資料9 国内クレジット認証委員会規程 第4号(改定案) 排出削減事業の承認要件における追加性の考え方について 国内クレジット制度に関する排出削減事業の承認要件の一つである「追加性」 については、 1.京都メカニズムクレジット(小規模CDM)に係る事業の認証状況(認証 基準としての「投資障壁」の採用状況) 2.排出削減事業者たる中小企業等の利便性確保(導入される排出削減設備の 「投資回収年数」など簡便な指標の選択) 3.実際に中小企業が導入した排出削減設備の「投資回収年数」の状況等(各 種調査・研究等による「不採算性」に係る目安の確認) などを踏まえ、各排出削減事業に係る「追加性」の有無については、当該事業 において導入される排出削減設備の「投資回収年数」が、概ね3年以上か否か を、判断の目安とすることとした。 但しただし、その際には、排出削減事業者の業種、排出削減設備の種類等の当 該事業の固有の事情や、燃料価格やクレジット価格の変動など等も、十分考慮 することとするした。 また、設備投資を伴わず「投資回収年数」の観点では「追加性」が判断できな い排出削減事業に係る方法論や、 「投資回収年数」以外の障壁を有する再生可能 エネルギーを利用する方法論等については、小規模CDMにおける障壁の考え 方も参考にしつつ、個別の承認排出削減方法論において別途「追加性」の判断 方法について定めることとする。 (参考)第18回認証委員会資料4別添1 国内クレジット認証委員会規程 第4号(改定案) 排出削減事業の承認要件における追加性の考え方について 国内クレジット制度に関する排出削減事業の承認要件の一つである「追加性」 については、 1.京都メカニズムクレジット(小規模CDM)に係る事業の認証状況(認証 基準としての「投資障壁」の採用状況) 2.排出削減事業者たる中小企業等の利便性確保(導入される排出削減設備の 「投資回収年数」など簡便な指標の選択) 3.実際に中小企業が導入した排出削減設備の「投資回収年数」の状況等(各 種調査・研究等による「不採算性」に係る目安の確認) などを踏まえ、各排出削減事業に係る「追加性」の有無については、当該事業 において導入される排出削減設備の「投資回収年数」が、概ね3年以上か否か を、判断の目安とすることとした。 但しただし、その際には、排出削減事業者の業種、排出削減設備の種類等の当 該事業の固有の事情や、燃料価格やクレジット価格の変動なども、十分考慮す ることとするした。 また、設備投資を伴わないなど、 「投資回収年数」の観点では「追加性」が判断 できない排出削減事業に係る方法論や、 「投資回収年数」以外の経済的障壁を有 する再生可能エネルギーを利用する方法論については、個別の承認排出削減方 法論において別途追加性の判断方法について定め、当該方法論の中で個別に「追 加性」の有無について判断することとする。
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