平成28年6月20日 各 位 株式会社 大垣共立銀行 株式会社 O K B 総 研 「OKB農林研究所」の新設 OKB大垣共立銀行(頭取 総研(社長 土屋 嶢)は本日、OKBグループのシンクタンクであるOKB 五藤 義徳)内に、農林業研究部門「OKB農林研究所」を新設しました。 OKB総研は、平成23年度から岐阜県が設置する6次産業化に関する総合相談窓口“岐阜 県6次産業化サポートセンター”の運営を県から受託して継続的に農林漁業者の事業化を支援し、 昨年10月からは地元企業が大垣市内で運営する「OKB農場」の運営に参画するなど、積極的 に農林分野のノウハウを蓄積しています。 今回新設したOKB農林研究所は「OKB農場」との業務提携により、6次産業化や観光などの アグリビジネスを実証する場として同農場を活用することで更なるノウハウの蓄積を図ります。 さらに、OKBグループ一体となって以下の3つの新たな取り組みを展開し、地域でのアグリ ビジネスの発展に貢献してまいります。 ■大垣市「かがやき農業体験事業」への実施協力 (農業体験事業の企画・運営、OKB農場での農業体験者の受入) ■池田山麓にある観光農園「Berry's farm 池田」との提携 (農園の誘客・維持管理・商品開発、池田町と連携した農園周辺の地域活性化) ■岐阜県内企業開発「自走式除草ボートを使った稲作管理システム」の実証試験 (OKB農場で開発企業と連携してシステムの実証試験を実施) OKBグループは新たな組織体制のもと、地域の皆さまとともにアグリビジネスの可能性に チャレンジしてまいります。 【OKB農林研究所の概要】 名 称 OKB農林研究所(OKB総研内に新設) 設 置 日 平成28年6月20日(月) 所 笠井 博政(OKB農場 農場長) 長 農林分野のコンサルティング業務に特化して、地方公共団体などの地方 目 的 創生に関わる戦略立案ニーズや、企業のアグリビジネス参入などに付随 する潜在的なコンサルティングニーズを収集し、ともに課題解決する ・農林業分野に関する調査研究 事業内容 ・農林業分野に関するコンサルティング ・農林業分野に関する人材の育成 ・農林業分野に関する地方公共団体向け戦略立案 など 以 上 別紙① 【OKB農林研究所のスキーム図】 別紙② 【3つの新たな取り組みについての概要】 ■大垣市「かがやき農業体験事業」の実施協力 ・大垣市が市民の希望者を対象に平成13年から市内の圃場で継続実施 (本年度はOKB農場にて実施) 事業概要 ・一般向け2コース、子育て世帯向け1コースの計3コース ・各コースとも4回、播種または定植から収穫までのプロセスを体験 ・各コースの定員は20世帯 OKB農林 ・大垣市民を対象とした農業体験や市民交流の場の企画・運営 研究所の役割 ・農業体験圃場の整備・作付準備・管理などの指導 開講式日時 平成28年6月25日(土)8:00~11:30 会 場 【開講式】大垣南部会館 (大垣市西大外羽1丁目239) 【圃 (大垣市西大外羽195付近、詳細は案内図参照) 場】OKB農場 ・各種野菜の播種・定植・管理・収穫作業 体験内容 ・田植えから稲刈り(稲架掛け)までの一連の稲作作業 ・生きもの観察、農作業の意味の解説 など ・「かがやき農業体験事業」参加者の皆さま 参加予定者 ・大垣市経済部農林課 課長 浅野 誠 様 ・OKB農場関係者の皆さま ・OKB農林研究所長 笠井 博政(OKB農場 農場長) <開講式会場、体験圃場> OKB農場 ビニールハウス 別紙③ ■観光農園「Berry's farm 池田」との提携 ・池田山(標高924m)の東斜面約1ha の元茶畑を農園として整備 農 園 概 要 ・ブルーベリー主体に約2,000本の果樹 ・3年前より夏期のみ観光農園として運営 ・来場客増加、加工品開発、通年営業化などが課題 ・観光農園への誘客・PR支援(OKB農場との提携支援) OKB農林 研究所の役割 ・観光農園の維持管理、土づくり、多品目化などの助言 ・観光農園の収穫物(ブルーベリーなど)を素材とする商品開発 ・果樹以外の草木の栽培と収穫物の活用による事業化の検討 ・観光農園および周辺の地域活性化(池田町との連携) 開場式の日時 開場式の会場 平成28年6月28日(火)9:00~9:45 ・OKB農場との提携のお披露目を兼ねた式典 岐阜県揖斐郡池田町般若白山(大津谷公園の北約100m) ・関係者挨拶 開場式の内容 ・除幕式(「OKB農場 Berry’s farm 池田」の看板除幕) ・地元園児によるブルーベリー摘み取り体験 ・宮地保育園(地元の保育園)の皆さま 参加予定者 ・池田町長 岡﨑 和夫 様 ・農園主 今西 和平 様 ・OKB大垣共立銀行 頭取 土屋 嶢 <開場式会場> Berry's farm 池田 大津谷公園 キャンプ場 細い車道を上がる 別紙④ ■自走式除草ボートを使った稲作管理システムの実証試験 ①美味しいお米を作る生産者として全国的にも最上位にランクされている 株式会社和仁農園(高山市)が自社の稲作管理ノウハウを株式会社イン 実証試験 の概要 フォファーム(岐阜市)とともにシステム化した稲作管理ソフト ②株式会社和仁農園が製作した自走式除草ボートによる水田除草システム 上記①、②の本格販売に向けてOKB農場が協力し、製品の精度を向上させる OKB農林 ・稲作管理ソフトおよび自走式除草ボートの実運用支援 研究所の役割 ・実証試験結果のデータ収集・分析 公開試験日時 ・平成28年6月27日(月)10:30~12:00 公開試験会場 OKB農場(大垣市西大外羽240 ほか) ・自走式除草ボートは水生雑草を物理的に簡易な装置で除草するもの その他 ・現状はラジコン操縦であるが、将来的なGPSの精度向上を視野に、自動 運転化を目指している ・稲作管理ソフトには、株式会社和仁農園のノウハウが組み込まれている <公開試験会場> OKB農場 ビニールハウス
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