2−11 日本の歴史(1) シリーズ②−11 ■基本トレーニング 確認■ 11 日本の歴史(1) 1 歴史をはかるものさし [1] 年代のあらわし方 せいれき イエスキリスト)が生まれたと考えられている年を紀元1年として、その前を(2 ・西暦…(1 紀元前 )、その後を(3 紀元後 )として数える方法。 ・世紀…西暦で表した年代を100年ごとに区切る方法。西暦1年から100年までを(4 世紀というように数える。例 1 ) 3世紀は、201年から300年まで、16世紀は1501年から1600年まで。 たい か 大化 ・年号…日本国内でのみ使用される方法。645年の(5 )が最初であると言われている。 明治以前は、一人の天皇の時に何回も年号がかわることがあったが、明治以後は、一人の天皇に一つの 年号を用いることになった。 [2] 時代の分けかた(時代区分) (1) 社会のしくみによる分けかた(世界共通) こ だい 原始 (6 ほうけん 古代 ・ 7 )( ちゅうせい 封建 ・ 8 )( きんせい きんだい ・ 9 )(中 世・近世)( 近代 ) ・現代 (2) 政治の中心地によって分ける方法 な ら へいあん かまくら 平安 奈良時代・(10 )時代・(11 むろまち 鎌倉 室町 )時代・(12 )時代・ あ づ ち ももやま 安土桃山 (13 )時代・江戸時代 2 日本のおこり [1] 旧石器時代 ・日本列島は、数十万年前は大陸と陸続きで、 (14 )は大きな湖であった。 ぞう マンモス ・それは大陸の(15 日本海 )や(16 ナウマン象 )などの化石が日本各地で見つかっている ことからわかる。 の じり 野尻 ・長野県の(17 )湖では数万年前の石器が見つかっている。 だ せい ・それらは石を打ちくだいただけの(18 かんたん 打製 きゅう )石器と呼ばれる簡単なもので、(19 旧 )石器とも呼ばれる。 ・この時代を(19)石器時代と呼んでいるのもそのためである。 [2] 旧石器時代のくらし ・火は使われているが、土器は使われていない。 む ・そのため(20 ど き せん ど き 無土器(先土器))時代とも呼ばれている。 いせき あいざわただひろ ・この時代の遺跡は、1949年に(21 相沢忠洋 )が(22 いわじゅく 岩宿 )遺跡である。 3 縄文時代の人々の暮らし [1] 日本列島のなりたち Copyright(C)SuguruCorporation - 1 - 群馬 きりゅう )県桐生市で発見した(23 2−11 日本の歴史(1) 1万2千 ・今から(24 )年くらい前、海面が上がり、日本が大陸から切りはなされ、現在のような 日本列島ができた。 [2] 土器の発明 なわめ もんよう じょうもん 縄文 ・表面に縄目の文様のついた土器を(25 )土器といい、全国的に見つかっている。 ・このころを(25)時代というのはそのためである。 1万 ・この時代はおよそ(26 [3] )年前から紀元前(27 3 )世紀ごろまでつづいた。 狩りと漁と採集のくらし ゆみ や 弓矢 ・野山では、木の実を拾ったり、(28 )や(29 え 落とし穴 )を使って獲物をとって いた。 ひろ 貝 ・海に近いところでは、(30 つり りょう )を拾って食べ、もりや釣ばりを使って漁をした。 じゅみょう ・平均寿命は30歳ぐらいであったらしい。 [4] すまいと集落 たてあな ・近くに水のある場所に集落を作って住んでいた。すまいは(31 [5] じゅうきょ 竪穴 )住居とよばれる。 縄文時代のゴミ捨て場−−貝塚 かいづか 貝塚 ・(32 )は当時の人々のゴミ捨て場で、食生活やさらには海岸線の位置まで知ることがで きる。 ひんぷ [6] 貧富の差のない社会 こうかん ど ぐう ま 土偶 ・自給生活や物々交換で、(33 いの )によって魔よけや安産を祈っていた。 ひん ぷ ・(34 貧富 )の差や身分の上下がない平等な社会であった。 4 弥生時代の人々のくらし [1] 大陸から伝わった新しい文化 金属器 いなさく 中国 ・紀元前3世紀ごろ、朝鮮や(35 )から九州北部に(36 稲作゛ )の技術と(37 )が伝えられた。 や よい ・(38 弥生 )土器が使われていた時代のことを(38)時代という。 600 ・3世紀ごろまで約(39 [2] 稲作の広まり ・稲作には木製のくわやすき、 (40 いしぼうちょう ・(41 [3] )年間続いた。 石包丁 田げた )などが使われた。 ほ たかゆかそう こ 高床倉庫 )で稲の穂をつみとって、 (42 )にたくわえた。 金属器の使用 せいどう ・稲作と共に、 (43 青銅 どうけん ・(43)器には、 (45 銅剣 )器や(44 鉄 どうほこ )器が大陸から伝えられた。 どうたく )、銅鉾、 (46 銅鐸 これらは祭りの道具として使われたらしい。 Copyright(C)SuguruCorporation - 2 - )、銅鏡などがある。 2−11 日本の歴史(1) 武器 ・(44)器は、 (47 農具 )や(48 )のほかに、木製品をつくる工具などにも用 いられた。 [4] 社会の変化 ・稲作ができると農作業を指導するものがでてきた。 ・そして支配する者と支配されるものとが生まれることになった。 たくわ ・米が蓄えられるようになって、蓄えのあるものとそうではないものが生まれ始めた。 貧富 ・そのため(49 [5] 小国の成立 (1) 村から国へ )の差がうまれた。 ・村同士の争いが増えて、大きな村が小さな村をしたがえ、それらは(50 かしら 国 )となった。 ごうぞく きみ 豪族 ・それまでの村の頭は小さな国を支配する(51 王 )となり、(52 )と呼ば れるようになった。 (2) 中国の歴史の本からみた日本 ・中国の歴史の本で、当時の日本のことを知ることができる。 わ 1 ・紀元前(53 )世紀ごろの倭(日本のこと)は100あまりの小さな国に分かれていた。 かんじょ し 漢書 →(54 1 ・(55 )の地理志に書かれている。 な こく )世紀中ごろ倭の(56 さず )からの使いに対して金印を授けた。 とういでん 後漢書 →(57 きんいん 奴国 )の東夷伝に書かれている。 し か の しま →金印は江戸時代に福岡県の(58 かんのわのなのこくおう 志賀島 )で見つかり、 (59 きざ 漢委奴国王 )と刻まれてい たのが確認されている。 ・(60 3 や )世紀ごろの倭は、 (61 ぎ らいの国をまとめていた。 →(63 ま たい こく 邪馬台 し 魏志 魏 )の(64 倭人 しん ぎ こ )が30ぐ )伝に書かれている。 わ おう しょうごう どうきょう さず )に使いを送り、皇帝から親魏倭王という称 号と銅 鏡などを授 けられたという。 Copyright(C)SuguruCorporation み 卑弥呼 わ じん ぎ →その女王(62)は(65 ひ )国の女王(62 - 3 - 2−11 日本の歴史(1) シリーズ②−11 ■基本トレーニング 確認■ 11 日本の歴史(1) 1 歴史をはかるものさし [1] 年代のあらわし方 せいれき ・西暦…(1 )が生まれたと考えられている年を紀元1年として、その前を(2 ) 、その後を(3 )として数える方法。 ・世紀…西暦で表した年代を100年ごとに区切る方法。西暦1年から100年までを(4 世紀というように数える。例 ) 3世紀は、201年から300年まで、16世紀は1501年から1600年まで。 ・年号…日本国内でのみ使用される方法。645年の(5 )が最初であると言われている。 明治以前は、一人の天皇の時に何回も年号がかわることがあったが、明治以後は、一人の天皇に一つの 年号を用いることになった。 [2] 時代の分けかた(時代区分) (1) 社会のしくみによる分けかた(世界共通) ちゅうせい (6 )( ・ 7 )( ・ 8 きんせい )(中 世・近世)( ・ 9 ) ・現代 (2) 政治の中心地によって分ける方法 な ら 奈良時代・(10 )時代・(11 (13 )時代・(12 )時代・ )時代・江戸時代 2 日本のおこり [1] 旧石器時代 ・日本列島は、数十万年前は大陸と陸続きで、 (14 ・それは大陸の(15 )は大きな湖であった。 )や(16 )などの化石が日本各地で見つかっている ことからわかる。 ・長野県の(17 )湖では数万年前の石器が見つかっている。 かんたん ・それらは石を打ちくだいただけの(18 )石器と呼ばれる簡単なもので、(19 )石器とも呼ばれる。 ・この時代を(19)石器時代と呼んでいるのもそのためである。 [2] 旧石器時代のくらし ・火は使われているが、土器は使われていない。 ・そのため(20 )時代とも呼ばれている。 いせき きりゅう ・この時代の遺跡は、1949年に(21 )が(22 )遺跡である。 3 縄文時代の人々の暮らし [1] 日本列島のなりたち Copyright(C)SuguruCorporation - 1 - )県桐生市で発見した(23 2−11 日本の歴史(1) ・今から(24 )年くらい前、海面が上がり、日本が大陸から切りはなされ、現在のような 日本列島ができた。 [2] 土器の発明 なわめ もんよう ・表面に縄目の文様のついた土器を(25 )土器といい、全国的に見つかっている。 ・このころを(25)時代というのはそのためである。 ・この時代はおよそ(26 [3] )年前から紀元前(27 )世紀ごろまでつづいた。 狩りと漁と採集のくらし え ・野山では、木の実を拾ったり、(28 )や(29 )を使って獲物をとって いた。 ひろ ・海に近いところでは、(30 つり )を拾って食べ、もりや釣ばりを使って漁をした。 じゅみょう ・平均寿命は30歳ぐらいであったらしい。 [4] すまいと集落 じゅうきょ ・近くに水のある場所に集落を作って住んでいた。すまいは(31 [5] )住居とよばれる。 縄文時代のゴミ捨て場−−貝塚 ・(32 )は当時の人々のゴミ捨て場で、食生活やさらには海岸線の位置まで知ることがで きる。 ひんぷ [6] 貧富の差のない社会 こうかん ま ・自給生活や物々交換で、(33 ・(34 いの )によって魔よけや安産を祈っていた。 )の差や身分の上下がない平等な社会であった。 4 弥生時代の人々のくらし [1] 大陸から伝わった新しい文化 ・紀元前3世紀ごろ、朝鮮や(35 )から九州北部に(36 )の技術と(37 )が伝えられた。 ・(38 )土器が使われていた時代のことを(38)時代という。 ・3世紀ごろまで約(39 [2] )年間続いた。 稲作の広まり ・稲作には木製のくわやすき、 (40 )などが使われた。 ほ ・(41 [3] )で稲の穂をつみとって、 (42 )にたくわえた。 金属器の使用 ・稲作と共に、 (43 )器や(44 )器が大陸から伝えられた。 どうほこ ・(43)器には、 (45 )、銅鉾、 (46 これらは祭りの道具として使われたらしい。 Copyright(C)SuguruCorporation - 2 - )、銅鏡などがある。 2−11 日本の歴史(1) ・(44)器は、 (47 )や(48 )のほかに、木製品をつくる工具などにも用 いられた。 [4] 社会の変化 ・稲作ができると農作業を指導するものがでてきた。 ・そして支配する者と支配されるものとが生まれることになった。 たくわ ・米が蓄えられるようになって、蓄えのあるものとそうではないものが生まれ始めた。 ・そのため(49 [5] 小国の成立 (1) 村から国へ )の差がうまれた。 ・村同士の争いが増えて、大きな村が小さな村をしたがえ、それらは(50 )となった。 かしら ・それまでの村の頭は小さな国を支配する(51 )となり、(52 )と呼ば れるようになった。 (2) 中国の歴史の本からみた日本 ・中国の歴史の本で、当時の日本のことを知ることができる。 わ ・紀元前(53 )世紀ごろの倭(日本のこと)は100あまりの小さな国に分かれていた。 し →(54 )の地理志に書かれている。 きんいん ・(55 )世紀中ごろ倭の(56 さず )からの使いに対して金印を授けた。 とういでん →(57 )の東夷伝に書かれている。 きざ →金印は江戸時代に福岡県の(58 )で見つかり、(59 )と刻まれてい たのが確認されている。 こく ・(60 )世紀ごろの倭は、 (61 らいの国をまとめていた。 →(63 )国の女王(62 )の(64 )伝に書かれている。 しん ぎ →その女王(62)は(65 わ おう しょうごう どうきょう さず )に使いを送り、皇帝から親魏倭王という称 号と銅 鏡などを授 けられたという。 Copyright(C)SuguruCorporation )が30ぐ - 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