独立行政法人国立美術館施設管理規則 制定 平成14年1月25日 国立美術館規則第 第1章 総 67号 [一部改正:平成18年6月30日改正 国立美術館規則第58号] [一部改正:平成19年11月9日改正 国立美術館規則第11号] [一部改正:平成22年2月26日改正 国立美術館規則第16号] 則 (目的) 第1条 この規則は,独立行政法人国立美術館(以下「国立美術館」という。)の日常の業務の用 に供する建物及び敷地並びに附属施設及び設備(以下「建物等」という。)の維持,保存,運用 及び安全保持等(以下「管理」という。)に関し,必要な事項を定め,もって建物等の管理の適 正化と秩序の維持を図るとともに来館者及び国立美術館に勤務する者(以下「役職員等」という。) の安全の確保に資することを目的とする。 2 建物等の管理については,法令等に別段の定めがある場合のほか,この規則の定めるところに よる。 (管理権限及び補助執行) 第2条 2 国立美術館が管理する建物等の管理権限は,理事長が有する。 国立美術館が設置する美術館(以下「各館」という。)にその所掌に係る建物等の管理事務を 処理させるための管理者(以下「管理者」という。)を置き,本部にあっては事務局長を,各館 にあっては館長をもって充てる。 3 管理者は,その職務を補助させるため必要に応じ職員のうちから補助者を命ずることができる。 4 建物等の管理区域については,管理者が別に定める。 5 管理者が欠けたとき又は出張その他の事由により不在の場合には代理を置くものとし,管理者 が別に定める。 (管理者の責務) 第3条 管理者は,その所掌に係る建物等を良好な状態に維持し,保存し,最も効率的に運用する ため,常にその現況を把握し,かつ,盗難の防止,衛生状態の保持,その他当該建物等の保全管 理に関する事務の処理に努めなければならない。 (監守者及び補助監守者) 第4条 管理者は,建物等を分担して監守させるため,建物等監守者(以下「監守者」という。) を置くことができる。 2 管理者は,必要があると認める場合は,職員のうちから建物等補助監守者(以下「補助監守者」 という。)を定め,当該監守者の事務を補助させることができる。 (管理者の定める事項) 第5条 一 管理者は次の各号に掲げる事項を定めなければならない。 監守者及び補助監守者の責務 二 建物等の監守計画 三 建物等の用途等の阻害に対する措置 四 職員の義務 第2章 建物等の管理 (建物等の管理に関し理事長が定める事項) 第6条 国立美術館が所有する食堂,喫茶室及び物品販売のための売店の施設の貸付並びに貸付料 等に関する事項については,理事長が別に定める。 (建物等の管理に関し管理者が定める事項) 第7条 管理者は次の各号に掲げる事項を定めるものとする。ただし,各館の事情によりこれによ り難い場合は管理者の判断により,事項を追加又は削除することができる。 一 門扉の開閉等に関する事項 二 立入りの制限等に関する事項 三 秩序維持のための臨時的措置に関する事項 四 自動車の通行管理等に関する事項 五 建物等の使用に関する事項 六 前項に係る使用料等に関する事項 七 建物等からの退去命令に関する事項 八 出入禁止区域に関する事項 第3章 災害の防止 (災害の防止に関し管理者が定める事項) 第8条 管理者は次の各号に掲げる事項を定めるものとする。ただし,各館の事情によりこれによ り難い場合は管理者の判断により,事項を追加又は削除することができる。 一 災害防止のための措置に関する事項 二 喫煙禁止場所に関する事項 三 災害等の通報に関する事項 四 清掃及び清潔に関する事項 第4章 雑 則 (実施細則) 第9条 この規則で定めるもののほか,建物等の管理に関し,必要な事項は管理者が別に定めるも のとする。 附 則 この規程は,平成14年1月25日から施行する。 附 則 この規則は,平成18年7月1日から施行する。 附 則 この規則は,平成19年11月9日から施行し,平成19年8月1日から適用する。 附 則 この規則は,平成22年3月1日から施行する。
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