ふれあい通信 第16号(年4回) - 全国シルバー人材センター事業協会

平成28年 9月号 No 16
公益社団法人
東根市シルバー人材センター
〒999-3711
東根市中央二丁目16番24号
TEL:0237-42-4680
FAX:0237-42-4682
ホームページhttp://www.sjc.ne.jp/higashine/
東根市シルバー人材センターだより
◆ ボランティア活動への参加 ありがとう! ◆
センター
今年も、東根祭り前(8月8日)に、市役所と市民の広場周辺を多くの
会員に協力して頂き清掃のボランティアを実施しました。
情 報
シルバーのボランティア活動に対して、土田市長と石垣経済部長より
温かい労いと感謝のお言葉を頂きました。
北本係長から作業上の注意点と作業場所の説明を聞いて、割り当て
移動して作業を行いました。
場所に移動して作業責任者の指示のもと清掃を行いました。
約一時間程度の清掃を行い、集めた雑草とゴミ類は、センターの軽トラック2台に山積みされ、
約一時間の活動を行い、「ひがしね祭り」の会場をきれいに清掃することができ、祭り環境
クリーンピアに運搬しました。 きれいに清掃された祭り会場では、祭りを大変楽しみに待っていた
の整備に寄与させて頂きました。集められた草とゴミ類は、センターの軽トラック2台に山積
参加者には、市から「Tシャツ」と「飲み物」が配られ解散となりました。会員の皆様、忙しいにも
みされてクリーンピアに運搬しました。 係わらず活動に協力して頂きまして有難うございました。
参加者には、市から「Tシャツと飲み物」が配られて解散となりました。会員の皆様、忙しい
にも係わらず御苦労様でした。ボランティアの活動は、公益社団法人として地域に貢献する
ボランティア活動は、公益として地域に貢献する大切な実践活動です。
今後とも、よろしくお願い致します。
大切な実践活動です。今後とも、よろしくお願い致します。
◆ 安全・適正就業委員会からのお知らせ ◆
7月11日に就業委員会が開催され、委員長に柴田松夫会員、副委員長に伊藤良雄会員
を選出し、事故報告や熱中症対策、安全パトロール、安全標語募集について審議しました。
既に班長さんを通して、熱中症対策の注意喚起文書と標語募集のチラシを各会員に配布
させて頂きました。
なお、28年度に5件の事故が発生しています。
事故月
職種
事 故 詳 細
スーパーハウス洗浄業務中、段差につまづき突起物に額を
4月
清掃
打ち付けてしまった。
肩掛け草刈り機で草刈り作業中、小石を飛ばし窓ガラスを
5月
草刈
割ってしまった。
5月
除草
街路樹植樹枡の除草作業中、砂が目に入り目に傷がついた。
コンテナに上がって桃の摘果をしている時に、誤ってコンテナ
6月
桃の摘果
から落下してしまった。
自走式草刈機で草刈中に石を飛ばしてしまいガラスを割って
8月
草刈
しまった。
1
☆ 安全パトロール実施状況 ☆
◎第1回 安全パトロール(7月27日)
実施者 柴田松夫委員長 笹川充義委員 菊池局長 北本係長
現 場 ◇市道(除草) ◇東根新電元(刈込と草刈) ◇山形サンケン(草刈)
◇その他(・梅畑 ・梨、さくらんぼ畑 ・りんご、梨、さくらんぼ畑) 結 果 【注意点】 ・ 市道植木枡除草でカラーコーンを、もう少し車道側に広げて安全を
確保して欲しい。また、カラーコーンの数量を増やして欲しい。
・ 休息中に歩道に座り、足を車道に出してタバコを吸っていたので
危険なのでやめて欲しい。
・ 荒れ地の草刈り作業の時は、下の方が見えないので2段刈りして
安全を確認してから下の方を刈ってもらいたい。
【良い点】 ・ パトロールした所は、総じて適正な服装で作業していた。
・ 刈込で複数人が安全確認面で組になって作業していた。
応募標語作品の紹介
平成28年度の安全標語募集に10名の会員から39編の応募がありました。
安全・適正就業委員会に於いて厳正なる選考の結果、センターから優秀標語5編が選ば
れて山形シルバー人材センター連合会への応募作として報告することになりました。
太字は連合会の二次審査に選考された作品(5編)
No
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
標 語 作 品
安全は かけ声百より 行動ひとつ
安全は 基本動作の 繰り返し
事故の目は あなたの油断を ねらってる
事故の爪 慣れた仕事に かくれてる
安全で 安心職場は みんなで創る
笑顔ある 明るい職場は 安心安全
安心と 安全職場に 笑顔いっぱい
ちょっとした 心のゆるみに 潜む事故
互いに 声がけ 固い絆に 事故はなし
さぁ今日も 自分に声がけ 安全就業
安全は 思いやりの 「ひと声」から
“気をつけて” 一声かけて 一仕事
一人より 仲間で確認 安全作業
2
一次審査結果
応募者
佳 作
本木 繁子
佳 作
伊藤 良雄
14
15
16
17
18
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37
38
39
無理 無駄 無茶 三ない運動 無事故の誓い
気のゆるみ 自信過剰が 事故のもと
これ位大丈夫 その過信が 事故のもと
つまづきの一歩が 事故の隠れ蓑
経験と業に添える 無事故の花
焦らず、急がず、ゆとり確認が安全の道
マンネリ作業はミス誘う 初心忘れず日々安全
安全積み重ね 築いた無事故が シルバーの誇り
就業前 安全と一言発し 今日も安全就業
災害を 無事故でつなぐ 知恵と和で
先ず点検 危険さがして 消える事故
ルール無視 マナー無視は 事故まねく
ミーティング 話して聞いて 認知して
事故のない 明るいシルバー 君の手で
身につけて 命を守る ヘルメット
注意せよ 始めと終わりの 三十分
只今と 無事故に帰るや 妻の笑顔
安全は ムリ・ムダ・ムラの 排除から
見て聴いて 事故の芽摘みとる 自己管理
一に確認 二に合図 油断と確信に潜む事故
気を抜くな 自信過剰が 事故招く
忘れるな 規則や決まりは 安全確保の第一歩
作業前 違う目線で安全確認 みんなで防ぐ 事故・災害
お互いに 言える勇気と聞く心 みんなでつくる ゼロ災害
優秀賞
柴田 松夫
優秀賞
笹川 充義
最優秀賞
北本 俊英
気付いたら 報告 相談 すぐ改善 みんなで築く ゼロ災害
忘れるな 一人ひとりの 安全確認 みんなでつくる ゼロ災害
◆ 猪野沢焼きにチャレンジ(親和会企画) ◆
8月25日に東根公民館にて猪野沢焼き教室を菅野講師を招き開催しました。
参加者23名が集い、講師から作成手順の説明を聞いた後に、各人が作成に取り掛かり
熱心に粘土をこね上げました。出来上がった作品は、花瓶、皿、茶わんなどを自然乾燥
させた後に登り窯で焼く予定です。
陶器として完成した作品は、会員作品展に出品する計画です。きっと、素晴らしい出来栄え
になっていることでしょう。会員の皆さん、是非、見に来てください。お待ちしています。
猪野沢焼は江戸時代末期に、農村産業振興策として始められたと言われています。
登り窯の焼き方は、二昼夜半の間、松の木を焚き猪野沢焼き実行委員会の皆さんが交代で
火の番をして焼き上げます。
猪野沢焼き陶芸は、市民の方々にも大変好評を得ており人気のある教室となっています。
3
◆ 草刈・草取・剪定・消毒の就業が真っ盛り ◆
さくらんぼシーズンが終わった後は、お庭等の草木や雑草の手入作業に秋口まで受注
予約が殺到し、炎天下で熱中症に気を付けながら就業に励んでいます。
お客様のご要望時期に応えるため、「 迅速・丁寧・柔軟」に対応させて頂いています。
草刈は、刈払機の使用に熟練した会員が従事し、草取りは、足腰の丈夫な会員、剪定は、
職能班グループに登録されている剪定のプロフェショナルの会員達、そして、軽トラックに
消毒タンクを設置して環境に合わせて臨機応変に消毒ができる会員が、多くのお客様宅に
出向いて就業しています。
特に、公共施設内の草地や山道の草刈は、生い茂った草木や樹木の枝等で足場が悪い
所が多々あり、安全面に十分気を付けて作業を行っています。
◆ あそびあランドの清掃・大森山公園ゴルフ場の管理 ◆
東根市民体育館の東側に設置されている、「あそびあランド」施設の清掃作業
に従事しており、子供達が綺麗な環境で安全に楽しく遊べるように細心の心構え
で就業しています。
今年度4月にオープンした、「ゴルフ場」の管理作業にも数人の会員が輪番制で
管理棟に在中して就業しています。
施設利用申し込み受付や芝生等の管理を利用者の立場になって行っており、
気持ちよくプレーして頂けるように努めています。
4
◆ 空家状況調査の就業に着手 ◆
東根市内の空き家等の状況調査業務を市から委託し、「フォト8東根」のメンバーが空き家
などの撮影を行い、映像写真はデータ化して市に納品する業務です。
撮影に関しては、仕様を明確に決めて空き家訪問時の身分証携行等の注意点を事前に
意識合わせを行い就業しました。市内には、約330件程の空き家があり、エリアを8ブロック
割して撮影する会員とデータ集計する会員を配置して実施しました。
作業の実態は、カメラ操作技術とデータの編集、集計等のノウハウを保有している会員が
従事し、日頃培った映像技術を発揮させて頂きました。
行事(イ ベ ン ト) 計 画 の お 知 ら せ
♥ グラウンドゴルフ大会のお誘い ♥
・日 時 10月25日(火)9時開始 ~ 午後1時終了予定
・場 所 大森山公園グラウンドゴルフ場{大会後に昼食芋煮会(600円会費)}
・その他 小雨決行、降雨状況でゴルフできない場合は職業訓練センターでビデオ
観賞予定
♦ 会員作品展・菊花展に出展しましょう ♦
今年度も東根公民館で3日間{11月1日(火)から3日(木)}開催を予定しています。
会員とご家族様が趣味や特技を活かした作品(・写真・絵画・書道・植木盆栽・生け花・
手工芸品等)を是非出展していただくようお願いします。
今回は、女性部の新企画として「バザーコーナー」とセンターの活動状況を「プロジェ
クター」で映像紹介することにしています。
♠ 安全就業大会 ♠
10月11日、遊学館大ホールで連合会主催の安全就業大会が開催されます。
安全委員と女性部にお願いして15名の参加を予定していますので、案内が届いた
会員は参加のほど宜しくお願い致します。
♣ ドライバードッグに参加して運転操作を高めよう! ♣
12月に、職業訓練センターの実習室に於いてドライバードッグを計画しています。
ドッグの目的は、日頃のドライバー自身の運転操作について現状の視覚(認知)能力を
把握し、交通安全への意識を高めることにあります。
参加希望者はセンターまで申込をお願いします。
5
サ ー
ク
ル
の 活 動 紹 介
サークル活動で楽しんでいる仲間の結束力がセンターの就業活動に良い結果をもたらしております。
サークルは、共通の趣味や興味を持つ仲間達が集まったメンバーが活動しており、
シルバー人材センターが掲げている、「共助」共に助け合う、「共働」共に楽しく働くの理念を踏襲した活動
シルバーが掲げている、「共助」共に助け合う、「共働」共に楽しく働くの理念に一致して
います。
はセンターの活性化に大きく寄与しているのです。
会員の交流促進、地域間との連携醸成、 心身のリフレッシュ等の余暇活動として定例
より多くの会員が、サークル活動に参加していただければ、もしくは協力して頂く機会があれば、もっと
的に行なわれているサークル活動はセンターの活性化に大きく寄与している存在です。
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スポーツ愛好会
市民体育館主催のカローリング講習会に参加しました。
夏の期間は、屋外でグラウンドゴルフを行い、屋内では市民の
方と一緒にカローリングの競技を楽しんでいます。
投球は、床面に両ひざ又は片ひざをつき、ハンドル上部に手のひらを軽く当て
軽く滑らせて目標に向けて押し出すように投球して得点を競うスポーツです。
カローリングは、氷上で行うカーリングをフロアーで手軽にできるように考えられた
新しいスポーツで大変普及してきています。
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フォト8東根
恒例の山形空港2階ロビーの写真展開催
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第8回「ふる里の四季」の写真展が空港2階のロビーにて、フォト8サー
クルメンバー18人が撮影した素晴らしい写真46点を展示しました。
作品は年々レベルアップしており、毎月行っている会合内容の充実度が
高く、メンバー同士 が切磋琢磨して、より良い写真撮影に努力している事
が強く感じることができました。
ふる里に思いを馳せて、帰省などで空港を利用された県内外から訪れた
方に観賞して頂き、良い思い出のお土産となったのではないでしょうか。
6
ほほえみ会
やすらぎ会
のぞみ会
納涼カラオケ交流会
「ほほえみ会」と「やすらぎ会」の男女カラオケサークルメンバー達が
8月4日、合同で納涼カラオケ交流会を神町の「まねきねこ]本舗にて
行いました。
男性9名、女性11名が一同に会して、短く感じた3時間を大変楽しい
雰囲気の中で得意の歌やデュエット曲等を歌い、日頃のストレスを解消できた
有意義な時を過ごしました。
カラオケは、ストレス解消、ボケ防止などの効果があると一般的に言われて
いますが、ダイエットにも良いそうです。お腹から大きな声を出すだけで運動
になり、一曲歌えば100m走るのに匹敵する運動量になるそうです。
有酸素運動となれば筋肉の血管の収縮運動も行われて、血液循環の中心
である心臓の働きが活発化して血液循環が良くなるため内臓脂肪を燃焼する
働きがあり、カラオケはダイエットに有効とのことです。
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8月22日に女性部「のぞみ会」の方々がセンターの和室に集まって
各会員が作り上げた、「お手玉」「腕カバー」「花炭」「石鹸」などの包装
作業を行いました。
毎年開催している会員作品展・菊花展に、女性部活動の独自事業として製作した小間物
の一部として販売コーナーに展示・販売する予定です。
今回は、大変暑い日にも係らず12名の女性会員が、楽しい世間話やお茶を飲みながら
器用に手を動かして商品作成に取り組みました。
女性部会の事業を推進していくために28年度の目標を
「ふれあいの場を広め 健康で生きがいのある生活を目指す」ことを
掲げています。
”楽しく活動できる仲間づくり”に重点を置いています。
女性部の皆様、お互いに絆を深め頑張りましょう。
7
♦ 会員からの投稿 ♦
全国のシルバー人材センターに於ける会員
仲間作り
の入会動機を調査した結果が右のグラフに
生計維持
1
拘束就業
示す比率となっています。
健康維持
私の入会動機は、退職後の日々の暮らしに
5 3
経験・能力発揮
7
目標もなく何することもなく過ごしていたので、
24
「生き甲斐」を感じ充実した生活を期待しての
8
家計補充
入会でした。
比率
%
退職前は、県外の勤務が長く、仕事だけに
10
追加収入
集中し、何れは実家に戻るはずなのに、地域
21
に貢献する活動は皆無で将来に不安を感じて
11
11
生き甲斐
いましたが、職場の同僚達とは現職を全うする
小遣い
社会貢献
ことが社会に大きく貢献している事と理解して
自己完結したものです。
会員の入会動機を見ると、同じような思いから就業している会員が大半となっており、
第二の人生を有意義に過ごしたいと願っている証のようです。
就業して気付いたことは「共助・共働・自主・自立」の理念も必須でしょうが、シルバー
センターで就業するには、「ボランティア精神」に欠けると協調性が乏しくなり、楽しく就業
する気力を無くしてしまうように思います。
入会時の気持ちを維持し、今後も初心を忘れずに就業に励みたいと思っています。
シルバー人材センターは、地域の日常生活に密着した就業機会を提供して、高齢者の
「居場所」と「出番」を作り、生涯現役社会の実現に役割を果たしています。
参加の促進により地域社会の活性化に貢献しています。併せて、高齢者の生きがいの
充実、社会参加の促進を実行し、地域社会の活性化と医療費削減にも寄与しています。
◇ 編 集 後 記 ◇
会員の皆様、暑い夏も元気に就業して頂きましてご苦労様でした。
早いもので9月に入り、近頃は朝夕とも秋めいた気候となり、秋の訪れを知らせる鈴虫、
コオロギ等の鳴き声が聞かれる時節となりました。
季節の変わり目ですので、皆様も体調管理には十分お気を付けて日々お暮し下さい。
今回の第16号は、文字を更に大きくして読み易いように編集しておりますので目を通して
頂きたいと存じます。これからの編集委員会は、「シルバー東根」第25号(平成29年1月)
の発行に向けて寄稿者の選定等を行いながら、より良いシルバー東根の会報作りに取り
組んで参りますので、原稿依頼等をお願いする場合もありますが、その節は、ご協力の程
よろしくお願い致します。
編集委員長 岡田 元助
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