アジア学叢書 〈アジア〉からの発想――日本・世界を読み解く鍵の宝庫 追随 “アジア”にあらゆる面から切り込める 許さな を 大叢書! い 第 40回配本 アジアの 全5巻(第301~305巻) 学術図書出版 発行 大空社 海と島々 編 海洋に渦巻く “歴史” の航跡 アジアを海と島から再検討する 〒 114-0032 東京都北区中十条 4-3-2 TEL : 03-6454-3400 FAX : 03-6454-3433 URL: http://www.ozorasha.co.jp E-mail: [email protected] ・お取扱い 1604/8 他の アジア学叢書 第 40 回 全5巻 (第301~305巻) 配本 ■主テーマ■ 地理・地誌 近代史・植民地 社会・経済・産業 資源・交易・交通 民族・文化 民俗・慣習・生活 自然・生物 ■主地域■ 南洋 オセアニア 東南アジア 中国 301. ■全 5 巻揃 本体117,500円 ●各巻分売可 (税別) 学術図書出版 大空社 発行 [2016 年 4 月刊] 太平洋航海史 / 太平洋の歴史 720 頁 写真図版 148 点収載 978-4-283-01154-0 本体26,000円 亜細亜民族と太平洋 / 太平洋 島の解剖 690 頁 写真図版 43点収載 978-4-283-01155-7 本体25,500円 松本悟朗 著(誠美書閣、昭 17[昭 17 再版])/ 佐藤定勝 著(大同印書館、昭 16[昭 17 二十版])を合本。 【亜細亜民族と 太平洋】著者は B・ラッセルで知られた翻訳家・評論家。昭和 17 年 4 月の初版に、戦時下の情勢をふまえ加筆修正し 10 月再版したもの。「太平洋の一般性格、その白人による被侵略の歴史、強国日本の台頭、太平洋諸問題の性質、やがて今次 大東亜戦勃発への必然性、その性格と意義等々を明らかにせんとした…」▼太平洋解放時代/太平洋の発見と沿革/太平 洋の地誌/太平洋の民族と住民/白人の太平洋侵略/日本の開国と白人の支那侵攻/日本の大陸発展と列強の態度/世界 大戦と東亜の政局/米国の太平洋侵攻と軍縮問題/満州事変から支那事変への発展/太平洋の資源的地位と列強勢力/日 本と太平洋の経済関係/大東亜圏への必然性と其革新的性格/米国の実態と其超帝国主義/米英の太平洋政策と其合作/ 太平洋と列国の軍備/包日陣の発展と大東亜戦の勃発/大東亜戦とアジア民族の将来/大東亜戦の進展とアジアの変貌 【太平洋 島の解剖】昭和 16 年 11 月の初版に、17 年 2 月、開戦後の情勢転換を反映させた改訂を加え重版したもの。「太 平洋上に布陣している主なる島々を取り上げて、その成因から地理的、歴史的、更に軍事上その他あらゆる方面から解剖 してみた…」▼太平洋の広さと海底/太平洋の探検と開発/わが南洋委任統治領/わが南洋の島めぐり/メラネシヤの島々 /ポリネシヤの島々 303. 南支那海之一大宝庫 A5 判・上製・クロス装・総約 3160 頁 セット ISBN 978-4-283-01159-5 東村大三郎 著(二里木書店、昭 18)/ ローヂヤース(Stanley Rogers)著・北見総一 訳(モナス、昭 7)を合本。 【太平 洋航海史】「この単なる航海史を通じて、わが日本民族の太平洋への発展、或は海洋との結びつきが、いかに決定的な重大 さを持つものであるか…理解出来ると信ずる」▼多くの無名の航海者たち/太平洋の発見者たち/背徳者たちの訪れる前 に/八幡船隊の旗風/太平洋を寇するもの/南の海に寄せる希望/南洋日本人町の運命/日本船隊の旗手/虚言者の土産 /東と西から迫る者/太平洋発見者の喜劇/マゼランの世界周航顛末記/太平洋侵寇の前駆/日本を廻る舞台/初期の太 平洋定期船/英国海賊の登場/闖入者の群像/南方大陸の伝説/海賊時代の後に/問題を解決した人/最後の探検時代/ 海を渡る狼/黒船艦隊の企図/鎖国の陰に流れるもの/太平洋の希望・日本/悠久なる太洋の横顔/神々の審判の日 【太 平洋の歴史】原題は“The Pacific”(1931)。著者は英国人。全編にわたって著者自らが描いたイラストが添えられている。 「本書は太平洋の地理である。が、地理は就中歴史的なものだ。歴史として把握された地理でなければ、真に具体的な地理 とはいえない。…卒然と読んで興味の尽きることがないこの読物の中から、読者はそうしたものを感じられるでもあろう」 (訳者はしがき)▼太平洋/開拓者/私掠隊/島々/ポリネシア/商船/文学/言語/冒険/難船 302. アジアの 海と島々 編 海南島 / 南支那海物語 海賊船同舟記 640 頁 写真図版 100 点収載 978-4-283-01156-4 本体 25,200 円 著(武道社、昭 7) 【南支那海之一大宝庫 /リリウス(Aleko E. Lilius)著・山本実 訳(教材社、昭 15)を合本。 後藤元宏 海南島】著者は拓殖大に学んだ後、三菱合資会社勤務。大正 11 ~ 12 年、「海賊土匪等の跋扈甚だし」い中を、全島 13 県 中 9 県を踏破。「極力、本島の誤らざる紹介者を以て任ぜんとするに努めたり」▼旅行日誌/種族、風俗、在住外人、交通、 通信、金融、度量衡、物価、労銀、貿易、商業、政治、教育、宗教/農業(米、砂糖、護謨、椰子、檳榔、益智、芥粉、珈琲、 棉花、煙草、波蘿、落花生、藍、茶、蚕糸、テグス、籐、大麻、黄麻、苧麻、パパイヤー、パインアツプル、バナゝ)、林業、 塩業、漁業、畜産業、鉱業 【南支那海物語 海賊船同舟記】原題は“I sailed with Chinese Pirates”(1931)。著者はフィ ンランド系アメリカ人ジャーナリスト。 「(支那)海賊船にわざわざ潜入し、或は奥地の海賊巣窟に入り込んで、海賊の実生活、 内部の組織、諜報網、襲撃及び人質誘拐の実際、取引、結社等の仔細を検べて歩いた…」(訳者序)▼バイヤス湾のギヤン グ/賭博の情熱に狂う澳門人/阿片窟と東洋のモナコ/ヴイクトリア監獄潜入/お堂に閉籠められた私と維/神様と尊敬 される“黄橋”/戦闘用独木舟の編成艦隊/汪東辺の賓客となる/奇怪な義烈団入団儀式…他 304. 南太平洋諸島 770 頁 写真図版 77 点収載 978-4-283-01157-1 本体 28,000 円 小林織之助 著(統正社、昭 17) 著者は南洋庁通訳。昭和 12 年、南方視察団として南太平洋諸島各地を巡航した旅日記。 収録写真も著者による撮影。▼ニユー・ブリテイン島ラバウル/豪州委任統治領ソロモン群島ボーガインヴイル島キイタ /豪州委任統治領ニユー・ギニア島サラモア/豪州領パプア地方サマライ/仏領ニユー・カレドニア島ヌメア/英領トン ガ群島トンガタブ島ヌクアロフア/英領直轄地フイジー諸島ヴイヂ・レブ島スブア 305. 南太平洋探航記 340 頁 写真図版 46 点収載 978-4-283-01158-8 本体 12,800 円 フライシマン(Julius Fleischmann)著・東健吉 訳(ふたら書房、昭 16) 原題は“Footsteps in the Sea”(1935)。著者 は酵母の量産化で財を成した米国人実業家の三世。1931 年、ディーゼル付帆船による世界一周航海をした。そのうち、ニュー ヨーク出航から太平洋・東南アジアまでを記した旅行記。訳者による地名の注も付く。▼バーミユダからパナマ運河へ/ ココス島の冒険/マルキーズ群島/トアモツ諸島からタヒチへ/トンガ群島/フイジー群島/ニユー・ヘブリデス群島/ ソロモン群島/ニユー・ブリテン諸島/蘭領ニユーギネアと東印度の小島/チモールからスムバワへ/ジヤヴめぐり/ボ ルネオからフイリツピンへ/仏領印度支那/泰国暼見/シンガポールからスマトラへ 300 巻を超えますます重層化 活用度増大! 以後、続々刊行! 無尽蔵に湧き出すテーマ――
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