4 コミュニケーション上のルールとマナー <技術・家庭> 1 学 年 第2学年 2 題材名 技術分野「情報とコンピュータ」 インターネットの利用と情報モラル 3 教材等 ワークシート、インターネットテストおよび免許証、情報モラルレポート用紙 4 指導時数 5時間 5 主題設定の理由 (1) インターネット免許試験を実施することによって、インターネットや電子メールなど情報通信ネット ワークのしくみやネチケットを確実に理解させるとともに、日常でもルールとマナーを守って利用しよ うとする態度を身につけさせる。 (2) 情報モラルに関する課題を自分で設定して,インターネットで調べ,レポートにまとめさせることに よって、実践意欲を高めるとともに、お互いのレポートを見合うことによって多くの知識を共有させる。 6 各時の目標 1時間目 ○インターネットのしくみとルールやマナーについて理解できる。 2時間目 ○インターネットのしくみとルールやマナーについて問いに答えることができる。 3~5時間目 ○情報モラルに関する課題を自分で設定して,インターネットで調べ,レポートにまとめる ことができる。 ○ルールやマナーを守ってインターネットを利用している。 7 指導の流れ 時間 生徒の活動 指導上の留意点 1 本時の課題を確認する ・ 教科書や資料集を使い、インターネットの 2 教科書や資料集を見ながら、インターネッ しくみとインターネットを利用してできる トのしくみと機能を理解する。 ことを説明する。 3 資料集を見ながら、インターネットや電子 ・ インターネットや電子メールで注意する 1 メールで注意することを調べる。 ことをなるべく生徒の生活につながる例を 4 わかったことをワークシートにまとめる。 示しながら説明をする。 5 評価表に自己評価し、次時の予定を聞く。 ・ 学校のコンピュータはみんなで使うので、 勝手に設定を変えないように指導する。 1 本時の課題を確認する。 ・ 試験時間は 15 分とし、100 点満点で採点 2 インターネット免許試験を受ける。 させる。84 点以上を合格として、免許証を 1 3 ブラウザの操作方法を聞き、Web ページを 発行する。不合格者は後日再テストを行う。 閲覧する。 ・ ルールやマナーを守ってインターネット 4 評価表に自己評価し、次時の予定を聞く。 を利用できるよう机間支援する。 1 本時の課題を確認する。 ・ 著作権、ネチケット、コンピュータウイル 2 レポートの書き方の説明を聞く。 ス、メールや掲示板、チャットなどを利用す 3 レポートのテーマを決める。 るときの注意、コンピュータや携帯電話を利 3 4 インターネットで資料を収集する。 用する時のマナーなどから興味のあるテー 5 レポートをまとめる。 マを設定し、インターネットを利用して情報 6 評価表に自己評価し、次時の予定を聞く。 収集し、レポートにまとめさせる。 8 成果と課題 自動車の免許制度のように、学校でのコンピュータ利用を免許制にし、情報モラルをよく理解し、実践 しなければいけない環境を作ることによって,情報モラルを確実に身につけさせようと考えた。 合格できなければ学校のコンピュータが使えないという状況なので、生徒たちはよく勉強した。テスト 後も免許証を常に筆箱に入れさせているので、他教科の授業においても、意識してコンピュータを利用し ているようである。不合格者は、昼休みや放課後の時間を使って合格できるまで再テストを行っているが、 全員合格するまでにはかなり時間がかかる。 情報モラルについてのレポートを書かせることによって、より深い内容まで理解させることができた。 資料 1 インターネットに関するテスト 年 組 1.インターネットのしくみについて、次の( 番 氏名 )にあてはまる言葉を書きなさい。 (1)コンピュータどうしを情報のやり取りができるようにつないだものを( )という。 (2)インターネット上で、情報が蓄積されているページを( (3)(2)の情報の所在を表わす住所を( )という。 )という。 (4)インターネットの接続を仲介する会社を( )という。 (5)インターネット上の情報を見るためのコンピュータソフトを( )という。 (6)インターネットを利用して、知りたい情報を探すことを( )という。 2.インターネットを利用する上でのマナーについて、次の( (1)情報の( )を確かめる。 (2)住所、名前、電話番号など( (3)知らない人と( (4)( )にあてはまる言葉を書きなさい。 )を教えない。 )約束をしない。 )は、人に教えない。貸さない。 (5)知らない相手からの( )は絶対に開かない。 (6)インターネットを使ううえでのエチケットを( )という。 (7)Webページ上のイラストや写真・文章・音楽などは( )を得て使う。 (8)Webページ上で、他人の( )は書かない。 (9)自分の発信した情報には( )を持つ。 3.学校でのインターネット利用の約束について、次の( )にあてはまる言葉を書きなさい。 (1)インターネットを利用する場合は、必ず担当の先生の( (2)みんなが快適に利用できるよう、 ( (3)社会常識に( )情報や( (4)チャットや掲示板、Webページ等への( )をもらってから利用する。 )を勝手に変更しない。 )のある情報は閲覧しない。 )や商品の注文、予約はしない。 (5)Webページ制作者への問い合わせなどが必要な場合は、必ず担当の( (6)ホームページ( )に相談する。 )は、 『お気に入り』に保存せず、ノートなどにメモする。 (7)ゲームやソフトウエア、画像、音楽等の( )をする時は、先生の許可をもらってから行う。 (8)Web ページを印刷する必要があるときは、 ( )で印刷状態を確認し、必 要なページだけを印刷する。 (9)家から持ってきたフロッピーディスクやCD等に記録したデータを使用する場合は、必ず担当の先生 に( )をしてもらってから使用する。 得点 点 インターネットに関するテスト 年 組 番 氏名 ネットワークでも可 )にあてはまる言葉を書きなさい。 1.インターネットのしくみについて、次の( (1)コンピュータどうしを情報のやり取りができるようにつないだものを(コンピュータネットワーク)という。 (2)インターネット上で、情報が蓄積されているページを(Web ページまたはホームページ)という。 (3)(2)の情報の所在を表わす住所を(URL またはホームページアドレスまたはアドレス)という。 (4)インターネットの接続を仲介する会社を( プロバイダ )という。 (5)インターネット上の情報を見るためのコンピュータソフトを( ブラウザ )という。 (6)インターネットを利用して、知りたい情報を探すことを( 検 索 2.インターネットを利用する上でのマナーについて、次の( )にあてはまる言葉を書きなさい。 (1)情報の( 真 偽 )を確かめる。 (2)住所、名前、電話番号など( (3)知らない人と( (4)( パスワード )という。 会 う 個人情報 )を教えない。 )約束をしない。 )は、人に教えない。貸さない。 (5)知らない相手からの( メール )は絶対に開かない。 (6)インターネットを使ううえでのエチケットを( ネチケット (7)Webページ上のイラストや写真・文章・音楽などは( (8)Webページ上で、他人の( (9)自分の発信した情報には( 悪 責 口 任 )という。 許 可 )を得て使う。 )は書かない。 )を持つ。 3.学校でのインターネット利用の約束について、次の( )にあてはまる言葉を書きなさい。 (1)インターネットを利用する場合は、必ず担当の先生の( 許 可 )をもらってから利用する。 (2)みんなが快適に利用できるよう、 ( 設 定 )を勝手に変更しない。 (3)社会常識に( 反した )情報や( 年齢制限 )のある情報は閲覧しない。 (4)チャットや掲示板、Webページ等への( 書き込み )や商品の注文、予約はしない。 (5)Webページ制作者への問い合わせなどが必要な場合は、必ず担当の( 先 生 )に相談する。 (6)ホームページ( アドレス )は、 『お気に入り』に保存せず、ノートなどにメモする。 (7)ゲームやソフトウエア、画像、音楽等の(ダウンロードまたは取り込み)をする時は、先生の許可をもらってから行う。 (8)Web ページを印刷する必要があるときは、 ( 印刷プレビュー )で印刷状態を確認し、必要な ページだけを印刷する。 (9)家から持ってきたフロッピーディスクやCD等に記録したデータを使用する場合は、必ず担当の先生 に( ウィルスチェック )をしてもらってから使用する。 得点は、1つ4点で100点満点です。ひらがなで書 いたものは○とするが、漢字の間違いは×とする。 84点以上は合格。それ未満は再テスト。 得点 点 資料 2 インターネット免許証(市販の名刺カードに両面差し込み印刷で制作) (表) (裏) 資料 3 著作権、ネチケット、コンピュータウイルス、メールや掲示板、チャットなどを利用するときの注意、コン ピュータや携帯電話を利用する時のマナーなどについて調べ、レポートにまとめよう。 タイトル 平成 年 月 日 組 番(氏名) <<<< 自分の調べたことをまとめよう。>>>> 何を調べたのか 調べた理由 調べて分かったこと 調べたページのアドレス、ホームページ名 感 想
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