NPO 法人 異文化交流推進ネットワーク

異文化交流推進ネットワーク/Cultural Homestay International が推進する
高校生ためのアメリカ留学プログラム
スカラーシップ生募集!
NPO 法人 異文化交流推進ネットワーク
NPO 法人 異文化交流推進ネットワーク/Intercultural Exchange Network−I.E.N.
― 新しい場所で新しい自分を発見する、それはその後の自分の生き方に大きな影響を与えます ―
特定非営利活動法人(NPO 法人)異文化交流推進ネットワークは、長年留学事業に携わってきた有志を中心に、日本
という枠にとらわれずに世界をステージに活躍したいと考える方々を多方面から支援するという主旨のもと、2005 年 2
月に設立されました。日本は今までにない速さで国際化が進み、また IT 技術の進歩により日本を離れることなく海外
の様子を見聞きできるようになりましたが、同時に進学先を日本以外に求める傾向も高まっていると言えるでしょう。
また、実際に日本を離れ五感を通して感じること、経験することが一生の財産になるに違いありません。
私どもは、主旨に賛同いただいた国内外の協力のもと、北海道を中心に「海外で学びたい」
「異文化での生活を体験した
い」という方々を支援、異文化交流推進事業を行っています。アメリカの非営利公益組織 Cultural Homestay
International との提携により推進している公費高校交換留学もその活動の一つで、北海道・札幌にて北海道の高校生へ
アメリカで生活、就学体験する機会を提供しています。
Cultural Homestay International(CHI)
国際的理解、交流を促進するために 1980 年に設立された非営利公益法人です。CHI は家庭、教室、ホスト・ビジネスお
よび近隣の中でのコミュニケーション・相互作用を通じて、主として参加する学生、ボランティアのホストファミリー、
地域コミュニティーの教育に注目してプログラムを運営しています。CHI はアメリカ国務省により高校交換留学、イン
ターンシップなど14のプログラムにおいてJ1交換ビザを取得するための特別フォーム発行の権限を与えられています。
1980 年以来、200,000 人を超える学生が CHI のプログラムに参加しました。CHI は International Educational Travel
(CSIET), the Federation of International Youth Travel Organizations (FIYTO) のメンバーです。
ご挨拶 OPENING DOORS TO THE WORLD SINCE 1980
Cultural Homestay International (CHI) is a non-profit, public benefit, educational organization.
For over 25 years, CHI has offered multi-faceted cultural exchange programs including the Group
Homestay Program, Academic Year Program, Au-Pair and so on.
CHI's mission is to bring people of diverse cultures together so those who participate gain a
greater knowledge and understanding of one another. CHI believes that the best way to learn
about the cultures languages and customs of other countries is through international educational
exchanges and homestay programs.
CHI's staff is dedicated to providing a safe, educational and rewarding experience for overseas
students as well as for American host families and high schools. CHI also adheres to a program
standards guideline set forth by the Council on Standards for International Travel (CSIET).
The experience of this Academic Year Program will greatly develop you.
CHI はアメリカの非営利公益教育法人で、25 年以上グループホームステイや高校交換留学、オーペアなどを
含む多様な文化交流プログラムを提供してきました。CHI の使命は、様々な文化を持つ人々が一緒にプログ
ラムに参加することでそれぞれの知識を深め、相互理解する力を高めることです。CHI は、他国の文化・習
慣・言語を学ぶ最良の方法は、国際教育交流とホームステイプログラムであると確信しています。
この高校留学における経験はあなたを大いに成長させるでしょう。
↓AYP スタッフ
CHI 本部
106 Butterfield Rd., San Anselmo,
CA 94960
AYP 年間受入生徒数
世界 32 ヶ国より 750 名
高校生の交換留学制度は第二次世界大戦後、アメリカで始まりました。二度と世界に悲惨な戦争が起きることがないよ
うに、という願いをこめて未来を担う若者たちの国際交流を深め、国と国との懸け橋になってもらおうとするのが目的
です。以前はアメリカを中心に行なわれてきたこの制度ですが、その後多くの国々で交換留学が実施されるようになり
ました。
日本からの高校生留学の歴史は 1954 年にたった 8 名の高校生が交換留学としてアメリカへ派遣されたところか
ら始まります。1988 年(昭和 63 年)には学校教育法施行規則を一部改定し、海外の高等学校での履修が日本の高校の 30
単位に限り認められ、日本の高校生にも留学がより身近なものとなりました(単位認定は在籍校の判断により異なる)。
現在では年間 400 名近い高校生が海外に留学しています。
高校生の「交換留学」の目的は、高校生という人生の中で最も多感な時期に、
海外で現地の高校生と同じ生活をすることによって、直接異文化を体験する
ことが目的です。語学の向上を目的とした「語学留学」や、留学先の学校を
目的に合わせて限定したり、卒業資格を得るための「目的別留学(私費留学)」
とは趣旨が異なります。現地でいわゆる「普通の高校生活」をし、その国の
社会や文化に直接触れ、その体験を通して国際理解を深めます。渡米する前
に取得する査証(ビザ)も J-1(交流訪問ビザ)です。
留学中は、現地の一般家庭の家族の一員となります。家族と生活を共にすることで、現地の地域社会と直接関わってい
きます。ホストファミリーは CHI による厳密な審査、面談を経て生徒受け入れを行っています。
【ホストファミリーになる条件】次の項目を全て満たしていることがホストファミリーになる条件です。
①無犯罪であること ②一定上の収入を満たしていること ③プログラムの内容、主旨をよく理解していること
④留学生を受け入れる部屋があること(一人部屋である必要はない) ⑤2 名以上の推薦状を提出すること
一般的に留学先の高校は、滞在家庭の地域の公立高校です。留学先の国の公立高校は、日本と同様に国や地域の税金で
運営されています。もちろん留学生は税金を払っていませんが、ホームステイ先の家族の一員となることにより、その
家庭のある地域の公立高校の授業料は免除されます。
留学生が地域での国際交流を促進することを期待しているのです。
交換留学の期間は、1 学年間(約 10 ヶ月間)と限定されています。 交換留学の基本は、日本から海外へ、海外から日
本への相互交流です。ですから留学生は、留学中は日本の代表として各国に日本を伝え、帰国後は日本にいる高校生に
留学先の国を伝える使命をもっているといえます。
1.国際理解教育の視点から
IEN 交換留学プログラムはアメリカでその家庭・学校・地域生活に積極的に参加し、文化・風習を深く理解し学ぶ
ことになります。また、一方、アメリカのファミリーや学校は、留学生を受け入れることによって留学生の母国の
文化などを深く理解し、風習を学び、相互交流を図ることを目的にしており、全人格的成長を視野に入れ
た教育プログラムです。
2.留学出発前の準備指導
出発前に留学生と保護者対象に事前に身に付けておくべき、知っておくべき生活情報・教育情報などについてのオ
リエンテーションを行います。また、事前準備用の自己学習教材もお渡しし定期的にチェックを実施します。
併せて、英語力強化のためにオンライン英語学習をご案内しています。
3.留学帰国後の指導
帰国後は逆カルチャーショックへの対応や進路(大学進学、正規留学)に関するアドバイスを行います。
4.留学滞在地域の厳選
留学生の滞在地域は、高校の受け入れ承認を得た上で、現地受け入れ団体:CHI によって決定されます。アメリカ
本土内 48 州のどこかになり、生徒が滞在先などについて指定することはできません。滞在先のほとんどが郊外住宅
地域で、安全で充実した留学生活を送ることができるでしょう。
5.ホストファミリーを重視
IEN が提携する現地受け入れ団体:CHI は、ホームステイの専門機関として世界各国から短期/長期の留学生を受け
入れています。留学生の受け入れ希望家庭を直接面接し、厳密な審査が行われます。留学制度の趣旨を充分理解し、
英語力が不十分で生活習慣の違う日本人留学生を暖かく迎え入れ、生活体験の場をボランティアとして提供できる
か、などの条件を満たした家庭が選ばれます。
6.留学先高校の選定
留学先高校は、英語力や学業成績など留学生から提出された書類をもとに現地受け入れ団体:CHI が選定します。
留学先高校は国際理解と交流の目的で日本人留学生にも理解と協力を示してくれます。
また、学校には学業の相談にのってくれるスクールカウンセラーがいます(日本語対応ではありません)。
7.事前英語研修の併設
ヨーロッパ等からの留学生に比べ、日本人留学生は英語力が不足していることが多いのが現状です。留学したその
日から「英語で」学ぶ学校生活についていくには、英語力がいくらあっても十分と言えるものではありません。
このプログラムでは、留学開始までに英語力を少しでも伸張し、留学の成果を高めて帰国できるようにします。
アメリカでの生活に少しでも早く慣れ、精神的に落ち着いて過ごす為にもこの事前英語研修の期間(4 週間)を重視
しており、海外生活体験のある英語力上級者以外は受講必須としています。
8.現地選任カウンセラー/コーディネーターの配置
留学期間中、現地受け入れ団体:CHI 専任カウンセラー/コーディネーターが定期的に留学生とホストファミリーに
連絡をと取り、様々な問題解決にあたります。
9.定期報告システム
現地受け入れ団体専任カウンセラー/コーディネーターは、留学生とホストファミリーへのカウンセリング後、定期
的にレポートを作成します。このレポートは IEN 経由で日本の保護者に送られます。また、リクエストにより在籍
高校へも直送します。
10.留学後の活動
留学で得た経験を帰国後どのように生かしていくかが大切です。IEN では帰国後の進路サポートを行い、国内・国外
進学等についての相談窓口となっています。
∼1月下旬
3 月下旬
5 月下旬
6月
7 月上旬
7 月下旬
8 月下旬
12 月
3月
6月
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保護者同伴カウンセリングを行い、プログラム参加を検討
選考試験への申込み−申込書提出、選考料の支払い
1 次選考−書類選考、合格者は 2 次選考を受験します。
2 次選考−「英語力診断テスト」
「適正&一般常識テスト」
「保護者同伴面接」
合否の連絡−受験から 1 週間∼10 日以内に通知
プログラム参加意思の確認−合否通知受領後、10 日以内
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登録金(プログラム費用からの内金)の納入−¥200,000
準備、出発前学習に関するオリエンテーション実施−保護者同伴・個別
出願書類の準備、出発前自己学習を開始
留学準備オリエンテーション−保護者同伴
プログラム費用残金の納入−内金を差し引いたもの。
ホストファミリー、受入高校の決定 *時期は前後します。
査証申請等についてのご案内
渡航費用のお支払い−航空券代、海外旅行保険料、ビザ取得費用
査証申請−領事館(札幌)または大使館(東京)で書類提出、面接
在籍高校へ留学届を提出
出発前オリエンテーション−保護者同伴
渡米
事前英語研修に参加
現地オリエンテーション
受入高校のある地域、ホストファミリー宅へ移動
学校開始
クリスマス休暇
帰国便についての連絡
就学修了、就学/成績証明書の入手(個人申請)
帰国
【選考試験】
●1次選考・出願に必要なもの
次の書類を郵送または持参の上、ご提出下さい。
1) 必要事項を記入した IEN 高校留学選考試験願書
2) 在籍校の成績証明書または通知表のコピー(出席日数がわかるもの)
3) 出身中学校からの成績証明書または通知表のコピー(3年間分。出席日数が分かるもの)
4) 選考料の振込みを証明するもの(振込受領証、利用明細表)※振込先は最終ページに記載されています。
第一次出願締め切り:2007 年 11 月 30 日
第二次出願締め切り:2008 年 02 月 29 日(但し、定員に達した時点で、予告なしに締め切ることもあります。
)
●2次選考
1次選考の結果を通知する際に2次選考の試験日についてご連絡いたします。2次選考試験の所要時間は約3時間
半です。保護者は「保護者同伴面接」のみ同席して下さい。
1)英語力診断テスト
聞き取り+読解(SLEP テスト)
、会話から現地の高校で授業を受けることができる英語力を備えているか診断
します。SLEP テストの最高スコアはトータル 67。プログラムに参加することのできるスコアはトータル 45 以
上です。
2)適正&一般常識テスト
簡単な計算、一般的な知識を問う内容です。
3)保護者同伴での面接
高校留学を希望されるにあたっての生徒本人のお気持ち、保護者の方の考え方や方針などをお聞きします。お
父様かお母様のどちらか、またはご両親が同伴して下さい。
【留学準備オリエンテーション】
プログラムに参加される生徒およびその保護者対象に留学準備に関するオリエンテーションを実施します。プログラ
ム主旨の趣旨再確認、留学心構え、ルールなどケーススタディを盛り込みながら詳しくご説明。事前研修教材をお渡
しし、自己学習を進めていただきます。
【出発前の学習準備】
英語力アップ、日本文化と歴史、アメリカ文化・習慣に関する資料などが含まれた事前研修資料をお渡しし、定期的
に IEN が学習の進み具合をチェックします。また、英語リスニングアップ用として E-Learning(TOEIC 研修、4 ヶ月
間)を利用することができます。
【留学準備/現地出願】
プログラム参加決定後、現地受入団体へ提出する英文書類の準備を行い、速やかに提出して下さい。パスポート取得
など、ビザ申請へ向けての準備も進めます。通常、英文書類提出から 1 ヶ月以内に現地受入団体からの合否を通知し
ます。
【受入高校、ホストファミリーの決定】
現地就学校からの受入証明書(DS-2019)が届き次第お渡ししますので、国内在籍校への留学届(休学届)は各自この
書類の写しを持って手続きしていただきます。また、ホストファミリーが決まったらすぐに挨拶の連絡を入れましょ
う。自分や家族を紹介する手紙や E-mail を送り、自分を受け入れてくれたことに先ずは感謝の意を表しましょう。
【査証(ビザ)申請】
在札幌アメリカ総領事館または在東京アメリカ大使館にて書類提出、面接を受けます。通常、申請から 5 日∼2 週間
程度でビザシールが貼付されたパスポートが返送されて来ます。申請書類の作成、面接予約、申請料・SEVIS 管理費
の振込みを IEN が代行し(代行料別途)
、面接時の注意点についてもご説明します。
【出発前オリエンテーション】
出発の 2 週間ほど前に実施します。空港でのチェックインから現地到着までの説明、事前英語研修、現地生活、保険
及び緊急時の対応などについての再説明などを行います。
【事前英語研修/Intensive English Program(4 週間)
】
高校入学の 1 ヶ月前に渡米、集中英語研修を受講して高校での授業へ備えます。選考試験の英語力診断テスト(SLEP)
で 61 以上のスコア取得、スピーキング能力も高いと判断された場合を除き、全員参加を義務付けています。
【プログラム終了】
現地就学校における 1 学年度の最終日修了後、または就学期間中であっても現地受入財団から退学、帰国勧告の通知
および本人から就学中止の申出があった場合、速やかに帰国してください。2002 年 7 月に制定された SEVIS の規定
により、本プログラムを離れての 30 日以上の単独米国滞在は移民法上違法となります。一度違法滞在と移民局によ
って指定されるとその後数年にわたり米国への入国を拒否されることがあります。充分ご注意下さい。
現地就学校からの就学/成績証明書の入手に関しては、現地受入団体 CHI および当 IEN はその入手業務を責任の範
疇としません。よって、入手が必要な場合は参加者が個々の責任において帰国前までにそれぞれの就学校より必要な
書類を入手して下さい。
アメリカ教育システム
人口約 3 億人、様々な人種や宗教、文化が混在するダイナミックな国、アメリカ。交換留学発端の国として最も歴史
が長く、留学先として依然最大の人気国です。自立心や個性を伸ばす教育が特徴ですが、その魅力の 1 つは日本の高
校にない科目を含んだ豊富なカリキュラムにあります。歴史や英語(国語)などの一般科目以外にも、フランス語や
スペイン語などの語学系、演劇、映画、コンピューターなど、各人の個性を発揮できる場やその施設が整っています。
学校のクラブ活動も活発です。
アメリカの公立高校は地域住民が支払う税金と州からの補助金で賄われ、州教育委員会下の学区(School District)
により独自の教育運営がなされています。エレメンタリースクールとハイスクール(ジュニアとシニアに分かれる)
がそれぞれ 6-4-2 制のところや、6-3-3 制があり、中には 8-4 制(小学校 8 年間、高校 4 年間)のところもあるなど
様々です。学年は Grade1∼12 と呼ばれる 12 年間になります。授業は少人数制で、受身の聴講スタイルではなく積極
的な参加が求められ、成績評価もテストの結果と同じくらい授業中の発言が重視されます。
初等∼高等教育制度
初等教育
年齢 7 8 9 10 11 12
学年 1 2 3 4
5 6
日
小学校
本
ア
メ
リ
カ
|
州
ご
と
Elementary
(小学校)
中等教育
13 14 15 16 17 18
7
8
9
10 11 12
中学校
Junior
High
高校
Senior High
(高校)
(中学校)
Elementary
(小学校)
Secondary
(中学・高校)
高等教育
19 20 21 22
1
2
3
4
大学
(短大、専門学校)
College
(2 年制)
University
(4 年制)
College
(2 年制)
University
(4 年制)
<アメリカの高校は…>
① 4 学年(中 3∼高 3)
② 2 学期制
③ 選択科目が多い
④ 科目登録制/教室移動
⑤ 1 時限 50 分前後∼90 分
⑥ 宿題あり
⑦ 担任制ではなくチュータ
ー、カウンセラー制
⑧ 豊富なクラブ活動
シーズン毎に変更可
アメリカでの高校生活
必修科目と選択科目
必修科目は各州によって異なりますが、アメリカ史・英語(国語)・数学・体育が必修指定されていることが多く、そ
の他は選択科目です。選択科目は生徒の様々な要求に応えるため 200 以上の教材を用意している高校もあります。学期
ごとに教科が変わり、学期の始めの科目登録時にスクールカウンセラーのアドバイスのもと自分が受けたい科目を入れ
ながら時間割を決めて科目登録を行います。
留学生に対して特別扱いすることはなく、地元の高校生と同じように扱われます。特にアメリカ史についてはなじみが
薄く苦労する生徒が多いため、出発前に日本語で書かれたものを読みポイントを押さえておくと安心です。
◆履修科目一例
分 野
選択科目
数 学
●代数 ●幾何学 ●微分積分 ●三角法 ●一般数学
語 学
●英語 ●文学 ●ジャーナリズム ●文学 ●作文
外国語
●スペイン語 ●ドイツ語 ●ロシア語 ●フランス語
理 科
●生物 ●科学 ●物理 ●地質学 ●天文学 ●化学
社 会
●アメリカ史 ●政治 ●社会学 ●心理学 ●世界史 ●経済 ●地理
体 育
●アスレチック ●フィットネス ●保健学 ●ダンス ●水中競技
芸 術
●製図/デッサン ●絵画 ●写真 ●工芸 ●彫刻
音 楽
●聖歌隊 ●バンド ●オーケストラ ●ピアノ ●アンサンブル
その他
●自動車運転教習 ●食物栄養 ●ファッション ●インテリアデザイン
●ビジネス ●簿記 ●コンピューター ●幼児教育 ●グラフィック
授業・試験と成績について
先生が主導的に話をして進められる日本の授業と違い、生徒が各自意見を出して答えを探り当てていくという方法が一
般的です。受身ではなく、生徒の積極性が問われます。授業ごとに登録した教科が行われる教室へ移動する方式も日本
とは大きく異なります。教科書は貸与されるものが多く、教科書よりはプリントを利用する授業が多いようです。
通常の授業の中で学期の中間や 6 週間ごとにテストが行われ、学期末にはファイナルテストがあり総合評価されます。
100∼90 点が A、89∼80 点が B、79 点∼70 点が C、69 点∼60 点が D、60 点以下が E,F となります。E,F は落第点でその
科目の単位はもらえません。日頃の課題提出や積極性などの普段の態度も成績判定の基準となるので、日頃から積極的
に授業に参加していくことが求められます。
尚、評価が低いと警告を受けたり、場合によっては退学になりプログラムの途中であっても帰国することになりますの
で努力が必要です。
クラブ活動
クラブ活動は日本とは違いシーズン制をとっており学期により異なるので、1 学年間に複数のクラブに参加することが
できます。また、放課後や週末にはダンスパーティーなど、学校主催の催しも行われます。留学生もできるだけ積極的
にこれらの活動に参加しましょう。多くの友達を作る絶好の機会です。
ホストファミリーとの生活
ホストファミリー
ホストファミリーの選定はまず留学生受け入れを希望している家庭から家庭状況に関する調書を提出してもらった上
で、受入団体:CHI のコーディネーターが一軒ずつ家庭訪問を行います。異文化交流に関心を持ち、その意義を理解し
ているかどうかなどを基準に留学生を受け入れるにふさわしい家庭を選抜します。
留学生からも同様に申込書や写真を出してもらい、趣味、興味、性格が最も合うと思われる家庭を決定します。ホスト
ファミリーは留学生を支えてくれる第 2 の家族です。慣れない国での学生生活は 10 代の学生にとって、決して容易なこ
とではありません。そんな留学生を暖かくサポートしてくれるのがホストファミリーです。ホストファミリーは留学生
を家族の一員として受け入れていますので、当然叱られたり感情がぶつかったりする事もあるでしょう。逆に喜びも分
かち合ってくれます。悩み事の相談だけでなく、自分のことを進んで話していけばお互いの理解も早く深まります。
ホストファミリーと生活を共にすることは、
毎日が貴重な体験の連続です。
アメリカの家庭がどのようなものかを知り、
異文化を体験、アメリカ人の考え方を知る良い機会でもあります。高校交換留学の目的である「異文化交流」を忘れず
に行動して下さい。
積極的にコミュニケーション
ホストファミリーは、あなたが積極的に現地の文化や社会を体験してみようとする姿勢を期待しています。さらにあな
たを通して日本という国を理解しようとしています。ホストファミリーはボランティアで留学生を受け入れていますか
ら、報酬を期待している人とは異なり異文化交流に深く関心を持つ人たちです。留学の目的を達成するためにも、何か
をしてもらうことを待つのではなく、自ら積極的に行動することが大切です。
自分の事は自分で
家事は母親任せという日本とは異なり、家族全員で協力するものというのが基本の考えです。積極的に手伝いを申し出
たり、自分の身の回りの事は自分でする習慣を出発前からつけるようにして下さい。また、時には自分で日本料理を作
ってあげる等、挑戦してみましょう。
ホストファミリーとの過ごし方
アメリカ人は家族と過ごす時間をとても大切にしています。特に週末は家族揃って過ごすのが普通です。ですが、毎週
末ごとに特別な場所へ出かけたり、アクティビティーに参加するということではありません。買い物をしたり、近所を
散歩したり、スポーツを楽しむ、映画を見る、外でバーベキューをするというのが典型的な過ごし方です。友達と過ご
す時間も大切ではありますが、週末は家族と過ごすというアメリカの生活に慣れることが大変重要です。一緒に過ごす
時間が長ければ長いほど早く家族に溶け込むことができ、ホストファミリーの考え方を理解しやすくなるはずです。
心を開き、できるだけ自分からファミリーと過ごす時間を増やすことが大切です。
Q
A
留学するにはどのくらいの英語力が必要ですか?また、1 年間の留学で英語力はどのくらい伸びますか?
現地の高校生と一緒に授業を受けるのでその内容が理解できるだけの英語力があることが望ましく、TOEFL 換算
で、450(PBT)が目安です。事前に英語研修を受講していただきますが、出発までの間に日本でもリスニング力
や語彙を増やすなど、準備することが重要です。
1 年間 24 時間英語環境で生活しますので、個人差はあるものの「力がついた」と実感できる生徒が多く、約半数
の生徒が TOEFL で 50 以上スコアを伸ばしています。
Q
A
一年以上留学できますか、あるいは現地の高校を卒業できますか?また地域や学校は自分で選べますか?
交換留学はあくまでも 1 年間の文化交流を目的としたプログラムであり、地域などを自分で選んだり卒業プログ
ラムに切り換えることは出来ません。また、滞在先が郊外になる場合もありますが、治安が良い所を厳選してい
ますので安心です。
語学や卒業を目的とする場合や地域を選びたい場合は「目的別留学/私費留学」をお薦め致します。
Q
A
留学中、日本の高校ではどのような扱いになるのですか?
文部省(現:文部科学省)は 1998 年に「高校生の一学年間の留学は、在籍する日本の学校の最大 30 単位まで認
める」という制度を導入しましたが、帰国後その単位が認定され休学扱いにならずに進級できるかどうかは、在
籍校の判断によります(特に私立高校)。従って、留学前に在籍校に確認しておくことが必要です。
Q
A
帰国後の受験勉強のことが不安なのですが?
帰国後約 52%の生徒が TOEFL500 点以上を取得しています。多くの大学が留学経験や実用性の高い英語力を持つ
生徒を優遇する入試制度を設けており、留学中に鍛えた英語力を武器にして受験に望む生徒が多いです。もちろ
ん一般入試に挑戦する生徒も少なくありません。また、アメリカのカレッジや大学へ進学する生徒もいます。
IEN では帰国後に進学相談を行っており個別にアドバイスしています。
Q
A
IEN と提携している現地受入団体:CHI はどのような役割を果たしているのですか?
留学生が、安全に効果的に留学生活が送れるように留学先国で直接支援します。
① 先ず、独自の厳しい基準で選抜したホストファミリー、ホストスクールに留学生をプレイスメントします。
② 次に、団体に所属するコーディネーターやカウンセラーが、必要に応じて、ホストスクールやホストファミ
リーとも連携して、留学生の生活全般をケアします。
③ 留学生の生活ぶりについて定期的に報告書を作成し、IEN を通じて日本の保護者の方々に知らせます。
Q
A
現地の高校では何学年に入ることが出来ますか?
ホストスクールが、その留学生の成績や英語力から総合的に判断して決定します。従って、日本の高校と同じ学
年に編入されるとは限りません。
Q
A
病気になったり、事故にあったらどうなるのでしょうか?
ホストファミリーやコーディネーターなどが対応します。留学生には海外旅行保険への加入が義務づけられてい
ます。というのも、海外での医療費は日本で予想する以上に高額になる場合があります。また、盗難にあったと
きや損害賠償を請求されたときにも保険でカバーされます。IEN がご案内する保険は、ロサンゼルス及び東京本
社に 24 時間対応日本語デスクがありますので、ご安心です。
但し、歯科治療や慢性の病気においては適用されないものもありますので注意しましょう。
Q
「交換留学」に参加する場合は海外から日本に来る留学生を自分の家庭や日本の出身学校に受入れる義務が生じ
ますか?
いいえ、受入の義務は生じません。交換留学の「交換」とは、「文化の交換」という意味です。
A
留学プログラム応募資格
高校生交換留学プログラムへご応募いただくためには、下記の応募資格を満たしていることが条件となります。
① 留学時点で日本の高校・高等専門学校に在籍していること。
② 留学修了後は在籍高校に復学できること。
③ 留学出発時に 15 歳∼18 歳(18 才 6 ヶ月まで)であること。
④ 日本在住者で保護者または保証人が日本に居住している者(国籍は問いません)。
⑤ 学業成績が平均以上であること(GPA3.0 以上)
。
⑥ 保護者から同意、理解を得ていること。
⑦ 留学目的がしっかりしていること。
⑧ 心身共に健康であること。
⑨ 国際交流に関心があり、本プログラムの趣旨をよく理解していること。
⑩ プログラムルールを厳守して、勉強・生活ができること。
⑪ 事前のオリエンテーションに参加し、規定書類を期限までに提出できること。
選考試験受験料
【選考料】¥15,000
【振込先】みずほ銀行 札幌支店 普通 2899281 (特非)異文化交流推進ネットワーク
(トクヒイブンカコウリュウスイシンネットワーク)
プログラム費用&事前英語研修費用(4 週間)
プログラム費用
事前英語研修費用
通常申込み
¥820,000
¥250,000
早期申込み(早割) 2007 年 10 月末迄
¥800,000
¥220,000
【プログラム費用に含まれるもの】
① IEN プログラム運営費用/出発前・留学期間中・帰国後サポート/渡航手配
② 出発前事前研修費用:E-Learning(オンライン TOEIC 研修、4 ヶ月間)
③ 出発前オリエンテーション(通常 2 回)
④ CHI プログラム運営費用/留学期間中の生活指導及び通信に伴う費用(定期的にレポートを保護者へ送付)
⑤ 就学校プレースメント/ホームステイ先プレースメント
⑥ 公立高校授業料(免除)
⑦ ホストファミリーにおける宿泊及び食事(通常は平日朝夕 2 食・週末 3 食)
⑧ ホストファミリー宅近くの空港での出迎え
【事前英語研修費用に含まれるもの】
① 授業料(グループレッスン、10∼12 名、週 25 時間レッスン)
② ホームステイ費用(1 日 3 食付)
③ 空港往復送迎
【含まれないもの・別途】
① 往復航空券代:千歳(または最寄り空港)∼成田/関空∼ロサンゼルス∼就学先最寄りの空港
格安・割引航空券を手配します。
② J-1 ビザ申請料$100
③ SEVIS 管理費(ビザ関連でオンラインでの学生管理の費用)$100
④ ビザ申請書類作成代行料¥18,000:ビザ面接予約及びビザ申請料・SEVIS 管理費の支払い代行を含む
⑤ 国内交通費:出発前オリエンテーション、ビザ面接時の米国大使館・総領事館
⑥ 制服代(必要な場合)
、学校で配布される以外の教材費、通学交通費、電話代
⑦ 現地滞在中のお小遣い
⑧ 予防接種の追加費用(ポリオ、二種混合、おたふく、はしか、風疹、B 型肝炎など)
・ビザ申請を札幌ではなく東京でする場合の旅費
⑨ 海外旅行保険料(必須)10 ヶ月で¥115,550 等 プランにより異なる。
プログラムキャンセル時の返金条項
1)国内選考試験の合否に関わらず選考料はご返金できません。
2)国内選考試験合格後に伴う登録料を支払い後、出願者の都合でキャンセルする場合、登録料の返金は致しません。
3)現地受入団体から不合格の通知を受けた場合は、登録料の 70%をご返金します。
4)現地受入団体より合格通知が手元に届き、規定の沿ってプログラム費用全額を支払い済みで日本出発前にプログラム参加
を参加者の都合でキャンセルする場合、DS2019(受入証明書)がすでに発行されている場合は、同 DS2019 を郵送にて IEN
へ返送していただきます。その返送完了が確認されてから、30 日以内に参加者が指定する口座宛にプログラムキャンセル
料(40 万円)を差し引いた残金を返金します。また、DS2019 が発行されていない場合は、キャンセルされる旨を書面に
て IEN に送付していただき、その到着後 30 日以内に同様に返金します。
5)日本出発後、現地受入団体およびホストファミリーなどの判断で帰国が指示された場合、あるいは本人の都合で就学を途
中で中止した場合を含め支払い済みのプログラム費用の一切の返金はありません。
6)参加者が次のいずれかに該当する場合には、参加者とその保護者が支払ったプログラム費用全額を参加者または保護者へ
返金します。
① 最終合格通知を受領してから日本出発以前に現地受入団体がプログラムを中止した場合。
② 最終的に現地受入団体の一方的な都合により、就学校・ホストファミリーの選定ができず出発自体が不可能となった
場合。
※上記いずれのケースも返金の際に発生する振込手数料は、参加者とその保護者負担となります。予めご了承ください。
IEN では毎年スカラーシップ生を募集しています。条件を満たす生徒はプログラム費用の
割引が提供されます。
【募集人数】
2名
【スカラーシップ生の決定】
学校での成績、出席状況、選考試験/英語の成績、エッセイ(選考申込に記入するも
のとは別)
、および保護者同伴での面接によって決定します。
* 学校の成績 GPA3.5 以上
* 英語の成績 SLEP53 以上
* エッセイ テーマ「異文化交流の意義」
【スカラーシップ生に提供されるもの】
★ 事前英語研修(4 週間)へ無料参加:1名
★ プログラム費用より¥100,000 割引:1名
(スカラーシップ生料金¥700,000 早割併用)
【応募について】
2007 年 10 月 15 日までに選考試験を受験、必要書類を提出して下さい。
提出書類、選考試験の結果から決定されます。
交換留学を考えるにあたって
いまや特別な人だけが留学する時代ではありません。しかし、留学した誰もが成功するわけでもありません。留学中は
楽しいことばかりではなく、むしろ辛いこと、苦しいことのほうが多いとも言えます。現地の生活になじむのに、また
勉強についていくには、多くの努力が必要です。困難から逃げ出さずに乗り越えた人たちだけが、帰国後「留学してよ
かった」と実感できるのです。そして、その体験は、一生の宝物になるはずです。
留学を成功させるには、はっきりとした留学の目的や、最後までやり遂げる強い意思が必要です。海外で生活するのが
かっこいいと言う憧れだけや日本での生活から逃げるような現実逃避の留学目的では留学は成功しません。
1.留学の目的と目標を明確に
「なぜ留学したいのか」「留学をして何をしたいのか」という明確な目的、目標を持つことが大切です。留学中の約 10
ヶ月の間、自分の目的以上に自分は交換留学生として相手の国に何ができるか、ということを明確にしなければなりま
せん。このように自ら考え自ら行動する人に対して、周囲からの暖かい励ましや援助が寄せられるのです。交換留学は、
短期の研修や観光旅行とは異なることを肝に銘じておきましょう。
2.交換留学への適正
自分と考え方や価値観が違う人を受け入れることができますか?今までと異なる生活環境、様式、習慣に順応できます
か?保護者から自立していますか?ぜひ自問自答してみて下さい。その他、英語力、コミュニケーション能力、心身の
健康状態も適正の大事な要素です。
3.留年するか進級するか
留学には、在籍している学校の許可と理解・協力が必要です。在籍する学校が留学に対してどのような規定や手続きを
設けているかしっかり確認してください。留年しなければならないか、留学中の単位認定を受け進級できるかは学校に
よって異なり、最終的には学校長の判断により決定されます。
4.保護者の理解
留学には、保護者の理解、支援が不可欠です。単に留学費用の負担だけではなく、あらゆる面でバックアップして頂く
には、保護者の方にもこの留学の趣旨、内容を十分に理解して頂くことがとても大切です。保護者の方にも、留学先の
文化や価値観を留学生と一緒に受け入れていただくことが必要です。
■お問合せ・お申込み
札幌市中央区大通西 5 大五ビル 2F
Tel: (011)232-0292
Fax: (011)232-0291
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【営業時間】
月曜日∼金曜日/10:30∼19:00
土曜日/10:30∼17:00
日曜・祝日/休み(事前予約でカウンセリング可)
【カウンセリング】
事前予約制。電話、メールでご予約下さい。
アクセス
●地下鉄大通駅 2 番出口徒歩 2 分
●地下鉄札幌駅 徒歩 8 分、JR 札幌駅 徒歩 10 分
※1F に大通美術館がある大五ビル2F