真剣・発見・育ち合う仲間

形埜小学校通信
Ⅳ-第24号
平成25年9月4日(水)電話84-2002
真剣・発見・育ち合う仲間
『真剣』・『共に育ち合う仲間』
運動に大活躍の形埜の歴史と伝統!
9月2日(月)の2学期始業式で、
二つの表彰伝達をしました。一つは、
岡崎市子ども会球技大会での形埜レ
ーヤーズの第3位の表彰です。練習
も含めて参加したみんなを前に出さ
せて表彰しました。「形埜レイヤー
ズ」というチーム名に込められた思
いに感動したことを話しました。
「み
んなが仲間の一員だ!」という友情
や連帯感こそが、チームスポーツの
大きな魅力だと思います。
もう一つは、岡崎市剣道大会で、これまた第3位に入賞した「形埜剣道教室」の子たち
の表彰です。岡崎市の大会での第3位と言うことで、これまたよくがんばったなあと思い
ました。週3回の練習の積み重ねが、実
を結んだのだと思います。おめでとうご
ざいます。創立140周年記念誌を作成
するために古い写真をひもといていると、
昭和4年の陸上競技優勝記念の写真が、
昭和16年の岩津天神剣道大会で優勝の
写真があります。形埜小学校には、運動
に力を入れて取り組み、努力を重ねて素
晴らしい成績を残してきた先人の歴史と
伝統があります。これを今の子どもたち
も受け継いでいるのだなあと感動を覚えました。
形埜剣道教室の山内さんから、剣道をやる時に、頭に巻く手ぬぐいをいただきました。
紺地に白で「真剣」という文字が染め抜かれています。形埜剣道教室の精神がこの手ぬぐ
いに込められているとお聞きして、素晴らしいなあと思いました。はからずも今年度の校
長としての学校づくりの合言葉を「真剣・発見・育ち合う仲間」とし、学校通信のタイト
ルにも使っています。育てたい子どもたちの姿と教育の方向性を考えた時に、この言葉が
浮かびました。同じ思いを持って子どもたちの教育活動や社会体育活動に取り組んでいる
ことに深い感慨をもちました。これからも形埜っ子が、運動や勉強に真剣に取り組み、自
分たちの力をぐんぐん伸ばしていってほしいと思います。
250904 学校通信『真剣・発見・育ち合う仲間』Ⅳ-第24号
真剣に取り組んだ地震の避難訓練
地震体験車マグマ号で震度7の揺れを体験!
9月4日(水)の5時間目、全校で避難
FBC花壇への水やりやウサギの飼育当番ありがとう!
訓練を行いました。今回の避難訓練は、地
震とそれに伴う火災に対する訓練です。非
常ベルが鳴り、放送による指示が流れると、
子どもたちは、先生たちの誘導で、真剣な
表情で避難をしていました。しかも、今回
は、訓練のその時に、竜巻注意情報も出て
いると言うことで、急遽、避難先を校庭か
ら体育館へと変更して行いました。そんな
中で、子どもたちも落ち着いて行動できていて感心しました。
その後、消防署の方の協力で、岡崎市消防
本部所有の地震体験車マグマ号で地震の揺
れを体験しました。全員の子どもと先生も体
験してみましたが、震度7の揺れはものすご
く地震の怖さを実感しました。特に横揺れは
ひどく、座っている椅子が動いてしまうほど
の大きな揺れでした。起震車に取り付けてあ
る机は、けがをしないように動かないように
固定してありますが、実際に家庭で地震が起
こった時のことを考えると物は落ちてくる
わ、ガラスが割れるわとものすごい揺れになるだろうと思われます。突然の揺れに対応で
きるような備えと共に心構えもしていきたいと改めて思いました。
その後、消防署の方の指導で、地震の時に、身を守るために頭を守る姿勢をすばやく取
ることや火事の時に大声で叫んで助けを呼ぶことなど実際にやってみて覚えました。訓練
の時に人の話をしっかり聞けて行動できるこの子達の姿が、いざという時に必ずいきると
思いました。ためになる良い地震の避難訓練になりました。
250904 学校通信『真剣・発見・育ち合う仲間』Ⅳ-第24号