受 注 工 事 紹 介 技術・研

受注工事紹介
◇ 工事名称/大井小中一貫校建設工事
◇ 発注者 品川区
◇ 工 期 平成17年7月~平成18年12月
平成15年8月に 「小中一貫特区」 として認定さ
れた東京都品川区内で、2番目となる大井地区の
学校となります。
小中一貫校は小学校と中学校の垣根を取り去り、
子供達が小学1年生から継続して9年間学ぶこと
ができ、のびのびした学校生活の中で子供の個性
と能力の伸長を図ることが狙いです。
建物は地下2階・地上5階建、延床面積約18,000
㎡の規模で、校舎棟(普通教室、特別教室)とア
リーナ棟(体育館、開閉式屋根付きプール)の2
棟で構成されています。
校舎棟は外壁がコンクリート打放し仕上げの鉄
筋コンクリート造、アリーナ棟は27mスパンの大
空間をPC梁が支える構造です。
当社の豊富な経験と技術力を生かし平成18年12
月の完成、平成19年4月の開校を目指しています。
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技 術・研 究 開 発 紹 介
トビシマは防災関連技術の技術開発を積極的に推進しています。
トビシマ独自のモバイルパソコン版地震動評価システム
~より安全性の高い建物の提案を可能に~
近年の国内で発生した大地震の観測によれば、設計で使用されて
いる地震動以上の強い地震動が発生する場合があることがわかって
きました。そこで、活断層やプレート境界などの地震発生源を特定
して、そこから検討対象地点に伝達される地震波(サイト波)を予
測する手法が開発されてきています。
2000年鳥取県西部地震や2004年新潟県中越地震等の複数の地震に
対して地震動の解析や地震被害調査を行い、サイト波予測手法のノ
ウハウを蓄積すると共に、モ
バイルパソコンを使用してサ
イト波を短時間で計算できる
システム(地震動評価システ
ム)を開発し、トグル制震構
法を用いた耐震改修工事へも
活用できるようにしました。
居つき施工の耐震補強を実現した外フレーム式トグル制震構法
トグル制震構法は、建物の変形をトグル機構によって増幅してオ
イルダンパーに伝える効率的で経済的な制震構法です。大地震時に
建物の倒壊を防いで人命を守るだけでなく建物本体の損傷を抑制し
ます。小型軽量で採光を妨げず、分散配
置が可能で基礎への負担が小さいので中
高層建物で特に威力を発揮します。
集合住宅の北側に架構を組んでトグル
装置を組み込み、これを建物と連結する
「外フレーム式トグル制震構法」は、工
事中も完了後も建物の利用を一切妨げな
い居つき施工を実現しました。
TDRショット工法
セメントおよび細骨材を主成分としたプレミックスタイプの無機
系モルタルを現場にて練り混ぜ、吹き付ける断面修復工法です。特
殊な硬化促進剤を用いており、はく落のない安定した厚吹付けが可
能です。さらに、粉じんやはね返りの発生が少なくクリーンな作業
環境を実現するととも、付着性、乾燥収縮抵抗性など品質面におい
ても高い性能を有しています。
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