6 2 ダクタイル鉄管 7 . 5 第3 2 号 昭和 5 ものに慣れすぎて、水の尊さを忠れているの ただ目に見えるのは勝手場の水栓のみだ。そ でないですかと、問いかけている。水道施設 れも、ひねれば水が出るのが当り前で、出な かげかたち というものは、路上に何一つの影形もない。 ければ不思議な顔をしているのが偽らざる人 学校とか、道路橋梁のようなものは投資をす 間の感覚であろう。三十五年の水商売、永く ることにより、自に見える直接的な思惑に欲 て短い生活であったが、まだまだ四十年間生 し、一票につながるので議員諸候にとって力 きていそうだ。全国の水道事業者の皆様、一 が入ることとなる口反面、水道は道路下に埋 度は新潟の「水もしたたる美人を拝見する気 設され、浄水場の知きは、人里離れた山の中、 は あ り ま せ ん か oJ 腸麓鱒犠繍醐酬 U I I I O I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I抑 制1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 川1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 0 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 日鵬僧綿綿鵬鱒鶴輔 年問、 1 2万 余 の 人 口 を 擁 し て 繁 栄 し た が 、 歴 代藩主は外様大名として徳川幕府の目を恐れ るため、武力を保持せず、文化に力を入れた 雑感 ことが今日、}茶、生花、能などの隆盛をもた らし、また九谷焼、加賀友禅染、加賀蒔絵な どの美術工芸の発展につながっている。 加賀宝生とは、わが国能楽五流派のひとつ である宝生流の盛んな加賀との意味である。 金沢の町では天から謡が降ってくるといわれ るのは、植木職人、瓦職人が仕事をしながら 謡をうたっている意味である。謡は上流階級 だけのものではなく、庶民のたしなみとして 普及されており、現在でも宴会では謡がうた われており、知らない者は肩身の狭い思いを する。私の近所に幸流小鼓の重要無形文化財 保持者の住駒陽介氏が住んでおられたので、 私は昭和2 6年 能 登 勤 務 を 終 え 、 金 沢 ヘ 帰 る と 石川県企業局長 同 時 に 入 門 し た 。 そ し て 10年 近 く 、 毎 週 お 習 中西ー益 いしたが、新年初謡会、 6月 永 室 謡 会 な ど に は それぞれシテ、ワキの役をいただき素謡を楽 私は、昭和2 2年 3月 金 沢 工 専 土 木 科 を 卒 業 しんだ。謡本 80 冊 を 終 え た 昭 和 35年 、 再 び 能 同年 4月 石 川 県 庁 に 奉 職 し て 33年 間 、 土 木 技 登勤務となり中断した。しかし現在では、宴 術者として土木部一筋に本庁出先と県内各地 会のかくし芸には小謡をうたい、結婚式には の勤務をしてきた。そして、 5 5年 10月企業局 高砂、送別会には舟弁慶、花見会には鞍馬天 ヘ出向、企業局長として広域水道用水供給事 狗とうたっている。兼六園に隣接して県立能 業の建設と、一部給水の営業および県営発電 楽文化会館があり、毎日曜日とはいかないが 所による発電の営業を行っている。 金沢能楽会の月並能、各社中の記念能などが 韓併謡曲との出合し 行われており、これからは謡とともに能を楽 金 沢 市 は 今 を さ る 400年前、豊臣五大老の 筆頭であった前田利家が領有していた加賀能 登越中 3関、百万石の城下町として藩政期 300 しみ、観賞したいと思っている。 争ゴルフとの出合い争 石川県は雪のため、冬期はゴルフ場は閉鎖 6 3 随筆 されるが、昭和 30年 代 に オ ー プ ン し た 片 山 津 習場ヘ通う回数も少なしまたゴルフ場への ゴルフ場は、日本海側最大の名門コースであ 回数も少なく、ここ 2 、 り、片山津、山代、粟津温泉などとタイアッ のゴルフであり、コンべではいつもブーピー 3 年は、年 3~4 回 プ し て 広 く 知 ら れ て い る 。 昭 和 40年代に入り 候補で恥しい限りである口われわれは職業柄 全国的レジャーブームにより県内各地にゴル とかく運動不足であり、健康のためにも広大 フ場が建設され、本県はゴルフ場数 14ヵ所333 な芝生の中、ゴルフを楽しみ、爽快な気分を ホールを有するゴルフ県となった。ゴルフ人 味わうことは大変健康によいと思う口私のゴ 口は年々増加しているが、地方都市として限 ルフは、いわゆる尺取り虫式といわれる非力 界があり、土日曜日以外は閑散としており、 のゴルフであり、豪快さがない口生来の怠け いろいろとウィークデーにはサービスに努め 者で、自分から進んでやらないのが上達につ ている昨今である。 ながらないと反省している。 昭 和 44年 金 沢 勤 務 の 折 、 熱 心 な 友 人 に 恵 ま 今年こそ積極的に練習に励み、コンペに参 れ、ゴルフをはじめた。毎週練習場ヘ、また 加することにより、ハンデイアップを計りた ゴルフ場へと誘われ、厳しく教育された。台 いと考えている。 醸様ても、ゴルフ帰りの足の豆、手足の傷みが 誠に恥しい趣味の話となったが、私にとっ ては、屋外におけるゴルフ、屋内における謡 '懐しい思い出となっている。 この調子で練習に励んでおれば、今頃はシ 曲 、 こ の 2つの趣味を大事にして健康増進、 ングルになっていただろうが、その友人とも 老化防止に、大いに楽しみたいと思っている。 2年で、転勤により能登勤務のため別れた。練 。 , . < 11 1 1 4梅 崎 鴨 川 、1 1 (
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