2015 № 4 VOL.340 創立60周年 特別寄稿 60 2015年4月1日 発行 政 冷 経 熱 一般社団法人 東海日中貿易センター 副会長 岡谷 篤一 創立60周年、心からお祝い 愛知万博(2005年開催)から10年が経ちました。長 申し上げます。 久手会場中国館の賑わいから新たな市民交流が生ま 当社(岡谷鋼機㈱)は、1972 れ、中国要人多数の皆様をお迎えして新たな日中交 年に友好商社に指定された 流に期待もしました。万博開会式では、国際博覧会 後、貿易取引、合弁・合作事 議長(当時)としての呉建民氏のスピーチは世界大交 業、進出企業支援、独資事業 流時代に相応しく、世界人のあり方を説き、皆が称 そして中国企業との取引等そ 賛した内容でした。呉儀副総理(当時)も参加されま の経済発展に商社として多少の貢献もして来まし したが、中国のファーストレディーとしての知性と た。その辿った道に困難は多く、当センターの支援 スマートな姿を空港で出迎えた記憶もあります。 も賜りましたが、最近は中国現地社員の活躍によっ 東海日中貿易センター設立から60年、昨年の統計 て新たな発展の時を迎えています。しかし、日中経 では中国人の来日は240万人強、中部空港からの中 済に携わる立場としては、進展の無い「政冷経熱」の 国行き航空路線先も他国を圧倒する10都市になり、 1日も早い解消を切に願う次第です。 日中市民交流は格段に進展、相互理解は進んでいま 当社は、50年前の1965年頃、交易会そして北京で す。そして中国経済は自動車生産2,400万台に代表 の商談会に参加をしていましたが、当時は午後から される様に大きく成長し、今や世界経済に大きな影 学習がある為、商談は午前中に限られていました。 響を及ぼすのが現状です。その為経済は立ちはだか その為、観劇に招待を受けるのが唯一の娯楽で、滞 る壁を話し合い相互理解により改善、共栄の精神で 在時の健康管理に苦労したと社内外の先輩から聞か 発展し「経熱」の未来ビジョンを描いています。 されています。 当センターも一層の経熱を目指し、政冷をも溶か 私の初めての訪中は、30年前の1985年頃、当セン し、その歩みに関わった諸先輩の期待にも応えたい ターの視察団に参加した旅でした。上海・南通・南 と思います。 京・大連・北京を回り、人民服姿の市民が生活する しかし、 「政冷」 の古い言葉が現存するのは誠に残念 別世界の街に戸惑いを感じ、政府手配の軍用機に搭 で、隣り合う両大国の政治が世界の安定と発展の為、 乗させて頂いたことを思い出します。 壁を超える英断をされる日は近いと願うばかりです。 主 要 目 次 創立60周年 特別寄稿 政冷経熱… ……………………………………………… 1 会務報告 平成26年度第五回理事会……………………………………… 2014年 日中貿易概況~東海地方の日中貿易~… ……………………… 中国成長率7%前後の新常態へ ~第12期全国人民代表大会第3回会議が閉幕~… ………………… 2〜3 3〜5 6〜7 寄稿 外国投資法草案~対中投資及び既存現地法人への影響………… 8〜10 3月の主要行事報告…………………………………………………………… 11 中国実務セミナー等開催予定… ……………………………………………… 11 日中往来……………………………………………………………………… 12 中国法令公布リスト………………………………………………………… 13 中国短信………………………………………………………………… 14〜15 〈中国経済データ〉 ……………………………………………………… 16〜19 会務報告 平成26年度第五回理事会 3月13日 (金) 15時より、名古屋商工会議所ビル会 深谷会長が引き続き議長を務め、原田泰浩副会長・ 議室BCにて、一般社団法人東海日中貿易センター 専務理事が報告事項1~3項を報告し、続いて、2つ の平成26年度第五回理事会を開催し、理事8名、監 の議案について説明した後、異議なく承認された。 事2名、協議員19名の出席のもと、事業報告と議案 審議が行われた。 □その他①60周年記念事業について 第四回理事会で承認を受けた60周年記念事業の祝 賀会と60年史の進捗状況について、祝賀会は期日を 6月8日(月)の会員総会と併催、会場をウェスティ ンナゴヤキャッスル天守の間とし、3月下旬には会 員にご案内を発送すること。また、中部経済界訪中 団が北京を訪問した際に、小規模であるが関係者を 招待し、祝賀会を開催すること。「創立60年~この 10年の歩み~」冊子は同祝賀会の記録を掲載した上 開会の挨拶をする深谷会長 で、10月頃を目処として会員へ配布する予定である 大野大介理事・事務局長が司会進行を行い、開会 ことなど及び関連する収支予算の説明が行われた。 に先立って深谷紘一会長 (代表理事)は 「今月5日よ り全国人民代表大会が開幕した。2015年の経済運営 に関して、中国は3年ぶりに成長率を7%前後へと 引き下げ、 「新常態(ニューノーマル)」の下で経済運 営が行われる。習近平政権は、党の汚職・腐敗の撲 滅、産業構造の転換、外資政策の変更と次々に改革 □その他②理事会など予定 5月 理事会 候補日:20日(水) 6月 会員総会・創立60周年記念祝賀会 期日:6月8日(月)午後 10月 理事会 候補日:13日(火)又は14日(水) を打ち出し、全面的に改革を深化させようとしてい 中部経済界訪中団 る。この新常態をよく理解し、変化をチャンスと捉 期日:10月20日〜27日 え、中国ビジネスを展開していただきたい。 当センターは今年6月に創立60周年を迎える。60 年の歩みの中で、中国も、センターの役割も大きく 2016年 新年賀詞交歓会(中旬予定) 1月 協議員会(下旬予定) 3月 理事会 候補日:14日(月)又は15日(火) 変化してきた。草創期よりセンター運営にご支援ご 協力をいただいている皆様に、この場をお借りして、 □新入会員の承認 改めて感謝申し上げるとともに、60年を区切りとし 定款第6条(入会)に基づき、9月以降に入会申込 て、新たなセンターの運営に引き続きご助力をお願 書の提出があった6社が本理事会で承認された。 いしたい」 と挨拶した。 株式会社豊電子工業 報告事項 1 業務執行理事の職務執行状況について 2 訪中報告 中国港湾物流視察団 3 その他 ①60周年記念事業について ②平成27年度 理事会など予定 第1号議案 新入会員の承認について 第2号議案 平成27年度事業計画及び収支予算案 (2) Tokai Japan-China Trade Center 2015.4 代表登録者:盛田 豊一 代表取締役 住所:愛知県刈谷市一ツ木町5丁目12番地9 経営内容:産 業用ロボットシステムの設計、製造、 販売。 上海開澤法律事務所 代表登録者:毛 奕 パートナー弁護士 住所:上海市浦東新区陸家嘴東路166号 中国保険大厦2804室 ķŕ 27 ĸĺƏȕǍáFâŪǪƍ þ¬ɓĎÞ Ě 中国国内の日系企業向けにリーガル 経営内容: ǰ÷ÀĝɫþþÀDųǭ¡Əí.C]b □平成27年度事業計画及び収支予算案 ǃ¢?Eķŕ 27 ĸĺDȾ÷C<%>ąƂǔCę 理事会では、平成27年度の運営について基本的に ƙUŜQŗ@3Ƃǃ¢?řȚUä.8ƏȕǍC サービスを提供。 teUť© 日本信邦電子株式会社 ųƂɁɗēƌŀ¢ǝ 代表登録者:栗村 茂 代表取締役 ȋǒɉǻɫƋƄ ȃ ȋãǷŅ 住所:愛知県名古屋市中区千代田4−1−7 ¥ŗɫŒǛǚìåĨİÕÖLj 経営内容:電子部品、電子機器の開発、製造、 ǰ÷ÀĝɫɗēɃòɗēƗùDɌǑȎȻȤ 販売。 Ċ 株式会社MDネット ƌŀ¢ǝ pjm 代表登録者:佐野 秀典 代表取締役社長 ȋǒɉǻɫ¦Ɇ ǡ¿ ȋãǷŅǝɊ 住所:東京都港区赤坂5−2−20 赤坂パークビル2F ¥ŗɫƇɄƳÕȪā Ȫās_t 経営内容:海外赴任者、帯同家族の健康管理事業。 ǰ÷ÀĝɫƮČȫ ǻijëĜŲD²ĽǫǃƏ グローバル人材育成事業。 株式会社華盛商事 ` rƃǾŕƏ 定款を拠り所とし、本理事会で承認を受けた事業計 OQƏƩÑUĩɌ4R*¢ó¡ƏHDņȗƩÑU 画により事業活動を展開するが、会員企業への往訪 łÓ3ŊLJǼ+4R?Ű8BbteƏÓ 活動を強化し、御用聞きする中で、新たなサービス、 ūöU§@B;>ţȽ4R@ëŷCâŪǪDɀƛ 事業化、改善を一体となって推進すると同時に収支 ÓUýR0@ I8ÊǦ 60 ðĸU 1 <DĐƗ@3> 予算の適正化を図ること。また、創立60周年を1つ ÒħȾ÷Uä.dz,¢óCŅǦ<bteőĆǑ の契機として、事務局運営を受け継ぎ会員に役立つ CÎLR0@UřȚ36 ż 8 ųCɌ³ęDķŕ サービス、情報発信に努めることを承認し、6月8 27 ĸĺ¢óǶ¢C>¢óCĆïUȇ& 日に開催予定の平成27年度会員総会にて会員に報告 を行う。 ÔÒŗDǣȮC<%> ÁėFCÒŗȨȥůDĎĵ°/COR ńɝCOQ żƁI?Cǂ¥ŗOQȖ¥ŗH ◇北京事務所の移転について @ǣȮ4R0@Uƣę38 円安並びに事務所賃貸料の大幅値上げによる影 ǂ¥ŗɫÔİľþɋČĎȉNJ è 響により、4月末までに現住所より下記住所へと ƌŀ¢ǝȅǖô 代表登録者:松村 由理子 代表取締役 ȋǒɉǻɫƈƄ ljǃē ȋãǷŅ 住所:愛知県知多郡阿久比町大字草木字栄5番地 経営内容:貿易 ¥ŗɫŒǛǚǛčɂɏƝnjĎĔȄƀĔƊ ǏĀ (輸出・輸入) プラスチック・チップの輸出。 ǰ÷ÀĝɫȦŶɩȱÄȱºɪ 中国浙江平湖経済技術開発区日本事務所 weij_ijwDȱÄ ɊĞěȳ¼Ɛ Ě 移転することを決定した。 Ű¥ŗɫÔİžɔÕƇDŽÔȬNJ è 現住所:北京市建国門外大街甲26号 代表登録者:假屋 晃生 所長 þƫƢķƴǰƱŚȈɌǑÕųƂÒŗ ĹǠĎÞ Ļ Ě 長富宮辦公楼611室 住所:滋賀県守山市播磨田町684-39 ȋǒɉǻɫ±Ĩ ŸDž ŗɊ 新住所:北京市朝陽区東三環北路甲1号 中国浙江平湖経済技術開発区への日 経営内容: ¥ŗɫƸȧǚĖīİŨǜLjnj 本企業の誘致。 ǰ÷ÀĝɫþƫƢķƴǰƱŚȈɌǑÕHDųƂ 幸福大厦B座1020室 ¡ƏDțȁ 2014年 日中貿易概況∼東海地方の日中貿易∼ hXmŮĔðȴUȌɣ3>-92 % 2014 年 日中貿易概況~東海地方の日中貿易~ 日本全体の日中貿易概況 ųƂ»§DųȦŶƒƥ 財務省が1月26日に発表した貿易統計(速報)によ ȣÒǙ* ż ųCǑȋ38ȦŶDzȕɩȺĆɪCO ると、2014年の輸出入を合わせた日中間の輸出入額 R@ ĸDȱĺUêT68ųɍDȱĺɠE は、前年比7.5%増の32兆5,550億円で、日本の全世 2014年 日本の輸出相手上位5国・地域 2014 年 日本の輸出相手上位 5 国・地域 単位:億円(輸出額)、%(伸率、構成比) Ú¤ɫµÁɩȱÄɠɪɨɩ£ǁƓŕƝɪ ÇĸƝ ɨĈD ¶ µÁ?ųƂD»ǎ@ 界との輸出入額の20.5%を占めた。 DȱĺɠD ɨUÛL8 と2010年以来4年 輸出は13兆3,844億円 (6.0%増) ȱÄE ¶ µÁɩɨĈɪ@ ĸƆ ぶりに過去最高を更新し、科学光学機器、自動車、 ĸGQCȿ߯ɥUŹŰ3Ǣĕ¸ĕƗùȀÑȭ 通信機などが伸びた。中国向け輸出が過去最高を更 国・地域 伸率 £ǁ 構成比 þĀă 輸出額 ȱÄɠ ƓŕƝ アメリカ 136,488 5.6 V~\ 18.7 þ 中国 133,844 6.0 18.3 ɜþ 韓国 54,622 ▲0.9 7.5 æƵ 台湾 42,324 4.2 5.8 hX タイ 33,202 ▲5.3 4.5 ųƂDȱÄ»§ 日本の輸出全体 731,052 4.8 100.0 1 2 3 4 5 日本の中国向け輸出の推移 新したことは、日本の全世界への輸出が2007年に ȹƗBA*£F8 þí.ȱÄ*ȿ߯ɥUŹŰ ピークを迎えて以降、金融危機や電力事情の悪化を 380@EųƂD»ǎHDȱÄ* ĸCu_ 含めた東日本大震災などの影響で、完全に回復して Uȶ'>ɐɈȆÜƗNɗËőDŐÓUîL8Ƈ いない状況とは好対照である。ただし、輸出の伸率 ųƂĎɘƼBADńɝ?Ę»Cûŋ3>%B%ǀƥ (6.0%)は前年より3.7ポイント下回っており、必ず @EĒġƾ?$R 893ȱÄD£ǁɩɨɪEÇ しも楽観できない。 ĸOQ zXmû;>(Qō53MƑȓ?+ B% 単位:兆円 15 10.7 10 13.0 12.9 12.8 12.9 8.8 10.2 11.5 12.6 13.3 5 0 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 Tokai Japan-China Trade Center 2015.4 (3) 90 90 90 80 80 80 70 70 70 60 60 60 50 50 50 40 40 40 なお、労働集約型産業を中心に生産拠点を中国か B(Ï´ɖǮĂdžƏUŌCDždžŜƽUþ)P B(Ï´ɖǮĂdžƏUŌCDždžŜƽUþ)P ら第三国に移転する動きが見られるが、10年前の B(Ï´ɖǮĂdžƏUŌCDždžŜƽUþ)P ǧþCǣȮ4RÑ+*ȏPSR* ĸÇD ĸ ǧþCǣȮ4RÑ+*ȏPSR* ĸÇD ĸ 2004年を基準に、輸入額を中国以外のアジアと中国 ǧþCǣȮ4RÑ+*ȏPSR* ĸÇD ĸ UąƶCȱºɠUþČDVdV@þ@UƝȯ UąƶCȱºɠUþČDVdV@þ@UƝȯ とを比較すると、中国の方がシェアを高めている結 UąƶCȱºɠUþČDVdV@þ@UƝȯ 4R@þDű*cZVUɥL>%RDZƉ@B;8 4R@þDű*cZVUɥL>%RDZƉ@B;8 果となった。 4R@þDű*cZVUɥL>%RDZƉ@B;8 (参考)日本の全世界への輸出の推移 (参考)日本の全世界への輸出の推移 (参考)日本の全世界への輸出の推移単位:兆円 65.6 65.6 65.6 83.9 83.9 81.0 83.9 81.0 75.2 81.0 75.2 75.2 単位:兆円 単位:兆円 54.1 54.1 54.1 73.1 69.7 73.1 67.3 65.5 69.7 73.1 67.3 65.5 63.7 69.7 67.3 65.5 63.7 63.7 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 ※ アベノミクス(“黒田バズーカ”の量的緩和) の円安効果で回 Vxq|_eɩ ɧLjrf\DɇǔǸñɪDÁėÐƉ?ûŋ Vxq|_eɩɧLjrf\DɇǔǸñɪDÁėÐƉ?ûŋ 復基調とはいえ、2014年の輸出は2007年比で10兆円以上 ąȝ@E%' ĸDȱÄE ĸƝ? ¶ÁMûR Vxq|_eɩ ɧLjrf\DɇǔǸñɪDÁėÐƉ?ûŋ ąȝ@E%' ĸDȱÄE ĸƝ? ¶ÁMûR も下回る。 ĸDȱÄE ĸƝ? ¶ÁMûR ąȝ@E%' ȱºE ¶ µÁɩɨĈɪ?ȱº?Mȿ ȱºE ¶ µÁɩɨĈɪ?ȱº?Mȿ 輸入は19兆1,706億円 (8.6%増)で、輸入でも過去 ȱºE ¶ µÁɩɨĈɪ?ȱº?Mȿ ߯ɥUȖɉ3Øģ§ǨɗēɃòȹƗɗǪƗ ߯ɥUȖɉ3Øģ§ǨɗēɃòȹƗɗǪƗ 最高を記録し、半導体等電子部品、通信機、電算機 ߯ɥUȖɉ3Øģ§ǨɗēɃòȹƗɗǪƗ ɢɩðȴƗùUîKɪBA*£F8 ɢɩðȴƗùUîKɪBA*£F8 類 (周辺機器を含む)などが伸びた。 ɢɩðȴƗùUîKɪBA*£F8 2014 年 日本の輸入相手上位 5 国・地域 2014年 日本の輸入相手上位5国・地域 2014 年 日本の輸入相手上位 5 国・地域 Ú¤ɫµÁɩȱºɠɪ ɨɩ£ǁƓŕƝɪ 2014 年 日本の輸入相手上位 5、%(伸率、構成比) 国・地域 単位:億円 (輸入額) Ú¤ɫµÁɩȱºɠɪ ɨɩ£ǁƓŕƝɪ þĀă ȱºɠ £ǁ ƓŕƝ Ú¤ɫµÁɩȱºɠɪ ɨɩ£ǁƓŕƝɪ þĀă ȱºɠ 伸率£ǁ 構成比 ƓŕƝ 国・地域 輸出額 þ þĀă ȱºɠ £ǁ ƓŕƝ þ 1 191,706 22.3 þ 中国 V~\ 8.6 V~\ 2 8.8 V~\ アメリカ [emV 75,411 10.7 [emV [emV 3 ストラリア 50,864 5.9 オー bYdVtV 2.2 bYdVtV bYdVtV サウジアラビア VvɤɊþȼɁ 3.1 4 5.8 VvɤɊþȼɁ 50,150 ɩųƂDȱº»§ɪ 5 アVvɤɊþȼɁ ラブ首長国連邦 44,005 6.1 5.1 ɩųƂDȱº»§ɪ ɩųƂDȱº»§ɪ (日本の輸入全体) 858,865 5.7 100.0 20 20 20 15 15 15 10 10 10 日本の中国からの輸入の推移 日本の中国からの輸入の推移 日本の中国からの輸入の推移 単位:兆円 単位:兆円 19.1 単位:兆円 17.7 19.1 17.7 19.1 15.0 14.8 14.6 15.0 17.7 13.8 15.0 14.8 13.4 14.6 15.0 12.0 13.8 15.0 14.8 11.4 13.4 14.6 15.0 12.0 13.8 11.4 13.4 12.0 11.4 5 5 5 0 0 0 (4) 輸入総額 49.2 100.0 85.9 100.0 ìåĨǤɎǫÀDųȦŶƒƥ ìåĨǤɎǫÀDųȦŶƒƥ 名古屋税関管内の日中貿易概況 ìåĨǤɎǫÀDųȦŶƒƥ ìåĨǤɎ*Ǒȋ38ǫÀɩìåĨȊƬƤ ìåĨǤɎ*Ǒȋ38ǫÀɩìåĨȊƬƤ 名古屋税関が発表した管内 (名古屋・衣浦・三 ìåĨǤɎ*Ǒȋ38ǫÀɩìåĨȊƬƤ úųİƨĦɦưƠLjēDƬŊÇĭD Ƴ@ úųİƨĦɦưƠLjēDƬŊÇĭD Ƴ@ 河・四日市・津・尾鷲・清水・田子の浦・御前崎の úųİƨĦɦưƠLjēDƬŊÇĭD Ƴ@ ɃəĬD ǥƳɪDȹɎDzȕCOR@ ĸǫ 9港と中部・静岡の2空港) の通関統計によると、 ɃəĬD ǥƳɪDȹɎDzȕCOR@ ĸǫ ɃəĬD ǥƳɪDȹɎDzȕCOR@ ĸǫ ÀDųȦŶDȱĺɠEÇĸƝ ɨĈD ¶ 2014年管内の日中貿易の輸出入額は、前年比6.3% ÀDųȦŶDȱĺɠEÇĸƝ ɨĈD ¶ ÀDųȦŶDȱĺɠEÇĸƝ ɨĈD ¶ µÁ@BQ ĸȼǴĈÌ38 ǫÀDųȦŶ 増の4兆7,732億円となり、2年連続増加した。管 µÁ@BQ ĸȼǴĈÌ38 ǫÀDųȦŶ µÁ@BQ ĸȼǴĈÌ38 ǫÀDųȦŶ DȱĺɠEǫÀDǎ»§DȱĺɠD ɨC 内の日中貿易の輸出入額は、管内の世界全体の輸出 DȱĺɠEǫÀDǎ»§DȱĺɠD ɨC DȱĺɠEǫÀDǎ»§DȱĺɠD ɨC Ń8QI8ųƂ»§Dþ@DȱĺɠD ɨC 入額の16.6%に当たり、また日本全体の中国との輸 Ń8QI8ųƂ»§Dþ@DȱĺɠD ɨC Ń8QI8ųƂ»§Dþ@DȱĺɠD ɨC Ń8R 出入額の14.7%に当たる。 Ń8R Ń8R 輸出は5.5%増の2兆5,217億円で、科学光学機器 ȱÄE ɨĈD ¶ µÁ?Ǣĕ¸ĕƗù ȱÄE ɨĈD ¶ µÁ?Ǣĕ¸ĕƗù ȱÄE 、通信機 ɨĈD ¶ µÁ?Ǣĕ¸ĕƗù (1.0%増) (9.3%増) 、金属加工機械 (20.3% ɩɨĈɪ ȹƗɩ ɨĈɪ ɈĪÌįƗƎɩ ɨ ɩɨĈɪȹƗɩ ɨĈɪɈĪÌįƗƎɩ ɨ ɩɨĈɪ ȹƗɩ ɨĈɪɈĪÌįƗƎɩ ɨ 増)などが増加した一方、有機化合物 (36.4%減)な ĈɪBA*ĈÌ38űŽƗÓêƿɩ ɨƲɪB ĈɪBA*ĈÌ38űŽƗÓêƿɩ ɨƲɪB ĈɪBA*ĈÌ38űŽƗÓêƿɩ ɨƲɪB どが減少した。 A*Ʋĥ38 A*Ʋĥ38 A*Ʋĥ38 名古屋税関管内支署の日中貿易概況 (2014年1月~ 12月) 名古屋税関管内支署の日中貿易概況 (2014 年1月~12 月) 輸 出 輸 入 名古屋税関管内支署の日中貿易概況(2014 年1月~12 月) 名古屋税関管内支署の日中貿易概況(2014 年1月~12 月) 円価額(千円) (%) 円価額(千円) 前年比 ȱ 前年比 Ä ȱ (%) º 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 âŪE ¶ µÁDȦŶȪĔ?ɨŝĎ3 âŪE ¶ µÁDȦŶȪĔ?ɨŝĎ3 âŪE ¶ µÁDȦŶȪĔ? ɨŝĎ3 収支は5兆7,862億円の貿易赤字で、 14.9%拡大し、 ȿ߯Ď@B;8 ųƂ»§DȦŶȪĔ* ¶ ȿ߯Ď@B;8 ųƂ»§DȦŶȪĔ* ¶ 過去最大となった。日本全体の貿易赤字が12兆7,813 ȿ߯Ď@B;8 ųƂ»§DȦŶȪĔ* ¶ µÁ?$R0@)PġȦŶȪĔE»§D ɨU µÁ?$R0@)PġȦŶȪĔE»§D ɨU 億円であることから、対中貿易赤字は全体の45.3% µÁ?$R0@)PġȦŶȪĔE»§D ɨU ÛL>%R ÛL>%R を占めている。 ÛL>%R 0 0 ▲ 10 ▲1 ▲1 2 ▲2 ▲2 3 ▲3 ▲3 4 ▲4 ▲4 5 ▲5 ▲5 6 ▲6 ▲6 7 ▲7 ▲7 日本の輸入相手別でみるアジアと中国の比較 日本の輸入相手別でみるアジアと中国の比較 Ú¤ɫ¶ÁɩȱºɠɪɨɩƓŕƝɪ 日本の輸入相手別でみるアジアと中国の比較 日本の輸入相手別でみるアジアと中国の比較 Ú¤ɫ¶ÁɩȱºɠɪɨɩƓŕƝɪ Ú¤ɫ¶Áɩȱºɠɪ ɨɩƓŕƝɪ 2004 ĸ (輸入額)、%(構成比) 2014 ĸ 単位:兆円 2004 ĸ 2014 ĸ 2004 ĸ 2014 ĸ ȱºɠ ƓŕƝ ȱºɠ ƓŕƝ ȱºɠ ƓŕƝ ȱºɠ ƓŕƝ 2004年 2014年 ȱºɠ ƓŕƝ þUɑ-VdV 12.0 ƓŕƝ 24.4 ȱºɠ 19.4 22.6 þUɑ-VdV 輸入額 12.0構成比24.4輸入額19.4 22.6 構成比 22.6 þUɑ-VdV 12.0 24.4 19.4 þ 10.2 20.7 19.2 22.3 þ 10.2 20.7 19.2 22.3 中国を除 くアジア 12.010.2 þ 20.7 19.4 19.2 22.3 ȱºǶɠ 49.2 24.4100.0 85.9 22.6 100.0 ȱºǶɠ 49.2 100.0 85.9 100.0 ȱºǶɠ 10.249.2 20.7100.0 19.2 85.9 22.3 100.0 中国 ▲ 0.4 ▲ 0.4 ▲ 1.2 ▲ 0.4 ▲ 1.2 ▲ 1.7 ▲ 1.9 ▲ 1.7 ▲ 2.2 ▲ 1.9 ▲ 1.2 ▲ 1.7 ▲ 2.2 ▲ 1.9 ▲ 3.1 ▲ 2.2 ▲ 3.2 ▲ 3.5 ▲ 3.2 ▲ 3.1 ▲ 3.5 ▲ 3.2 ▲ 3.1 ▲ 3.5 単位:兆円 単位:兆円 単位:兆円 ▲ 5.1 ▲ 5.1 5.8 ▲ 5.1 ▲ ▲ 5.8 ▲ 5.8 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 Tokai Japan-China Trade Center 2015.4 ȱ Ä ȱ Ä 103.9 1,765,232(百万円) 名古屋港 1,873,731(百万円) ȱ º ȱ º ÇĸƝɨ 107.2 ÁªɠÖÁ ÇĸƝɨ ÁªɠÖÁ ÇĸƝɨ ÁªɠÖÁ ÇĸƝɨ ÁªɠÖÁ 中部空港 ÇĸƝɨ ÁªɠÖÁ ÇĸƝɨ ÁªɠÖÁ ìåĨƳ ɩǓÁɪ ɩǓÁɪ 180,384 ( 百万円) 103.9 110,793 ( 百万円) 93.0 ìåĨƳ ɩǓÁɪ ɩǓÁɪ ìåĨƳ ɩǓÁɪ ɩǓÁɪ ɃǥƳ ɩǓÁɪ ɩǓÁɪ 三 河 港 36,874,782 ɃǥƳ ɩǓÁɪ 103.9 39,978,863 ɩǓÁɪ120.1 ɃǥƳ ɩǓÁɪ ɩǓÁɪ ƤƳ 衣ƤƳ 浦 港 9,230,561 62.4 9,992,732 93.2 ȊƬƳ ƤƳ 清ȊƬƳ 水 港 223,406,763 96.7 211,982,989 116.0 ȊƬƳ ưƠƳ ưƠƳ ưƠƳ 田子の浦港 733,212 80.5 2,628,321161.9 LjēDƬƳ LjēDƬƳ 3,338,670 84.5 御前崎港 7,859,461 93.6 LjēDƬƳ ŊÇĭƳ ŊÇĭƳ 静岡空港 ― 291,498 ŊÇĭƳ ― əĬǥƳ 94.9 əĬǥƳ əĬǥƳ 四日市港 189,472,901 108.9 úųİƳ 121.9 106,413,403 úųİƳ 尾 鷲 港 ― ― 290,688 ĦɦƳ 108.9 úųİƳ ĦɦƳ ƨƳ 178.0 津 港 ― ― 579,426 ĦɦƳ ƨƳ ƨƳ ìåĨǤɎ ɩǓÁɪ ɩǓÁɪ 名古屋税関 2,521,693 (百万円) 105.5 2,251,522 ( 百万円) 107.4 ìåĨǤɎ ɩǓÁɪ ɩǓÁɪ ìåĨǤɎ ɩǓÁɪ ɩǓÁɪ 16.6% V~\ ɮɯ ɩȱº»§ɪ 19% アジア 40.3% EU 11.2% ġVdVȦŶɠ ¶ µÁ Ú¤ɫµÁɩȱºɠɪɨɩ£ǁƓŕƝ»þƝɪ 2014 年 名古屋税関管内の輸入相手主要国・地域 19% アジア 19% EU EU11.2% EU 11.2% 2014 ¶ µÁ 年 名古屋税関管内の輸出相手主要国・地域 ġ ȦŶɠ ġVdVȦŶɠ 11.2% ġVdVȦŶɠ ¶ µÁ 中東 þĀă ¶ µÁ Ú¤ɫµÁɩȱÄɠɪɨɩ£ǁƓŕƝ»þƝɪ ¶ µÁ ìåĨǤɎǫÀ ġ ȦŶɠ ȱÄɠ ȦŶǶɠ £ǁ 14.2% ìåĨǤɎǫÀ VdV 中東 ¶ µÁ ìåĨǤɎǫÀ ȦŶǶɠ ġƇȦŶɠ &:þ 中東 14.2% ¶ȦŶǶɠ µÁ V~\ ¶ µÁ 14.2% ƓŕƝ »þƝ ġ ȦŶɠ ¶ µÁ ¶ µÁ ġƇȦŶɠ ¶ µÁ ɮɯ ġƇȦŶɠ ¶ µÁ ɩȱÄ»§ɪ 2014年 名古屋税関管内の輸出相手主要国・地域 年 名古屋税関管内の輸出相手主要国・地域 ¶2014 µÁ Ú¤ɫµÁɩȱÄɠɪ ɨɩ£ǁƓŕƝ»þƝɪ 単位:億円 (輸出額)、%(伸率、構成比、全国比) þĀă ȱÄɠ £ǁ ƓŕƝ »þƝ þí.DȱÄC<%>ųƂ»§@ìåĨǤɎǫ 2014 年 名古屋税関管内の輸出相手主要国・地域 国・地域 輸出額 伸率 構成比 全国比 VdV Ú¤ɫµÁɩȱÄɠɪɨɩ£ǁƓŕƝ»þƝɪ 2014 年 名古屋税関管内の輸出相手主要国・地域 アジア 37.4 16.9 &:þ 66,658 3.5 þĀă ȱÄɠ £ǁ »þƝ Ú¤ɫµÁɩȱÄɠɪ ɨɩ£ǁƓŕƝ»þƝɪ À@UƝȯ4R@ųƂ»§* ƓŕƝ ĸDɈȆÜƗDÇ V~\ うち中国 25,217 5.5 14.2 18.8 þĀă ȱÄɠ VdV £ǁ ƓŕƝ »þƝ ɮɯ )Pþí.*»ǎHDȱÄD ɨUÛL>% アメリカ 47,422 8.2 26.6 34.7 VdV &:þ ɩȱÄ»§ɪ 21,931 7.6 12.3 28.9 EU &:þ V~\ 8DCġ3ìåĨǤɎǫÀ?EɈȆÜƗɐCŏƺ V~\ ɮɯ (輸出全体) 178,132 3.8 100.0 24.4 Cþí.DÉê*ɥIQ ĸMɥƠƶ?ţǣ3 ɮɯþí.DȱÄC<%>ųƂ»§@ìåĨǤɎǫ ɩȱÄ»§ɪ ɩȱÄ»§ɪ >%R À@UƝȯ4R@ųƂ»§* ĸDɈȆÜƗDÇ 中国向けの輸出について、日本全体と名古屋税関 ȱºE ɨĈD ¶ µÁ? Øģ§ǨɗēɃ )Pþí.*»ǎHDȱÄD ɨUÛL>% þí.DȱÄC<%>ųƂ»§@ìåĨǤɎǫ 管内とを比較すると、日本全体が2008年の金融危機 þí.DȱÄC<%>ųƂ»§@ìåĨǤɎǫ 8DCġ3ìåĨǤɎǫÀ?EɈȆÜƗɐCŏƺ òɩ ɨĈɪ ɈĪȎòɩɨĈɪ Ĝ¾ɩɨ À@UƝȯ4R@ųƂ»§* ĸDɈȆÜƗDÇ の前から中国向けが全世界への輸出の10%以上を占 Cþí.DÉê*ɥIQ À@UƝȯ4R@ųƂ»§* ĸMɥƠƶ?ţǣ3 ĸDɈȆÜƗDÇ ĈɪBA*ĈÌ38űÒLJƗùɩ ɨƲɪB )Pþí.*»ǎHDȱÄD ɨUÛL>% めていたのに対し、名古屋税関管内では金融危機以 >%R )Pþí.*»ǎHDȱÄD ɨUÛL>% A*Ʋĥ38 8DCġ3ìåĨǤɎǫÀ?EɈȆÜƗɐCŏƺ 降に急激に中国向けの割合が高まり、2014年も高水 ȱºE ɨĈD ¶ µÁ?Øģ§ǨɗēɃ 8DCġ3ìåĨǤɎǫÀ?EɈȆÜƗɐCŏƺ 準で推移している。 Cþí.DÉê*ɥIQ ĸMɥƠƶ?ţǣ3 òɩ ɨĈɪɈĪȎòɩɨĈɪĜ¾ɩɨ Cþí.DÉê*ɥIQ ĸMɥƠƶ?ţǣ3 >%RĈɪBA*ĈÌ38űÒLJƗùɩ ɨƲɪB 輸出の中国構成比の推移 >%R ȱºE ɨĈD ¶ µÁ?Øģ§ǨɗēɃ A*Ʋĥ38 25% ȱºE ɨĈD ¶ µÁ?Øģ§ǨɗēɃ òɩ ɨĈɪ ɈĪȎòɩɨĈɪĜ¾ɩɨ 20% 18.3% òɩ ɨĈɪɈĪȎòɩɨĈɪĜ¾ɩɨ ĈɪBA*ĈÌ38űÒLJƗùɩ ɨƲɪB 14.2% 15% 輸出の中国構成比の推移 ĈɪBA*ĈÌ38űÒLJƗùɩ ɨƲɪB 10% A*Ʋĥ38 25% A*Ʋĥ38 5% 20% 18.3% 0% 15% 14.2% 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 10% 25% 5% 輸出の中国構成比の推移 日本全体 名古屋税関管内 輸出の中国構成比の推移 10% 5% どが減少した。 5% 0% 0% 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 日本全体 名古屋税関管内 日本全体 名古屋税関管内 輸入の中国構成比の推移 日本全体 名古屋税関管内 輸入の中国構成比の推移 20.6% 20% 25% 15% 22.3% 25% 10% 20% 22.3% 20.6% âŪEųƂ»§?ȦŶȪĔ*Ǵ-?MìåĨ 20% 5% 15% 20.6% ǤɎǫÀE µÁDȦŶɧĔUǵş3>%R 0% 15% 10% ɧ 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 10% ĔɠEÇĸƝ? ɨǹĤ38MDD ĸɐ 5% 日本全体 名古屋税関管内 5% 0% ĸȼǴ3>ȦŶɧĔUȕ3>%R 0% 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 âŪEųƂ»§?ȦŶȪĔ*Ǵ-?MìåĨ ĸCȦŶɧĔUȕ38ĀăE <$RǤɎǫȲ 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 日本全体 名古屋税関管内 ǤɎǫÀE µÁDȦŶɧĔUǵş3>%R ɧ ĀăD&:ìåĨǤɎǫÀ@½ļǚþĀűú 日本全体 名古屋税関管内 ĔɠEÇĸƝ? ɨǹĤ38MDD ĸɐ þUǫȲ4RǟŖǤɎǫÀĮUǫȲ4RɋéǤɎ âŪEųƂ»§?ȦŶȪĔ*Ǵ-?MìåĨ ǫÀD ĀăDJ?$R ǤɎǫÀE µÁDȦŶɧĔUǵş3>%R ɧ 屋税関管内は2,702億円の貿易黒字を維持している。 ĸCȦŶɧĔUȕ38ĀăE <$RǤɎǫȲ ǤɎǫÀE µÁDȦŶɧĔUǵş3>%R ɧ ĔɠEÇĸƝ? ɨǹĤ38MDD ĸɐ 名古屋税関内の対中貿易収支 ĀăD&:ìåĨǤɎǫÀ@½ļǚþĀűú 黒字額は前年比で8.1%縮小したものの、2009年以 ĔɠEÇĸƝ? ɨǹĤ38MDD ĸɐ 単位:億円 ĸȼǴ3>ȦŶɧĔUȕ3>%R 7,000 þUǫȲ4RǟŖǤɎǫÀĮUǫȲ4RɋéǤɎ 降6年連続して、貿易黒字を計上している。 6,040 ĸȼǴ3>ȦŶɧĔUȕ3>%R ĸCȦŶɧĔUȕ38ĀăE <$RǤɎǫȲ ǫÀD 6,000 ĀăDJ?$R 14年に貿易黒字を計上した地域は9つある税関管轄 ĸCȦŶɧĔUȕ38ĀăE <$RǤɎǫȲ 5,000 ĀăD&:ìåĨǤɎǫÀ@½ļǚþĀűú 地域のうち、名古屋税関管内と兵庫県・中国地方・ 名古屋税関内の対中貿易収支 4,106 ĀăD&:ìåĨǤɎǫÀ@½ļǚþĀűú 4,000 単位:億円 þUǫȲ4RǟŖǤɎǫÀĮUǫȲ4RɋéǤɎ 四国を管轄する神戸税関管内、九州を管轄する門司 7,000 2,942 2,797 2,702 6,040 3,000 þUǫȲ4RǟŖǤɎǫÀĮUǫȲ4RɋéǤɎ 6,000 ǫÀD ĀăDJ?$R 税関管内の3地域のみである。 ǫÀD 2,000 ĀăDJ?$R 5,000 1,082 収支は、日本全体で貿易赤字が続く中でも、名古 ĸȼǴ3>ȦŶɧĔUȕ3>%R âŪEųƂ»§?ȦŶȪĔ*Ǵ-?MìåĨ 4,106 名古屋税関内の対中貿易収支 2,942 単位:億円 名古屋税関内の対中貿易収支 2,797 2,702 1,000 4,000 3,000 7,000 0 5,000 ▲ 1,000 4,000 3,000 ▲ 1,262 ▲ 1,780 ▲ 1,875 ▲ 2,533 6,040 1,082 4,106 4,106 2005 2006 2007 20082,797 2009 2010 2011 20122,942 2013 2014 2,702 ▲ 1,262 ▲ 1,780 ▲ 2,000 3,000 2,000 ▲ 1,875 ▲ 3,000 単位:億円 6,040 7,000 2,000 ▲ 1,000 6,000 0 5,000 ▲ 3,000 4,000 名古屋税関管内 輸入の中国構成比の推移 þ)PDȱºC<%>ųƂ»§@ìåĨǤɎǫ À@UƝȯ4R@ÇȖDȱÄ@ëƔDÑ+Uȏ6> (QųƂ»§* ĸDɈȆÜƗDÇ)Pþ)P 中国からの輸入について、日本全体と名古屋税関管 25% 22.3% À@UƝȯ4R@ÇȖDȱÄ@ëƔDÑ+Uȏ6> Dȱº*»ǎD ɨUÛL>%8DCġ3ì (QųƂ»§* ĸDɈȆÜƗDÇ)Pþ)P 内とを比較すると、前記の輸出と同様の動きを見せて 20% 20.6% (QųƂ»§* ĸDɈȆÜƗDÇ)Pþ)P åĨǤɎǫÀ?EɈȆÜƗɐCŏƺCþ)PDÉ Dȱº*»ǎD ɨUÛL>%8DCġ3ì 15% おり、日本全体が2008年の金融危機の前から中国か Dȱº*»ǎD ɨUÛL>%8DCġ3ì ê*ɥIQ ĸMɥƠƶ?ţǣ3>%R 10% åĨǤɎǫÀ?EɈȆÜƗɐCŏƺCþ)PDÉ らの輸入が全世界の20%以上を占めていたのに対し、 åĨǤɎǫÀ?EɈȆÜƗɐCŏƺCþ)PDÉ 5% ê*ɥIQ ĸMɥƠƶ?ţǣ3>%R 名古屋税関管内では金融危機以降に急激に中国から 輸入の中国構成比の推移 0% ê*ɥIQ ĸMɥƠƶ?ţǣ3>%R の割合が高まり、2014年も高水準で推移している。 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 25% 22.3% 20% 18.3% 14.2% 15% 部品 (23.1%増)、金属製品(18.4%増)、家具 (15.0% 日本全体 VdV þĀă ȱºɠ £ǁ ƓŕƝ »þƝ VdV 伸率 構成比 全国比 国・地域 輸出額 VdV &:þ アジア 49,221 V~\ 8.7 45.1 12.7 &:þ V~\ Dȱº*»ǎD ɨUÛL>%8DCġ3ì ɮɯ うち中国 22,515 7.4 20.6 11.7 V~\ ɮɯ ɩȱº»§ɪ åĨǤɎǫÀ?EɈȆÜƗɐCŏƺCþ)PDÉ アメリカ 7,271 6.7 9.6 ɮɯ 14.3 ɩȱº»§ɪ EU 10,373 9.5 ɩȱº»§ɪ 13.9 ê*ɥIQ ĸMɥƠƶ?ţǣ3>%R 12.7 þ)PDȱºC<%>ųƂ»§@ìåĨǤɎǫ (輸入全体) 109,244 9.3 100.0 12.7 þ)PDȱºC<%>ųƂ»§@ìåĨǤɎǫ À@UƝȯ4R@ÇȖDȱÄ@ëƔDÑ+Uȏ6> &:þ (QųƂ»§* ĸDɈȆÜƗDÇ)Pþ)P 6,000 1,000 ▲ 2,000 15% 14.2% 10% 増)などが増加した一方、事務用機器 (19.3%減)な þĀă ȱºɠ £ǁ ƓŕƝ »þƝ (輸入額) 、%(伸率、構成比、全国比) þĀă 単位:億円 ȱºɠ £ǁ ƓŕƝ »þƝ Ú¤ɫµÁɩȱºɠɪ ɨɩ£ǁƓŕƝ»þƝɪ À@UƝȯ4R@ÇȖDȱÄ@ëƔDÑ+Uȏ6> 0% 25% 20% 18.3% 輸入は7.4%増の2兆2,515億円で、半導体等電子 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2014 年 名古屋税関管内の輸入相手主要国・地域 ¶ µÁ 米国 19% µÁ アジア ¶40.3% アジア 40.3% ġVdVȦŶɠ 40.3% 2014 年 名古屋税関管内の輸入相手主要国・地域 þ)PDȱºC<%>ųƂ»§@ìåĨǤɎǫ Ú¤ɫµÁɩȱºɠɪɨɩ£ǁƓŕƝ»þƝɪ 2014年 名古屋税関管内の輸入相手主要国・地域 ġþȦŶɠ ġþȦŶɠ ¶ µÁ ġþȦŶɠ ¶ µÁ 中国 16.6% 16.6% ġƇȦŶɠ ġǬþȦŶɠ ġ ȦŶɠ ġǬþȦŶɠ ¶ µÁ ¶¶ µÁ ¶ µÁ ġǬþȦŶɠ µÁ ìåĨǤɎǫÀ 中国 中国 16.6% ȦŶǶɠ 米国 ¶ µÁ 米国 中東 14.2% 2,797 2,942 2,702 1,082 2,000 2014 1,000 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 1,082 ▲ 2,533 1,000 0 0 ▲ 1,000 ▲ 1,000 ▲ 2,000 ▲ 1,875 ▲ 1,262 ▲ 1,780 ▲ 1,262 ▲ 2,000 ▲ 3,000 ▲ 1,875 ▲ 2,533▲ 1,780 ▲ 3,000 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 ▲ 2,533 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 Tokai Japan-China Trade Center 2015.4 (5) 中国成長率7%前後の新常態へ ~第12期全国人民代表大会第3回会議が閉幕~ 3月5日より15日まで、中国北京市の人民大会堂 7%前後という経済成長率の所期目標は、必要性 にて、第12期全国人民代表大会(以下、全人代と略 と可能性を考慮した上での結果であり、2020年まで 称)第3回会議が開催され、政府活動報告に関する に生活にややゆとりのある“小康社会”の全面的構築 決議案、2014年国民経済・社会発展計画の執行状況 という目標に向けて、7%前後の成長率で比較的長 と2015年国民経済・社会発展計画に関する決議案、 期の発展を維持して行けば、十分な雇用も確保でき、 2014年中央及び地方の予算執行状況と2015年中央及 目標達成が可能という予測に基づいている。 び地方の予算に関する決議案、全国人民代表大会常 しかし、李首相は、15日に閉幕後の記者会見で、 務委員会の活動報告に関する決議案、最高人民法院 「中国のGDP総額は10兆ドル規模で、その7%が増 の活動報告に関する決議案、最高人民検察院の活動 加することは容易ではない」と厳しい状況も認めて 報告に関する決議案、中華人民共和国立法法の改正 いる。 に関する決定案、全国人民代表大会常務委員会の陳 景気刺激策については、短期的刺激策は取らず、 吉寧委員と陳豪委員の全人代委員辞職願受理に関す 新常態での経済運営を行うと景気テコ入れを否定 る決定案が採択された。 し、経済発展の質と効率の向上に力を入れるとして おり、生産能力の過剰解消、外商投資産業指導目録 の改訂による外資企業の投資制限緩和など構造改革 に取り組むことを明言した。 ◇安定成長と構造調整‐産業構造の中高次元化 中国は世界最大の発展途上国であり、中所得の罠 を克服し、現代化を進めるには、発展に依拠する必 要がある。発展を持続するには安定成長しなければ 第 12 期全国人民代表大会第 3 回会議 出典:新華網 ならず、その為には産業構造の調整・発展パターン の転換が不可欠である。 ◇今年の主要経済・社会目標 中国経済の成長のカギは、安定成長と構造調整の 李克強首相が5日に発表した政府活動報告では、 間のバランス点を見つけることにある。量から質へ 既に昨年来、各シンクタンクが予想した通り、2015 の転換を推進し、発展の中で構造の高度化を行い、 年の国内総生産 (GDP)成長率目標が、3年ぶりに 構造の高度化の中で発展を実現することが求められ 7.5%前後から、7.0%前後とする方針が確認され、 る。 報告の内容全体を見ても、量より質を重視する改革 対外開放以来、中国が導入した外国の技術、製品 路線が継承されたものとなった。 が在来産業をリードしてきたが、今後は、中国が自 2015年政府活動報告の主な経済目標 GDP成長率 消費者物価上昇率 都市部新規就業者数 都市部登録失業率 輸出入総額増加率 エネルギー消費(対GDP比) 財政赤字(対GDP比) 財政赤字 中央財政赤字 地方債代理発行 保障性住宅の建設 (6) 15年目標 14年実績 7%前後増 7.4%増 3%前後増 2.0%増 1,000万人以上 1,322万人 4.5%以下 4.09% 6%前後増 2.3%増 3.1%減 4.8%減 2.3%増 2.1%増 16,200億元 13,500億元 11,200億元 9,500億元 5,000億元 4,000億元 740万戸 511万戸 Tokai Japan-China Trade Center 2015.4 ら開発した技術、製品が各産業の標準を確立し、質 の向上、ブランド化など産業全体の底上げを図るこ とが求められるのである。 産業構造から見て、製造業に強みを持つ中国は、 「中国製造 (メード・イン・チャイナ) 2025」いう中国 製造業10 ヵ年計画を実施し、製造大国から製造強国 へと転換を図るため、財政による利息補助や減価償 却の加速化を講じ、企業・産業の後押しが図られる。 ◇新規大型投資の拡大 が、環境保護に関する行政官庁に対しても、業務の 政府活動報告の中では、幾つかの新PJへの大型投 徹底、汚職・怠慢 資を行うとし、鉄道は、旺盛な鉄道需要に対する建 は法により追求す 設に8,000億元あまりを投入し、新規営業開始距離 るとし、改正環境 を8,000㌔以上とし、大型水利PJは、既に着工して 保護法の厳格な執 いる57件以外に今年度は新規投資27件を行い、8,000 行が、今年の急所 億元以上を投入する。省エネ・環境保護、生態系整 となる。 省エネ・排出削減目標 15年目標 二酸化炭素排出量 3.1%以上 化学的酸素要求量(COD) 2%程度 アンモニア性窒素排出量 2%程度 二酸化硫黄 3%程度 窒素酸化物 (NOX) 5%程度 備PJには、中央予算枠内の投資を4,776億元に増や し、更に民間投資を引き出すとしていることから見 ◇腐敗・倹約の取組継続 れば、これらは景気刺激策なのではないだろうか。 腐敗・倹約については、法に基づく権力の運用と 《主要な新プロジェクト一覧》 倹約唱導・贅沢一掃を堅持し、党風・廉潔政治の建 バラック地区と老朽危険家屋の改築、都市の埋設管網の整 備などの民生PJ 設と反腐敗の取組を推進するとし、党中央の「八項 中・西部地区の鉄道・道路、内陸航路などの大型交通PJ 目規定」の精神を貫徹し、「四つの悪風(形式主義、 水利、高基準農地などの農業PJ 官僚主義、享楽主義、贅沢の風潮)」を正し、引き続 情報・電力・石油・天然ガスなどの大型施設網PJ き国務院の「法三章」を厳格に履行するとした。 クリーンエネルギー資源、石油・天然ガス資源保障PJ 中国では昨年1年間に、汚職で摘発された官僚が 在来産業の技術改良などのPJ 省エネ・環境保護、生態系整備PJ ◇四大重点地区と三つのサポートベルト戦略 四大重点地区と三つのサポートベルトにおける重 要PJの実施を通じて、地域発展を後押しする。 【四大重点地区戦略】 西部地区で交通・エネルギー・水利・生態環境・民生など の一連の総合的な大型PJを建設 東北地区など旧工業基地の全面的振興に向けた政策措置を 確実に実施 中部地区の総合的交通中枢とネットワーク等の整備を加速 東部地区の先行発展をサポートし、旧革命根拠地・民族地 区・辺境地区・貧困地区への支援幅を強化し、差別化した 地域発展政策を整える 【三つのサポートベルト戦略】 一帯一路 (陸と海のシルクロード)建設を地域の開発・開放 と結合し、新ユーラシア・ランドブリッジ、内陸・沿海の 通関拠点の整備を強化 京津冀地区 (北京・天津・河北省)の協同発展を推進し、交 通の一体化、生態環境保護、産業のグレードアップ・移転 などの面で率先して実質的な突破を遂げる 長江経済ベルトの整備を推進し、「黄金水道」の治水、長江 沿いの埠頭等大型PJを建設し、総合的な陸・川・空の一大 通路を構築し、産業移転モデル区を建設して、東から西へ の産業移転を段階的に導く 5万5,000人に上り、最近では、第一汽車集団の徐 建一董事長、中国石油天然ガス集団の廖永遠総経理 など国有企業大手トップに対する調査も本格化して いる。 ◇日中関係は試練とチャンス 昨年の日中首脳会談が実現して以降、各方面で協 議や交流が進展し、改善の進む日中関係であるが、 李首相は、閉幕後の記者会見で「中日関係は確かに 難しいが、根源は、先の戦争や歴史に対する認識と 正確な認識を終始保てるかどうかにある。一国の指 導者は、先人の業績を受け継ぐだけでなく、先人の 犯罪行為がもたらした歴史的責任も負わなければな らない。日本の指導者が、歴史を直視し、一貫性を 保つならば、中日関係の改善と発展に新たな契機が 生まれ、自然と両国の経済・貿易関係の発展に良好 な環境を築くことができるだろう」と指摘し、安倍 首相が今夏に公表する戦後70年談話を牽制した。 今年は、日本にとっては戦後70周年、中国にとっ ては「抗日戦争勝利70周年」にあたり、中国では9月 に大規模な軍事パレードや記念行事が予定されてお ◇省エネ・排出削減 り、70周年を巡り、日中関係が改善から悪化に逆行 PM2.5をはじめ深刻化する大気汚染などの環境問 しないよう懸念される年であるが、両国がこのよう 題は、政府の重要課題となっている。 な試練を乗り越え関係改善から更なる発展へと進化 大気汚染対策行動計画、水質汚濁対策行動計画を することに期待したい。 踏み込んで実施するとし、関連法規に違反した企業 文責:理事・事務局長 大野大介 は、いかなる企業であろうとも処罰するとしている Tokai Japan-China Trade Center 2015.4 (7) 寄稿 外国投資法草案~対中投資及び既存現地法人への影響 曾我法律事務所 パートナー 弁護士・ニューヨーク州弁護士 曾我 貴志 Ⅰ はじめに ついて解説し、その後①の会社法的側面への不関与 2015年1月19日付で「外国投資法」(「本法」)の「草 の影響を解説することとする。 案意見募集稿」 ( 「本草案」)が商務部から発布された。 本草案の特質を一言で表すならば、改革開放以来 35年以上続いてきた外商投資企業(合弁・合作・独 Ⅱ 本法の適用範囲 (1)基本概念 資)法制を廃止し、外国投資を新たな規制の枠組に 本法の適用範囲は「外国投資家の中国国内における 入れる試みと言うべきものであり、新たに中国に投 投資」である(2条)。本法の規制を受けるか否かを 資をする日本企業のみならず既に中国に存在する全 決するためには「外国投資家」、「投資」、更にはその ての日系企業は多かれ少なかれ対応を迫られること 結果として生じる中国国内企業である「外国投資企 となる。当該枠組の主要な特徴は、以下の3点に要 業」といった基本概念が重要となってくるので、以 約することができる。 下それらについて説明する。 ①現在、外商投資の審査認可を担当している商務 (2)外国投資家および中国投資家の定義 部門 (商務部を頂点として各地に商務部門とし 上記の通り、本法の規制の対象は「外国投資家」の て広がる政府機関を総称して 「商務部門」と称 中国国内における投資である(2条)から、「外国投 することとする) が、現行の組織法 (典型的には 資家に該当するか」否かが重要である。それと対を 会社法)的側面への審査も行うという姿勢を改 なす「中国投資家」は、限定的な文脈(22条(内国民待 め、外資参入の管理という経済官庁としての本 遇との比較)、45条(適用除外の場面での「みなし中 来的役割に徹することを宣言していること。 国投資家」))といった場面でのみ機能するものにす ②外 資参入の管理の手法としても現行の事前認 ぎず、「外国投資家なのか中国投資家なのか」という 可体制を廃止し、ネガティブリストによる管 判断枠組が用いられているわけではない。 理 (同リストに載っていない業種等については 「外国投資家」は、外国人、外国法人、外国政府、 事前認可を不要とするという「規制緩和の側 国際組織を典型として内包するが、それらにより「支 面」 )に加えて、事後の監督管理の強化 (管理 配」される国内企業も当該範疇に含まれる(11条)。 対象となる外資参入の範囲を拡大し、事後報 本法でいう「支配」とは、①50%持分の直接的又は間 告制度を強化するという「規制拡大・強化の側 接的な保有、②意思決定機関に対するコントロール 面」 ) を行うことが表明されていること。 力(董事の任命権や株主会への重大な影響力等)の保 ③外 資買収、国家安全審査等の制度を本法に組 み入れるとされていること。 有、③(契約や信託等を通じた)経営・財務・人事・ 技術等への決定的影響力の保持のいずれかを指し (18条)、持分保有については50%超ではなく50%又 このうち、①は、(本法施行後は、商務部は会社 はそれ以上とされていること、50%持分を保有せず 法的側面に関与しないとされていることから当然の とも(極端に言えば持分保有は0%であったとして 帰結であるが)本草案170条において 「中外合弁経営 も)実質的にコントロールしている場合には「支配」 企業法」 、 「外資企業法」及び「中外合作企業法」(「三 が存在すると見なされうることが注目される。その 資企業法」 と総称)を本法施行日に廃止するという一 ような意味で「外国投資家」に「支配」される国内企業 文で表現するのみであり、本法の対象は主として② も「外国投資家」とされているので、外国企業が完全 及び③で構成される。本稿では、まず本法の対象に 出資する独資企業や50%出資する合弁企業等の中国 (8) Tokai Japan-China Trade Center 2015.4 法人も 「外国投資家」に該当することとなる。 設・運営に係る特許に基づく権利の取得とさ 他方、対概念である「中国投資家」は中国人、中国 れ、典型的には中外合作での石油開発、外資に 政府及びそれらに「支配」される国内企業とされる よる有料道路の運営 (BOT) 等がこれに当たる。 (12条) 。 「支配」 の概念は上記の通りであるから過半 ⑤国 内の土地使用権、建物所有権等の不動産権 数 (100%を含む)の持分が中国人若しくは中国政府 利の取得:外資による不動産開発会社の設立 に直接的又は間接的に保有される国内企業がこれに (これは①に該当)というよりも、外国人が中 当たるのみならず、50%の中外合弁企業もこれに当 国の不動産を購入する行為そのものを「外国投 たることとなる。そうなると内外資が50%ずつ持分 資」と観念するものといえる。 保有する中外合弁企業は 「外国投資家」にも 「中国投 ⑥契 約、 信 託 等 の 方 式 に よ る 国 内 企 業 の 支 配 資家」 にも該当することとなるが、本法は「外国投資 又は国内企業の権益の保有:典型的にはVIE 家」に該当すれば本法を適用するという建付けを採 (variable interest entities)スキーム(WFOEに 用しており、 「外国投資家」なのか「中国投資家」なの よる契約支配等)がこれに当たる。 かを識別することには意味がなく、そのような場合 には 「外国投資家」に該当するので本法が適用される 現在、 「三資企業法」、即ち外商投資企業法制によっ という結論が出るのであるから、それで構わないと てカバーされている領域(①、②)以外にも、商務部 いう態度と推測される。 門管轄の他の外資導入領域(④)やそもそも商務部門 ただ、 外国法人であっても中国投資家によって「支 の規制が及んでいなかった領域(③、⑤、⑥)に、本 配」される主体による投資 (所謂、還流投資)につい 法による規制を包括的に及ぼす形で「外国投資」を定 ては、個別審査を経て中国投資家の投資と見なすこ 義している。ここに本法の「規制拡大・強化の側面」 とができるとも規定されている(45条)。外国投資家 を窺うことができる。 の中国国内における投資を規制対象とするという本 また、国外取引によって国内企業の実質支配権が 法の立場からすれば、中国投資家の投資であるか否 外国投資家へ移転することになった場合には、外国 かは重要でないので、同条では 「外国投資家による 投資家の中国国内における投資とみなされる(15条 投資ではないと見なす」といった表現にすべきとこ 2項)。「中国企業A←(支配)-外国企業B← (支配) ろと思われる。 -外国企業C←(支配)-中国企業D」という状況で、 Cが保有する「Bへの出資持分」を、Cが外国企業に (3) 外国投資の定義 譲渡するような場合がこれに該当する。このような 「外国投資家」が次の①~⑥に「直接又は間接に」 取引について、現在は、外為や税務の面で規制され 従事する投資活動は 「外国投資」に該当する (15条1 ることはあっても商務部門の規制は適用されていな 項) 。 い、このような領域にも本法の「規制拡大・強化の 側面」の影響が及ぶこととなる。 ①国 内企業の設立:典型的には現地子会社の新 規設立がこれに当たる。 (4)外国投資企業の定義 ②国 内企業の権益取得:国内企業の株式、出資 本法においては「外国投資企業」という概念を定立 持分、財産持分、議決権その他これらに類す し、これを「全部又は一部について外国投資家が投 る権益の取得とされ、典型的には現地法人の 資し、かつ、中国法により中国国内において設立さ 買収、現地法人への資本参加がこれに当たる。 れた企業」と定義している(14条)。現在、外商投資 ③権 益を有する国内企業に対する期間1年以上 企業と呼ばれている合弁、合作、独資の各企業に近 の融資の提供:典型的には親子ローンがこれ い概念であるが、出資比率の下限はなく幾ばくかで に当たる。 も外資が入っていれば「外国投資企業」とされる(尤 ④国 内又はその他中国の資源管轄領域に属する も、現行の外商投資企業においても出資比率下限規 天然資源の探査・開発に係る特許 (=政府ライ 制は空文化しているが)。若干の出資でも足りると センス)に基づく権利の取得又はインフラ建 されている点から明らかなように、国内企業が「外 Tokai Japan-China Trade Center 2015.4 (9) 国投資家」に分類されるか否かという上記の基準も (6)基本概念設定に見る大変革 無関係であり、外国投資家が「支配」していることも 三資企業法も廃止され、「外国投資企業」という概 必要とされない。 以下の関係が成り立つこととなる。 念が導入されたならば、長きに亘って優遇と規制と 外国投資家たる国内企業 ⊂ 外国投資企業たる国 内企業 いう両極端の待遇に直面してきた「外商投資企業」と いう概念は消滅することとなる。これに伴って100 を超える法規が廃止又は実質的に廃止されることが ここで、外国投資家による「投資」に間接投資は含 必要となる。 まれるかという疑問が生じる。例えば、外国企業 中国の立法は他の法規との整合性をしばしば無視 (親会社) が中国現法(子会社)を保有し、当該中国現 して遂行されるので、見切り発車の可能性も否定で 法が中国企業子会社(孫会社)を保有しているケース きないが、それでも流石にある程度の下準備を終え が問題となる。ここで子会社の50%以上の持分を親 てからでないと本法の内容を最終的に確定させ、発 会社が保有していれば、子会社は外国投資企業であ 効させることはできない(しからざれば大混乱を招 り、かつ外国投資家であるということとなり、それ く)と思われる。「外商投資企業」という概念に何ら が直接投資している孫会社は外国投資企業であるこ かの法効果をリンクさせている法規は商務部門のみ とは疑いない。他方、子会社に対する親会社の持分 ならず、他の政府機関の守備範囲に属する領域でも が50%未満であれば子会社は外国投資企業ではある 多数存在するので、政府機関間の調整が必須となる。 が、外国投資家ではないということとなり、外国投 本法の制定・施行が短期的になしうる事業でないと 資家によって直接持分が保有されているわけではな 推測する所以である。(次号につづく) いこととなる孫会社は外国投資企業に当たるのか、 即ち14条の 「投資」に間接投資が含まれるか否かとい う問題である。上記の通り、15条は「外国投資」の定 義に直接投資のみならず間接投資も含めているので 孫会社設立は外国投資に当たることは確かである が、その外国投資の結果として形成された国内企業 である孫会社が 「外国投資企業」に当るか否かは明確 でないと言わざるをえない。「外国投資」に該当しさ えすれば本法の規制対象とされるので孫会社が「外 国投資企業」に該当するか否かは重要ではないとも いえるが、下記のように外国投資企業自身による報 告義務という制度もあり孫会社自身としては重要な 相違をもたらすことなので、立法時に明確にされる ことが期待される。 (5) 「外国投資」及び「外国投資企業」に該当するこ との効果 「外国投資」 に該当すれば本法の中心的な規制対象 となり、その結果として参入許可管理 (ネガティブ リストに掲載されていれば事前認可が必要となる)、 事後報告制度 (全ての外国投資に適用される)、国家 安全審査 (国家安全を害する可能性のある外国投資 に適用される)が適用され、また適用される可能性 が生じることとなる。また、「外国投資企業」に該当 すれば、事後報告制度が適用されることとなる。 (10) Tokai Japan-China Trade Center 2015.4 <著者プロフィール> 曾我 貴志(そが たかし) 曾我法律事務所 パートナー 弁護士・ニューヨーク州弁護士 <略歴> 1988年 東京大学法学部卒(法学士) 1990年 弁護士登録,東京弁護士会所属。 1993年 ミシガン大学ロースクール卒(法学修士) 1994年 米国ニューヨーク州弁護士資格取得。 1990年以降、東京、ニューヨーク、香港での勤務 を経て、1995年の北京勤務以降は一貫して中国を 中心とする国際法務に従事。2000年より東京で独 立開業、組織変更を経て2012年に曾我法律事務所 としてスタートし現在に至る。 公職:上海市仲裁委員会 仲裁員 国際商事法務研究所 中国法研究会 主査 中国関係の論文・著作多数。 3 月 の 主 要 行 事 報 告 【中国投資企業部会 調査報告会】 【中国投資企業部会主催 緊急セミナー】 《中国における外貨管理規制と銀行取引》 《外国投資法(草案)登場 新規進出・既進出企業 3月11日、三菱東京UFJ銀行の西岡健 国際業 への重大な影響と対応策(いかなる準備をしてお 務部長、星野喜一郎 国際業務部(名古屋)上席調査 くべきか)》 役、野田基史 国際業務部(名古屋)調査役を招き、 3 月19日、 当 セ ン 標記セミナーを開催した。 ターの中国投資企業 部 会 は、 曾 我 法 律 事 務所の曾我貴志パー ト ナ ー・ 弁 護 士 を 招 き、 標 記 セ ミ ナ ー を 開催した。 曾我弁護士 講義では、中国商務部が1月19日に発表した 「外国投資法」のパブリックコメントを基に、これ 西岡部長(左)、星野上席調査役(中央)、野田調査役(右) までの「外資三法(中外合作企業法・中外合資企業 法・外資企業法)」が一本化されることにより、既 前半は西岡氏が、中国の景気から金融政策の推 存企業及び新規投資企業への影響などの解説が 移、人民元・外貨の貸出金利動向など、最新の金 あった。 融動向について、多面的な切り口で説明し、後半 講師は、外国投資法の登場と外資三法の廃止 は星野・野田両氏により、銀行口座の種類や外貨 は、中国の外資系企業を取り巻く法令全体の改正 管理に関する政策から、輸出入貨物、サービス貿 に及ぶため、正式な公布までに2年ほどの時間を 易の決済、投資に関する資本金口座や外債、外貨・ 要すると中国で目されていることや、合弁企業で 人民元の借入、手形決済など基本的な整理がされ、 は、機関設計の根拠法が「会社法」に全面移行され 中国 (上海)自由貿易試験区における金融改革で可 る方向性にあるため、機関設計の自由度が増す一 能となった人民元クロスボーダープーリング(資 方、合弁相手との交渉負担が増えるとの見解を示 金集中運営管理)や、人民元集中決済など、新し した。 い資金管理の方法や、最新情報について紹介した。 セミナーには38名が受講した。 実務担当者を中心に32名が受講した。 中国実務セミナー等開催予定 中国共催セミナー 「中国におけるM&A活用法」~企業買収と売却撤退~ 中国共催セミナー(予定) 「日系企業は『新常態・中国』 にどう対応していくか」 日 時:4月23日(木) 13:30 ~ 16:30 当センター、上海市外国投資促進センター、華 ところ:名古屋商工会議所ビル 3階 第6会議室 鐘コンサルタント、三井住友銀行の共催により標 講 師:櫻田 貴志 名南M&A株式会社 記セミナーの開催を予定しています。 執行役員 事業開発部長 日 時:5月18日(月) 13:30 ~ 17:30 黄 穎俊 同 ところ:名古屋商工会議所ビル 2階 大会議室 事業開発部 アドバイザー ※同セミナーの申込受付は4月中旬を予定 Tokai Japan-China Trade Center 2015.4 (11) <江蘇省人民政府> 3月11日(水)、費少雲・江蘇省人民政府外事弁公 室主任一行5名が来名し、当センター、NPO愛知 <山東省日照市人民政府> 県日中友好協会と共催による昼食会を開催し、当セ 3月4日 (水) 、06年から08 ンターからは、原田副会長兼専務理事と大野事務局 年の2年あまり中国駐名古屋 長が参加した。 総領事館領事アタッシェとし 昼食会は、愛知県日中友好協会の後藤会長による て勤務された王宏坤氏が、プ 乾杯で始まり、終始和やかな雰囲気の中で、江蘇省 ライベートな訪問であった の現状や当センターの事業計画など相互に紹介した。 が、青島市の企業3社と共に 費主任から、民間の人的交流 来訪し、原田副会長兼専務理 の活発化、健康福祉産業の誘 事と大野事務局長が懇談し、 致、知的財産保護の強化の為 当地区と中国の経済交流情況 の交流、環境保護・省エネ関 及び対中投資状況について紹 連技術及び同産業の誘致につ 介をした。 原田副会長と王科長(右) いて相互の協力関係の強化を 費少雲主任 王宏坤 日照市人民政府外事僑務弁公室 図りたいと提案があった。また、原田副会長・専務 礼賓科 科長 理事からは、今年は中国自動車産業視察団を江蘇省 張永巨 青島瑞茂進出口有限公司 総経理 に派遣する計画を紹介し、関係部門への手配協力の 肖 帮 青島環球国際貨運代理有限公司 要請を行った。 董事長・総経理 費少雲 江蘇省人民政府外事弁公室 主任 孫 偉 青島日越軒餐飲管理有限公司 営銷総監 張連生 揚州経済技術開発区管理委員会 副主任 李長友 淮安経済技術開発区 招商局 局長 <商務部亜洲司> 周 剛 江蘇省人民政府外事弁公室 亜洲処 処長 3月18日 (水) 、商務部亜洲司一行3名が来名し、 江昕如 江蘇省人民政府外事弁公室 翻訳センター 景春海中国駐日本国大使館経済商務処参事官と池暁 南中国駐名古屋総領事館商務担当領事が同行し、当 <常州市国際投資促進センター亜洲部> センターを表敬訪問した。原田副会長兼専務理事と 3月19日(木)、常州市国際投資促進センター亜洲 大野事務局長が対応し、原田副会長から、当地区 部一行2名が来名し、当センター原田副会長兼専務 は水素車、リニア、 理事と石原業務グループ長が懇談し、当地区と中国 MRJを 主 と し た 産 の経済交流情況を紹介した。 業発展を目指してお 宋部長からは、常州 り、自動車・鉄道・ 市内には常州国家高 航空機は部品点数が 新技術産業開発区を 多く、 裾野産業の拡大と波及効果が高いと紹介した。 はじめ、省級以上の 陳司長からは、商務部が主催する投資・貿易に関す 開発区が12カ所もあ る商談会や博覧会の紹介があり、ちょうど計画中の り、 最 近 で は、「 東 中部経済界訪中団が四川省成都での活動期間中に、 風 日 産 」、「 北 京 汽 中国西部国際博覧会が成都で開催される予定。 車」、「衆泰汽車」(本社:浙江省)が相次いで市内に 陳 洲 商務部亜洲司司長 進出し、自動車産業の集積が一段と加速していると 羅暁梅 同 日本処処長 紹介があった。 韓 軼 同 幹部 宋暁薇 常州市国際投資促進センター 亜洲部 部長 景春海 中国駐日本国大使館 経済商務処 参事官 王 薇 同 副部長 池暁南 中国駐名古屋総領事館 商務担当領事 (12) Tokai Japan-China Trade Center 2015.4 宋部長(右)と王副部長(左) 中国法令公布リスト 法令・通達名 公布日 日中租税条約を日本が新たに創設した地方法人税に適用することに関する国家税 務総局の公告(国家税務総局公告2015年第13号) ※「日中租税条約 (正式名:所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税防 止のための日本国政府と中華人民共和国政府との間の協定)」を、2014年10月1日以 後に開始する事業年度から適用された日本の「地方法人税」 にも適用する。 2015.2.26 失業保険料率を調整することの関係問題に関する人力資源社会保障部、財政部の 通知(人社部発〔2015〕24号) ※失業保険料の掛け率を総賃金の3%から2%に引き下げ。 2015.2.27 2015.3.1 人力資源社会保障部 危険化学品目録(2015年版) 2015.2.27 2015.5.1 国家安全生産監督管理 総局ほか 2015.3.3 2015.1.1 国務院 2015.3.10 2015.4.10 国家発展改革委員会、 商務部 直接投資の外貨管理政策の更なる簡素化及び改善に関する国家外貨管理局の通知 (匯発〔2015〕 13号) ※外貨取扱銀行で外貨登記や資本金口座の開設が可能に。 2015.2.13 2015.6.1 国家外貨管理局 広東省における香港、マカオのサービス提供者に対する行政審査認可および参入 特別管理措置の暫定的な調整に関する国務院の決定(国発 〔2015〕 12号) 2015.3.3 国務院 中国 (杭州)クロスボーダー電子商取引総合試験区の設立を同意することに関する 国務院の回答(国函〔2015〕44号) ※同分野では中国初の試験区 2015.3.7 国務院 行政審査認可プロジェクトの取消及び調整等の事項に関する国務院の決定(国発 〔2015〕11号) ※外資保険会社による再保険関連取引に対する中国保険監督督管理委員会の認可 の撤廃、国外会計師事務所の駐在員事務所設置に対する財政部の認可の撤廃など 2015.2.24 国務院 輸出増値税還付の負担体制を調整することの関係問題に関する国務院の通知 (国発 〔2015〕10号) ※輸出増値税還付の財源を全額中央政府の負担とする。 外商投資産業指導目録(2015年改訂) ※中国の外資導入のガイドライン 施行日 主管部門 国家税務総局 2015.3.11 2015.9.1 国家食品薬品監督管理 総局 小型微利企業の所得税優遇政策に関する財政部、国家税務総局の通知(財税〔2015〕 34号) 2015.3.13 ※小型微利企業(略して小微企業、小規模で薄利の企業)の適用を課税所得額が年 10万元以下から20万元以下に拡大。 2015.1.1 財政部、 国家税務総局 食品回収管理弁法(国家食品薬品監督管理総局令第12号) 小微企業の租税優遇政策の実施活動の徹底に関する国家税務総局の通知(税総発 〔2015〕35号) 2015.3.13 国家税務総局 地方の法令・通達 失業保険料率の調整の関係問題に関する浙江省人力資源社会保障庁、浙江省財政 庁、浙江省地方税務局の通知(浙人社発〔2015〕3号) ※失業保険料の掛け率を総賃金の3%から2%に引き下げ、企業と社員個人の負担 比率を1.5%:0.5%とする 2015.1.15 「中国(上海)自由貿易試験区における分帳核算業務域外融資とクロスボーダー資金 流動のマクロプルーデンス管理実施細則(試行)」の公布に関する中国人民銀行上海 本部の通知(銀総部発〔2015〕8号) ※区内企業では、自由貿易口座を用いた外貨借入を「資本金と資本剰余金」の2倍ま で可能に。「投注差(総投資額と登録資本の差)」との選択可能に。 2015.2.12 当省の企業従業員最低賃金基準の調整に関する広東省人民政府の通知 (粤府函 〔2015〕20号 ※最も高い地区では1,550元から1,895元に引き上げ 2015.2.15 大連市外商投資企業の外債借入における比率調整管理実行の政策操作細則 (大匯発 〔2015〕24号) 2015.2.27 ※外債の借入枠が、「投注差(総投資額と登録資本の差) 」と純資産の2倍の 「自律管 理方式」が選択可能に。 全省最低賃金基準の公布に関する山東省人民政府の通知 (魯政字 〔2015〕 39号) ※最も高い地区では月1,500元から1,600元に引き上げ 2015.2.28 2015.1.1 浙江省人力資源社会 保障庁ほか 中国人民銀行上海本部 2015.5.1 広東省人民政府 2015.2.27 国家外貨管理局大連市 分局 2015.3.1 山東省人民政府 ※公布日よりも遅れて公表された法令や先月号で掲載できなかった法令も掲載。 Tokai Japan-China Trade Center 2015.4 (13) < 中 国 短 信 > <中 国 短 信 > ◇広東省、5 月から最低賃金を引き上 ◇広東省、5月から最低賃金を引き上げ げ 広東省は5月から省内の最低賃金を引き上げると 発表し、広州市など賃金水準が省内で最も高い 「一 広東省は 5 月から省内の最低賃金を引き上げると発 類地区」と呼ばれる都市では、月あたりの最低賃金 表し、広州市など賃金水準が省内で最も高い「一類地 が現行の1,550元から1,895元と22.3%引き上げられる。 区」と呼ばれる都市では、月あたりの最低賃金が現行 現行の最低賃金は2013年5月から適用されており、 の 1,550 元から 1,895 元と 22.3%引き上げられる。 2年ぶりの見直しとなるが、大幅に引き上げることに伴 現行の最低賃金は 2013 年 5 月から適用されており、 い、公表から適用まで2ヶ月の猶予が設けられた。 2 年ぶりの見直しとなるが、大幅に引き上げることに なお、広東省内でも深圳市は先行して3月から月 伴い、公表から適用まで 2 ヶ月の猶予が設けられた。 2,030元に引き上げることを発表し、珠海市(二類地 なお、広東省 5 月以降の広東省の最低賃金 区)は省の基準より更に高い賃金を5月から適用す ※深圳市は 3 月以降 内でも深圳市は るとしている。 月最低賃金 上昇率 先行して 3 月か 一類地区 1,895 元 22.3% ◇法人設立登記を更に簡素化へ 国家工商行政管理総局の張茅局長は3月9日、法 ◇法人設立登記を更に簡素化へ 人設立登記の手続きを更に簡素化する意向であるこ 国家工商行政管理総局の張茅局長は 3 月 9 日、法人 とを記者会見で明らかにした。 設立登記の手続きを更に簡素化する意向であることを 新規法人設立にあたっては、屋号(社名)の重複を 記者会見で明らかにした。 避けるために、現在は工商局が事前審査を行ってい 新規法人設立にあたっては、屋号(社名)の重複を るが、工商局の社名データベースを一般公開するこ 避けるために、現在は工商局が事前審査を行っている とで、簡素化するつもりだという。定款の事業目的 が、工商局の社名データベースを一般公開することで、 (事業内容)にあたる「経営範囲」についても、国の特 簡素化するつもりだという。定款の事業目的(事業内 別な認可が必要な業種を除いて、認可から届出に移 容)にあたる「経営範囲」についても、国の特別な認 行する予定であるという。 可が必要な業種を除いて、認可から届出に移行する予 工商局の意向が、商務部が主管する外資政策にど 定であるという。 のように影響するかが注目される。 工商局の意向が、商務部が主管する外資政策にどの ◇営業許可証の新書式を発表、広東省 ように影響するかが注目される。 上海に続き、広東省でも自由貿易試験区が3月1 5月以降の広東省の最低賃金 二類地区 1,510 元 15.3% ※深圳市は3月以降 日から発足することを受け 、広東省は法人設立手 三類地区 1,350 元 19.5% 月最低賃金 上昇率 引き上げること 続きの簡素化の一環として、営業許可証 (営業執照) 四類地区 1,210 元 19.8% 上海に続き、広東省でも自由貿易試験区が 3 月 1 日 一 類 地 区 1,895元 22.3% 珠海市 1,650 元 19.6% を発表し、珠海 の新書式を発表した。組織機構コード証 (組織機構 二 類 地 区 1,510元 15.3% から発足することを受け 、広東省は法人設立手続きの 深圳市 2,030 元 12.3% 市(二類地区) 三 類 地 区 1,350元 19.5% 代碼証) 、税務登記証が廃止され、工商行政管理局 一類地区:広州 簡素化の一環として、営業許可証(営業執照)の新書 四 類 地 区 1,210元 19.8% 二類地区:佛山、東莞、中山 は省の基準より が発行する営業許可 営業許可証の新書式 式を発表した。組織機構コード証(組織機構代碼証) 、 珠 海 市 三類地区:汕頭、恵州、江門、肇慶 1,650元 19.6% 証に統一された。手続 更に高い賃金を 深 圳 市 四類地区:韶関、河源、梅州、汕尾、 2,030元 12.3% 税務登記証が廃止され、 営業許可証の新書式 一類地区:広州 陽江、湛江、茂名、清遠、 きを同時申請できる 5 月から適用す 二類地区:佛山、東莞、中山 工商行政管理局が発行す 潮州、揭陽、雲浮 ら月 2,030 元に ◇営業許可証の新書式を発表、広東省 三類地区:汕頭、恵州、江門、肇慶 るとしている。 四類地区:韶関、河源、梅州、汕尾、陽江、湛江、茂名、清遠、 潮州、揭陽、雲浮 ◇山東省 3 月から最低賃金を引き上げ ◇山東省3月から最低賃金を引き上げ 山東省は 3 月から最低賃金を引き上げると発表し、 山東省は3月から最低賃金を引き上げると発表 青島市の中心部など省内で最低賃金が最も高い都市で し、 青島市の中心部など省内で最低賃金が最も高 は、月あたりの最低賃金が現行の 1,500 元から 1,600 い都市では、月あたりの最低賃金が現行の1,500元 元に引き上げられる。 から1,600元に引き上げられる。 山東省は毎年 3 月に改定しているが、近年の上昇率 山東省は毎年3月に改定しているが、近年の上昇 は前年を下回る傾向にある。省内で最も高い都市の今 率は前年を下回る傾向にある。省内で最も高い都市 回の上昇率(6.7%)も昨年の上昇率(8.7%)を 2 ポ の今回の上昇率 (6.7%)も昨年の上昇率 (8.7%)を2 イント下回った。 ポイント下回った。 19.6% 15% 12.7% 11.3% 10% 8.7% 6.7% 5% 0% 2011年 2012年 2013年 2014年 (14) Tokai Japan-China Trade Center 2015.4 統一は初の試みと言える。 構コードと税務登記 右の新書式では、工商登 のそれぞれ番号が併 録と組織機構コードと税 記されている。 務登記のそれぞれ番号が ◇輸出増値税還付の財源をすべて中央に 併記されている。 国務院は3月3日、輸出企業に対する増値税の還 付金について、財源の全額を2015年1月1日分から ◇輸出増値税還付の財源をすべて中央 中央政府が負担すると発表した。輸出企業が中国国 に 小幅傾向にある山東省の最低賃金上昇率 小幅傾向にある山東省の最低賃金上昇率 (省内の最も高い都市の例) (省内の最も高い都市の例) 20% 制度は既に上海にも る営業許可証に統一され あるが、書式そのもの た。手続きを同時申請で の統一は初の試みと きる制度は既に上海にも 言える。右の新書式で あるが、書式そのものの は、工商登録と組織機 2015年 内の仕入で支払った仕入増値税額の一部を還付する 国務院は 3 月 3 日、輸出企業に対する増値税の還付 制度は、予算を上回った部分を国と地方が92.5:7.5 金について、財源の全額を 2015 年 1 月 1 日分から中央 の割合で負担することになっていたが、国の全額負 政府が負担すると発表した。輸出企業が中国国内の仕 担に切り替えることで、地方のキャッシュフローを 入で支払った仕入増値税額の一部を還付する制度は、 改善し、地方と企業に安心感を与えたいとしている。 予算を上回った部分を国と地方が 92.5:7.5 の割合で 負担することになっていたが、国の全額負担に切り替 えることで、地方のキャッシュフローを改善し、地方 が 1 月 28 日に発表したもので、人民元決済が 2014 年 と企業に安心感を与えたいとしている。 に倍増(102%増)した結果、2013 年の 13 位から 5 位 ◇追加利下げ、3ヶ月ぶり 中国人民銀行 (中央銀行) は2月28日、昨年11月に ◇追加利下げ、3 ヶ月ぶり にまで急浮上したとしている。 なり、日本円に迫る勢いでシェアを伸ばしている。 2014 年の決済通貨の世界トップ5は、米ドル 中国と海外との人民元決済は、中国国務院が2009 44.64%、ユーロ 28.30%、英ポンド 7.92%、日本円 2.69%、人民元 2.17%の順で、人民元はカナダドル、 続く追加利下げを決定し、3月から適用すると発表 中国人民銀行(中央銀行)は 2 月 28 日、昨年 11 月 年4月に上海市、広東省 (広州、深圳、珠海、東莞 に続く追加利下げを決定し、3 月から適用すると発表 した。 豪ドルなどよりも多く決済に利用されている通貨とな の4都市)で試験的に始めることを決定して以降、 した。 決裁可能な中国国内のエリアが徐々に拡大され、 人民元建ての期間1年の貸出基準金利と預金基準 り、日本円に迫る勢いでシェアを伸ばしている。 中国と海外との人民元決済は、中国国務院が 2009 年 金利ではいずれも0.25%下げられ、貸出基準金利が 人民元建ての期間1年の貸出基準金利と預金基準金 2011年8月には中国全土で決済できるようになって 利 で は い ず れ も 0.25 % 下 げ ら れ 、 貸 出 基 準 金 利 が 4 月に上海市、広東省(広州、深圳、珠海、東莞の 4 5.35%に、預金基準金利が 2.5%となる。 都市)で試験的 人民銀行は昨年 11 月 22 日に 2 年 4 カ月ぶりに に始めることを 5.35%に、預金基準金利が2.5%となる。 人 民 銀 行 は 昨 年11月22日 に 2 年 4 カ 月 ぶ り に 0.4%の利下げを行ったばかりで、また2月5日に 0.4%の利下げを行ったばかりで、また 2 月 5 日には市 は市中銀行から預かる資金の比率を示す預金準備率 中銀行から預かる資金の比率を示す預金準備率を 2 年 を2年9ヶ月ぶりに0.5%引き下げており、相次ぐ 9 ヶ月ぶりに 0.5%引き下げており、相次ぐ金融緩和策 金融緩和策で景気を下支えするつもりだ。 で景気を下支えするつもりだ。 1月の消費者物価指数が前年比0.8%と5年ぶり 1 月の消費者物価指数が前年比 0.8%と 5 年ぶりの低 の低水準を記録し、中国国内でデフレ懸念が生じて 水準を記録し、中国国内でデフレ懸念が生じているこ とも今回の利下げを後押ししたものと思われる。 いることも今回の利下げを後押ししたものと思われる。 なお、今回の利下げと同時に、金利自由化の一環 なお、今回の利下げと同時に、金利自由化の一環と いる。 2014年決済通貨の世界シェア 2014 年決済通貨の世界シェア 44.64% 44.64% 28.30% 28.30% 7.92% 7.92% 2.69% 2.69% 2.17% 2.17% 1.92% 1.92% 1.79% 1.79% 1.39% 1.39% 1.27% 0.90% 1.27% 1 米ドル 1 米ドル 決定して以降 2 ユーロ 2 、ユーロ 決裁可能な中 国 3 英ポンド 3 英ポンド 4 日本円 国内のエリア 4 が日本円 5 中国人民元 5 れ 中国人民元 徐々に拡大さ 、 6 カナダドル 6 カナダドル 2011 年 8 月には 7 豪ドル 7 済豪ドル 8 スイスフラン 中国全土で決 8 スイスフラン 9 香港ドル できるように 10 シンガポールドル 9 香港ドル なっている。 出所:SWIFT 10 シンガポールドル して、市中銀行の預金金利の上限をこれまでの基準金 として、市中銀行の預金金利の上限をこれまでの基 0.90% 出所:SWIFT ◇失業保険料の引き下げを決定、国務 院 中国基準金利の推移 国務院は 2 月 25 日の常務会議で、失業保険料を引き 利の 1.2 倍から 1.3 倍まで認めることも発表された。 準金利の1.2倍から1.3倍まで認めることも発表された。 国務院は2月25日の常務会議で、失業保険料を引 中国基準金利の推移 7.00 下げることを決定した。 6.56 6.00 6.00 5.60 5.35 5.31 5.00 3.00 2.75 2.50 3.00 2.25 2.00 追加景気対策の一環で、失業保険料の掛け率は総 賃金の3%から2%に下げられる。 現行法の「失業保険条例」 (1999 年施行)は企業と 預金基準金利 3.50 き下げることを決定した。 追加景気対策の一環で、失業保険料の掛け率は総賃 金の 3%から 2%に下げられる。 貸出基準金利 4.00 ◇失業保険料の引き下げを決定、国務院 現行法の「失業保険条例」 (1999年施行)は企業と 社員個人の負担比率を 2%:1%としているが、国務院 社員個人の負担比率を2%:1%としているが、国 は今回の引き下げ後の負担比率については各地に委ね 1.00 る方針で、省毎に差異が発生することが想定される。 務院は今回の引き下げ後の負担比率については各地 2010年 2011年 2013年 jan jul oct jan apr jul oct jan 2012年 apr jul oct jan apr jul oct jan apr jul oct jan apr 0.00 2014年 2015 ◇人民元の世界シェア第 5 位に ◇人民元の世界シェア第5位に 中国全土に先駆けて今年 1 月 1 日から失業保険料を に委ねる方針で、省毎に差異が発生することが想定 2%に引き下げた浙江省では、企業と社員個人の負担比 される。中国全土に先駆けて今年1月1日から失業 率を 保険料を2%に引き下げた浙江省では、企業と社員 1.5%:0.5%としており、他の省も追随する可能 性もある。 個人の負担比率を1.5%:0.5%としており、他の省 人民元が決済通貨で世界第 5 位のシェアに浮上した 国務院は今回の引き下げで、400 億元以上(約 7,600 ことがわかった。 億円)の企業負担の軽減につながるとしている。 これは、世界的な金融機関の間の通信ネットワーク 人民元が決済通貨で世界第5位のシェアに浮上し たことがわかった。 も追随する可能性もある。 国務院は今回の引き下げで、400億元以上(約7,600 億円)の企業負担の軽減につながるとしている。 ◇外商投資産業指導目録 15 年版が発 クを運営する組織である決済国際銀行間金融通信協 表 ( Society for Worldwide Interbank Financial これは、世界的な金融機関の間の通信ネットワー を運営する組織である決済国際銀行間金融通信協会 会(Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication 、通称 SWIFT、本部:ベルギー) ◇外商投資産業指導目録15年版が発表 Telecommunication 、通称SWIFT、本部:ベルギー) 3月13日、国家発展改革委員会と商務部は3月13 が1月28日に発表したもので、人民元決済が2014年 日、外資導入のガイドライン「外商投資産業指導目 に倍増 (102%増)した結果、2013年の13位から5位 録」を改訂し、2015年版として公布し、4月10日か にまで急浮上したとしている。 ら施行する。※日本語訳など詳細はメルマガ「東海 2014年 の 決 済 通 貨 の 世 界 ト ッ プ 5 は、 米 ド ル 日中貿易センター NEWS 2015年3月17日号」に掲載。 44.64%、ユーロ28.30%、英ポンド7.92%、日本円 2.69%、人民元2.17%の順で、人民元はカナダドル、 豪ドルなどよりも多く決済に利用されている通貨と Tokai Japan-China Trade Center 2015.4 (15) 中国経済データ <ご注意> 伸率は前年同期比を%で表示。減少は▲または-で表示。速報値と確定値が混在しているため、 不確定なデータが含まれている。 日本の対中貿易(日本側統計) 単位:億円、% 年 月 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年2月 2015年1-2月 輸 出 金 額 伸 率 102,356 ▲21.0 130,856 27.8 129,021 ▲1.4 115,091 ▲10.8 126,252 9.7 133,844 6.0 8,889 ▲17.3 19,309 ▲0.3 輸 入 金 額 伸 率 114,360 ▲22.9 134,130 17.3 146,419 9.2 150,387 2.7 176,600 17.4 192,082 8.8 16,578 39.4 34,364 10.9 差 引 金 額 備 考 ▲12,004 赤字縮小 ▲3,274 赤字縮小 ▲17,398 赤字拡大 ▲35,296 赤字拡大 ▲50,348 赤字拡大 ▲58,238 赤字拡大 ▲7,689 赤字拡大 ▲15,055 赤字拡大 出所:日本・財務省貿易統計を基に一部加筆 2月の国・地域別の貿易 内訳 輸 入 総額 アメリカ EU アジア うち中国 総額 アメリカ EU アジア うち中国 内訳 輸 出 単位:億円、% 金 額 59,411 12,157 6,211 30,684 8,889 63,657 5,840 6,234 32,185 16,578 構成比 100.0 20.5 10.5 51.6 15.0 100.0 9.2 9.8 50.6 26.0 2月の主な増減品目 輸出 減少 輸入 増加 1 2 3 1 2 3 単位:% 概況品名 自動車 有機化合物 自動車の部分品 衣類・同付属品 金属製品 織物用糸・繊維製品 伸率 ▲55.4 ▲32.0 ▲24.4 +80.2 +93.7 +77.5 寄与度 ▲2.9 ▲2.4 ▲1.2 +7.8 +2.5 +1.7 出所:日本・財務省 出所:日本・財務省貿易統計を基に一部加筆 名古屋税関管内の対中貿易 単位:億円、% 年月 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年2月 2015年1-2月 金 額 16,836 22,358 22,941 20,594 23,913 25,217 1,559 3,584 輸 出 伸 率 ▲21.1 32.8 2.6 ▲10.2 16.1 5.5 ▲24.2 ▲4.6 全国比 16.4 17.1 17.8 17.9 18.9 18.8 17.5 17.7 金 額 14,039 16,318 18,835 19,512 20,971 22,515 2,113 3,769 輸 入 伸 率 ▲27.9 16.2 15.4 3.6 7.5 7.4 46.7 14.3 全国比 12.3 12.2 12.9 13.0 11.9 11.7 12.7 12.5 差 引 金額 備 考 2,797 黒字拡大 6,040 黒字拡大 4,106 黒字縮小 1,082 黒字縮小 2,942 黒字拡大 2,702 黒字縮小 ▲554 赤字化 ▲888 赤字拡大 出所:名古屋税関の発表資料を基に一部加筆 ※名古屋税関管内 国際貿易港:名古屋港、三河港、衣浦港、清水港、田子の浦港、御前崎港、四日市港、尾鷲港、津港 国際空港:中部空港、静岡空港 2月の国・地域別の貿易 内訳 輸 入 内訳 輸 出 総額 アメリカ EU アジア うち中国 総額 アメリカ EU アジア うち中国 単位:億円、% 金 額 14,502 4,020 1,907 4,970 1,559 8,395 571 812 4,418 2,113 出所:名古屋税関の発表資料を基に一部加筆 (16) Tokai Japan-China Trade Center 2015.4 構成比 100.0 27.7 13.1 34.3 10.8 100.0 6.8 9.7 52.6 25.2 2月の主な増減品目 増加 輸出 輸入 減少 増加 減少 1 1 2 3 1 1 2 3 出所:名古屋税関 概況品名 半導体等製造装置 自動車の部分品 金属加工機械 自動車 衣類及び同付属品 原動機 金属製品 がん具及び遊戯用具 単位:% 伸率 寄与度 +105.6 +0.6 ▲19.9 ▲4.1 ▲42.2 ▲2.4 ▲41.4 ▲2.2 +70.9 +8.7 +208.0 +3.1 +82.6 +2.4 ▲30.7 ▲1.3 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較 中国への輸出額の月別伸率 (%) 中国への輸出額の月別伸率(%) 中国への輸出額の月別伸率(%) 中国への輸出額の月別伸率(%) 中国への輸出額の月別伸率(%) 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較 中国からの輸入額の月別伸率 (%) 中国からの輸入額の月別伸率(%) 中国からの輸入額の月別伸率(%) 中国からの輸入額の月別伸率(%) 中国からの輸入額の月別伸率(%) 中国への輸出額の月別伸率(%) 中国への輸出額の月別伸率(%) 中国からの輸入額の月別伸率(%) 中国からの輸入額の月別伸率(%) 日本の輸出における中国構成比の推移(%) 日本の輸出における中国構成比の推移(%) 日本の輸出における中国構成比の推移 (%) 日本の輸出における中国構成比の推移(%) 日本の輸出における中国構成比の推移(%) 日本の輸入における中国構成比の推移(%) 日本の輸入における中国構成比の推移(%) 日本の輸入における中国構成比の推移 (%) 日本の輸入における中国構成比の推移(%) 日本の輸入における中国構成比の推移(%) 日本の輸出における中国構成比の推移(%) 日本の輸出における中国構成比の推移(%) 日本の輸入における中国構成比の推移(%) 日本の輸入における中国構成比の推移(%) 中国の対外貿易 中国の対外貿易 中国の対外貿易 中国の対外貿易 中国の外資導入 中国の外資導入 中国の外資導入 中国の外資導入 単位:億ドル、% 単位:件、億ドル 単位:億ドル、% 単位:件、億ドル 単位:億ドル、% 単位:件、億ドル 単位:億ドル、% 単位:件、億ドル 中国の対外貿易 中国の外資導入 輸出 輸入 件数 実行ベース金額 輸出 輸入 件数 実行ベース金額 年月 年月 実行ベース金額 輸出輸出 輸入輸入 件数件数 実行ベース金額 年月 年月 単位:億ドル、% 金額 伸率 金額 伸率 件数 伸率 伸率 金額 金額 単位:件、億ドル 伸率 年月年月 年月年月 金額 伸率 金額 伸率 件数 伸率 中国の対外貿易 中国の外資導入 中国の対外貿易 中国の外資導入 金額金額 伸率伸率 金額金額 伸率伸率 件数件数 伸率伸率 金額金額 伸率伸率 2009 年 12,016▲16.0 ▲16.0 単位:億ドル、% 10,059▲11.2 ▲11.2 2009 年 23,435 ▲14.8 900.3 900.3 ▲2.6 ▲2.6 件 数 実行ベース金額 輸 出 輸 入 2009 年 12,016 10,059 2009 年 23,435 ▲14.8 単位:件、億ドル 2009 12,016▲16.0 ▲16.0 10,059▲11.2 ▲11.2 20092009 年 23,435▲14.8 ▲14.8 900.3 900.3 ▲2.6 単位:億ドル、% 単位:件、億ドル 2009 年 年 12,016 10,059 年年 月 23,435 ▲2.6 年 月 2010 年 15,778 31.3 13,962 38.8 2010 年 27,406 16.9 1,057.4 17.4 件 数 伸 率 金 額 伸 率 金 額 伸 率 金 額 伸 率 2010 年 年 15,778 31.3 13,962 38.8 2010 年 年 27,406 16.9 1,057.4 17.4 輸出輸出31.3 輸入輸入38.8 件数件数16.9 実行ベース金額 15,778 31.3 13,962 38.8 2010 2010 27,406 16.9 1,057.4 1,057.4 実行ベース金額 20102010 年 15,778 13,962 年年月 27,406 17.417.4 年月年月 2011 年 18,986 20.3 17,436 24.9 2011 年 27,712 1.1 1,160.1 9.7 年月 2009年 23,435 ▲14.8 900.3 ▲2.6 2009年 12,016 ▲16.0 10,059 ▲11.2 2011 年 18,986 20.3 17,436 24.9 2011 年 27,712 1.1 1,160.1 9.7 金額 件数件数 金額 伸率 18,986 伸率 20.3 金額 17,436 伸率 24.9 20112011 27,712 伸率 1.1 1,160.1 1,160.1 9.7 金額 伸率 金額 伸率 伸率 金額 伸率 20112011 年 年 18,986 20.3 17,436 24.9 年 年 27,712 1.1 9.7 2012 年 20,489▲16.0 7.9 13,962 18,178▲11.2 4.3 2012 年 24,925▲14.8 ▲10.1 1,117.2 ▲3.7 2010年 27,406 16.9 1,057.4 17.4 2012 年 20,489 7.9 18,178 4.3 2012 年 24,925 ▲10.1 1,117.2 ▲3.7 2010年 15,778 31.3 38.8 2009 年 12,016 10,059 2009 年 23,435 900.3 ▲2.6 2012 20,489 7.9 7.9 18,178 4.3 4.3 20122009 2012 24,925▲10.1 ▲10.1 1,117.2 1,117.2 ▲3.7 12,016 ▲16.0 10,059 ▲11.2 23,435 ▲14.8 900.3 ▲3.7 ▲2.6 20122009 年 年 20,489 18,178 年 年 24,925 2013 年 22,100 31.3 7.9 17,436 19,503 38.8 7.3 2013 年 22,773 ▲8.6 ▲8.6 1,175.9 5.3 2013 年 年 22,100 7.97.9 19,503 7.37.3 2013 年 年 22,773 1,175.9 5.35.3 2011年 27,712 1.1 1,175.9 1,160.1 17.4 9.7 2011年 18,986 2010 年 15,778 13,962 2010 年 27,406 16.9 1,057.4 2013 22,100 20.3 19,503 24.9 2013 22,773 ▲8.6 ▲8.6 1,175.9 2010 15,778 13,962 2010 27,406 16.9 1,057.4 2013 年 22,100 7.931.3 19,503 7.338.8 2013 年 22,773 5.317.4 2014 年 23,427 6.1 19,602 0.4 2014 年 23,778 4.4 1,195.6 1.7 2014 年 23,427 6.1 19,602 0.4 2014 年 23,778 4.4 1,195.6 1.7 2012年 24,925 1,117.2 ▲3.7 2012年 20,489 7.9 4.324.9 20112011 年 年 18,986 17,436 2011 年 年 27,712 1.11.1 1,160.1 9.7 2014 23,427 20.3 6.1 18,178 19,602 24.9 0.4 2014 2014 23,778 ▲10.1 4.4 1,195.6 1,195.6 1.7 18,986 17,436 2011 27,712 1,160.1 9.7 2014 年 23,427 6.120.3 19,602 0.4 年 23,778 4.4 1.7 2015 年 2 月 1,692 48.3 1,086 ▲20.5 2015 年 2 月 1,565 49.7 85.6 0.2 2015 年 2 月 1,692 48.3 1,086 ▲20.5 2015 年 2 月 1,565 49.7 85.6 0.2 2013年 22,773 ▲8.6 1,175.9 5.3 20122012 年 2年 20,489 7.948.3 18,178 4.3 20122012 年 2年 24,925 2013年 22,100 7.9 7.3 2015 1,692 48.3 1,086▲20.5 ▲20.5 2015 1,565▲10.1 49.7 1,117.2 85.6 ▲3.7 0.2 20,489 7.9 19,503 18,178 4.3 2015 24,925 ▲10.1 1,117.2 ▲3.7 2015 年 月2 月 1,692 1,086 年 月2 月 1,565 49.7 85.6 0.2 2015 年 1-2 3,694 15.0 15.0 2,487▲20.2 ▲20.2 2015 年 1-2 3,831 38.6 38.6 224.8 16.4 2015 年 1-2 月 月 3,694 2,487 2015 年 1-2 月 月 3,831 224.8 16.4 2013 年 22,100 7.915.0 19,503 7.3 2013 年 22,773 5.316.4 2014年 23,778 4.4 1,175.9 1,195.6 1.7 2014年 6.1 0.4 2015 3,694 15.0 2,487▲20.2 ▲20.2 2015 3,831 ▲8.6 38.6 224.8 2013 年 1-2 22,100 7.9 19,602 19,503 7.3 2015 2013 年 1-2 22,773 ▲8.6 1,175.9 5.3 2015 年 1-2 月 月 23,427 3,694 2,487 年 1-2 月 月 3,831 38.6 224.8 16.4 出所:中国税関総署 出所:中国商務部 ※金融セクターを除く 出所:中国税関総署 出所:中国商務部 ※金融セクターを除く 2014 年 23,427 6.1 19,602 0.4 2014 年 23,778 4.4 1,195.6 1.7 2015年2月 1,565 49.7 85.6 0.2 2015年2月 1,692 48.3 1,086 ▲20.5 出所:中国税関総署 出所:中国商務部 ※金融セクターを除く 2014 年 23,427 6.1 19,602 0.4 出所:中国商務部 2014 年 23,778 4.4 1,195.6 1.7 出所:中国税関総署 ※金融セクターを除く 20152015 年 2年 月2 月 1,692 48.348.3 1,086 ▲20.5 2015 年 2年 月2 月 1,565 85.685.6 0.216.4 2015年1-2月 3,831 38.6 224.8 2015年1-2月 3,694 2,487 1,692 15.0 1,086▲20.2 ▲20.5 2015 1,565 49.7 49.7 0.2 中国外資導入の月別伸率(%) 2015 年 1-2 月 月 3,694 2,487 中国対外貿易の月別伸率(%) 2015 年 1-2 月 月 3,831 16.416.4 中国外資導入の月別伸率(%) 2015 年 1-2 3,694 15.015.0 2,487▲20.2 ▲20.2 中国外資導入の月別伸率(%) 中国対外貿易の月別伸率(%) 2015 年 1-2 3,831 38.638.6 224.8 224.8 出所:中国商務部 ※金融セクターを除く 中国外資導入の月別伸率(%) 出所:中国税関総署 中国対外貿易の月別伸率(%) 中国対外貿易の月別伸率(%) 出所:中国税関総署 出所:中国商務部 ※金融セクターを除く 出所:中国税関総署 出所:中国商務部 ※金融セクターを除く 中国対外貿易の月別伸率 (%) 中国対外貿易の月別伸率(%) 中国対外貿易の月別伸率(%) 中国外資導入の月別伸率(%) 中国外資導入の月別伸率(%) 中国外資導入の月別伸率(%) Tokai Japan-China Trade Center 2015.4 (17) 中国の物価動向 中国の物価動向 中国の物価動向 中国の物価動向 中国の物価動向 消費者物価指数CPI(%) 中国の物価動向 消費者物価指数CPI(%) 消費者物価指数CPI(%) 中国の物価動向 消費者物価指数CPI(%) 消費者物価指数CPI (%) 222月 月 月 22 月 月 消費者物価指数CPI(%) 消費者物価指数CPI(%) 2月 消費者物価指数 1.4 消費者物価指数 1.4 消費者物価指数CPI(%) 消費者物価指数 消費者物価指数 消費者物価指数 消費者物価指数 うち都市 うち都市 うち都市 うち都市 うち都市 消費者物価指数 消費者物価指数 うち都市 農村 農村 消費者物価指数 農村 農村 農村 うち都市 うち都市 うち食品 うち食品 農村 うち都市 うち食品 うち食品 うち食品 農村 農村 食品以外 食品以外 うち食品 農村 食品以外 食品以外 食品以外 うち食品 うち食品 うち消費財 うち消費財 うち食品 食品以外 うち消費財 うち消費財 うち消費財 食品以外 食品以外 サービス サービス 食品以外 うち消費財 サービス サービス サービス うち消費財 うち消費財 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 うち消費財 出所:中国国家統計局 サービス 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 サービス サービス 1.4 1.4 1.4 22月 月1.5 1.4 2 月1.5 1.5 1.5 1.5 1.4 1.4 1.5 1.2 1.41.2 1.2 1.2 1.2 1.5 1.52.4 1.2 1.52.4 2.4 2.4 2.4 1.2 1.20.9 2.4 1.20.9 0.9 0.9 0.9 2.4 2.41.1 2.41.1 0.9 1.1 1.1 1.1 0.9 0.92.2 0.92.2 1.1 2.2 2.2 2.2 1.1 1.1 1.1 2.2 2.2 2.2 1-2 1-2 月 1-2月 月 1-2 1-2 月 月 1-2月 1.1 1.1 1.1 1.1 1.1 1-2 1-2月 月 1.1 1.2 1-2 1.2 月 1.2 1.2 1.2 1.1 1.10.9 1.2 1.10.9 0.9 0.9 0.9 1.2 1.21.7 0.9 1.21.7 1.7 1.7 1.7 0.9 0.90.8 1.7 0.90.8 0.8 0.8 0.8 1.7 1.70.8 1.70.8 0.8 0.8 0.8 0.8 0.8 0.81.8 0.81.8 0.8 1.8 1.8 1.8 0.8 0.8 0.8 1.8 1.8 1.8 サービス 2.2 1.8 出所:中国国家統計局 消費者物価指数CPIの月別推移(%) 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 消費者物価指数CPIの月別推移(%) 消費者物価指数CPIの月別推移(%) 出所:中国国家統計局 消費者物価指数CPIの月別推移(%) 消費者物価指数CPIの月別推移 (%) 消費者物価指数CPIの月別推移(%) 消費者物価指数CPIの月別推移(%) 中国の景気動向 中国の景気動向 中国の景気動向 中国の景気動向 中国の景気動向 中国の景気動向 製造業PMI 製造業PMI 中国の景気動向 製造業PMI 製造業PMI 製造業PMI 製造業PMI 製造業PMI ※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数 ※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数 ※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数 ※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数 ※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数 ※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数 景気後退<50<景気拡大 景気後退<50<景気拡大 景気後退<50<景気拡大 景気後退<50<景気拡大 景気後退< 50 <景気拡大 景気後退<50<景気拡大 ※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数 ※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数 ※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数 景気後退<50<景気拡大 非製造業(サービス業)PMI 非製造業(サービス業)PMI 景気後退<50<景気拡大 非製造業(サービス業)PMI 景気後退<50<景気拡大 非製造業(サービス業)PMI 非製造業 (サービス業)PMI 非製造業(サービス業)PMI 非製造業(サービス業)PMI 非製造業(サービス業)PMI 工業生産者物価指数PPI(%) 工業生産者物価指数PPI(%) 工業生産者物価指数PPI(%) 222月 月 月 22 月 月 工業生産者物価指数PPI(%) 工業生産者物価指数PPI(%) 工業生産者物価指数(PPI) ▲4.8 工業生産者物価指数(PPI) ▲4.8 工業生産者物価指数PPI(%) 工業生産者物価指数PPI (%) 1-2 月 1-2 月 1-2 月 1-2 1-2 月 月 ▲4.6 ▲4.6 工業生産者物価指数(PPI) ▲4.8 ▲4.6 2月 1-2月 工業生産者物価指数(PPI) ▲4.8 ▲4.6 工業生産者物価指数(PPI) 22月 ▲4.81-2 ▲4.6 月 月 1-2 月 うち生産資材 ▲5.9 うち生産資材 ▲6.2 ▲5.9 2 月▲6.2 月 うち生産資材 ▲6.2 ▲5.9 工業生産者物価指数 (PPI) ▲4.8 ▲4.6 うち生産資材 ▲6.2 ▲5.9 うち生産資材 ▲6.21-2 ▲5.9 工業生産者物価指数(PPI) ▲4.8 ▲4.6 工業生産者物価指数(PPI) ▲4.8 ▲4.6 生活資材 ▲0.1 ▲0.1 生活資材 ▲0.1 ▲0.1 工業生産者物価指数(PPI) ▲4.8 ▲4.6 生活資材 ▲0.1 ▲0.1 うち生産資材 ▲6.2 ▲5.9 生活資材 ▲0.1 ▲0.1 生活資材 ▲0.1 ▲0.1 うち生産資材 ▲6.2 ▲5.9 うち生産資材 ▲6.2 ▲5.9 うち食品 ▲0.1 ▲0.2 うち食品 ▲0.1 ▲0.2 うち生産資材 ▲6.2 ▲5.9 うち食品 ▲0.1 ▲0.2 うち食品 ▲0.1 ▲0.2 生活資材 ▲0.1 ▲0.1 うち食品 ▲0.1 ▲0.2 生活資材 ▲0.1 ▲0.1 生活資材 衣類 ▲0.10.8 ▲0.10.8 0.8 生活資材 衣類 ▲0.10.8 ▲0.1 衣類 0.8 0.8 衣類 0.8 衣類 0.8 ▲0.2 0.8 うち食品 ▲0.1 ▲0.20.8 うち食品 ▲0.1 うち食品 ▲0.1 ▲0.2 一般日用品 ▲0.2 ▲0.1 一般日用品 ▲0.2 ▲0.1 うち食品 ▲0.1 ▲0.2 一般日用品 ▲0.2 ▲0.1 一般日用品 ▲0.2 ▲0.1 一般日用品 ▲0.2 ▲0.1 衣類 0.8 0.8 衣類 0.8 0.8 衣類 0.8 0.8 耐久消費財 ▲0.6 ▲0.7 耐久消費財 ▲0.6 ▲0.7 衣類 0.8 0.8 耐久消費財 ▲0.6 ▲0.7 耐久消費財 ▲0.6 ▲0.7 耐久消費財 ▲0.6 ▲0.1 ▲0.7 一般日用品 ▲0.2 一般日用品 ▲0.2 ▲0.1 一般日用品 ▲0.2 ▲0.1 工業生産者仕入物価指数 ▲5.9 ▲5.5 工業生産者仕入物価指数 ▲5.9 ▲5.5 一般日用品 ▲0.2 ▲0.1 工業生産者仕入物価指数 ▲5.9 ▲5.5 工業生産者仕入物価指数 ▲5.9 ▲5.5 工業生産者仕入物価指数 ▲5.9 ▲0.7 ▲5.5 耐久消費財 ▲0.6 耐久消費財 ▲0.6 ▲0.7 耐久消費財 ▲0.6 ▲0.7 うち燃料、動力類 ▲12.0 ▲10.9 うち燃料、動力類 ▲12.0 ▲10.9 耐久消費財 ▲0.6 ▲0.7 うち燃料、動力類 ▲12.0 ▲10.9 うち燃料、動力類 ▲12.0 ▲10.9 うち燃料、動力類 ▲12.0 ▲5.5 ▲10.9 工業生産者仕入物価指数 ▲5.9 工業生産者仕入物価指数 ▲5.9 ▲5.5 工業生産者仕入物価指数 ▲5.9 ▲5.5 ※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数 ※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数 工業生産者仕入物価指数 ▲5.9 ▲5.5 ※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数 ※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数 ※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数 うち燃料、動力類 ▲12.0 ▲10.9 うち燃料、動力類 ▲12.0 ▲10.9 うち燃料、動力類 ▲12.0 ▲10.9 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 うち燃料、動力類 ▲12.0 ▲10.9 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 ※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数 ※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数 ※工業生産者物価指数 (PPI)=出荷価格指数=卸売指数 ※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 工業生産者物価指数PPIの月別推移(%) 工業生産者物価指数PPIの月別推移(%) 出所:中国国家統計局 工業生産者物価指数PPIの月別推移(%) 工業生産者物価指数PPIの月別推移(%) 工業生産者物価指数PPIの月別推移(%) 工業生産者物価指数PPIの月別推移(%) 工業生産者物価指数PPIの月別推移 (%) 工業生産者物価指数PPIの月別推移(%) 中国の財政収入の伸率(歳入、%) 中国の財政収入の伸率(歳入、%) 中国の財政収入の伸率(歳入、%) 中国の財政収入の伸率(歳入、%) 中国の財政収入の伸率(歳入、%) 中国の財政収入の伸率(歳入、%) 中国の財政収入の伸率 (歳入、%) 中国の財政収入の伸率(歳入、%) 一日当たりの発電量の月別伸率(%) 一日当たりの発電量の月別伸率(%) 一日当たりの発電量の月別伸率 (%) 一日当たりの発電量の月別伸率(%) 一日当たりの発電量の月別伸率(%) 一日当たりの発電量の月別伸率(%) 一日当たりの発電量の月別伸率(%) 一日当たりの発電量の月別伸率(%) 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 粗鋼生産量の月別伸率(%) 粗鋼生産量の月別伸率(%) 出所:中国国家統計局 粗鋼生産量の月別伸率 (%) 粗鋼生産量の月別伸率(%) 粗鋼生産量の月別伸率(%) 粗鋼生産量の月別伸率(%) 粗鋼生産量の月別伸率(%) 粗鋼生産量の月別伸率(%) 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 消費財小売総額の月別伸率 (%) 消費財小売総額の月別伸率(%) 消費財小売総額の月別伸率(%) 出所:中国国家統計局 消費財小売総額の月別伸率(%) 出所:中国国家統計局 消費財小売総額の月別伸率(%) 消費財小売総額の月別伸率(%) 消費財小売総額の月別伸率(%) 消費財小売総額の月別伸率(%) 出所:中国財政部 出所:中国財政部 出所:中国財政部 出所:中国財政部 出所:中国財政部 出所:中国財政部 出所:中国財政部 出所:中国財政部 出所:中国財政部 Tokai Japan-China Trade Center 2015.4 (18) 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 中国の固定資産投資 中国の固定資産投資 中国の固定資産投資 1-2月の固定資産投資 中国の自動車販売台数 1-21-2 月の固定資産投資 月の固定資産投資 (億元) 伸率(%) 中国の固定資産投資 投資額 投資額(億元) 投資額(億元) 伸率(%) 伸率(%) 固定資産投資 34,477 13.9 34,477 13.913.9 1-2固定資産投資 月の固定資産投資 固定資産投資 34,477 産業別 産業別 投資額(億元) 伸率(%) 産業別 中国の固定資産投資 第一次産業 554 第一次産業 554 554 36.3 36.3 固定資産投資 34,477 13.936.3 第一次産業 1-2 月の固定資産投資 第二次産業 13,055 11.5 第二次産業 13,055 11.5 産業別 第二次産業 第三次産業 第三次産業 第一次産業 第三次産業 固定資産投資 地域別 地域別 第二次産業 地域別 産業別 東部 東部 第三次産業 東部 第一次産業 中部中部 地域別 中部 第二次産業 西部 東部西部 西部 13,055 11.5 34,477 13,055 13.9 11.5 投資額(億元) 伸率(%) 20,869 20,869 14.8 554 36.314.8 20,869 14.8 18,323 13.0 18,323 20,869 14.813.0 18,323 13.0 554 36.3 8,090 16.516.5 8,090 8,090 16.5 13,055 11.5 7,736 13.7 18,323 7,736 13.713.013.7 7,736 第三次産業 中部 地域別 西部 固定資産投資の伸率(%) 固定資産投資の伸率(%) 固定資産投資の伸率 (%) 東部 中部 固定資産投資の伸率(%) 西部 20,869 8,090 7,736 18,323 8,090 7,736 14.8 16.5 13.7 13.0 16.5 13.7 中国の自動車販売台数 中国の自動車販売台数 自動車 自動車 年 月 中国の自動車販売台数 自動車 年月 台数:万台 台数:万台 台数:万台 乗用車 商用車 年月 乗用車 商用車 乗用車台数:万台 商用車 2011年 1,850 1,447 403 20112011 年 年 1,850 1,447 403 403 自動車 1,850 1,447 年月 中国の自動車販売台数 2012年 1,930 乗用車 1,550 商用車 381 2012 年 1,930 1,550 381 2012 年 1,930 1,550 381 台数:万台 2,198 1,793 406 2013 年 2,198 1,793 406 20112013年 1,850 1,447 403 2013 年 2,198 1,793 406 自動車 2,349 1,970 379 2014 年 年 2,349 1,970 379 20122014年 1,930 1,550 381 379 2014 2,349 1,970 年月 乗用車 商用車 2015 年 2年 月2 月 159159 140 140 20 2020 140 20132015年2月 2,198 1,793 406 2015 159 2011 年月 1,850 1,447 2015 年 1-2 391 343 48 403 391 343 20142015年1-2月 2,349 1,970 379 2015 年 1-2 月 391 343 4848 2012 年 1,930 1,550 381 出所:中国汽車工業協会 ※中国国産車のみ。輸入車を含まず。 2015 年2月 159 140 20 出所:中国汽車工業協会 ※中国国産車のみ。輸入車を含まず。 出所:中国汽車工業協会 ※中国国産車のみ。輸入車を含まず。 2013 年 2,198 1,793 406 2015 年 1-2 月 391 343 48 2014 年 2,349 1,970 379 自動車販売台数の月別伸率(%) 自動車販売台数の月別伸率(%) 自動車販売台数の月別伸率 (%) 出所:中国汽車工業協会 ※中国国産車のみ。輸入車を含まず。 2015 年 2 月 159 140 20 2015 年 1-2 月 391 343 48 自動車販売台数の月別伸率(%) 出所:中国汽車工業協会 ※中国国産車のみ。輸入車を含まず。 自動車販売台数の月別伸率(%) 固定資産投資の伸率(%) 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 中国の不動産開発投資 中国の不動産開発投資 中国の不動産開発投資 日系乗用車のシェア推移 (%) 日系乗用車のシェア推移(%) 日系乗用車のシェア推移(%) 20142014 年 年 2014年 中国の不動産開発投資 出所:中国国家統計局 日系乗用車のシェア推移(%) 金額:億元 金額:億元 金額:億元 2015 年 1-2 月 月 2015年1-2月 2015 年 1-2 金額金額伸率 伸率伸率 金額 金額 金額:億元 金額 伸率 金額 伸率 伸率 不動産開発投資 95,036 10.510.5 2015 8,786 2014 年 年 1-210.4 月 10.4 不動産開発投資 95,036 8,786 不動産開発投資 95,036 10.5 8,786 10.4 中国の不動産開発投資 うち住宅 64,352 9.2 9.2 5,922 5,922 9.1 9.1 金額64,352 伸率 金額 うち住宅 64,352 5,922伸率 うち住宅 9.2 9.1 金額:億元 地域別 東部東部 52,941 10.4 5,338 11.1 不動産開発投資 95,036 10.5 8,786 10.4 地域別 52,941 10.4 5,338 11.1 地域別 東部 52,941 10.4年 5,338 2014 2015 年 11.1 1-2 月 8.5 3.9 うち住宅中部中部 14,552 64,352 9.2 8.5 1,609 5,922 9.1 3.9 14,552 1,609 3.9 中部 14,552 8.5 1,609 金額 伸率 金額 伸率 12.8 1,840 8.6 8.6 地域別 西部 東部西部 14,323 52,941 10.4 5,338 1,840 11.1 西部 14,323 14,323 12.8 12.8 不動産開発投資 95,036 10.5 1,840 8,786 8.6 10.4 出所:中国国家統計局 中部 14,552 8.5 1,609 3.9 出所:中国国家統計局 うち住宅 64,352 9.2 5,922 9.1 出所:中国国家統計局 西部 14,323 12.8 1,840 8.6 地域別 東部 52,941 10.4 5,338 11.1 出所:中国国家統計局 中国の工業 中国の工業中部 14,552 8.5 1,609 3.9 中国の工業 工業付加価値の伸率(%) 西部 14,323 12.8 1,840 8.6 工業付加価値の伸率(%) 工業付加価値の伸率 (%) 中国の工業 出所:中国国家統計局 1-2 1-2 月 月 1-2月 一定規模以上の工業生産 6.8 6.8 工業付加価値の伸率(%) 一定規模以上の工業生産 内訳内訳 鉱業鉱業 4.2 一定規模以上の工業生産 6.8 4.2 1-2 月 中国の工業 製造業 7.5 一定規模以上の工業生産 6.8 内訳 鉱業 4.2 7.5 製造業 工業付加価値の伸率(%) 4.0 内訳 電気・ガス・熱・水生産供給業 鉱業電気・ガス・熱・水生産供給業 4.2 製造業 7.5 4.0 1-2 月 内訳内訳 国有企業 2.2 製造業 7.5 国有企業 電気・ ガス・熱・水生産供給業 4.0 2.2 一定規模以上の工業生産 6.8 集団企業 3.0 電気・ガス・熱・水生産供給業 4.0 集団企業 内訳 国有企業 2.2 3.0 内訳 鉱業 4.2 7.7 内訳 株式制企業 国有企業 2.2 株式制企業 集団企業 3.0 7.7 製造業 7.5 外資系企業 4.9 集団企業 3.0 4.9 外資系企業 株式制企業 7.7 4.0 電気・ガス・熱・水生産供給業 出所:中国国家統計局 ※1 ※1 月 2月 月は合わせて発表 株式制企業 7.7 出所:中国国家統計局 2 月は合わせて発表 外資系企業 4.9 2.2 内訳 国有企業 外資系企業 4.9 集団企業 3.0 出所:中国国家統計局 ※1月2月は合わせて発表 一定規模以上の工業付加価値の月別伸率(%) 出所:中国国家統計局 ※1 月 2 月は合わせて発表 一定規模以上の工業付加価値の月別伸率(%) 株式制企業 7.7 外資系企業 4.9 一定規模以上の工業付加価値の月別伸率(%) 一定規模以上の工業付加価値の月別伸率 (%) 出所:中国国家統計局 ※1 月 2 月は合わせて発表 50% 43.3% 40% 日系乗用車のシェア推移(%) 中国系 30% ドイツ系 21.8% 20% 日系 12.5% 10% 米系 韓国系 日中間の人的往来 日中間の人的往来 0% 訪日・訪中旅行客数の推移(千人) 訪日・訪中旅行客数の推移(千人) 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 日中間の人的往来 訪日・訪中旅行客数の推移(千人) 10.6% 8.5% 1月 2月 日中間の人的往来 日中間の人的往来 訪日・訪中旅行客数の推移 (千人) 訪日・訪中旅行客数の推移(千人) 一定規模以上の工業付加価値の月別伸率(%) 出所:日本政府観光局、中国国家旅游局 出所:日本政府観光局、中国国家旅游局 ※中国側の訪中客数は 2 ヶ月遅れで発表。 ※中国側の訪中客数は 2 ヶ月遅れで発表。 出所:日本政府観光局、中国国家旅游局 ※中国側の訪中客数は 2 ヶ月遅れで発表。 出所:日本政府観光局、中国国家旅游局 出所:日本政府観光局、中国国家旅游局 ※中国側の訪中客数は 2 ヶ月遅れで発表。 ※中国側の訪中客数は2 ヶ月遅れで発表。 Tokai Japan-China Trade Center 2015.4 (19)
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