シアタープロダクツとシアターユアーズ~劇場を開くこと。

報道関係各位
2013 年 9 月 18 日
京都リサーチパーク株式会社
『シアタープロダクツとシアターユアーズ~劇場を開くこと。』
ものづくりレクチャーシリーズ第5弾
京都リサーチパーク株式会社(略称:KRP(株)、代表取締役社長 森内 敏晴)は、2013 年 9 月 25
日に、ファッションブランド「シアタープロダクツ」プロデューサーの金森香氏と京都精華大学講師の蘆
田裕史氏によるトークイベントを開催します。
「シアタープロダクツ」では服づくりのプロセスを共有できる新しい試みとして昨年 8 月に「シアターユ
アーズ」を立ち上げました。海外でも人気のある「シアタープロダクツ」のものづくりへのこだわりと「シ
アターユアーズ」を始めたきっかけや思いを蘆田氏とのトーク形式で語っていただきます。
講演を聞くだけでなく、講師や参加者同士の対話を通じて、交流を深め、これからのデザインやもの
づくりについてのヒントを得ていただきたいと思います。KRP(株)ではこのような活動によってクリエイタ
ーの交流の場、新事業創出の場を提供していきたいと考えています。
「シアタープロダクツ」は「洋服があれば世界は劇場になる」をコンセプトに、2 名のデザイナーとプロ
デューサー金森香氏によって 2001 年に設立されました。ロンドン、香港等でも販売され、海外からの評
価が高い東京コレクションのブランドの一つとなっています。服の製作から販売までの全過程を「演出」
と捉え、服そのものから着る人の時間・空間までもプロデュースするというこだわりを持っています。
昨年 8 月にはコレクションで発表した服の基本的な型紙や生地等
を販売したり、服づくりのワークショップを開催す
ることで、服を買う・着る以外の楽しみや新たな
知識を得て、共有できるという実験的なプロジェ
クト「シアターユアーズ」をスタートさせました。
今回は金森氏と京都精華大学講師の蘆田氏と
の対談形式で、これらのものづくりについて語っていただきます。
ファッションだけでなく、幅広いジャンルのモノづくりに関わる方々
にお越しいただきたい講演です。終了後は直接講師の方と語り合う交流会も予定しています。
【場 所】 京都リサーチパーク東地区 1 号館 4 階 AV 会議室
【日 時】 2013 年 9 月 25 日(水)18:30~20:00 ※終了後交流会開催
【参加費】 1,000 円(学生 500 円) 交流会 1,000 円 ※いずれも消費税込
【申込】WEB サイトより申込み http://www.krp.co.jp/sangaku/design/c_table/
KRP(株)では、多方面で活躍するクリエイターと語り、双方向のコミュニケーションを体験し、つなが
りを作る場を提供する取り組みの一つとして、ものづくりレクチャーシリーズ「クリエイティブ・テーブル」
を毎月 1 回開催しており、今回は 5 回目の開催となっています。
今後は、ものづくりに関わる企業やデザイナー、産業支援機関等の連携も視野に入れ、KRP を基点
とした様々なクリエイティブ事業が育成される足掛かりとなるイベントを目指しています。
【本件に関する問合せ先】
〒600-8813 京都市下京区 中堂寺南町134
京都リサーチパーク株式会社 産学公連携部 白水(しらみず)
電話:075-315-8491
ファックス:075-322-5348
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E-mail:[email protected]
補足資料-1
○開催概要
【テーマ】 『シアタープロダクツとシアターユアーズ~劇場を開くこと。』
【講 師】 金森 香(かなもり かお)氏 シアタープロダクツ プロデューサー/プレス
【モデレータ】 蘆田 裕史(あしだ ひろし)氏 京都精華大学 講師
【場 所】 京都リサーチパーク東地区 1 号館 4 階 AV 会議室
【日 時】 2013 年 9 月 25 日(水)18:30~20:00
【参加費】 1,000 円(学生 500 円) ※いずれも消費税込
(終了後交流会開催予定:参加費 1,000 円)
【申込・問合せ先】下記 WEB サイトより申込み
http://www.krp.co.jp/sangaku/design/c_table/
京都リサーチパーク株式会社 産学公連携部 白水(しらみず)
電話:075-315-8491
E-mail:[email protected]
【主 催】 京都リサーチパーク株式会社
【共 催】 SOME PROJECT
○講師プロフィール
金森 香(かなもり かお)氏
シアタープロダクツ プロデューサー/プレス。
1974 年生まれ。セントラル・セント・マーチンズ・カレッジ・オブ・
アート・アンド・デザインの批評芸術学科を卒業後、出版社リト
ルモア勤務を経て、2001 年有限会社シアタープロダクツ設立。
10 年より NPO 法人ドリフターズ・インターナショナルをスタートし
理事を務める。12 年、梱包材卸しの株式会社シモジマと商業施
設のパルコによる新業態『WRAPPLE wrapping & D.I.Y.』のクリエ
イティブディレクションを務める。
http://www.theatreproducts.co.jp/
http://drifters-intl.org
http://www.wrapple.jp
蘆田裕史(あしだ ひろし)氏 京都精華大学 講師
1978 年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程
研究指導認定退学。 京都服飾文化研究財団アソシエイト・キュレ
ーターなどを経て、現在、京都精華大学ポピュラーカルチャー学
部 ポピュラーカルチャー学科 ファッションコース専任講師。
主な論文に、「乖離する衣服と身体――アニメ・マンガから見
た 90 年代以降の日本ファッション史」 (西谷真理子編『ファッショ
ンは語りはじめた』フィルムアート社、2011 年)など。
○シアタープロダクツについて (HP より)
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「洋服があれば世界は劇場になる」をコンセプトに、デザイナー武内昭と中西妙佳、プロデューサー
金森香が 2001 年に設立。舶来文化の混在した日本独特のエレガンスをコレクションで発表し続けてい
る。09 年に旗艦店を表参道エリアにオープンした。エンターテイニングなファッションショーも特徴で、ミ
ュージシャンやパフォーマーとのコラボレーションも多い。また、ファッションブランドとして既存の枠組
を超えた場でのプレゼンテーションにも取り組んでおり、07 年には 8 日間アトリエそのものを展示会場
に移し、会社としての日常それ自体を展示する展覧会(「シアタープロダクツの現場」パルコミュージア
ム/東京・渋谷/企画:NANJO&ASSOCIATES)や、09 年には動物やパフォーマーと共に一般客向け
のファッションショー(「スペクタクルインザファーム」那須どうぶつ王国/栃木・那須町)を行う。09 年、
シアタープロダクツのこれまでのグラフィックワークの仕事で植原亮輔(D-BROS/DRAFT)が亀倉雄
策賞を受賞。また、継続的に行っているワークショップ企画「CUT & SEWN」はインドネシア、アイスラン
ドをまわり、現在京都造形芸術大学の授業としても行われている。
○過去の「クリエイティブテーブル」開催概要
第1回
【テーマ】 伝統産業をクリエイティブ産業へ
【講 師】 株式会社細尾 取締役 細尾真孝氏
【日 時】 2013 年 5 月 29 日(水)18:30~20:00
第2回
【テーマ】
【講 師】
【聞き手】
【日 時】
選ぶ→作る/選ぶ→売る
山口 壮大(やまぐち そうた)氏 スタイリスト/ディレクター
蘆田 裕史(あしだ ひろし)氏 京都精華大学講師
2013 年 6 月 27 日(木)18:30~20:00
第3回
【テーマ】 建築的思考から生み出す、モノ、空間、風景
【講 師】 株式会社トラフ建築設計事務所 鈴野浩一氏
【日 時】 2013 年 7 月 26 日(金)18:30~20:00
第4回
【テーマ】 はじまりのデザイン
【講 師】 graf 代表 服部滋樹氏
【日 時】 2013 年 8 月 27 日(火)18:30~20:00
○SOME PROJECT について
株式会社エニアックインターナショナルを中心として、繊維ビジネスにおける新しいスタイル
のものづくり手法と流通手法を構築し、繊維産業の活性化と同時に人材育成や雇用促進につ
ながるビジネスを展開することを目的に、2011 年 7 月に活動をスタート。
京都発世界ブランドを創出するために、これまで講演会の開催や生地産地とデジタルデザイ
ンの融合実験やデザイナーとのコラボレーションなど活動を行ってきた。
今年度は KRP(株)と共同で、KRP 地区内にワークスペースを設け、クリエイターの制作活動
の支援や人材育成を計画している。
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