手仕事への回帰 - 国立民族学博物館友の会

国立民族学博物館友の会 第 85 回 民族学研修の旅
手仕事への回帰
カンボジア、東北タイの機織りの現場をめぐる
2015年
都
2月1日(日)~2月9日(月)
東京・大阪発着
378,000円
期間:9日間 大人お一人様・2名1室利用<講師・添乗員同行>
1
講師:吉本
忍 [ 国立民族学博物館 名誉教授/
特別展「世界の織機と織物」(2012 年開催)実行委員長 ]
市
名
時
「伝統の森」作業場にて
10:45 発
15:45 着
大 阪 ( 関 西 )
バ
ン
コ
ク
バ
ン
コ
ク
シェムリアップ
11:00 発
15:45 着
夕 方 発
シェムリアップ
シェムリアップ
「伝統の森」に終日滞在。ここは、絹絣の
製作に必要な自然環境を再生すると同時
に、工房で働く人たちの生活の場にもなっ
ています。人の暮らしと自然のサイクルが
一体となった、布づくりの現場を見学し、
草木染も体験します。
(
「伝統の森」ゲストハウス泊)
4
シェムリアップ
午前中、地雷博物館を見学。その後、トン
レサップ湖で水上生活を営む人びとのも
とを訪ねます。午後はアンコール遺跡群の
見学のほか、市場を散策。夜は影絵芝居(ス
バエク)を鑑賞します。
(シェムリアップ泊)
5
シェムリアップ
バ
ン
コ
ク
バ
ン
コ
ク
ウ ド ン タ ニ
※伝統の森ゲストハウスでは 2〜3 名の相部屋、トイレ・シャワーは共有です。
電気の利用時間も限られていますが、伝統的な家屋での生活を体験できます。
手仕事によるモノづくりが急速
に姿を消している現代では、
織物の多くも機械生産されて
います。今回の旅ではカンボ
ジアとタイで手仕事による機
織りをおこなっている村々を
訪ね、手仕事の意義について
考えてみたいと思います。
染めの工程
■その他の必要経費(9 月 22 日現在) 成田空港使用料:2,610 円
又は関西空港使用料:3,040 円、タイ空港税 国内線出発 2 回、国
際線出発 2 回 4,700 円、カンボジア空港税 国際線出発 1 回
2,625 円、航空保険料 タイ国際航空 国際線:1,050 円、国内線:
130 円、バンコクエアウェイズ 国際線:630 円、燃油サーチャージ:
タイ国際航空 国際線:18,900 円、バンコクエアウェイズ 国際
線:6,300 円 ※原油価格や為替の変動により、変更することがあ
ります。その場合は差額を徴収又は返金させていただきます。
■ 査証(ビザ)は:カンボジア(3,600 円)、代行手数料(4,320 円)
、
写真1枚。タイは不要です。旅券の残存有効期間は6ヶ月、査証欄
余白は見開き1ページ以上必要です。
■ 利用予定ホテルは:シェムリアップ:アンコール・ホリデイ、タラ・
アンコール、ソマデヴィ・アンコール、ウドンタニ:セントラル&
コンベンションセンター、ロイエット:ロイエット、スリン:マジ
ェスティック ※上記又は同等クラスのホテルとなります。
■ 日程のご注意:日程表中の村や市場は観光地ではありませんので
農作業や宗教行事などの理由により、予定の村や市場を訪問できない
ことがあります。
空路、東京・大阪よりそれぞれバンコクへ。
着後、航空機を乗り換えて、カンボジアの
シェムリアップへ。
※添乗員は大阪より同行し(往復)、バン
コクにて合流します。
(シェムリアップ泊)
午前中はアンコール遺跡群やアンコール
国立博物館を見学。午後は内戦で失われか
けた、カンボジアの伝統的な絹絣の復興に
つとめる IKTT(クメール伝統織物研究所)
を訪問します。その後、IKTT がすすめる
プロジェクト、「伝統の森・再生計画」の
拠点である「伝統の森」へ移動 。
*「伝統の森」滞在中、IKTT を設立した
森本喜久男氏によるレクチャーの時間を
予定しています。
(
「伝統の森」ゲストハウス泊)
■最少催行人員:15 名
■御一人部屋使用料:29,000 円(伝統の森泊除く)
別途、航空機のサーチャージ(付加運賃)等、諸経費が必要となります。
詳しくは、下記「その他の必要経費」をご参照ください。
スケジュール
刻
東 京 ( 成 田 )
バ
ン
コ
ク
2
3
6
7
8
9
ウ ド ン タ
コ
ン
ケ
カ
ラ
シ
ロ イ エ ッ
ニ
ン
ン
ト
午 前 発
午 後 発
08:00 発
18:00 着
ロ イ エ ッ ト
ス
リ
ン
08:00 発
17:00 着
ス
リ
ン
ウボンラチャタニ
ウボンラチャタニ
バ
ン
コ
ク
08:00 発
バ
ン
コ
ク
22:30 発
バ
ン
コ
ク
23:15 発
東 京 ( 成 田 )
大 阪 ( 関 西 )
06:15 着
06:25 着
夕 方 発
空路、バンコクで航空機を乗り換え、東北
タイのウドンタニへ。藍染めの絹絣が有名
なドン・ヤン・ポン・ピブン村を訪問しま
す。
(ウドンタニ泊)
専用バスにてロイエットへ。途中、コンケ
ン国立博物館などを見学し、絹織物(プレ
ワーシルク)を製作するポン村、プータイ
族の暮らすコックコン村を訪問します。コ
ックコン村では、織物の製作現場を訪ねる
ほか、村人による伝統的な歌と踊りも楽し
みます。
(ロイエット泊)
専用バスにてスリンへ。途中、垂直紋綜絖
の織機を用いて紋織を製作するタ・サワン
村を訪問します。夜、ご希望の方は、地元
の人びとが集まる夜市へご案内します。
(スリン泊)
午前中、スリン国立博物館や市場を訪問。
その後、専用バスにてウボンラチャタニへ
移動し、ラオスから移住してきた人びとの
暮らすパ・アオ村にて、絹織物や銅製品の
製作を見学。夕方、航空機にてバンコクへ。
着後、航空機を乗り換え、それぞれ帰国の
途につきます。
(機中泊)
着後、解散。
※運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、
宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
(朝 7
昼7
夜7
機内食除く)※利用予定航空会社:タイ国際航空、バンコクエアウェイズ
■お申込みについて: お電話にてお申込み下さい。
後日、お手続書類をお送りします。お申込みの締め切りは 12 月 22 日が目安となりま
す。友の会会員でない方は体験会員制度(本旅行限定で会費 3,000 円)もご利用いた
だけます。詳しくは左記「国立民族学博物館友の会」係までお問合わせ下さい。