コース概要

OVERVIEW
従来、時間管理がうまくできない原因は、時間管理のスキル不足にあると考えられていました。しかし、自分で何がしたい
のかがわからない時や、自主的にそれに取り組もうとしない時は、時間管理のスキルを持っていても、問題は解決しません。
時間管理の本当の問題は、その人の意志の問題なのです。時間管理とは、その人の存在や生き方、価値観と密接に関わって
います。自分の価値観が明確になれば、自分の活動をどのようにすべきかを考えるようになります。そのようになってはじ
めて、時間管理のスキルが意味を持つようになります。
TM:タイムマネジメント[時間生産性向上コース]
TIME MANAGEMENT
■キーワード
◇時間生産性の向上
◇活動の優先順位づけ
◇自己管理能力の向上
◇スケジュール管理
■プログラムの焦点:何を修得するか?
「TM タイム マネジメント」は、充実感を持って仕事に取り組み、生産性の向上を図るために必要な時間管理の方
法を身につけることを目的として開発されたプログラムです。本プログラムでは、時間管理のスキルを修得するだけ
でなく、現在の時間管理に関する問題分析を行います。また、時間管理の前提となる、自身の価値観について改めて
考え、明確にします。
■プログラムの方法論:どのように修得するか?
「TM タイム マネジメント」は、時間管理の成否は、「20%のスキル」と「80%の意志」にかかっていることを前
提に構成されています。研修は、「時間管理のピラミッド」に基づき、「価値観の分析」から「効果的な活動をする
ためのスキル」へと進んでいきます。
時間管理のスキル(この部分必要ですか?)
◇業務内容分析
◇クロックタイム指向/ゴールタイム指向
への対処
◇プライムタイムの活用
◇A-B-C 法
◇プロテクティング
価値観、目標、活動が一致する時、(人は)効果的で、最も高い生産性と充実感を得ることができます。
© 2014 Wilson Learning Worldwide Inc.
http://www.wlw.co.jp/
■プログラムの構成
標準開催期間:1日間
形
態:20 名以下の少人数によるセミナー
教
材:ワークブック、学習のてびき、スライド
参加対象者:新入社員から管理職まで
■プログラムの展開
学習項目と主な内容
期待される効果
時間管理とは
自身の時間管理の問題に向き合い、時間管理がうまくい
かない要因を認識し、時間管理のカギは自身の中にある
ことを理解します。
時間に追われたり、支配されている気持ちから解放され
て意欲的に仕事に取り組めるようになります。
時間と価値観
自身の価値観を明らかにし、価値観、活動、意志の関係
を理解します。
価値観にそった活動は、効果的な時間管理に結びつくこ
とを認識することができます。
問題領域への対応
実際の業務活動をその重要度と価値観の面から分析し、
自らの意志で時間管理を行うための方策を考えます。
個人の価値観と組織にとっての重要度との間に不一致が
ある場合でも、適切に対処できるようになり、仕事の生
産性が高まります。
時間管理スキルの修得
時間管理を効果的に行うためのスキルを学びます。
時間に対する個人の考え方の違い、自身のエネルギーレ
ベルとの関係などを理解することで、欠点を補う仕事の
進め方ができるようになり、充実感を持って仕事に取り
組み、成果を上げていくことができるようになります。
■参加者の声:過去のアンケート/フォローアップより抜粋

時間管理とは、結局は自己管理であることがよくわかりました。毎日残業が多いのは、自己管理の問題でした。
おおいに反省しました。(ITベンダー/中堅SE)

単に時間管理の技術を学ぶ研修と思い、大した期待をしていなかったのですが、予想以上に有意義な研修でし
た。特に、価値観の分析は、失いかけていた「やる気」をよみがえらせてくれました。後輩にも薦めます。
(機械メーカー/工場担当者)

組織人である以上、仕事は断らないことを信条に 20 年努めてきましたが、断る勇気も必要であることを実感し
ました。プロテクティングは、私の真の生産性を高めてくれるはずです。(化学メーカー/物流担当者)

A-BーC法は単純ですが、効果的だと思います。研修の休み時間から、実行しています。(食品メーカー/課
長)
© 2014 Wilson Learning Worldwide Inc.
http://www.wlw.co.jp/