平成 22年 9月 1日発行 第58号 発行所 全 日本 音 楽 教 育 研 究 会 小 学 校 部 会 太 田 発行人 会 長 也 長 事務 局 〒 1 7 0 0 0 0 5 豊 島区南大塚 1-24-10 豊 島 区 立 巣 鴨 小 学 校 TEL 0 3 - 3 9 4 6 - 9 5 5 1 FAX 0 3-3 9 4 6-3 6 9 0 に 5式 , 寵, 七イ 土 TEL 03-3874-1539 口吊」 所 材に 会s ' 生 24年 おミリの再会 ! 全 国音研熊本大会 全 日本 音 楽教 育研究会全 国大会 熊本 大会 大会会長 田 畑 博 行 ( 熊本市立西里 小学校校 長 ) 熊本県では24年 前の昭和 61年 に全 日音研大会を開催 しま した。大会主題は 「 音楽の よろこびを求め つづ ける子 どもを育 てよ う」で した。それ か ら本県の音楽教育 においては常 に 「 音楽 のよろこび」を テーマ に掲げ、研究を重ねてきま した。 本年 11月 18日 (木)19日 (金)の 2日 間、熊本市の県立芸術濠J場を主会場 として行われます全 国音研 熊本大会 の大会主題 は 『感 じとろ う 伝 えあお う 高 めあお う 音楽 の よろこびを 』 としま した。 21 世紀を生きる子 どもたちに とって確 かな学力、豊かな心そ して健や かな体の調和を重視す る 《 生きる 力》を育む事がますます重要になってきています。 音楽教育 において も日常的な音楽活動や様 々な音楽体験を通 して美 しい もの を美 しい と感 じ、豊か な情操を養 い知性 と感性 の調和 の とれた豊かな人間性 を育む事が音楽科 の大きな役割だ と考えていま す。大会 1日 目は研究授業 と研究協議それ に 5領 域 に分 かれての ワー クシ ョップを計画 しています。 小学校 の会場は熊本市立碩台小学校 と熊大附属小学校 の二校 です。 研究授業の後は県立濠J場に移動 して次の 5つ のワー クシ ョップを計画 しています。 ①歌唱 (講師 :清水 雅 彦先生) ②器楽 (リコーダー)(講 師 :吉澤 実 先生) ③鑑 賞 (講師 :宮下 俊 也先生) ④和楽器 (奪〉 (講師 :野村 祐 子先生) ⑤創作 ミュー ジカル (講師 :久枝 隆 子先生) 大会 2日 目は熊本県立劇場で全体会 と研究演奏、指導助言それに閉会式を予定 しています。 研究演奏は各校種 か ら1校 と合同演奏 は小 。中 ・高の合同合唱を予定 しています。特 に研究演奏は 熊本 での独 自の取組みを発信 できるものや実践的で授業 の参考になるもの、そ して各校種 の特ツ 性を活 か した演奏をお届け します。 現在、実行委員会をは じめ全ての熊本県 の音楽担当が鋭意、研究や準備 に取 り組 んでいます。築城 400年 の熊本城や大阿蘇 も待 つています。多 くの皆様 の参加 で大会が盛 り上が ります様お願 い し、お 待ち申 し上げます。 平成 2 2 年 度 全 日本音楽教育研究会 全 国大会 ( 部会大会) 第 5 1 回 九州音楽教育研究大会 熊 本 大 会 大会主題『感じとろう伝えあおう 高 めあおう音楽 の よるこびを』 ‐ 第│■ 目】1平1成22‐ 【 日‐ 年■11月 113日│(本>│1横‐ 種別‐ 研1究1会 小学 校部会 主題 『思いや意図をもち、人とのかかわりを通して いきいきと活動する授業づくり 』 ■会 場 熊 本市 立 碩 台小学校 8:30 9t00 9:45 憩分 0 体2 公 開授 業 45分 受付 10!05 1li00 公 開発表 全検 ミュー ジカル 55分 11:15 休憩 15分 12i30 研究協議 75分 ○公開授業 音 楽 づ く り 「リズム を つ くつて楽 しも う」 熊本 市 立 春竹小学校 東 靖 子 教材 「フル ー ツケ ー キ」 「お ど る こね こ」 01年 3 拍 子 に合 うリズムづ くりに挑戦 します。子 どt D たちは、丸譜 を使 うこ とで 、感覚 的 に とらえて い た リズム を視覚的 に とらえて い きます。 また 、 ゲー ム感覚で取 り組 め るの で 、楽 しみ なが ら音 の長 さや 音 の分割 な どの音楽 の基礎 も学んで い きます。 歌 唱 「曲の情景 を生 か して 、 の びの び と歌 お う」 熊本 市 立 碩 台小学校 荒 木 由 美 教 材 「とん び」 歌詞 の 読み込みや映像 、凧揚 げな どの経験 か ら、出の表す¬ 1青 景 を想像 し、 「こん な い ふ うに歌 た い」 と思 い を もちます。そ して 、そ の思 い を表現す るために、旋律 か ら 音楽 の仕組み ( 問い と答 え) を 感 じ取 り、それ を基に して曲の情景 にふ さわ しい歌 い ● 4年 方 ( 強弱) を 工夫す る学習 を行 い ます 。 反復 コ変化 して い くお も しろさ を感 じ取 ろ う」 鑑 賞 「 熊本 市 立 黒髪 小学 校 城 戸 典 子 教 材 ピ ア ノ五 重奏 曲 『ます 」第 4 楽 章 表現や鑑 賞 の活動 を通 して 、子 ど もたちに反復 ・変化 のお も しろ さを感 じ取 らせて ● 5年 い きます。本時では好 きな変奏 曲を聴 き、共通事項 を根拠 として想 像 した ことを話 し 合 い 、 それぞれ の場面 を聴 き比 べ る こ とで 、主題 が 変化 して い くこ とのお も しろ さに 気 づ かせ ます 。 -2- ● 6年 器 楽 「 表現 を工 夫 しなが ら、 表情 豊 か に 演奏 しよ う」 熊本市 立 碩 台小学校 赤 星 智 美 教 材 「おて もや ん 」 “ ル 郷 上の 民謡 おて もや ん の軽快 な リズムや独特 の旋律 を生 か して、表現 の工 夫 を 行 い ます。そ こで本時 では 、 リズム ・音 の重な り ・反復 ・音 の変化な ど、楽 曲を特徴 づ ル “ ける要素に着 目し、自分 たちの おて もや ん を表 情 豊かに表 現す る学 習 を展開 します。 ■会場 熊 本大学教育学部附属小学校 8:30 9:00 受付 9i45 公 開授 業 1 45分 10:00 休憩 15分 11:45 公開授 業 2 45分 11:00 休憩 15分 12:20 研究協議 80分 ○公 開授 業 1 ● 2 年 歌 唱 「よ うす をお も い うか べ よ う」 熊本市 立 五 福 小学校 榎 回 る み 教 材 「夕や け こや け」 2 年 生 の児童 が 「 夕焼 けの情景 を思 い浮 か べ る」 こ とが 、 どの よ うに 「 強弱 を工 夫 して歌 う」活動 につ な が るの か ・・・。 そ の答 は 「 身体表現 か ら導 く」 こ とです。 一 人 一 人 の児童 が 、 強弱 をつ ける ことの 「よさ」を確 かに実感 で きる学習 を創 り上 げます。 ● 3 年 器 楽 「リコー ダー カル タ を楽 しも う」 熊本市 立 日吉 東 小学校 高 木 範 貢 教 材 「楽 しい リコー ダー 」 リコー ダー と出会 った よろこび を演奏できるよろ こび へ①演奏 で きるよ うにな った力 を友だちとかかわ りなが ら楽 しく活動で きる リコー ダー カル タの取 り組み へ。習得 か ら 活用 へ と進 んで取 り組む活 き活 き した子 どもたちの姿 をお見せ で きれば と思 い ます。 ○公 開授 業 2 ● 2 年 音 楽 づ くり 「ラップで しようかい しY O ! ∼ わ た しとあなたのいいところ∼」 熊本 大学教 育学部 附属 小学校 吉 野 浩 一 教材 「タイ プ ライ ター 」 合 いの手」 とい う視点 を もつ て聴 くと、違 った楽 しみ方がで きます。本時 音楽 は 「 では 、音楽 の 中で使 われ てい る 「 合 いの手J の 面 白さを、子 どもたちが鑑 賞教材 か ら 発見 し、 自分たちの音楽 づ く リヘ 生か して い く授業 を行 い ます。 小学 2 年 生 の ラ ッパ ー たちが 、 さまざまな 「 合 いの手」 を楽 しみなが ら、 自分た ちを音楽 でア ピー ルす る 姿 を、ぜ ひ ご参観 下 さい。 ● 4 年 鑑 賞 「日本 の 音 楽 に 親 しも う」 熊本 大学教 育学 部 附属 小学校 村 田 明 通子 教 材 郷 上 の 音 楽 「牛深 ハ イヤ節 」他 日本 の 民謡 を聴 い た り体験 した りす る活動 を通 して 、 日本 の音楽 に親 しんで い く こ とをね らい ます。本 時では 「 牛深 ハ イヤ節」 と 「 佐渡お け さ」 の リズムや速 さに着 目 べ して聴 き比 る こ とで 、生 活 の 中で広が り受 け継 がれて い った郷 土 の音楽 の よさに気 づ かせ ます 。 !会 1競 │■ 1平1競 22年■1丹19韓(金)金1体 1朝 【 第21申 1隠 ■会場 熊 本 県立濠J 場 コ ンサ ー トホー ル 00 9i50 開会行事 10:10 11:50 研究 ・合 同演奏 研究の概要 ○研 究演 奏 リー ド器楽合奏 合 唱 合 同オ ー ケ ス トラ 打楽器 ア ンサ ンブル 12:10 指導講評及 びま とめ 12:30 閉会行事 熊本市 立清水小学校 熊本市 立 帯 山中学校 熊本県 立熊本高等学校 熊本県 立 済 々曇高等学校 真和高等学校 熊本県 立 盲学校 〇合 同演 奏 「 ふ る さ との 四 季 」 源 田俊 一 郎 編 曲 「火 の 国 ラ プ ソデ ィ」 出 田 敬 三 作 口編 曲 指揮 : 出 田 敬 三 ( 作曲家/ 平 成音楽大学学長 ・教授) 演奏 : 熊 本市 立託麻原小学校 熊 本市 立帯 山西小学校 熊本市 立井芹 中学校 熊 本市 立 白川 中学校 熊本県 立御船高等学校 熊 本県 立 済 々曇高等学校 熊本県 立熊本高等学校 慶 誠高等学校 ル ー テ ル 学院高等学校 ○指 導 講 評 及 び ま とめ 国 立教育政策研 究所教育課程研 究セ ン ター 教育課程調査官 文部科学省初等 中等教育局教育課程課教科調査官 大 熊 信 彦 先 生 学校部会定例理事会 日時 : 平成 2 2 年 1 1 月 1 7 日 ( 水) 14:00∼ 15:30 日 時 ! 平成 2 2 年 1 1 月 1 8 日 ( 木) 14:00∼ 14:45 場所 : 崇城大学市民ホー ル 会議室 ( 市民会館) 場所 :熊本県立濠J場 コンサー トホール レセプション 11月 18日 (木)18:00∼ 熊本ホテル キャッスル 〔 編集後記〕 今 号は、全 国 大会 の特集 とさせ て い ただ きま した。 全 国大会 開催地 の熊本 では、連 日の暑 さの 中、着 々 とそ の準備 が進 め られ て い ます。充実 した内容 で 開催 され る大会 が楽 しみ です。皆様 、ぜひ ご参加 くだ さい。 (G・Y)
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