(PAS)の引き離しを企てた親における3つのレベルの 鑑別診断

片親引き離し症候群(PAS)の引き離しを企てた親における3つのレベルの
鑑別診断
注:PASの診断は子供の症状に基づくものであるが、親権の委譲に関わる裁判所の判事はまず第一に引き離しを企
てた親の症状のレベルに基づくべきで子供のPASの症状は付随的に考慮すべきである。
引き離しを企てた親のレベル
軽症
別居前の重度の
精神障害(1)
中等症
ほとんど存在しない 存在の可能性がある
重症
多くは存在
プログラム化され
た思考の頻度
時折
しばしば
常に
プログラム化され
た発言の頻度
時折
しばしば
常に
排他的作為の頻度
(2)
時折
しばしば
可能ならいつでも
警察や児童保護
サービスに対する
不平の頻度
時折
しばしば
再三
好訴的
時折
しばしば
再三
ヒステリーの既往
(3)
時折
しばしば
非常にしばしば
裁判所命令を違
反する頻度
時折
しばしば
再三
プログラム化増強
のための法制度
悪用の成功率(4)
最小
中等度
再三
親権を得た場合さ
らに強固にプログ
ラム化しようとする
危険性
かなり低い
軽度
非常に高く不可避的
表2
(1). 例えば、依存性精神障害、妄想性人格障害、強迫性人格障害、境界性人格障害、自己愛性人格障害、反社会性
人格障害
(2). 例えば、面接妨害、電話の妨害、学校の成績・通院・精神療法などに関する情報の隠蔽
(3). ヒステリーの1次症状がある:感情爆発、過剰反応、存在しない危険性に対する憶測、大げさな演技性、自己顕示
性、判断障害、他人に罪をかぶせるような怒りの発露、訴訟中における症状の拡大および増強
(4). 引き離しを企てた親は裁判所が審議を遅延させたり、審議に消極的であったり、さらには保証金、罰金、社会奉仕
活動命令、保護観察、自宅監禁、投獄、親権変更などの引き離しを企てた親に対するペナルティを棄却したりすること
を当てにする。