑵ ⑴の②の場合において 、 当会社に移転せずに保険契約者、 被保険者ま た は被保険者の親
族が引き 続き 有する 債権は、 当会社に移転し た債権よ り も 優先し て 弁済さ れる も のと し ま
す。
⑶ 保険契約者、 被保険者およ び救援者費用等保険金を 受け取る べき 者は、 当会社が取得す
る ⑴ま たは⑵の債権の保全およ び行使な ら びにそのた めに当会社が必要と する 証拠およ び
書類の入手に協力し な ければな り ま せん。 こ のた めに必要な 費用は、 当会社の負担と し ま
す。
第14条( 重大事由によ る 解除に関する 特則)
当会社は、 普通保険約款第�3条( 重大事由によ る 解除) ⑵、 ⑶、( 注2 ) およ び( 注3 )
の規定を 次のと おり 読み替え 、 ⑷の規定を 追加し て こ の特約に適用し ま す。
「
⑵ 当会社は、 次の①ま たは②のいずれかに該当する 事由があ る 場合は、 保険契約者
に対する 書面によ る 通知を も っ て 、 こ の保険契約( 注2 ) を 解除する こ と ができ ま
す。
① 被保険者が、 ⑴の③ア . から ウ . ま でま た はオ. のいずれかに該当する こ と 。
② 救援者費用等保険金を 受け 取る べき 者が、 ⑴の③ア . から オ. ま でのいずれか
に該当する こ と 。
⑶ ⑴ま た は⑵の規定によ る 解除が保険事故の生じ た後にな さ れた 場合であ っ て も 、
第�4条( 保険契約解除の効力) の規定にかかわら ず、 ⑴の①から ⑤ま での事由ま た
は⑵の①も し く は②の事由が生じ た 時から 解除がな さ れた 時ま でに発生し た保険事
故によ る 費用に対し て は、 当会社は、 保険金を 支払いま せん。 こ の場合において 、
既に保険金を 支払っ て いた と き は、 当会社は、その返還を 請求する こ と ができ ま す。
⑷ 保険契約者等( 注3 ) が⑴の③ア . から オ. ま でのいずれかに該当する こ と によ
り ⑴ま た は⑵の規定によ る 解除がな さ れた 場合は、 ⑶の規定は、 ⑴の③ア . から オ.
ま でのいずれにも 該当し な い保険契約者等( 注3 ) に生じ た費用について は適用し
ま せん。
( 注2 ) 保険契約
⑵の①に該当する 事由があ る 場合はその被保険者に係る 部分、 ⑵の②に該
当する 事由があ る 場合はその救援者費用等保険金を 受け取る べき 者に係る 部
分にかぎ り ま す。
( 注3 ) 保険契約者等
保険契約者、 被保険者ま た は救援者費用等保険金を 受け 取る べき 者を いい
ま す。
」
第15条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款およ びこ の保険契約に付帯さ れた特約の規定を 準用し ま す。
別表 第4条(保険金額の削減)の運動等
山岳登はん( 注1 )、 リ ュ ージ ュ 、 ボブス レ ー、 ス ケ ルト ン 、 航空機( 注2 ) 操縦( 注3 )、
ス カ イ ダイ ビ ン グ 、 ハン グ グ ラ イ ダー搭乗、 超軽量動力機( 注4 ) 搭乗、 ジ ャ イ ロ プレ ー
ン 搭乗その他こ れら に類する 危険な 運動
( 注1 ) 山岳登はん
ピ ッ ケ ル、 ア イ ゼン 、 ザイ ル、 ハン マー等の登山用具を 使用する も のおよ びロ ッ
ク ク ラ イ ミ ン グ ( フ リ ーク ラ イ ミ ン グ を 含みま す。) を いいま す。
( 注2 ) 航空機
グ ラ イ ダーおよ び飛行船を 除き ま す。
( 注3 ) 操縦
職務と し て 操縦する 場合を 除き ま す。
( 注4 ) 超軽量動力機
モータ ーハン グ グ ラ イ ダ ー、 マイ ク ロ ラ イ ト 機、 ウ ルト ラ ラ イ ト 機等を いい、 パ
ラ シ ュ ート 型超軽量動力機( パラ プレ ーン 等を いいま す。) を 除き ま す。
113
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
疾病に関する 応急治療・ 救援費用補償特約
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 それぞれ次の定義によ り ま す。
用 語
支払対象特約
定 義
治療・ 救援費用補償特約、 疾病治療費用補償特約ま た は救援者費用等
補償特約のう ち 、 こ の保険契約に付帯さ れた特約を いいま す。
責任期間
保険期間中で、 かつ、 旅行行程中を いいま す。
他の保険契約等
第2 条( 保険金を 支払う 場合) の全部ま た は一部に対し て 支払責任が
同じ であ る 他の保険契約ま た は共済契約を いいま す。
当該疾病
責任期間開始前に発病し 治療を 受けた こ と のあ る 疾病を いい、 妊娠、
出産、 早産ま た は流産に起因する 疾病およ び歯科疾病を 含みま せん。
保険金
支払対象特約に規定する 保険金を いいま す。
保険事故
第2 条( 保険金を 支払う 場合) に規定する 事由の発生を いいま す。
第2 条( 保険金を 支払う 場合)
当会社は、 こ の特約によ り 、 被保険者が当該疾病を 直接の原因と し て 、 責任期間中にお
ける 症状の急激な 悪化( 注) によ り 治療を 開始し た 場合は、 当該疾病を 責任期間中に発病
し た 疾病と みな し 、 保険金を 支払いま す。
( 注) 症状の急激な 悪化
責任期間中に生じ る こ と について 被保険者があ ら かじ め予測でき ず、 かつ、 社会通
念上払う べき 注意を も っ て し て も 避けら れな い症状の変化を いいま す。
第3 条( 費用の範囲)
⑴ 当会社は、 支払対象特約( 注1 ) に掲げる 費用のう ち 、 責任期間中に治療を 開始し た日
( 注2 ) から その日を 含めて 3�日以内で、 かつ、 被保険者が住居( 注3 ) 等に帰着する ま
でに要し たも のに対し て 、 本特約に基づく 保険金を 支払いま す。 ただし 、 次の①から ⑧ま
でに掲げる も のを 除き ま す。
① 疾病治療費用補償特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑵の①およ び治療・ 救援費用補
償特約第3 条( 費用の範囲) ⑴の①に掲げる 費用のう ち 、 責任期間開始前における 医師
の処置ま た は処方も し く は健康上の理由によ り 、 旅行行程中も 継続し て 支出する こ と が
予定さ れて いた次のア . ま た はイ . に掲げる 費用。 ただし 、 責任期間中に新たに医師の
処置ま たは処方によ り 必要と な っ た 費用について は保険金を 支払いま す。
ア . 透析、 人工呼吸器( 注4 )、 人工開口部、 義手義足等の外部プロ ス テ ーシ ス ( 補て
つ物)、 人工心臓弁、 心臓電子器具( ペース メ ーカ ー)、 人工肛門、 車椅子その他の器
具、 挿入物、 移植片ま たはプロ ス テ ーシ ス ( 補て つ物) の継続的な 使用に関わる 費用
イ . イ ン ス リ ン 注射その他の薬剤の継続的な 使用に関わる 費用
② 温泉療法その他の薬治、 熱気浴等の理学的療法の費用
はり
きゅう
③ あ ん摩、 マッ サージ 、 指圧、 鍼( Ac u p u n c tu re)、 灸( M o xa ca u te ry)、 柔道整復、
カ イ ロ プラ ク テ ィ ッ ク ( Ch iro p ra c tic ) ま た は整体の費用
④ 運動療法、 リ ハビ リ テ ーシ ョ ン 、 その他身体の機能回復を 目的と する こ れら に類する
理学的療法の費用
⑤ 臓器移植等( 注5 ) に関わる 費用およ び日本国外における 臓器移植等( 注5 ) と 同様
の手術等に関わる 費用
⑥ 眼鏡、 コ ン タ ク ト レ ン ズ も し く は補聴器の装着およ び調整に関わる 費用ま たは近視矯
正手術その他の視力回復を 目的と する 処置に関わる 費用
⑦ 毛髪移植、 美容上の理由によ る 形成手術その他の健康状態改善以外を 目的と する 処置
に関わる 費用
⑧ 不妊治療その他の妊娠促進管理に関わる 費用
⑵ ⑴の費用と は、 社会通念上妥当な 費用であ り 、 かつ、 保険事故と 同等のその他の事故に
対し て 通常負担する 費用相当額と し ま す。 ま た 、 こ の保険契約を 締結し て いな ければ生じ
114
な かっ た費用を 除き ま す。
( 注1 ) 支払対象特約
費用の範囲を 拡大ま たは縮小する 特約が付帯さ れて いる 場合は、 こ れら の特約を
含みま す。
( 注2 ) 治療を 開始し た日
合併症およ び続発症の場合は、 責任期間中に初めて 疾病の治療を 開始し た日を い
いま す。
( 注3 ) 住居
被保険者が入院し た最終目的国の病院ま たは診療所を 含みま す。
( 注4 ) 人工呼吸器
酸素吸入を 含みま す。
( 注5 ) 臓器移植等
臓器の移植に関する 法律( 平成9 年法律第��4号) に定める 臓器の移植を いい、
臓器の提供を 目的と する 摘出を 含みま す。
第4 条( 保険金を 支払わな い場合)
⑴ 当会社は、 支払対象特約( 注1 ) に掲げる 事由のほか、 被保険者が次の①から ③ま での
いずれかに該当する 場合は、 保険金を 支払いま せん。
① 当該疾病の治療の開始が責任期間終了後であ る 場合
② 被保険者の旅行目的が、 当該疾病の治療ま た は症状の緩和を 目的と する も のであ る 場
合
③ 責任期間開始前において 、 被保険者が渡航先の病院ま た は診療所で治療を 受ける こ と
が決定し て いた場合( 注2 )
⑵ 当会社は、 被保険者が第2 条( 保険金を 支払う 場合) に該当し た場合であ っ て も 、 保険
契約者があ ら かじ め当会社所定の保険料を 支払っ て いな いと き は、保険金を 支払いま せん。
( 注1 ) 支払対象特約
保険金を 支払わな い場合を 追加ま たは削除する 特約が付帯さ れて いる 場合は、 こ
れら の特約を 含みま す。
( 注2 ) 治療を 受ける こ と が決定し て いた 場合
診察の予約ま たは入院の手配等が行われて いた場合を 含みま す。
第5 条( 保険金の支払額)
当会社がこ の特約に基づいて 支払う べき 保険金の額は、 1 当該疾病( 注) につき 、 支払
対象特約に規定する 保険金額ま た は保険証券記載のこ の特約の保険金額のいずれか低い額
を も っ て 限度と し ま す。
( 注) 1 当該疾病
合併症およ び続発症を 含みま す。
第6 条( 事故の通知)
⑴ 保険事故が発生し た 場合は、 保険契約者、 被保険者ま たは保険金を 受け 取る べき 者は、
保険事故の発生の日から その日を 含めて 3�日以内に保険事故の日時、 場所、 保険事故の概
要およ び経過を 当会社に通知し な ければな り ま せん。 こ の場合において 、 当会社が書面に
よ る 通知も し く は説明を 求めたと き ま たは被保険者の診断書を 求めたと き は、 こ れに応じ
な ければな り ま せん。
⑵ ⑴の場合において 、 保険契約者、 被保険者ま た は保険金を 受け 取る べき 者は、 他の保険
契約等に関する 事実の有無およ び内容( 注) について 、 遅滞な く 当会社に通知し な ければ
な り ま せん。
⑶ 保険契約者、 被保険者ま たは保険金を 受け取る べき 者は、 ⑴およ び⑵のほか、 当会社が
特に必要と する 書類ま たは証拠と な る も のを 求めた場合は、 遅滞な く 、 こ れを 提出し 、 ま
た当会社が行う 損害の調査に協力し な ければな り ま せん。
⑷ 保険契約者、 被保険者ま たは保険金を 受け取る べき 者が、 正当な 理由がな く ⑴、 ⑵も し
く は⑶の規定に違反し た場合、 ま たはその通知も し く は説明について 知っ て いる 事実を 告
げな かっ た 場合も し く は事実と 異な る こ と を 告げた場合は、 当会社は、 それによ っ て 当会
社が被っ た 損害の額を 差し 引いて 保険金を 支払いま す。
( 注) 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容
既に他の保険契約等から 保険金ま た は共済金の支払を 受け た場合は、 その事実を 含
みま す。
115
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
第7 条( 保険金の請求)
こ の特約にかかる 保険金の請求書類は、 次の①から ⑨ま でに掲げる 書類と し ま す。
① 保険金請求書
② 保険証券
③ 責任期間中に治療を 開始し たこ と およ び疾病の程度を 証明する 医師の診断書
④ 被保険者が救援者費用等補償特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の②イ . ま た は治
療・ 救援費用補償特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の③イ . に該当し た こ と を 証明
する 書類
⑤ 保険金の支払を 受け よ う と する 第3 条( 費用の範囲) の費用のそれぞれについて 、 そ
の費用の支出明細書およ びその支出を 証明する 書類ま た は当会社と 提携する 機関から の
その費用の請求書
⑥ 被保険者の印鑑証明書
⑦ 保険金の請求の委任を 証する 書類およ び委任を 受けた 者の印鑑証明書( 注)
⑧ 被保険者が当該疾病を 直接の原因と し て 責任期間開始前に治療を 開始し て いたこ と お
よ び当該疾病の程度を 証明する 医師の診断書
⑨ その他当会社が普通保険約款第2�条( 保険金の支払時期) ⑴に定める 必要な 事項の確
認を 行う た めに欠く こ と のでき な い書類ま た は証拠と し て 保険契約締結の際に当会社が
交付する 書面等において 定めたも の
( 注) 印鑑証明書
保険金の請求を 第三者に委任する 場合と し ま す。
第8 条( 疾病治療費用補償特約、 治療・ 救援費用補償特約およ び救援者費用等補償特約の適
用除外)
疾病治療費用補償特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑸、 同特約第9 条( 保険金の請求)
⑵およ び同特約第�2条( 普通保険約款の読み替え )、 治療・ 救援費用補償特約第7 条( 保
険金の支払額)、 同特約第�4条( 保険金の請求) ⑵およ び同特約第�7条( 普通保険約款の
読み替え ) な ら びに救援者費用等補償特約第7 条( 当会社の責任限度額) およ び同特約第
��条( 保険金の請求) ⑵の規定は適用し ま せん。
第9 条( 疾病治療費用補償特約、 治療・ 救援費用補償特約およ び救援者費用等補償特約の読
み替え )
こ の特約について は、 疾病治療費用補償特約、 治療・ 救援費用補償特約およ び救援者費
用等補償特約を 次のと おり 読み替え て 適用し ま す。
① 疾病治療費用補償特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の規定中「 治療を 開始し た日
( 注1 ) から その日を 含めて �8�日以内に要し た費用」 と あ る のは「 責任期間中に治療を
開始し た日( 注1 ) から その日を 含めて 3�日以内で、 かつ、 被保険者が住居( 被保険者
が入院し た 最終目的国の病院ま た は診療所を 含みま す。) に帰着する ま でに要し た 費用」
② 疾病治療費用補償特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①の規定中「 責任期間終了
後72時間を 経過する ま でに」 と あ る のは「 責任期間中に」
③ 治療・ 救援費用補償特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の②の規定中「 責任期間終
了後72時間を 経過する ま で( 注4 ) に」 と あ る のは「 責任期間中に」
④ 治療・ 救援費用補償特約第3 条( 費用の範囲) ⑴の①の規定中「 治療を 開始し た日( 注
2 ) から そ の日を 含めて �8�日以内に要し た 費用」 と あ る のは「 責任期間中に治療を 開
始し た 日( 注2 ) から その日を 含めて 3�日以内で、 かつ、 被保険者が住居( 被保険者が
入院し た最終目的国の病院ま たは診療所を 含みま す。) に帰着する ま でに要し た費用」
第10条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款およ びこ の保険契約に付帯さ れた 特約の規定を 準用し ま す。
旅行中の事故によ る 緊急費用補償特約
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 それぞれ次の定義によ り ま す。
116
用 語
医学的他覚所見
競技等
定 義
理学的検査、 神経学的検査、 臨床検査、 画像検査等によ り 認めら れる
異常所見を いいま す。
競技、 競争、 興行( 注1 ) ま た は試運転( 注2 ) を いいま す。
( 注1 ) 競技、 競争、 興行
いずれも そのための練習を 含みま す。
( 注2 ) 試運転
性能試験を 目的と する 運転ま た は操縦を いいま す。
自動車等
自動車ま たは原動機付自転車を いいま す。
支払責任額
他の保険契約等がな いも のと し て 算出し た支払う べき 保険金ま たは共
済金の額を いいま す。
宿泊施設
乗用具
ホ テ ル等の宿泊施設を いい、 居住施設を 除き ま す。
自動車等、 モータ ーボ ート ( 注)、 ゴ ーカ ート 、 ス ノ ーモービ ルそ の
他こ れら に類する も のを いいま す。
( 注) モータ ーボート
水上オート バイ を 含みま す。
責任期間
保険期間中でかつ旅行行程中を いいま す。
他の保険契約等
第2 条( 保険金を 支払う 場合) の全部ま たは一部に対し て 支払責任が
同じ であ る 他の保険契約ま た は共済契約を いいま す。
保険事故
被保険者が費用を 負担する 原因と な っ た 予期せぬ偶然な 事故( 注) の
発生を いいま す。
( 注) 予期せぬ偶然な 事故
第2 条( 保険金を 支払う 場合) の予期せぬ偶然な 事故を いいま
す。
免責金額
支払保険金の算出にあ たり 、 損害の額から 控除する 自己負担額を いい
ま す。
旅行事故緊急費用
保険金額
保険証券記載の旅行事故緊急費用保険金額を いいま す。
第2 条( 保険金を 支払う 場合)
⑴ 当会社は、 被保険者が責任期間中に生じ た予期せぬ偶然な 事故の直接の結果と し て 、 責
任期間中に負担を 余儀な く さ れた 費用を 、 こ の特約およ び普通保険約款の規定に従い、 旅
行事故緊急費用保険金と し て 被保険者に支払いま す。
⑵ ⑴の「 予期せぬ偶然な 事故」 は、 公的機関、 交通機関、 宿泊機関、 医療機関ま たは旅行
業者( 注1 ) によ り その発生の証明がな さ れる も のにかぎ り ま す。
⑶ 当会社がこ の保険契約に基づいて 支払う べき 旅行事故緊急費用保険金の額は、 次条⑴の
①から ⑥ま での費用について は保険期間を 通じ 旅行事故緊急費用保険金額を 、 同条⑴の⑦
の費用について は保険期間を 通じ 旅行事故緊急費用保険金額の2 倍を 限度と し ま す。
( 注1 ) 旅行業者
ツ ア ーオペレ ータ ー( 注2 ) を 含みま す。 以下こ の特約において 同様と し ま す。
( 注2 ) ツ ア ーオペレ ータ ー
海外において 地上手配業務を 業と する も のを いいま す。
第3 条( 旅行事故緊急費用の範囲)
⑴ 前条⑴の費用と は、 次の①から ⑦ま でに掲げる も のを いいま す。 ただし 、 こ の保険契約
に付帯さ れた他の特約において 保険金支払の対象と な る 費用の額、 被保険者が払戻し を 受
けた金額およ び負担を 予定し て いた金額を 除き 、 ⑥によ り 支払われる べき 金額は①から ③
ま での費用の額から 控除し ま す。
117
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
① 交通費
② 宿泊施設の客室料
③ 被保険者が、 次のア . ま た はイ . のいずれかの事由によ り 、 出発地( 注1 ) ま た は乗
継地において 、 代替機( 注2 ) が利用可能と な る ま での間に負担し た 食事代( 注3 )
ア . 次の� ま たは� のいずれかの事由によ り 、 その航空機の出発予定時刻( 注4 ) から
6 時間以内に代替機( 注2 ) を 利用でき な かっ たこ と 。
� 被保険者が搭乗する 予定であ っ た航空機について 生じ た、 出発予定時刻から 6 時
間以上の出発遅延、 欠航も し く は運休ま たは搭乗不能( 注5 )
� 被保険者が搭乗し た航空機について 生じ た 着陸地変更( 注6 )
イ . 到着機( 注7 ) の遅延( 注8 ) によ っ て 、 乗継地から 出発する 被保険者の搭乗する
予定であ っ た航空機に搭乗する こ と ができ ず、 到着機( 注7 ) の到着時刻から 6 時間
以内に代替機( 注2 ) を 利用でき な かっ た こ と 。
④ 国際電話料等通信費
⑤ 渡航手続費( 注9 )
⑥ 被保険者が渡航先において 提供を 受ける こ と を 予定し て いたが、 提供を 受ける こ と が
でき な かっ たサービ ス について 、 取消料、 違約料その他の名目において 、 そのサービ ス
の提供ま た は手配を 行う 機関と の契約上払戻し を 受けら れな い費用ま た はこ れから 支払
う こ と を 要する 費用
⑦ 航空機( 注��) への搭乗時に被保険者が航空会社に運搬を 寄託し た手荷物( 注��) が、
その航空機( 注��) が予定し て いた 目的地に到着し て から 6 時間以内に運搬さ れな かっ
た た めに、 被保険者がその目的地において 負担し た 身の回り 品の購入費用( 注�2)。 た
だし 、 航空機( 注��) がその目的地に到着し て から 9�時間以内に負担し た費用にかぎ り
ま す。
⑵ 被保険者が負担し た⑴の費用が、 社会通念上妥当な 金額、 ま たは、 保険事故と 同等のそ
の他の事故に対し て 通常負担する 費用相当額を 超え る 場合は、 当会社は、 その超過額に対
し て は旅行事故緊急費用保険金を 支払いま せん。
( 注1 ) 出発地
着陸地変更( 注6 ) によ り 着陸し た地を 含みま す。
( 注2 ) 代替機
代替と な る 他の航空機を いい、 ⑴の③ア . � の場合は、 着陸地変更( 注6 ) し た
その航空機を 含みま す。
( 注3 ) 食事代
保険期間を 通じ 旅行事故緊急費用保険金額の��%を 限度と し ま す。
( 注4 ) 出発予定時刻
着陸地変更( 注6 ) が生じ た 場合は着陸し た時刻を いいま す。
( 注5 ) 搭乗不能
航空運送事業者の搭乗予約受付業務の不備によ る 搭乗不能を いいま す。
( 注6 ) 着陸地変更
予定さ れて いた 到着地と は別の地に着陸する こ と を いいま す。
( 注7 ) 到着機
乗継地に到着する 被保険者の搭乗し た 航空機を いいま す。
( 注8 ) 到着機( 注7 ) の遅延
被保険者が搭乗する 予定であ っ た航空機の出発遅延、 欠航、 運休も し く は搭乗不
能( 注5 ) ま たは被保険者が搭乗し た航空機の着陸地変更( 注6 ) によ り 、 結果的
に乗継地への到着が遅延し た 場合を 含みま す。
( 注9 ) 渡航手続費
旅券印紙代、 査証料およ び予防接種料等を いいま す。
( 注��) 航空機
定期航空運送事業者が路線を 定めて 運行する 航空機にかぎ り ま す。
( 注��) 手荷物
旅行行程中に携行する 身の回り 品にかぎ り ま す。
( 注�2) 身の回り 品の購入費用
身の回り 品の貸与を 受けた 場合の費用を 含みま す。 た だし 、 他人への謝金およ び
礼金は含みま せん。
118
第4 条( 保険金を 支払わな い場合-その1 )
⑴ 当会社は、次の①から ⑬ま でのいずれかに該当する 事由によ っ て 生じ た費用に対し て は、
旅行事故緊急費用保険金を 支払いま せん。
① 保険契約者( 注1 ) ま たは被保険者の故意も し く は重大な 過失ま た は法令違反
② 旅行事故緊急費用保険金を 受け取る べき 者の故意も し く は重大な 過失ま たは法令違反
③ 被保険者の自殺行為、 犯罪行為ま たは闘争行為
④ 被保険者が次のア . から ウ . ま でのいずれかに該当する 間に生じ た 事故
ア . 法令に定めら れた運転資格( 注2 ) を 持た な いで自動車等を 運転し て いる 間
イ . 道路交通法( 昭和35年法律第��5号) 第�5条第1 項に定める 酒気を 帯びた 状態で自
動車等を 運転し て いる 間
ウ . 麻薬、 大麻、 あ へん、 覚せい剤、 シ ン ナー等の影響によ り 正常な 運転ができ な いお
それがあ る 状態で自動車等を 運転し て いる 間
⑤ 被保険者に対する 刑の執行
⑥ 戦争、 外国の武力行使、 革命、 政権奪取、 内乱、 武装反乱その他こ れら に類似の事変
⑦ 地震も し く は噴火ま た はこ れら によ る 津波
⑧ 核燃料物質( 注3 ) も し く は核燃料物質( 注3 ) によ っ て 汚染さ れた 物( 注4 ) の放
射性、 爆発性その他の有害な 特性ま たはこ れら の特性によ る 事故
⑨ ⑥から ⑧ま でのいずれかの事由に随伴し て 生じ た 事故ま たはこ れら に伴う 秩序の混乱
に基づいて 生じ た事故
⑩ ⑧以外の放射線照射ま たは放射能汚染
⑪ 被保険者が乗客と し て 搭乗し て いる ま たは搭乗予定の航空機、 船舶、 車両等の交通機
関のう ち 運行時刻が定めら れて いな いも のの遅延ま たは欠航・ 運休
⑫ 妊娠、 出産、 早産、 流産ま た はこ れら に起因する 疾病の発病
⑬ 歯科疾病の発病ま たは症状の悪化
けい
⑵ 当会社は、 被保険者が頸部症候群( 注5 )、 腰痛そ の他の症状を 訴え て いる 場合であ っ
て も 、 それを 裏付ける に足り る 医学的他覚所見のな いも のに対し て は、 その症状の原因が
いかな る と き であ っ て も 、 旅行事故緊急費用保険金を 支払いま せん。
( 注1 ) 保険契約者
法人であ る 場合は、 その理事、 取締役ま たは法人の業務を 執行する その他の機関
を いいま す。
( 注2 ) 運転資格
運転する 地におけ る 法令によ る も のを いいま す。
( 注3 ) 核燃料物質
使用済燃料を 含みま す。
( 注4 ) 核燃料物質( 注3 ) によ っ て 汚染さ れた 物
原子核分裂生成物を 含みま す。
けい
( 注5 ) 頸部症候群
いわゆる 「 むち う ち 症」 を いいま す。
第5 条( 保険金を 支払わな い場合-その2 )
当会社は、 被保険者が次の①ま たは②のいずれかに該当する 間に被っ た傷害によ っ て 負
担し た 費用に対し て は、 旅行事故緊急費用保険金を 支払いま せん。
① 別表に掲げる 運動等を 行っ て いる 間
② 次のア . から ウ . ま でのいずれかに該当する 間
ア . 乗用具を 用いて 競技等を し て いる 間。 ただし 、 ウ . に該当する 場合を 除き 、 自動車
等を 用いて 道路上で競技等を し て いる 間について は、 旅行事故緊急費用保険金を 支払
いま す。
イ .乗用具を 用いて 競技等を 行う こ と を 目的と する 場所において 、競技等に準ずる 方法・
態様によ り 乗用具を 使用し て いる 間。 ただし 、 ウ . に該当する 場合を 除き 、 道路上で
競技等に準ずる 方法・ 態様によ り 自動車等を 使用し て いる 間について は、 旅行事故緊
急費用保険金を 支払いま す。
ウ . 法令によ る 許可を 受けて 、 一般の通行を 制限し 、 道路を 占有し た 状態で、 自動車等
を 用いて 競技等を し て いる 間ま た は競技等に準ずる 方法・ 態様によ り 自動車等を 使用
し て いる 間
119
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
第6 条( 保険金を 支払わな い場合-その3 )
当会社は、 普通保険約款第5 条( 保険責任の始期およ び終期) ⑸のほか、 保険料領収前
ま た は責任期間開始前に原因の生じ た 保険事故に対し て も 、 旅行事故緊急費用保険金を 支
払いま せん。
第7 条( 事故の発生)
⑴ 保険契約者ま たは被保険者は、 保険事故が発生し たこ と を 知っ た場合は、 次の①から ⑤
ま でに掲げる 事項を 履行し な け ればな り ま せん。
① 保険事故発生の日時、 場所、 費用発生の状況を 、 保険事故の発生の日から その日を 含
めて 3�日以内に当会社に通知する こ と 。 こ の場合において 、 当会社が書面によ る 通知ま
た は説明を 求めた と き は、 こ れに応じ な ければな り ま せん。
② 他人に対し て 損害賠償の請求を する こ と ができ る 場合は、 その権利の保全ま たは行使
に必要な 手続を する こ と 。
③ 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の費用の発生およ び拡大の防止につと める こ と 。
④ 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容( 注) について 遅滞な く 当会社に通知
する こ と 。
⑤ ①から ④ま でのほか、 当会社が特に必要と する 書類ま たは証拠と な る も のを 求めた場
合は、 遅滞な く 、 こ れを 提出し 、 ま た 当会社が行う 損害の調査に協力する こ と 。
⑵ 保険契約者ま たは被保険者が正当な 理由がな く ⑴の①から ⑤ま での規定に違反し た 場合
は、 当会社は、 次の金額を 差し 引いて 旅行事故緊急費用保険金を 支払いま す。
① ⑴の①、 ④ま た は⑤に違反し た 場合は、 それによ っ て 当会社が被っ た 損害の額
② ⑴の②に違反し た場合は、 他人に損害賠償の請求を する こ と によ っ て 取得する こ と が
でき た と 認めら れる 額
③ ⑴の③に違反し た場合は、 損害の発生ま た は拡大を 防止する こ と ができ た と 認めら れ
る額
⑶ 保険契約者ま たは被保険者が正当な 理由がな く ⑴の規定によ る 通知も し く は説明につい
て 知っ て いる 事実を 告げな かっ た場合も し く は事実と 異な る こ と を 告げた 場合は、 当会社
は、 それによ っ て 当会社が被っ た損害の額を 差し 引いて 旅行事故緊急費用保険金を 支払い
ま す。
⑷ 当会社は、 次の①ま た は②に掲げる 費用を 支払いま す。
① ⑴の②に規定する 権利の保全ま た は行使に必要な 手続を する ために要し た 費用
② ⑴の③の費用の発生ま たは拡大の防止のた めに要し た 費用のう ち で必要ま たは有益で
あ っ た 費用
( 注) 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容
既に他の保険契約等から 保険金ま たは共済金の支払を 受けた場合は、 その事実を 含
みま す。
第8 条( 保険金の請求)
⑴ こ の特約にかかる 保険金の当会社に対する 保険金請求権は、 被保険者が第2 条( 保険金
を 支払う 場合) の費用を 負担し た時から 発生し 、 こ れを 行使する こ と ができ る も のと し ま
す。
⑵ こ の特約にかかる 保険金の請求書類は、 次の①から ⑧ま でに掲げる 書類と し ま す。
① 保険金請求書
② 保険証券
③ 当会社の定める 事故状況報告書
④ 公的機関、 交通機関、 宿泊機関、 医療機関ま た は旅行業者の事故証明書
⑤ 第3 条( 旅行事故緊急費用の範囲) の費用の支出を 証明する 領収書ま たは精算書
⑥ 旅行事故緊急費用保険金の請求の委任を 証する 書類およ び委任を 受け た者の印鑑証明
書( 注)
⑦ 疾病が保険料領収日ま たは責任期間開始日のう ち いずれか遅い日以降に発病し て いる
こ と を 証明する 医師の診断書
⑧ その他当会社が普通保険約款第2�条( 保険金の支払時期) ⑴に定める 必要な 事項の確
認を 行う た めに欠く こ と のでき な い書類ま た は証拠と し て 保険契約締結の際に当会社が
交付する 書面等において 定めたも の
( 注) 印鑑証明書
旅行事故緊急費用保険金の請求を 第三者に委任する 場合と し ま す。
120
第9 条( 他の保険契約等があ る 場合の保険金の支払額)
⑴ 第2 条( 保険金を 支払う 場合) の費用に対し て 保険金を 支払う べき 他の保険契約等があ
る 場合において 、 それぞれの支払責任額の合計額が⑵に規定する 支払限度額を 超え る と き
は、 当会社は、 次に定める 額を 旅行事故緊急費用保険金と し て 支払いま す。
① 他の保険契約等から 保険金ま たは共済金が支払われて いな い場合
こ の保険契約の支払責任額
② 他の保険契約等から 保険金ま たは共済金が支払われた場合
⑵に規定する 支払限度額から 、 他の保険契約等から 支払われた保険金ま たは共済金の
合計額を 差し 引いた 残額。 ただし 、 こ の保険契約の支払責任額を 限度と し ま す。
⑵ 支払限度額は、 それぞれの保険契約ま た は共済契約のう ち 最も 保険金額の高い保険契約
ま たは共済契約によ り 、 その契約において 他の保険契約等がな いも のと し た 場合に支払わ
れる 保険金の額と し ま す。
第10条( 代 位)
⑴ 第2 条( 保険金を 支払う 場合) の費用が生じ た こ と によ り 被保険者が損害賠償請求権そ
の他の債権を 取得し た 場合において 、 当会社がその費用に対し て 旅行事故緊急費用保険金
を 支払っ た と き は、 その債権は当会社に移転し ま す。 ただし 、 移転する のは、 次の①ま た
は②のいずれかの額を 限度と し ま す。
① 当会社が費用の全額を 旅行事故緊急費用保険金と し て 支払っ た場合
被保険者が取得し た債権の全額
② ①以外の場合
被保険者が取得し た債権の額から 、 旅行事故緊急費用保険金が支払われて いな い費用
の額を 差し 引いた額
⑵ ⑴の②の場合において 、 当会社に移転せずに被保険者が引き 続き 有する 債権は、 当会社
に移転し た 債権よ り も 優先し て 弁済さ れる も のと し ま す。
⑶ 保険契約者、 被保険者およ び旅行事故緊急費用保険金を 受け取る べき 者は、 当会社が取
得する ⑴ま たは⑵の債権の保全およ び行使な ら びにそのために当会社が必要と する 証拠お
よ び書類の入手に協力し な ければな り ま せん。 こ のた めに必要な 費用は、 当会社の負担と
し ま す。
第11条( 普通保険約款の読み替え )
こ の特約について は、 普通保険約款第6 条( 告知義務) ⑶の③の規定中「 保険事故が発
生する 前に」 と あ る のを 「 こ の特約の保険事故ま たはその原因が生じ る 前に」 と 読み替え
て 適用し ま す。
第12条( 重大事由によ る 解除に関する 特則)
保険契約者ま たは被保険者が普通保険約款第�3条( 重大事由によ る 解除) ⑴の③ア . か
ら オ. ま でのいずれかに該当する こ と によ り 同条⑴ま たは⑵の規定によ る 解除がな さ れた
場合は、 同条⑶の規定は、 同条⑴の③ア . から ウ . ま でま た はオ. のいずれにも 該当し な
い被保険者に生じ た費用について は適用し ま せん。
第13条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款およ びこ の保険契約に付帯さ れた特約の規定を 準用し ま す。
別表 第5条(保険金を支払わない場合-その2)①の運動等
山岳登はん( 注1 )、 リ ュ ージ ュ 、 ボブス レ ー、 ス ケ ルト ン 、 航空機( 注2 ) 操縦( 注3 )、
ス カ イ ダイ ビ ン グ 、 ハン グ グ ラ イ ダー搭乗、 超軽量動力機( 注4 ) 搭乗、 ジ ャ イ ロ プレ ー
ン 搭乗その他こ れら に類する 危険な 運動
( 注1 ) 山岳登はん
ピ ッ ケ ル、 ア イ ゼン 、 ザイ ル、 ハン マー等の登山用具を 使用する も のおよ びロ ッ
ク ク ラ イ ミ ン グ ( フ リ ーク ラ イ ミ ン グ を 含みま す。) を いいま す。
( 注2 ) 航空機
グ ラ イ ダーおよ び飛行船を 除き ま す。
( 注3 ) 操縦
職務と し て 操縦する 場合を 除き ま す。
( 注4 ) 超軽量動力機
モータ ーハン グ グ ラ イ ダ ー、 マイ ク ロ ラ イ ト 機、 ウ ルト ラ ラ イ ト 機等を いい、 パ
121
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
ラ シ ュ ート 型超軽量動力機( パラ プレ ーン 等を いいま す。) を 除き ま す。
航空機寄託手荷物遅延等費用補償特約
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 それぞれ次の定義によ り ま す。
用 語
定 義
寄託手荷物
被保険者が旅行行程中に携行する 身の回り 品で、 かつ、 航空機の搭乗
時に航空会社に運搬を 寄託し た 手荷物を いいま す。
支払責任額
他の保険契約等がな いも のと し て 算出し た 支払う べき 保険金ま た は共
済金の額を いいま す。
他の保険契約等
第2 条( 保険金を 支払う 場合) の全部ま た は一部に対し て 支払責任が
同じ であ る 他の保険契約ま た は共済契約を いいま す。
保険事故
被保険者が費用を 負担する 原因と な っ た第2 条
( 保険金を 支払う 場合)
に規定する 事由の発生を いいま す。
免責金額
支払保険金の算出にあ たり 、 損害の額から 控除する 自己負担額を いい
ま す。
第2 条( 保険金を 支払う 場合)
⑴ 当会社は、 被保険者が乗客と し て 搭乗する 航空機( 注) が予定し て いた 目的地に到着し
て から 6 時間以内に、 寄託手荷物が予定し て いた目的地に運搬さ れな かっ たた めに、 被保
険者が予定し て いた 目的地において 負担し た費用を 、 こ の特約およ び普通保険約款の規定
に従い、 寄託手荷物遅延等費用保険金と し て 被保険者に支払いま す。
⑵ 当会社が支払う べき ⑴の寄託手荷物遅延等費用保険金の額は、 1 回の寄託手荷物の遅延
について ��万円を も っ て 限度と し ま す。
( 注) 航空機
定期航空運送事業者が路線を 定めて 運行する 航空機にかぎ り ま す。 以下こ の特約に
おいて 同様と し ま す。
第3 条( 寄託手荷物遅延等費用の範囲)
前条⑴の費用と は、 被保険者が搭乗する 航空機が予定し て いた目的地に到着し て から 9�
時間以内に被保険者が予定し て いた 目的地において 負担し た、 次の①から ③ま でに掲げる
も のを いいま す。 た だし 、 その寄託手荷物が被保険者のも と に到着し た 時以降に購入ま た
は貸与を 受け たこ と によ る 費用を 除き ま す。
① 衣類購入費
寄託手荷物の中に、 下着、 寝間着等必要不可欠な 衣類が含ま れて いた 場合で、 被保険
者がその目的地において こ れら の衣類を 購入し 、ま た は貸与を 受け たと き の費用を いい、
他人への謝金およ び礼金は含みま せん。
② 生活必需品購入費
寄託手荷物の中に、 洗面用具、 かみそり 、 く し 等の生活必需品( 注) が含ま れて いた
場合で、 こ れら の生活必需品を 購入し 、 ま た は貸与を 受けた と き の費用を いい、 他人へ
の謝金およ び礼金は含みま せん。
③ 身の回り 品購入費
購入し た 衣類や生活必需品を 持ち 運ぶためのかばん等、 ①およ び②以外にやむを 得ず
必要と な っ た身の回り 品を 購入し 、 ま たは貸与を 受けた 場合の費用を いい、 他人への謝
金およ び礼金は含みま せん。
( 注) 洗面用具、 かみそり 、 く し 等の生活必需品
①の衣類を 除き ま す。
第4 条( 保険金を 支払わな い場合)
当会社は、次の①から ⑦ま でのいずれかに該当する 事由によ っ て 生じ た費用に対し て は、
寄託手荷物遅延等費用保険金を 支払いま せん。
① 保険契約者( 注1 ) ま たは被保険者の故意も し く は重大な 過失ま た は法令違反
② 寄託手荷物遅延等費用保険金を 受け 取る べき 者の故意も し く は重大な 過失ま たは法令
122
違反
③ 戦争、 外国の武力行使、 革命、 政権奪取、 内乱、 武装反乱その他こ れら に類似の事変
④ 地震も し く は噴火ま た はこ れら によ る 津波
⑤ 核燃料物質( 注2 ) も し く は核燃料物質( 注2 ) によ っ て 汚染さ れた 物( 注3 ) の放
射性、 爆発性その他の有害な 特性ま たはこ れら の特性によ る 事故
⑥ ③から ⑤ま でのいずれかの事由に随伴し て 生じ た 事故ま たはこ れら に伴う 秩序の混乱
に基づいて 生じ た事故
⑦ ⑤以外の放射線照射ま たは放射能汚染
( 注1 ) 保険契約者
法人であ る 場合は、 その理事、 取締役ま たは法人の業務を 執行する その他の機関
を いいま す。
( 注2 ) 核燃料物質
使用済燃料を 含みま す。
( 注3 ) 核燃料物質( 注2 ) によ っ て 汚染さ れた 物
原子核分裂生成物を 含みま す。
第5 条( 事故の通知)
⑴ 保険事故が発生し た 場合は、 保険契約者、 被保険者ま たは寄託手荷物遅延等費用保険金
を 受け 取る べき 者は、 保険事故の発生の日から その日を 含めて 3�日以内にその保険事故の
発生およ び遅延等の状況を 当会社に通知し な ければな り ま せん。 こ の場合において 、 当会
社が書面によ る 通知ま たは説明を 求めたと き は、 こ れに応じ な け ればな り ま せん。
⑵ ⑴の場合において 、 保険契約者、 被保険者ま た は寄託手荷物遅延等費用保険金を 受け 取
る べき 者は、 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容( 注) について 、 遅滞な く 当
会社に通知し な ければな り ま せん。
⑶ 保険契約者、 被保険者ま たは寄託手荷物遅延等費用保険金を 受け取る べき 者は、 ⑴およ
び⑵のほか、 当会社が特に必要と する 書類ま たは証拠と な る も のを 求めた 場合は、 遅滞な
く 、 こ れを 提出し 、 ま た当会社が行う 損害の調査に協力し な ければな り ま せん。
⑷ 保険契約者、 被保険者ま たは寄託手荷物遅延等費用保険金を 受け取る べき 者が、 正当な
理由がな く ⑴から ⑶ま での規定に違反し た 場合、 ま た はそ の通知も し く は説明に ついて
知っ て いる 事実を 告げな かっ た場合も し く は事実と 異な る こ と を 告げた 場合は、当会社は、
それによ っ て 当会社が被っ た損害の額を 差し 引いて 寄託手荷物遅延等費用保険金を 支払い
ま す。
( 注) 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容
既に他の保険契約等から 保険金ま た は共済金の支払を 受け た場合は、 その事実を 含
みま す。
第6 条( 保険金の請求)
⑴ こ の特約にかかる 保険金の当会社に対する 保険金請求権は、 被保険者が第2 条( 保険金
を 支払う 場合) の費用を 負担し た 時から 発生し 、 こ れを 行使する こ と ができ る も のと し ま
す。
⑵ こ の特約にかかる 保険金の請求書類は、 次の①から ⑦ま でに掲げる 書類と し ま す。
① 保険金請求書
② 保険証券
③ 当会社の定める 事故状況報告書
④ 航空会社ま たはこ れに代わる べき 第三者の事故証明書
⑤ 第3 条( 寄託手荷物遅延等費用の範囲) の費用の支出を 証明する 領収書ま た は精算書
⑥ 寄託手荷物遅延等費用保険金の委任を 証する 書類およ び委任を 受け た 者の印鑑証明
書( 注)
⑦ その他当会社が普通保険約款第2�条( 保険金の支払時期) ⑴に定める 必要な 事項の確
認を 行う ために欠く こ と のでき な い書類ま たは証拠と し て 保険契約締結の際に当会社が
交付する 書面等において 定めた も の
( 注) 印鑑証明書
寄託手荷物遅延等費用保険金の請求を 第三者に委任する 場合と し ま す。
第7 条( 他の保険契約等があ る 場合の保険金の支払額)
⑴ 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の費用に対し て 保険金を 支払う べき 他の保険契約等が
あ る 場合において 、 それぞれの支払責任額の合計額が第3 条( 寄託手荷物遅延等費用の範
123
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
囲) の費用の額を 超え る と き は、 当会社は、 次に定める 額を 寄託手荷物遅延等費用保険金
と し て 支払いま す。
① 他の保険契約等から 保険金ま た は共済金が支払われて いな い場合
こ の保険契約の支払責任額
② 他の保険契約等から 保険金ま た は共済金が支払われた 場合
第3 条の費用の額から 、 他の保険契約等から 支払われた保険金ま た は共済金の合計額
を 差し 引いた残額。 た だし 、 こ の保険契約の支払責任額を 限度と し ま す。
⑵ ⑴の費用の額は、 それぞれの保険契約ま たは共済契約に免責金額の適用があ る 場合は、
そのう ち 最も 低い免責金額を 差し 引いた 額と し ま す。
第8 条( 代 位)
⑴ 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の費用が生じ た こ と によ り 被保険者が損害賠償請求権
その他の債権を 取得し た 場合において 、 当会社がその費用に対し て 寄託手荷物遅延等費用
保険金を 支払っ たと き は、 その債権は当会社に移転し ま す。 た だし 、 移転する のは、 次の
①ま た は②のいずれかの額を 限度と し ま す。
① 当会社が費用の全額を 寄託手荷物遅延等費用保険金と し て 支払っ た 場合
被保険者が取得し た 債権の全額
② ①以外の場合
被保険者が取得し た 債権の額から 、 寄託手荷物遅延等費用保険金が支払われて いな い
費用の額を 差し 引いた 額
⑵ ⑴の②の場合において 、 当会社に移転せずに被保険者が引き 続き 有する 債権は、 当会社
に移転し た債権よ り も 優先し て 弁済さ れる も のと し ま す。
⑶ 保険契約者、 被保険者およ び寄託手荷物遅延等費用保険金を 受け取る べき 者は、 当会社
が取得する ⑴ま たは⑵の債権の保全およ び行使な ら びにそのた めに当会社が必要と する 証
拠およ び書類の入手に協力し な ければな り ま せん。 こ の場合において 、 当会社に協力する
ために必要な 費用は、 当会社の負担と し ま す。
第9 条( 重大事由によ る 解除に関する 特則)
保険契約者ま たは被保険者が普通保険約款第�3条( 重大事由によ る 解除) ⑴の③ア . か
ら オ. ま でのいずれかに該当する こ と によ り 同条⑴ま たは⑵の規定によ る 解除がな さ れた
場合は、 同条⑶の規定は、 同条⑴の③ア . から ウ . ま でま たはオ. のいずれにも 該当し な
い被保険者に生じ た 費用について は適用し ま せん。
第10条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款およ びこ の保険契約に付帯さ れた 特約の規定を 準用し ま す。
航空機遅延費用等補償特約
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 それぞれ次の定義によ り ま す。
用 語
定 義
交通費
宿泊施設への移動に要する タ ク シ ー代等の費用ま たは航空機の代替と
な る 他の交通手段を 利用し た 場合の費用を いいま す。
支払責任額
他の保険契約等がな いも のと し て 算出し た 支払う べき 保険金ま た は共
済金の額を いいま す。
出発機
乗継地から 出発する 被保険者の 搭乗する 予定だ っ た 航空機を い いま
す。
出発遅延等
搭乗する 予定だっ た 航空機について 生じ た 出発予定時刻から 6 時間以
上の出発遅延、 航空機の欠航も し く は運休を いいま す。
他の保険契約等
第2 条( 保険金を 支払う 場合) の全部ま た は一部に対し て 支払責任が
同じ であ る 他の保険契約ま た は共済契約を いいま す。
着陸地変更
予定さ れて いた 到着地と は別の地に着陸する こ と を いいま す。
124
搭乗不能
航空運送事業者の 搭乗予約受付業務の不備に よ る 搭乗不能を い い ま
す。
保険金
出発遅延・ 欠航・ 搭乗不能費用保険金ま たは乗継遅延費用保険金を い
いま す。
保険事故
被保険者が費用を 負担する 原因と な っ た 第3 条( 出発遅延費用等) ⑴
ま たは第5 条( 乗継遅延費用) ⑴に規定する 事由の発生を いいま す。
免責金額
支払保険金の算出にあ たり 、 損害の額から 控除する 自己負担額を いい
ま す。
旅行サービ ス
被保険者が目的地において 提供を 受ける こ と を 予定し て いた が、 提供
を 受け る こ と ができ な かっ た 旅行サービ ス を いいま す。
旅行サービ ス 提供・
手配機関
旅行サービ ス の提供ま たは手配を 行う 機関を いいま す。
第2 条( 保険金を 支払う 場合)
当会社は、 被保険者が、 保険期間中で、 かつ、 旅行行程中に次条ま た は第5 条( 乗継遅
延費用) に規定する 損害を 被っ た 場合は、 こ の特約およ び普通保険約款の規定に従い、 保
険金を 支払いま す。
第3 条( 出発遅延費用等)
⑴ 当会社は、 被保険者が出発遅延等も し く は搭乗不能ま たは被保険者が搭乗し た 航空機に
ついて 生じ た着陸地変更によ り 、 その航空機の出発予定時刻( 注1 ) から 6 時間以内に代
替と な る 他の航空機( 注2 ) を 利用でき な い場合に、被保険者が費用を 負担する こ と によ っ
て 被っ た損害に対し て 、 出発遅延・ 欠航・ 搭乗不能費用保険金を 支払いま す。
⑵ ⑴の出発遅延・ 欠航・ 搭乗不能費用保険金の支払は、 1 回の出発遅延等、 搭乗不能ま た
は着陸地変更について 2 万円を 限度と し ま す。
( 注1 ) 出発予定時刻
着陸地変更が生じ た場合は着陸し た時刻を いいま す。
( 注2 ) 代替と な る 他の航空機
着陸地変更し た場合は、 その航空機を 含みま す。 以下こ の特約において 同様と し
ま す。
第4 条( 出発遅延費用等の範囲)
⑴ 前条⑴の費用と は、 次の①ま た は②に掲げる も のを いいま す。
① 出発地( 注) において 、 その航空機の代替と な る 他の航空機が利用可能と な る ま での
間に被保険者が負担し た 宿泊施設の客室料、食事代、 交通費およ び国際電話料等通信費。
ただし 、 被保険者が払戻し を 受け た 金額、 被保険者が負担する こ と を 予定し て いた金額、
ま た は②によ り 支払われる べき 金額はこ の費用の額から 控除し ま す。
② 旅行サービ ス について 、 取消料、 違約料、 旅行業務取扱料その他の名目において 、 旅
行サービ ス 提供・ 手配機関と の契約上払戻し を 受け ら れな い費用ま た はこ れから 支払う
こ と を 要する 費用
⑵ ⑴の費用と は、 社会通念上妥当な 費用であ り 、 かつ、 保険事故と 同等のその他の事故に
対し て 通常負担する 費用相当額と し ま す。 ま た、 こ の保険契約を 締結し て いな け れば生じ
な かっ た費用を 除き ま す。
( 注) 出発地
着陸地変更の場合の着陸し た地を 含みま す。
第5 条( 乗継遅延費用)
⑴ 当会社は、 被保険者が到着機( 注1 ) の遅延( 注2 ) によ っ て 、 出発機に搭乗する こ と
ができ ず、 到着機( 注1 ) の到着時刻から 6 時間以内に出発機の代替と な る 他の航空機を
利用でき な い場合に、 被保険者が費用を 負担する こ と によ っ て 被っ た損害を 、 乗継遅延費
用保険金と し て 被保険者に支払いま す。
⑵ ⑴の乗継遅延費用保険金の支払は、1 回の到着機の遅延について 2 万円を 限度と し ま す。
⑶ ⑵の「 1 回の到着機( 注1 ) の遅延( 注2 )」 と は、 同一の原因に起因し て 生じ た 一連
の到着機( 注1 ) の遅延を いいま す。
125
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
( 注1 ) 到着機
航空機を 乗り 継ぐ 場合において 、 乗継地に到着する 被保険者の搭乗し た航空機を
いいま す。
( 注2 ) 到着機( 注1 ) の遅延
被保険者が搭乗する 予定であ っ た航空機の出発遅延、 欠航、 運休も し く は搭乗不
能ま た は被保険者が搭乗し た 航空機の着陸地変更によ り 、 結果的に乗継地への到着
が遅延し た場合を 含みま す。
第6 条( 乗継遅延費用の範囲)
⑴ 前条⑴の費用と は、 次の①ま たは②に掲げる も のを いいま す。
① 乗継地において 、 出発機の代替と な る 他の航空機が利用可能と な る ま での間に被保険
者が負担し た宿泊施設の客室料、 食事代、 交通費およ び国際電話料等通信費。 ただし 、
被保険者が払戻し を 受けた金額、 被保険者が負担する こ と を 予定し て いた金額、 ま たは
②によ り 支払われる べき 金額はこ の費用の額から 控除し ま す。
② 旅行サービ ス について 、 取消料、 違約料、 旅行業務取扱料その他の名目において 、 旅
行サービ ス 提供・ 手配機関と の契約上払戻し を 受けら れな い費用ま た はこ れから 支払う
こ と を 要する 費用
⑵ ⑴の費用と は、 社会通念上妥当な 費用であ り 、 かつ、 保険事故と 同等のその他の事故に
対し て 通常負担する 費用相当額と し ま す。 ま た 、 こ の保険契約を 締結し て いな ければ生じ
な かっ た 費用を 除き ま す。
第7 条( 保険金を 支払わな い場合)
当会社は、次の①から ⑦ま でのいずれかに該当する 事由によ っ て 生じ た費用に対し て は、
保険金を 支払いま せん。
① 保険契約者( 注1 ) ま たは被保険者の故意も し く は重大な 過失ま た は法令違反
② 保険金を 受け取る べき 者の故意も し く は重大な 過失ま たは法令違反
③ 戦争、 外国の武力行使、 革命、 政権奪取、 内乱、 武装反乱その他こ れら に類似の事変
④ 地震も し く は噴火ま たはこ れら によ る 津波
⑤ 核燃料物質( 注2 ) も し く は核燃料物質( 注2 ) によ っ て 汚染さ れた 物( 注3 ) の放
射性、 爆発性その他の有害な 特性ま た はこ れら の特性によ る 事故
⑥ ③から ⑤ま でのいずれかの事由に随伴し て 生じ た事故ま た はこ れら に伴う 秩序の混乱
に基づいて 生じ た 事故
⑦ ⑤以外の放射線照射ま たは放射能汚染
( 注1 ) 保険契約者
法人であ る 場合は、 その理事、 取締役ま た は法人の業務を 執行する その他の機関
を いいま す。
( 注2 ) 核燃料物質
使用済燃料を 含みま す。
( 注3 ) 核燃料物質( 注2 ) によ っ て 汚染さ れた物
原子核分裂生成物を 含みま す。
第8 条( 事故の通知)
⑴ 保険事故が発生し た場合は、 保険契約者、 被保険者ま た は保険金を 受け 取る べき 者は、
保険事故の発生の日から その日を 含めて 3�日以内にその保険事故の発生およ び遅延等の状
況を 当会社に通知し な け ればな り ま せん。 こ の場合において 、 当会社が書面によ る 通知ま
たは説明を 求めたと き は、 こ れに応じ な ければな り ま せん。
⑵ ⑴の場合において 、 保険契約者、 被保険者ま たは保険金を 受け取る べき 者は、 他の保険
契約等に関する 事実の有無およ び内容( 注) について 、 遅滞な く 当会社に通知し な け れば
な り ま せん。
⑶ 保険契約者、 被保険者ま たは保険金を 受け取る べき 者は、 ⑴およ び⑵のほか、 当会社が
特に必要と する 書類ま た は証拠と な る も のを 求めた 場合は、 遅滞な く 、 こ れを 提出し 、 ま
た当会社が行う 損害の調査に協力し な け ればな り ま せん。
⑷ 保険契約者、 被保険者ま たは保険金を 受け取る べき 者が、 正当な 理由がな く ⑴から ⑶ま
での規定に違反し た 場合、 ま た はその通知も し く は説明について 知っ て いる 事実を 告げな
かっ た 場合も し く は事実と 異な る こ と を 告げた 場合は、 当会社は、 それによ っ て 当会社が
被っ た 損害の額を 差し 引いて 保険金を 支払いま す。
( 注) 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容
126
既に他の保険契約等から 保険金ま た は共済金の支払を 受け た場合は、 その事実を 含
みま す。
第9 条( 保険金の請求)
⑴ こ の特約にかかる 保険金の当会社に対する 保険金請求権は、 被保険者が第2 条( 保険金
を 支払う 場合) の費用を 負担し た 時から 発生し 、 こ れを 行使する こ と ができ る も のと し ま
す。
⑵ こ の特約にかかる 保険金の請求書類は、 次の①から ⑦ま でに掲げる 書類と し ま す。
① 保険金請求書
② 保険証券
③ 当会社の定める 事故状況報告書
④ 航空会社ま たはこ れに代わる べき 第三者の遅延証明書
⑤ 第4 条( 出発遅延費用等の範囲) ま た は第6 条( 乗継遅延費用の範囲) の費用の支出
を 証明する 領収書ま たは精算書
⑥ 保険金の請求の委任を 証する 書類およ び委任を 受けた者の印鑑証明書( 注)
⑦ その他当会社が普通保険約款第2�条( 保険金の支払時期) ⑴に定める 必要な 事項の確
認を 行う ために欠く こ と のでき な い書類ま たは証拠と し て 保険契約締結の際に当会社が
交付する 書面等において 定めた も の
( 注) 印鑑証明書
保険金の請求を 第三者に委任する 場合と し ま す。
第10条( 他の保険契約等があ る 場合の保険金の支払額)
⑴ 第3 条( 出発遅延費用等) ⑴ま たは第5 条( 乗継遅延費用) ⑴の費用に対し て 保険金を
支払う べき 他の保険契約等があ る 場合において 、 それぞれの支払責任額の合計額が第4 条
( 出発遅延費用等の範囲) ま たは第6 条( 乗継遅延費用の範囲) の費用の額を 超え る と き は、
当会社は、 次に定める 額を 保険金と し て 支払いま す。
① 他の保険契約等から 保険金ま たは共済金が支払われて いな い場合
こ の保険契約の支払責任額
② 他の保険契約等から 保険金ま たは共済金が支払われた場合
第4 条ま た は第6 条の費用の額から 、 他の保険契約等から 支払われた 保険金ま たは共
済金の合計額を 差し 引いた残額。 た だし 、 こ の保険契約の支払責任額を 限度と し ま す。
⑵ ⑴の費用の額は、 第4 条( 出発遅延費用等の範囲) ま たは第6 条( 乗継遅延費用の範囲)
に規定する 費用の額から 、 次条に規定する 給付等の額を 控除し た 額を いい、 それぞれの保
険契約ま た は共済契約に免責金額の適用があ る 場合は、 そのう ち 最も 低い免責金額を 差し
引いた 額と し ま す。
第11条( 他の給付等があ る 場合)
当会社が保険金を 支払う べき こ の特約に規定する 損害ま た は費用について 、 次の①ま た
は②のいずれかの給付等があ る 場合はその額を 、 被保険者が負担し た費用から 差し 引く も
のと し ま す。
① 被保険者が負担し た費用について 第三者よ り 支払われた 損害賠償金
② 被保険者が被っ た 損害を 補償する ために行われた その他の給付( 注)
( 注) その他の給付
他の保険契約等によ り 支払われた保険金を 除き ま す。
第12条( 代 位)
⑴ 第3 条( 出発遅延費用等) ⑴ま たは第5 条( 乗継遅延費用) ⑴の費用が生じ た こ と によ
り 被保険者が損害賠償請求権その他の債権を 取得し た 場合において 、 当会社がその費用に
対し て 保険金を 支払っ たと き は、 その債権は当会社に移転し ま す。 た だし 、 移転する のは、
次の①ま た は②のいずれかの額を 限度と し ま す。
① 当会社が費用の全額を 保険金と し て 支払っ た 場合
被保険者が取得し た債権の全額
② ①以外の場合
被保険者が取得し た債権の額から 、 保険金が支払われて いな い費用の額を 差し 引いた
額
⑵ ⑴の②の場合において 、 当会社に移転せずに被保険者が引き 続き 有する 債権は、 当会社
に移転し た 債権よ り も 優先し て 弁済さ れる も のと し ま す。
⑶ 保険契約者、 被保険者およ び保険金を 受け取る べき 者は、 当会社が取得する ⑴ま たは⑵
127
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
の債権の保全およ び行使な ら びにそのた めに当会社が必要と する 証拠およ び書類の入手に
協力し な ければな り ま せん。 こ のた めに必要な 費用は、 当会社の負担と し ま す。
第13条( 重大事由によ る 解除に関する 特則)
保険契約者ま たは被保険者が普通保険約款第�3条( 重大事由によ る 解除) ⑴の③ア . か
ら オ. ま でのいずれかに該当する こ と によ り 同条⑴ま たは⑵の規定によ る 解除がな さ れた
場合は、 同条⑶の規定は、 同条⑴の③ア . から ウ . ま でま たはオ. のいずれにも 該当し な
い被保険者に生じ た 損害について は適用し ま せん。
第14条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款およ びこ の保険契約に付帯さ れた 特約の規定を 準用し ま す。
旅行変更費用補償特約
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 それぞれ次の定義によ り ま す。
用 語
医学的他覚所見
定 義
理学的検査、 神経学的検査、 臨床検査、 画像検査等によ り 認めら れる
異常所見を いいま す。
企画旅行
旅行業者が、 旅行の目的地およ び日程、 運送等サービ ス ( 注) の内容
な ら びに被保険者が支払う べき 旅行代金の額を 定めた 旅行に関する 計
画を 、 被保険者の募集のた めにあ ら かじ め、 ま た は被保険者から の依
頼によ り 作成する と と も に、 その計画に定める 運送等サービ ス ( 注)
を 被保険者に確実に提供する た めに必要と 見込ま れる 運送等サービ ス
( 注)の提供にかかる 契約を 、自己の計算において 、運送等サービ ス( 注)
を 提供する 者と の間で締結する こ と によ り 実施する 旅行を いいま す。
( 注) 運送等サービ ス
被保険者が提供を 受け る こ と ができ る 運送ま た は宿泊のサービ
ス を いいま す。
帰国費用
旅行にかかる 費用で次の①ま た は②に掲げる も のを いいま す。
① 航空運賃等交通費
被保険者の帰国に要する 通常の経路によ る 航空機、 船舶等の運賃
を いいま す。 ただし 、 次のア . およ びイ . に掲げる 費用はこ の費用
の額から 控除し ま す。
ア . 被保険者が中途帰国し た こ と によ り 払戻し を 受けた 運賃
イ . 傷害治療費用補償特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①も
し く は③、 疾病治療費用補償特約第2 条( 保険金を 支払う 場合)
⑵の①も し く は③、 救援者費用等補償特約第3 条( 費用の範囲)
④ま た は治療・ 救援費用補償特約第3 条( 費用の範囲) ⑴の①、
③も し く は④によ り 支払われる べき 費用
② 宿泊施設の客室料およ び諸雑費
ア .帰国の行程における 被保険者の宿泊施設の宿泊料を いい、 かつ、
�4日分を 限度と し ま す。 た だし 、 被保険者が中途帰国し たこ と に
よ り 払戻し を 受けた金額も し く は被保険者が負担する こ と を 予定
し て いた金額ま たは傷害治療費用補償特約第2 条( 保険金を 支払
う 場合) ⑴の③、 疾病治療費用補償特約第2 条( 保険金を 支払う
場合) ⑵の③も し く は治療・ 救援費用補償特約第3 条( 費用の範
囲) ⑴の③によ り 支払われる べき 費用はこ の費用の額から 控除し
ま す。
イ . 諸雑費と は、 国際電話料等通信費、 渡航手続費等を いいま す。
ウ . ア . およ びイ . の費用は、 合計し て 2�万円を 限度と し ま す。
危篤
重傷ま たは重病のた め生命が危う く 予断を 許さ な い状態であ る と 医師
が判断し た 場合を いいま す。
128
競技等
競技、 競争、 興行( 注1 ) ま た は試運転( 注2 ) を いいま す。
( 注1 ) 競技、 競争、 興行
いずれも そのための練習を 含みま す。
( 注2 ) 試運転
性能試験を 目的と する 運転ま た は操縦を いいま す。
自動車等
自動車ま たは原動機付自転車を いいま す。
支払責任額
他の保険契約等がな いも のと し て 算出し た支払う べき 保険金ま たは共
済金の額を いいま す。
出国
旅行行程開始後、 最初の出国を いいま す。
出国中止
被保険者が旅行について 出国を 中止する こ と を いいま す。
乗用具
自動車等、 モータ ーボ ート ( 注)、 ゴ ーカ ート 、 ス ノ ーモービ ルそ の
他こ れら に類する も のを いいま す。
( 注) モータ ーボート
水上オート バイ を 含みま す。
他の保険契約等
第2 条( 保険金を 支払う 場合) の全部ま たは一部に対し て 支払責任が
同じ であ る 他の保険契約ま た は共済契約を いいま す。
中途帰国
被保険者が旅行行程のう ち 出国し て から 住居に帰着する ま での間に旅
行を 中途で取り やめ帰国する こ と を いいま す。
同行予約者
被保険者と 同一の旅行を 同時に参加予約し た 者で被保険者に同行する
も のを いいま す。
渡航手続費
旅券印紙代、 査証料、 予防接種料等の渡航手続諸費用を いいま す。
被保険者等
被保険者も し く は同行予約者を いいま す。
保険事故
被保険者の出国中止ま たは中途帰国の原因と な っ た 第2 条( 保険金を
支払う 場合)⑴の①から ⑨ま でのいずれかに該当する こ と を いいま す。
免責金額
支払保険金の算出にあ たり 、 損害の額から 控除する 自己負担額を いい
ま す。
旅行
保険証券記載の海外旅行を いいま す。
旅行業者
旅行業法( 昭和27年法律第239号) で定めら れた 旅行業の登録を 受け
た も のを いいま す。
旅行代金
被保険者が旅行業者に支払っ た 次の①から ③ま での費用を いいま す。
た だし 、 払戻し が受け ら れる 場合は、 こ れを 控除し た額と し ま す。
① 旅行への参加によ り 提供を 受ける こ と ができ る 交通機関の運賃、
観光料金、 宿泊料金、 食事料金等の旅行サービ ス にかかる 費用
② 渡航手続費
③ 企画料金
第2 条( 保険金を 支払う 場合)
⑴ 当会社は、 被保険者が次の①から ⑨ま でのいずれかに該当し た こ と によ り 、 旅行につい
て 出国を 中止し た場合ま た は旅行行程のう ち 出国し て から 住居に帰着する ま での間に旅行
を 中途で取り やめ帰国し た 場合に保険契約者、 被保険者ま た はこ れら の者の法定相続人が
負担し た費用を 、 こ の特約およ び普通保険約款の規定に従い、 旅行変更費用保険金と し て
その費用の負担者に支払いま す。
① 被保険者等ま たは被保険者等の配偶者も し く は3 親等内の親族が死亡し た場合ま た は
危篤にな っ た 場合
② 被保険者等ま たは被保険者等の配偶者も し く は2 親等内の親族が傷害ま たは疾病( 注
129
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
1 ) を 直接の原因と し て 入院( 注2 ) を 開始し た 場合。 ただし 、 入院が被保険者等につ
いて は出国前には継続し て 3 日以上、 その他の者について は出国前後にかかわら ず継続
し て �4日以上に及んだ場合( 注3 ) にかぎ り ま す。
③ 被保険者等が搭乗し て いる 航空機も し く は船舶が行方不明にな っ た 場合も し く は遭難
し た 場合ま たは被保険者等が山岳登はん( 注4 ) 中に遭難し た場合
④ 急激かつ偶然な 外来の事故によ っ て 被保険者等の緊急な 捜索ま た は救助活動を 要する
こ と が警察等の公的機関によ り 確認さ れた場合
⑤ 被保険者等の居住する 建物ま た はこ れに収容さ れる 家財が、 次のア . から ウ . ま での
いずれかに該当する 事由によ っ て 損害( 注5 ) を 受け、 その損害の額( 注6 ) が���万
円以上と な っ た場合
ア . 火災、 落雷、 破裂ま たは爆発( 注7 )
ひょう
イ . 風災( 注8 )、 水災( 注9 )、 雹災ま たは雪災( 注��)
ウ . 建物の外部から の物体の落下、 飛来、 衝突ま たは倒壊
⑥ 被保険者等が裁判所の呼出によ り 、 訴訟ま たは調停の証人ま たは鑑定人と し て 裁判所
へ出頭する 場合
⑦ 渡航先( 注��) において 、 次のア . から エ. ま でのいずれかに該当する 事由が発生し
た 場合
ア . 地震も し く は噴火ま たはこ れら によ る 津波
イ . 戦争、 外国の武力行使、 革命、 政権奪取、 内乱、 武装反乱その他こ れら に類似の事
変、 暴動( 注�2) ま たはテ ロ 行為( 注�3)
ウ . 運送・ 宿泊機関等( 注�4) の事故ま たは火災
エ. 渡航先に対する 退避勧告等( 注�5) の発出( 注��)
⑧ 被保険者等に対し て 日本も し く は外国の官公署の命令、 外国の出入国規制ま たは感染
症によ る 隔離が発せら れた場合
⑨ 被保険者等に対し て 災害対策基本法( 昭和3� 年法律第223号) 第��条ま た は第�� 条に
基づく 避難の指示等が公的機関から 出さ れた 場合
⑵ ⑴の①ま た は②に規定する 被保険者等と 被保険者等以外の者と の続柄は、 ⑴の①ま たは
②に該当し た 時における も のを いいま す。 ただし 、 ⑴の①ま た は②に該当し た 日から その
日を 含めて 3�日以内に被保険者等が婚姻の届出を し た場合は、 その配偶者( 注�7) を ⑴の
①ま た は②に該当し た時において 被保険者等の配偶者( 注�7) であ っ たも のと みな し ま す。
( 注1 ) 疾病
歯科疾病を 含みま せん。 以下こ の特約において 同様と し ま す。
( 注2 ) 入院
他の病院ま たは診療所に移転し た場合は、 移転のために要し た 期間は入院中と み
な し ま す。 た だし 、 その移転について 治療のため医師が必要と 認めた場合にかぎ り
ま す。 以下こ の特約において 同様と し ま す。
( 注3 ) 入院が被保険者等について は出国前には継続し て 3 日以上、 その他の者について
は出国前後にかかわら ず継続し て �4日以上に及んだ場合
こ れら の日数を 経過し な い場合であ っ て も 、 入院中死亡に至っ た と き を 含むも の
と し ま す。
( 注4 ) 山岳登はん
ピ ッ ケ ル、 ア イ ゼン 、 ザイ ル、 ハン マー等の登山用具を 使用する も のおよ びロ ッ
ク ク ラ イ ミ ン グ ( フ リ ーク ラ イ ミ ン グ を 含みま す。) を いいま す。
( 注5 ) 損害
消防ま たは避難に必要な 処置によ っ て 被保険者等の居住する 建物ま た はこ れに収
容さ れる 家財について 生じ た 損害を 含みま す。以下こ の特約において 同様と し ま す。
( 注6 ) 損害の額
損害が生じ た地およ び時におけ る 被保険者等の居住する 建物ま た は家財の価額に
よ っ て 定め、 その建物ま たは家財の損傷を 修繕し 得る 場合において は、 こ れを 損害
発生直前の状態に復する に必要な 修繕費を も っ て 損害の額と し ま す。
( 注7 ) 破裂ま たは爆発
気体ま たは蒸気の急激な 膨張を 伴う 破壊ま たはその現象を いいま す。
( 注8 ) 風災
130
台風、 旋風、 暴風、 暴風雨等を いいま す。
( 注9 ) 水災
台風、 暴風雨、 豪雨等によ る 洪水・ 融雪洪水・ 高潮・ 土砂崩れ等を いいま す。
( 注��) 雪災
なだれ
豪雪、 雪崩等を いいま す。
( 注��) 渡航先
被保険者等が訪れて いる 渡航先ま たはこ れから 訪れる も し く は経由する 予定の渡
航先を いいま す。 以下こ の特約において 同様と し ま す。
( 注�2) 暴動
群衆ま たは多数の者の集団の行動によ っ て 、 全国ま たは一部の地区において 著し
く 平穏が害さ れ、 治安維持上重大な 事態と 認めら れる 状態を いいま す。
( 注�3) テ ロ 行為
政治的、 社会的も し く は宗教・ 思想的な 主義・ 主張を 有する 団体・ 個人ま たはこ
れと 連帯する も のがその主義・ 主張に関し て 行う 暴力的行動を いいま す。
( 注�4) 運送・ 宿泊機関等
被保険者等が利用を 予定し て いた 運送機関も し く は宿泊機関等を いいま す。 以下
こ の特約において 同様と し ま す。
( 注�5) 退避勧告等
日本国政府が発出する 「 退避を 勧告し ま す」 ま たは「 渡航の延期を おすすめし ま
す」 を いいま す。
( 注��) 渡航先に対する 退避勧告等( 注�5) の発出
退避勧告等が渡航先の属する 国の他の地域に対し て 発出さ れた 場合を 含みま す。
( 注�7) 配偶者
普通保険約款第1 条( 用語の定義) の規定にかかわら ず、 法律上の配偶者にかぎ
り ま す。
第3 条( 費用の範囲)
⑴ 前条⑴の費用と は、 旅行にかかる 費用で次の①ま た は②に掲げる も のを いいま す。
① 取消料、 違約料等
被保険者が出国中止ま たは中途帰国し た日以後に提供を 受け る 旅行サービ ス ( 注1 )
について 、 出国中止ま た は中途帰国し た こ と によ り 、 取消料、 違約料、 旅行業務取扱料
その他の名目において 、 運送・ 宿泊機関等ま た は旅行業者と の契約上払戻し を 受けら れ
な い費用ま た はこ れから 支払う こ と を 要する 費用を いいま す。
② 渡航手続費
渡航手続費と し て 、 被保険者が出国中止ま た は中途帰国し た こ と によ り 払戻し を 受け
ら れな い費用ま たはこ れから 支払う こ と を 要する 費用を いいま す。 た だし 、 出国中止ま
たは中途帰国し た後において も 使用でき る も のに対し て 支出し た費用を 除き ま す。
⑵ ⑴の規定にかかわら ず、 被保険者が中途帰国し た場合において 、 旅行が企画旅行であ る
と き は、 前条⑴の費用と は、 次の算式によ っ て 算出し た額を いいま す。
旅行日程のう ち 、 中途
帰国し た 以後の日数
旅行変更費用保険金額
×
旅行日程の日数
=
前条⑴の費用
⑶ ⑵の旅行変更費用保険金額が旅行代金を 超え る 場合は、 当会社は、 旅行代金を 保険金額
と みな し ま す。
⑷ ⑴から ⑶ま での規定にかかわら ず、次の①ま た は②のいずれかに該当する 場合において 、
中途帰国し たと き の帰国費用が⑴から ⑶ま でによ り 算出さ れた費用の額を 上回る と き は、
帰国費用を 前条⑴の費用と し ま す。
① 航空券等( 注2 ) の購入の予約がな さ れて おり 、 こ れから 航空券等( 注2 ) の費用の
支払を 要する 場合ま たは航空券等( 注2 ) が購入さ れて おり 、 既に航空券等( 注2 ) の
費用を 支払っ て いる 場合
② 旅行が企画旅行で、 旅行代金の中に航空券等( 注2 ) の費用が含ま れて いる 場合
( 注1 ) 旅行サービ ス
131
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
出国後3 か月以内に提供を 受け る 旅行サービ ス にかぎ り ま す。
( 注2 ) 航空券等
被保険者が帰国のため利用する 交通機関の航空券も し く は乗船券等を いい、 利用
する 日時が被保険者の出国後3 か月以内で、 かつ特定さ れて いる も のを いいま す。
第4 条( 保険責任の始期およ び終期)
⑴ こ の特約における 当会社の保険責任は、 普通保険約款第5 条( 保険責任の始期およ び終
期) ⑴の規定にかかわら ず、 保険証券に記載さ れた 契約日の翌日の午前0 時に始ま り 、 住
居に帰着し た 時ま た は保険期間の末日の午後�2時のいずれか早い時に終わり ま す。
⑵ ⑴の時刻は、 日本国の標準時によ る も のと し ま す。
⑶ ⑴の規定にかかわら ず、 当会社は、 保険料領収前ま たは保険証券に記載さ れた契約日以
前に第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①から ⑨ま でのいずれかに該当し て いたためま た
はその原因( 注1 ) が生じ て いたた め保険契約者、 被保険者ま たはこ れら の者の法定相続
人が負担し た 費用に対し て は旅行変更費用保険金を 支払いま せん。
( 注1 ) その原因
被保険者等ま た は被保険者等の配偶者も し く は3 親等内の親族について 、 第2 条
( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①の死亡も し く は危篤も し く は同条⑴の②の入院の直
接の原因と な っ た 傷害の発生も し く は疾病の発病( 注2 ) ま た は同条⑴の⑧の隔離
の直接の原因と な っ た感染症の発病を いいま す。
( 注2 ) 発病
発病の認定は、 医師の診断によ り ま す。
第5 条( 保険金を 支払わな い場合-その1 )
⑴ 当会社は、 次の①から ⑩ま でに該当する いずれかの事由によ っ て 第2 条( 保険金を 支払
う 場合) ⑴の①から ⑤ま でのいずれかに該当し たこ と によ り 保険契約者、 被保険者ま たは
こ れら の者の法定相続人が負担し た 費用に対し て は、旅行変更費用保険金を 支払いま せん。
な お、 ④およ び⑤に掲げる 事由は同条⑴の⑤には適用し ま せん。
① 保険契約者( 注1 ) ま たは被保険者の故意ま た は重大な 過失
② 旅行変更費用保険金を 受け 取る べき 者の故意ま たは重大な 過失。 た だし 、 その者が旅
行変更費用保険金の一部の受取人であ る 場合は、 旅行変更費用保険金を 支払わな いのは
その者が受け取る べき 金額にかぎ り ま す。
③ 被保険者の自殺行為、 犯罪行為ま た は闘争行為
④ 被保険者が次のア . から ウ . ま でのいずれかに該当する 間に生じ た 事故
ア . 法令に定めら れた 運転資格( 注2 ) を 持たな いで自動車等を 運転し て いる 間
イ . 道路交通法( 昭和35年法律第��5号) 第�5条第1 項に定める 酒気を 帯びた 状態で自
動車等を 運転し て いる 間
ウ . 麻薬、 大麻、 あ へん、 覚せい剤、 シ ン ナー等の影響によ り 正常な 運転ができ な いお
それがあ る 状態で自動車等を 運転し て いる 間
⑤ 被保険者に対する 刑の執行
⑥ 戦争、 外国の武力行使、 革命、 政権奪取、 内乱、 武装反乱その他こ れら に類似の事変
⑦ 日本国内におけ る 地震も し く は噴火ま たはこ れら によ る 津波
⑧ 核燃料物質( 注3 ) も し く は核燃料物質( 注3 ) によ っ て 汚染さ れた 物( 注4 ) の放
射性、 爆発性その他の有害な 特性ま た はこ れら の特性によ る 事故
⑨ ⑥から ⑧ま でのいずれかの事由に随伴し て 生じ た事故も し く は疾病ま たはこ れら に伴
う 秩序の混乱に基づいて 生じ た事故も し く は疾病
⑩ ⑧以外の放射線照射ま たは放射能汚染
けい
⑵ 当会社は、 原因がいかな る 場合であ っ て も 、 頸部症候群( 注5 ) ま た は腰痛で医学的他
覚所見のな いも のによ っ て 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の②に該当し たこ と によ り 保
険契約者、 被保険者ま た はこ れら の者の法定相続人が負担し た 費用に対し て は、 旅行変更
費用保険金を 支払いま せん。
( 注1 ) 保険契約者
法人であ る 場合は、 その理事、 取締役ま た は法人の業務を 執行する その他の機関
を いいま す。
( 注2 ) 運転資格
運転する 地における 法令によ る も のを いいま す。
132
( 注3 ) 核燃料物質
使用済燃料を 含みま す。
( 注4 ) 核燃料物質( 注3 ) によ っ て 汚染さ れた 物
原子核分裂生成物を 含みま す。
けい
( 注5 ) 頸部症候群
いわゆる 「 むち う ち 症」 を いいま す。
第6 条( 保険金を 支払わな い場合-その2 )
当会社は、 被保険者が次の①ま たは②のいずれかに該当する 間に被っ た 傷害ま たは疾病
によ っ て 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①ま たは②のいずれかに該当し た こ と によ り 、
保険契約者、 被保険者ま た はこ れら の者の法定相続人が負担し た 費用に対し て は、 旅行変
更費用保険金を 支払いま せん。
① 別表1 に掲げる 運動等を 行っ て いる 間
② 次のア . から ウ . ま でのいずれかに該当する 間
ア . 乗用具を 用いて 競技等を し て いる 間。 ただし 、 ウ . に該当する 場合を 除き 、 自動車
等を 用いて 道路上で競技等を し て いる 間について は、 旅行変更費用保険金を 支払いま
す。
イ .乗用具を 用いて 競技等を 行う こ と を 目的と する 場所において 、競技等に準ずる 方法・
態様によ り 乗用具を 使用し て いる 間。 ただし ウ . に該当する 場合を 除き 、 道路上で競
技等に準ずる 方法・ 態様によ り 自動車等を 使用し て いる 間について は、 旅行変更費用
保険金を 支払いま す。
ウ . 法令によ る 許可を 受けて 、 一般の通行を 制限し 、 道路を 占有し た 状態で、 自動車等
を 用いて 競技等を し て いる 間ま た は競技等に準ずる 方法・ 態様によ り 自動車等を 使用
し て いる 間
第7 条( 当会社の責任限度額)
当会社が支払う べき 旅行変更費用保険金の額は、 保険証券記載の旅行変更費用保険金額
を も っ て 限度と し ま す。
第8 条( 保険料の取扱い-解除の場合)
⑴ 普通保険約款第�2条( 保険契約者によ る 保険契約の解除) の規定によ り 保険契約者が保
険契約を 解除し た場合は、 当会社は、 旅行行程が開始し て いな いこ と を 条件と し て 既に払
い込ま れた こ の特約にかかる 保険料以外の保険料について はその全額を 返還し ま す。
⑵ 当会社は、 普通保険約款第�3条( 重大事由によ る 解除) ⑴の規定に基づき 保険契約を 解
除する 場合にかぎ り 、 既に払い込ま れたこ の特約にかかる 保険料を 返還し ま す。
第9 条( 損害の発生)
⑴ 保険事故の発生によ り 被保険者が出国中止し た 場合ま たは中途帰国し た 場合は、 保険契
約者、 被保険者ま たは旅行変更費用保険金を 受け 取る べき 者は、 保険事故の発生の日から
その日を 含めて 3�日以内に保険事故の発生し たこ と およ び出国中止の状況ま たは中途帰国
の状況を 当会社に通知し な ければな り ま せん。 こ の場合において 、 当会社が書面によ る 通
知ま た は説明を 求めた と き は、 こ れに応じ な ければな り ま せん。
⑵ ⑴のほか、 保険事故の発生によ り 被保険者が出国中止し た 場合ま たは中途帰国し た場合
は、 保険契約者、 被保険者ま たは旅行変更費用保険金を 受け 取る べき 者は、 遅滞な く 、 そ
の旨を 運送・ 宿泊機関等ま たは旅行業者に通知し 、 それら の者と の契約を 解除する 等第2
条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の費用の発生およ び拡大の防止につと めな ければな り ま せん。
⑶ ⑴およ び⑵の場合において 、 保険契約者、 被保険者ま たは旅行変更費用保険金を 受け 取
る べき 者は、 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容( 注) について 、 遅滞な く 当
会社に通知し な ければな り ま せん。
⑷ 保険契約者、 被保険者ま たは旅行変更費用保険金を 受け取る べき 者は、 ⑴から ⑶ま での
ほか、 当会社が特に必要と する 書類ま たは証拠と な る も のを 求めた場合は、 遅滞な く 、 こ
れを 提出し 、 ま た当会社が行う 損害の調査に協力し な ければな り ま せん。
⑸ 保険契約者、 被保険者ま たは旅行変更費用保険金を 受け取る べき 者が、 正当な 理由がな
く ⑴から ⑷ま での規定に違反し た 場合、 ま たはその通知も し く は説明について 知っ て いる
事実を 告げな かっ た場合も し く は事実と 異な る こ と を 告げた 場合は、当会社は、それによ っ
て 当会社が被っ た損害の額を 差し 引いて 旅行変更費用保険金を 支払いま す。
( 注) 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容
133
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
既に他の保険契約等から 保険金ま たは共済金の支払を 受けた場合は、 その事実を 含
みま す。
第10条( 保険金の請求)
⑴ こ の特約にかかる 保険金の当会社に対する 保険金請求権は、 保険契約者、 被保険者ま た
はこ れら の者の法定相続人が第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の費用を 負担し た時から 発
生し 、 こ れを 行使する こ と ができ る も のと し ま す。
⑵ こ の特約にかかる 保険金の請求書類は、 別表2 に掲げる 書類と し ま す。
第11条( 他の保険契約等があ る 場合の保険金の支払額)
⑴ 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の費用に対し て 保険金を 支払う べき 他の保険契約等が
あ る 場合において 、 それぞれの支払責任額の合計額が第3 条( 費用の範囲) の費用の額を
超え る と き は、 当会社は、 次に定める 額を 旅行変更費用保険金と し て 支払いま す。
① 他の保険契約等から 保険金ま た は共済金が支払われて いな い場合
こ の保険契約の支払責任額
② 他の保険契約等から 保険金ま た は共済金が支払われた 場合
第3 条の費用の額から 、 他の保険契約等から 支払われた保険金ま た は共済金の合計額
を 差し 引いた残額。 た だし 、 こ の保険契約の支払責任額を 限度と し ま す。
⑵ ⑴の費用の額は、 それぞれの保険契約ま たは共済契約に免責金額の適用があ る 場合は、
そのう ち 最も 低い免責金額を 差し 引いた 額と し ま す。
第12条( 代 位)
⑴ 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の費用が生じ た こ と によ り 保険契約者、 被保険者ま た
はこ れら の者の法定相続人が損害賠償請求権その他の債権を 取得し た 場合において 、 当会
社がその費用に対し て 旅行変更費用保険金を 支払っ たと き は、 その債権は当会社に移転し
ま す。 た だし 、 移転する のは、 次の①ま たは②のいずれかの額を 限度と し ま す。
① 当会社が費用の全額を 旅行変更費用保険金と し て 支払っ た 場合
保険契約者、 被保険者ま た はこ れら の者の法定相続人が取得し た 債権の全額
② ①以外の場合
保険契約者、 被保険者ま た はこ れら の者の法定相続人が取得し た 債権の額から 、 旅行
変更費用保険金が支払われて いな い費用の額を 差し 引いた額
⑵ ⑴の②の場合において 、 当会社に移転せずに保険契約者、 被保険者ま た はこ れら の者の
法定相続人が引き 続き 有する 債権は、 当会社に移転し た債権よ り も 優先し て 弁済さ れる も
のと し ま す。
⑶ 保険契約者、 被保険者およ び旅行変更費用保険金を 受け 取る べき 者は、 当会社が取得す
る ⑴ま た は⑵の債権の保全およ び行使な ら びにそのために当会社が必要と する 証拠およ び
書類の入手に協力し な け ればな り ま せん。 こ のために必要な 費用は、 当会社の負担と し ま
す。
第13条( 普通保険約款の読み替え )
こ の特約について は、 普通保険約款第6 条( 告知義務) ⑶の③の規定中「 保険事故が発
生する 前に」 と あ る のを 「 こ の特約の保険事故ま た はその原因( 被保険者等ま たは被保険
者等の配偶者も し く は3 親等内の親族について 、 こ の特約第2 条( 保険金を 支払う 場合)
⑴の①の死亡も し く は危篤も し く は同条⑴の②の入院の直接の原因と な っ た傷害の発生も
し く は疾病の発病( 発病の認定は、 医師の診断によ り ま す。) ま た は同条⑴の⑧の隔離の
直接の原因と な っ た 感染症の発病を いいま す。) が生じ る 前に」 と 読み替え て 適用し ま す。
第14条( 重大事由によ る 解除に関する 特則)
当会社は、 普通保険約款第�3条( 重大事由によ る 解除) ⑵、 ⑶、( 注2 ) およ び( 注3 )
の規定を 次のと おり 読み替え 、 ⑷の規定を 追加し て こ の特約に適用し ま す。
「
⑵ 当会社は、 次の①ま た は②のいずれかに該当する 事由があ る 場合は、 保険契約者
に対する 書面によ る 通知を も っ て 、 こ の保険契約( 注2 ) を 解除する こ と ができ ま
す。
① 被保険者が、 ⑴の③ア . から ウ . ま でま たはオ. のいずれかに該当する こ と 。
② 旅行変更費用保険金を 受け 取る べき 者が、 ⑴の③ア . から オ. ま でのいずれか
に該当する こ と 。
⑶ ⑴ま たは⑵の規定によ る 解除が保険事故の生じ た 後にな さ れた 場合であ っ て も 、
第�4条( 保険契約解除の効力) の規定にかかわら ず、 ⑴の①から ⑤ま での事由ま た
134
は⑵の①も し く は②の事由が生じ た 時から 解除がな さ れた 時ま でに発生し た保険事
故によ る 費用に対し て は、 当会社は、 保険金を 支払いま せん。 こ の場合において 、
既に保険金を 支払っ て いた と き は、 当会社は、その返還を 請求する こ と ができ ま す。
⑷ 保険契約者等( 注3 ) が⑴の③ア . から オ. ま でのいずれかに該当する こ と によ
り ⑴ま た は⑵の規定によ る 解除がな さ れた 場合は、 ⑶の規定は、 ⑴の③ア . から オ.
ま でのいずれにも 該当し な い保険契約者等( 注3 ) に生じ た費用について は適用し
ま せん。
( 注2 ) 保険契約
⑵の①に該当する 事由があ る 場合はその被保険者に係る 部分、 ⑵の②に該
当する 事由があ る 場合はその旅行変更費用保険金を 受け取る べき 者に係る 部
分にかぎ り ま す。
( 注3 ) 保険契約者等
保険契約者、 被保険者ま た は旅行変更費用保険金を 受け 取る べき 者を いい
ま す。
」
第15条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款およ びこ の保険契約に付帯さ れた特約の規定を 準用し ま す。
別表1 第6条(保険金を支払わない場合-その2)①の運動等
山岳登はん( 注1 )、 リ ュ ージ ュ 、 ボブス レ ー、 ス ケ ルト ン 、 航空機( 注2 ) 操縦( 注3 )、
ス カ イ ダイ ビ ン グ 、 ハン グ グ ラ イ ダー搭乗、 超軽量動力機( 注4 ) 搭乗、 ジ ャ イ ロ プレ ー
ン 搭乗その他こ れら に類する 危険な 運動
( 注1 ) 山岳登はん
ピ ッ ケ ル、 ア イ ゼン 、 ザイ ル、 ハン マー等の登山用具を 使用する も のおよ びロ ッ
ク ク ラ イ ミ ン グ ( フ リ ーク ラ イ ミ ン グ を 含みま す。) を いいま す。
( 注2 ) 航空機
グ ラ イ ダーおよ び飛行船を 除き ま す。
( 注3 ) 操縦
職務と し て 操縦する 場合を 除き ま す。
( 注4 ) 超軽量動力機
モータ ーハン グ グ ラ イ ダ ー、 マイ ク ロ ラ イ ト 機、 ウ ルト ラ ラ イ ト 機等を いい、 パ
ラ シ ュ ート 型超軽量動力機( パラ プレ ーン 等を いいま す。) を 除き ま す。
別表2
保険金請求書類
出国中止ま た は 中途帰国の 原因と
な っ た 第2 条
( 保険金を 支払う 場合)
⑴の事由
事 由
提
出
書
類
1 . 保険金請求書
2 . 保険証券
①②
③④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
( 傷害の場合)
○
4 . 公の機関( やむを 得な い場合は、 第三者) の事
○
( 傷害の場合)
故証明書
○
3 . 当会社の定める 傷害( 事故) 状況報告書
○
5 . 疾病が保険料領収日ま たは保険証券に記載さ れ
○
た 契約日のう ち いずれか遅い日以降に発病し て い
( 疾病の場合)
る こ と を 証明する 医師の診断書
135
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
6 . 入院開始日およ び入院日数を 記載し た病院ま た
は診療所の証明書類
○
7 . 第3 条( 費用の範囲) の費用の支出を 証明する
領収書ま た は精算書( 企画旅行の場合は、 旅行代
金の支払を 証明する 領収書ま たは精算書およ び旅
行行程を 確認でき る 書類)
○
○
○
○
○
○
8 . 中途帰国の場合は、 帰国費用の支出を 証明する
領収書ま た は精算書
○
○
○
○
○
○
9 . 保険契約者、 被保険者ま た は旅行変更費用保険
金を 受け取る べき 者の印鑑証明書
○
○
○
○
○
○
○
��. 旅行変更費用保険金の請求の委任を 証する 書類
およ び委任を 受け た者の印鑑証明書( 旅行変更費
用保険金の請求を 第三者に委任する 場合)
○
○
○
○
○
○
○
��. 被保険者等が第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴
の③ま たは④に該当し たこ と を 証明する 書類
○
○
�2. 死亡診断書およ び死体検案書ま たは危篤と な っ
た日と 危篤を 証明する 医師の診断書
○
�3. 被保険者等と の続柄を 証明する 戸籍謄本等の書
類
○
�4. 建物ま た は家財の損害の程度を 証明する 書類
○
�5. 裁判所へ出頭し たこ と を 証明する 書類
○
��. 渡航先を 証明する 書類
○
�7. 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の⑦の事由が
発生し たこ と を 証明する 書類
○
�8. 官公署の命令、 外国の出入国規制ま たは感染症
によ る 隔離が発せら れたこ と を 証明する 書類
○
�9. 災害対策基本法第��条ま た は第��条に基づく 避
難の指示等が公的機関から 出さ れたこ と を 証明す
る 書類
○
2�. 同行予約者ま た はその親族であ る 場合は同行予
約者であ る こ と を 証明する 書類
○
○
○
○
○
○
○
2�. その他当会社が普通保険約款第2�条( 保険金の
支払時期) ⑴に定める 必要な 事項の確認を 行う た
めに欠く こ と のでき な い書類ま た は証拠と し て 保
険契約締結の際に当会社が交付する 書面等におい
て 定めたも の
○
○
○
○
○
○
○
注 保険金を 請求する 場合は、 ○を 付し た 書類のう ち 当会社が求める も のを 提出し な け れば
な り ま せん。
出国中止費用対象外特約
当会社は、 こ の特約によ り 、 被保険者が旅行変更費用補償特約第2 条( 保険金を 支払う 場
合) ⑴の①から ⑨ま でのいずれかに該当し たこ と によ り 出国を 中止し た 場合は旅行変更費用
保険金を 支払いま せん。
136
緊急一時帰国費用補償特約
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 それぞれ次の定義によ り ま す。
用 語
定 義
海外渡航期間
旅行行程開始後、 被保険者が最初の出国手続を 完了し た 時から 、 海外
旅行の目的を 終え 最終目的国の入国手続を 完了し た 時ま でを いい、 一
時帰国し て いる 期間を 除き ま す。 ただし 、 その出国から その入国ま で
の期間が、 3 か月間以上の場合にかぎ り ま す。
海外の住宅
保険証券記載の地域における 被保険者の居住の用に供さ れる 海外の住
宅を いいま す。
危篤
重傷ま たは重病のため生命が危う く 予断を 許さ な い状態であ る と 医師
が判断し た場合を いいま す。
継続契約
第2 条( 保険金を 支払う 場合) に規定する 費用に対し て 保険金を 支払
う べき 他の保険契約等の保険期間の終了時( 注) の翌日を 保険期間の
開始時と する 普通保険約款およ びこ の特約に基づく 保険契約を いい、
異な る 保険約款構成で支払責任が同一であ る 保険契約を 含みま す。
( 注) 保険期間の終了時
その保険契約が保険期間の終了時前に解除さ れて いた 場合はそ
の解除時と し ま す。
航空券等
航空券ま たは乗船券等を いい、 利用する 日時が特定さ れて いる も のを
いいま す。
支払責任額
他の保険契約等がな いも のと し て 算出し た支払う べき 保険金ま たは共
済金の額を いいま す。
責任期間
保険期間中でかつ海外渡航期間中を いいま す。
他の保険契約等
第2 条( 保険金を 支払う 場合) の全部ま たは一部に対し て 支払責任が
同じ であ る 他の保険契約ま た は共済契約を いいま す。
保険事故
被保険者が緊急に一時帰国する こ と の原因と な っ た 第2 条( 保険金を
支払う 場合)⑴の①から ③ま でのいずれかに該当する こ と を いいま す。
免責金額
支払保険金の算出にあ たり 、 損害の額から 控除する 自己負担額を いい
ま す。
第2 条( 保険金を 支払う 場合)
⑴ 当会社は、 被保険者が次の①から ③ま でのいずれかに該当し た こ と によ り 緊急に一時帰
国し た ために保険契約者ま たは被保険者が負担し た費用を 、 こ の特約およ び普通保険約款
の規定に従い、 緊急一時帰国費用保険金と し て その費用の負担者に支払いま す。
① 責任期間中に被保険者の配偶者ま たは被保険者の2 親等内の親族が死亡し た 場合
② 責任期間中に被保険者の配偶者ま たは被保険者の2 親等内の親族が危篤と な っ た場合
③ 責任期間中に被保険者の配偶者ま たは被保険者の2 親等内の親族が搭乗する 航空機ま
たは船舶が行方不明にな っ た場合ま たは遭難し た場合
⑵ ⑴の「 緊急に一時帰国」 と は、 ⑴の①から ③ま でのいずれかに該当し た 日から その日を
含めて ��日を 経過し た 日ま でに海外渡航期間中に一時帰国する た めの入国手続を 完了し 、
かつ入国手続を 完了し た日から その日を 含めて 3�日以内に再び海外の住宅へ赴く 帰国を い
いま す。
⑶ ⑵の規定にかかわら ず、 被保険者が一時帰国のため乗客と し て 搭乗し て いる も し く は搭
乗予定の交通機関( 注1 ) ま たは被保険者が入場し て いる 施設が第三者によ る 不法な 支配
を 受け た場合ま たは公権力によ っ て 拘束を 受けた 場合は、 その時から 不法な 支配ま たは拘
束から 解放さ れ帰国の行程につく こ と ができ る 状態に復する ま でに要し た 日数で、 かつ、
137
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
社会通念上妥当な 日数を 限度と し て 、 ⑵に規定する 入国手続ま での日数は延長さ れる も の
と し ま す。
⑷ ⑵の規定にかかわら ず、 社会通念上妥当な 理由があ る 場合は、 ⑵に規定する 入国手続ま
での日数ま た は再び海外の住宅へ赴く ま での日数は、社会通念上妥当な 日数を 限度と し て 、
延長さ れる も のと し ま す。
⑸ ⑴の①から ③ま でに規定する 被保険者と 被保険者以外の者と の続柄は、 ⑴の①から ③ま
でのいずれかに該当し た 時における も のを いいま す。 ただし 、 ⑴の①から ③ま でのいずれ
かに該当し た 日から その日を 含めて 3�日以内に被保険者が婚姻の届出を し た場合は、 その
配偶者( 注2 ) を ⑴の①から ③ま でのいずれかに該当し た時において 被保険者の配偶者( 注
2 ) であ っ た も のと みな し ま す。
( 注1 ) 交通機関
空港、 港、 駅等の施設を 含みま す。
( 注2 ) 配偶者
普通保険約款第1 条( 用語の定義) の規定にかかわら ず、 法律上の配偶者にかぎ
り ま す。
第3 条( 費用の範囲)
前条⑴の費用と は、 次の①ま たは②に掲げる も のを いいま す。
① 航空運賃等交通費
被保険者の一時帰国に要する 通常の経路によ る 航空機、船舶等の往復運賃を いいま す。
② 宿泊施設の客室料およ び諸雑費
ア . 宿泊施設の客室料と は、 一時帰国の行程およ び一時帰国し た地における 被保険者の
宿泊施設の宿泊料を いい、 かつ、 �4日分を 限度と し ま す。
イ . 諸雑費と は、 国際電話料等通信費、 渡航手続費( 注)、 一時帰国し た 地におけ る 交
通費等を いいま す。
ウ . ア . およ びイ . の費用は、 合計し て 2�万円を 限度と し ま す。
( 注) 渡航手続費
旅券印紙代、 査証料、 予防接種料等を いいま す。
第4 条( 保険金を 支払わな い場合)
⑴ 当会社は、 次の①ま た は②のいずれかに該当する 事由によ っ て 第2 条( 保険金を 支払う
場合) ⑴の①から ③ま でのいずれかに該当し た こ と によ り 発生し た費用に対し て は、 緊急
一時帰国費用保険金を 支払いま せん。
① 保険契約者( 注1 ) ま たは被保険者の故意ま た は重大な 過失
② 緊急一時帰国費用保険金を 受け 取る べき 者の故意ま た は重大な 過失。 ただし 、 その者
が緊急一時帰国費用保険金の一部の受取人であ る 場合は、 緊急一時帰国費用保険金を 支
払わな いのはその者が受け取る べき 金額にかぎ り ま す。
⑵ 当会社は、 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①ま たは②の原因( 注2 ) が海外渡航期
間開始時ま た は保険期間の開始時( 注3 ) のいずれか遅い時よ り 前に生じ て いた場合は、
緊急一時帰国費用保険金を 支払いま せん。
⑶ 当会社は、第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①から ③ま でのいずれかに該当し た 時( 注
4 ) 以前に帰国のた め利用する 交通機関の航空券等の購入の予約がな さ れ、 ま たは購入さ
れて おり 、 その航空券等を 利用し て 一時帰国し た場合は、 緊急一時帰国費用保険金を 支払
いま せん。
( 注1 ) 保険契約者
法人であ る 場合は、 その理事、 取締役ま た は法人の業務を 執行する その他の機関
を いいま す。
( 注2 ) 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①ま た は②の原因
第2 条⑴の①ま たは②の直接の原因と な っ た疾病の発病を いい、 発病の認定は、
医師の診断によ り ま す。 以下こ の特約において 同様と し ま す。
( 注3 ) 保険期間の開始時
こ の保険契約が継続契約であ る 場合は、 こ の保険契約が継続さ れて き た最初の保
険契約の保険期間の開始時を いいま す。
( 注4 ) 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①から ③ま でのいずれかに該当し た時
第2 条⑴の①ま たは②において 、 同条⑴の①ま た は②に該当し た こ と の直接の原
因が傷害ま た は疾病であ る 場合は、 その傷害が発生し た 時ま た は疾病が発病し た時
138
を いいま す。
第5 条( 保険金の支払)
⑴ 当会社は、 第3 条( 費用の範囲) の費用のう ち 、 社会通念上妥当な 部分について のみ緊
急一時帰国費用保険金を 支払いま す。
⑵ こ の保険契約が継続契約であ る 場合において 、 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①ま
たは②の原因がこ の保険契約の保険期間の開始時よ り 前に生じ て いたと き は、 当会社は、
こ の保険契約の支払条件によ り 算出さ れた 緊急一時帰国費用保険金の額と 、 原因が生じ た
時の保険契約の支払条件によ り 算出さ れた 緊急一時帰国費用保険金の額のう ち 、 いずれか
低い額を 支払いま す。
⑶ ⑴の規定にかかわら ず、 次の①ま た は②に掲げる 金額に対し て は、 緊急一時帰国費用保
険金を 支払いま せん。
① 保険契約者ま たは被保険者が、 第三者から 損害の賠償と し て 支払を 受け る こ と ができ
た場合は、 その支払を 受けた金額
② 保険契約者ま たは被保険者が、 制度( 注) によ り 給付を 受け ら れる 場合は、 その給付
を 受けら れる 金額
( 注) 制度
保険契約者ま た は被保険者の第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の費用負担を 軽減す
る 企業体等の規程に基づく 制度等を いいま す。 以下こ の特約において 同様と し ま す。
第6 条( 当会社の支払限度額)
⑴ 当会社が、 こ の保険契約に基づいて 支払う べき 第3 条( 費用の範囲) の費用に対する 緊
急一時帰国費用保険金の額は、 1 回の一時帰国につき 、 保険証券記載の緊急一時帰国費用
保険金額を も っ て 限度と し ま す。
⑵ ⑴の規定にかかわら ず、 被保険者が次の①から ③ま でのいずれかに該当し たこ と によ り
複数回一時帰国し た場合は、 当会社は、 2 回目以降の一時帰国によ り 発生し た第3 条( 費
用の範囲) の費用に対し て は、 緊急一時帰国費用保険金を 支払いま せん。
① 被保険者の、 同一の配偶者ま たは同一の2 親等内の親族が、 第2 条( 保険金を 支払う
場合) ⑴の①に該当し た こ と 。
② 被保険者の、 同一の配偶者ま たは同一の2 親等内の親族が、 同一の原因によ り 第2 条
⑴の②に該当し たこ と 。
③ 被保険者の、 同一の配偶者ま たは同一の2 親等内の親族が、 第2 条⑴の③と 同一の場
合に該当し た こ と 。
⑶ 2 回目の一時帰国が⑵の②に該当し たこ と によ る 場合において 、 その一時帰国を し た 日
から その日を 含めて 3�日以内に死亡し たと き は、 その一時帰国について は⑵の規定は適用
し ま せん。
第7 条( 保険責任の始期およ び終期)
⑴ こ の特約における 当会社の保険責任は、 普通保険約款第5 条( 保険責任の始期およ び終
期) ⑴の規定にかかわら ず、 海外渡航期間開始時ま た は保険期間の初日の午前0 時のいず
れか遅い時に始ま り 、 海外渡航期間終了時ま たは保険期間の末日の午後�2時のいずれか早
い時に終わり ま す。
⑵ ⑴の時刻は、 日本国の標準時によ る も のと し ま す。
⑶ ⑴の規定にかかわら ず、 当会社は、 保険料領収前に次の①ま た は②のいずれかに該当し
たこ と によ り 発生し た 費用に対し て は、 緊急一時帰国費用保険金を 支払いま せん。
① 保険事故が発生し て いた場合
② 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①ま たは②の原因が発生し て いた 場合
第8 条( 他の給付制度に関する 通知)
保険契約締結の後、 保険契約者ま た は被保険者は、 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の
費用について 保険契約者ま たは被保険者が給付を 受け る こ と ができ る 制度が制定さ れる 場
合はあ ら かじ め、 制度があ る こ と を 知っ た 場合は、 遅滞な く 、 その旨を 当会社に通知し な
ければな り ま せん。
第9 条( 事故の通知)
⑴ 保険事故の発生によ り 被保険者が一時帰国し た 場合は、 保険契約者、 被保険者ま たは緊
急一時帰国費用保険金を 受け取る べき 者は、 一時帰国し た日から その日を 含めて 3�日以内
に保険事故の発生し た こ と およ び一時帰国の状況を 当会社に通知し な け ればな り ま せん。
こ の場合において 、 当会社が書面によ る 通知ま た は説明を 求めた と き は、 こ れに応じ な け
139
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
ればな り ま せん。
⑵ ⑴の場合において 、 保険契約者、 被保険者ま たは緊急一時帰国費用保険金を 受け取る べ
き 者は、 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容( 注) について 遅滞な く 当会社に
通知し な ければな り ま せん。
⑶ 保険契約者、 被保険者ま たは緊急一時帰国費用保険金を 受け 取る べき 者は、 ⑴およ び⑵
のほか、 当会社が特に必要と する 書類ま たは証拠と な る も のを 求めた 場合は、 遅滞な く 、
こ れを 提出し 、 ま た 当会社が行う 損害の調査に協力し な け ればな り ま せん。
⑷ 保険契約者、 被保険者ま たは緊急一時帰国費用保険金を 受け 取る べき 者が正当な 理由が
な く ⑴から ⑶ま での規定に違反し た 場合、 ま た はその通知も し く は説明について 知っ て い
る 事実を 告げな かっ た場合も し く は事実と 異な る こ と を 告げた 場合は、 当会社は、 それに
よ っ て 当会社が被っ た損害の額を 差し 引いて 緊急一時帰国費用保険金を 支払いま す。
( 注) 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容
既に他の保険契約等から 保険金ま たは共済金の支払を 受けた場合は、 その事実を 含
みま す。
第10条( 保険金の請求)
⑴ こ の特約にかかる 保険金の当会社に対する 保険金請求権は、 保険契約者ま た は被保険者
が第2 条( 保険金を 支払う 場合) の費用を 負担し た 時から 発生し 、 こ れを 行使する こ と が
でき る も のと し ま す。
⑵ こ の特約にかかる 保険金の請求書類は、 次の①ま たは②に掲げる 書類と し ま す。
① 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①ま た は②のいずれかに該当し た こ と によ る 一時
帰国の場合
ア . 保険金請求書
イ . 保険証券
ウ . 死亡ま たは危篤の原因が傷害であ る 場合は、 当会社の定める 傷害状況報告書およ び
公の機関( 注1 ) の事故証明書
エ. 死亡の場合は、 死亡診断書ま た は死体検案書
オ. 危篤の場合は、 危篤と な っ た 日と 危篤を 証明する 医師の診断書
カ . 死亡ま たは危篤の原因が疾病であ る 場合は、 その疾病が保険料領収日ま たは責任期
間開始日のう ち いずれか遅い日以降に発病し て いる こ と を 証明する 医師の診断書
キ . 被保険者と の続柄を 証明する 戸籍謄本等の書類
ク . 被保険者の印鑑証明書
ケ . 第3 条( 費用の範囲) の費用の支出を 証明する 領収書ま たは精算書
コ . 航空券等の利用日時が確認でき る 書類
サ. 海外の住宅に再び赴く こ と を 確認でき る 書類
シ . 緊急一時帰国費用保険金の請求の委任を 証する 書類およ び委任を 受けた 者の印鑑証
明書( 注2 )
ス . その他当会社が普通保険約款第2�条( 保険金の支払時期) ⑴に定める 必要な 事項の
確認を 行う ために欠く こ と のでき な い書類ま た は証拠と し て 保険契約締結の際に当会
社が交付する 書面等において 定めた も の
② 第2 条⑴の③に該当し たこ と によ る 一時帰国の場合
ア . 保険金請求書
イ . 保険証券
ウ . 当会社の定める 事故状況報告書
エ. 公の機関( 注1 ) の事故証明書
オ. 被保険者の印鑑証明書
カ . 第3 条の費用の支出を 証明する 領収書ま たは精算書
キ . 航空券等の利用日時が確認でき る 書類
ク . 海外の住宅に再び赴く こ と を 確認でき る 書類
ケ . 緊急一時帰国費用保険金の請求の委任を 証する 書類およ び委任を 受けた 者の印鑑証
明書( 注2 )
コ . その他当会社が普通保険約款第2�条⑴に定める 必要な 事項の確認を 行う ために欠く
こ と のでき な い書類ま たは証拠と し て 保険契約締結の際に当会社が交付する 書面等に
おいて 定めたも の
( 注1 ) 公の機関
140
やむを 得な い場合は、 第三者と し ま す。
( 注2 ) 印鑑証明書
緊急一時帰国費用保険金の請求を 第三者に委任する 場合と し ま す。
第11条( 他の保険契約等があ る 場合の保険金の支払額)
⑴ 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の費用に対し て 保険金を 支払う べき 他の保険契約等が
あ る 場合において 、 それぞれの支払責任額の合計額が第3 条( 費用の範囲) の費用の額を
超え る と き は、 当会社は、 次に定める 額を 緊急一時帰国費用保険金と し て 支払いま す。
① 他の保険契約等から 保険金ま たは共済金が支払われて いな い場合
こ の保険契約の支払責任額
② 他の保険契約等から 保険金ま たは共済金が支払われた場合
第3 条の費用の額から 、 他の保険契約等から 支払われた 保険金ま た は共済金の合計額
を 差し 引いた 残額。 ただし 、 こ の保険契約の支払責任額を 限度と し ま す。
⑵ ⑴の費用の額は、 それぞれの保険契約ま たは共済契約に免責金額の適用があ る 場合は、
そのう ち 最も 低い免責金額を 差し 引いた額と し ま す。
第12条( 代 位)
⑴ 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の費用が生じ たこ と によ り 保険契約者ま たは被保険者
が損害賠償請求権その他の債権を 取得し た 場合において 、 当会社がその費用に対し て 緊急
一時帰国費用保険金を 支払っ たと き は、 そ の債権は当会社に移転し ま す。 た だし 、 移転す
る のは、 次の①ま たは②のいずれかの額を 限度と し ま す。
① 当会社が費用の全額を 緊急一時帰国費用保険金と し て 支払っ た場合
保険契約者ま たは被保険者が取得し た 債権の全額
② ①以外の場合
保険契約者ま たは被保険者が取得し た 債権の額から 、 緊急一時帰国費用保険金が支払
われて いな い費用の額を 差し 引いた 額
⑵ ⑴の②の場合において 、 当会社に移転せずに保険契約者ま たは被保険者が引き 続き 有す
る 債権は、 当会社に移転し た債権よ り も 優先し て 弁済さ れる も のと し ま す。
⑶ 保険契約者、 被保険者およ び緊急一時帰国費用保険金を 受け取る べき 者は、 当会社が取
得する ⑴ま たは⑵の債権の保全およ び行使な ら びにそのために当会社が必要と する 証拠お
よ び書類の入手に協力し な ければな り ま せん。 こ のた めに必要な 費用は、 当会社の負担と
し ま す。
第13条( こ の特約が付帯さ れた保険契約における 旅行行程の取扱い)
こ の特約が付帯さ れた保険契約について は、 旅行行程は、 被保険者が一時帰国する た め
に入国手続を 完了し て から その日を 含めて 3�日以内に再び海外の住宅へ赴く 場合に、 その
出国手続を 完了し た時から 再開する も のと し て 、 普通保険約款およ びこ れに付帯さ れた 特
約の規定を 適用し ま す。
第14条( 普通保険約款の読み替え )
こ の特約について は、 普通保険約款第6 条( 告知義務) ⑶の③の規定中「 保険事故が発
生する 前に」 と あ る のを 「 こ の特約の保険事故ま たはその原因( こ の特約第2 条( 保険金
を 支払う 場合) ⑴の①ま た は②の直接の原因と な っ た 疾病の発病を いい、 発病の認定は、
医師の診断によ り ま す。) が生じ る 前に」 と 読み替え て 適用し ま す。
第15条( 重大事由によ る 解除に関する 特則)
当会社は、 普通保険約款第�3条( 重大事由によ る 解除) ⑵、 ⑶、( 注2 ) およ び( 注3 )
の規定を 次のと おり 読み替え 、 ⑷の規定を 追加し て こ の特約に適用し ま す。
「
⑵ 当会社は、 次の①ま たは②のいずれかに該当する 事由があ る 場合は、 保険契約者
に対する 書面によ る 通知を も っ て 、 こ の保険契約( 注2 ) を 解除する こ と ができ ま
す。
① 被保険者が、 ⑴の③ア . から ウ . ま でま た はオ. のいずれかに該当する こ と 。
② 緊急一時帰国費用保険金を 受け 取る べき 者が、 ⑴の③ア . から オ. ま でのいず
れかに該当する こ と 。
⑶ ⑴ま た は⑵の規定によ る 解除が保険事故の生じ た後にな さ れた 場合であ っ て も 、
第�4条( 保険契約解除の効力) の規定にかかわら ず、 ⑴の①から ⑤ま での事由ま た
は⑵の①も し く は②の事由が生じ た 時から 解除がな さ れた 時ま でに発生し た保険事
故によ る 費用に対し て は、 当会社は、 保険金を 支払いま せん。 こ の場合において 、
141
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
既に保険金を 支払っ て いたと き は、当会社は、 その返還を 請求する こ と ができ ま す。
⑷ 保険契約者等( 注3 ) が⑴の③ア . から オ. ま でのいずれかに該当する こ と によ
り ⑴ま たは⑵の規定によ る 解除がな さ れた場合は、 ⑶の規定は、 ⑴の③ア . から オ.
ま でのいずれにも 該当し な い保険契約者等( 注3 ) に生じ た費用について は適用し
ま せん。
( 注2 ) 保険契約
⑵の①に該当する 事由があ る 場合はその被保険者に係る 部分、 ⑵の②に該
当する 事由があ る 場合はその緊急一時帰国費用保険金を 受け 取る べき 者に係
る 部分にかぎ り ま す。
( 注3 ) 保険契約者等
保険契約者、 被保険者ま たは緊急一時帰国費用保険金を 受け取る べき 者を
いいま す。
」
第16条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款およ びこ の保険契約に付帯さ れた 特約の規定を 準用し ま す。
戦争等によ る 緊急一時帰国補償特約
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 次の定義によ り ま す。
用 語
航空券等
定 義
航空券ま た は乗船券等を いい、 利用する 日時が特定さ れて いる も のを
いいま す。
第2 条( 保険金を 支払う 場合)
⑴ 当会社は、 こ の特約に従い、 緊急一時帰国費用補償特約第2 条( 保険金を 支払う 場合)
⑴の①から ③ま でのいずれかに該当し た こ と によ り 負担し た費用のほか、 ⑵に該当し たこ
と によ り 被保険者が緊急に一時帰国し た ために負担し た費用に対し て も 緊急一時帰国費用
保険金を 支払いま す。
⑵ 責任期間中に被保険者が滞在する 国( 注1 ) において 発生し た戦争ま た は内乱等に対処
する た め日本国政府ま た は被保険者が滞在する 国( 注1 ) に駐在する 日本国の大使の退避
勧告が出さ れたこ と 。
⑶ ⑵の戦争ま たは内乱等と は、 戦争、 外国の武力行使、 革命、 政権奪取、 内乱、 武装反乱
その他こ れら に類似の事変ま た は暴動( 注2 ) を いいま す。
⑷ ⑴の一時帰国には、 被保険者が滞在する 国( 注1 ) に隣接する 国等に一時的退避( 注3 )
を し た 場合およ び一時的退避を し た 後に帰国し た場合を 含みま す。
( 注1 ) 被保険者が滞在する 国
海外の住宅が所在する 国を いいま す。
( 注2 ) 暴動
群衆ま たは多数の者の集団の行動によ っ て 、 全国ま た は一部の地区において 著し
く 平穏が害さ れ、 治安維持上重大な 事態と 認めら れる 状態を いいま す。
( 注3 ) 一時的退避
一時的な 退去・ 避難を いいま す。 以下こ の特約において 同様と し ま す。
第3 条( 費用の範囲)
緊急一時帰国費用補償特約第3 条( 費用の範囲) ②の一時帰国し た 地には、 一時的退避
を し た 国を 含みま す。
第4 条( 保険金を 支払わな い場合)
当会社は、 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑵に該当し た 時以前に帰国のため利用する 交
通機関の航空券等購入の予約がな さ れ、 ま たは購入さ れて おり 、 その航空券等を 利用し て
一時帰国し た 場合は、 緊急一時帰国費用保険金を 支払いま せん。
第5 条( 当会社の支払限度額)
緊急一時帰国費用補償特約第6 条( 当会社の支払限度額) ⑴の規定にかかわら ず、 第2
条( 保険金を 支払う 場合) ⑵の同一の退避勧告によ り 複数回一時帰国し た 場合は、 当会社
142
は、 2 回目以降の一時帰国によ り 発生し た同特約第3 条( 費用の範囲) の費用に対し て は、
緊急一時帰国費用保険金を 支払いま せん。
第6 条( 保険金の請求)
⑴ こ の特約にかかる 保険金の当会社に対する 保険金請求権は、 被保険者が第2 条( 保険金
を 支払う 場合) の費用を 負担し た 時から 発生し 、 こ れを 行使する こ と ができ る も のと し ま
す。
⑵ こ の特約にかかる 保険金の請求書類は、 緊急一時帰国費用補償特約第��条( 保険金の請
求) の規定にかかわら ず、 次の①から ⑧ま でに掲げる 書類と し ま す。
① 保険金請求書
② 保険証券
③ 当会社の定める 事故状況報告書
④ 被保険者の印鑑証明書
⑤ 緊急一時帰国費用補償特約第3 条( 費用の範囲) の費用の支出を 証明する 領収書ま た
は精算書
⑥ 航空券等の利用日時が確認でき る 書類
⑦ 緊急一時帰国費用保険金の請求の委任を 証する 書類およ び委任を 受け た 者の印鑑証明
書( 注)
⑧ その他当会社が普通保険約款第2�条( 保険金の支払時期) ⑴に定める 必要な 事項の確
認を 行う ために欠く こ と のでき な い書類ま たは証拠と し て 保険契約締結の際に当会社が
交付する 書面等において 定めた も の
( 注) 印鑑証明書
緊急一時帰国費用保険金の請求を 第三者に委任する 場合と し ま す。
第7 条( 緊急一時帰国費用補償特約の読み替え )
こ の特約について は、 緊急一時帰国費用補償特約を 次のと おり 読み替え て 適用し ま す。
① 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑵の規定中「 ⑴の「 緊急に一時帰国」 と は」 と あ る の
は「 こ の特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の「 緊急に一時帰国」 と は」、「 ⑴の①か
ら ③ま で」 と あ る のは「 こ の特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑵」
② 第3 条( 費用の範囲) の規定中「 前条⑴」 と あ る のは「 こ の特約第2 条( 保険金を 支
払う 場合) ⑴」
③ 第4 条( 保険金を 支払わな い場合) ⑴の規定中「 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の
①から ③ま でのいずれか」 と あ る のは「 こ の特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑵」
④ 第5 条( 保険金の支払)( 注) の規定中「 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴」 と あ る
のは「 こ の特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴」
⑤ 第7 条( 保険責任の始期およ び終期) ⑶の①の規定中「 保険事故が発生」 と あ る のは
「 こ の特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑵に該当」
⑥ 第8 条( 他の給付制度に関する 通知) の規定中「 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴」
と あ る のは「 こ の特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴」
⑦ 第9 条( 事故の通知) ⑴の規定中「 保険事故の発生によ り 」 と あ る のは「 こ の特約第
2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑵に該当し たこ と によ り 」、「 保険事故の発生し た 」 と あ る
のは「 こ の特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑵に該当し た」
⑧ 第��条( 他の保険契約等があ る 場合の保険金の支払額) ⑴の規定中「 第2 条( 保険金
を 支払う 場合) ⑴」 と あ る のは「 こ の特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴」
⑨ 第�2条( 代位) ⑴の規定中「 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴」 と あ る のは「 こ の特
約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴」
⑩ 第�4条( 普通保険約款の読み替え ) の規定中「 こ の特約の保険事故」 と あ る のは「 こ
の特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑵に該当する 前」
第8 条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 緊急一時帰
国費用補償特約の規定を 準用し ま す。
家族緊急一時帰国費用追加補償特約
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 次の定義によ り ま す。
143
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
用 語
本人
定 義
緊急一時帰国費用補償特約の被保険者を いいま す。
第2 条( 被保険者の範囲)
⑴ 当会社は、 こ の特約によ り 、 本人に加え て 、 本人に帯同する 家族を 緊急一時帰国費用補
償特約にかぎ り 被保険者と し ま す。
⑵ ⑴にいう 家族と は次の①ま た は②に掲げる 者を いいま す。
① 本人の配偶者およ び子
② 本人と 生計を 共にする 本人の3 親等内の親族
第3 条( 緊急一時帰国費用補償特約の親族の範囲)
こ の特約について は、 緊急一時帰国費用補償特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①
から ③ま での規定中「 被保険者」 と あ る のは「 本人」 と 読み替え て 適用し ま す。
第4 条( 支払限度額の個別適用)
こ の特約について は、 緊急一時帰国費用補償特約第6 条( 当会社の支払限度額) ⑴の規
定は、 第2 条( 被保険者の範囲) に規定する それぞれの被保険者ご と に適用し ま す。
第5 条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 緊急一時帰
国費用補償特約の規定を 準用し ま す。
留学生賠償責任補償特約
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 それぞれ次の定義によ り ま す。
用 語
定 義
財物の損壊
財物の滅失、 汚損ま たは損傷を いいま す。
支払責任額
他の保険契約等がな いも のと し て 算出し た 支払う べき 保険金ま た は共
済金の額を いいま す。
住宅
被保険者の留学ま た は旅行の目的のた めに供さ れる 宿泊施設も し く は
居住施設を いい、 その宿泊施設ま たは居住施設の敷地な ら びに敷地内
の動産およ び不動産を 含みま す。
宿泊施設
ホ テ ル等の宿泊施設を いい、 居住施設を 除き ま す。
身体の障害
傷害、 疾病、 後遺障害ま た は死亡を いいま す。
他の保険契約等
第2 条( 保険金を 支払う 場合) の全部ま た は一部に対し て 支払責任が
同じ であ る 他の保険契約ま た は共済契約を いいま す。
保険事故
被保険者が他人の身体の障害ま たは財物の損壊も し く は紛失について、
法律上の損害賠償責任を 負担する 原因と な っ た第2 条( 保険金を 支払
う 場合) の事故を いいま す。
免責金額
支払保険金の算出にあ たり 、 損害の額から 控除する 自己負担額を いい
ま す。
留学
勉学、 研修およ び技術修得を 目的と し て 海外に滞在する こ と を いいま
す。
留学生賠償責任保
険金額
保険証券記載の留学生賠償責任保険金額を いいま す。
第2 条( 保険金を 支払う 場合)
⑴ 当会社は、 保険期間中に発生し た 次の①ま た は②のいずれかに該当する 偶然な 事故によ
る 他人の身体の障害ま た は他人の財物の損壊も し く は紛失について 、 被保険者が法律上の
損害賠償責任を 負担する こ と によ っ て 被っ た損害に対し て 、 こ の特約およ び普通保険約款
144
の規定に従い、 留学生賠償責任保険金を 支払いま す。
① 住宅の所有、 使用ま た は管理に起因する 事故
② 被保険者の日常生活( 注1 ) に起因する 事故
⑵ ⑴の被保険者が責任無能力者の場合は、 その者の親権者等( 注2 ) を 被保険者と し ま す。
ただし 、 当会社が留学生賠償責任保険金を 支払う のは、 その責任無能力者が保険期間中に
発生し た⑴の①ま たは②の偶然な 事故のいずれかによ り 他人に加え た身体の障害ま たは財
物の損壊も し く は紛失について 、 親権者等( 注2 ) が法律上の損害賠償責任を 負担する こ
と によ っ て 被っ た損害にかぎ り ま す。
( 注1 ) 日常生活
住宅およ び住宅以外の不動産の所有、 使用ま たは管理を 除き ま す。
( 注2 ) 親権者等
親権者ま たはその他の法定の監督義務者を いいま す。
第3 条( 保険金を 支払わな い場合-その1 )
当会社は、次の①から ⑤ま でのいずれかに該当する 事由によ っ て 生じ た損害に対し て は、
留学生賠償責任保険金を 支払いま せん。
① 保険契約者( 注1 ) ま たは被保険者の故意
② 戦争、 外国の武力行使、 革命、 政権奪取、 内乱、 武装反乱その他こ れら に類似の事変
③ 核燃料物質( 注2 ) も し く は核燃料物質( 注2 ) によ っ て 汚染さ れた 物( 注3 ) の放
射性、 爆発性その他の有害な 特性ま たはこ れら の特性によ る 事故
④ ②も し く は③のいずれかの事由に随伴し て 生じ た 事故ま たはこ れら に伴う 秩序の混乱
に基づいて 生じ た事故
⑤ ③以外の放射線照射ま たは放射能汚染
( 注1 ) 保険契約者
法人であ る 場合は、 その理事、 取締役ま たは法人の業務を 執行する その他の機関
を いいま す。
( 注2 ) 核燃料物質
使用済燃料を 含みま す。
( 注3 ) 核燃料物質( 注2 ) によ っ て 汚染さ れた 物
原子核分裂生成物を 含みま す。
第4 条( 保険金を 支払わな い場合-その2 )
⑴ 当会社は、 被保険者が、 次の①から ⑨ま でのいずれかに該当する 損害賠償責任を 負担す
る こ と によ っ て 被っ た 損害に対し て は、 留学生賠償責任保険金を 支払いま せん。
① 被保険者の職務遂行ま たはア ルバイ ト 業務( 注1 ) の遂行に起因する 損害賠償責任
② も っ ぱら 被保険者の職務の用に供さ れる 動産ま た は不動産( 注2 ) の所有、 使用ま た
は管理に起因する 損害賠償責任
③ 被保険者が所有、 使用ま たは管理する 財物の損壊も し く は紛失について 、 その財物に
ついて 正当な 権利を 有する 者に対し て 負担する 損害賠償責任。 た だし 、 次のア . から ウ .
ま でに掲げる 損害に対する 賠償責任を 除き ま す。
ア . 賃貸業者から 保険契約者ま たは被保険者が直接借り 入れた 旅行用品ま たは生活用動
産に与え た 損害
イ . 被保険者が居住施設に滞在する 間に生じ た 次の� ま た は� に掲げる 損害
� 部屋( 注3 ) の場合
部屋( 注3 ) に与え た損害。 ただし 、 建物ま たはマン シ ョ ン の戸室全体を 賃貸し
いっ
て いる 場合は、 火災、 爆発、 破裂およ び漏水、 放水ま たは溢水( 注4 ) によ る 水漏
れによ る 損害
� 部屋( 注3 ) 以外の場合
いっ
火災、 爆発、 破裂およ び漏水、 放水ま た は溢水( 注4 ) によ る 水漏れによ る 損害
ウ . 被保険者が宿泊施設に滞在する 間に客室( 注5 ) に与え た 損害
④ 被保険者の使用人が、 被保険者の事業ま たは業務に従事中に被っ た 身体の障害に起因
する 損害賠償責任。 ただし 、 被保険者が家事使用人と し て 使用する 者に対する 損害賠償
責任を 除き ま す。
⑤ 被保険者と 第三者と の間に損害賠償に関する 約定が あ る 場合において 、 そ の約定に
よ っ て 加重さ れた損害賠償責任
145
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
⑥ 被保険者の親族に対する 損害賠償責任
⑦ 航空機、 船舶( 注6 )、 車両( 注7 )、 銃器( 注8 ) の所有、 使用ま た は管理に起因す
る 損害賠償責任
⑧ 被保険者の心神喪失に起因する 損害賠償責任
⑨ 被保険者ま たは被保険者の指図によ る 暴行ま た は殴打に起因する 損害賠償責任
⑵ 当会社は、 被保険者が負担する 罰金、 違約金ま た は懲罰的賠償金に対し て は、 留学生賠
償責任保険金を 支払いま せん。
( 注1 ) ア ルバイ ト 業務
一時的、 臨時的に収入を 得る た めに、 夏期休暇、 冬期休暇、 年度休暇等に行う 仕
事ま た は勉学と 両立さ せる 形で期間を かぎ っ て 行う 仕事を いいま す。
( 注2 ) 不動産
被保険者の留学の目的のた めに供さ れる 住宅の一部がも っ ぱら 被保険者の職務の
用に供さ れる 場合は、 その部分を 含みま す。
( 注3 ) 部屋
部屋内の動産を 含みま す。
いっ
( 注4 ) 溢水
あふ
水が溢れる こ と を いいま す。
( 注5 ) 客室
客室内の動産な ら びに客室外におけ る セ イ フ テ ィ ボ ッ ク ス のキ ーおよ びルーム
キ ーを 含みま す。
( 注6 ) 船舶
原動力がも っ ぱら 人力であ る も の、 ヨ ッ ト およ び水上オート バイ を 除き ま す。
( 注7 ) 車両
原動力がも っ ぱら 人力であ る も の、 ゴ ルフ 場の乗用カ ート およ びレ ジ ャ ーを 目的
と し て 使用中のス ノ ーモービ ルを 除き ま す。
( 注8 ) 銃器
空気銃を 除き ま す。
第5 条( 支払保険金の範囲)
当会社が支払う 留学生賠償責任保険金の範囲は、 次の①から ⑤ま でに掲げる も のにかぎ
り ま す。
① 被保険者が損害賠償請求権者に支払う べき 損害賠償金
② 保険事故が発生し た 場合において 、 被保険者が第7 条( 事故の発生) ⑴の②に規定す
る 権利の保全ま た は行使に必要な 手続を する ために要し た費用およ びその他損害の発生
ま た は拡大の防止のた めに必要ま た は有益であ っ た費用
③ ②の損害の発生ま た は拡大の防止のために必要ま たは有益と 認めら れる 手段を 講じ た
後において 、 被保険者に損害賠償責任がな いと 判明し た 場合、 被保険者が被害者のため
に支出し た 応急手当、 護送その他緊急措置に要し た費用およ び支出について あ ら かじ め
当会社の書面によ る 同意を 得た費用
④ 損害賠償請求の解決について 、 被保険者が当会社の書面によ る 同意を 得て 支出し た訴
訟費用、 弁護士報酬ま たは仲裁、 和解も し く は調停に要し た 費用
⑤ 第8 条( 当会社によ る 解決) ⑴に規定する 当会社によ る 損害賠償請求の解決に協力す
る た めに被保険者が支出し た 費用
第6 条( 保険金の支払額)
当会社が支払う べき 留学生賠償責任保険金の額は、 次の①およ び②の金額の合計額と し
ま す。
① 1 回の保険事故につき 、 損害賠償金が保険証券に記載さ れた免責金額を 超過する 場合
は、 その超過し た 額。 ただし 、 1 回の保険事故につき 、 留学生賠償責任保険金額を 支払
の限度と し ま す。
② 前条②から ⑤ま での費用について は、 その全額。 ただし 、 同条④の費用は、 1 回の保
険事故につき 、 同条①の損害賠償金の額が留学生賠償責任保険金額を 超え る 場合は、 留
学生賠償責任保険金額の同条①の損害賠償金に対する 割合によ っ て こ れを 支払いま す。
第7 条( 事故の発生)
⑴ 保険事故によ り 他人の身体の障害ま た は財物の損壊も し く は紛失が発生し た こ と を 知っ
146
た場合は、 保険契約者ま た は被保険者は、 次の①から ⑥ま でに掲げる 事項を 履行し な け れ
ばな り ま せん。
① 保険事故発生の日時、 場所、 被害者の住所、 氏名、 年齢、 職業、 保険事故の状況およ
びこ れら の事項について 証人と な る 者があ る 場合は、 その者の住所、 氏名を 保険事故の
発生の日から その日を 含めて 3�日以内に、 ま た 、 損害賠償の請求を 受け た 場合は、 その
内容を 、 遅滞な く 、 当会社に通知する こ と 。 こ の場合において 、 当会社が書面によ る 通
知を 求めたと き は、 こ れに応じ な け ればな り ま せん。
② 被保険者が他人に対し て 損害賠償の請求を する こ と ができ る 場合は、 その権利の保全
ま た は行使に必要な 手続を と り 、 その他保険事故によ っ て 生じ た損害の発生およ び拡大
の防止につと める こ と 。
③ 損害賠償責任の全部ま たは一部を 承認し よ う と する 場合は、 あ ら かじ め当会社の承認
を 得る こ と 。 ただし 、 応急手当、 護送、 その他の緊急措置を と る こ と を 妨げま せん。
④ 損害賠償の請求について の訴訟を 提起する 場合ま たは提起さ れた場合は、 た だち に当
会社に通知する こ と 。
⑤ 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容( 注) について 遅滞な く 当会社に通知
する こ と 。
⑥ ①から ⑤ま でのほか、 当会社が特に必要と する 書類ま た は証拠と な る も のを 求めた 場
合は、 遅滞な く 、 こ れを 提出し 、 ま た当会社が行う 損害の調査に協力する こ と 。
⑵ 保険契約者ま たは被保険者が正当な 理由がな く ⑴の①から ⑥ま でに規定する 義務に違反
し た場合は、 当会社は、 次の金額を 差し 引いて 留学生賠償責任保険金を 支払いま す。
① ⑴の①、 ④、 ⑤ま たは⑥の規定に違反し た場合は、 それによ っ て 当会社が被っ た損害
の額
② ⑴の②に違反し た 場合は、 損害の発生ま たは拡大の防止ができ たと 認めら れる 額
③ ⑴の③に違反し た 場合は、 損害賠償責任がな いと 認めら れる 額
⑶ 保険契約者ま たは被保険者が正当な 理由がな く ⑴の規定によ る 通知も し く は説明につい
て 知っ て いる 事実を 告げな かっ た 場合も し く は事実と 異な る こ と を 告げた 場合は、 当会社
は、 それによ っ て 当会社が被っ た 損害の額を 差し 引いて 留学生賠償責任保険金を 支払いま
す。
( 注) 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容
既に他の保険契約等から 保険金ま た は共済金の支払を 受け た場合は、 その事実を 含
みま す。
第8 条( 当会社によ る 解決)
⑴ 当会社は、 必要と 認めた 場合は、 被保険者に代わっ て 自己の費用で被害者から の損害賠
償請求の解決に当たる こ と ができ ま す。
⑵ ⑴の場合は、 被保険者は、 当会社の求めに応じ 、 その遂行について 当会社に協力し な け
ればな り ま せん。
第9 条( 保険金の請求)
⑴ こ の特約にかかる 保険金の当会社に対する 保険金請求権は、 保険事故が発生し 、 被保険
者が損害賠償請求権者に対し て 負担する 法律上の損害賠償責任の額について 、 被保険者と
損害賠償請求権者と の間で、 判決が確定し た時、 ま た は裁判上の和解、 調停も し く は書面
によ る 合意が成立し た 時から 発生し 、 こ れを 行使する こ と ができ る も のと し ま す。
⑵ こ の特約にかかる 保険金の請求書類は、 次の①から ⑧ま でに掲げる 書類と し ま す。
① 保険金請求書
② 保険証券
③ 当会社の定める 事故状況報告書
④ 示談書その他こ れに代わる べき 書類
⑤ 損害を 証明する 書類
⑥ 留学生賠償責任保険金の請求の委任を 証する 書類およ び委任を 受け た 者の印鑑証明書
( 注)
⑦ 損害賠償金の支払ま た は損害賠償請求権者の承諾があ っ たこ と を 示す書類
⑧ その他当会社が普通保険約款第2�条( 保険金の支払時期) ⑴に定める 必要な 事項の確
認を 行う ために欠く こ と のでき な い書類ま たは証拠と し て 保険契約締結の際に当会社が
交付する 書面等において 定めた も の
( 注) 印鑑証明書
147
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
留学生賠償責任保険金の請求を 第三者に委任する 場合と し ま す。
第10条( 他の保険契約等があ る 場合の保険金の支払額)
⑴ 第2 条( 保険金を 支払う 場合) の損害に対し て 保険金を 支払う べき 他の保険契約等があ
る 場合において 、 それぞれの支払責任額の合計額が損害の額を 超え る と き は、 当会社は、
次に定める 額を 留学生賠償責任保険金と し て 支払いま す。
① 他の保険契約等から 保険金ま た は共済金が支払われて いな い場合
こ の保険契約の支払責任額
② 他の保険契約等から 保険金ま た は共済金が支払われた 場合
損害の額から 、 他の保険契約等から 支払われた 保険金ま た は共済金の合計額を 差し 引
いた 残額。 ただし 、 こ の保険契約の支払責任額を 限度と し ま す。
⑵ ⑴の損害の額は、 それぞれの保険契約ま たは共済契約に免責金額の適用があ る 場合は、
そのう ち 最も 低い免責金額を 差し 引いた 額と し ま す。
第11条( 代 位)
⑴ 損害が生じ たこ と によ り 被保険者が損害賠償請求権その他の債権( 注) を 取得し た 場合
において 、 当会社がその損害に対し て 留学生賠償責任保険金を 支払っ た と き は、 その債権
は当会社に移転し ま す。 ただし 、 移転する のは次の①ま た は②のいずれかの額を 限度と し
ま す。
① 当会社が損害の額の全額を 留学生賠償責任保険金と し て 支払っ た 場合
被保険者が取得し た 債権の全額
② ①以外の場合
被保険者が取得し た 債権の額から 、 留学生賠償責任保険金が支払われて いな い損害の
額を 差し 引いた額
⑵ ⑴の②の場合において 、 当会社に移転せずに被保険者が引き 続き 有する 債権は、 当会社
に移転し た債権よ り も 優先し て 弁済さ れる も のと し ま す。
⑶ 保険契約者およ び被保険者は、 当会社が取得する ⑴ま た は⑵の債権の保全およ び行使な
ら びにそのために当会社が必要と する 証拠およ び書類の入手に協力し な ければなり ま せん。
こ のた めに必要な 費用は、 当会社の負担と し ま す。
( 注) 損害賠償請求権その他の債権
共同不法行為等の場合におけ る 連帯債務者相互間の求償権を 含みま す。
第12条( 先取特権)
⑴ 損害賠償請求権者は、 被保険者の当会社に対する 保険金請求権( 注) について 先取特権
を 有し ま す。
⑵ 当会社は、 次の①から ④ま でのいずれかに該当する 場合に、 こ の保険契約の支払責任額
を 限度と し 、 留学生賠償責任保険金の支払を 行う も のと し ま す。
① 被保険者が損害賠償請求権者に対し て その損害の賠償を し た後に、 当会社から 被保険
者に支払う 場合。 ただし 、 被保険者が賠償し た金額を 限度と し ま す。
② 被保険者が損害賠償請求権者に対し て その損害の賠償を する 前に、 被保険者の指図に
よ り 、 当会社から 直接、 損害賠償請求権者に支払う 場合
③ 被保険者が損害賠償請求権者に対し て その損害の賠償を する 前に、 損害賠償請求権者
が⑴の先取特権を 行使し たこ と によ り 、 当会社から 直接、 損害賠償請求権者に支払う 場
合
④ 被保険者が損害賠償請求権者に対し て その損害の賠償を する 前に、 当会社が被保険者
に留学生賠償責任保険金を 支払う こ と を 損害賠償請求権者が承諾し た こ と によ り 、 当会
社から 被保険者に支払う 場合。 た だし 、 損害賠償請求権者が承諾し た 金額を 限度と し ま
す。
⑶ 保険金請求権( 注) は、 損害賠償請求権者以外の第三者に譲渡する こ と はでき ま せん。
ま た 、 保険金請求権( 注) を 質権の目的と し 、 ま た は⑵の③の場合を 除いて 差し 押さ え る
こ と はでき ま せん。 ただし 、 ⑵の①ま た は④の規定によ り 被保険者が当会社に対し て 留学
生賠償責任保険金の支払を 請求する こ と ができ る 場合を 除き ま す。
( 注) 保険金請求権
第5 条( 支払保険金の範囲) ②から ⑤ま での費用に対する 保険金請求権を 除き ま す。
第13条( 重大事由によ る 解除に関する 特則)
保険契約者ま たは被保険者が普通保険約款第�3条( 重大事由によ る 解除) ⑴の③ア . か
ら オ. ま でのいずれかに該当する こ と によ り 同条⑴ま たは⑵の規定によ る 解除がな さ れた
148
場合は、 同条⑶の規定は、 次の損害について は適用し ま せん。
① 普通保険約款第�3条⑴の③ア . から ウ . ま でま た はオ. のいずれにも 該当し な い被保
険者に生じ た 損害
② 普通保険約款第�3条⑴の③ア . から ウ . ま でま た はオ. のいずれかに該当する 被保険
者に生じ た第5 条( 支払保険金の範囲) の①に規定する 損害賠償金の損害
第14条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款およ びこ の保険契約に付帯さ れた特約の規定を 準用し ま す。
留学生生活用動産損害補償特約
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 それぞれ次の定義によ り ま す。
用 語
定 義
自動車等
自動車ま たは原動機付自転車を いいま す。
支払責任額
他の保険契約等がな いも のと し て 算出し た支払う べき 保険金ま たは共
済金の額を いいま す。
宿泊施設
ホ テ ル等の宿泊施設を いい、 居住施設を 除き ま す。
乗車券等
鉄道・ 船舶・ 航空機の乗車船券・ 航空券( 注)、 宿泊券、 観光券ま た
は旅行券を いいま す。
( 注) 乗車船券・ 航空券
定期券は除き ま す。
他の保険契約等
第2 条( 保険金を 支払う 場合) の全部ま たは一部に対し て 支払責任が
同じ であ る 他の保険契約ま た は共済契約を いいま す。
保険価額
損害が生じ た 地およ び時におけ る 保険の対象の価額を いいま す。
保険事故
保険の対象の損害の原因と な っ た 第2 条( 保険金を 支払う 場合) の事
故を いいま す。
免責金額
支払保険金の算出にあ たり 、 損害の額から 控除する 自己負担額を いい
ま す。
留学
勉学、 研修およ び技術修得を 目的と し て 海外に滞在する こ と を いいま
す。
第2 条( 保険金を 支払う 場合)
当会社は、 保険期間中に発生し た偶然な 事故によ っ て 、 保険の対象について 生じ た損害
に対し て 、 こ の特約およ び普通保険約款の規定に従い、 留学生生活用動産損害保険金を 支
払いま す。
第3 条( 保険金を 支払わな い場合-その1 )
当会社は、次の①から ⑯ま でのいずれかに該当する 事由によ っ て 生じ た損害に対し て は、
留学生生活用動産損害保険金を 支払いま せん。
① 保険契約者( 注1 ) ま たは被保険者の故意ま たは重大な 過失
② 留学生生活用動産損害保険金を 受け取る べき 者の故意ま たは重大な 過失
③ 被保険者が次のア . から ウ . ま でのいずれかに該当する 間に生じ た 事故
ア . 法令に定めら れた運転資格( 注2 ) を 持た な いで自動車等を 運転し て いる 間
イ . 道路交通法( 昭和35年法律第��5号) 第�5条第1 項に定める 酒気を 帯びた 状態で自
動車等を 運転し て いる 間
ウ . 麻薬、 大麻、 あ へん、 覚せい剤、 シ ン ナー等の影響によ り 正常な 運転ができ な いお
それがあ る 状態で自動車等を 運転し て いる 間
④ 戦争、 外国の武力行使、 革命、 政権奪取、 内乱、 武装反乱その他こ れら に類似の事変
⑤ 核燃料物質( 注3 ) も し く は核燃料物質( 注3 ) によ っ て 汚染さ れた 物( 注4 ) の放
149
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
射性、 爆発性その他の有害な 特性ま た はこ れら の特性によ る 事故
⑥ ④も し く は⑤のいずれかの事由に随伴し て 生じ た事故ま た はこ れら に伴う 秩序の混乱
に基づいて 生じ た 事故
⑦ ⑤以外の放射線照射ま たは放射能汚染
⑧ 差し 押え 、 徴発、 没収、 破壊等国ま たは公共団体の公権力の行使。 た だし 、 次のア .
ま た はイ . のいずれかに該当する 場合は留学生生活用動産損害保険金を 支払いま す。
ア . 火災消防ま た は避難に必要な 処置と し て な さ れた場合
イ . 施錠さ れた被保険者の手荷物が、 空港等における 安全確認検査等の目的でその錠を
壊さ れた 場合
⑨ 保険の対象の欠陥。 ただし 、 保険契約者、 被保険者ま たはこ れら の者に代わっ て 保険
の対象を 管理する 者が、 相当の注意を も っ て し て も 発見し 得な かっ た 欠陥を 除き ま す。
⑩ 保険の対象の自然の消耗ま たは性質によ る さ び、 かび、 変色、 蒸発その他類似の事由
ま た はねずみ食い、 虫食い等
⑪ 保険の対象に対する 修理、 調整、 清掃等の作業上の過失ま たは技術の拙劣
⑫ 偶然な 外来の事故に直接起因し な い保険の対象の電気的事故ま た は機械的事故。 ただ
し 、 こ れら の事由によ っ て 発生し た 火災によ る 損害を 除き ま す。
⑬ 詐欺ま た は横領
⑭ 保険の対象の置き 忘れま た は紛失
⑮ 保険の対象の汚損、 すり 傷ま た は塗料の剥落な ど 単な る 外観の損傷であ っ て 保険の対
象の機能に支障を き た さ な い損害
⑯ 楽器の音色ま た は音質の変化
( 注1 ) 保険契約者
法人であ る 場合は、 その理事、 取締役ま た は法人の業務を 執行する その他の機関
を いいま す。
( 注2 ) 運転資格
運転する 地における 法令によ る も のを いいま す。
( 注3 ) 核燃料物質
使用済燃料を 含みま す。
( 注4 ) 核燃料物質( 注3 ) によ っ て 汚染さ れた物
原子核分裂生成物を 含みま す。
第4 条( 保険金を 支払わな い場合-その2 )
当会社は、 次の①から ④ま でのいずれかに該当する 損害に対し て は、 留学生生活用動産
損害保険金を 支払いま せん。 た だし 、 こ れら の損害が火災、 落雷、 爆発、 破裂、 地震、 噴
火、 台風・ 暴風・ 暴風雨・ 旋風・ たつ巻・ 洪水・ 高潮・ 豪雨な ど の風水災、 航空機の墜落、
車両の飛び込みま た は盗難の結果と し て 生じ た 場合を 除き ま す。
① ガラ ス 器具、 陶磁器、 美術・ 骨と う 品の破損
② 温度ま た は湿度の変化によ っ て 保険の対象に生じ た損害
③ 保険の対象のう ち 管球類に生じ た 損害
④ 液体の流出
第5 条( 保険の対象およ びその範囲)
⑴ 保険の対象は、 被保険者が所有する 物ま たは旅行行程開始前に被保険者がその旅行のた
めに他人から 無償で借り た物で次の①ま たは②に該当する 物と し ま す。
① 被保険者が旅行行程中に携行する 物
② 被保険者の留学ま た は旅行の目的のために供さ れる 宿泊施設ま た は居住施設( 注1 )
に保管中の物
⑵ ⑴の規定にかかわら ず、 次の①から ⑬ま でに掲げる 物は、 保険の対象に含ま れま せん。
① 通貨、 小切手、 株券、 手形その他の有価証券、 印紙、 切手その他こ れら に準ずる 物。
た だし 、 乗車券等を 除き ま す。
② 預金証書ま た は貯金証書( 注2 )、 ク レ ジ ッ ト カ ード 、 運転免許証( 注3 ) その他こ
れら に類する 物。 ただし 、 旅券を 除き ま す。
③ 稿本、 設計書、 図案、 帳簿その他こ れら に準ずる 物
④ 船舶( 注4 )、 自動車、 原動機付自転車およ びこ れら の付属品
⑤ 被保険者が別表に規定する 運動等を 行う た めの用具およ びウ ィ ン ド サーフ ィ ン 、 サー
フ ィ ン その他こ れら に準ずる 運動を 行う ための用具
150
⑥ 義歯、 義肢、 コ ン タ ク ト レ ン ズ その他こ れら に類する 物
⑦ 動物およ び植物
⑧ 飲食料品およ び電気、 ガス その他の燃料品
⑨ 日本国内の被保険者の住宅から 留学先へ向け て 輸送( 注5 ) 中の物ま た は留学先から
被保険者の日本国内の住宅へ向けて 輸送( 注5 ) 中の物
⑩ ク リ ーニン グ 、 一時荷物預かり およ び修理等のた め有償で業者に委託し た物
⑪ 商品も し く は製品等ま たは業務の目的のみに使用さ れる 設備も し く は什器等
⑫ データ 、 ソ フ ト ウ エア ま たはプロ グ ラ ム 等の無体物
⑬ その他保険証券記載の物
( 注1 ) 宿泊施設ま た は居住施設
そ の宿泊施設ま た は居住施設の敷地内の動産およ び不動産を 含みま す。
( 注2 ) 預金証書ま た は貯金証書
通帳およ びキ ャ ッ シ ュ カ ード を 含みま す。
( 注3 ) 運転免許証
自動車等の運転免許証を 除き ま す。
( 注4 ) 船舶
ヨ ッ ト 、 モータ ーボート およ びボ ート を 含みま す。
( 注5 ) 輸送
携行を 含みま せん。
第6 条( 損害額の決定)
⑴ 当会社が留学生生活用動産損害保険金を 支払う べき 損害の額は、 保険価額によ っ て 定め
ま す。
⑵ 保険の対象の損傷を 修繕し 得る 場合において は、 保険の対象を 損害発生直前の状態に復
する に必要な 修繕費を も っ て 損害額と し 、 格落損( 注1 ) は損害の額に含めま せん。
⑶ 保険の対象が1 組ま たは1 対のも のから な る 場合において 、 その一部に損害が生じ た 時
は、 その損害が保険の対象全体に及ぼす影響を 考慮し 、 ⑴およ び⑵の規定によ っ て 損害額
を 決定し ま す。
⑷ 第8 条( 損害の発生) ⑷の費用を 保険契約者ま たは被保険者が負担し た 場合は、 その費
用およ び⑴から ⑶ま での規定によ っ て 計算さ れた 額の合計額を 損害額と し ま す。
⑸ ⑴から ⑷ま での規定によ っ て 計算さ れた 損害額が、 その損害の生じ た 保険の対象の保険
価額を 超え る 場合は、 その保険価額を も っ て 損害額と し ま す。
⑹ ⑴から ⑸ま での規定にかかわら ず、 保険の対象が乗車券等の場合において は、 その乗車
券等の経路およ び等級の範囲内で、 保険事故の後に被保険者が支出し た 費用およ び保険契
約者ま たは被保険者が負担し た第8 条( 損害の発生) ⑷の費用の合計額を 損害額と し ま す。
⑺ ⑴から ⑸ま での規定にかかわら ず、 保険の対象が旅券の場合は、 次の①ま たは②に掲げ
る 費用を 損害額と し ま す。 ただし 、 1 回の保険事故について 5 万円を 限度と し ま す。
① 旅券の再取得費用
保険事故の結果、 旅券の発給申請を 行う 場合は、 再取得に要し た次のア . から ウ . ま
でに掲げる 費用
ア . 保険事故の生じ た地から 旅券発給地( 注2 ) へ赴く 被保険者の交通費
イ . 領事官に納付し た発給手数料およ び電信料
ウ . 旅券発給地( 注2 ) におけ る 被保険者の宿泊施設の客室料
② 渡航書の取得費用
保険事故の結果、 旅券の発給申請に替え て 渡航書の発給申請を 行う 場合は、 取得に要
し た 次のア . から ウ . ま でに掲げる 費用
ア . 保険事故の生じ た地から 渡航書発給地( 注3 ) へ赴く 被保険者の交通費
イ . 領事官に納付し た発給手数料
ウ . 渡航書発給地( 注3 ) における 被保険者の宿泊施設の客室料
⑻ ⑴から ⑸ま での規定にかかわら ず、 保険の対象が自動車等の運転免許証の場合は、 国ま
たは都道府県に納付し た再発給手数料を 損害額と し ま す。
⑼ 保険の対象の1 個、 1 組ま たは1 対について 損害額が��万円を 超え る 場合は、当会社は、
そのも のの損害額を ��万円と みな し ま す。 ただし 、 保険の対象が乗車券等であ る 場合にお
いて 、 保険の対象の損害額の合計が5 万円を 超え る と き は、 当会社は、 そのも のの損害額
を 5 万円と みな し ま す。
151
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
( 注1 ) 格落損
価値の下落を いいま す。
( 注2 ) 旅券発給地
旅券の発給申請を 行う 最寄り の在外公館所在地を いいま す。
( 注3 ) 渡航書発給地
渡航書の発給申請を 行う 最寄り の在外公館所在地を いいま す。
第7 条( 保険金の支払額)
⑴ 当会社が支払う べき 留学生生活用動産損害保険金の額は、 前条の損害額から 、 1 回の保
険事故につき 保険証券記載の免責金額を 差し 引いた 残額と し ま す。
⑵ ⑴の規定にかかわら ず、 当会社が支払う 留学生生活用動産損害保険金の額は、 同一保険
年度内に生じ た保険事故によ る 損害に対し て 、 保険証券記載の留学生生活用動産損害保険
金額を も っ て 限度と し ま す。
⑶ 留学生生活用動産損害保険金支払の対象と な る 保険の対象が保険証券記載の物の場合は、
その損害の全部ま た は一部に対し て 、 代品の交付を も っ て 留学生生活用動産損害保険金の
支払に代え る こ と ができ ま す。
第8 条( 損害の発生)
⑴ 保険契約者ま たは被保険者は、 保険の対象について 第2 条( 保険金を 支払う 場合) の損
害が発生し た こ と を 知っ た場合は、 次の①から ⑤ま でに掲げる 事項を 履行し な ければな り
ま せん。
① 損害の発生およ び拡大の防止につと める こ と 。
② 損害発生の日時、 場所、 損害状況、 損害の程度およ びこ れら の事項について 証人があ
る 場合は、 その者の住所、 氏名を 保険事故の発生の日から その日を 含めて 3�日以内に当
会社に通知する こ と 。 こ の場合において 、 当会社が書面によ る 通知を 求めた と き は、 こ
れに応じ な ければな り ま せん。
③ 他人に対し て 損害賠償の請求を する こ と ができ る 場合は、 その権利の保全ま たは行使
に必要な 手続を する こ と 。
④ 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容( 注) について 遅滞な く 当会社に通知
する こ と 。
⑤ ①から ④ま でのほか、 当会社が特に必要と する 書類ま たは証拠と な る も のを 求めた場
合は、 遅滞な く 、 こ れを 提出し 、 ま た 当会社が行う 損害の調査に協力する こ と 。
⑵ 保険契約者ま たは被保険者が正当な 理由がな く ⑴の①から ⑤ま での規定に違反し た 場合
は、 当会社は、 次の金額を 差し 引いて 留学生生活用動産損害保険金を 支払いま す。
① ⑴の①に違反し た場合は、 損害の発生ま た は拡大を 防止する こ と ができ た と 認めら れ
る額
② ⑴の②、 ④ま た は⑤の規定に違反し た場合は、 それによ っ て 当会社が被っ た損害の額
③ ⑴の③に違反し た場合は、 他人に損害賠償の請求を する こ と によ っ て 取得する こ と が
でき た と 認めら れる 額
⑶ 保険契約者、 被保険者ま たは留学生生活用動産損害保険金を 受け取る べき 者が正当な 理
由がな く ⑴の規定によ る 通知も し く は説明について 知っ て いる 事実を 告げな かっ た場合も
し く は事実と 異な る こ と を 告げた場合は、 当会社は、 それによ っ て 当会社が被っ た損害の
額を 差し 引いて 留学生生活用動産損害保険金を 支払いま す。
⑷ 当会社は、 次の①ま た は②のいずれかに掲げる 費用を 支払いま す。
① ⑴の①に規定する 損害の発生ま た は拡大の防止のために必要ま た は有益であ っ た 費用
② ⑴の③に規定する 権利の保全ま た は行使に必要な 手続を する ために要し た 費用
( 注) 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容
既に他の保険契約等から 保険金ま たは共済金の支払を 受けた場合は、 その事実を 含
みま す。
第9 条( 被害物の調査)
保険の対象について 損害が生じ た 場合は、 当会社は、 保険の対象およ び損害の調査と 関
連し て 当会社が必要と 認める 事項を 調査する こ と ができ ま す。
第10条( 保険金の請求)
⑴ こ の特約にかかる 保険金の当会社に対する 保険金請求権は、 保険事故が発生し た時から
発生し 、 こ れを 行使する こ と ができ る も のと し ま す。
⑵ こ の特約にかかる 保険金の請求書類は、 次の①から ⑦ま でに掲げる 書類と し ま す。
152
① 保険金請求書
② 保険証券
③ 当会社の定める 事故状況報告書
④ 警察署ま た はこ れに代わる べき 第三者の事故証明書
⑤ 保険の対象の損害の程度を 証明する 書類
⑥ 留学生生活用動産損害保険金の請求の委任を 証する 書類およ び委任を 受けた 者の印鑑
証明書( 注)
⑦ その他当会社が普通保険約款第2�条( 保険金の支払時期) ⑴に定める 必要な 事項の確
認を 行う ために欠く こ と のでき な い書類ま たは証拠と し て 保険契約締結の際に当会社が
交付する 書面等において 定めた も の
( 注) 印鑑証明書
留学生生活用動産損害保険金の請求を 第三者に委任する 場合と し ま す。
第11条( 他の保険契約等があ る 場合の保険金の支払額)
⑴ 第2 条( 保険金を 支払う 場合) の損害に対し て 保険金を 支払う べき 他の保険契約等があ
る 場合において 、 それぞれの支払責任額の合計額が損害の額を 超え る と き は、 当会社は、
次に定める 額を 留学生生活用動産損害保険金と し て 支払いま す。
① 他の保険契約等から 保険金ま たは共済金が支払われて いな い場合
こ の保険契約の支払責任額
② 他の保険契約等から 保険金ま たは共済金が支払われた場合
損害の額から 、 他の保険契約等から 支払われた保険金ま たは共済金の合計額を 差し 引
いた 残額。 た だし 、 こ の保険契約の支払責任額を 限度と し ま す。
⑵ ⑴の損害の額は、 それぞれの保険契約ま たは共済契約に免責金額の適用があ る 場合は、
そのう ち 最も 低い免責金額を 差し 引いた額と し ま す。
第12条( 盗難品発見後の通知義務)
保険契約者ま たは被保険者は、 盗取さ れた保険の対象を 発見し ま たは回収し た 場合は、
遅滞な く そ の旨を 当会社に通知し な け ればな り ま せん。
第13条( 保険の対象の回収)
⑴ 保険の対象について 生じ た損害に対し て 、 当会社が留学生生活用動産損害保険金を 支払
う 前にその保険の対象が回収さ れた場合は、 損害は生じ な かっ た も のと みな し ま す。
⑵ 保険の対象に ついて 生じ た 損害に対し て 、 当会社が留学生生活用動産損害保険金を 支
払っ た 後1 年以内にその保険の対象が回収さ れた 場合は、 被保険者は、 既に受け 取っ た 留
学生生活用動産損害保険金を 当会社に払い戻し た う え 、その返還を 受け る こ と ができ ま す。
⑶ ⑴ま たは⑵の場合において 、 被保険者は、 回収さ れる ま での間に生じ た 保険の対象の損
傷ま た は汚損の損害に対し て 、 留学生生活用動産損害保険金の支払を 請求する こ と ができ
ま す。
第14条( 被害物について の当会社の権利)
⑴ 保険の対象に ついて 生じ た 損害に対し て 、 当会社が留学生生活用動産損害保険金を 支
払っ た 場合は、当会社は、留学生生活用動産損害保険金の保険価額に対する 割合によ っ て 、
被保険者がその保険の対象に対し て 有する 権利を 取得し ま す。
⑵ ⑴の場合において 、 当会社がその権利を 取得し な い旨の意思を 表示し て 留学生生活用動
産損害保険金を 支払っ た場合は、その保険の対象は被保険者の所有に属する も のと し ま す。
第15条( 代 位)
⑴ 損害が生じ た こ と によ り 被保険者が損害賠償請求権その他の債権を 取得し た場合におい
て 、 当会社がその損害に対し て 留学生生活用動産損害保険金を 支払っ た と き は、 その債権
は当会社に移転し ま す。 た だし 、 移転する のは次の①ま たは②のいずれかの額を 限度と し
ま す。
① 当会社が損害の額の全額を 留学生生活用動産損害保険金と し て 支払っ た 場合
被保険者が取得し た債権の全額
② ①以外の場合
被保険者が取得し た債権の額から 、 留学生生活用動産損害保険金が支払われて いな い
損害の額を 差し 引いた額
⑵ ⑴の②の場合において 、 当会社に移転せずに被保険者が引き 続き 有する 債権は、 当会社
に移転し た 債権よ り も 優先し て 弁済さ れる も のと し ま す。
⑶ 保険契約者およ び被保険者は、 当会社が取得する ⑴ま たは⑵の債権の保全およ び行使な
153
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
ら びにそのために当会社が必要と する 証拠およ び書類の入手に協力し な ければなり ま せん。
こ のた めに必要な 費用は、 当会社の負担と し ま す。
第16条( 重大事由によ る 解除に関する 特則)
保険契約者ま たは被保険者が普通保険約款第�3条( 重大事由によ る 解除) ⑴の③ア . か
ら オ. ま でのいずれかに該当する こ と によ り 同条⑴ま たは⑵の規定によ る 解除がな さ れた
場合は、 同条⑶の規定は、 同条⑴の③ア . から ウ . ま でま たはオ. のいずれにも 該当し な
い被保険者に生じ た 損害について は適用し ま せん。
第17条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款およ びこ の保険契約に付帯さ れた 特約の規定を 準用し ま す。
別表 第5条(保険の対象およびその範囲)⑵の⑤の運動等
山岳登はん( 注1 )、 リ ュ ージ ュ 、 ボブス レ ー、 ス ケ ルト ン 、 航空機( 注2 ) 操縦( 注3 )、
ス カ イ ダ イ ビ ン グ 、 ハン グ グ ラ イ ダ ー搭乗、 超軽量動力機( 注4 ) 搭乗、 ジ ャ イ ロ プレ ー
ン 搭乗その他こ れら に類する 危険な 運動
( 注1 ) 山岳登はん
ピ ッ ケ ル、 ア イ ゼン 、 ザイ ル、 ハン マー等の登山用具を 使用する も のおよ びロ ッ
ク ク ラ イ ミ ン グ ( フ リ ーク ラ イ ミ ン グ を 含みま す。) を いいま す。
( 注2 ) 航空機
グ ラ イ ダーおよ び飛行船を 除き ま す。
( 注3 ) 操縦
職務と し て 操縦する 場合を 除き ま す。
( 注4 ) 超軽量動力機
モータ ーハン グ グ ラ イ ダー、 マイ ク ロ ラ イ ト 機、 ウ ルト ラ ラ イ ト 機等を いい、 パ
ラ シ ュ ート 型超軽量動力機( パラ プレ ーン 等を いいま す。) を 除き ま す。
留学継続費用補償特約
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 それぞれ次の定義によ り ま す。
用 語
学校
継続契約
定 義
一定の教育目的の下に、 一定の場所において 、 組織的、 計画的かつ継
続的に留学生に対し て 学術、 技能の教育を 行う 施設を いいま す。
留学継続費用補償特約付海外旅行総合保険契約の保険期間の終了時
( 注) の翌日を 保険期間の開始時と する 留学継続費用補償特約付海外
旅行総合保険契約を いいま す。
( 注) 保険期間の終了時
その留学継続費用補償特約付海外旅行総合保険契約が保険期間
終了時前に解除さ れて いた 場合はその解除時を いいま す。
自動車等
自動車ま た は原動機付自転車を いいま す。
支払責任額
他の保険契約等がな いも のと し て 算出し た 支払う べき 保険金ま た は共
済金の額を いいま す。
他の保険契約等
第2 条( 保険金を 支払う 場合) の全部ま た は一部に対し て 支払責任が
同じ であ る 他の保険契約ま た は共済契約を いいま す。
扶養者
被保険者の親族のう ち 、 被保険者を 扶養する 者で保険証券記載の者を
いいま す。
保険事故
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扶養者が、 被保険者が扶養者に扶養さ れな く な る 原因と な っ た第2 条
( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①ま た は②のいずれかに該当する こ と を
いいま す。
留学
勉学、 研修ま たは技術修得を 目的と し て 海外に滞在する こ と を いいま
す。
留学継続費用補償
特約付海外旅行総
合保険契約
普通保険約款およ びこ の特約に基づく 保険契約を いい、 異な る 保険約
款構成で支払責任が同一であ る 保険契約を 含みま す。
第2 条( 保険金を 支払う 場合)
⑴ 当会社は、 扶養者が次の①ま た は②のいずれかに該当する 状態にな っ た 場合は、 それに
よ っ て 扶養者に扶養さ れな く な る こ と によ り 被保険者が被る 損失に対し て 、 こ の特約およ
び普通保険約款の規定に従い、 留学継続費用保険金を 被保険者に支払いま す。
① 保険期間中に扶養者が傷害を 被り 、 そ の直接の結果と し て 、 傷害の原因と な っ た事故
の発生の日から その日を 含めて �8�日以内に死亡し た 場合
② 保険期間中に扶養者が傷害を 被り 、 そ の直接の結果と し て 、 傷害の原因と な っ た事故
の発生の日から その日を 含めて �8�日以内に後遺障害が生じ 、 そ の後遺障害が別表の第
3 級に掲げる 保険金支払割合以上の保険金支払割合に認定さ れた場合
⑵ ⑴の②の規定にかかわら ず、 扶養者が傷害の原因と な っ た 事故の発生の日から その日を
含めて �8�日を 超え て な お治療を 要する 状態にあ る 場合は、 当会社は、 傷害の原因と な っ
た 事故の発生の日から その日を 含めて �8�日目におけ る 医師の診断に基づき 後遺障害の程
度を 認定し ま す。
⑶ ⑴の②にいう 別表の各等級に掲げる 後遺障害に該当し な い後遺障害であ っ て も 、 各等級
の後遺障害に相当する と 認めら れる も のについて は、 身体の障害の程度に応じ 、 それぞれ
その相当する 等級の後遺障害に該当し たも のと みな し ま す。
⑷ 傷害の原因と な っ た 同一事故によ り 、 2 種以上の後遺障害が生じ た場合の保険金支払割
合は、 次の①から ④ま でに掲げる も のと し ま す。
① 別表の第1 級から 第5 級ま でに掲げる 後遺障害が2 種以上あ る 場合は、 重い後遺障害
に該当する 等級の3 級上位の等級の後遺障害に対する 保険金支払割合
② ①以外の場合で、 別表の第1 級から 第8 級ま でに掲げる 後遺障害が2 種以上あ る と き
は、 重い後遺障害に該当する 等級の2 級上位の等級の後遺障害に対する 保険金支払割合
③ ①およ び②以外の場合で、 別表の第1 級から 第�3級ま でに掲げる 後遺障害が2 種以上
あ る と き は、 重い後遺障害に該当する 等級の1 級上位の等級の後遺障害に対する 保険金
支払割合。 た だし 、 それぞれの後遺障害に対する 保険金支払割合の合計の割合が上記の
保険金支払割合に達し な い場合は、 その合計の割合を 保険金支払割合と し ま す。
④ ①から ③ま で以外の場合は、 重い後遺障害の該当する 等級の後遺障害に対する 保険金
支払割合
⑸ ⑴の②において 、 既に後遺障害のあ る 扶養者が⑴の傷害を 受け たこ と によ っ て 、 同一部
位について 後遺障害の程度を 加重し た 場合は、 加重後の後遺障害に該当する 等級に対する
保険金支払割合を 適用し ま す。
第3 条( 保険金の支払額)
⑴ 当会社は、 扶養者が前条⑴に規定する 状態にな っ た 時( 注) から 保険証券記載の予定留
学終了時ま での期間に保険証券記載の留学継続費用保険金額を 乗じ て 得た 金額を 留学継続
費用保険金と し て 一時に支払いま す。
⑵ ⑴に規定する 期間が1 年に満た な い場合ま たは⑴に規定する 期間に1 年未満の端日数が
生じ た 場合は、 1 年を 3�5日と し て 計算し た 割合によ り 留学継続費用保険金の額を 決定し
ま す。
( 注) 扶養者が前条⑴に規定する 状態にな っ た時
被保険者が留学のた めに出国し て いな い場合は出国し た時を いいま す。
第4 条( 保険金を 支払わな い場合-その1 )
当会社は、 次の①から ⑪ま でのいずれかに該当する 事由によ っ て 扶養者が第2 条( 保険
金を 支払う 場合) ⑴の①ま たは②のいずれかに該当する 状態にな っ た場合の損失に対し て
は、 留学継続費用保険金を 支払いま せん。
① 保険契約者( 注1 )、 被保険者ま た は扶養者の故意ま た は重大な 過失
② 扶養者の自殺行為、 犯罪行為ま た は闘争行為
③ 扶養者に対する 刑の執行
155
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
④ 扶養者が次のア . から ウ . ま でのいずれかに該当する 間に生じ た 事故
ア . 法令に定めら れた 運転資格( 注2 ) を 持たな いで自動車等を 運転し て いる 間
イ . 道路交通法( 昭和35年法律第��5号) 第�5条第1 項に定める 酒気を 帯びた 状態で自
動車等を 運転し て いる 間
ウ . 麻薬、 大麻、 あ へん、 覚せい剤、 シ ン ナー等の影響によ り 正常な 運転ができ な いお
それがあ る 状態で自動車等を 運転し て いる 間
⑤ 扶養者の脳疾患、 疾病ま た は心神喪失
⑥ 扶養者の妊娠、 出産、 早産ま た は流産
⑦ 扶養者に対する 外科的手術その他の医療処置。 ただし 、 外科的手術その他の医療処置
によ っ て 生じ た傷害が、 当会社が留学継続費用保険金を 支払う べき 傷害の治療によ る も
のであ る 場合は、 留学継続費用保険金を 支払いま す。
⑧ 戦争、 外国の武力行使、 革命、 政権奪取、 内乱、 武装反乱その他こ れら に類似の事変
⑨ 核燃料物質( 注3 ) も し く は核燃料物質( 注3 ) によ っ て 汚染さ れた 物( 注4 ) の放
射性、 爆発性その他の有害な 特性ま た はこ れら の特性によ る 事故
⑩ ⑧も し く は⑨のいずれかの事由に随伴し て 生じ た事故ま た はこ れら に伴う 秩序の混乱
に基づいて 生じ た 事故
⑪ ⑨以外の放射線照射ま たは放射能汚染
( 注1 ) 保険契約者
法人であ る 場合は、 その理事、 取締役ま た は法人の業務を 執行する その他の機関
を いいま す。
( 注2 ) 運転資格
運転する 地における 法令によ る も のを いいま す。
( 注3 ) 核燃料物質
使用済燃料を 含みま す。
( 注4 ) 核燃料物質( 注3 ) によ っ て 汚染さ れた物
原子核分裂生成物を 含みま す。
第5 条( 保険金を 支払わな い場合-その2 )
当会社は、 次の①ま た は②のいずれかに該当する 場合は、 留学継続費用保険金を 支払い
ま せん。
① 扶養者が第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①ま たは②のいずれかに該当する 状態に
な っ た 時に、 被保険者が学校に在籍する 学生ま た は生徒( 注) でな い場合
② 扶養者が第2 条⑴の①ま た は②のいずれかに該当する 状態にな っ た 時に、 扶養者が被
保険者を 扶養し て いな い場合
( 注) 学校に在籍する 学生ま た は生徒
学校への入学手続を 終え た者を 含みま す。 以下こ の特約において 同様と し ま す。
第6 条( 死亡の推定)
扶養者が搭乗し て いる 航空機ま た は船舶が行方不明と な っ た 場合ま た は遭難し た場合に
おいて 、 その航空機ま た は船舶が行方不明と な っ た 日ま た は遭難し た 日から その日を 含め
て 3�日を 経過し て も な お扶養者が発見さ れな いと き は、 その航空機ま た は船舶が行方不明
と な っ た 日ま たは遭難し た日に、 扶養者が第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①の傷害に
よ っ て 死亡し たも のと 推定し ま す。
第7 条( 他の保険契約等があ る 場合の保険金の支払額)
⑴ 第2 条( 保険金を 支払う 場合) の損失に対し て 保険金を 支払う べき 他の保険契約等があ
る 場合において 、 それぞれの支払責任額の合計額が⑵に規定する 支払限度額を 超え る と き
は、 当会社は、 次に定める 額を 留学継続費用保険金と し て 支払いま す。
① 他の保険契約等から 保険金ま た は共済金が支払われて いな い場合
こ の保険契約の支払責任額
② 他の保険契約等から 保険金ま た は共済金が支払われた 場合
⑵に規定する 支払限度額から 、 他の保険契約等から 支払われた保険金ま た は共済金の
合計額を 差し 引いた残額。 た だし 、 こ の保険契約の支払責任額を 限度と し ま す。
⑵ 支払限度額は、 それぞれの保険契約ま たは共済契約のう ち 最も 保険金額の高い保険契約
ま た は共済契約によ り 、 その契約において 他の保険契約等がな いも のと し た場合に支払わ
れる べき 金額と し ま す。
156
第8 条( 扶養者の変更)
保険契約締結の後、 被保険者を 扶養する 者が変更にな っ た 場合に、 保険契約者ま たは被
保険者がそ の旨を 当会社に通知し たと き は、新た に保険証券に記載さ れた扶養者について 、
こ の特約を 適用し ま す。
第9 条( 事故の発生)
⑴ 保険契約者、 被保険者ま たは留学継続費用保険金を 受け取る べき 者は、 損失が発生し た
こ と を 知っ た場合は、 次の①から ④ま でに掲げる 事項を 履行し な ければな り ま せん。
① 保険事故の発生の日から その日を 含めて 3�日以内に保険事故発生の状況およ び傷害の
程度を 当会社に通知する こ と 。 こ の場合において 、 当会社が書面によ る 通知も し く は説
明を 求めたと き ま た は扶養者の診断書も し く は死体検案書の提出を 求めた と き は、 こ れ
に応じ な ければな り ま せん。
② 扶養者が搭乗し て いる 航空機ま た は船舶が行方不明と な っ た 場合ま た は遭難し た場合
は、 その航空機ま た は船舶が行方不明と な っ た 日ま たは遭難し た日から その日を 含めて
3�日以内に行方不明ま た は遭難発生の状況を 当会社に書面によ り 通知する こ と 。
③ 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容( 注) について 、 遅滞な く 当会社に通
知し な け ればな り ま せん。
④ ①から ③ま でのほか、 当会社が特に必要と する 書類ま た は証拠と な る も のを 求めた 場
合は、 遅滞な く 、 こ れを 提出し 、 ま た当会社が行う 損害の調査に協力し な ければな り ま
せん。
⑵ 保険契約者、 被保険者ま たは留学継続費用保険金を 受け取る べき 者が正当な 理由がな く
⑴の①から ④ま での規定に違反し た場合、 ま たはその通知も し く は説明について 知っ て い
る 事実を 告げな かっ た 場合も し く は事実と 異な る こ と を 告げた場合は、 当会社は、 それに
よ っ て 当会社が被っ た 損害の額を 差し 引いて 留学継続費用保険金を 支払いま す。
( 注) 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容
既に他の保険契約等から 保険金ま た は共済金の支払を 受け た場合は、 その事実を 含
みま す。
第10条( 保険金の請求)
⑴ こ の特約にかかる 保険金の当会社に対する 保険金請求権は、 扶養者が第2 条( 保険金を
支払う 場合) ⑴の①ま たは②のいずれかに該当する 状態にな っ た 時から 発生し 、 こ れを 行
使する こ と ができ る も のと し ま す。
⑵ こ の特約にかかる 保険金の請求書類は、 次の①ま た は②に掲げる 書類と し ま す。
① 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①の事由によ る 場合
ア . 保険金請求書
イ . 保険証券
ウ . 当会社の定める 傷害状況報告書およ び公の機関( 注1 ) の事故証明書
エ. 死亡診断書ま た は死体検案書
オ. 被保険者の印鑑証明書ま た は旅券
カ . 被保険者の戸籍謄本
キ . 扶養者が被保険者の親族であ っ たこ と を 証明する 書類
ク . 保険事故発生時に、 扶養者が被保険者を 扶養し て いた こ と を 証明する 書類
ケ . 保険事故発生時に、 被保険者が学校に在籍する 学生ま たは生徒であ っ たこ と を 証明
する 書類
コ . 留学継続費用保険金の請求の委任を 証する 書類およ び委任を 受け た 者の印鑑証明書
( 注2 )
サ. その他当会社が普通保険約款第2�条( 保険金の支払時期) ⑴に定める 必要な 事項の
確認を 行う ために欠く こ と のでき な い書類ま たは証拠と し て 保険契約締結の際に当会
社が交付する 書面等において 定めたも の
② 第2 条⑴の②の事由によ る 場合
ア . 保険金請求書
イ . 保険証券
ウ . 当会社の定める 傷害状況報告書およ び公の機関( 注1 ) の事故証明書
エ. 後遺障害の程度を 証明する 医師の診断書
オ. 被保険者の印鑑証明書ま た は旅券
カ . 被保険者の戸籍謄本
157
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
キ . 扶養者が被保険者の親族であ っ た こ と を 証明する 書類
ケ . 保険事故発生時に、 扶養者が被保険者を 扶養し て いたこ と を 証明する 書類
コ . 保険事故発生時に、 被保険者が学校に在籍する 学生ま た は生徒であ っ た こ と を 証明
する 書類
サ. 留学継続費用保険金の請求の委任を 証する 書類およ び委任を 受け た 者の印鑑証明書
( 注2 )
シ . その他当会社が普通保険約款第2�条( 保険金の支払時期) ⑴に定める 必要な 事項の
確認を 行う ために欠く こ と のでき な い書類ま た は証拠と し て 保険契約締結の際に当会
社が交付する 書面等において 定めた も の
( 注1 ) 公の機関
やむを 得な い場合は、 第三者と し ま す。
( 注2 ) 印鑑証明書
留学継続費用保険金の請求を 第三者に委任する 場合と し ま す。
第11条( 当会社の指定する 医師が作成し た 診断書等の要求)
⑴ 当会社は、 第9 条( 事故の発生) の通知ま た は前条の規定によ る 請求を 受け た場合は、
損害の程度の認定その他留学継続費用保険金の支払にあ た り 必要な 限度において 、 保険契
約者、 被保険者ま た は留学継続費用保険金を 受け取る べき 者に対し 当会社の指定する 医師
が作成し た扶養者の診断書ま た は死体検案書の提出を 求める こ と ができ ま す。
⑵ ⑴の規定によ る 診断ま たは死体の検案( 注1 ) のために要し た費用( 注2 ) は、 当会社
が負担し ま す。
( 注1 ) 死体の検案
死体について 、 死亡の事実を 医学的に確認する こ と を いいま す。
( 注2 ) 費用
収入の喪失を 含みま せん。
第12条( 特約の失効)
⑴ 保険契約締結の後、 次の①から ③ま でのいずれかの事由が生じ た場合は、 その事実が発
生し た 時に特約はその効力を 失いま す。
① 当会社が留学継続費用保険金を 支払っ た場合
② 被保険者が独立し て 生計を 営むよ う にな っ た場合
③ 被保険者が特定の個人によ り 扶養さ れな く な っ た場合
⑵ 当会社は、 ⑴の①から ③ま でのいずれかに該当し た場合は未経過期間に対し 日割を も っ
て 計算し た保険料を 返還し ま す。
第13条( 普通保険約款の読み替え )
こ の特約について は、 普通保険約款第6 条( 告知義務) ⑶の③の規定中「 保険事故が発
生する 前に」 と あ る のは「 こ の特約の保険事故ま た はその原因が生じ る 前に」 と 読み替え
て 適用し ま す。
第14条( 重大事由によ る 解除に関する 特則)
当会社は、 普通保険約款第�3条( 重大事由によ る 解除) ⑵、 ⑶、( 注2 ) およ び( 注3 )
の規定を 次のと おり 読み替え 、 ⑷の規定を 追加し て こ の特約に適用し ま す。
「
⑵ 当会社は、 次の①ま た は②のいずれかに該当する 事由があ る 場合は、 保険契約者
に対する 書面によ る 通知を も っ て 、 こ の保険契約( 注2 ) を 解除する こ と ができ ま
す。
① 被保険者が、 ⑴の③ア . から ウ . ま でま たはオ. のいずれかに該当する こ と 。
② 留学継続費用保険金を 受け 取る べき 者が、 ⑴の③ア . から オ. ま でのいずれか
に該当する こ と 。
⑶ ⑴ま たは⑵の規定によ る 解除が保険事故の生じ た 後にな さ れた 場合であ っ て も 、
第�4条( 保険契約解除の効力) の規定にかかわら ず、 ⑴の①から ⑤ま での事由ま た
は⑵の①も し く は②の事由が生じ た時から 解除がな さ れた時ま でに発生し た保険事
故によ る 費用に対し て は、 当会社は、 保険金を 支払いま せん。 こ の場合において 、
既に保険金を 支払っ て いたと き は、当会社は、 その返還を 請求する こ と ができ ま す。
⑷ 保険契約者等( 注3 ) が⑴の③ア . から オ. ま でのいずれかに該当する こ と によ
り ⑴ま たは⑵の規定によ る 解除がな さ れた場合は、 ⑶の規定は、 ⑴の③ア . から オ.
ま でのいずれにも 該当し な い保険契約者等( 注3 ) に生じ た費用について は適用し
158
ま せん。
( 注2 ) 保険契約
⑵の①に該当する 事由があ る 場合はその被保険者に係る 部分、 ⑵の②に該
当する 事由があ る 場合はその留学継続費用保険金を 受け取る べき 者に係る 部
分にかぎ り ま す。
( 注3 ) 保険契約者等
保険契約者、 被保険者ま た は留学継続費用保険金を 受け 取る べき 者を いい
ま す。
」
第15条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款およ びこ の保険契約に付帯さ れた特約の規定を 準用し ま す。
別表
後遺障害等級表
等 級
第1 級
第2 級
第3 級
後
遺
障
保 険 金
支払割合
害
⑴ 両眼が失明し たも の
そ
⑵ 咀し ゃ く およ び言語の機能を 廃し た も の
⑶ 神経系統の機能ま た は精神に著し い障害を 残し 、 常に介護を 要す
るもの
⑷ 胸腹部臓器の機能に著し い障害を 残し 、 常に介護を 要する も の
⑸ 両上肢を ひじ 関節以上で失っ たも の
⑹ 両上肢の用を 全廃し たも の
⑺ 両下肢を ひざ 関節以上で失っ たも の
⑻ 両下肢の用を 全廃し たも の
���%
⑴ 1 眼が失明し 、 他眼の矯正視力( 視力の測定は万国式試視力表に
よ る も のと し ま す。 以下同様と し ま す。) が0 .�2以下にな っ たも の
⑵ 両眼の矯正視力が���2以下にな っ た も の
⑶ 神経系統の機能ま た は精神に著し い障害を 残し 、 随時介護を 要す
るもの
⑷ 胸腹部臓器の機能に著し い障害を 残し 、 随時介護を 要する も の
⑸ 両上肢を 手関節以上で失っ た も の
⑹ 両下肢を 足関節以上で失っ た も の
89%
⑴ 1 眼が失明し 、 他眼の矯正視力が����以下にな っ た も の
そ
⑵ 咀し ゃ く ま た は言語の機能を 廃し た も の
⑶ 神経系統の機能ま た は精神に著し い障害を 残し 、 終身労務に服す
る こ と ができ な いも の
⑷ 胸腹部臓器の機能に著し い障害を 残し 、 終身労務に服する こ と が
でき な いも の
⑸ 両手の手指の全部を 失っ たも の( 手指を 失っ た も のと は、 母指は
指節間関節、 その他の手指は近位指節間関節以上を 失っ たも のを い
いま す。 以下同様と し ま す。)
78%
159
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
第4 級
第5 級
第6 級
160
⑴ 両眼の矯正視力が����以下にな っ た も の
そ
⑵ 咀し ゃ く およ び言語の機能に著し い障害を 残すも の
⑶ 両耳の聴力を 全く 失っ たも の
⑷ 1 上肢を ひじ 関節以上で失っ たも の
⑸ 1 下肢を ひざ 関節以上で失っ たも の
⑹ 両手の手指の全部の用を 廃し たも の( 手指の用を 廃し た も のと は、
手指の末節骨の半分以上を 失い、 ま た は中手指節関節も し く は近位
指節間関節( 母指にあ っ て は指節間関節) に著し い運動障害を 残す
も のを いいま す。 以下同様と し ま す。)
⑺ 両足を リ ス フ ラ ン 関節以上で失っ た も の
�9%
⑴ 1 眼が失明し 、 他眼の矯正視力が���以下にな っ た も の
⑵ 神経系統の機能ま たは精神に著し い障害を 残し 、 特に軽易な 労務
以外の労務に服する こ と ができ な いも の
⑶ 胸腹部臓器の機能に著し い障害を 残し 、 特に軽易な 労務以外の労
務に服する こ と ができ な いも の
⑷ 1 上肢を 手関節以上で失っ たも の
⑸ 1 下肢を 足関節以上で失っ たも の
⑹ 1 上肢の用を 全廃し た も の
⑺ 1 下肢の用を 全廃し た も の
⑻ 両足の足指の全部を 失っ た も の( 足指を 失っ たも のと は、 その全
部を 失っ たも のを いいま す。 以下同様と し ま す。)
59%
⑴ 両眼の矯正視力が���以下にな っ たも の
そ
⑵ 咀し ゃ く ま たは言語の機能に著し い障害を 残すも の
⑶ 両耳の聴力が耳に接し な け れば大声を 解する こ と ができ な い程度
にな っ た も の
⑷ 1 耳の聴力を 全く 失い、 他耳の聴力が4�c m 以上の距離では普通
の話声を 解する こ と ができ な い程度にな っ たも の
せき
⑸ 脊柱に著し い変形ま た は運動障害を 残すも の
⑹ 1 上肢の3 大関節中の2 関節の用を 廃し たも の
⑺ 1 下肢の3 大関節中の2 関節の用を 廃し たも の
⑻ 1 手の5 の手指ま たは母指を 含み4 の手指を 失っ たも の
5�%
第7 級
第8 級
⑴ 1 眼が失明し 、 他眼の矯正視力が0 .6 以下にな っ た も の
⑵ 両耳の聴力が4�c m 以上の距離では普通の話声を 解する こ と がで
き な い程度にな っ たも の
⑶ 1 耳の聴力を 全く 失い、 他耳の聴力が1 m 以上の距離では普通の
話声を 解する こ と ができ な い程度にな っ た も の
⑷ 神経系統の機能ま た は精神に障害を 残し 、 軽易な 労務以外の労務
に服する こ と ができ な いも の
⑸ 胸腹部臓器の機能に障害を 残し 、 軽易な 労務以外の労務に服する
こ と ができ な いも の
⑹ 1 手の母指を 含み3 の手指ま たは母指以外の4 の手指を 失っ た も
の
⑺ 1 手の5 の手指ま た は母指を 含み4 の手指の用を 廃し たも の
⑻ 1 足を リ ス フ ラ ン 関節以上で失っ た も の
⑼ 1 上肢に偽関節を 残し 、 著し い運動障害を 残すも の
⑽ 1 下肢に偽関節を 残し 、 著し い運動障害を 残すも の
⑾ 両足の足指の全部の用を 廃し たも の( 足指の用を 廃し た も のと は、
第1 の足指は末節骨の半分以上、 その他の足指は遠位指節間関節以
上を 失っ た も のま たは中足指節関節も し く は近位指節間関節( 第1
の足指にあ っ て は指節間関節) に著し い運動障害を 残すも のを いい
ま す。 以下同様と し ま す。)
ぼう
⑿ 外貌に著し い醜状を 残すも の
こう
⒀ 両側の睾丸を 失っ た も の
42%
⑴ 1 眼が失明し 、 ま た は1 眼の矯正視力が0 .�2以下にな っ たも の
せき
⑵ 脊柱に運動障害を 残すも の
⑶ 1 手の母指を 含み2 の手指ま たは母指以外の3 の手指を 失っ た も
の
⑷ 1 手の母指を 含み3 の手指ま たは母指以外の4 の手指の用を 廃し
たも の
⑸ 1 下肢を 5 cm 以上短縮し たも の
⑹ 1 上肢の3 大関節中の1 関節の用を 廃し たも の
⑺ 1 下肢の3 大関節中の1 関節の用を 廃し たも の
⑻ 1 上肢に偽関節を 残すも の
⑼ 1 下肢に偽関節を 残すも の
⑽ 1 足の足指の全部を 失っ たも の
34%
161
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
第9 級
第��級
第��級
162
⑴ 両眼の矯正視力が0 .6 以下にな っ たも の
⑵ 1 眼の矯正視力が����以下にな っ た も の
さく
⑶ 両眼に半盲症、 視野狭窄ま たは視野変状を 残すも の
⑷ 両眼のま ぶたに著し い欠損を 残すも の
⑸ 鼻を 欠損し 、 その機能に著し い障害を 残すも の
そ
⑹ 咀し ゃ く およ び言語の機能に障害を 残すも の
⑺ 両耳の聴力が1 m 以上の距離では普通の話声を 解する こ と ができ
な い程度にな っ たも の
⑻ 1 耳の聴力が耳に接し な け れば大声を 解する こ と ができ な い程度
にな り 、 他耳の聴力が1 m 以上の距離では普通の話声を 解する こ と
が困難であ る 程度にな っ たも の
⑼ 1 耳の聴力を 全く 失っ たも の
⑽ 神経系統の機能ま たは精神に障害を 残し 、 服する こ と ができ る 労
務が相当な 程度に制限さ れる も の
⑾ 胸腹部臓器の機能に障害を 残し 、 服する こ と ができ る 労務が相当
な 程度に制限さ れる も の
⑿ 1 手の母指ま たは母指以外の2 の手指を 失っ たも の
⒀ 1 手の母指を 含み2 の手指ま たは母指以外の3 の手指の用を 廃し
たも の
⒁ 1 足の第1 の足指を 含み2 以上の足指を 失っ たも の
⒂ 1 足の足指の全部の用を 廃し たも の
ぼう
⒃ 外貌に相当程度の醜状を 残すも の
⒄ 生殖器に著し い障害を 残すも の
2�%
⑴ 1 眼の矯正視力が0 .1 以下にな っ たも の
⑵ 正面視で複視を 残すも の
そ
⑶ 咀し ゃ く ま たは言語の機能に障害を 残すも の
てつ
⑷ �4歯以上に対し 歯科補綴を 加え た も の
⑸ 両耳の聴力が1 m 以上の距離では普通の話声を 解する こ と が困難
であ る 程度にな っ た も の
⑹ 1 耳の聴力が耳に接し な け れば大声を 解する こ と ができ な い程度
にな っ た も の
⑺ 1 手の母指ま たは母指以外の2 の手指の用を 廃し たも の
⑻ 1 下肢を 3 cm 以上短縮し た も の
⑼ 1 足の第1 の足指ま た は他の4 の足指を 失っ たも の
⑽ 1 上肢の3 大関節中の1 関節の機能に著し い障害を 残すも の
⑾ 1 下肢の3 大関節中の1 関節の機能に著し い障害を 残すも の
2�%
⑴ 両眼の眼球に著し い調節機能障害ま た は運動障害を 残すも の
⑵ 両眼のま ぶたに著し い運動障害を 残すも の
⑶ 1 眼のま ぶたに著し い欠損を 残すも の
てつ
⑷ ��歯以上に対し 歯科補綴を 加え た も の
⑸ 両耳の聴力が1 m 以上の距離では小声を 解する こ と ができ な い程
度にな っ たも の
⑹ 1 耳の聴力が4�cm 以上の距離では普通の話声を 解する こ と がで
き な い程度にな っ た も の
せき
⑺ 脊柱に変形を 残すも の
⑻ 1 手の示指、 中指ま た は環指を 失っ た も の
⑼ 1 足の第1 の足指を 含み2 以上の足指の用を 廃し たも の
⑽ 胸腹部臓器の機能に障害を 残し 、 労務の遂行に相当な 程度の支障
があ る も の
�5%
第�2級
第�3級
第�4級
⑴ 1 眼の眼球に著し い調節機能障害ま た は運動障害を 残すも の
⑵ 1 眼のま ぶた に著し い運動障害を 残すも の
てつ
⑶ 7 歯以上に対し 歯科補綴を 加え たも の
⑷ 1 耳の耳殻の大部分を 欠損し たも の
ろっ
けん こう
⑸ 鎖骨、 胸骨、 肋骨、 肩甲骨ま たは骨盤骨に著し い変形を 残すも の
⑹ 1 上肢の3 大関節中の1 関節の機能に障害を 残すも の
⑺ 1 下肢の3 大関節中の1 関節の機能に障害を 残すも の
⑻ 長管骨に変形を 残すも の
⑼ 1 手の小指を 失っ た も の
⑽ 1 手の示指、 中指ま たは環指の用を 廃し たも の
⑾ 1 足の 第2 の 足指を 失っ た も の、 第2 の 足指を 含み2 の 足指を
失っ たも のま た は第3 の足指以下の3 の足指を 失っ た も の
⑿ 1 足の第1 の足指ま たは他の4 の足指の用を 廃し た も の
⒀ 局部に頑固な 神経症状を 残すも の
ぼう
⒁ 外貌に醜状を 残すも の
��%
⑴ 1 眼の矯正視力が0 .6 以下にな っ た も の
さく
⑵ 1 眼に半盲症、 視野狭窄ま た は視野変状を 残すも の
⑶ 正面視以外で複視を 残すも の
⑷ 両眼のま ぶた の一部に欠損を 残し ま た はま つげはげを 残すも の
てつ
⑸ 5 歯以上に対し 歯科補綴を 加え たも の
⑹ 胸腹部臓器の機能に障害を 残すも の
⑺ 1 手の小指の用を 廃し た も の
⑻ 1 手の母指の指骨の一部を 失っ たも の
⑼ 1 下肢を 1 cm 以上短縮し たも の
⑽ 1 足の第3 の足指以下の1 ま たは2 の足指を 失っ た も の
⑾ 1 足の第2 の足指の用を 廃し たも の、 第2 の足指を 含み2 の足指
の用を 廃し たも のま た は第3 の足指以下の3 の足指の用を 廃し た も
の
7 %
⑴ 1 眼のま ぶた の一部に欠損を 残し 、 ま た はま つげはげを 残すも の
てつ
⑵ 3 歯以上に対し 歯科補綴を 加え たも の
⑶ 1 耳の聴力が1 m 以上の距離では小声を 解する こ と ができ な い程
度にな っ た も の
⑷ 上肢の露出面に手のひら の大き さ の醜いあ と を 残すも の
⑸ 下肢の露出面に手のひら の大き さ の醜いあ と を 残すも の
⑹ 1 手の母指以外の手指の指骨の一部を 失っ たも の
⑺ 1 手の母指以外の手指の遠位指節間関節を 屈伸する こ と ができ な
く なっ たも の
⑻ 1 足の第3 の足指以下の1 ま たは2 の足指の用を 廃し たも の
⑼ 局部に神経症状を 残すも の
4 %
注1 上肢、 下肢、 手指およ び足指の障害の規定中「 以上」 と はその関節よ り 心臓に近い部
分を いいま す。
163
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
注2 関節等の説明図
手
示指
骨
母指
んこう
上
肢
の
3
大
関
節
肩関
肩甲骨
っ
末節骨
肋骨
指節間関節
き
ひじ関
中指
環指
末節骨
骨
小指
遠位指節間関節
近位指節間関節
中手指節関節
中手指節関節
脊 柱
手関
長管骨
股関
下
肢
の
3
大
関
節
骨盤骨
ひざ関
足
第2の足指
第3の足指
第1の足指
遠位指節間関節
末節骨
近位指節間関節
指節間関節
リスフラン関節
中足指節関節
足関
家族旅行特約
第1 章 用語の定義条項
第1 条( 用語の定義)
⑴ こ の特約において 、 次の用語の意味は、 それぞれ次の定義によ り ま す。
用 語
家族
定 義
第2 章総則第1 条( 被保険者の範囲) ①から ④ま でのいずれかに該当
する 者を いいま す。
責任期間
保険期間中で、 かつ、 旅行行程中を いいま す。
本人
保険証券の本人欄に記載の者を いいま す。
未婚
こ れま でに婚姻歴がな いこ と を いいま す。
⑵ 第��章救援者費用等補償特約が付帯さ れる 場合の取扱いにおいて 、 次の用語の意味は、
それぞれ次の定義によ り ま す。
用 語
救援者
現地
164
定 義
被災者( 注1 ) の捜索( 注2 )、 看護ま た は事故処理を 行う た めに現
地へ赴く 被保険者の親族( 注3 ) を いいま す。
( 注1 ) 被災者
救援者費用等補償特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の②
に該当する 場合は、継続し て 3 日以上入院し た 者にかぎ り ま す。
( 注2 ) 捜索
捜索、 救助ま たは移送を いいま す。
( 注3 ) 親族
こ れら の者の代理人を 含みま す。 ただし 、 付添者を 除き ま す。
事故発生地、 被災者の収容地ま たは被保険者の勤務地を いいま す。
付添者
被災者以外の被保険者を いいま す。
被災者
救援者費用等補償特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①から ④ま
でのいずれかに該当し た被保険者を いいま す。
⑶ 第��章治療・ 救援費用補償特約が付帯さ れる 場合の取扱いにおいて 、 次の用語の意味は、
それぞれ次の定義によ り ま す。
用 語
救援者
定 義
被災者( 注1 ) の捜索( 注2 )、 看護ま た は事故処理を 行う た めに現
地へ赴く 被保険者の親族( 注3 ) を いいま す。
( 注1 ) 被災者
治療・ 救援費用補償特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の
③に該当する 場合は、 継続し て 3 日以上入院し た 者にかぎ り ま
す。
( 注2 ) 捜索
捜索、 救助ま たは移送を いいま す。
( 注3 ) 親族
こ れら の者の代理人を 含みま す。た だし 、 付添者を 除き ま す。
現地
事故発生地、 被災者の収容地ま た は被保険者の勤務地を いいま す。
付添者
被災者以外の被保険者を いいま す。
被災者
治療・ 救援費用補償特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の③から ⑤
ま でのいずれかに該当し た被保険者を いいま す。
第2 章 総則
第1 条( 被保険者の範囲)
こ の特約によ り 、 普通保険約款およ びこ れに付帯さ れる 特約における 被保険者は、 普通
保険約款第1 条( 用語の定義) の表の被保険者の規定にかかわら ず、 保険証券記載の次の
①から ④ま でのいずれかに該当する 者と し ま す。
① 本人
② 本人の配偶者( 注)
③ 本人ま たは配偶者( 注) と 生計を 共にする 同居の親族
④ 本人ま たは配偶者( 注) と 生計を 共にする 別居の未婚の子
( 注) 配偶者
本人と 婚姻の届出を 予定し て いる 者を 含みま す。
第3 章 傷害死亡保険金支払特約が付帯さ れる 場合の取扱い
第1 条( 傷害死亡保険金の削減)
⑴ 当会社は、 保険契約締結時に、 被保険者が家族でな かっ た 場合は、 その傷害に対し 、 次
の割合によ り 、 傷害死亡保険金を 削減し て 、 支払いま す。
領収し た 保険料
家族旅行特約を 付帯し な い場合の
保険契約者が支払う べき 保険料
⑵ ⑴の規定が傷害死亡保険金支払特約第3 条( 保険金の削減) の規定と 重複し て 適用さ れ
る 場合は、 ⑴の規定は同条の規定を 適用し た後の傷害死亡保険金に対し て 適用し ま す。
165
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
第4 章 傷害後遺障害保険金支払特約( 後遺障害等級表型) ま た は
傷害後遺障害保険金支払特約( 後遺障害保険金支払区分表型)
が付帯さ れる 場合の取扱い
第1 条( 傷害後遺障害保険金の削減)
⑴ 当会社は、 保険契約締結時に、 被保険者が家族でな かっ た場合は、 その傷害に対し 、 次
の割合によ り 、 傷害後遺障害保険金を 削減し て 、 支払いま す。
領収し た保険料
家族旅行特約を 付帯し な い場合の
保険契約者が支払う べき 保険料
⑵ ⑴の規定が傷害後遺障害保険金支払特約( 後遺障害等級表型) 第3 条( 保険金の削減)
の規定と 重複し て 適用さ れる 場合は、 ⑴の規定は同条の規定を 適用し た 後の傷害後遺障害
保険金に対し て 適用し ま す。
⑶ ⑴の規定が傷害後遺障害保険金支払特約( 後遺障害保険金支払区分表型) 第3 条( 保険
金の削減) の規定と 重複し て 適用さ れる 場合は、 ⑴の規定は同条の規定を 適用し た後の傷
害後遺障害保険金に対し て 適用し ま す。
第5 章 傷害治療費用補償特約が付帯さ れる 場合の取扱い
第1 条( 傷害治療費用保険金額の削減)
⑴ 当会社は、 保険契約締結時に、 被保険者が家族でな かっ た場合は、 その傷害に対し 、 次
の割合によ り 、 傷害治療費用保険金額を 削減し て 、 支払いま す。
領収し た保険料
家族旅行特約を 付帯し な い場合の
保険契約者が支払う べき 保険料
⑵ ⑴の規定が傷害治療費用補償特約第3 条( 保険金額の削減) の規定と 重複し て 適用さ れ
る 場合は、 ⑴の規定は同条の規定を 適用し た後の傷害治療費用保険金額に対し て 適用し ま
す。
第6 章 疾病治療費用補償特約が付帯さ れる 場合の取扱い
第1 条( 疾病治療費用保険金額の削減)
⑴ 当会社は、 保険契約締結時に、 被保険者が家族でな かっ た場合は、 その疾病治療に対し 、
次の割合によ り 、 疾病治療費用保険金額を 削減し て 、 支払いま す。
領収し た保険料
家族旅行特約を 付帯し な い場合の
保険契約者が支払う べき 保険料
⑵ ⑴の規定が疾病治療費用補償特約第3 条( 保険金額の削減) の規定と 重複し て 適用さ れ
る 場合は、 ⑴の規定は同条の規定を 適用し た後の疾病治療費用保険金額に対し て 適用し ま
す。
第7 章 疾病死亡保険金支払特約が付帯さ れる 場合の取扱い
第1 条( 疾病死亡保険金の削減)
⑴ 当会社は、 保険契約締結時に、 被保険者が家族でな かっ た場合は、 その疾病死亡に対し 、
次の割合によ り 、 疾病死亡保険金を 削減し て 、 支払いま す。
領収し た保険料
家族旅行特約を 付帯し な い場合の
保険契約者が支払う べき 保険料
166
⑵ ⑴の規定が疾病死亡保険金支払特約第3 条( 保険金の削減) の規定と 重複し て 適用さ れ
る 場合は、 ⑴の規定は同条の規定を 適用し た後の疾病死亡保険金に対し て 適用し ま す。
第8 章 賠償責任補償特約が付帯さ れる 場合の取扱い
第1 条( 個別適用)
賠償責任補償特約の規定は、 同特約第6 条( 保険金の支払額) の規定を 除き 、 それぞれ
の被保険者ご と に適用し ま す。
第9 章 携行品損害補償特約が付帯さ れる 場合の取扱い
第1 条( 個別適用)
携行品損害補償特約の規定は、 同特約第6 条( 保険金の支払額) の規定を 除き 、 それぞ
れの被保険者ご と に適用し ま す。
第10章 救援者費用等補償特約が付帯さ れる 場合の取扱い
第1 条( 個別適用)
救援者費用等補償特約の規定は、 同特約第4 条( 保険金額の削減)、 同特約第7 条( 当
会社の責任限度額) およ び同特約第8 条( 保険料の取扱い-職業ま たは職務の変更に関す
る 通知義務の場合) ⑵の規定を 除き 、 それぞれの被保険者ご と に適用し ま す。
第2 条( 救援者費用等補償特約の読み替え )
こ の特約について は、 救援者費用等補償特約を 次のと おり 読み替え て 適用し ま す。
① 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の②を 次のと おり 読み替え ま す。
「
② 被保険者が入院し た場合で、 次のア . ま た はイ . のいずれかに該当し たと き 。
ア . 責任期間中に被っ た 傷害を 直接の原因と し て 入院( 注1 ) し た場合。 ただし 、
次条②ア .、 ③ア .、 ④、 ⑤およ び⑥ア . の費用を 支払う のは、 継続し て 3 日以
上入院し た 場合にかぎ り ま す。
イ . 責任期間中に発病し 、 かつ、 治療を 開始し た疾病( 注2 ) を 直接の原因と し
て 入院( 注1 ) し た場合。 ただし 、 次条②ア .、 ③ア .、 ④、 ⑤およ び⑥ア . の
費用を 支払う のは、 継続し て 3 日以上入院し た場合にかぎ り ま す。
」
② 第3 条( 費用の範囲) を 次のと おり 読み替え ま す。
「
第3 条( 費用の範囲)
前条⑴の費用と は、 次の①から ⑥ま でに掲げる も のを いいま す。 ただし 、 次の
①から ⑥ま でに掲げる 費用のう ち 、 傷害治療費用補償特約第2 条( 保険金を 支払
う 場合) ⑴ま たは疾病治療費用補償特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑵によ り
支払われる 費用があ る 場合は、 そ の額を 控除し ま す。
① 捜索救助費用
遭難し た 被保険者を 捜索( 注1 ) する 活動に要し た 費用のう ち 、 こ れら の活
動に従事し た者の中から の請求に基づいて 支払っ た費用を いいま す。
② 航空運賃等交通費
航空運賃等交通費と は、 次のア . ま たはイ . のいずれかに掲げる も のを いい
ま す。
ア . 救援者の現地ま での船舶、 航空機等の往復運賃を いい、 被災者1 名につき
救援者3 名分を 限度と し ま す。 ただし 、 前条⑴の④の場合において 、 被災者
の生死が判明し た後ま た は被災者の緊急な 捜索( 注1 ) も し く は救助活動が
終了し た 後に現地に赴く 救援者にかかる 費用は除き ま す。
イ . 前条⑴の①から ④ま でのいずれかに該当し た こ と によ り 、 当初の旅行行程
を 離脱し た場合において 、 付添者が当初の旅行行程に復帰する ためま たは直
接帰国( 注2 ) する ために、 被保険者が現実に支出し た付添者の船舶、 航空
機等の運賃を いいま す。 ただし 、 こ れによ り 被保険者が払戻し を 受けた金額
ま たは被保険者が負担する こ と を 予定し て いた 金額について は費用の額から
控除し ま す。
③ 宿泊施設の客室料
167
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
宿泊施設の客室料と は、 次のア . ま た はイ . のいずれかに掲げる も のを いい
ま す。
ア . 現地およ び現地ま での行程における 救援者の宿泊施設の客室料を いい、 被
災者1 名につき 救援者3 名分を 限度と し 、 かつ、 救援者1 名につき �4日分を
限度と し ま す。 た だし 、 前条⑴の④の場合において 、 被災者の生死が判明し
た後ま たは被災者の緊急な 捜索( 注1 ) も し く は救助活動が終了し た後に現
地に赴く 救援者にかかる 費用は除き ま す。
イ . 前条⑴の①から ④ま でのいずれかに該当し たこ と によ り 、 当初の旅行行程
を 離脱し た場合において、 付添者が捜索( 注1 )、 看護ま たは事故処理を 行う
ために、 被保険者が現実に支出し た付添者の当初の旅行行程に復帰する ま で
ま たは直接帰国( 注2 ) する ま での宿泊施設の客室料を いい、 �4日分を 限度
と し ま す。 ただし 、 こ れによ り 被保険者が払戻し を 受け た 金額ま たは被保険
者が負担する こ と を 予定し て いた 金額について は費用の額から 控除し ま す。
④ 移送費用
死亡し た被災者を 現地から 保険証券記載の被保険者の住所に移送する た めに
要し た遺体輸送費用ま た は治療を 継続中の被災者を 現地から 保険証券記載の被
保険者の住所も し く はその住所の属する 国の病院も し く は診療所へ移転する た
めに要し た移転費( 注3 ) を いいま す。 ただし 、 被災者が払戻し を 受けた 帰国
のための運賃ま たは被災者が負担する こ と を 予定し て いた 帰国のた めの運賃は
こ の費用の額から 控除し ま す。
⑤ 遺体処理費用
死亡し た被災者の火葬費用、遺体の防腐処理費用等の遺体の処理費用を いい、
被災者1 名につき ���万円を 限度と し ま す。 な お、 花代、 読経代およ び式場費
等の葬儀費用等遺体の処理と は直接関係がな い費用は含みま せん。
⑥ 諸雑費
諸雑費と は、 次のア . ま たはイ . のいずれかに掲げる も のを いい、 合計し て 、
4�万円を 限度と し ま す。
ア . 救援者の渡航手続費( 注4 ) な ら びに救援者が現地において 支出し た 交通
費、 被災者の入院ま た は救援に必要な 身の回り 品購入費およ び国際電話料等
通信費等
イ . 被保険者が現地において 支出し た交通費、 被災者の入院ま たは救援に必要
な 身の回り 品購入費およ び国際電話料等通信費等
( 注1 ) 捜索
捜索、 救助ま た は移送を いいま す。
( 注2 ) 直接帰国
最終目的地への到着を いいま す。
( 注3 ) 移転費
治療のため医師ま た は職業看護師が付添う こ と を 要する 場合は、 その
費用を 含みま す。 た だし 、 貸切航空便によ る 運送を 含む不定期航空運送
のチャ ータ ー料金は、 治療上の必要によ り 定期航空運送によ る 移送が困
難であ る と 医師が認めた場合にかぎ り 費用の範囲に含めま す。
( 注4 ) 渡航手続費
旅券印紙代、 査証料、 予防接種料等を いいま す。
」
第11章 治療・ 救援費用補償特約が付帯さ れる 場合の取扱い
第1 条( 治療・ 救援費用保険金額の削減)
⑴ 当会社は、 保険契約締結時に、 被保険者が家族でな かっ た場合は、 その負担し た費用に
対し 、 次の割合によ り 、 治療・ 救援費用保険金額を 削減し て 、 支払いま す。
領収し た保険料
家族旅行特約を 付帯し な い場合の
保険契約者が支払う べき 保険料
168
⑵ ⑴の規定が治療・ 救援費用補償特約第4 条( 保険金額の削減) ⑴ま た は⑵の規定と 重複
し て 適用さ れる 場合は、 ⑴の規定は同条の規定を 適用し た後の治療・ 救援費用保険金額に
対し て 適用し ま す。
第2 条( 治療・ 救援費用補償特約の読み替え )
こ の特約によ り 、 治療・ 救援費用補償特約を 次のと おり 読み替え て 適用し ま す。
① 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の③を 次のと おり 読み替え ま す。
「
③ 被保険者が入院し た場合で、 次のア . ま た はイ . のいずれかに該当し たと き 。
ア . 責任期間中に被っ た 傷害を 直接の原因と し て 入院( 注5 ) し た場合。 ただし 、
次条⑴の④イ .、 エ.、 カ .、 キ . およ びク . の費用な ら びにケ . に規定する 救
援者の渡航手続費およ び救援者の支出し た 費用を 支払う のは、 継続し て 3 日以
上入院( 注5 ) し た場合にかぎ り ま す。
イ . 責任期間中に発病し 、 かつ、 治療を 開始し た疾病( 注6 ) を 直接の原因と し
て 入院( 注5 ) し た場合。 ただし 、 次条⑴の④イ .、 エ.、 カ .、 キ . およ びク .
の費用な ら びにケ . に規定する 救援者の渡航手続費およ び救援者の支出し た 費
用を 支払う のは、 継続し て 3 日以上入院( 注5 ) し た 場合にかぎ り ま す。
」
② 第3 条( 費用の範囲) ⑴の④を 次のと おり 読み替え ま す。
「
④ 被保険者が前条⑴の③から ⑤ま でのいずれかに該当し たこ と によ り 、 被保険者
等が負担し た 次のア . から ケ . ま でに掲げる 費用のう ち 、 被保険者等が現実に支
出し た 金額
ア . 遭難し た 被保険者を 捜索( 注9 ) する 活動に要し た 費用のう ち 、 こ れら の活
動に従事し た者の中から の請求に基づいて 支払っ た費用
イ . 救援者の現地ま での船舶、 航空機等の往復運賃。 た だし 、 被災者1 名につき
救援者3 名分を 限度と し 、 被災者が前条⑴の④イ . に該当し た 場合において 、
被災者の生死が判明し た後ま た は被災者の緊急な 捜索( 注9 ) も し く は救助活
動が終了し た後に現地に赴く 救援者にかかる 費用は除き ま す。
ウ . 当初の旅行行程を 離脱し た場合において 、 付添者が当初の旅行行程に復帰す
る た めま た は直接帰国( 最終目的地への到着を いいま す。 以下④において 同様
と し ま す。) する た めに、 被保険者が現実に支出し た 付添者の船舶、 航空機等
の運賃。 た だし 、 こ れによ り 被保険者が払戻し を 受け た金額ま た は被保険者が
負担する こ と を 予定し て いた金額について は費用の額から 控除し ま す。
エ. 現地およ び現地ま での行程における 救援者の宿泊施設の客室料。 た だし 、 被
災者1 名につき 救援者3 名分を 限度と し 、 かつ、 救援者1 名につき �4日分を 限
度と し ま す。 ま た、 被災者が前条⑴の④イ . に該当し た場合において 、 被災者
の生死が判明し た後ま たは被災者の緊急な 捜索( 注9 ) も し く は救助活動が終
了し た後に現地に赴く 救援者にかかる 費用は除き ま す。
オ. 当初の旅行行程を 離脱し た 場合において 、 付添者が捜索( 注9 )、 看護ま た
は事故処理を 行う ために、 被保険者が現実に支出し た 付添者の当初の旅行行程
に復帰する ま でま たは直接帰国する ま での宿泊施設の客室料を いい、 �4日分を
限度と し ま す。 ただし 、 こ れによ り 被保険者が払戻し を 受け た 金額ま たは被保
険者が負担する こ と を 予定し て いた金額について は費用の額から 控除し ま す。
カ . 治療を 継続中の被災者を 現地から 保険証券記載の被保険者の住所ま たはその
住所の属する 国の病院も し く は診療所へ移転する ために要し た 移転費( 注4 )。
ただし 、 被災者が払戻し を 受け た帰国のた めの運賃ま たは被災者が負担する こ
と を 予定し て いた帰国のた めの運賃およ び①ま た は③によ り 支払われる べき 費
用はこ の費用の額から 控除し ま す。
キ . 死亡し た被災者の火葬費用、 遺体防腐処理費用等の遺体の処理費用。 ただし 、
被災者1 名につき ���万円を 限度と し 、 花代、 読経代およ び式場費等の葬儀費
用等遺体の処理と は直接関係がな い費用は含みま せん。
ク . 死亡し た 被災者を 現地から 保険証券記載の被保険者の住所に移送する ために
要し た遺体輸送費用。 ただし 、 被災者の法定相続人が払戻し を 受けた 帰国のた
めの運賃ま たは被災者が負担する こ と を 予定し て いた 帰国のた めの運賃はこ の
169
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
費用の額から 控除し ま す。
ケ . 救援者の渡航手続費( 注��) な ら びに救援者ま た は被保険者が現地において
支出し た 交通費、 被災者の入院も し く は救援に必要な 身の回り 品購入費およ び
国際電話料等通信費等。 た だし 、 4�万円を 限度と し 、 ②の費用は除き ま す。
」
第12章 入院一時金支払特約が付帯さ れる 場合の取扱い
第1 条( 入院一時金の削減)
⑴ 当会社は、 保険契約締結時に、 被保険者が家族でな かっ た場合は、 その傷害ま たは疾病
に対し 、 次の割合によ り 、 入院一時金を 削減し ま す。
領収し た保険料家族旅行特約を 付帯し な い場合の保険契約者が支払う べき 保険料
⑵ ⑴の規定が入院一時金支払特約第3 条( 保険金の削減) の規定と 重複し て 適用さ れる 場
合は、 ⑴の規定は同条の規定を 適用し た 後の入院一時金に対し て 適用し ま す。
第13章 航空機寄託手荷物遅延等費用補償特約が付帯さ れる 場合の取扱い
第1 条( 個別適用)
航空機寄託手荷物遅延等費用補償特約の規定は、 同特約第2 条( 保険金を 支払う 場合)
⑵の規定を 除き 、 それぞれの被保険者ご と に適用し ま す。
第14章 旅行変更費用補償特約が付帯さ れる 場合の取扱い
第1 条( 個別適用)
旅行変更費用補償特約の規定は、 同特約第7 条( 当会社の責任限度額) の規定を 除き 、
それぞれの被保険者ご と に適用し ま す。
第15章 基本条項
第1 条( 保険責任期間の延長)
⑴ 普通保険約款第5 条( 保険責任の始期およ び終期) ⑴の規定にかかわら ず、 被保険者の
旅行の最終目的地への到着が保険期間の末日の午後�2時ま でに予定さ れて いる にも かかわ
ら ず、 被保険者が次の①から ④ま でのいずれかに該当し た こ と によ り 遅延し た 場合は、 保
険責任の終期は、 その事由によ り 到着が通常遅延する と 認めら れる 期間で、 かつ、 7 日間
を 限度と し て 延長さ れる も のと し ま す。
① 被保険者が死亡し た 場合で、 次のア . から エ. ま でのいずれかに該当し た 場合
ア . 責任期間に被っ た 傷害を 直接の原因と し て 、 傷害の原因と な っ た 事故の発生の日か
ら その日を 含めて �8�日以内に死亡し た場合
イ . 疾病ま たは妊娠、 出産、 早産も し く は流産を 直接の原因と し て 責任期間中に死亡し
た 場合
ウ . 責任期間中に発病し た疾病を 直接の原因と し て 責任期間が終了し た 日から その日を
含めて 3�日以内に死亡し た 場合。 た だし 、 責任期間中に治療を 開始し 、 かつ、 その後
も 引き 続き 治療を 受けて いた場合にかぎ り ま す。
エ. 責任期間中に被保険者が自殺行為を 行っ た 日から そ の日を 含めて �8�日以内に死亡
し た 場合
② 被保険者が入院し た 場合で、 次のア . ま た はイ . のいずれかに該当し たと き 。
ア . 責任期間中に被っ た傷害を 直接の原因と し て 入院( 注1 ) し た 場合
イ . 責任期間中に発病し た疾病( 注2 ) を 直接の原因と し て 入院( 注1 ) し た場合。 た
だし 、 責任期間中に治療を 開始し て いた場合にかぎ り ま す。
③ 責任期間中に被保険者が搭乗し て いる 航空機も し く は船舶が行方不明にな っ た場合も
し く は遭難し た場合ま たは被保険者が山岳登はん( 注3 ) 中に遭難し た 場合。 な お、 山
岳登はん( 注3 ) 中の被保険者の遭難が明ら かでな い場合において 、 被保険者が下山予
定期日後48時間を 経過し て も 下山し な かっ た と き は、 保険契約者ま た は被保険者の親族
も し く はこ れら に代わる 者が次のア . から ウ . ま でに掲げる も ののいずれかに対し て 、
被保険者の捜索を 依頼し たこ と を も っ て 、 遭難が発生し たも のと みな し ま す。
ア . 警察その他の公的機関
イ . サルベージ 会社ま たは航空会社
ウ . 遭難救助隊
170
④ 責任期間中に急激かつ偶然な 外来の事故によ っ て 被保険者の生死が確認でき な い場合
ま た は緊急な 捜索・ 救助活動を 要する 状態と な っ た こ と が警察等の公的機関によ り 確認
さ れた場合
⑵ ⑴の①ま たは②における 発病の認定は、 医師の診断によ り ま す。
⑶ ⑴において 、 被保険者が保険期間の末日の翌日から 7 日以内に旅行の最終目的地へ到着
し た場合は、 その被保険者に対する 当会社の保険責任は、 その被保険者が住居( 注4 ) に
帰着し た時に終わり ま す。
( 注1 ) 入院
他の病院ま た は診療所に移転し た 場合は、 移転のた めに要し た 期間は入院中と み
な し ま す。 ただし 、 その移転について 治療のた め医師が必要と 認めた 場合にかぎ り
ま す。
( 注2 ) 疾病
妊娠、 出産、 早産ま たは流産に起因する 疾病およ び歯科疾病を 含みま せん。
( 注3 ) 山岳登はん
ピ ッ ケ ル、 ア イ ゼン 、 ザイ ル、 ハン マー等の登山用具を 使用する も のを いいま す。
( 注4 ) 住居
被保険者が入院し た最終目的国の病院ま たは診療所を 含みま す。
第2 条( こ の保険契約の失効)
保険契約締結の後、 被保険者が死亡し 、 第2 章総則第1 条( 被保険者の範囲) に規定す
る 被保険者がいな く な っ た 場合は、 その事実が発生し た時に保険契約はその効力を 失いま
す。
第3 条( 保険料の取扱い‐ 失効の場合)
第2 条( こ の保険契約の失効) の規定によ り 、 こ の保険契約が失効と な る 場合は、 当会
社は、 未経過期間に対し 日割を も っ て 計算し た保険料を 返還し ま す。
第4 条( 普通保険約款の適用除外)
普通保険約款第��条( 保険契約の失効) およ び同第�7条( 保険料の取扱い‐ 失効の場合)
の規定は適用し ま せん。
第5 条( 重大事由によ る 解除に関する 特則)
傷害死亡保険金支払特約、 傷害後遺障害保険金支払特約( 後遺障害等級表型)、 傷害後
遺障害保険金支払特約( 後遺傷害保険金支払区分表型)、 傷害治療費用補償特約、 疾病治
療費用補償特約、 疾病死亡保険金支払特約、 治療・ 救援費用補償特約およ び入院一時金支
払特約が付帯さ れる 場合は、 普通保険約款第�3条( 重大事由によ る 解除) ⑵、 ⑶およ び( 注
2 ) から ( 注4 ) ま での規定を 次のと おり 読み替え 、 こ の特約に適用し ま す。
「
⑵ 当会社は、 次の①から ④ま でのいずれかに該当する 事由があ る 場合は、 保険契約
者に対する 書面によ る 通知を も っ て 、 こ の保険契約( 注2 ) を 解除する こ と ができ
ま す。
① 本人が、 ⑴の③ア . から ウ . ま でま た はオ. のいずれかに該当する こ と 。
② 本人以外の被保険者が、 ⑴の③ア . から ウ . ま でま た はオ. のいずれかに該当
する こ と 。
③ 被保険者に生じ た損害等に対し て 支払う 保険金を 受け 取る べき 者が、 保険契約
者に死亡保険金受取人と し て 定めら れて いた 場合で、 ⑴の③ア . から オ. ま での
いずれかに該当する こ と 。
④ 被保険者に生じ た損害等に対し て 支払う 保険金を 受け 取る べき 者が、 保険契約
者に死亡保険金受取人と し て 定めら れて いな かっ た 場合で、 ⑴の③ア . から ウ .
ま でま たはオ. のいずれかに該当する こ と 。
⑶ ⑴ま た は⑵の規定によ る 解除が保険事故
( 注3 )の生じ た 後にな さ れた場合であ っ
て も 、 第�4条( 保険契約解除の効力) の規定にかかわら ず、 ⑴の①から ⑤ま での事
由ま たは⑵の①から ④ま での事由が生じ た 時から 解除がな さ れた 時ま でに発生し た
保険事故( 注3 ) によ る 損害等に対し て は、 当会社は、 保険金( 注4 ) を 支払いま
せん。 こ の場合において 、 既に保険金( 注4 ) を 支払っ て いたと き は、 当会社は、
その返還を 請求する こ と ができ ま す。
( 注2 ) 保険契約
⑵の①ま た は③の事由があ る 場合は、 その家族に係る 部分にかぎ り 、 ⑵の
171
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
②ま た は④の事由があ る 場合は、 その被保険者に係る 部分にかぎ り ま す。
( 注3 ) 保険事故
⑵の①の規定によ る 解除がな さ れた 場合は、 その家族に生じ た 保険事故を
いい、 ⑵の②から ④ま での規定によ る 解除がな さ れた場合は、 その被保険者
に生じ た保険事故を いいま す。
( 注4 ) 保険金
⑵の③ま たは④の規定によ る 解除がな さ れた場合は、 保険金を 受け取る べ
き 者のう ち 、 ⑴の③ア . から オ. ま でのいずれかに該当する 者の受け取る べ
き 金額にかぎ り ま す。
」
第6 条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款およ びこ の保険契約に付帯さ れた 特約の規定を 準用し ま す。
数次海外旅行者に関する 特約
第1 条( 保険金を 支払う 場合)
⑴ 当会社は、 被保険者が保険期間中に2 回以上の海外旅行を 行う 場合にも 、 その全て の海
外旅行に対し て 、 こ の保険契約に基づいて 保険金を 支払いま す。
⑵ 当会社は、 保険期間中でも 旅行行程中以外の期間について は保険責任は負いま せん。
第2 条( 特約の取扱い)
こ の保険契約に付帯さ れて いる 特約は、 次の①から ④ま でのと おり 取り 扱う も のと し ま
す。
① 疾病治療費用補償特約は次のア . から ウ . ま でのと おり 読み替え て 適用し ま す。
ア . 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①の規定中「 直接の原因と し て 責任期間」 と あ
る のは「 直接の原因と し て その責任期間」、 同条⑴の①イ . の規定中「 責任期間中に」
と あ る のは「 その責任期間中に」、 同条⑴の②の規定中「 責任期間が終了し た日から 」
と あ る のは「 その責任期間が終了し た日から 」
イ . 第9 条( 保険金の請求) ⑵の③の規定中「 責任期間終了後72時間を 経過する ま でに」
と あ る のは「 その責任期間終了後72時間を 経過する ま でに」、 同条⑵の④の規定中「 責
任期間が終了し た日から 」 と あ る のは「 その責任期間が終了し た 日から 」
ウ . 第�2条( 普通保険約款の読み替え ) の規定中「 責任期間開始前ま た は責任期間終了
後」 と あ る のは「 その責任期間開始前ま た はその責任期間終了後」
② 疾病死亡保険金支払特約は次のア . ま たはイ . のと おり 読み替え て 適用し ま す。
ア . 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の②の規定中「 責任期間が終了し た日から 」 と あ
る のは「 その責任期間が終了し た日から 」、「 責任期間終了後72時間を 経過する ま でに」
と あ る のは「 そ の責任期間終了後72時間を 経過する ま でに」、 同条⑴の②イ . の規定
中「 責任期間中に発生し た も の」 と あ る のは「 その責任期間中に発生し た も の」、 同
条⑴の③の規定中「 責任期間が終了し た日から 」 と あ る のは「 その責任期間が終了し
た 日から 」
イ . 第9 条( 保険金の請求) ⑵の⑦の規定中「 責任期間終了後72時間を 経過する ま でに」
と あ る のは「 その責任期間終了後72時間を 経過する ま でに」
③ 救援者費用等補償特約について は、 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①ウ . の規定
中「 責任期間が終了し た日から 」 と あ る のは「 その責任期間が終了し た 日から 」、「 責任
期間中に」 と あ る のは「 その責任期間中に」、 同条⑴の②イ . の規定中「 責任期間中に」
と あ る のは「 その責任期間中に」 と 読み替え て 適用し ま す。
④ 治療・ 救援費用補償特約は次のア . から ウ . ま でのと おり 読み替え て 適用し ま す。
ア . 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の②の規定中「 直接の原因と し て 責任期間」 と あ
る のは「 直接の原因と し て その責任期間」、 同条⑴の②イ . の規定中「 責任期間中に」
と あ る のは「 そ の責任期間中に」、 同条⑴の③イ . の規定中「 責任期間中に」 と あ る
のは「 そ の責任期間中に」、 同条⑴の⑤ウ . の規定中「 責任期間が終了し た 日から 」
と あ る のは「 その責任期間が終了し た日から 」、「 責任期間中に」 と あ る のは「 その責
任期間中に」、 同条( 注4 ) の規定中「 責任期間が終了し た 日から 」 と あ る のは「 そ
の責任期間が終了し た日から 」
イ . 第�4条( 保険金の請求) ⑵の⑥の規定中「 責任期間終了後72時間を 経過する ま でに」
172
と あ る のは「 その責任期間終了後72時間を 経過する ま でに」、「 責任期間が終了し た 日
から 」 と あ る のは「 その責任期間が終了し た 日から 」
ウ . 第�7条( 普通保険約款の読み替え ) の規定中「 責任期間開始前ま た は責任期間終了
後」 と あ る のは「 その責任期間開始前ま たはその責任期間終了後」
一時帰国中補償特約
⑴ 当会社は、 保険期間の中途において 被保険者が一時的に帰国する 場合は、 次の①ま た は
②のいずれかに該当する 期間も 旅行行程中と みな し 、こ の保険契約に基づく 保険金( 注1 )
を 支払いま す。
① 被保険者が外国為替及び外国貿易法( 昭和24年法律第228号) に規定する 居住者であ
る 場合は、 帰国し た 日( 注2 ) の翌日から 起算し て 3�日間
② 被保険者が外国為替及び外国貿易法に規定する 非居住者であ る 場合は、帰国し た日
( 注
2 ) の翌日から 起算し て 9�日間
⑵ ⑴に規定する 期間を 経過し た後に被保険者が海外渡航を する 場合は、 出国手続を 完了し
た時から 旅行行程が再開する も のと し ま す。
( 注1 ) 保険金
傷害死亡保険金支払特約に基づく 傷害死亡保険金、 傷害後遺障害保険金支払特約
( 後遺障害等級表型) ま た は傷害後遺障害保険金支払特約( 後遺障害保険金支払区
分表型) に基づく 傷害後遺障害保険金( 注3 )、 傷害治療費用補償特約に基づく 傷
害治療費用保険金、 疾病治療費用補償特約に基づく 疾病治療費用保険金、 治療・ 救
援費用補償特約に基づく 治療・ 救援費用保険金、 疾病死亡保険金支払特約に基づく
疾病死亡保険金ま た は賠償責任補償特約に基づく 賠償責任保険金を いいま す。
( 注2 ) 帰国し た日
入国手続を 行っ た 日を いいま す。
( 注3 ) 傷害後遺障害保険金
傷害後遺障害保険金の追加支払に関する 特約に基づく 保険金を 含みま す。
条件付戦争危険補償特約( A )
第1 条( 保険金を 支払う 場合)
⑴ 当会社は、 こ の特約によ り 、 こ の保険契約に傷害死亡保険金支払特約が付帯さ れて いる
場合は、 同特約第4 条( 保険金を 支払わな い場合-その1 ) ⑴の⑨およ び⑪の規定にかか
わら ず、 旅行行程中に次の①ま た は②のいずれかに該当する 事由によ っ て 生じ た 傷害に対
し て も 、 同特約に規定する 傷害死亡保険金を 支払いま す。
① 戦争、 外国の武力行使、 革命、 政権奪取、 内乱、 武装反乱その他こ れら に類似の事変
② ①の事由に随伴し て 生じ た事故ま たはこ れら に伴う 秩序の混乱に基づいて 生じ た事故
⑵ 当会社は、 こ の特約によ り 、 こ の保険契約に傷害後遺障害保険金支払特約( 後遺障害等
級表型) が付帯さ れて いる 場合は、 同特約第4 条( 保険金を 支払わな い場合-その1 ) ⑴
の⑨およ び⑪の規定にかかわら ず、 ⑴の①ま たは②のいずれかに該当する 事由によ っ て 生
じ た傷害に対し て も 、 同特約に規定する 傷害後遺障害保険金を 支払いま す。
⑶ 当会社は、 こ の特約によ り 、 こ の保険契約に傷害後遺障害保険金支払特約( 後遺障害保
険金支払区分表型) が付帯さ れて いる 場合は、 同特約第4 条( 保険金を 支払わな い場合-
その1 ) ⑴の⑨およ び⑪の規定にかかわら ず、 ⑴の①ま たは②のいずれかに該当する 事由
によ っ て 生じ た 傷害に対し て も 、 同特約に規定する 傷害後遺障害保険金を 支払いま す。
第2 条( こ の特約の解除)
当会社は、 前条⑴の①ま たは②のいずれかに掲げる 危険が著し く 増加し こ の保険契約の
引受範囲( 注) を 超え る こ と と な っ た 場合は、 保険契約者に対する 24時間以前の書面によ
る 予告によ り 、 こ の特約を 解除する こ と ができ ま す。
( 注) こ の保険契約の引受範囲
こ の保険契約を 引き 受けでき る 範囲と し て 保険契約締結の際に当会社が交付する 書
面等において 定めたも のを いいま す。
第3 条( 通知義務等)
⑴ こ の特約締結の後、 被保険者が旅行の経路を 変更し た場合は、 保険契約者ま た は被保険
者は、 遅滞な く 、 その旨を 当会社に通知し な ければな り ま せん。
⑵ 当会社は、 ⑴の規定によ る 通知を 受けた 場合において 、 適用料率を 変更する 必要があ る
173
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
と き は、 変更前の適用料率と 変更後の適用料率と の差に基づき 、 追加保険料を 請求する こ
と ができ ま す。
⑶ 当会社は、 保険契約者が⑵の規定によ る 追加保険料の支払を 怠っ た 場合( 注1 ) は、 保
険契約者に対する 書面によ る 通知を も っ て 、 こ の保険契約を 解除する こ と ができ ま す。
⑷ ⑵の規定によ る 追加保険料を 請求する 場合において 、 ⑶の規定によ り こ の保険契約を 解
除でき る と き は、 当会社は、 被保険者が旅行の経路を 変更し た 後に生じ た それぞれの特約
に規定する 保険事故に対し て は、 保険金を 支払いま せん。
⑸ 保険契約者ま たは被保険者が故意ま た は重大な 過失によ っ て 、 遅滞な く ⑴の規定によ る
通知を し な かっ た場合において 、変更後の適用料率が変更前の適用料率よ り も 高いと き は、
当会社は、 被保険者が旅行の経路を 変更し た後に生じ たそれぞれの特約に規定する 保険事
故に対し て は、 変更前の適用料率の変更後の適用料率に対する 割合によ り 、 保険金を 削減
し て 支払いま す。
⑹ ⑸の規定は、 当会社が、 ⑸の規定によ る 保険金を 削減し て 支払う べき 事由の原因があ る
こ と を 知っ た 時から 保険金を 削減し て 支払う 旨の被保険者も し く は保険金を 受け取る べき
者に対する 通知を し な いで1 か月を 経過し た場合ま たは旅行の経路を 変更し た 時から 5 年
を 経過し た場合は適用し ま せん。
⑺ ⑸の規定は、 旅行の経路の変更に基づかずに生じ たそれぞれの特約に規定する 保険事故
について は適用し ま せん。
⑻ ⑸の規定にかかわら ず、 旅行の経路の変更によ り 、 こ の保険契約の引受範囲( 注2 ) を
超え る こ と と な っ た 場合は、 当会社は、 保険契約者に対する 書面によ る 通知を も っ て 、 こ
の保険契約を 解除する こ と ができ ま す。
⑼ ⑻の規定によ る 解除が保険事故の発生し た後にな さ れた 場合であ っ て も 、 第5 条( 保険
契約解除の効力) の規定にかかわら ず、 旅行の経路を 変更し た 時から 解除がな さ れた 時ま
でに発生し た 保険事故に対し て は、 当会社は、 保険金を 支払いま せん。 こ の場合において 、
既に保険金を 支払っ て いたと き は、 当会社は、 その返還を 請求する こ と ができ ま す。
( 注1 ) 追加保険料の支払を 怠っ た 場合
当会社が、 保険契約者に対し 追加保険料の請求を し た にも かかわら ず相当の期間
内にその支払がな かっ た 場合にかぎ り ま す。
( 注2 ) こ の保険契約の引受範囲
こ の保険契約を 引き 受けでき る 範囲と し て 保険契約締結の際に当会社が交付する
書面等において 定めたも のを いいま す。
第4 条( 保険料の取扱い-解除の場合)
前条⑶ま た は⑻の規定によ り 、 当会社がこ の保険契約を 解除し た場合は、 当会社は、 未
経過期間に対し 日割を も っ て 計算し た 保険料を 返還し ま す。
第5 条( 保険契約解除の効力)
第2 条( こ の特約の解除) ま たは第3 条( 通知義務等) ⑶も し く は⑻の規定によ る 解除
は、 将来に向かっ て のみその効力を 生じ ま す。
第6 条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款およ びこ の保険契約に付帯さ れた 特約の規定を 準用し ま す。
条件付戦争危険補償特約( B )
第1 条( 保険金を 支払う 場合)
⑴ 当会社は、 こ の特約によ り 、 こ の保険契約に傷害死亡保険金支払特約が付帯さ れて いる
場合は、 同特約第4 条( 保険金を 支払わな い場合-その1 ) ⑴の⑨およ び⑪の規定にかか
わら ず、 旅行行程中に次の①ま たは②のいずれかに該当する 事由によ っ て 生じ た傷害に対
し て も 、 同特約に規定する 傷害死亡保険金を 支払いま す。
① 戦争、 外国の武力行使、 革命、 政権奪取、 内乱、 武装反乱その他こ れら に類似の事変
② ①の事由に随伴し て 生じ た 事故ま た はこ れら に伴う 秩序の混乱に基づいて 生じ た 事故
⑵ 当会社は、 こ の特約によ り 、 こ の保険契約に傷害後遺障害保険金支払特約( 後遺障害等
級表型) が付帯さ れて いる 場合は、 同特約第4 条( 保険金を 支払わな い場合-その1 ) ⑴
の⑨およ び⑪の規定にかかわら ず、 ⑴の①ま た は②のいずれかに該当する 事由によ っ て 生
じ た 傷害に対し て も 、 同特約に規定する 傷害後遺障害保険金を 支払いま す。
⑶ 当会社は、 こ の特約によ り 、 こ の保険契約に傷害後遺障害保険金支払特約( 後遺障害保
174
険金支払区分表型) が付帯さ れて いる 場合は、 同特約第4 条( 保険金を 支払わな い場合-
その1 ) ⑴の⑨およ び⑪の規定にかかわら ず、 ⑴の①ま たは②のいずれかに該当する 事由
によ っ て 生じ た 傷害に対し て も 、 同特約に規定する 傷害後遺障害保険金を 支払いま す。
⑷ 当会社は、 こ の特約によ り 、 こ の保険契約に傷害治療費用補償特約が付帯さ れて いる 場
合は、 同特約第4 条( 保険金を 支払わな い場合-その1 ) ⑴の⑨およ び⑪の規定にかかわ
ら ず、 ⑴の①ま たは②のいずれかに該当する 事由によ っ て 生じ た 傷害に対し て も 、 同特約
に規定する 傷害治療費用保険金を 支払いま す。
⑸ 当会社は、 こ の特約によ り 、 こ の保険契約に疾病治療費用補償特約が付帯さ れて いる 場
合は、 同特約第4 条( 保険金を 支払わな い場合) ⑴の⑤およ び⑦の規定にかかわら ず、 ⑴
の①ま たは②のいずれかに該当する 事由によ っ て 発病し た疾病に対し て も 、 同特約に規定
する 疾病治療費用保険金を 支払いま す。
⑹ 当会社は、 こ の特約によ り 、 こ の保険契約に疾病死亡保険金支払特約が付帯さ れて いる
場合は、 同特約第4 条( 保険金を 支払わな い場合) ⑤およ び⑦の規定にかかわら ず、 ⑴の
①ま た は②のいずれかに該当する 事由によ っ て 生じ た 疾病死亡に対し て も 、 同特約に規定
する 疾病死亡保険金を 支払いま す。
⑺ 当会社は、 こ の特約によ り 、 こ の保険契約に救援者費用等補償特約が付帯さ れて いる 場
合は、 同特約第5 条( 保険金を 支払わな い場合) ⑴の⑥およ び⑧の規定にかかわら ず、 ⑴
の①ま たは②のいずれかに該当する 事由によ っ て 同特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴
の①から ④ま でのいずれかに該当し た こ と によ り 発生し た費用に対し て も 、 同特約に規定
する 救援者費用等保険金を 支払いま す。
⑻ 当会社は、 こ の特約によ り 、 こ の保険契約に治療・ 救援費用補償特約が付帯さ れて いる
場合は、 同特約第5 条( 保険金を 支払わな い場合-その1 ) ⑴の⑦およ び⑨の規定にかか
わら ず、 ⑴の①ま たは②のいずれかに該当する 事由によ っ て 同特約第2 条( 保険金を 支払
う 場合) ⑴の①から ⑤ま でのいずれかに該当し た こ と によ り 発生し た費用に対し て も 、 同
特約に規定する 治療・ 救援費用保険金を 支払いま す。
第2 条( こ の特約の解除)
当会社は、 前条⑴の①ま たは②のいずれかの危険が著し く 増加し こ の保険契約の引受範
囲( 注) を 超え る こ と と な っ た場合は、 保険契約者に対する 24時間以前の書面によ る 予告
によ り 、 こ の特約を 解除する こ と ができ ま す。
( 注) こ の保険契約の引受範囲
こ の保険契約を 引き 受けでき る 範囲と し て 、 保険契約締結の際に当会社が交付する
書面等において 定めた も のを いいま す。
第3 条( 通知義務等)
⑴ こ の特約締結の後、 被保険者が旅行の経路を 変更し た場合は、 保険契約者ま た は被保険
者は、 遅滞な く 、 その旨を 当会社に通知し な ければな り ま せん。
⑵ 当会社は、 ⑴の規定によ る 通知を 受けた 場合において 、 適用料率を 変更する 必要があ る
と き は、 変更前の適用料率と 変更後の適用料率と の差に基づき 、 追加保険料を 請求する こ
と ができ ま す。
⑶ 当会社は、 保険契約者が⑵の規定によ る 追加保険料の支払を 怠っ た場合( 注1 ) は、 保
険契約者に対する 書面によ る 通知を も っ て 、 こ の保険契約を 解除する こ と ができ ま す。
⑷ ⑵の規定によ る 追加保険料を 請求する 場合において 、 ⑶の規定によ り こ の保険契約を 解
除でき る と き は、 当会社は、 被保険者が旅行の経路を 変更し た後に生じ た それぞれの特約
に規定する 保険事故に対し て は、 保険金を 支払いま せん。
⑸ 保険契約者ま たは被保険者が故意ま たは重大な 過失によ っ て 、 遅滞な く ⑴の規定によ る
通知を し な かっ た場合において 、変更後の適用料率が変更前の適用料率よ り も 高いと き は、
当会社は、 被保険者が旅行の経路を 変更し た後に生じ たそれぞれの特約に規定する 保険事
故に対し て は、 変更前の適用料率の変更後の適用料率に対する 割合によ り 、 保険金を 削減
し て 支払いま す。
⑹ ⑸の規定は、 当会社が、 ⑸の規定によ る 保険金を 削減し て 支払う べき 事由の原因があ る
こ と を 知っ た時から 保険金を 削減し て 支払う 旨の被保険者も し く は保険金を 受け 取る べき
者に対する 通知を し な いで1 か月を 経過し た場合ま た は旅行の経路を 変更し た時から 5 年
を 経過し た 場合は適用し ま せん。
⑺ ⑸の規定は、 旅行の経路の変更に基づかずに生じ た それぞれの特約に規定する 保険事故
について は適用し ま せん。
175
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
⑻ ⑸の規定にかかわら ず、 旅行の経路の変更によ り 、 こ の保険契約の引受範囲( 注2 ) を
超え る こ と と な っ た 場合は、 当会社は、 保険契約者に対する 書面によ る 通知を も っ て 、 こ
の保険契約を 解除する こ と ができ ま す。
⑼ ⑻の規定によ る 解除が保険事故の発生し た後にな さ れた 場合であ っ て も 、 第5 条( 保険
契約解除の効力) の規定にかかわら ず、 旅行の経路を 変更し た 時から 解除がな さ れた 時ま
でに発生し た 保険事故に対し て は、 当会社は、 保険金を 支払いま せん。 こ の場合において 、
既に保険金を 支払っ て いたと き は、 当会社は、 その返還を 請求する こ と ができ ま す。
( 注1 ) 追加保険料の支払を 怠っ た 場合
当会社が、 保険契約者に対し 追加保険料の請求を し た にも かかわら ず相当の期間
内にその支払がな かっ た 場合にかぎ り ま す。
( 注2 ) こ の保険契約の引受範囲
こ の保険契約を 引き 受けでき る 範囲と し て 保険契約締結の際に当会社が交付する
書面等において 定めたも のを いいま す。
第4 条( 保険料の取扱い-解除の場合)
前条⑶ま た は⑻の規定によ り 、 当会社がこ の保険契約を 解除し た場合は、 当会社は、 未
経過期間に対し 日割を も っ て 計算し た 保険料を 返還し ま す。
第5 条( 保険契約解除の効力)
第2 条( こ の特約の解除) ま たは第3 条( 通知義務等) ⑶も し く は⑻の規定によ る 解除
は、 将来に向かっ て のみその効力を 生じ ま す。
第6 条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款およ びこ の保険契約に付帯さ れた 特約の規定を 準用し ま す。
戦争危険等免責に関する 一部修正特約
⑴ 当会社は、 こ の特約によ り 、 こ の保険契約に傷害死亡保険金支払特約が付帯さ れて いる
場合は、 同特約第4 条( 保険金を 支払わな い場合-その1 ) ⑴の⑨の規定を 次のと おり 読
み替え て 適用し ま す。
「
⑨ 戦争、 外国の武力行使、 革命、 政権奪取、 内乱、 武装反乱その他こ れら に類似の
事変。 ただし 、 こ れら に該当する かど う かにかかわら ず、 テ ロ 行為( 政治的、 社会
的も し く は宗教・ 思想的な 主義・ 主張を 有する 団体・ 個人ま た はこ れと 連帯する も
のがその主義・ 主張に関し て 行う 暴力的行動を いいま す。) を 除き ま す。
」
⑵ 当会社は、 こ の保険契約に付帯さ れた 他の特約に、 ⑴と 同じ 規定があ る 場合は、 その規
定について も ⑴と 同様に読み替え て 適用し ま す。
包括契約に関する 特約( 毎月報告・ 毎月精算用)
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 それぞれ次の定義によ り ま す。
用 語
定 義
確定保険料
第4 条( 通知) ⑴の規定によ る 通知に基づき 当会社が算出し た確定保
険料を いいま す。
暫定保険料
保険証券記載の暫定保険料を いいま す。
第2 条( 暫定保険料)
⑴ 保険契約者は、保険契約締結と 同時に暫定保険料を 当会社に支払わな ければな り ま せん。
⑵ 普通保険約款第5 条( 保険責任の始期およ び終期) ⑸の規定およ び普通保険約款に付帯
さ れる 他の特約に定める 保険料領収前に生じ た 保険事故の取扱いの規定は、 ⑴の暫定保険
料に適用する も のと し ま す。
第3 条( 帳簿の備付け )
保険契約者は、 被保険者の氏名、 被保険者数その他の当会社の定める 事項を 記載し た帳
簿を 備え 、 当会社がその閲覧ま たは写し の提示を 求めた場合は、 いつでも こ れに応じ な け
176
ればな り ま せん。
第4 条( 通 知)
⑴ 保険契約者は、 通知日( 注) ま でに、 1 か月間の被保険者数その他の当会社の定める 事
項を 、 当会社に通知し な け ればな り ま せん。
⑵ ⑴の規定によ る 通知に遅滞ま た は脱漏があ っ た 場合において 、 保険契約者に故意ま た は
重大な 過失があ っ たと き は、 当会社は、 そ の通知の対象と な る 被保険者の被っ た 傷害ま た
は損害に対し て は、 次の算式によ り 算出し た額を も っ て 各被保険者の保険金額と みな し 、
保険金を 削減し て 支払いま す。
遅滞ま たは脱漏の生じ た 通知日( 注) 以前に実際に行
われた 通知に基づいて 、 当会社が算出し た次条の確定
保険証券記載
保険料の合計額
各被保険者
の被保険者1
=
×
の保険金額
名あ たり の保
遅滞ま たは脱漏の生じ た 通知日( 注) 以前に遅滞およ
険金額
び脱漏がな かっ た も のと し て 、 当会社が算出し た次条
の確定保険料の合計額
⑶ ⑴の規定によ る 通知に遅滞ま た は脱漏があ っ た 場合は、 保険期間終了後であ っ て も 、 保
険契約者はこ れに対応する 保険料を 支払わな ければな り ま せん。 ただし 、 ⑵の規定に基づ
いて 保険金が支払われて いる 場合を 除き ま す。
⑷ ⑵の規定は、 当会社が⑵の通知の故意も し く は重大な 過失によ る 遅滞も し く は脱漏があ
る こ と を 知っ た 時から ⑵の規定によ り 保険金を 支払う 旨の保険契約者に対する 通知を し な
いで1 か月を 経過し た 場合ま たは遅滞も し く は脱漏の生じ た 通知日( 注) から 5 年を 経過
し た場合は適用し ま せん。
( 注) 通知日
保険証券記載の通知日を いいま す。
第5 条( 確定保険料)
⑴ 保険契約者は、 確定保険料を 払込期日( 注) ま でに払い込ま な ければな り ま せん。
⑵ 保険契約者が⑴の確定保険料の払込期日
( 注)後1 か月を 経過し た後も その払込みを 怠っ
た場合は、 当会社は、 保険契約者に対する 書面によ る 通知を も っ て 、 こ の保険契約を 解除
する こ と ができ ま す。
⑶ ⑵の規定によ り こ の保険契約を 解除でき る 場合は、 当会社は、 その確定保険料を 算出す
る ための通知の対象と な る 被保険者の被っ た傷害ま た は損害に対し て は、 保険金を 支払い
ま せん。 こ の場合において 、 既に保険金を 支払っ て いたと き は、 当会社は、 その返還を 請
求する こ と ができ ま す。
⑷ 第2 条( 暫定保険料) の暫定保険料は、 最終の払込期日( 注) に払い込ま れる べき 確定
保険料と の間で、 その差額を 精算し ま す。
( 注) 払込期日
保険証券記載の払込期日を いいま す。
第6 条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款およ びこ の保険契約に付帯さ れた特約の規定を 準用し ま す。
包括契約に関する 特約( 毎月報告・ 一括精算用)
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 それぞれ次の定義によ り ま す。
用 語
定 義
確定保険料
第4 条( 通知) ⑴の規定によ る 通知に基づき 当会社が算出し た 確定保
険料を いいま す。
暫定保険料
保険証券記載の暫定保険料を いいま す。
第2 条( 暫定保険料)
⑴ 保険契約者は、保険契約締結と 同時に暫定保険料を 当会社に支払わな ければな り ま せん。
177
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
⑵ 普通保険約款第5 条( 保険責任の始期およ び終期) ⑸の規定およ び普通保険約款に付帯
さ れる 他の特約に定める 保険料領収前に生じ た 保険事故の取扱いの規定は、 ⑴の暫定保険
料に適用する も のと し ま す。
第3 条( 帳簿の備付け )
保険契約者は、 被保険者の氏名、 被保険者数その他の当会社の定める 事項を 記載し た帳
簿を 備え 、 当会社がその閲覧ま たは写し の提示を 求めた場合は、 いつでも こ れに応じ な け
ればな り ま せん。
第4 条( 通 知)
⑴ 保険契約者は、 通知日( 注) ま でに、 1 か月間の被保険者数その他の当会社の定める 事
項を 、 当会社に通知し な ければな り ま せん。
⑵ ⑴の規定によ る 通知に遅滞ま たは脱漏があ っ た場合において 、 保険契約者に故意ま たは
重大な 過失があ っ た と き は、 当会社は、 その通知の対象と な る 被保険者の被っ た傷害ま た
は損害に対し て は、 次の算式によ り 算出し た額を も っ て 各被保険者の保険金額と みな し 、
保険金を 削減し て 支払いま す。
遅滞ま たは脱漏の生じ た通知日( 注) 以前に実際に行
われた通知に基づいて 、 当会社が算出し た 次条の確定
保険証券記載
保険料の合計額
各被保険者
の被保険者1
=
×
の保険金額
名あ た り の保
遅滞ま たは脱漏の生じ た通知日( 注) 以前に遅滞およ
険金額
び脱漏がな かっ たも のと し て 、 当会社が算出し た 次条
の確定保険料の合計額
⑶ ⑴の規定によ る 通知に遅滞ま たは脱漏があ っ た場合は、 保険期間終了後であ っ て も 、 保
険契約者はこ れに対応する 保険料を 支払わな け ればな り ま せん。 ただし 、 ⑵の規定に基づ
いて 保険金が支払われて いる 場合を 除き ま す。
⑷ ⑵の規定は、 当会社が⑵の通知の故意も し く は重大な 過失によ る 遅滞も し く は脱漏があ
る こ と を 知っ た時から ⑵の規定によ り 保険金を 支払う 旨の保険契約者に対する 通知を し な
いで1 か月を 経過し た場合ま た は遅滞も し く は脱漏の生じ た通知日( 注) から 5 年を 経過
し た 場合は適用し ま せん。
( 注) 通知日
保険証券記載の通知日を いいま す。
第5 条( 確定保険料)
⑴ 保険契約者は、 保険期間終了時に確定保険料と 暫定保険料と の間で、 その差額を 精算し
な け ればな り ま せん。
⑵ 保険期間の中途で毎月の確定保険料の合計額が暫定保険料を 超え た 場合は、 保険契約者
は、 当会社の請求に従い追加暫定保険料を 払い込ま な ければな り ま せん。
⑶ 保険契約者が⑵の追加暫定保険料の支払を 怠っ た 場合( 注) は、 当会社は、 保険契約者
に対する 書面によ る 通知を も っ て 、 こ の保険契約を 解除する こ と ができ ま す。
⑷ ⑶の規定によ り こ の保険契約を 解除でき る 場合は、 当会社は、 追加暫定保険料を 請求し
た時から 追加暫定保険料を 領収する ま での間に被保険者が被っ た傷害ま た は損害に対し て
は、 保険金を 支払いま せん。 こ の場合において 、 既に保険金を 支払っ て いたと き は、 当会
社は、 その返還を 請求する こ と ができ ま す。
( 注) 追加暫定保険料の支払を 怠っ た 場合
当会社が保険契約者に対し 追加暫定保険料の請求を し た にも かかわら ず相当の期間
内にその支払がな かっ た場合にかぎ り ま す。
第6 条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款およ びこ の保険契約に付帯さ れた 特約の規定を 準用し ま す。
企業等の包括契約に関する 特約( 毎月報告・ 毎月精算用)
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 それぞれ次の定義によ り ま す。
178
用 語
確定保険料
継続契約
定 義
第4 条( 通知) ⑴の規定によ る 通知に基づき 当会社が算出し た 確定保
険料を いい、 被保険者毎の保険契約の保険期間内で分割さ れた 保険料
を 含みま す。
普通保険約款( 注1 ) に基づく 被保険者毎の保険契約の保険期間の終
了時( 注2 ) と 時間的な 隔た り がな く 保険期間が開始する 保険契約を
いいま す。
( 注1 ) 普通保険約款
異な る 保険約款構成で旅行行程中の損害等を 補償する 保険契
約を 含みま す。
( 注2 ) 被保険者毎の保険契約の保険期間の終了時
その保険契約が終了時前に解除さ れて いた 場合は、 その解除
時を いいま す。
暫定保険料
保険証券記載の暫定保険料を いいま す。
責任期間
保険期間中で、 かつ、 旅行行程中を いいま す。
第2 条( 暫定保険料)
⑴ 保険契約者は、保険契約締結と 同時に暫定保険料を 当会社に支払わな ければな り ま せん。
⑵ 普通保険約款第5 条( 保険責任の始期およ び終期) ⑸の規定およ び普通保険約款に付帯
さ れる 他の特約に定める 保険料領収前に生じ た保険事故の取扱いの規定は、 ⑴の暫定保険
料に適用する も のと し ま す。
第3 条( 帳簿の備付け)
保険契約者は、 被保険者の氏名、 被保険者数その他の当会社の定める 事項を 記載し た 帳
簿を 備え 当会社がその閲覧ま たは写し の提示を 求めた 場合は、 いつでも こ れに応じ な け れ
ばな り ま せん。
第4 条( 通 知)
⑴ 保険契約者は、 通知日( 注) ま でに、 1 か月間の被保険者数その他の当会社の定める 事
項を 、 当会社に通知し な け ればな り ま せん。
⑵ ⑴の規定によ る 通知に遅滞ま た は脱漏があ っ た 場合において 、 保険契約者に故意ま た は
重大な 過失があ っ たと き は、 当会社は、 そ の通知の対象と な る 被保険者の被っ た 傷害ま た
は損害に対し て は、 次の算式によ り 算出し た額を も っ て 各被保険者の保険金額と みな し 、
保険金を 削減し て 支払いま す。
遅滞ま たは脱漏の生じ た 通知日( 注) 以前に実際に行
われた 通知に基づいて 、 当会社が算出し た次条の確定
保険証券記載
保険料の合計額
各被保険者
の被保険者1
=
×
の保険金額
名あ たり の保
遅滞ま たは脱漏の生じ た 通知日( 注) 以前に遅滞およ
険金額
び脱漏がな かっ た も のと し て 、 当会社が算出し た次条
の確定保険料の合計額
⑶ ⑴の規定によ る 通知に遅滞ま た は脱漏があ っ た 場合は、 保険期間終了後であ っ て も 、 保
険契約者はこ れに対応する 保険料を 支払わな ければな り ま せん。 ただし 、 ⑵の規定に基づ
いて 保険金が支払われて いる 場合を 除き ま す。
⑷ ⑵の規定は、 当会社が⑵の通知の故意も し く は重大な 過失によ る 遅滞も し く は脱漏があ
る こ と を 知っ た 時から ⑵の規定によ り 保険金を 支払う 旨の保険契約者に対する 通知を し な
いで1 か月を 経過し た 場合ま たは遅滞も し く は脱漏の生じ た 通知日( 注) から 5 年を 経過
し た場合は適用し ま せん。
( 注) 通知日
保険証券記載の通知日を いいま す。
第5 条( 確定保険料)
⑴ 保険契約者は、 確定保険料を 払込期日( 注) ま でに払い込ま な ければな り ま せん。
179
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
⑵ 保険契約者が⑴の確定保険料の払込期日
( 注)後1 か月を 経過し た後も その払込みを 怠っ
た場合は、 当会社は、 保険契約者に対する 書面によ る 通知を も っ て 、 こ の保険契約を 解除
する こ と ができ ま す。
⑶ ⑵の規定によ り こ の保険契約を 解除でき る 場合は、 当会社は、 その確定保険料を 算出す
る た めの通知の対象と な る 被保険者の被っ た傷害ま たは損害に対し て は、 保険金を 支払い
ま せん。 こ の場合において 、 既に保険金を 支払っ て いたと き は、 当会社は、 その返還を 請
求する こ と ができ ま す。
⑷ 第2 条( 暫定保険料) の暫定保険料は、 最終の払込期日( 注) に払い込ま れる べき 確定
保険料と の間で、 その差額を 精算し ま す。
( 注) 払込期日
保険証券記載の払込期日を いいま す。
第6 条( 継続契約における 疾病治療費用保険金の支払に関する 取扱い)
⑴ 当会社は、 疾病治療費用補償特約が付帯さ れて いる 保険契約が継続さ れて いる 場合にお
いて 、 疾病の原因の発生がこ の保険契約が継続さ れて き た 最初の保険契約の責任期間の開
始時以降であ る と き は、 同特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①の規定にかかわら ず、
同特約およ び普通保険約款の規定に従い、 疾病治療費用保険金を 支払いま す。
⑵ ⑴において 、 疾病の原因の発生が、 こ の保険契約の責任期間の開始時よ り 前であ る 場合
は、 当会社は、 こ の保険契約の支払条件によ り 算出さ れた 疾病治療費用保険金の額と 、 疾
病の発病の時の保険契約の支払条件によ り 算出さ れた疾病治療費用保険金の額のう ち 、 い
ずれか低い金額を 支払いま す。
⑶ ⑴およ び⑵の規定にかかわら ず、 当会社は、 ⑴の原因の発生の時が、 その発生の時の保
険契約の責任期間の開始時から 、 その保険契約の保険料( 注) を 領収し た 時ま での期間で
あ る 場合は、 その原因によ り 発病し た 疾病に対し て は、 疾病治療費用保険金を 支払いま せ
ん。
( 注) その保険契約の保険料
第2 条( 暫定保険料) の暫定保険料およ び前条の確定保険料を いいま す。
第7 条( 継続契約における 治療・ 救援費用保険金の支払に関する 取扱い)
⑴ 当会社は、 治療・ 救援費用補償特約が付帯さ れて いる 保険契約が継続さ れて いる 場合に
おいて 、 疾病の原因の発生がこ の保険契約が継続さ れて き た最初の保険契約の責任期間の
開始時以降であ る と き は、 同特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の規定にかかわら ず、
同特約およ び普通保険約款の規定に従い、 治療・ 救援費用保険金を 支払いま す。 ただし 、
同条⑴の②ウ . に掲げる 疾病について は、 本条の規定を 適用し ま せん。
⑵ ⑴において 、 疾病の原因の発生が、 こ の保険契約の責任期間の開始時よ り 前であ る 場合
は、 当会社は、 こ の保険契約の支払条件によ り 算出さ れた 治療・ 救援費用保険金の額と 、
疾病の発病の時の保険契約の支払条件によ り 算出さ れた治療・ 救援費用保険金の額のう ち 、
いずれか低い金額を 支払いま す。
⑶ ⑴およ び⑵の規定にかかわら ず、 当会社は、 ⑴の原因の発生の時が、 その発生の時の保
険契約の責任期間の開始時から 、 その保険契約の保険料( 注) を 領収し た 時ま での期間で
あ る 場合は、 その原因によ り 発病し た 疾病に対し て は、 治療・ 救援費用保険金を 支払いま
せん。
( 注) その保険契約の保険料
第2 条( 暫定保険料) の暫定保険料およ び第5 条( 確定保険料) の確定保険料を い
いま す。
第8 条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款およ びこ の保険契約に付帯さ れた 特約の規定を 準用し ま す。
企業等の包括契約に関する 特約( 毎月報告・ 一括精算用)
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 それぞれ次の定義によ り ま す。
180
用 語
確定保険料
継続契約
定 義
第4 条( 通知) ⑴の規定によ る 通知に基づき 当会社が算出し た 確定保
険料を いいま す。
普通保険約款( 注1 ) に基づく 被保険者毎の保険契約の保険期間の終
了時( 注2 ) と 時間的な 隔た り がな く 保険期間が開始する 保険契約を
いいま す。
( 注1 ) 普通保険約款
異な る 保険約款構成で旅行行程中の損害等を 補償する 保険契
約を 含みま す。
( 注2 ) 被保険者毎の保険契約の保険期間の終了時
その保険契約が終了時前に解除さ れて いた 場合は、 その解除
時を いいま す。
暫定保険料
保険証券記載の暫定保険料を いいま す。
責任期間
保険期間中で、 かつ、 旅行行程中を いいま す。
第2 条( 暫定保険料)
⑴ 保険契約者は、保険契約締結と 同時に暫定保険料を 当会社に支払わな ければな り ま せん。
⑵ 普通保険約款第5 条( 保険責任の始期およ び終期) ⑸の規定およ び普通保険約款に付帯
さ れる 他の特約に定める 保険料領収前に生じ た保険事故の取扱いの規定は、 ⑴の暫定保険
料に適用する も のと し ま す。
第3 条( 帳簿の備付け)
保険契約者は、 被保険者の氏名、 被保険者数その他の当会社の定める 事項を 記載し た 帳
簿を 備え 、 当会社がその閲覧ま た は写し の提示を 求めた場合は、 いつでも こ れに応じ な け
ればな り ま せん。
第4 条( 通 知)
⑴ 保険契約者は、 通知日( 注) ま でに、 1 か月間の被保険者数その他の当会社の定める 事
項を 、 当会社に通知し な け ればな り ま せん。
⑵ ⑴の規定によ る 通知に遅滞ま た は脱漏があ っ た 場合において 、 保険契約者に故意ま た は
重大な 過失があ っ たと き は、 当会社は、 そ の通知の対象と な る 被保険者の被っ た 傷害ま た
は損害に対し て は、 次の算式によ り 算出し た額を も っ て 各被保険者の保険金額と みな し 、
保険金を 削減し て 支払いま す。
遅滞ま たは脱漏の生じ た 通知日( 注) 以前に実際に行
われた 通知に基づいて 、 当会社が算出し た次条の確定
保険証券記載
保険料の合計額
各被保険者
の被保険者1
=
×
の保険金額
名あ たり の保
遅滞ま たは脱漏の生じ た 通知日( 注) 以前に遅滞およ
険金額
び脱漏がな かっ た も のと し て 、 当会社が算出し た次条
の確定保険料の合計額
⑶ ⑴の規定によ る 通知に遅滞ま た は脱漏があ っ た 場合は、 保険期間終了後であ っ て も 、 保
険契約者はこ れに対応する 保険料を 支払わな ければな り ま せん。 ただし 、 ⑵の規定に基づ
いて 保険金が支払われて いる 場合を 除き ま す。
⑷ ⑵の規定は、 当会社が⑵の通知の故意も し く は重大な 過失によ る 遅滞も し く は脱漏があ
る こ と を 知っ た 時から ⑵の規定によ り 保険金を 支払う 旨の保険契約者に対する 通知を し な
いで1 か月を 経過し た 場合ま たは遅滞も し く は脱漏の生じ た 通知日( 注) から 5 年を 経過
し た場合は適用し ま せん。
( 注) 通知日
保険証券記載の通知日を いいま す。
第5 条( 確定保険料)
⑴ 保険契約者は、 保険期間終了時に確定保険料と 暫定保険料と の間で、 その差額を 精算し
な ければな り ま せん。
181
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
⑵ 保険期間の中途で毎月の確定保険料の合計額が暫定保険料を 超え た 場合は、 保険契約者
は、 当会社の請求に従い追加暫定保険料を 払い込ま な ければな り ま せん。
⑶ 保険契約者が⑵の追加暫定保険料の支払を 怠っ た 場合( 注) は、 当会社は、 保険契約者
に対する 書面によ る 通知を も っ て 、 こ の保険契約を 解除する こ と ができ ま す。
⑷ ⑶の規定によ り こ の保険契約を 解除でき る 場合は、 当会社は、 追加暫定保険料を 請求し
た時から 追加暫定保険料を 領収する ま での間に被保険者が被っ た傷害ま た は損害に対し て
は、 保険金を 支払いま せん。 こ の場合において 、 既に保険金を 支払っ て いたと き は、 当会
社は、 その返還を 請求する こ と ができ ま す。
( 注) 追加暫定保険料の支払を 怠っ た 場合
当会社が保険契約者に対し 追加暫定保険料の請求を し た にも かかわら ず相当の期間
内にその支払がな かっ た場合にかぎ り ま す。
第6 条( 継続契約における 疾病治療費用保険金の支払に関する 取扱い)
⑴ 当会社は、 疾病治療費用補償特約が付帯さ れて いる 保険契約が継続さ れて いる 場合にお
いて 、 疾病の原因の発生がこ の保険契約が継続さ れて き た 最初の保険契約の責任期間の開
始時以降であ る と き は、 同特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の①の規定にかかわら ず、
同特約およ び普通保険約款の規定に従い、 疾病治療費用保険金を 支払いま す。
⑵ ⑴において 、 疾病の原因の発生が、 こ の保険契約の責任期間の開始時よ り 前であ る 場合
は、 当会社は、 こ の保険契約の支払条件によ り 算出さ れた 疾病治療費用保険金の額と 、 疾
病の発病の時の保険契約の支払条件によ り 算出さ れた疾病治療費用保険金の額のう ち 、 い
ずれか低い金額を 支払いま す。
⑶ ⑴およ び⑵の規定にかかわら ず、 当会社は、 ⑴の原因の発生の時が、 その発生の時の保
険契約の責任期間の開始時から 、 その保険契約の保険料( 注) を 領収し た 時ま での期間で
あ る 場合は、 その原因によ り 発病し た 疾病に対し て は、 疾病治療費用保険金を 支払いま せ
ん。
( 注) その保険契約の保険料
第2 条( 暫定保険料) の暫定保険料およ び前条の確定保険料を いいま す。
第7 条( 継続契約における 治療・ 救援費用保険金の支払に関する 取扱い)
⑴ 当会社は、 治療・ 救援費用補償特約が付帯さ れて いる 保険契約が継続さ れて いる 場合に
おいて 、 疾病の原因の発生がこ の保険契約が継続さ れて き た最初の保険契約の責任期間の
開始時以降であ る と き は、 同特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の規定にかかわら ず、
同特約およ び普通保険約款の規定に従い、 治療・ 救援費用保険金を 支払いま す。 ただし 、
同条⑴の②ウ . に掲げる 疾病について は、 本条の規定を 適用し ま せん。
⑵ ⑴において 、 疾病の原因の発生が、 こ の保険契約の責任期間の開始時よ り 前であ る 場合
は、 当会社は、 こ の保険契約の支払条件によ り 算出さ れた 治療・ 救援費用保険金の額と 、
疾病の発病の時の保険契約の支払条件によ り 算出さ れた治療・ 救援費用保険金の額のう ち 、
いずれか低い金額を 支払いま す。
⑶ ⑴およ び⑵の規定にかかわら ず、 当会社は、 ⑴の原因の発生の時が、 その発生の時の保
険契約の責任期間の開始時から 、 その保険契約の保険料( 注) を 領収し た 時ま での期間で
あ る 場合は、 その原因によ り 発病し た 疾病に対し て は、 治療・ 救援費用保険金を 支払いま
せん。
( 注) その保険契約の保険料
第2 条( 暫定保険料) の暫定保険料およ び第5 条( 確定保険料) の確定保険料を い
いま す。
第8 条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款およ びこ の保険契約に付帯さ れた 特約の規定を 準用し ま す。
旅行業者が付保する 海外旅行総合保険契約に関する 特約
当会社は、 こ の特約によ り 、 被保険者が保険証券記載の海外旅行に参加する た め所定の集
合地に集合し た 時から 所定の解散地で解散する ま での間を 、 旅行行程と みな し ま す。
死亡特別保険金支払特約
第1 条( 死亡特別保険金の支払)
⑴ 当会社は、 こ の特約によ り 、 傷害死亡保険金支払特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) の
182
傷害死亡保険金を 支払っ た 場合で、 傷害死亡保険金の支払事由が被保険者への加害を 目的
と し た 第三者( 注) の作為によ る 傷害であ る と き は、 次の算式によ っ て 算出し た 額を 死亡
特別保険金と し て 死亡保険金受取人に支払いま す。
当会社が支払っ た
傷害死亡保険金
×
保険証券記載の死亡
特別保険金割合
=
死亡特別保険金
⑵ 保険金を 受け 取る べき 者が死亡特別保険金の支払を 請求する 場合は、 傷害死亡保険金支
払特約第��条( 保険金の請求) ⑵に規定する 書類のほか、 傷害が被保険者への加害を 目的
と し た 第三者( 注) の作為によ る も のであ る こ と を 証明する 書類を 当会社に提出し な け れ
ばな り ま せん。
⑶ 死亡特別保険金の支払について は、 傷害死亡保険金支払特約第2 条( 保険金を 支払う 場
合) ⑵およ び⑶の規定中「 傷害死亡保険金を 」 と あ る のは「 死亡特別保険金を 」 と 読み替
え て 適用し ま す。
( 注) 第三者
被保険者と 生計を 共にする 親族を 除き ま す。
第2 条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款およ びこ の保険契約に付帯さ れた特約の規定を 準用し ま す。
治療費用の期間の延長に関する 特約( 365日用)
⑴ 当会社は、 こ の特約が付帯さ れた保険契約に、 傷害治療費用補償特約が付帯さ れて いる
場合は、 同特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴およ び同特約第��条( 保険金の請求) ⑴
の規定のう ち 「 �8�日」 と あ る のを 「 3�5日」 と 読み替え て 適用し ま す。
⑵ 当会社は、 こ の特約が付帯さ れた保険契約に、 疾病治療費用補償特約が付帯さ れて いる
場合は、 同特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴およ び同特約第9 条( 保険金の請求) ⑴
の規定のう ち 「 �8�日」 と あ る のを 「 3�5日」 と 読み替え て 適用し ま す。
⑶ 当会社は、 こ の特約が付帯さ れた保険契約に、 治療・ 救援費用補償特約が付帯さ れて い
る 場合は、 同特約第3 条( 費用の範囲) ⑴な ら びに同特約第�4条( 保険金の請求) ⑴の①
およ び②の規定のう ち 「 �8�日」 と あ る のを 「 3�5日」 と 読み替え て 適用し ま す。
治療費用の期間の延長に関する 特約( 730日用)
⑴ 当会社は、 こ の特約が付帯さ れた保険契約に、 傷害治療費用補償特約が付帯さ れて いる
場合は、 同特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴およ び同特約第��条( 保険金の請求) ⑴
の規定のう ち 「 �8�日」 と あ る のを 「 73�日」 と 読み替え て 適用し ま す。
⑵ 当会社は、 こ の特約が付帯さ れた保険契約に、 疾病治療費用補償特約が付帯さ れて いる
場合は、 同特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴およ び同特約第9 条( 保険金の請求) ⑴
の規定のう ち 「 �8�日」 と あ る のを 「 73�日」 と 読み替え て 適用し ま す。
⑶ 当会社は、 こ の特約が付帯さ れた保険契約に、 治療・ 救援費用補償特約が付帯さ れて い
る 場合は、 同特約第3 条( 費用の範囲) ⑴な ら びに同特約第�4条( 保険金の請求) ⑴の①
およ び②の規定のう ち 「 �8�日」 と あ る のを 「 73�日」 と 読み替え て 適用し ま す。
治療費用保険金の縮小支払に関する 特約
第1 条( 傷害治療費用補償特約が付帯さ れて いる 場合の取扱い)
当会社は、 こ の特約が付帯さ れた保険契約に、 傷害治療費用補償特約が付帯さ れて いる
場合は、 当会社が支払う べき 傷害治療費用保険金の額は、 同特約およ びこ の保険契約に付
帯さ れた他の特約な ら びに普通保険約款の規定によ っ て 算出し た 傷害治療費用保険金の額
に保険証券記載の縮小割合を 乗じ て 得た額と し ま す。
第2 条( 疾病治療費用補償特約が付帯さ れて いる 場合の取扱い)
当会社は、 こ の特約が付帯さ れた保険契約に、 疾病治療費用補償特約が付帯さ れて いる
場合は、 当会社が支払う べき 疾病治療費用保険金の額は、 同特約およ びこ の保険契約に付
帯さ れた他の特約な ら びに普通保険約款の規定によ っ て 算出し た 疾病治療費用保険金の額
に保険証券記載の縮小割合を 乗じ て 得た額と し ま す。
183
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
第3 条( 治療・ 救援費用補償特約が付帯さ れて いる 場合の取扱い)
当会社は、 こ の特約が付帯さ れた 保険契約に、 治療・ 救援費用補償特約が付帯さ れて い
る 場合は、 同特約第3 条( 費用の範囲) ⑴の①から ③ま でに該当し た 費用に対し 、 当会社
が支払う べき 治療・ 救援費用保険金の額は、 同特約およ びこ の保険契約に付帯さ れた 他の
特約な ら びに普通保険約款の規定によ っ て 算出し た 治療・ 救援費用保険金の額に保険証券
記載の縮小割合を 乗じ て 得た額と し ま す。
治療費用保険金の免責金額に関する 特約
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 次の定義によ り ま す。
用 語
免責金額
定 義
支払保険金の算出にあ たり 、 損害の額から 控除する 自己負担額を いい
ま す。
第2 条( 傷害治療費用補償特約が付帯さ れて いる 場合の取扱い)
当会社は、 こ の特約が付帯さ れた 保険契約に、 傷害治療費用補償特約が付帯さ れて いる
場合は、 同特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) の規定によ り 算出し た 金額から 、 1 事故に
ついて 保険証券記載の免責金額を 差し 引いた額に対し 、傷害治療費用保険金を 支払いま す。
第3 条( 疾病治療費用補償特約が付帯さ れて いる 場合の取扱い)
当会社は、 こ の特約が付帯さ れた 保険契約に、 疾病治療費用補償特約が付帯さ れて いる
場合は、 同特約第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑵の規定によ り 算出し た 金額から 、 1 疾病
( 注) について 保険証券記載の免責金額を 差し 引いた 額に対し 、 疾病治療費用保険金を 支
払いま す。
( 注) 1 疾病
合併症およ び続発症を 含みま す。 以下こ の特約において 同様と し ま す。
第4 条( 治療・ 救援費用補償特約が付帯さ れて いる 場合の取扱い)
当会社は、 こ の特約が付帯さ れた 保険契約に、 治療・ 救援費用補償特約が付帯さ れて い
る 場合は、 同特約第3 条( 費用の範囲) ⑴の①から ③ま での規定によ り 算出し た 金額から 、
1 事故ま たは1 疾病について 保険証券記載の免責金額を 差し 引いた額に対し 、 治療・ 救援
費用保険金を 支払いま す。
共同保険に関する 特約
第1 条( 独立責任)
こ の保険契約は、 引受保険会社( 注) によ る 共同保険契約であ っ て 、 引受保険会社( 注)
は、 保険証券記載のそれぞれの保険金額ま たは引受割合に応じ て 、 連帯する こ と な く 単独
別個に、 保険契約上の権利を 有し 、 義務を 負いま す。
( 注) 引受保険会社
保険証券記載の保険会社を いいま す。 以下こ の特約において 同様と し ま す。
第2 条( 幹事保険会社の行う 事項)
保険契約者が保険契約の締結に際し こ の保険契約の幹事保険会社と し て 指名し た保険会
社は、 全て の引受保険会社のた めに次の①から ⑩ま でに掲げる 事項を 行いま す。
① 保険契約申込書の受領な ら びに保険証券等の発行およ び交付
② 保険料の収納およ び受領ま たは返戻
③ 保険契約の内容の変更の承認ま た は保険契約の解除
④ 保険契約上の規定に基づく 告知ま た は通知に係る 書類等の受領およ びその告知ま たは
通知の承認
⑤ 保険金請求権等の譲渡の通知に係る 書類等の受領およ びその譲渡の承認ま たは保険金
請求権等の上の質権の設定、 譲渡も し く は消滅の通知に係る 書類等の受領およ びその設
定、 譲渡も し く は消滅の承認
⑥ 保険契約に係る 異動承認書の発行およ び交付ま たは保険証券に対する 裏書等
⑦ 保険の対象その他の保険契約に係る 事項の調査
⑧ 事故発生も し く は損害発生の通知に係る 書類等の受領ま た は保険金請求に関する 書類
等の受領
184
⑨ 損害の調査、 損害の査定、 保険金等の支払およ び引受保険会社の権利の保全
⑩ その他①から ⑨ま での事務ま たは業務に付随する 事項
第3 条( 幹事保険会社の行為の効果)
こ の保険契約に関し 幹事保険会社が行っ た前条①から ⑩ま でに掲げる 事項は、 全て の引
受保険会社がこ れを 行っ た も のと みな し ま す。
第4 条( 保険契約者等の行為の効果)
こ の保険契約に関し 保険契約者等が幹事保険会社に対し て 行っ た通知その他の行為は、
全て の引受保険会社に対し て 行われた も のと みな し ま す。
企業等の災害補償規定等特約
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 それぞれ次の定義によ り ま す。
用 語
定 義
遺族補償額
災害補償規定等に規定する 遺族補償に充て ら れる 金額を いいま す。
企業等
保険契約者ま たは保険契約者以外で被保険者と 雇用関係等一定の関係
にあ る 企業等を いいま す。
災害補償規定等
企業等が従業員等の業務中およ び業務外の災害等に対し 、 遺族補償を
行う 旨を 定めた規定を いいま す。
受給者
災害補償規定等の受給者を いいま す。
第2 条( 死亡保険金の支払)
⑴ 当会社は、 こ の特約によ り 、 普通保険約款ま た は付帯さ れた他の特約の規定にかかわら
ず、 企業等を 死亡保険金受取人と し ま す。
⑵ ⑴において 当会社が支払う べき 死亡保険金の額は、 普通保険約款ま た は付帯さ れた他の
特約の規定に従いま す。 た だし 、 次の①から ③ま でに掲げる 金額( 注1 ) を 限度と し ま す。
① 保険金の請求書類が次条①の場合
遺族補償額の範囲内で、 受給者が了知し て いる 保険金の請求額
② 保険金の請求書類が次条②の場合
受給者が企業等から 受領し た 金銭の額
③ 保険金の請求書類が次条③の場合
企業等が受給者へ支払っ た金銭の額
⑶ ⑴およ び⑵の規定にかかわら ず、 企業等が次条①から ③ま でに掲げる 書類を 提出でき な
い場合は、 当会社は被保険者の法定相続人を 死亡保険金受取人と し ま す。
⑷ ⑶において 当会社が支払う べき 死亡保険金の額は、 普通保険約款ま た は付帯さ れた他の
特約の規定に従いま す。 た だし 、 遺族補償額( 注2 ) を 限度と し ま す。
( 注1 ) 次の①から ③ま でに掲げる 金額
災害補償規定等に対し て 保険金を 支払う 他の保険契約等があ り 、 同一の事故に対
し て 、 既に保険金ま たは共済金が支払われて いる 場合は、 他の保険契約等によ っ て
支払われた金額を 控除し た 残額と し ま す。
( 注2 ) 遺族補償額
災害補償規定等に対し て 保険金を 支払う 他の保険契約等があ り 、 同一の事故に対
し て 、 既に保険金ま たは共済金が支払われて いる 場合は、 他の保険契約等によ っ て
支払われた金額を 控除し た 残額と し ま す。
第3 条( 保険金の請求)
企業等が死亡保険金の支払を 請求する 場合は、 普通保険約款ま たは付帯さ れた 他の特約
に定めら れた書類のほか、 次の①から ③ま でに掲げる 書類のいずれかを 提出し な ければな
り ま せん。
① 受給者が保険金の請求内容について 了知し て いる こ と を 証する 書類
② 受給者が企業等から 金銭を 受領し たこ と を 証する 書類
③ 企業等が受給者に金銭を 支払っ た こ と を 証する 書類
185
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
第4 条( 保険料の返還)
第2 条( 死亡保険金の支払) ⑵のた だし 書ま たは同条⑷のた だし 書によ り 死亡保険金の
支払額を 減額する 場合は、 既に払い込ま れた保険料のう ち 、 その減額分に対応する 保険料
を 保険契約者に返還し ま す。
第5 条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款ま た は付帯さ れた 他の特約の規定を 準用し ま す。
事業主費用補償特約
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 それぞれ次の定義によ り ま す。
用 語
定 義
支払責任額
他の保険契約等がな いも のと し て 算出し た 支払う べき 保険金ま た は共
済金の額を いいま す。
他の保険契約等
第2 条( 保険金を 支払う 場合) の全部ま た は一部に対し て 支払責任が
同じ であ る 他の保険契約ま た は共済契約を いいま す。
普通保険約款等
普通保険約款ま たは特約を いいま す。
保険金
第2 条( 保険金を 支払う 場合) に規定する 保険金を いいま す。
保険契約者
保険契約者が連合体であ る 場合は、 その構成員のう ち 、 補償対象者が
所属する 組織ま たは補償対象者と 雇用関係のあ る 事業主を いいま す。
補償対象者
普通保険約款等の被保険者を いいま す。
免責金額
支払保険金の算出にあ たり 、 損害の額から 控除する 自己負担額を いい
ま す。
第2 条( 保険金を 支払う 場合)
⑴ 当会社は、 こ の特約が付帯さ れた 普通保険約款等によ り 死亡・ 後遺障害保険金( 注) を
支払う 場合は、 保険契約者が臨時に負担する 費用に対し て 、 こ の特約およ び普通保険約款
等の規定に従い、 保険契約者に保険金を 支払いま す。
⑵ ⑴の費用と は、 次の①から ⑤ま でに該当する 費用で、 社会通念上妥当と 認めら れる 費用
を いいま す。 ただし 、 死亡・ 後遺障害保険金( 注) の支払原因と な っ た 事故等の発生の日
から その日を 含めて �8�日以内に要し た費用にかぎ り ま す。
① 葬儀費用、 香典、 花代、 弔電費用等の補償対象者の葬儀に関する 費用
② 遠隔地で事故が発生し た際の補償対象者の捜索費用、 移送費用等の救援者費用
③ 事故現場の清掃費用等の復旧費用
④ 補償対象者の代替のための求人・ 採用等に関する 費用
⑤ その他死亡・ 後遺障害保険金( 注) の支払事由に直接起因し て 負担し た費用
⑶ ⑵において 、 補償対象者の遺族ま た は補償対象者に支払う 費用は���万円を 限度と し ま
す。
( 注) 死亡・ 後遺障害保険金
死亡保険金ま たは後遺障害保険金を いいま す。
第3 条( 保険金の支払額)
前条⑴の保険金の支払は、 保険証券記載の事業主費用保険金額を 限度と し ま す。
第4 条( 保険金の請求)
⑴ こ の特約にかかる 保険金の当会社に対する 保険金請求権は、 保険契約者が第2 条( 保険
金を 支払う 場合) によ る 費用を 負担し た 時から 発生し 、 こ れを 行使する こ と ができ る も の
と し ま す。
⑵ 保険契約者が保険金の支払を 請求する 場合は、 次の①から ⑥ま でに掲げる 書類のう ち 当
会社が求める も のを 提出し な け ればな り ま せん。
① 保険金請求書
186
② 保険証券
③ 保険契約者が費用を 支払っ た こ と およ びその金額を 証明する 書類。 た だし 、 次のア .
およ びイ . に掲げる 金額の保険金請求分を 除き ま す。
ア . 死亡保険金を 支払う 場合……………………………………………………………��万円
イ . 後遺障害保険金を 支払う 場合
� 後遺障害の程度によ る 支払割合が7�%以上の場合……………………………5 万円
� 後遺障害の程度によ る 支払割合が4�%以上7�%未満の場合…………………3 万円
④ 保険契約者の印鑑証明書
⑤ 委任を 証する 書類およ び委任を 受けた 者の印鑑証明書( 保険金の請求を 第三者に委任
する 場合)
⑥ その他当会社が第6 条( 保険金の支払時期) ⑴に定める 必要な 事項の確認を 行う た め
に欠く こ と のでき な い書類ま た は証拠と し て 保険契約締結の際に当会社が交付する 書面
等において 定めたも の
⑶ 当会社は、 事故の内容およ び費用の額等に応じ 、 保険契約者ま たは保険金を 受け取る べ
き 者に対し て 、 ⑵に掲げる も の以外の書類も し く は証拠の提出ま たは当会社が行う 調査へ
の協力を 求める こ と があ り ま す。 こ の場合は、 当会社が求めた書類ま た は証拠を 速やかに
提出し 、 必要な 協力を し な ければな り ま せん。
⑷ ⑵ま たは⑶の場合において 、 当会社は、 保険契約者ま たは保険金を 受け 取る べき 者に対
し て 他の保険契約等に関する 事実の有無およ び内容( 注) の確認を 求める こ と ができ ま す。
⑸ 保険契約者ま たは保険金を 受け 取る べき 者が、 正当な 理由がな く ⑶の規定に違反し た 場
合ま た は、 ⑵も し く は⑶の書類に事実と 異な る 記載を し 、 も し く はその書類も し く は証拠
を 偽造し も し く は変造し た 場合は、 当会社は、 それによ っ て 当会社が被っ た 損害の額を 差
し 引いて 保険金を 支払いま す。
( 注) 他の保険契約等に関する 事実の有無およ びその内容
既に他の保険契約等から 保険金の支払を 受けた 場合は、 その事実を 含みま す。
第5 条( 他の保険契約等があ る 場合の保険金の支払額)
⑴ 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の費用に対し て 保険金を 支払う べき 他の保険契約等が
あ る 場合において 、 支払責任額の合計額が⑶に規定する 支払限度額を 超え る と き は、 当会
社は、 次に定める 額を 保険金と し て 支払いま す。
① 他の保険契約等から 保険金ま たは共済金が支払われて いな い場合
こ の保険契約の支払責任額
② 他の保険契約等から 保険金ま たは共済金が支払われた場合
⑶に規定する 支払限度額から 、 他の保険契約等から 支払われた保険金ま たは共済金の
合計額を 差し 引いた 残額。 ただし 、 こ の保険契約の支払責任額を 限度と し ま す。
⑵ ⑴の費用の額は、 それぞれの保険契約ま たは共済契約に免責金額の適用があ る 場合は、
そのう ち 最も 低い免責金額を 差し 引いた額と し ま す。
⑶ 支払限度額は、 それぞれの保険契約ま た は共済契約のう ち 最も 保険金額の高い保険契約
ま たは共済契約によ り 、 その契約において 他の保険契約等がな いも のと し た 場合に支払わ
れる べき 金額と し ま す。
第6 条( 保険金の支払時期)
⑴ 当会社は、 請求完了日( 注1 ) から その日を 含めて 3�日以内に、 当会社が保険金を 支払
う ために必要な 次の①から ⑤ま での事項の確認を 終え 、 保険金を 支払いま す。
① 保険金の支払事由発生の有無の確認に必要な 事項と し て 、 事故の原因、 事故発生の状
況、 費用ま た は傷害の発生の有無およ び補償対象者に該当する 事実
② 保険金が支払われな い事由の有無の確認に必要な 事項と し て 、 保険金が支払われな い
事由と し て こ の保険契約において 定める 事由に該当する 事実の有無
③ 保険金を 算出する ための確認に必要な 事項と し て 、 費用の額ま たは傷害の程度、 事故
と 費用ま たは傷害と の関係、 治療の経過およ び内容
④ 保険契約の効力の有無の確認に必要な 事項と し て 、こ の保険契約において 定める 解除、
無効、 失効ま たは取消し の事由に該当する 事実の有無
⑤ ①から ④ま でのほか、 他の保険契約等の有無およ び内容、 費用について 保険契約者が
有する 損害賠償請求権その他の債権およ び既に取得し たも のの有無およ び内容等、 当会
社が支払う べき 保険金の額を 確定する た めに確認が必要な 事項
⑵ ⑴の確認を する ため、 次の①から ⑤ま でに掲げる 特別な 照会ま たは調査が不可欠な 場合
187
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
は、 ⑴の規定にかかわら ず、 当会社は、 請求完了日( 注1 ) から その日を 含めて 次の①か
ら ⑤ま でに掲げる 日数( 注2 ) を 経過する 日ま でに、 保険金を 支払いま す。 こ の場合にお
いて 、 当会社は、 確認が必要な 事項およ びその確認を 終え る べき 時期を 保険契約者ま たは
保険金を 受け 取る べき 者に対し て 通知する も のと し ま す。
① ⑴の①から ④ま での事項を 確認する ための、 警察、 検察、 消防その他の公の機関によ
る 捜査・ 調査結果の照会( 注3 ) �8�日
② ⑴の①から ④ま での事項を 確認する ための、 医療機関、 検査機関その他の専門機関に
よ る 診断、 鑑定等の結果の照会 9�日
③ ⑴の③の事項のう ち 、 後遺障害の内容およ びその程度を 確認する た めの、 医療機関に
よ る 診断、 後遺障害の認定に係る 専門機関によ る 審査等の結果の照会 �2�日
④ 災害救助法( 昭和22年法律第��8号) が適用さ れた 災害の被災地域におけ る ⑴の①か
ら ⑤ま での事項の確認のための調査 ��日
⑤ ⑴の①から ⑤ま での事項の確認を 日本国内において 行う た めの代替的な 手段がな い場
合の日本国外における 調査 �8�日
⑶ ⑴およ び⑵に掲げる 必要な 事項の確認に際し 、 保険契約者ま たは保険金を 受け取る べき
者が正当な 理由な く その確認を 妨げ、 ま たはこ れに応じ な かっ た場合( 注4 ) は、 こ れに
よ り 確認が遅延し た 期間について は、 ⑴ま たは⑵の期間に算入し な いも のと し ま す。
⑷ ⑴ま た は⑵の規定によ る 保険金の支払は、 保険契約者ま たは保険金を 受け取る べき 者と
当会社があ ら かじ め合意し た場合を 除いて は、 日本国内において 日本国通貨を も っ て 行う
も のと し ま す。
( 注1 ) 請求完了日
保険契約者が第4 条( 保険金の請求) ⑵の規定によ る 手続を 完了し た 日を いいま
す。
( 注2 ) 次の①から ⑤ま でに掲げる 日数
①から ⑤ま での複数に該当する 場合は、 そのう ち 最長の日数と し ま す。
( 注3 ) 照会
弁護士法( 昭和24年法律第2�5号) に基づく 照会そ の他法令に基づく 照会を 含み
ま す。
( 注4 ) こ れに応じ な かっ た場合
必要な 協力を 行わな かっ た 場合を 含みま す。
第7 条( 代 位)
⑴ 第2 条( 保険金を 支払う 場合) ⑴の費用が生じ た こ と によ り 保険契約者が損害賠償請求
権その他の債権を 取得し た場合において 、 当会社がその費用に対し て 保険金を 支払っ たと
き は、 その債権は当会社に移転し ま す。 ただし 、 移転する のは、 次の①ま たは②のいずれ
かの額を 限度と し ま す。
① 当会社が費用の全額を 保険金と し て 支払っ た場合
保険契約者が取得し た債権の全額
② ①以外の場合
保険契約者が取得し た債権の額から 、 保険金が支払われて いな い費用の額を 差し 引い
た額
⑵ ⑴の②の場合において 、 当会社に移転せずに保険契約者が引き 続き 有する 債権は、 当会
社に移転し た 債権よ り も 優先し て 弁済さ れる も のと し ま す。
⑶ 保険契約者は、 当会社が取得する ⑴ま たは⑵の債権の保全およ び行使な ら びにそのため
に当会社が必要と する 証拠およ び書類の入手に協力し な け ればな り ま せん。 こ のために必
要な 費用は、 当会社の負担と し ま す。
第8 条( 時 効)
こ の特約の保険金請求権は、 第4 条( 保険金の請求) ⑴に定める 時の翌日から 起算し て
3 年を 経過し た場合は、 時効によ っ て 消滅し ま す。
第9 条( 普通保険約款等の適用除外)
普通保険約款等( 注) におけ る 保険金の請求、 保険金の支払時期、 他の保険契約等があ
る 場合の保険金の支払額およ び代位の規定は適用し ま せん。
( 注) 普通保険約款等
こ の特約を 除き ま す。
188
第10条( 重大事由によ る 解除に関する 特則)
当会社は、 普通保険約款第�9条( 重大事由によ る 解除) ⑵、 ⑶、( 注2 ) およ び( 注3 )
の規定を 次のと おり 読み替え 、 ⑷の規定を 追加し て こ の特約に適用し ま す。
「
⑵ 当会社は、 次の①ま たは②のいずれかに該当する 事由があ る 場合は、 保険契約者
に対する 書面によ る 通知を も っ て 、 こ の保険契約( 注2 ) を 解除する こ と ができ ま
す。
① 被保険者が、 ⑴の③のア . から ウ . ま でま た はオ. のいずれかに該当する こ と 。
② 保険金を 受け取る べき 者が、 ⑴の③のア . から オ. ま でのいずれかに該当する
こと。
⑶ ⑴ま た は⑵の規定によ る 解除が事故の生じ た 後にな さ れた場合であ っ て も 、 第2�
条( 保険契約解除の効力) の規定にかかわら ず、 ⑴の①から ⑤ま での事由ま たは⑵
の①も し く は②の事由が生じ た 時から 解除がな さ れた 時ま でに発生し た事故によ る
費用に対し て は、 当会社は、 保険金を 支払いま せん。 こ の場合において 、 既に保険
金を 支払っ て いたと き は、 当会社は、 その返還を 請求する こ と ができ ま す。
⑷ 保険契約者等( 注3 ) が⑴の③のア . から オ. ま でのいずれかに該当する こ と に
よ り ⑴ま たは⑵の規定によ る 解除がな さ れた場合は、 ⑶の規定は、 ⑴の③のア . か
ら オ. ま でのいずれにも 該当し な い保険契約者等( 注3 ) に生じ た 費用について は
適用し ま せん。
( 注2 ) 保険契約
⑵の①に該当する 事由があ る 場合はその被保険者に係る 部分、 ⑵の②に該
当する 事由があ る 場合はその保険金を 受け取る べき 者に係る 部分にかぎ り ま
す。
( 注3 ) 保険契約者等
保険契約者、 被保険者ま た は保険金を 受け取る べき 者を いいま す。
」
第11条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款等の規定を 適用し ま す。
死亡保険金支払に関する 特約
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 それぞれ次の定義によ り ま す。
用 語
定 義
企業等
保険契約者ま たは保険契約者以外で被保険者と 雇用関係等一定の関係
にあ る 企業等を いいま す。
災害補償規定等
企業等が従業員等の業務中およ び業務外の災害等に対し 、 遺族補償を
行う 旨を 定めた規定を いいま す。
な お、 保険金額が被保険者であ る 従業員等に対する 弔慰金、 退職金等
の支払に充当さ れる 額を 超過する 場合は、 その超過額が企業等の費用
等に充当さ れる こ と が規定さ れた も のと し ま す。
第2 条( 災害補償規定等の備え 付け )
当会社は、 こ の特約によ り 、 普通保険約款ま た は付帯さ れた他の特約の規定にかかわら
ず、 企業等を 死亡保険金受取人と 定める 場合は、 企業等は災害補償規定等を 備え 、 当会社
がその提出を 求めたと き は、 いつでも こ れに応じ な け ればな り ま せん。
第3 条( 保険金の支払)
⑴ 企業等が死亡保険金の支払を 請求する 場合は、 普通保険約款ま たは付帯さ れた 他の特約
に定めら れた書類のほか、 次の①から ③ま でに掲げる 書類のいずれかを 提出し な ければな
り ま せん。
① 受給者が保険金の請求内容について 了知し て いる こ と を 証する 書類
② 受給者が企業等から 金銭を 受領し たこ と を 証する 書類
189
12 海外旅行総合保険普通保険約款およ び特約
③ 企業等が受給者に金銭を 支払っ た こ と を 証する 書類
⑵ 企業等は、 やむを 得ず死亡保険金受領後に⑴の②ま たは③の書類を 提出する 場合は、 死
亡保険金を 受領し た 日から その日を 含めて 3�日以内ま たは当会社が書面で承認し た猶予期
間内に当会社に提出し な ければな り ま せん。
⑶ 当会社は、 ⑵で規定する 書類が期日ま でに提出さ れな かっ た 場合は、 企業等に支払われ
た死亡保険金の返還を 求める こ と ができ る も のと し ま す。 な お、 死亡保険金が当会社に返
還さ れた 場合は、 当会社は既に払い込ま れた保険料のう ち 、 その返還分に対応する 保険料
を 保険契約者に返還し ま す。
第4 条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款ま た は付帯さ れた 他の特約の規定を 準用し ま す。
ク レ ジ ッ ト カ ード によ る 保険料支払に関する 特約
第1 条( 用語の定義)
こ の特約において 、 次の用語の意味は、 それぞれ次の定義によ り ま す。
用 語
会員規約等
定 義
カ ード 会社と の間で締結し た 会員規約等を いいま す。
カ ード 会社
ク レ ジ ッ ト カ ード 発行会社を いいま す。
ク レ ジ ッ ト カ ード
当会社の指定する ク レ ジ ッ ト カ ード を いいま す。
第2 条( ク レ ジ ッ ト カ ード によ る 保険料支払)
⑴ 保険契約者は、 ク レ ジ ッ ト カ ード によ り 、 こ の保険契約の保険料( 注) を 支払う こ と と
し ま す。
⑵ ⑴にいう 保険契約者と は、 会員規約等に基づく 会員ま た はク レ ジ ッ ト カ ード の使用が認
めら れた 者にかぎ り ま す。
( 注) 保険料
異動時の追加保険料を 含みま す。 以下こ の特約において 同様と し ま す。
第3 条( 保険料領収前に生じ た事故の取扱い)
⑴ 保険契約者から 、 こ の保険契約の申込時ま た は異動承認請求時に保険料のク レ ジ ッ ト
カ ード によ る 支払の申出があ っ た場合は、 当会社は、 カ ード 会社へそのク レ ジ ッ ト カ ード
の有効性およ び利用限度額内で あ る こ と 等の確認を 行っ た う え で、 当会社がク レ ジ ッ ト
カ ード によ る 保険料の支払を 承認し た 時( 注) 以後、 こ の特約が付帯さ れた普通保険約款
およ びこ れに付帯さ れる 他の特約に定める 保険料領収前に生じ た事故の取扱いに関する 規
定を 適用し ま せん。
⑵ 当会社は、 次の①ま た は②のいずれかに該当する 場合は、 ⑴の規定は適用し ま せん。
① 当会社がカ ード 会社から 保険料相当額を 領収でき な い場合。 ただし 、 保険契約者が会
員規約等に従いク レ ジ ッ ト カ ード を 使用し 、 カ ード 会社に対し て こ の特約が付帯さ れた
保険契約にかかわる 保険料相当額の全額を 既に支払っ て いる 場合を 除き ま す。
② 会員規約等に定める 手続が行われな い場合
( 注) 承認し た時
保険証券記載の保険期間の開始前に承認し た 場合は保険期間の 開始し た 時と し ま
す。
第4 条( 保険料の直接請求およ び請求保険料支払後の取扱い)
⑴ 当会社は、 前条⑵の①の保険料相当額を 領収でき な い場合は、 保険契約者に保険料を 直
接請求でき る も のと し ま す。 こ の場合において 、 保険契約者が、 カ ード 会社に対し て こ の
特約が付帯さ れた保険契約にかかわる 保険料相当額を 既に支払っ て いる と き は、当会社は、
その支払っ た 保険料相当額について 保険契約者に請求でき な いも のと し ま す。
⑵ 保険契約者が会員規約等に従い、 ク レ ジ ッ ト カ ード を 使用し た場合において 、 ⑴の規定
によ り 当会社が保険料を 請求し 、 保険契約者が遅滞な く その保険料を 支払っ た と き は、 前
条⑴の規定を 適用し ま す。
⑶ 保険契約者が⑵の保険料の支払を 怠っ た場合は、 当会社は、 保険契約者に対する 書面に
よ る 通知を も っ て 、 こ の特約が付帯さ れた保険契約を 解除する こ と ができ ま す。 ただし 、
190
こ の場合の保険料は、 保険契約の申込時に支払う 保険料にかぎ る も のと し 、 異動承認請求
時の保険料の支払を 怠っ た 場合は、 こ の特約が付帯さ れた普通保険約款およ びこ れに付帯
さ れる 他の特約の規定を 適用し ま す。
⑷ ⑶の解除は保険期間の初日から 将来に向かっ て その効力を 生じ ま す。
第5 条( 保険料の返還)
普通保険約款およ びこ れに付帯さ れる 他の特約の規定によ り 、 当会社が保険料を 返還す
る 場合は、 当会社は、 カ ード 会社から の保険料相当額の領収を 確認の後に保険料を 返還し
ま す。 ただし 、 前条⑵の規定によ り 保険契約者が保険料を 直接当会社に払い込んだ場合、
およ び保険契約者が会員規約等に従いク レ ジ ッ ト カ ード を 使用し 、 カ ード 会社に対し て こ
の特約が付帯さ れた保険契約にかかわる 保険料相当額の全額を 既に支払っ て いる 場合を 除
き ま す。
第6 条( 準用規定)
こ の特約に定めのな い事項について は、 こ の特約の趣旨に反し な いかぎ り 、 普通保険約
款およ びこ れに付帯さ れる 他の特約の規定を 準用し ま す。
191
◆おかけ間違いにご 注意く ださ い。
保険金支払いに関する 苦情・ ご 相談窓口
【 保険金支払ご 相談窓口】 0 1 2 0 -6 6 8 -2 9 2
<受付時間> 平 日: 午前9 時~午後5 時
( 土・ 日・ 祝日、1 2 /3 1 ~1 /3 はお休みと さ せて いただき ま す。)
保険金支払いの無責免責事案に関する 第三者への不服申立窓口
保険金のご 請求に対し て 、すでに当社がお支払いの対象と な ら な い旨を ご 通知
し た 事案につき ま し て 、当社窓口( 保険金サービ ス 課や「 保険金支払ご 相談窓
口」) によ る ご 説明にご 納得がいた だけ な い場合、次の窓口よ り 第三者( 社外弁
護士) へ不服の申し 立て を 行う こ と ができ ま す。
【 無責免責不服申立窓口】 0 1 2 0 -3 8 8 -8 8 5
<受付時間> 平 日: 午前1 0 時~午後6 時
( 土・ 日・ 祝日、1 2 /3 1 ~1 /3 はお休みと さ せていた だき ま す。)
1 . ご 利用いた だけ る 方
保険金を 請求さ れた ご 本人( 保険金請求権者) ま た はご 本人から 委任を 受け
た 代理人
※代理人の場合は、保険金請求権者から の委任内容を 委任状・ 印鑑証明な ど
で確認さ せて いただく こ と があ り ま す。
2 . お申し 立て 後の対応
「 無責免責不服申立窓口」( 社外弁護士) で受け 付け し た 不服申し 立て につき
ま し て は、当社が設置する「 保険金審査会制度」 の中で、社外有識者によ る 審
査を 行いま す。
そ の審査結果は「 無責免責不服申立窓口」( 社外弁護士) を 通じ て ご 回答し ま
す。
そんぽADR セン タ ー
●保険会社と の間で問題を 解決でき な い場合( 指定紛争解決機関)
当社は、保険業法に基づく 金融庁長官の指定を 受け た 指定紛争解決機関であ る
一般社団法人日本損害保険協会と 手続実施基本契約を 締結し て いま す。当社と
の間で問題を 解決でき な い場合は、一般社団法人日本損害保険協会に解決の申
し 立て を 行う こ と ができ ま す。
【 窓口: 一般社団法人日本損害保険協会「 そんぽA DR セン タ ー」】
0 5 7 0 -0 2 2 8 0 8 <通話料有料>
P HS・ IP 電話から は0 3‐ 4 3 3 2‐ 5 2 4 1 を ご 利用く ださ い。
<受付時間> 平 日: 午前9 時1 5 分~午後5 時
( 土・ 日・ 祝日、年末年始はお休みと さ せていた だき ま す。)
<イ ン タ ーネッ ト ホ ーム ページ > h ttp ://w w w .s o n p o .o r.jp /
お客さ ま 総合窓口
●当社への相談・ 苦情・ お問い合わせ
ご 契約内容の詳細や事故に関する お問い合わせは、取扱代理店・ 営業店・ 保険
金サービ ス 課へお取次ぎ さ せて いただく 場合がご ざ いま す。
【 窓口: 損保ジ ャ パン /損保ジ ャ パン 日本興亜
カ ス タ マーセン タ ー】 0 1 2 0 -8 8 8 -0 8 9
【 窓口: 日本興亜損保カ ス タ マーセン タ ー】 0 1 2 0 -9 1 9 -4 9 8
<受付時間( 全社共通) > 平日: 午前9 時~午後8 時
土・ 日・ 祝日: 午前9 時~午後5 時
( 1 2 /3 1 ~1 /3 はお休みと さ せていただき ま す。)
192
海外旅行総合保険 保険金請求書
【保険金請求書類のご送付先】
〒1 6 4 -8 6 0 8
東京都中野区中野4丁目10-2
中野セン ト ラ ルパーク サウ ス 5 階
損害保険ジャ パン 日本興亜株式会社/株式会社損害保険ジャ パン
火災新種専門保険金サービ ス 部 海外旅行保険金サービ ス 第一課
海外メ ディカルヘルプライン
ケ ガを し た
( 24時間・ 年中無休・ 日本語対応)
病気にな っ た
P.4~P.5
買物中誤っ て商品を 壊し て
し ま っ た 、 など 損害賠償責
任を 負っ た
海外ホ ッ ト ラ イ ン
パス ポート を 盗ま れた、 な ど
携行品に損害が起き た
( 24時間・ 年中無休・ 日本語対応)
P.10~P.11
その他ト ラ ブルに見舞われた
海外クレームエージェント
長期に滞在する 場合で、 現地に
て保険金を 請求・ 受領し たい
P.28~P.30
帰国後保険金を 請求�受領し たい
〒
保険金サービス 課
P.25
東京都新宿区西新宿
東京都新宿区西新宿
〒
〒
東京都千代田区霞が関
( SJNK�3-����7 ����. �. ��)
10664-01 ( 99OJ6064) 401258 - 0100
新・ 海外旅行保険/海外旅行総合保険/海外旅行傷害保険保険金請求書
【NEW OVERSEAS TRAVEL ACCIDENT INSURANCE� OVERSEAS TRAVEL ACCIDENT INSURANCE CLAIM FORM 】
株式会社�損害保険ジャパン※ 行【 TO:S OM P O J AP AN IN S U R AN CE IN C.】
※損保ジャ パンと 日本興亜損保は、 関係当局の認可等を 前提と し て、 2 0 1 4 年9 月1 日に合併し 、「 損害保険ジャ パン 日本興亜株式会社」 になり ま す。
Som po Japan Insurance Inc. and NIPPONKOA Insurance Co.,Ltd. will fully m erg e into a sing le com pany “Som po Japan Nipponkoa Insurance Inc.” on
September 1, 2014.
*The merg er of the two companies is subject to approval by the relevant authorities.
本書の記載内容が事実と 相違ないこ と を 確認し 保険金を 請求し ま す。
保険金請求にあたり 、下記�項目について保険金請求者欄の署名をも って同意し ま す。
なお、本書の写真複写も 本書と 同じ 効力がある も のと 認めま す。
I hereb y m ake a claim for insurance b enefits, b y confirm ing the accuracy of the contents hereof and also b y ag reeing to the
m atters m entioned b elow. A photocopy of this form shall be consid ered as effective and valid as the orig inal.
〈 1 〉 個人情報の取扱いに関する 同意 A U TH OR IZ A TION FOR M Y P E R S ON A L IN FOR M A TION
株式会社損害保険ジャ パン( 以下、「 損保ジャ パン 」と いいま す。) が本保険金請求に関する 個人情報を 、保険引受・ 支払いの判断、本契約の履行、付帯サ-ビ ス の提供等を
行う ために、下記①~⑤ま で、そ の他業務上必要と する 範囲で、取得・ 利用・ 提供ま たは登録する こ と に同意し ま す。
①損保ジャ パン が、上記業務のため、業務委託先
( 保険代理店を 含む)、保険仲立人、医療機関、修理業者、保険金の請求・ 支払いに関する 関係先、事故に関する 関係先、
等に提供する こ と 。ま たは、こ れら の者から 提供を 受ける こ と 。
②損保ジャ パン が、保険制度の健全な 運営のために一般社団法人日本損害保険協会、損害保険料率算出機構、他の損害保険会社、等に提供も し く は登録し 、ま たはこ
れら の者から 提供を 受ける こ と 。
③損保ジャ パン が、再保険契約や共同保険契約における 引受保険会社から の保険金等の受領のために引受保険会社等に提供する こ と( 引受保険会社等から 他の引受
保険会社等への提供を 含む)。
④他の保険契約等があ る 場合、そ の保険契約等の損害保険会社・ 共済等に対し て 、損保ジャ パン の負担部分を 超える 額を 求償する ために必要な 情報( 支払責任額等
契約の内容、損害額等事故に関する 情報、支払保険金等に関する 情報) を 、損保ジャ パン がそ の保険契約等の損害保険会社・ 共済等へ提供する こ と 、ま た、そ の損害
保険会社�共済等から 提供を 受け、利用する こ と 。そ の損害保険会社�共済等が損保ジャ パン へ提供する こ と 、ま た、損保ジャ パン から 提供を 受け、利用する こ と 。
⑤損保ジャ パン が、保健医療等の特別な 非公開情報( センシティ ブ情報) について 、保険業法施行規則により 限定さ れた 目的以外に利用し な いこ と 。
I ag ree tha t SOM PO JAPAN NIPPON KOA INSU ARAN CE IN C. / SOM PO JAPAN IN SURAN CE IN C. (hereinafter "SO MPO JAPAN N IPPON KOA / SO M PO JAPAN ") a cq uires,
u ses, p rovid es or reg isters m y p ersonal inform ation reg a rd ing this insura nce claim in so far a s the following are concerned and to the extent that your com p a ny need s it fo r
the b usiness p urp oses in ord er to jud g e insurance und erwriting or p aym ent, to p erform this contract, or to p rovid e relevant services:
①SO M PO JAPAN m a y p ro vid e th e in form a tio n to , o r a cc ep t p rovis ion o f the info rm a tion fro m , a o u ts id e se rvice p ro vid er o f SO M PO JAPAN 's b u s in es s
(includ ing insuran ce ag encies), insuran ce b rokers, m ed ica l institutions, rep airing com p a nies, p a rties rela ted to cla im or p a ym ent of in su rance m oney, p a rties
rela ted to accid ent or other rela ted p arties;
②SOM PO JAPAN m ay p rovid e or reg ister the info rm a tion to or with , or a ccep t p ro vision o f the inform a tio n from , The G en era l Insu rance Associa tion o f Ja p an,
No n-Life Insura nce Ra ting Org a niza tio n of Ja p a n, o ther no n-life insura nce com p a n ies or other related p a rties fo r the p urp ose of so und m a na g em ent of the
insurance system ;
③SOM PO JAPAN m ay p rovid e the info rm a tion to a reinsura nce co m p any, etc. (inclu d ing p rovisions from the reinsurance co m p any, etc. to another reinsura nce
com p any, etc.) in ord er to enter into a reinsurance contra ct or receive p aym ent of a reinsurance claim , etc.;
④In the ca se th a t there a re a n y oth er insu ra n ce co ntra cts, e tc., with othe r n on-life insura nce com p a nies, m utua l a id a sso cia tion s, etc. , SOM PO JAPAN m a y
p rovid e inform a tion, which is req uired to claim a m ounts exceed in g a m ou nts it is ob lig ed to p a you t from such p arties (for insta nce, the co ntent o f releva nt
con tra cts, such as am ounts ob lig ed to p a y, info rm a tion concerning the incid ent, such a s the a m ou nt o f th e d a m a g e, a nd inform ation of in suran ce p a youts
m a d e), to, o r a ccep t such inform ation from the p a rties a nd use the in form a tio n. N on-life insura nce co m p a nies, m utu a l a id asso cia tions, etc. , sta te d ab ove
m a y p rovid e inform a tion to, o r accep t inform a tion to use it from , SOM PO JAPAN ; an d
⑤SOM PO JAPAN d oes no t u se hea lthca re or o ther sp e cial non -p ub lic in form a tio n (sensitive info rm a tion) fo r a ny p u rp ose, excep t a s con d ition a lly p erm itte d
und er th e Enforcem ent Reg ulations of th e Insuran ce Business La w in Jap an.
〈 2 〉 医療情報の提供およ び事故調査に関する 同意 A U TH OR IZ A TION FOR M E D IC A L R EC OR D S A N D IN FOR M A TION ON TH E C A S E
被保険者を 診療ま たは治療し た すべて の病院、医師およ び関係者、ま た は本件事故に関係する 諸機関およ び関係者が、損保ジャ パン ま たはその指名する 者に、被保険者に
関する すべて の疾病、傷害ま たは事故の記録を 提供する こ と を 承認し ま す。な お、本書の写真複写も 同じ 効力がある も のと 認めま す。
I h ereb y a u tho rize a ny ho sp ita l, p hysicia n, o r o th er p erso n w ho ha s a ttend ed o r exa m ined m e, o r a ny g o vernm ent a u thority or o ther p ers on w ho is rela ted to the
accid en t, to fu rn ish SO M PO JAPAN o r its a u th o rized rep res en ta tive w ith a n y a n d a ll info rm a tio n or d o cu m e nt w ith res p ect to a n y s ickne ss/in ju ry o r a ccid ent. A
p ho tocop y of this authorization shall b e consid ered as effective and valid as the orig inal.
〈 3 〉 キャッ シュレ ス 治療サービ ス 利用に関する 委任・ 同意 A U TH OR IZ A TION FOR C A S H LE S S M ED IC A L S E R V IC E
病院にて キャッ シュレ ス 治療サービ ス の提供を 受けた場合には、そ の治療費用について の保険金請求を 病院ま たは医師に委任し ま す。ま た、その治療費用が当該保険で 支
払対象外と 判明し た場合には、当該治療費用を 遅滞なく 病院・ 医師( ま たは損保ジャ パン ) に支払う こ と を 誓約し ま す。
W hen "CASH LESS MED ICAL SERVICE" is p ro vid ed fo r m e b y the hosp ital o r m ed ica l p rovid er, I a utho rize the ho sp ita l o r m ed ical p ro vid er to m ake an insurance cla im
fo r th e m ed ica l exp ens es fo r m y trea tm en t. In ca se the m ed ica l exp enses tu rn o ut no t to b e p a ya b le u nd er insura nce p o licy, I p led g e m yself to p a y su ch m ed ica l
exp enses as not co vered und er the insurance p olicy to the hospital or m ed ical p ro vid er (or to SOMPO JAPAN) witho ut d elay.
〈 4 〉 他の保険契約等の保険金請求に関する 同意 A U TH OR IZ A TION FOR IN S U R A N C E C LA IM S FR OM OTH E R P OLIC IE S
同一の損害ま たは費用に対し て 、支払責任を 負う 保険契約およ び他の保険契約等( 保険契約、共済契約そ の他いかなる 名称で ある かを 問いま せん。以下同様と し ま す) か
ら 、保険契約等で定めら れた 保険金等の額を 超えて 支払を 受けた場合には、そ の超えた 額を 、損保ジャ パン ま たは他の保険契約等の損害保険会社・ 共済等へ直ちに返還し
ま す( 損保ジャ パンま たは他の保険契約等の損害保険会社・ 共済等から 返還方法の指定があった 場合には、そ の方法に従いま す)。
ま た 、他の保険契約等があ る 場合、損保ジャパン がそ の保険契約等の損害保険会社・ 共済等に対し て 、損保ジャ パン の負担すべき 部分( 他の保険契約等がな いと する 場合に
各損害保険会社・ 共済等が支払う べき 保険金等の額の合計額に対する 損保ジャ パン の支払う べき 額の割合を て ん補損害額に乗じ て 得た 額) を 超えて 支払った 額を 求償す
る こ と に同意し ま す。
I ag ree that if I receive p aym ents such a s insura nce pa yo uts that exceed the am ount o f insurance m o ney, etc., sta ted in the p olicy und er which this claim is m ad e o r in
any o ther p o licies , etc. , (insura nce co ntra cts, m utua l aid co n tra cts o r a ny other co n tra cts und er w hatever na m e th ey a re kno w n a nd und er w hich p a yo u ts, etc. , a re
m a d e to cover the sa m e da m ag e o r co st; a nd the sa m e a pp lies in this co ntra ct) for the sam e d a m ag e or co st, I shall rep a y, without d ela y, the am ount exceeding the
insura nce m oney, etc., to SOMPO JAPAN or to the o ther non-life insurance co m p anies, m utual aid associa tio ns, etc., with which the relevant insurance co ntracts, etc.,
are conclud ed . [If SOMPO JAPAN, o ther no n-life insura nce com p a nies, m utual a id a sso ciations, etc., with which the relevant insurance contracts, etc., are co ncluded ,
sp ecify p roced ures fo r such rep aym ent, I shall follow the p roced ures.]
In the case of the existence of other insurance co ntracts, etc., I a g ree tha t SOM PO JAPAN m ay claim any excess o f the am ount it is ob lig ed to p ayout fro m the non-life
insurance com p anies, m utua l aid associations, etc., with which the relevant insura nce contracts, etc., are co nclud ed .
裏面の記入例をご参照のう え、状況・ 損害の程度を 具体的にご記入く ださ い。
1
(DATE)
2
金融
機関
に保
関険
す金
る の
指支
図払
書先
フリ
ガナ
生年月日
性 別
( フリ ガナ)
-
都 道 府 県
(NAMESIGNATURE)
年 月 日生
□男(Male) □女(Fem ale)
日中連絡の取れる
( )
電話番号 (TEL)
メ ールアド レ ス
フリ
ガナ
銀行 信託
信金 信組
本店
農協 労金
支店
ゆう ちょ 銀行
口座
名義
( カタ
カナ)
口座
種類
親 ( フリ ガナ)
権
者
請
求
者
生年月日
が
印
年 月 日生
□ 自宅・ □ 勤務先・ □ 携帯
(Home) (Office)
(Mobile)
口座番号
店番
普 通
当 座
貯 蓄
通帳記号
ゆう ちょ 銀行
J a pa n P os ta l Ba nk
〒
受取人ご 住所
未
成
年
の
場
合
印
)
年 月 日
~
年 月 日
保険期間
(INSURANCE
PERIOD)
署名・ 捺印
〒
( フリ ガナ)
(
契約証・
証券番号
住所
(ADDRESS)
保
険
金
請
求
者
(CLAIMANT)
年 月 日
(YEAR) (MONTH) (DAY)
記入日
通帳番号
-
※金融機関と ゆう ちょ 銀行のいずれかの欄にご記入く ださ い。
( 保険金ご 請求者と 同じ
時はご 記入は不 要で す)
受
代理店記入欄 領
日
20
年
月
日
受
領
者
個人情報保護宣言等については当社公式ウェブサイト をご覧く ださ い。
今回の件で、 同一の損害ま たは費用を 補償する 他の保険契約等( 共済契約を 含みま す。) を すべてご 記入く ださ い。
3
□ 無 □ 有 「 有」 の場合は以下をご記入く ださ い。
他
の
保
険
契
約
保険契約・ 会社名
契約証番号
海外旅行傷害保険が付帯さ れている ク レジット カード
□ 三井住友VIS A □ UC □ J CB □ DC □ NI COS
□ J AL □ ANA □ その他 ( )
カード 番号
保険金請求の有無
□ 無 □ 有
以下をご記入く ださ い。⑤、⑥、⑦は該当する 欄をご記入く ださ い。
4
複数の事故に関する 保険金請求を 行う 場合は、保険金請求書を 追加でご請求く ださ い。も しく は、本紙のコ ピ ーをと り ご記入いただく か、
各々の事故発生日や事故内容が分かる よう にご記入く ださ い。
日時( D ATE AN D TIM E)
第三者によ る 現認書
AM :
年 月 日 私は、左記事故が事実に相違ないこ と を 証明致し ま す。
P M :
場所(P LACE)
事
故
の
状
況
住所( AD D R ES S )
事故・ 疾病の状況( CIR CU M S TAN CES )
氏名( N AM E)
入院の場合ご記入く ださ い :
印
入院日 年 月 日 退院日 年 月 日
届出警察( P OLICE) /受理番号( N o .)
5
※治療費領収書、事故証明書、ポリ スレ ポート 、旅行会社の
証明等、別紙によ る 証明を 取得さ れて いる 場合は、上記
への記入は不要です。
以前に、今回ご請求さ れる 症状で治療を 受けたこ と があり ま すか。ある 場合はいつですか
□ない □ある ( 年 月頃)
( 1)
治 今回の治療で入院さ れまし たか
キャッ シュレス 治療サービ ス は利用さ れまし たか
療
□はい □いいえ
□はい □いいえ
費
等
薬代( M ED ICIN E)
交通費( TR AN S P OR TATION ) その他( OTHER S )
合計( TOTAL)
の 治療費( M EDICAL CHARGE)
場
US $
US $
US $
US $
US $
合
ユーロ
ユーロ
ユーロ
ユーロ
ユーロ
その他
( )
その他
( )
その他
( )
その他
( )
その他
( )
※領収書を 添付のう え、外貨でお支払いし た費用は、通貨単位も ご記入く ださ い。
購入年月・ 購入価格は必ずご記入く ださ い。領収証は必ず添付く ださ い。購入価格は通貨単位をご記入く ださ い。
損害品名
D AM AGED ITEM S
ご
自
身
の
損
害
・
治
療
の
状
況
等
メ ーカー・ 形式
数量
M OD EL N O. ETC. QUAN TITY
購入地・ 店
P LACE P URCHAS ED
購入年月
WHEN P UR CHAS ED
購入価格( 通貨)
P UR CHAS E P R ICE
領収書の有無 保証書の有無
R ECEIP T
GUAR AN TEE
年 月
( )
有
無
有
無
年 月
( )
有
無
有
無
有
無
有
無
( 2)
年 月
( )
携
有
無
有
無
年 月
( )
行
品
有
無
有
無
年 月
( )
損
害 携行品キャッ シュレス・ リ ペアサービ ス ※をご利用さ れていま すか? □はい □いいえ(「 いいえ」 の場合、こ れから 利用さ れま すか? □はい □いいえ)
の
場 ※携行品キャッ シュレス・ リ ペアサービ ス については、リ ペアサービ ス センタ ー( 指定修理会社) から 必要書類を お取り 寄せ頂いたう えで、当社委託の修理会社へ直接
お送り いただく こ と と なり ま す。ま た本サービ ス のご提供は、日本国内に限り ま す。( ただし 、一部取扱いができ ない製品がございま す。) 修理が不可能な場合は、リ
合
ペアサービ ス センタ ーから ご連絡さ せて頂き ま す。※本サービ ス のご請求方法詳細につき まし てはポケット ガイド をご参照く ださ い。
携行品損害に関するご注意点
●携行品の明細紙面不足の場合は別紙に同じ 要領でご記入のう え、添付く ださ い。
●盗難や全損の場合、時価額ベース で計算する ため減価償却( 物により 、ご使用期間1 年につき 1 0 % ~ 2 0 % 程度) の適用がございま す。
●高額な携行品であっても 、1 個、1 組ま たは1 対について1 0 万円が限度額です。
●同種の補償を 行う 他の保険契約等がある 場合は、分担し て保険金を お支払する こ と と なり 、二重にお支払する こ と はでき ま せんので予めご了承く だ
さ い。
( 3)
出発遅延
航旅
空行
□
機事
遅故
延緊
の 急 乗継遅延
場費
合用
□
出発予定便・ 予定日時
乗継予定便の出発予定日時
代替便・ 出発日時
月 日 便
月 日 便
月 日 便
時 分発
時 分発
費用明細( 領収書を 添付し てく ださ い)
( 通貨 )
宿泊費
( )
食事代
( )
交通費
( )
通信費
( )
時 分発 旅行サービス 取消料
合計
※航空機の遅延、手荷物の遅延、賠償に関する ご請求の場合、裏面も ご記入く ださ い
( )
( )
6
旅(
行航
事
そ故空
の緊機
他急寄
費費託
用用手
損等荷
害の物
遅
場延
合
)・
ご
自
身
の
そ
の
他
費
用
損
害
航空機寄託手荷物遅延・ 旅行事故緊急費用等の場合
目的地到着日時: 年 月 日 時 便
支出内容
荷物が到着し た日時: 年 月 日 時
支払日
支払額( 通貨)
年 月 日
( )
年 月 日
( )
※以下は第三者に被害を 与えた場合にご記入く ださ い。
7
※賠償事故で、損害額が1 0 0 万円以下の場合で、相手方と 示談書を 交わさ ない場合に示談書に代えて提出いただく 書類です。
第
三
者
へ
の
賠
償
責
任
前記事故により 、被害者 殿から 損害賠償請求を 受け、
確 年 月 日に賠償金 円を 支払いまし たが、当事者双方の了解によ り 示談書を 作成いたし ま せんでし た。つき まし て
認 は、以上のと おり 賠償行為が終了し ており ま すので示談書にかえて本確認書並びに損害賠償金の支払いを 証する 書類を 提示し 、保険金の請求を いた
書 し ま す。
住所
被保険者
( 未成年の場合は親権者)
印
氏名
※以下は医療機関にてご記入いただく も のです。
8
A TTEN D IN G P HY S IC IA N ’ S S TA TEM EN T( 診断書)
P a tie n t ’ s N a m e (La s t N a m e , Firs t N a m e )
※治療費用が1 0 万円以下の場合、省略可能です。
P a tie n t’ s D a te o f B irt h d a y( 患者生年月日)
S EX( 性別)
□M( 男) □F( 女)
M o n t h( 月) D a y( 日) Y e a r( 年) 患者名
( 姓名)
D a te o f illn e s s (fi rs t s ym p to m s ) o r In ju ry( 症状が現れた日)
Is c o n d itio n d u e t o p re g n a n c y ?( 妊娠によ る 病気ですか?)
□Y ES( はい) □N O( いいえ)
D a te th e P a tie n t fi rs t c o n s u lt e d yo u f o r th is c o n d it io n( 初診日)
D ia g n o s is o r c o n d itio n o f illn e s s o r in ju ry( 診断名または症状)
If P a tie n t w a s in ju re d , p le a s e g ive p la c e o f a c c id e n t( 傷害事故の場合、受傷場所をご記入く ださ い)
If P a tie n t h a s h a d s a m e o r s im ila r p rio r illn e s s , p le a s e g ive fi rs t d a t e o f m a n if e s ta tio n( 既往症有り の場合、最初の発病日をご記入く ださ い)
M o n th( 月) D a y( 日) Y e a (
r 年) D e s c rib e a n y o th e r d is e a s e a ffe c tin g p re s e n t c o n d itio n( 他の疾患の影響があり ま すか?)
D a t e (s ) o f S e rvic e s( 治療ま たは入院期間)
M onth( 月)
Da y( 日)
Ye a (r 年)
M onth( 月)
Da y( 日)
Ye a (r 年)
Ho m e Vis it (s () 往診)
Fro m
( から ) to
( ま で)
Ho w m a n y ?
Ou tp a tie n t Ca re( 外来通院)
Fro m
( から ) to
( ま で)
Ho w m a n y ?
In p a tie n t( 入院)
Fro m
( から ) to
( ま で)
D a te o f fi n a l a s s e s s m e n t( 診断日)
Tim e s
( 回)
Tim e s
( 回)
M o n th( 月) D a y( 日) Y e a (
r 年) □ 1 .He a le d( 治癒) □ 2 .Tre a t m e n t is c o n t in u in g( 継続中) □ 3 .R e f e rre d( 転院・ 転医) □ 4 .D is c o n tin u e d( 中止) □ 5 .D e a th( 死亡)
□Y ES 要 d a ys( 日間) □N O 不要
W a s p riva te n u rs e re q u ire d ?( 付添看護必要性の有無)
D a te o f s e rvic e
( 治療日)
Fu lly d e s c rib e p ro c e d u re s , m e d ic a l s e rvic e s o f
s u p p lie s f u rn is h e d( 治療内容をご記入く ださ い)
AM OU N T P AID
( 受領済金額)
Ch a rg e
( 治療費用)
B ALAN CE D U E
( 未受領金額)
TOTAL CHA R G E
( 合計)
Ad d re s s( 住所)
P h o n e n u m b e (r 電話番号)
Fa x n u m b e (r ファ ク シミ リ 番号)
D a t e o f p re p a ra t io n( 作成日付)
M o n th( 月) D a y( 日) Y e a (r 年) S ig n a tu re( 署名または記名捺印) o f a tte n d in g p h ys ic ia n( 担当医)
新・ 海外旅行保険/海外旅行総合保険/海外旅行傷害保険保険金請求書の記入例
こ の用紙は、「 保険金請求書」「 個人情報の取扱いに関する同意書」「 キャッ シュレス治療サービ ス利用に関する 委任・ 同意書」「 他の保険契約
等の保険金請求に関する同意書」「 事故状況説明書」「 診断書」 と なっております。
「 保険金請求書」「 事故状況説明書」 は記入例をご参照のう え正確にご記入く ださ い。「 診断書」 は治療を受けた場合、 現地の病院で記入し ても
らってく ださ い。
1
20 14 年 8 月 1 日
記入日
保険期間
(INSURANCE
PERIOD)
2014 年 7 月 1 日
~
年 7 月 8 日
2014
保
険
金
請
求
者
160
〒
住所
(ADDRESS)
( フリ ガナ) シンジュクク
8338
-
東京
タロウ
損保 太郎
生年月日
性 別
日生
1975 年 2 月 23
□男(Male) □女(Female)
日中連絡の取れる
電話番号 (TEL)
保険金のご請求は、被保険者( 保険の対象と
なる 方) が必ずご自分でご 記入、ご 捺印く だ
さ い。未成年の場合は、親権者または後見人
の方が、ご記入、ご捺印く ださ い。
海外で 保険金をご請求さ れる 場合、パスポー
ト と 同じ サインを お願いし ます。
ニシシンジュク
新宿区 西新宿 1 -26 -1
都 道 府 県
署 名・ 捺 印 ( フリ ガナ) ソンポ
(NAMESIG NATURE)
印
親 ( フリ ガナ)
未 権
成 者
年
の 請
場 求
合 者
生年月日
が
)
JJ0001234567
印
(
(YEAR) (MON TH ) (DAY)
(CLAIMANT)
(DATE)
契 約 証・
証券番号
年 月 日生
□ 自 宅 ・ □ 勤 務先 ・ □ 携 帯
(H ome) (Office)
(Mobile)
( )
00 0000 0000
メ ールアド レ ス
2
に保
関険
す金
るの
指支
図払
書先
金融
機関
フリ
ガナ
銀行 信託
信金 信組
ヒマワリ
口座
名義
( カタ
カナ)
受 取 人ご 住所
( 保 険 金ご 請 求 者と 同じ
時 はご 記 入 は不 要 で す)
農協 労金
ゆう ちょ 銀行
フリ
ガナ
シンジュク
新宿
本店
支店
口座
種類
普 通
店番
当 座
0 0 0
貯 蓄
ゆう ちょ 銀行
J a p a n P os ta l B a nk
〒
口座番号
0 0 0 0 0 0 0
保険金振込指図欄のご 記入に相違があり ま
すと 、照会等のためにお振り 込みが遅れるこ
と があり ますので、お間違え のな いよう ご記
入く ださ い。
通帳記号
通帳番号
-
※金融機関と ゆう ちょ 銀行のいずれかの欄にご記入く ださ い。
記入例を ご 参照のう え 、 状況、 程度を 具体的にご 記入く ださ い。
他の同種の保険契約がある 場合には必ずご
記入く ださ い。
同種の保険契約と は、海外旅行総合保険、
新・ 海外旅行保険、海外旅行傷害保険、ク レ
ジット カ ード に付帯する 海外旅行傷害保険、
普通傷害保険、傷害総合保険、家族傷害保
険、交通事故傷害保険等を いいます。
今回の件で、 同一の損害ま たは費用を 補償する 他の保険契約等( 共済契約を 含みま す。) を すべて ご 記入く ださ い。
3
□ 無 □ 有 「 有」 の場合は以下をご記入く ださ い。
他
の
保
険
契
約
保険契約・ 会社名
契約証番号
海外旅行傷害保険が付帯さ れて いる クレジット カード
□ 三井住友VIS A □ UC □ J CB □ DC □ NI COS
□ J AL □ ANA □ その他 ( )
カード 番号
保険金請求の有無
□ 無 □ 有
以下をご記入く ださ い。⑤、⑥、⑦は該当する 欄をご記入く ださ い。
4
複数の事故に関する 保険金請求を 行う 場合は、保険金請求書を 追加でご請求く ださ い。も しく は、本紙のコ ピ ーをと り ご記入いただく か、
各々の事故発生日や事故内容が分かるよう にご記入く ださ い。
日時( D A TE A N D TIM E)
事
故
の
状
況
第三者によ る 現認書
AM :
P M 9 :
年 7 月 2 日 2014
場所(P LA CE)
携行品損害保険金、傷害治療費用保険金を
ご請求の場合は、警察等、公的機関の証明書
などをご提出く ださ い。
ご 事情により お 取付けので き な い 場合は同
行の添乗員も し く は第三者の証明が必要と
なり ます。
00
私は、左記事故が事実に相違ないこと を 証明致し ま す。
住所( A D D R ES S )
アメリカ ハワイ州
東京都千代田区
事故・ 疾病の状況( CIR CU M S TA N CES )
ホテルの部屋で写真を撮ろうとしたところ、誤って椅子に
つまづき椅子を壊した。
また、
この際、持っていたカメラを
破壊すると同時に、ケガをしたので病院で治療を受けた。
氏名( N AM E)
損保 花子
入院の場合ご記入く ださ い :
印
入院日 年 月 日 退院日 年 月 日
※治療費領収書、事故証明書、ポリ スレ ポート 、旅行会社の
証明等、別紙によ る 証明を 取得さ れて いる 場合は、上記
への記入は不要です。
届出警察( P OLICE) /受理番号( N o .)
5
以前に、今回ご請求さ れる 症状で治療を 受けたこ と があり ま すか。ある 場合はいつですか
□な い □ある ( 年 月頃)
( 1)
治 今回の治療で入院さ れまし たか
キャッ シュレス 治療サービ ス は利用さ れまし たか
療
□はい □いいえ
□はい □いいえ
費
等
薬代( M ED ICIN E)
交通費( TRAN S P ORTATION ) その他( OTHER S )
合計( TOTA L)
の 治療費( MEDICAL CHARGE)
US $
US $
US $
US $
US $
場
US $120.00
US $120.00
合
ユーロ
ユーロ
ユーロ
ユーロ
ユーロ
その他
( )
その他
( )
その他
( )
その他
( )
その他
( )
※領収書を 添付のう え、外貨でお支払いし た費用は、通貨単位も ご記入く ださ い。
購入年月・ 購入価格は必ずご記入く ださ い。領収証は必ず添付く ださ い。購入価格は通貨単位をご記入く ださ い。
ご
自
身
の
損
害
・ ( 2)
治 携
療
の 行
状 品
況
等 損
記入欄が不足の場合は同じ 要領で 別紙にご
記入のう え添付し てく ださ い。
損害品名
D AM AGED ITEM S
メ ーカー・ 形式
数量
購入地・ 店
MOD EL N O. ETC. QUAN TITY P LACE P UR CHAS ED
カメラ
1
××
購入年月
WHEN P UR CHAS ED
○○デパート 2012
購入価格( 通貨)
P URCHAS E P RICE
領収書の有無 保証書の有無
R ECEIP T GUARAN TEE
年 7
月
)
36,800 ( 円
有
有
無
年 月
( )
有
無
有
無
年 月
( )
有
無
有
無
無
年 月
( )
有
無
有
無
年 月
( )
有
無
有
無
害 携行品キャッシュレス・ リ ペアサービス ※をご 利用さ れていますか? □はい □いいえ(「 いいえ」 の場合、こ れから 利用さ れますか? □はい □いいえ)
の
場 ※携行品キャッ シュレ ス・ リ ペア サービス について は、リ ペア サービ ス センタ ー( 指定修理会社)から 必要書類を お取り 寄せ頂いたう え で、当社委託の修理会社へ直接
お送り いただく こ と と なり ま す。ま た本サービ ス のご提供は、日本国内に限り ま す。( ただし 、一部取扱いができ な い製品がござ いま す。) 修理が不可能な 場合は、リ
合
ペア サービ ス センタ ーから ご連絡さ せて 頂き ま す。※本サービ スのご請求方法詳細につき まして はポケット ガイド をご参照く ださ い。
携行品損害に関するご注意点
●携行品の明細紙面不足の場合は別紙に同じ 要領でご記入のう え、添付く ださ い。
●盗難や全損の場合、時価額ベースで計算する ため減価償却( 物によ り 、ご使用期間1 年につき 1 0 % ~ 2 0 % 程度) の適用がござ いま す。
●高額な携行品であっても 、1 個、1 組ま たは1 対について 1 0 万円が限度額です。
●同種の補償を 行う 他の保険契約等がある 場合は、分担し て保険金を お支払する こ と と なり 、二重にお支払すること はでき ま せんので予めご 了承く だ
さ い。
( 3)
出発遅延
航旅
空行
□
機事
遅故
延緊
の 急 乗継遅延
場費
合用
□
出発予定便・ 予定日時
乗継予定便の出発予定日時
代替便・ 出発日時
月 日 便
月 日 便
月 日 便
費用明細( 領収書を 添付し てく ださ い)
( 通貨 )
宿泊費
時 分発
時 分発
( )
食事代
( )
交通費
( )
通信費
( )
時 分発 旅行サービス 取消料
( )
合計
( )
※航空機の遅延、手荷物の遅延、賠償に関するご請求の場合、裏面も ご記入く ださ い
6
損害額が1 0 0 万円以下で 賠償額を 証する 領
収書等がある 場合、被害者の方の氏名、賠償
金の支払年月日、支払済みの賠償金額を ご
記入するこ と により 、示談書にかえるこ と が
で き ま す。被保険者の方が署名・ 捺印し てく
ださ い。損害賠償額を 証する 領収書・ 振込証
を 添付し てく ださ い。
ご
自
身
の
そ
の
他
費
用
損
害
旅(
行航
事
そ故空
の緊機
他急寄
費費託
用用手
損等荷
害の物
遅
場延
合
)・
航空機寄託手荷物遅延・ 旅行事故緊急費用等の場合
目的地到着日時: 年 月 日 時 便
支出内容
荷物が到着し た日時: 年 月 日 時
支払日
支払額( 通貨)
年 月 日
( )
年 月 日
( )
※以下は第三者に被害を 与えた場合にご 記入く ださ い。
7
※賠償事故で、損害額が1 0 0 万円以下の場合で、相手方と 示談書を 交わさ な い場合に示談書に代え て 提出いただく 書類です。
第
三
者
へ
の
賠
償
責
任
前記事故によ り 、被害者 ○×
ホテル
殿から 損害賠償請求を 受け、
2014
年 7 月 2 日に賠償金 15,000
円を 支払いまし たが、当事者双方の了解によ り 示談書を 作成いたし ま せんでし た。つき まし て
確 認 は、以上のと おり 賠償行為が終了し ており ま すので示談書にかえて 本確認書並びに損害賠償金の支払いを 証する 書類を 提示し 、保険金の請求を いた
書 し ま す。
住所 東京都新宿区西新宿1-26-1
被保険者
( 未成年の場合は親権者)
氏名
損保 太郎
印