起こりうるルール

ルール(試合で起こるQ&A)
ノーアド方式
P51 ノーアドの試合では、レシーバーはどちらかのコートでレシーブするかを速や
かに選択しなければならない。一度選択した後に変更することはできない。
ノーアドの試合で、誤ってスタンダード方式で行い、誤りに気づいたら
① 誤りに気がついた時デュースであったら、直ちにノーアドに切り替える。
② 誤りに気がついた時アドバンテージAなら、もう1ポイントプレーする。
a)次に、Aが取ればゲームAで終了する
b)次に、Bが取ればデュースになり、ここでノーアドに切り替える
誤りに気がついた時ゲーム終了だったら、その結果は成立する。
トイレットブレ-ク
P78 トイレットブレ-クは男女ともセットブレイク時にとることが出来る。
但し状態が深刻であると審判が判断したときは、当該選手のサービス前に
緊急処置として認める。理にかなった時間内とする。
回数は次のとおり
男 子
女 子 シングルス ダブルス シングルス ダブルス
3セット
一人1回 ペア2回 一人2回 ペア2回
8ゲーム
緊急時に限り シングルス一人1回
1セットマッチ ダブルス ペアで1回
コンタクトレンズと眼鏡
P47 試合中コンタクトレンズを落としてしまった場合は理にかなった時間内で付近を
探す事ができる。又、代用品の眼鏡・コンタクトが会場にあれば用具の不具合と
して、理にかなった時間内で取りに行く事が出来る。審判がついていく。
但し落 した時点
ンタク を紛失、又は眼鏡 ンタク を破損した場合 限る。
但し落とした時点でコンタクトを紛失、又は眼鏡・コンタクトを破損した場合に限る。
理由なく取り替えたい、あるいは汚れたという理由では、コートを離れて取り換え
に行くことはできない。
P50 プレーを止めたプレーヤーの失点(観客のたてる声・音は妨害の理由にならない)
再発を防ぐ為、適切な対応をとる必要がある。(観客に注意する等)
インプレー中コート外の
アウトのコールでプレーを
止めた
メディカルタイムアウト
P56 メディカルタイムアウトを取りたい時は、レフェリーかロービングに申し出る。
トレーナーのいない大会ではプレーヤー自身が手当てをすることが出来るが
レフェリー又はロービングによって手当てを必要とする状態かどうか確認後
その許可を得て3分以内に処置をする。
コーチング
P23 耳に聞こえるものであろうと目に見えるものであろうと、又どのような形であろうと
P51 プレーヤーに対する情報伝達、助言、指図等は全てコーチングとみなす。
但し雨などで試合が中断され、コートを離れた(時は←削除)時にはコーチングを受ける事が
できる。
チーム対抗戦の場合はプレーヤー・チームはコート内のコーチからエンドチェンジ
の90秒間、セットブレークの120秒間にコーチングを受けても良い。
但しコート内のコーチはコート外からの誰からもコーチングを受ける事はできない。
ナイスショット、ガンバレ、先リード、ポイント、もう1本などの言葉はコーチングに
ならない。前に出ろ、ロブを使え、もっと振りぬけ、などは技術や戦術をアドバイス
しているのでコーチングと判断される。
スコアーが判らなくなった時
P55 双方のプレーヤーが合意できるスコアーまでさかのぼり、それ以降のプレーで
双方が合意できるポイントを足したスコアーから再開する。合意できなかった
ポイントは取り消される。ゲームスコアーが分らなくなった時も同様に処理する。
ポイントが始まった時すでに
コート上に転がっていた
ボール又は他の物体が
邪魔になっていたとき
P20 妨害にあたらない
間違いの訂正
間違ったエンドにいることに
P20 スタンダードゲームでもタイブレークゲームでも
~P21a)プレーヤーチームが間違ったエンドにいる事が発見された時、直ちに間違いを訂正し、
気づいた時
スコアーに応じ正しいエンドからサーブをする。
b)サーバーが間違ったサイドからサーブするのが発見された時、直ちに間違いを訂正し、
スコアーに応じた正しいサイドからサーブする。間違いが発見される前にフォルトした
サービスは、成立する。
c)パートナー同士のレシーブの隊形が入れ替わっていることに気づいた時は、そのゲー
ムだけは間違ったままでプレーを続け、そのチームが次にレシーブする順番のゲーム
になった時に本来の隊形に戻す。
サーバーの順番
スタンダードゲーム中
a)サーバーの順番が間違っていた事に気づいたときは、気づき次第本来のサーバーに
代わる。しかし気づいたときすでにゲームが終了していた場合は、入れ替わったままの
順番で続ける。(ボールチェンジは予定されていたゲーム数の1ゲーム後に行う)
間違いに気づいたとき、相手がすでに打っていたフォルトは取り消す。
ダブルスでパートナー同士のサービスの順番が間違っていた場合は、間違いに気づく
前に打たれていたフォルトは取り消されない。
タイブレークゲーム中
a)サービスの順番が間違っていた事に気づいたときは、偶数ポイントが終わった後で
気づいた場合はただちに正しい順番に戻し、奇数ポイントが終わった時気づいた場合
入れ替わったままでプレーを続ける。間違いに気づく前に打たれたサービスのフォルト
は取り消す。
ダブルスでパートナー同士のサービスの順番が間違っていた場合は、間違いに気づく
前に打たれていたフォルトは取り消さない。
セルフジャッジの試合時
判定とコールは、相手に聞こえる声と、相手に見えるハンドシグナルを使って
速やかに行う
サービスのレットはレシーバーがコールする。誤ってサーバーがサービスのレット
をコールした時は、以下の判断が下される
☆そのコールによって、プレーが停止された場合は、サーバーの失点となる
☆そのコールに、レシーバーが同意した場合は、サービスのレット
☆そのコールにかかわらず、プレーが続きポイントが終了した場合はポイントが
成立する
W.O(ウォークオーバー)
相手選手の遅刻、出場辞退などで不戦勝になった時及び対戦する両選手が試合に
現れなかった場合。その際勝者は空欄
試合前、試合中にコード違反し失格になった時
予選のサインや試合に、決められた時間に現れなかった事を意味しドロー表に結果と
して表記しなくても良い
ケガ、病気などの理由で試合を途中棄権した時
出場者が2の累乗で埋まらない場合、1回戦がない時に使う
DEF(デフォルト)
NO Show(ノーショウ)
RET(リタイア)
BYE(バイ)
レット
他のコートからボールが
入ってきた
P48 ポイントのやり直し
○但しレットがコールされる前に打たれたボールがコート内に正しく
入らない時はボールを打ったプレーヤーの失点。
○レットがコールされる前に打たれたボールが、明らかにウイニング
ショット又はエースとなった場合はボールを打ったプレーヤーの得点。
第2サービスのモーションに入った後にボールが入った場合はプレーが
妨害されたとして第1サービスからポイントをやり直す。
ノットレディーで手をあげて
いた
P48 ☆レシーバーが構えた後、サーバーが第2サービスを打つ前にレシーバーが
手を上げてノットレディーを知らせた時は第1サービスからやり直す。
☆サービスが打たれた後にノットレディーを知らせても認めない。
☆レシーバーが構える前に第2サービスが打たれた場合、その第2サービスから
やり直す。但しサービスが打たれた後ノットレディーを知らせても認められない。
インプレー中コートにある
ボールを蹴飛ばした
P49 第2サービスからのインプレー中、第1サービスのフォルトボールを蹴飛ばした。
チェアーアンパイアがつかない試合では、相手プレーヤーが妨害と判断した場合
レットをコールできる。2回目以降はその度に、相手への故意による妨害となり
失点する。
プレーヤーが着衣・持ち物
を相手コート以外の地面に
落とした
P55 落としたのがその試合で1度目ならレットをコールしてプレーを停止し、そのポイント
をやり直す 2度目以降落し物をしたら、故意による妨害と判断し失点する。
但し落としたことがプレーに影響を及ぼしていない時はポイントが成立する。
ラケットを落とすこと、シューズが脱げる事は、妨害に当たらない。
但しレットがコールされた時、下記の状況が起こった場合は、レットが取り消され
そのポイントが成立し、妨害がなかったと判断される。
☆ボールがコート内に正しく入らない場合は、そのボールを打ったプレーヤー
チ
は失点する。
チームは失点する。
☆コート内に正しく入ったボールがウイニングショット又はエースであったら
そのボールを打ったプレーヤーチームの得点となる。
インプレー中シングルス
P50 レットになる。
スティックが倒れた、ストラップ
但しレットがコールされた時に、下記の状況が起こった場合はレットは取り消され
の留め金が外れるなどネット
そのポイントは成立する。
の高さが正常でなくなった
☆ボールがコート内に正しく入らない場合は、そのボールを打ったプレーヤー
は失点。但し、ネットが高くなった場合に限り、飛んでいるボールがネットした
場合はポイントをやり直す。
☆コート内に正しく入ったボールがウイニングショットまたはエースであった場合
そのボールを打ったプレーヤーチームの得点となる。
第1サービスをフォルトし、第2サービスが打たれるまでにネットの高さが正常で
なくなった場合は、ただちに正常な高さに戻し、ポイントをやり直す。