九鬼義隆肖像画レプリカ資料(PDF:253KB)

鳥羽志摩記者クラブ各位
平成 27 年3月 23 日
鳥羽市教育委員会
生涯学習課
● 件 名 :
● 概
「九鬼嘉隆肖像画のレプリカ完成」についての資料提供
要 : 鳥羽市教育委員会は、市の指定文化財に指定されている常安寺所蔵の九鬼嘉
隆肖像画のレプリカを作成致しました。
肖像画の原本については、常安寺に保管されているため、公開はしておりま
せんが、この肖像画については内外から問い合わせ等も多いことから、原本の
保存と、展示に代わるものとして、常安寺様にご了解を得たうえで、レプリカ
を作成することに致しました。
原本は、掛け軸であったものを木板に表装されていることから、レプリカでは、
掛け軸にして作成しました。長さは 178cm、幅 71cm です。
このレプリカで、観光客や市民の皆様にも、戦国の水軍大将である嘉隆公へ
のイメージをもっていただけるものと考えております。
レプリカは3月 27 日より5月6日(水・祝)まで鳥羽一丁目の鳥羽歴史文化
ガイドセンター2階の郷土資料展示室で公開致します。
● 日 時 :
平成 27 年3月 27 日(金)から平成 27 年5月6日(水)
午前9時~午後4時 入場無料
● 場 所 :
鳥羽歴史文化ガイドセンター2階 郷土資料展示室
(鳥羽1丁目)
● 問合せ先:
鳥羽市教育委員会生涯学習課
担当:豊田
0599-25-1271(内線 471)
作成したレプリカ
※九鬼嘉隆像について
衣冠束帯の姿で端座する嘉隆を描く。頭には黒色の冠を被り、立桶形蕨手文の衣を着
け、左右と襟には裏地の赤色がみえる。右手に笏をもち、左に長刀を佩する。原本は慶
長 12(1607)年に描かれたもので、伊勢朝熊山金剛証寺に現存し、国指定重要文化財に指
定されている。常安寺蔵のものは、この原本を、綾部初代藩主となった九鬼隆季が寛文 12
(1672)年に賛ごと写しとらせて奉納したものである。鳥羽市指定文化財。